JPH08500442A - 回復ボイラー漏れ検出システム及び方法 - Google Patents
回復ボイラー漏れ検出システム及び方法Info
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- JPH08500442A JPH08500442A JP6506267A JP50626794A JPH08500442A JP H08500442 A JPH08500442 A JP H08500442A JP 6506267 A JP6506267 A JP 6506267A JP 50626794 A JP50626794 A JP 50626794A JP H08500442 A JPH08500442 A JP H08500442A
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Abstract
(57)【要約】
回復ボイラー(14)及び関連出力蒸気配管(16)を含む形式の化学回復ボイラーシステム(12)からの漏れを検出するための方法が、回復ボィラーシステム(12)に入力された流体を測定する段階と、回復ボイラーシステム(12)から出力された流体を測定する段階と、測定流体入力及び出力値の間の差分に基づいて流体漏れ損失を算出する段階とを含む。
Description
【発明の詳細な説明】
回復ボイラー漏れ検出システム及び方法
発明の背景
発明の分野
本発明は、広く、高圧力格納システムのための漏れ検出の分野に関する。さら
に具体的には、本発明は、製紙産業用の黒液回復ボイラーのボイラー管及び他の
領域からの蒸気漏れを検出するための改良システム及び方法に関する。
先行技術の説明
クラフトパルプ作製の経済性は、黒液回復ボイラーの安全な連続動作に非常に
依存する。パルプ化学物質の再生における役割のほかに、回復ボイラーは、工場
広域動作のために必要とされる大部分の蒸気を発生させる。製紙工場、保険会社
とボイラー製造業者の努力に拘わらず、ボイラー管漏れによって生ずる悪臭水排
除が、正常なボイラー動作を脅かしている。
動力ボイラーにおける蒸気漏れを検出する方法が、数年の間研究者によって提
案され試験された。多くの漏れ検出機構は、漏れが存在するかを決定するために
、ボイラー内の全空気伝送又は構造音響エネルギーレベルを監視する。そのよう
な音響漏れ検出戦略の多くの制限は、文書化された。それらの制限としては、高
暗騒音レベルによって提示された干渉、ボイラー内に発生する音響エネルギーの
減衰、及びボイラーの苛酷な環境における音響センサーの有限耐久性がある。
Westvaco Corporationによって開発された音響
漏れ検出システムの最近の世代は、他の音響漏れ検出機構の固有の制限の大部分
を克服するためにスペクトル分析技術を使用する。このシステムは、TAPPI
ジャーナルの1990年7月版において記載される。
Westvacoシステムは音響漏れ検出システムの前世代の改良であるよう
に見えるが、それはなお、ある程度は、音響漏れ検出技術の上記の不都合を被る
。さらに、すべての音響漏れ検出システムは、購入し、展開し、保守するために
高価である。
さらに、改良検出精度は、漏れ検出システムの設計に関与する人達が絶えず改
良しようと努める特性であることが、理解されるべきである。
市販される音響漏れ検出システムよりも安価で、より正確で、かつ暗騒音から
の干渉を受けない黒液回復ボイラーのための改良漏れ検出システムのために長く
満たされない必要性が産業において存在したことは明らかである。
発明の要約
従って、市販される音響漏れ検出システムよりも安価な黒液回復ボイラーのた
めの改良漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
さらに、市販されるいずれのシステムよりも正確な黒液回復ボイラーのための
漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
さらに、今まで公知かつ使用された音響形式の漏れ検出システムよりも周囲騒
音レベルからの干渉を受けない黒液回復ボイラーのための改良漏れ検出システム
を設けることが、発明の目的である。
さらに、現在使用されるシステムよりも耐久性のある黒液回復ボイラーのため
の改良漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
