JPH08500565A

JPH08500565A - 流体ディスペンサー装置

Info

Publication number: JPH08500565A
Application number: JP6525664A
Authority: JP
Inventors: ローレンスプリート; リチャードジェイヘミヌーク
Original assignee: ローレンスプリート; リチャードジェイヘミヌーク
Priority date: 1993-05-13
Filing date: 1994-05-11
Publication date: 1996-01-23
Also published as: WO1994026607A1; EP0650443A1; AU6909794A; US5368195A; EP0650443A4

Abstract

(57)【要約】流体ディスペンサー装置（１０）は、流体物質（１２）で満たされたボトル（３６）を受け入れ、そこから流体を流すためにボトルを加圧するための圧力ステーション（１８）を有する。ボトルは、剛性の外側シェル（４０）と、その中に配置された可撓性ライナ（５４）とを有する。流体は、計量ユニット（２０）を通り、手動引金スイッチ（３８）を備えるディスペンサーガン（１４）に流れる。計量ユニットは、引金の作動に応答して、計量された容積の流体（１２）をディスペンサーガン（１４）に送り出し、それを滴り防止弁（１３０）を備える注ぎ口（１２８）を介して小出しする。

Description

【発明の詳細な説明】流体ディスペンサー装置本発明の背景本発明は、一般に、粘性又は半粘性流体を正確に送り出し又は小出しするためのディスペンサー装置に関する。より詳細には、本発明は、好ましくは、計量された流体の容量を素早く連続して、またオペレータの著しい疲労を実質的に最小限にし又はなくす方法で、圧力で流体を小出しするのを容易にするように設計された、改良ディスペンサー装置に関する。このディスペンサー装置は、ある領域の異なる適用に使用するようになっており、その使用はファストフードレストラン環境での調味料の小出しに限定されるものではない。流体ディスペンサー装置は、一般に、計量された量の比較的粘性の又は半粘性の流体を取扱い、また小出しするのに使用されることが知られている。一例として、ファストフードレストランでは、ケチャップ、マスタード、タルタルソース等のような調味料を、サンドイッチ等のようなファストフード食品の製造及び準備の過程で、通常、小出しする。この環境では、選択された調味料を一定の製品品質及び味を維持する方法で、列をなすサンドイッチ又は他の食品に、迅速にかつ正確に計量された分量でつけなければならない。過去に、色々なディスペンサー装置が、レストラン環境での調味料の取扱いや小出し用として提案されている。例えば、ラチェット操作式電動ピストンを、使い捨ての調味料充填カートリッジの中を前進させて、カートリッジ内容物を開口ノズル先端部から押し出すようにした、カートリッジ式ディスペンサーガンが提案されている。しかし、そのような装置は、一般に、適切な反復性を有する計量された分量を提供しない。それどころか、使い捨てカートリッジの容積は、ディスペンサーガンの全体の重量及び一杯に満たされたカートリッジの操作と関連したオペレータの疲労を最小限にするために、比較的制限され、その望ましくない結果として、通常の勤務時間中に頻繁なカートリッジの交換が必要とされる。他の調味料ディスペンサー装置は手動式往復ポンブ要素を利用して、だいたい一定の分量の流動性の調味料を小出しする。しかし、そのようなディスペンサー装置では、各食品をポンプディスペンサーのところに運ばなければないので、ファストフードレストラン等のキッチンでの使用には、一般的に合致しない。従って、そのようなポンプディスペンサー装置は、通常、顧客が調味料を自分で選択し、小出しすることができる、カスタマーセルフサービスカウンターに利用される。この後者の位置では、レストラン職員は必要に応じて、顧客が操作する各ポンプディスペンサーを監視し、補充することが必要である。その上、顧客がポンプディスペンサーに触れることは、調味料の無駄及び／又は汚染の可能性を引き起こす。同様なラチェット式装置及び／又はポンプ装置が、粘性又は半粘性流体を他の適用で小出しするのに使用されている。例としては、しばしば、選択された色を注文で混合した塗料を作るために、塗料及び／又は塗料に用いられる顔料を、計量された量で小出しする。また、多くの工業的適用では、しばしば、接着剤を、重合性エポキシ樹脂の形態で使用される基剤及び促進剤を、ある割合で小出しし、混合することによって、計量された容積で小出しする。あらゆるこれらの流体小出し環境では、計量された容積の迅速かつ正確に反復可能な計量された容積の小出しは、永続的な課題を残してきた。本発明は、粘性又は半粘性流体ん大変反復性の小出しに特に用いられるように設計された、改良ディスペンサー装置を提供し、改良ディスペンサー装置は、流体を迅速かつ容易に、また、オペレータの最小の疲労で小出しするようになっている。発明の構成本発明によれば、流体ディスペンサー装置は、粘性又は半粘性流動性物質を取扱い、また正確に小出しするために提供される。ディスペンサー装置は、比較的大量の供給量の選択した流体を受入れるための、また送出導管を通る流出量を調整するために流体を加圧するための加圧供給ステーションを有する。好ましい態様では、計量ユニットは、供給ステーションと手動式引金を備えるディスペンサーガンとの間の送出導管に沿って取付けられる。計量ユニットは、引金の操作に応答して、正確にかつ繰り返し計量された分量の流体を注ぎ口に送り出し、そこから計量された容積が小出しされる。本装置を、ファストフードレストラン環境等での計量された調味料の小出しについて図示し、説明するが、本装置は、異なる流体を小出しする色々な適用に使用することができることが分かるであろう。本発明の好ましい態様によれば、選択された調味料等の供給流体は、比較的剛性又は半剛性の外側シェル及び比較的非剛性又は可撓性の内側ライナを有する貯蔵ボトル内に収容される。可撓性内側ライナはその中に調味料を有し、外側シェルと内側ライナとの間の空間に加えられた圧力に応答して、それをボトルから圧力で流出すせる。これに関し、供給ステーションハウジングは、ボトル口部をアダプターキャップを介して送出導管に連結して貯蔵ボトルを、取外し可能に受け入れるために設けられる。貯蔵ボトルがハウジング内に設置され、またその安全ドアが閉鎖及びロック位置に移動されるとき、圧力弁がボトルに係合し、圧力気体源と外側シェルに形成された圧力ポートとを連通させる。好ましい態様では、送出導管は、調味料を、定容積の内部シリンダーを構成する回転可能なコアを有する計量ユニットに連通させる。計量ピストンがコアシリンダー内に設けられ、一端から他端に移動するようになっている。貯蔵ボトルからの調味料の加圧流は、計量ピストンをシリンダーの上流端から下流端に移動させ、その結果、対応する計量された容積が送出導管及びディスペンサーガンを通って小出しされる。