発明の上記及び他の目的を達成するために、発明の第1見地により、回復ボイ
ラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシステムからの漏れ検
出方法が、(a)回復ボイラーシステムに入力された流体を測定する段階と、(
b)回復ボイラーシステムから出力された流体を測定する段階と、(c)測定流
体入力及び出力値の間の差分に基づいて流体漏れ損失を算出する段階とを含む。
発明の第2見地により、回復ボイラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学
回復ボイラーシステムからの漏れを検出するための装置が、回復ボイラーシステ
ムに入力された流体を測定するための構造と、回復ボイラーシステムから出力さ
れた流体を測定するための構造と、測定流体入力及び出力値の間の差分に基づい
て流体漏れ損失を算出するための構造とを含む。
発明を特性付けるこれらといろいろな他の利点及び新規性の特徴が、発明の一
部を形成する添付のクレイムにおいて特に指摘される。しかし、発明とその利点
、その使用によって獲得された目的のより良い理解のために、発明の一部を形成
する図面と、発明の好ましい実施態様が例示され記載された添付の説明文を参照
する。
図面の簡単な説明
第1図は、発明の好ましい実施態様による漏れ検出システムを描く略図である
。
第2図は、第1図に示された発明の実施態様の動作を描く流れ図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
図面を参照すると、同様の参照番号は図面を通じて対応する構造を指
定するが、特に第1図を参照すると、回復ボイラードラム14と関連蒸気出力配
管16を含む形式の化学回復ボイラーシステム12からの漏れを検出するための
システム10が示される。回復ボイラーシステム12は、一般に、水を回復ボイ
ラー14に供給するための給水管18と、「ブローダウン」流のための出口管2
0とを含む。ボイラーシステム12は、さらに、一般に発電用タービンにつなが
る蒸気出力配管16を含む。過熱低減流体、通常水、を蒸気配管16に導入する
ための流入管22がまた、第1図に示される。過熱低減流体の目的は、所定レベ
ルを超えて加熱された蒸気を冷却することである。一次及び一次過熱器24、2
6がまた、蒸気出力管16において位置付けられる。
発明の好ましい実施態様によるシステム10は、回復モニター14のドラムへ
の給水の質量流量を測定するための給水管18内に介在された第1モニター28
を含む。第2モニター30は、回復ボイラー14のドラムから放出されたブロー
ダウンの質量流量を測定するためのブローダウン出力管20において介在される
。第3モニター32は、蒸気出力配管16への過熱低減流体の質量流量を測定す
るための過熱低減流体流入管22において介在される。第4モニター34は、蒸
気配管16からの質量出力を測定するために蒸気配管16の流出部分において設
けられる。モニター28、30、32、34はすべて、好ましくは、電子特性で
あり、そしてすべて、第1図に概略的に描かれた如く、コントローラ36に電子
的に報告するように構成配置される。コントローラ36は、制御信号を警報器3
8と、オプションとして、警告灯40に設ける。コントローラ36は、さらに、
給水管18において介在された、二位置遮断弁42を電子的に制御するための制
御信号を設ける。
下記の発明の好ましい実施態様の動作の説明から明らかになる如く、発明は、
全回復ボイラーシステム12を包囲する制御容積を概念化し、その制御容積に対
する入出質量流量を監視し、こうして、回復ボイラーシステム12内に必然的に
発生しているにちがいない蒸気漏れの質量流量を決定する。これは、好ましくは
、質量流量のドラム平衡値のための長及び短期間統計値を算出し、回復ボイラー
漏れに帰せられる短期間及び長期間平均値の間に大きな差があるかを判定するた
めに試験を行うことで実施される。
回復ボイラーシステム12の動作中、モニター28、30、32、34は、周
期的、好ましくは5秒毎に、データを標本するコントローラ36に連続的に報告
する。このデータから、コントローラ36は、質量/単位時間の単位において表
現されたドラム平衡値DBを算出する。第2図に示された流れ図において第1段
階として描かれたこの算出は、次の如く表現される。
DB=給水流量+過熱低減流量−(蒸気流量+ブローダウン流量)
式(1)