次いで、回転可能なコアは、半回転ストローク割り出されて、計量ピストンをシリンダーの上流端に戻し、この工程が繰り返される。上述のように、ディスペンサーガンは、計量された分量を小出しするために、半回転ストローク、コアを回転させるように操作可能な引金を有する。引金は、計量ユニットの回転可能なコアに連結された双方向アクチュエータを操作するための、空気引金スイッチを有する。他の態様では、回転可能なコアはディスペンサーガンの本体内に支持されていてもよく、引金は、回転可能なコアをラチェット機構により、部分回転ストローク回転可能なコアを操作するための、手動で引込み可能なレバーを有する。更に、ディスペンサーガンの本体内に取付けられた回転可能なコアは複数の内部シリンダーを有し、そのそれぞれには計量ピストンが取付けられている。本発明の好ましい態様では、ディスペンサーガンは、例えば、ファストフードレストランでの食品の製造過程で、計量された容積の選択された調味料を迅速かつ容易に小出しするために、レストランの店員等により利用される手持ち器具からなる。一変更例では、ディスペンサーガンは顧客の手が届くようになった引金スイッチを備え、例えば、顧客セルフサービスカウンターに位置決めされたディスペンサーステーションハウジング内に設置してもよい。この態様の引金スイッチを押すと計量ユニットが作動し、計量された容積の選択された調味料が小出しされる。本発明の他の特徴及び利点が、本発明の思想を例示として図示する添付図面を参照しつつ、下記の詳細な説明から明らかとなろう。図面の簡単な説明添付図面に本発明を図示する。これらの図面は、図１は、本発明の新規な特徴を具体化した改良された流体ディスペンサー装置の、部分的な、やや概略的な斜視図である。図２は、図２の流体ディスペンサー装置の概略図である。図３は、小出しする粘性又は半粘性流体を含む、好ましい供給ボトルの斜視図であり、供給ボトルの構造の詳細を図示するために一部が切除してある。図４は、圧力ステーションハウジング内に取付けられた供給ボトルを示す、拡大縦断面図である。図５は、図４の線５−５にほぼ沿った拡大横断面図であり、圧力ステーションハウジングの安全ドアが閉鎖されているが、ロックはされていない位置を示す。図６は、図５と同様な横断面図であり、安全ドアが閉鎖され、かつロックされた位置を示す。図７は、図４の一部に対応する拡大縦断面図であり、供給ボトルから引っ込んだボトル圧力弁を示す。図８は、図７と同様な拡大縦断面図であり、供給ボトルと係合するボトル圧力弁を示す。図９は、本発明に使用するための計量ユニットを示す、拡大展開斜視図である。図１０は、図１の線１０−１０にほぼ沿った拡大縦断面図である。図１１は、図１０の線１１−１１にほぼ沿った縦断面図であり、計量ピストンが計量シリンダー内の下流位置へ移動したところを示す。図１２は、図１１と同様な拡大断面図であり、計量ピストンが計量シリンダーの上流端に移動するのを引き起こす、回転可能なコアの運動を示す。図１３は，本発明に使用する好ましいディスペンサーガンを示す拡大展開斜視図である。図１４は、ディスペンサーガンに使用するための滴らない注ぎ口を示す、拡大断面図である。図１５は、複数の供給ボトルが取付けられた変形圧力ステーションを図示する。図１６は、本発明に使用するディスペンサーガンの他の態様を示す拡大斜視図である。図１７は、図１６のディスペンサーガンを示す、ほぼ概略的な平面図である。図１８は、図１６に示すディスペンサーガンの、やや概略的な側面図である。図１９は、本発明を更に変更した態様を図示する断面斜視図である。実施例図面に例示するように、符号１０で図１に全体が示されたディスペンサー装置は、選択された粘性又は半粘性流体１２を容易に小出しするために提供される。図１は、選択された調味料１２等の流動性物質を、ファストフードレストラン等で準備するハンバーガー１６の列に送り出すための、手持ちの手動ディスペンサーガン１４を有するディスペンサー装置１０を示す。ディスペンサーガン１４は、供給調味料１２を受入れ、また加圧するための供給ステーション１８と、正確に計量した容積で、調味料１２のディスペンサーガン１４への流れを調整するための計量ユニット２０に連結されている。本発明のディスペンサー装置を、一定の質及び味のおいしい食品を作るために、反復かつ、ほぼ一定に計量された容積の流動性物質１２を比較的正確に送り出さなければならない、特にファストフード又は同様なレストラン環境での使用について、図示し、詳述する。これに関し、図１にディスペンサー装置１０の好ましい態様を示し、供給ステーション１８及び計量ユニット２０が、食品製造工程の妨げにならないように、カウンター下の位置に位置決めされているところを示す。送出導管２２が、適当な空気制御管２８及び３０と共に、カウンター２６の適当なポート２４を貫通している。本装置を、計量された分量のケチャップ、マスタード、タルタルソース等の調味料１２を次々に作られたハンバーガー又は他の食品につけるのに使用しているところを示すが、分量の計量を必要としたり、しなかったりする他の業務環境において、他の種類の粘性又は半粘性の流動性物質を取扱ったり、小出ししたたりしてもよいことが分かるであろう。例えば、ディスペンサー装置１０は、正確に計量された容積の塗料又は選択された色の塗料を混合するのに用いられる塗料顔料を送り出し、又は、他の物質、例えば、接着剤及び／又はその成分を送り出すのに使用してもよい。一般的には、図１及び図２を参照すると、供給ステーション１８は、選択された調味料１２で満たされた供給ボトル３６をハウジング内部に取外し可能に設置するのを許す、ヒンジ止めされた安全ドア３４を備える、比較的コンパクトなハウジング３２を有する。供給ボトル３６は、計量ユニット２０へ、更にはディスペンサーガン１４へ延びる送出導管２２に連結される。安全ドア３４が閉鎖され、かつロックされているとき、供給ボトル３６の内容物は、引金スイッチ３８の手動操作に応答して、調味料１２の圧力によるディスペンサーガンヘ流出を調整するように、加圧される。好ましい態様では、下記に詳述するように、図示された装置は、約１オンス以下の計量された分量を、１秒につき１分量の割合で、選択された調味料１２を迅速に小出しするように設計されている。図３及び図４は、供給ボトル３６の好ましい態様の１つを示す。より詳細には、供給ボトル３６は、吹込成形ＰＥＴプラスチック等の比較的剛性又は半剛性の、プラスチック製吹込成形外側シェル４０を有する。外側シェル４０は、ボトルを平らな面に、立てた位置で支持するようになったベースカップ４４に、通常、接着接合等によって取付けられた、ほぼ半球状の底壁４２を有する。ボトルシェル４０の上端は上方に突出した頸部４６を構成し、典型的には、雄ねじ５０と組み合わさった剛性頸部中継リング４８を有し、在来の閉鎖キャップ５２を螺合して取付ける。可撓性内側ライナ５４は、供給ボトル３６の外側シェル４０内に位置し、調味料１２又は他の流動性物質で満たすようになった変形可能なブラダー（bladder ）を構成する。ライナ５４の上端は、ボトルシェル４０の頸部４６に接合され、ライナ５４を内容物で満たし、又は内容物をボトル頸部４６を通して小出しすることができるようになっている。好ましい態様では、可撓性内側ライナ５４は、吹込成形工程で外側シェル４０と共に成形され、この工程は、ライナ５４の吹込み部分とシェル４０の吹込み部分との接合を回避し、或いは、後述するように、加圧流体又は気体をこれらの間の空間に導入する際に、これらの構造の層剥離を可能にする。図１に最も良く示されているように、供給ステーションハウジング３２の安全ドア３４が開いているとき、供給ボトル３６をハウジング内部に迅速かつ容易に設置することができる。ここで、ボトル３６は、頸部４６及び頸部リング４８をボトル支持プラットフォーム５８に形成された側部開放溝５６に圧入して、ハウジング３２に立てた位置で置く。この位置で、ボトル３６の下端は、ステーションハウジング３２の下方領域内に配置されたボトル加圧ユニット６０（図４、７及び８）の上の、自動調心位置に垂下する。更に、頸部４６は、送出導管２２の上流端のポートを備えるアダプターキャップ６２を螺合取付けする位置へと、支持プラットフォーム５８の上に短い距離だけ突出している。ボトルの閉鎖キャップ５２は、勿論、ボトルがステーションハウジングに設置される前に外され、またアダプターキャップ６２は、ボトルがハウジングに設置される直前にボトル頸部に螺合される。ここで、側部開放導管用溝６４は、アダプターキャップ６２及び関連する送出導管２２が連結されたボトルの設置を容易にするように、都合良くハウジング３２の上壁に形成されている。アダプターキャップ６２は、送出導管２２の上流端を、供給ボトル３６の内側ライナ５４内の調味料１２に連結させるように機能する。在来の冷蔵庫機械部品を有し、さもなければ熱電熱交換装置を有する冷蔵装置６３（図１）が、ボトル３６及びその内容物１２がハウジング３２内に取付けられているときに、それらを冷やすために設けられている。安全ドア３４は、供給ボトル３６を内部に収めて、ドアを閉鎖位置にロックするための摺動ラッチ６６を有する。本発明の機能によれば、安全ドアが閉鎖され、かつロックされるとき、摺動ラッチ６６がドアスイッチ６８に係合し、ボトル内容物の加圧が始まる。より具体的には、図５及び図６を参照しつつ、摺動ラッチ６６は、ノブ７０で、ステーションハウジング３２のキーパ７２に対し、ラッチをロックしない位置とロックする位置との間で変位させるように、ドア３４の正面から操作可能である。摺動ラッチ６６が閉じ、かつロックされるとき、図６に示すように、ラッチ６６の一部がドアスイッチ６８に係合して、それを押し、ボトルの加圧を開始される。他方、図５に示すように、摺動ラッチ６６が開放位置に移動するとき、ドアスイッチ６８の係合が外れ、それに伴って、加圧空気又はＣＯ₂カートリッジ等の圧力源７４（図２）が装置部品から解除される。そのような装置部品の減圧は、加圧状態の供給ボトル３６に近づくのを有意義に阻止する。図７及び図８は、安全ドアが閉じ、かつロックされているとき、供給ボトル３６に係合し、それを加圧するためのボトル加圧ユニット６０の操作を示す。図示するように、加圧ユニット６０は、ステーションハウジング３２に取付けられた下端を備えるリフトシリンダー７６を有する。可動ラム（ram）７７は、リフトシリンダー７６から上方に突出し、ボトル３６の底部と係合するボトル圧力バルブ７８を支持する。図８に示すように、圧力バルブ７８をボトルの底部に係合させるように移動させることを目的として、特に、安全ドア３４が閉じかつロックされるとき、圧力源７４がリフトシリンダーに連結され、ラム７７を上方向に変位させる。他方、安全ドア３４がロックされていないとき、ドアスイッチ６８が、リフトシリンダー７６を加圧源７４から外し、その結果、そこに支持されたラム７７及び圧力バルブ７８が、図７に示すボトルから間隔を隔てた位置へ、下方に変位する。リフトシリンダー７６には色々な態様があるが、好ましい業務用装置が、オハイオ州シンシナチ州にあるクリパード・インストルメント・ラボラトリー社（Clippard Instrument Laboratory,Inc.）によって、製品番号ＵＳＲ− １７として販売されている。また、ボトル圧力バルブ７８は、簡単なバネ付勢で、ボトル３６の底部に向かって移動するように、ラム７７等に取付けてもよい。安全ドア３４が閉じ、かつロックされるとき、圧力弁７８もまた、空気管８０を経て加圧源７４に連結される。空気管８０は、加圧気体を圧力調整器８１（図２）を通ってボトルスイッチ８２に供給し、更には、供給ボトル３６の底部に係合するように位置決めされたＯリングガスケット８６と整列した開放下流端を有する流出ポート８４を通って供給する。より具体的には、圧力バルブ７８の上方移動により、図８で見て、圧力バルブ７８を上方に移動させる。圧力バルブ７８はボトルベースカップ４４の中央開口部８７に嵌まり、流出ポート８４がボトルの底部の圧力流入ポート８８（図８）と連通するように、ガスケット８６が移動してボトルシェル４０の下端と密封係合する。この圧力バルブ７８がボトル底部と密封係合すると、ボトル底部に接触する際にボトルスイッチ８２が引っ込み、加圧気体のボトル内部への流路が開放され、ボトル内部の気体が加圧される。再び、圧力バルブ７８の具体的な構造の詳細は変更してもよいが、好ましい装置は、オハイオ州シンシナチ州にあるクリパード・インストルメント・ラボラトリー社（Clippard Instrument Laboratory,Inc.）により、製品番号ＭＡＶ−２Ｃとして販売されている。図８に示すように、供給ボトル３６への加圧気体は、流入ポート８８を通って、外側シェル４０とボトルの内方可撓性ライナ５４との間の隙間に流れる。すなわち、ライナを強制的につぶすことを目的として、加圧気体でシェルとライナとの間の空間で構成される圧力チャンバ５５を満たし、加圧気体がライナ５４に調整された圧力を加え、それに伴い、調味料１２がアダプターキャップ６２と送出導管２２とを通って、ボトルから流出する。しかし、重要なのは、上昇圧力バルブ７８のボトルスイッチ８２は引っ込まず、従って、ハウジング３２内のボトルの存在を感知しないので、供給ボトル３６を予め設置することなしに、安全ドア８４を閉じてもハウジングの内部に加圧気体は流入しないことである。流動性の調味料１２は、供給ボトル３６を出て送出導管２２を通り、計量ユニット２０に流れる。一般的な操作では、計量ユニット２０は、ディスペンサーガン１４の引金スイッチ３８の手動による操作に応答して、所望の具体的分量の正確に計量された容積で、調味料を小出しするのを調整する。図９乃至図１２に、計量ユニット２０がより詳細に示され、一般に、送出導管２２と整列して取付けられたハウジングブロック９２内に支持された円筒状ロータリコア９０を有する。より具体的には、ハウジングブロック９２は、送出導管２２と整列して連結するための流入口継手９３と流出口継手９４とを有し、それらは、比較的大きいほぼ円形のクロスボア９６に対して正反対の位置にある。