発明の好ましい実施態様により、コントローラ36は、モニター28、30、
32、34から受信されたデータの統計分析において長期間標本と短期間標本の
比較を使用する。このプロセスにおいて、定数N1は、短期間平均値に含まれた
標本数であり、そして定数N2は、長期間平均値に対して選択された標本数であ
る。定数Rは、N1に対するN2の比率である。好ましい実施態様において、コン
トローラ36は、3分ウインドで短期間平均と30分ウインドで長期間平均を行
う。5秒毎の標本により、N1は、こうして36であり、N2は、相応して360
であり、そ
してRは、10に等しい。以下の式(2)と(3)に表された如く、コントロー
ラ36は、取られた各サンプルに対して、短期間及び長期間ド
長及び短期間ドラム平衡平均値DB1とDB2を算出した後、コントローラ36
は、それぞれ、短期間及び長期間サンプルに対して標準偏差σ1とσ2を算出する
。
この点において、コントローラ36は、全データプールに対してプー
平均短期間ドラム平衡値と平均長期間ドラム平衡値の間の差の有意レ
ベルは、ttestとして記述される。ttestは、コントローラ36において次の如
く算出される。
最後に、各標本期間に対して、コントローラ36は、次の計算により、回復ボ
イラーシステム12から漏れ量△を算出する。
第2図の流れ図を参照すると、コントローラ36は、算出漏れ流量率△を所定
最大許容値△maxと比較する。△が△maxよりも大きくないならば、コントローラ
36は、作用せず、次の標本期間においてセンサー28、30、32、34から
受信されたデータに関して上記の計算を繰り返すために待つ。コントローラ36
が△が△maxよりも大きいことを判定するならば、コントローラ36は、警報器
38と、オプションとして、警告灯40を作動させる。この点において、コント
ローラ36は、次のデータセットと以降のデータセットに対して、上記の計算を
繰り返す。第2図の流れ図に描かれた如く、そのような計算の最後に、コントロ
ーラ36は、算出された漏れ率△が前測定値に関して増大したかを判定する。△
が増大しなかったならば、プロセスが繰り返される。△が増大するならば、コン
トローラ36は、所定の最小時間Teが経過したかを判定する。Teに等しい時間
が経過していないならば、標本及び計算プロセスが、再び繰り返される。Teを
超える時間期間が経過したならば、
コントローラ36は、回復ボイラー14への給水を遮断し、これにより、回復ボ
イラーシステム12を自動的に停止させるために、給水管18における遮断弁4
2を作動させる。こうして、漏れ率が、人の介在なしに所定の時間期間で増大し
続けるならば、システム10は、漏れによる爆発が回復ボイラーシステム12に
おいて発生するのを自動的に防止するために作用する。
しかし、本発明の多数の特性及び利点が、発明の構造と機能の詳細とともに上
記の説明において提示されたが、開示は、例示のみであり、添付のクレイムが表
現した用語の広い一般的意味によって示された全範囲までの発明の原理内で、特
に形状、サイズ、及び部品の配置において、詳細に変形が行われることが理解さ
れる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年8月4日
【補正内容】
明細書
回復ボイラー漏れ検出システム及び方法
発明の背景
発明の分野
本発明は、広く、高圧力格納システムのための漏れ検出の分野に関する。さら
に具体的には、本発明は、製紙産業用の黒液回復ボイラーのボイラー管及び他の
領域からの蒸気漏れを検出するための改良システム及び方法に関する。
先行技術の説明
クラフトパルプ作製の経済性は、黒液回復ボイラーの安全な連続動作に非常に
依存する。パルプ化学物質の再生における役割のほかに、回復ボイラーは、工場
広域動作のために必要とされる大部分の蒸気を発生させる。製紙工場、保険会社
とボイラー製造業者の努力に拘わらず、ボイラー管漏れによって生ずる悪臭水排
除が、正常なボイラー動作を脅かしている。
回復ボイラーにおける水漏れを検出する方法が、数年の間研究者によって提案
され試験された。多くの漏れ検出機構は、漏れが存在するかを決定するために、
ボイラー内の全空気伝送又は構造音響エネルギーレベルを監視する。そのような
音響漏れ検出戦略の多くの制限は、文書化された。それらの制限としては、高暗
騒音レベルによって提示された干渉、ボイラー内に発生する音響エネルギーの減
衰、及びボイラーの苛酷な環境における音響センサーの有限耐久性がある。We