ロータリコア９０はほぼ円筒形状を有し、ハウジングブロック９２のクロスボア９６に摺動嵌めで設置するようになっている。計量シリンダー９８はコア９０の直径方向に貫通するように形成され、コア９０をハウジングブロック９２内で適当に回転させて方向決めして、流入口継手９３と流出口継手９４との間に整列して位置決めされる。Ｏリングシール１００が、コア９０の計量シリンダー９８の軸線方向反対側に設けられ、クロスボア９６内でハウジングブロック９２に密封係合する。図１１及び図１２は、流入口継手９３と流出口継手９４とで構成される流路よりやや大きい断面寸法を有するロータリーコア９０を備える計量シリンダー９８を示す。計量ピストン１０２は、後に詳述するように、前後に移動するように計量シリンダー９８に摺動可能に嵌められている。従って、計量ピストン１０２もまた、継手９３と継手９４とで構成される流路より大きい断面寸法を有し、ピストン１０２がロータリコア９０の周囲を越えて移動できないようになっている。通常の操作では、供給ボトル３６内の加圧された調味料は、送出導管２２を通って計量ユニット２０の流入口継手９３に流れる。計量シリンダー９８が継手９３及び継手９４と整列していることを条件として、上述したように、加圧されたこの導管の流れによって、図１１に示すように、計量ピストン１０２を計量シリンダー９８に沿ってその下流に強制的に変位させる。そのようにピストン１０２を計量シリンダー９８の下流端に変位させることにより、計量シリンダー９８を小出しすべき計量された容積の調味料で効果的に満たす。小出しを望むとき、ロータリコア９０は、図１２の矢印１０３の方向に、ハウジングブロック９２内で1/2回転の部分円形ストローク移動する。このコア９０の半回転移動により、計量ピストン１０２の位置が計量シリンダー９８の上流端に逆転する。シリンダー９８が継手９３及び継手９４と整列して配置される静止位置に戻るとき、供給ボトル３６内の加圧された調味料により、ピストンがシリンダー９８を通ってその下流端に向かって再び強制的に移動する。ピストン１０２がシリンダー９８の下流端に移動して戻る間、ピストン１０２は計量された容積の調味料１２を流出口継手９４を通って効果的に小出しし、計量シリンダー９８に次の計量された容積を流入させ、それを満たす。従って、半回転ストロークによるコア９０の連続的な回転は、計量された分量の調味料１２を流出口継手９４を通して小出しするのに効果的である。計量ユニット２０は、コア９０を所望の半円ストローク変位させるためのロータリアクチュエータ１０４を有する。図１及び図９に最も良く示されているように、ロータリアクチュエータは、空気圧を１対の圧力管路１０７及び１０８を通って、アクチュエータユニット１１０の反対の端に供給するための制御弁１０６を備える、双方向空気シリンダー装置を有する。制御弁１０６は引金スイッチ３８が押される度に作動し、ディスペンサーガン１４を空気制御管路２８、３０を介して制御弁１０６に連結させることによって、駆動ハブ１１２を半円の増分回転させる。安全ドアが閉じ、かつロックされるとき、加圧された制御流体が、圧力源７４から空気ルア（lure）１１３を介して制御弁１０６に供給される。ハブ１１２は、ロータリコア９０の駆動ポート１１６に摺動嵌めで合致するように位置決めされた一対の軸線方向駆動ピン１１４を有する。このロータリアクチュエータの構造的詳細部分は異なる形式であってもよいが、好ましいアクチュエータ装置は、イリノイ州マニー（Monee）に所在するビンバ・マニファクチャリング・カンパニー社（Bimba Manufacturing Company）によって、ビンバ・ニューターン・ロータリ・アクチュエータ（Bimba Pneu-Turn Rotary Actuator）の名で市販されている。図９は、計量ユニット２０を示し、それは、例えば、食品を提供する環境において必要とされる清掃及び保守のために、迅速に組み立て及び分解できるようになっている都合の良い形態になっている。例えば、ロータリアクチュエータユニット１１０は、例えば、食品を提供する環境ではカウンター下の位置に、しっかりと固定することのできるベースプレート１１８の固定位置に取り付けられる。ハウジングブロック９２は、ウイングナット１２０又は他の適当な迅速解除固定具で、駆動ピン１１４がハウジングブロック内のコア９０に係合する位置でべースプレート１１８に、取外し可能に連結されるようになっている。ハウジングブロック９２及びコア９０はコア９０を駆動ピン１１４から摺動移動させた後、ウィングナット１２０により迅速かつ容易に分解される。このような配置で、営業日の終わりに清掃するために、計量ユニットの流体接触部品を、迅速かつ容易に分解し、また同様に、引き続く操作のために簡単に再組み立てることができる。更に、コア９０をフランジ１２２と駆動ハブ１１２との間に制限された操作位置に正確に位置決めするために、半径方向内方に延びる短いフランジ１２２をクロスボア９６の軸線方向外側に設けてもよい。図１３及び図１４に示されるディスペンサーガン１４は、比較的小さく、かつ軽いピストル形状の器具からなる。ディスペンサーガン１４は、引金スイッチ３８に連結された空気制御管路２８、３０を介して、計量ユニットに適当に連結された底端部を有する把手１２４を備える。送出導管２２は、把手１２４を通り、銃身１２６を通って湾曲して下流端に延び、注ぎ口１２８内に螺合して固定される。滴り防止弁ディスク１３０が、ねじ山付きクランプリング１３２等によって注ぎ口１２８の上に、都合よく取り付けられている。図１３は、銃身１２６の一部を形成する、断面がドーム状の半円の取外し可能なキャップ部材１３４を示し、キャップ部材は、送出導管２２の取付け及び／又は清掃の目的での取外しが容易になるように、ねじ１３６により取外すことができる。使用中、食品提供オペレータは、図１に示すハンバーガー１６のような製造された食料品の列の上で、ディスペンサーガン１４を迅速かつ容易に操作し、引金スイッチ３８を適当に押して、計量された容積の調味料を小出しすることができる。そのような小出しを、計量シリンダー９８の断面容積からピストン１０２によって占められる容積を差し引いた容積に相応する計量された分量で、１秒間につき１サイクルの速さで、迅速に行うことができる。これについて、選択された容積の適当な計量シリンダーを有するロータリコアに適当に交換することにより、又は異なる体積寸法のピストン１０２を使用することにより、異なる具体的な計量された容積を迅速かつ容易に選択することができる。計量ユニットは、選択された容積を注ぎ口１２８を通して小出しするためのディスペンサーガン１４に、増分的に供給するように調味料の流量を制御する。滴り防止弁ディスク１３０は小出しサイクル中、望ましくない調味料の滴りを防止する。図１５は、本発明の他の態様を示し、変形した供給ステーションハウジング３２’は、前述のように構成された複数の供給ボトル３６を受入れ、かつ支持するようになっている。この変形例では、各供給ボトル３６は、ハウジング３２’内に別々に支持され、対応するアダプターキャップ６２を介して専用送出導管２２に連結される。ヒンジ留めされた安全ドア３４’は、閉鎖されかつロックされた位置でドアスイッチ６８に係合する掛け金６６を有し、その結果、加圧流体が、各供給ボトル３６の下にそれぞれ取付けられた複数のボトル加圧ユニット６０（図１５に図示せず）へ供給される。重要なことは、各加圧ユニット６０のボトルスイッチ８２は、供給ボトル３６が取付けられていない限り、加圧流体の流れを防止することである。従って、１以上のボトル取付け位置が空いていても、マルチボトルハウジング３２’は操作可能である。複式送出導管２２は、通常、それぞれ、関連する計量ユニット２０及びディスペンサーガン１４に連結され、同時に、同じ又は数種の異なる流動性物質を小出しする能力を提供する。図１６乃至図１８は、計量ユニット２０’が取付けられたディスペンサーガン１４’の変形例を示す。本発明のこの変形例では、把手１２４’が、シリンダーガンハウジング１４２の上流側のマニホールド１４０に、流体を流すための送出導管２２に連結される。回転する計量コア９０’が、ハウジング１４２内のクロスボア９６’内に支持され、また、直径方向に形成され、互いに６０゜の間隔で配置され、軸線方向に間隔を隔てた複数の計量シリンダー９８’を備える。各シリンダー９８’は、前述と同じ方法で流量を計量するための計量ピストン１０２を有する。ガン１４’の引くことができる引金レバー１４４は、コア９０°を約６０゜の増分の部分円形ストローク回転させるように、バネ式爪１４６を操作する。コア９０のそのような回転で、図示するように、調味料をマニホールド１４０から複数のポートを有するディスペンサー注ぎ口１２８’に流すために、３つの計量シリンダー９８’が１つずつ整列する。本ハウジングの他の変形例においては、図１６乃至図１８に示す複式銃身ディスペンサーガン１４’は多岐管を有し、その各シリンダー９８’が、異なる調味料に関連する専用導管２２に別々に連結されるようになっている。従って、ガンを、図１５に示す３つのボトルのように、いくつかの異なる供給ボトルに連結することができ、レバー１４４を連続的に操作すると、異なる調味料が小出しされる。複式小出しポートは、図１６に示すように横並びに配置され、さもなければ、同心円等に配置してもよい。本発明の更なる変形例である調味料セルフサービスステーション１５０を図１９に示す。この実施例では、供給ステーション及び計量ユニットは、カウウンター１５２の下のような適当な密封位置に設置され、送出導管２２はカウウンターを通ってセルフサービスステーション１５０の後側に延びる。ステーション１５０内で、送出導管はディスペンサーガン構造（図示せず）を貫通し、引金スイッチ１５４は、直接、顧客の手が届くように、ユニット１５０の前面に取付けられている。顧客は、ハンバーガ−１６のような食品を注ぎ口１２８’’の下の位置に置き、その位置で、顧客が引金スイッチ１５４を押す度に、測定した又は計量した調味料１２を受ける。この実施例では、供給調味料は店の顧客の手に届かず、また調味料は、調味料の無駄の可能性を削減するために、調整された容積で小出しされる。図９に示すステーションの形態は、図１５に示す型の複式ボトル供給ステーション３２’を使用してもよく、それは、正確に計測した容積の異なる流体を小出しするようにボタンを押すか、さもなければ同様な操作をするための、相応する複数の引金スイッチ１５４を備える。そのような構成は、レストランで異なる調味料を小出し、又は塗料の特注色の混合のような他の小出しに使用するのに適している。従って、本発明のディスペンサー装置１０は、色々な実施例で、繰り返し計量された容積の１以上の流動性物質を小出しするための、効果的かつ正確な装置及び方法を提供する。流体は、比較的軽くかつ操作容易のディスペンサー装置の使用によって、迅速かつ容易に小出しされ、それにより職員の疲労を少なくする。ディスペンサーガンは、容易に取り扱え、かつ小出しされる流体物質の正確な提供箇所がよく見える形式にするとよい。本発明のディスペンサー装置の様々な更なる変更及び改良が、当業者に明らかであろう。従って、添付の請求の範囲に列記された発明以外の、上記説明及び添付の図面は、本発明を限定することを意図するものではない。

【手続補正書】特許法第１８４の７第１項【提出日】１９９４年７月２６日【補正内容】請求の範囲１．開放口と圧力ポートとが間隔を隔てて形成された外側シェルと、前記外側シェル内に設けられ、流体が前記内側ライナに及び内側ライナから前記開放口を通って流れるのを許すための、前記外側シェルのほぼ前記開放口のところに連結された変形可能な内側ライナとを有し、前記外側シェルと内側ライナは、前記圧力ポートに流体連通して、それらの間に圧力チャンバを協働して構成する、供給ボトルを使用する流体ディスペンサー装置であって、前記ディスペンサー装置は、前記供給ボトルを受入れ、かつ支持しするための、更に、圧力源を前記圧力ポートを介して前記圧力チャンバに連結し、それにより前記内側ライナとそこに含まれる流体を加圧するための手段を備える供給ステーションを有し、前記供給ステーションは、前記供給ボトルをほぼ口のことろで支持するための手段と、圧力源を前記圧力チャンバに連結するための手段とを有し、前記内側ライナから、圧力で流体を流すための前記ボトル口部に連結された送出導管とを有するディスペンサー装置。２．前記送出導管からの流体の流れを調整するためのディスペンサー制御手段を更に有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。３．前記供給ボトルは、両端に形成された前記開放口と前記圧力ポートとを有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。４．前記供給ボトルは、前記開放口が形成された頸部を備える吹込成形プラスチックボトルを有し、また前記供給ステーションは、前記ボトルを支持するための、前記頸部と係合する手段とを有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。５．前記前記供給ボトルの外側シェルは、前記内側ライナと比べて比較的剛性であることを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。６．前記圧力源は圧力気体であることを特徴とする、請求項１に記載のディスぺンサー装置。７．前記圧力弁手段は、前記圧力ポートを囲む関係で前記外側シェルに密封係合し、前記圧力弁手段は、更に、前記外側シェルに密封係合する際、圧力源を前記圧力チャンバに連結するための手段を有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。８．前記供給ステーションは、前記供給ボトルを受入れ、かつ支持するためのハウジングを有し、前記ハウジングは、前記供給ボトルを前記ハウジングに取外し可能に設置させる開放位置と、前記ハウジング内の前記供給ボトルに手が届くのを防止する閉鎖位置との間で移動可能なドアと、前記ドアが閉鎖位置にない限り、圧力源が前記圧力チャンバに連結されるのを防止するための安全スイッチ手段とを有することを特徴とする、請求項７に記載のディスペンサーステーション。