stvaco Corporationによって開発された音響漏れ検出システ
ムの最近の
世代は、他の音響漏れ検出機構の固有の制限の大部分を克服するためにスペクト
ル分析技術を使用する。このシステムは、TAPPIジャーナルの1990年7
月版において記載される。
Westvacoシステムは音響漏れ検出システムの前世代の改良であるよう
に見えるが、それはなお、ある程度は、音響漏れ検出技術の上記の不都合を被る
。さらに、すべての音響漏れ検出システムは、購入し、展開し、保守するために
高価である。
さらに、改良検出精度は、漏れ検出システムの設計に関与する人達が絶えず改
良しようと努める特性であることが、理解されるべきである。
市販される音響漏れ検出システムよりも安価で、より正確で、かつ暗騒音から
の干渉を受けない黒液回復ボイラーのための改良漏れ検出システムのために長く
満たされない必要性が産業において存在したことは明らかである。
発明の要約
従って、市販される音響漏れ検出システムよりも安価な黒液回復ボイラーのた
めの改良漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
さらに、市販されるいずれのシステムよりも正確な黒液回復ボイラーのための
漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
さらに、今まで公知かつ使用された音響形式の漏れ検出システムよりも周囲騒
音レベルからの干渉を受けない黒液回復ボイラーのための改良漏れ検出システム
を設けることが、発明の目的である。
さらに、現在使用されるシステムよりも耐久性のある黒液回復ボイラーのため
の改良漏れ検出システムを設けることが、本発明の目的である。
発明の上記及び他の目的を達成するために、発明の第1見地により、回復ボイ
ラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシステムからの漏れ検
出方法が、(a)回復ボイラーシステムに入力された流体を測定する段階と、(
b)回復ボイラーシステムから出力された流体を測定する段階と、(c)測定流
体入力及び出力値の間の差分に基づいて流体漏れ損失を算出する段階とを含む。
発明の第2見地により、回復ボイラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学
回復ボイラーシステムからの漏れを検出するための装置が、回復ボイラーシステ
ムに入力された流体を測定するための構造と、回復ボイラーシステムから出力さ
れた流体を測定するための構造と、測定流体入力及び出力値の間の差分に基づい
て流体漏れ損失を算出するための構造とを含む。
発明を特性付けるこれらといろいろな他の利点及び新規性の特徴が、発明の一
部を形成する添付のクレイムにおいて特に指摘される。しかし、発明とその利点
、その使用によって獲得された目的のより良い理解のために、発明の一部を形成
する図面と、発明の好ましい実施態様が例示され記載された添付の説明文を参照
する。
図面の簡単な説明
第1図は、発明の好ましい実施態様による漏れ検出システムを描く略図である
。
第2図は、第1図に示された発明の実施態様の動作を描く流れ図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
図面を参照すると、同様の参照番号は図面を通じて対応する構造を指
定するが、特に第1図を参照すると、回復ボイラードラム14と関連蒸気出力配
管16を含む形式の化学回復ボイラーシステム12からの漏れを検出するための
システム10が示される。回復ボイラーシステム12は、一般に、水を回復ボイ
ラー14に供給するための給水管18と、「ブローダウン」流のための出口管2
0とを含む。ボイラーシステム12は、さらに、一般に発電用タービンにつなが
る蒸気出力配管16を含む。過熱低減流体、通常水、を蒸気配管16に導入する
ための流入管22がまた、第1図に示される。過熱低減流体の目的は、所定レベ
ルを超えて加熱された蒸気を冷却することである。一次及び一次過熱器24、2
6がまた、蒸気出力管16において位置付けられる。
発明の好ましい実施態様によるシステム10は、回復モニター14のドラムへ
の給水の質量流量を測定するための給水管18内に介在された第1モニター28
を含む。第2モニター30は、回復ボイラー14のドラムから放出されたブロー
ダウンの質量流量を測定するためのブローダウン出力管20において介在される
。第3モニター32は、蒸気出力配管16への過熱低減流体の質量流量を測定す
るための過熱低減流体流入管22において介在される。第4モニター34は、蒸
気配管16からの質量出力を測定するために蒸気配管16の流出部分において設
けられる。モニター28、30、32、34はすべて、好ましくは、電子特性て
あり、そしてすべて、第1図に概略的に描かれた如く、コントローラ36に電子
的に報告するように構成配置される。コントローラ36は、制御信号を警報器3
8と、オプションとして、警告灯40に設ける。コントローラ36は、さらに、
給水管18において介在された、二位置遮断弁42を電子的に制御するための制
御信号を設ける。
下記の発明の好ましい実施態様の動作の説明から明らかになる如く、発明は、
全回復ボイラーシステム12を包囲する制御容積を概念化し、その制御容積に対
する入出質量流量を監視し、こうして、回復ボイラーシステム12内に必然的に
発生しているにちがいない蒸気漏れの質量流量を決定する。これは、好ましくは
、質量流量のドラム平衡値のための長及び短期間統計値を算出し、回復ボイラー
漏れに帰せられる短期間及び長期間平均値の間に大きな差があるかを判定するた
めに試験を行うことて実施される。
回復ボイラーシステム12の動作中、モニター28、30、32、34は、周
期的、好ましくは5秒毎に、データを標本するコントローラ36に連続的に報告
する。このデータから、コントローラ36は、質量/単位時間の単位において表
現されたドラム平衡値DBを算出する。第2図に示された流れ図において第1段
階として描かれたこの算出は、次の如く表現される。
DB=給水流量+過熱低減流量−(蒸気流量+ブローダウン流量)
式(1)
発明の好ましい実施態様により、コントローラ36は、モニター28、30、
32、34から受信されたデータの統計分析において長期間標本と短期間標本の
比較を使用する。このプロセスにおいて、定数N1は、短期間平均値に含まれた
標本数であり、そして定数N2は、長期間平均値に対して選択された標本数であ
る。定数Rは、N1に対するN2の比率である。好ましい実施態様において、コン
トローラ36は、3分ウインドで短期間平均と30分ウインドで長期間平均を行
う。5秒毎の標本により、N1は、こうして36であり、N2は、相応して360
であり、そ
してRは、10に等しい。以下の式(2)と(3)に表された如く、コントロー
ラ36は、取られた各サンプルに対して、短期間及び長期間ド
秒で表す。
ーラ36は、それぞれ、短期間及び長期間サンプルに対して標準偏差σ1とσ2を
算出する。
この点において、コントローラ36は、全データセットに対してプー
平均短期間ドラム平衡値と平均長期間ドラム平衡値の間の差の有意レべルは、
ttestとして記述される。ttestは、コントローラ36において次の如く算出さ
れる。
最後に、各標本期間に対して、コントローラ36は、次の計算により、回復ボ
イラーシステム12から漏れ量△を算出する。
第2図の流れ図を参照すると、コントローラ36は、算出漏れ流量率△を所定
最大許容値△maxと比較する。△が△maxよりも大きくないならば、コントローラ
36は、作用せず、次の標本期間においてセンサー28、30、32、34から
受信されたデータに関して上記の計算を繰り返すために待つ。コントローラ36
が△が△maxよりも大きいことを判定するならば、コントローラ36は、警報器
38と、オプションとして、警告灯40を作動させる。この点において、コント
ローラ36は、次のデータセットと以降のデータセットに対して、上記の計算を
繰り返す。第2図の流れ図に描かれた如く、そのような計算の最後に、コントロ
ーラ36は、算出された漏れ率△が前測定値に関して増大したかを判定する。△
が増大しなかったならば、プロセスが繰り返される。△が増大するならば、コン
トローラ36は、所定の最小時間Teが経過したかを判定する。Teに等しい時間
が経過していないならば、標本及び計算プロ
セスが、再び繰り返される。Teを超える時間期間が経過したならば、コントロ
ーラ36は、回復ボイラー14への給水を遮断し、これにより、回復ボイラーシ
ステム12を自動的に停止させるために、給水管18における遮断弁42を作動
させる。こうして、漏れ率が、人の介在なしに所定の時間期間で増大し続けるな
らば、システム10は、漏れによる爆発が回復ボイラーシステム12において発
生するのを自動的に防止するために作用する。