９．前記供給ステーションは、前記ハウジング内の温度を調整するための温度制御手段を更に有することを特徴とする、請求項８に記載のディスペンサー装置。１０．前記送出導管は、前記内側ライナ内に含まれる流体が、前記開放口とアダプターキャップを通って前記送出導管に流れるのを許すように、前記供給ボトルに連結するためのアダプターキャップを備える上流端を有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。１１．前記ディスペンサー制御手段は、前記送出導管と整列して取付けられたディスペンサーガンと、前記送出導管を通って前記流体の流れを調整するための、前記ディスペンサーガンに備えられた引金手段とを有することを特徴とする、請求項２に記載のディスペンサー。１２．前記送出導管に沿って整列して取付けられ、流体が、所定の計量された容積で前記送出導管を通って、圧力で流れるのを許すように作動する計量ユニットを更に有し、前記引金手段が前記計量ユニットを操作することを特徴とする、請求項１１に記載のディスペンサー装置。１３．前記ディスペンサーガンは、前記送出導管の下流端に配置された小出し注ぎ口を有し、更に、前記注ぎ口からの流体の滴りを防止するための、滴り防止手段を有することを特徴とする、請求項１１に記載のディスペンサー装置。１４．前記送出導管に沿って整列して取付けられ、流体が、所定の計量された容積で前記送出導管を通って、圧力で流れるのを許すように作動する計量ユニットを更に有し、前記ディスペンサー制御装置は前記計量ユニットを操作することを特徴とする、請求項２に記載のディスペンサー装置。１５．前記計量ユニットは、ほぼ直径方向に貫通する計量シリンダーを備え、該シリンダー内には摺動可能に受け入れられた計量ピストンが備えられた、回転可能なコアを有し、前記制御手段は、前記コアを前記送出導管とほぼ整列して配置した位置に移動させ、それにより前記内側ライナ内の流体が、圧力で前記シリンダーに流れ、前記ピストンを前記シリンダーの下流端に移動させ、前記シリンダーの残余の体積を計量された容積の流体で満たすための手段を有し、前記コア移動手段は、前記コアを前記送出導管に対して前記シリンダーの反対側の位置に回転させ、それにより前記ピストンを前記シリンダーの上流端に移動させ、それにより前記シリンダー内の前記計量された容積の流体が小出しのために前記送出導管に放出され、さらに、前記ピストンを再び前記シリンダーの下流端に移動させるために、次の計量された流体の容積が、圧力で前記内側ライナから前記シリンダーに流れることを許すための手段を有することを特徴とする、請求項１４に記載のディスペンサー装置。１６．前記コア移動手段は、前記コアを所定回転増分移動させることを特徴とする、請求項１５に記載のディスペンサー装置。１７．前記コアには、複数の前記計量シリンダーが形成され、そのそれぞれには、ピストンが取り付けられ、また更に、前記送出導管を前記シリンダーに連結するための、前記コアの上流端に備えられたマニホールド手段を有することを特徴とする、請求項１５に記載のディスペンサー装置。１８．前記計量ピストンは、前記シリンダーの下流端を越えて移動するのを防止する断面寸法及び形状を有することを特徴とする、請求項１５に記載のディスぺンサー装置。１９．前記計量ユニットは、更に、前記送出導管と整列して連結された流入口継手と流出口継手とを備えるコアブロックを有し、前記コアは、前記コアブロックに形成されたクロスボア内に取付けられ、清掃を容易にするために摺動させて取外しするようになっていることを特徴とする、請求項１５に記載のディスぺンサー装置。２０．前記コア移動手段は、回転可能な駆動ハブを備える空気アクチュエータを有し、前記コアは、前記駆動ハブと前記コアブロックの保持フランジとの間に軸線方向に取付けられていることを特徴とする、請求項１９に記載のディスペンサー装置。２１．前記供給ステーションハウジングは、前記複数の前記供給ボトルを受入れ、かつ支持するための手段と、前記供給ボトルに対して対応する、相応数の前記圧力弁手段とを有することを特徴とする、複数の前記供給ボトルを使用する、請求項１に記載のディスペンサー装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ヘミヌークリチャードジェイアメリカ合衆国カリフォルニア州 93063 シーミヴァリーチェリードライヴ 3277

Claims

【特許請求の範囲】１．開放口と圧力ポートとが間隔を隔てて形成された外側シェルと、前記外側シェル内に設けられた変形可能な内側ライナとを有し、前記内側ライナは、流体が前記内側ライナに及び内側ライナから前記開放口を通って流れるように、前記外側シェルのほぼ前記開放口のところに連結され、前記外側シェルと内側ライナは、前記圧力ポートに流体連通して、それらの間に圧力チャンバを協同して構成する供給ボトルと、前記供給ボトルを受入れ、かつ支持し、また圧力源を前記圧力ポートを介して前記圧力チャンバに連結し、それにより前記内側ライナと、そこに入っている流体を加圧するための手段を有する供給ステーションと、流体を前記内側ライナから圧力で流すための、前記ボトル口部に連結された送出導管と、前記送出導管を通る流体流を調整するためのディスペンサー制御手段とを有する流体ディスペンサー装置。２．前記供給ボトルが、両端に形成された前期開放口と前記圧力ポートとを有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。３．前記供給ボトルが、吹込成形プラスチックボトルであることを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。４．前記供給ボトルの前記外側シェルは、前記内側ライナと比べて比較的剛性であることを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。５．前記圧力源が加圧気体であることを特徴とする、請求項１に記載のディスぺンサー装置。６．前記供給ステーションが、前記供給ボトルをほぼ開放口のところで支持するための手段と、前記圧力ポートを囲む関係で前記外側シェルを密封係合するための圧力弁手段とを有し、前記圧力弁手段は、更に、前記外側シェルに密封係合する際、圧力源を前記圧力チャンバに連結するための手段を有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。７．前記供給ステーションが、前記供給ボトルを受入れ、かつ支持するためのハウジングを有し、前記ハウジングは、前記供給ボトルを前記ハウジングに取外し可能に設置させる開放位置と、前記ハウジング内の前記供給ボトルに手が届くのを防止する閉鎖位置との間で移動可能なドアと、前記ドアが閉鎖位置でない限り、圧力源が前記圧力チャンバに連結するのを防止するするための安全スイッチ手段とを有することを特徴とする、請求項６に記載のディスペンサー装置。