しかし、本発明の多数の特性及び利点が、発明の構造と機能の詳細とともに上
記の説明において提示されたが、開示は、例示のみであり、添付のクレイムが表
現した用語の広い一般的意味によって示された全範囲までの発明の原理内で、特
に形状、サイズ、及び部品の配置において、詳細に変形が行われることが理解さ
れる。
請求の範囲
1.回復ボイラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシステ
ムからの漏れを検出する方法において、
(a)データを獲得するために回復ボイラーシステムに入力された流体を周期的
に測定する段階と、
(b)データを獲得するために回復ボイラーシステムから出力された流体を周期
的に測定する段階と、
(c)段階(a)と(b)において獲得されたデータから短期間平均ドラム平衡
値を周期的に算出する段階と、
(d)段階(a)と(b)において獲得されたデータから長期間平均ドラム平衡
値を周期的に算出する段階と、
(e)該短期間平均ドラム平衡値に対して標準偏差を算出する段階と、
(f)該長期間平均ドラム平衡値に対して標準偏差を算出する段階と、
(g)該短期間平均値と該長期間平均値の間に有意な差が存在するかを決定する
ために、該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値の該標準偏差を
使用する段階と、
(h)有意な差が存在することが判定されるならば、エラー条件を指示する段階
とを含む方法。
2.段階(a)と(b)が、それぞれ、回復ボイラーシステムに出入りする流
体質量流量率を測定することを含む請求の範囲1に記載の方法。
3.該指示段階が、警報器を鳴らすことを含む請求の範囲1に記載の方法。
4.段階(a)が、回復ボイラーシステムへの給水流量を測定することを含む
請求の範囲1に記載の方法。
5.段階(a)が、回復ボイラーシステムへの過熱低減流体流量を測定するこ
とを含む請求の範囲1に記載の方法。
6.段階(b)が、回復ボイラーシステムからの蒸気流量を測定することを含
む請求の範囲1に記載の方法。
7.段階(b)が、回復ボイラーシステムからのブローダウンの放出流量を測
定することを含む請求の範囲1に記載の方法。
8.段階(g)が、該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値、
及び該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値の該標準偏差から統
計値ttestを算出することを含む請求の範囲1に記載の方法。
9.回復ボイラ及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシステム
からの漏れを検出するための装置において、データを獲得するために回復ボイラ
ーシステムに入力された流体を周期的に測定するための手段と、データを獲得す
るために回復ボイラーシステムから出力された流体を周期的に測定するための手
段と、該入力及び出力測定手段によって獲得されたデータから短期間平均ドラム
平衡値を周期的に算出するための手段と、該入力及び出力測定手段によって獲得
されたデータから長期間平均ドラム平衡値を周期的に算出するための手段と、該
短期間平均ドラム平衡値に対して標準偏差を算出するための手段と、該長期間平
均ドラム平衡値に対して標準偏差を算出するための手段と、該短期間平均値と該
長期間平均値の間に有意な差が存在するかを判定するために、該短期間平均ドラ
ム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値の該
標準偏差を使用するための手段と、有意な差が存在することが判定されるならば
、エラー条件を指示するための手段とを具備する装置。
10.該流体入力測定手段と該流体出力測定手段が、それぞれ、回復ボイラー
システムに出入りする流体質量流量率を測定するための手段を具備する請求の範
囲9に記載の装置。
11.該指示手段が、警報器を具備する請求の範囲9に記載の装置。
12.該流体入力測定手段が、回復ボイラーシステムへの給水流量を測定する
ように構成配置される請求の範囲9に記載の装置。
13.該流体入力測定手段が、回復ボイラーシステムへの過熱低減流体流量を
測定するように構成配置される請求の範囲9に記載の装置。
14.該流体出力測定手段が、回復ボイラーシステムからの蒸気流量を測定す