８．前記圧力弁手段が、前記ハウジング内に供給ボトルがあるかを検知し、前記供給ボトルが前記ハウジング内に取付けらているときにのみ、流体が圧力源から前記圧力弁手段を通して流れるのを許すための手段を有することを特徴とする、請求項７に記載のディスペンサー装置。９．前記圧力弁手段が前記ドアの閉鎖に応答して、前記外側シェルから間隔を隔てた操作不能位置から前記外側シェルに係合する操作可能位置に、前記外側シェルを密封係合させるための前記手段を変位させるための手段と、前記ドアの開放に応答して、前記密封係合手段を前記操作可能位置から前記操作不能位置に移動させるための手段とを有することを特徴とする、請求項７に記載のディスペンサー装置。１０．前記圧力弁手段が、前記供給ボトルが前記ハウジング内にあり、かつ前記ドアが閉鎖位置にある間、前記密封係合手段の前記外側シェルへの係合を維持するための手段を有することを特徴とする、請求項７に記載のディスペンサー装置。１１．前記供給ステーションは更に、前記ハウジング内の温度を調整するための温度制御手段を有することを特徴とする、請求項７に記載のディスペンサー装置。１２．前記送出導管が、前記内側ライナ内に含まれる流体が前記開放口とアダプターキャップを通して前記送出導管に流れるのを許すように、前記供給ボトルに連結させるためのアダプターキャップを備える上流端を有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。１３．前記送出導管と整列して取付けられたディスペンサーガンを更に有し、前記ディスペンサー制御手段は、前記送出導管を通る流体流を調整するための前記ディスペンサーガンに備えられた引金手段を有することを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。１４．前記引金手段が、空気引金であることを特徴とする、請求項１３に記載のディスペンサー装置。１５．前記引金手段が手動式引金であることを特徴とする、請求項１３に記載のディスペンサー装置。１６．前記送出導管と整列して取付けられ、流体が圧力で、前記送出導管を通って所定の計量された容積を流すように作動可能な計量ユニットを更に有することを特徴とする、請求項１３に記載のディスペンサー装置。１７．前記ディスペンサーガンが、前記計量ユニットから下流の位置に、前記送出導管に沿って取付けられることを特徴とする、請求項１６に記載のディスペンサー装置。１８．前記ディスペンサーガンに、前記計量ユニットが取付けられていることを特徴とする、請求項１６に記載のディスペンサー装置。１９．前記ディスペンサーガンは、前記送出導管の下流端に配置された小出し注ぎ口を有し、更に、前記注ぎ口からの流体の滴りを防止するための滴り防止手段を有することを特徴とする、請求項１３に記載のディスペンサー装置。２０．前記送出導管と整列して取付けられ、流体が圧力で送出導管を通って所定の計量された容積だけ流れるように作動する計量ユニットを更に有し、前記ディスペンサー制御手段が前記計量ユニットを作動させることを特徴とする、請求項１に記載のディスペンサー装置。２１．前記計量ユニットは、ほぼ直径方向に貫通する計量シリンダーを備え、該シリンダー内には摺動可能に受け入れられた計量ピストンが備えられた、回転可能なコアを有し、前記制御手段は、前記コアを前記送出導管とほぼ整列して配置した位置に移動させ、それにより前記内側ライナ内の流体が、圧力で前記シリンダーに流れ、前記ピストンを前記シリンダーの下流端に移動させ、前記シリンダーの残余の体積を計量された容積の流体で満たすための手段を有し、前記コア移動手段は、前記コアを前記送出導管に対して前記シリンダーの反対側の位置に回転させ、それにより前記ピストンを前記シリンダーの上流端に移動させ、それにより前記シリンダー内の前記計量された容積の流体が小出しのために前記送出導管に放出され、さらに、前記ピストンを再び前記シリンダーの下流端に移動させるために、次の計量された流体の容積が、圧力で前記内側ライナから前記シリンダーに流れることを許すための手段を有することを特徴とする、請求項２０に記載のディスペンサー装置。２２．前記コア移動手段は、前記コアを半回転移動させることを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。２３．前記コアには複数の前記計量シリンダーが形成され、そのそれぞれには計量ピストンが取付けられていることを特徴とする、請求項２１に記載のディスぺンサー装置。２４．更に、前記コアの上流端に、前記送出導管を前記シリンダーに連結するためのマニホールド手段を有することを特徴とする、請求項２３に記載のディスぺンサー装置。２５．前記計量ピストンは、前記シリンダーの下流端を越えて移動するのを防止するための断面寸法及び形状を有することを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。２６．前記計量シリンダーは、前記送出導管の断面寸法より大きな断面寸法を有することを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。２７．前記コア移動手段は空気アクチュエータを備えることを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。２８．前記コア移動手段は、前記コアを所定の回転増分、手動で回転させるための手段を有することを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。２９．前記計量ユニットは、更に、送出導管と整列して連結された流入口継手及び流出口継手を備えるコアブロックを有し、前記コアは、前記コアブロックに形成されたクロスボア内に取付けられ、清掃を容易にするために、摺動させて取外しするようになっていることを特徴とする、請求項２１に記載のディスペンサー装置。３０．前記コア移動手段は、回転可能な駆動ハブを有する空気アクチュエータを有し、前記コアは、前記駆動ハブと前記コアブロックの保持フランジとの間に、軸線方向に取付けられることを特徴とする、請求項２９に記載のディスペンサー装置。３１．開放口が形成された頸部を構成する上端と、圧力ポートが形成された下端とを備える外側シェルを有する供給ボトルを有し、前記供給ボトルは更に、前記外側シェル内に、かつ流体が前記開放口を通って前記内側ライナへ及び内側ライナから流れるのを許すように前記頸部に連結された可撓性の内側ライナを有し、前記外側シェルと内側ライナは、前記圧力ポートに流体連通する圧力チャンバを、前記外側シェルと内側ライナとの間に協同して構成するディスペンサー装置であって、供給ステーションは、前記供給ボトルを受入れ、かつ支持するための手段を備えるハウジングを有し、前記ハウジングは、前記供給ボトルを取外し可能に前記ハウジングに設置することを許す開放位置と、前記供給ボトルに手が届くのを防止する閉鎖位置との間で移動可能なドアを有し、前記外側シェルに前記圧力ポートで係合させるための、また、ドアが閉鎖しているとき、圧力源を前記圧力ポートを通して前記圧力チャンバに連結させ、それにより、流体を圧力で前記内側ライナから前記開放口を通って流れさせるために、前記内側ライナとそこに含まれる流体を加圧するための圧力弁手段と、流体を前記内側ライナから前記送出導管を通って流れさせるために、前記ボトル頸部に連結された送出導管とを有することを特徴とする、流体ディスペンサー装置。