るように構成配置される請求の範囲9に記載の装置。
15.該流体出力測定手段が、回復ボイラーシステムからのブローダウンの放
出流量を測定するように構成配置される請求の範囲9に記載の装置。
16.短期間平均値と長期間平均値の間に大きな差が存在するかを判定するた
めの該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値の該標準偏差を使用
するための該手段が、該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値及
び該短期間平均ドラム平衡値と該長期間平均ドラム平衡値の該標準偏差から値ttest
を算出するための手段を具備する請求の範囲9に記載の装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.回復ボイラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシステ ムからの漏れを検出するための方法において、 (a)回復ボイラーシステムに入力された流体を測定する段階と、 (b)回復ボイラーシステムから出力された流体を測定する段階と、 (c)該測定流体入力及び出力値の間の差分に基づいて流体漏れ損失を算出する 段階とを含む方法。 2.段階(a)と(b)が、それぞれ、回復ボイラーシステムに出入りする流 体質量流量率を測定することを含む請求の範囲1に記載の方法。 3.段階(c)が、周期的に行われる請求の範囲1に記載の方法。 4.該周期計算によって獲得された複数の流体漏れ損失値を記憶する段階をさ らに含む請求の範囲3に記載の方法。 5.大きな漏れが発生しているか否かを判定するために該複数の流体損失漏れ 値を統計的に分析する段階をさらに含む請求の範囲4に記載の方法。 6.該算出流体漏れ損失が所定値を超えるならば漏れ問題が存在することを、 操作者に指示する段階をさらに含む請求の範囲1に記載の方法。 7.該指示段階が、警報器を鳴らすことを含む請求の範囲6に記載の方法。 8.段階(a)が、回復ボイラーシステムへの給水流量を測定することを含む 請求の範囲1に記載の方法。 9.段階(a)が、回復ボイラーシステムへの過熱低減流体流量を測定するこ とを含む請求の範囲1に記載の方法。 10.段階(b)が、回復ボイラーシステムからの蒸気流量を測定す ることを含む請求の範囲1に記載の方法。 11.段階(b)が、回復ボイラーシステムからのブローダウン放出流量を測 定することを含む請求の範囲1に記載の方法。 12.回復ボイラー及び関連出力蒸気配管を含む形式の化学回復ボイラーシス テムからの漏れを検出するための装置において、回復ボイラーシステムに入力さ れた流体を測定するための手段と、回復ボイラーシステムから出力された流体を 測定するための手段と、該測定流体入力及び出力値の間の差分に基づいて流体漏 れ損失を算出するための手段とを具備する装置。 13.該流体入力測定手段と該流体出力測定手段が、それぞれ、回復ボイラー システムに出入りする流体質量流量率を測定するための手段を具備する請求の範 囲12に記載の装置。 14.該算出手段が、流体漏れ損失を周期的に算出する請求の範囲12に記載 の装置。 15.該算出手段が、該周期計算によって獲得された複数の流体漏れ損失値を 記憶するメモリをさらに具備する請求の範囲14に記載の装置。 16.大きな漏れが発生しているか否かを判定するために該複数の流体漏れ損 失値を統計的に分析するための手段をさらに具備する請求の範囲15に記載の装 置。 17.該算出流体漏れ損失が所定値を超えるならば漏れ問題が存在することを 、操作者に指示するための手段をさらに含む請求の範囲12に記載の装置。 18.該指示段階が、警報器を具備する請求の範囲17に記載の装置。 19.該流体入力測定手段が、回復ボイラーシステムへの給水流量を 測定するように構成配置される請求の範囲12に記載の装置。 20.該流体入力測定手段が、回復ボイラーシステムへの過熱低減流体流量を 測定するように構成配置される請求の範囲12に記載の装置。 21.該流体出力測定手段が、回復ボイラーシステムからの蒸気流量を測定す るように構成配置される請求の範囲12に記載の装置。 22.該流体出力測定手段が、回復ボイラーシステムからのブローダウン放出 流量を測定するように構成配置される請求の範囲12に記載の装置。
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