３２．前記送出導管を通る流体の流れを調整するためのディスペンサー制御手段を更に有することを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサー装置。３３．前記送出導管と整列して取付けられ、流体が所定の計量された容積だけ、圧力で流れるのを許すように作動する計量ユニットを有し、前記ディスペンサー制御手段は前記計量ユニットを作動させることを特徴とする、請求項３２に記載のディスペンサー装置。３４．前記供給ステーションは、更に、前記供給ボトルをほぼ立てた位置に支持するために、前記ボトル頸部に係合させるための手段を有することを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサー装置。３５．前記圧力制御弁手段は、前記ハウジング内に前記供給ボトルが存在するかを検知するための、かつ前記供給ボトルが検知されたときのみ、圧力源から流体が流れるのを許すための手段を有することを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサー装置。３６．前記供給ボトルは吹込成形プラスチックボトルであることを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサー装置。３７．前記供給ステーションは、更に、前記ドアが閉鎖位置にない限り、流体圧力手段が前記圧力チャンバに連結されるのを防止するための安全スイッチ手段を有することを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサー装置。３８．前記送出導管と整列して取付けられたディスペンサーガンを有し、前記ディスペンサー制御手段は、前記計量ユニットを作動させるための前記ディスペンサーガンに備えられた引金手段を備えることを特徴とする、請求項３３に記載のディスペンサーステーション。３９．前記ディスペンサーガンは、前記送出導管の下流端に配置された小出し注ぎ口を備え、更に、前記注ぎ口から流体が滴るのを防止するための滴り防止手段を備えることを特徴とする、請求項３８に記載のディスペンサーステーション。４０．前記計量ユニットは、ほぼ直径方向に貫通する計量シリンダーを備え、該シリンダー内には摺動可能に受け入れられた計量ピストンが備えられた、回転可能なコアを有し、前記制御手段は、前記コアを前記送出導管とほぼ整列して配置した位置に移動させ、それにより前記内側ライナ内の流体が、圧力で前記シリンダーに流れ、前記ピストンを前記シリンダーの下流端に移動させ、前記シリンダーの残余の体積を計量された容積の流体で満たすための手段を有し、前記コア移動手段は、前記コアを前記送出導管に対して前記シリンダーの反対側の位置に回転させ、それにより前記ピストンを前記シリンダーの上流端に移動させ、それにより前記シリンダー内の前記計量された容積の流体が小出しのために前記送出導管に放出され、さらに、前記ピストンを再び前記シリンダーの下流端に移動させるために、次の計量された流体の容積が、圧力で前記内側ライナから前記シリンダーに流れることを許すための手段を有することを特徴とする、請求項３３に記載のディスペンサー装置。４１．前記計量ピストンは、前記シリンダーの下流端を越えて移動するのを防止するための断面寸法及び断面形状を有することを特徴とする、請求項４０に記載のディスペンサー装置。４２．複数の前記供給ボトルを備え、前記供給ステーションハウジングは、前記複数の前記供給ボトルを受け入れ、かつ支持するための手段と、前記供給ボトルのそれぞれに関連する、対応する前記圧力弁手段とを有することを特徴とする、請求項３１に記載のディスペンサーステーション。４３．計量された容積の流体を小出しするための流体ディスペンサー装置であって、前記ディスペンサー装置は、上流端と小出し下流端とを有し、流体が流れるようになった送出導管と、流体を圧力で、前記送出導管の前記上流端に供給するための手段と、ほぼ直径方向に貫通する計量シリンダーを備え、該シリンダー内には摺動可能に受け入れられた計量ピストンが備えられた、回転可能なコアを有し、前記制御手段は、前記コアを前記送出導管とほぼ整列して配置した位置に移動させ、それにより前記内側ライナ内の流体が、圧力で前記シリンダーに流れ、前記ピストンを前記シリンダーの下流端に移動させ、前記シリンダーの残余の体積を計量された容積の流体で満たすための手段を有する計量ユニットを有し、前記制御手段は、更に、前記送出導管に対して前記シリンダーの位置を逆転させるように前記コアを回転させ、それにより、前記ピストンを前記シリンダーの上流端に移動させ、それにより前記シリンダー内の前記計量された容積の流体が、小出しのために前記送出導管に放出され、かつ、前記ピストンを前記シリンダーの下流端に再び移動させるように、次の計量された容積の流体が圧力で流れることを許すための手段を備える流体ディスペンサー装置。４４．前記制御手段は、前記コアを半回転移動させることを特徴とする、請求項４３に記載のディスペンサー装置。４５．前記コアには、複数の前記計量シリンダーが形成され、そのそれぞれには、計量ピストンが取付けられていることを特徴とする、請求項４４に記載のディスペンサー装置。４６．前記送出導管を前記シリンダーに連結させるための前記コアの上流端に設けられたマニホールド手段を有することを特徴とする、請求項４５に記載のディスペンサー装置。４７．前記計量ピストンは、前記シリンダーの下流端を越えて移動するのを防止するための断面寸法及び形状とを有することを特徴とする、請求項４４に記載のディスペンサー装置。４８．前記コア移動手段は、空気アクチュエータを有することを特徴とする、請求項４４に記載のディスペンサー装置。４９．前記コア移動手段は、前記コアを所定の回転増分、手動で回転させるための手段を有することを特徴とする、請求項４４に記載のディスペンサー装置。５０．前記計量ユニットは、更に、前記送出導管と整列して連結された流入口継手と流出口継手とを有するコアブロックを有し、前記ボアは、前記コアブロックに形成されたクロスボア内に取付けられ、かつ清掃を容易にするために、摺動させて取外しするようになっていることを特徴とする、請求項４４に記載のディスペンサー装置。５１．前記コア移動手段は、回転可能な駆動ハブを有する空気アクチュエータを有し、前記コアは、前記駆動ハブと前記コアブロックの保持フランジとの間に、軸線方向に取付けられていることを特徴とする、請求項５０に記載のディスぺンサー装置。