JPH08500401A - 固形物を切削し,掘削するための装置 - Google Patents

固形物を切削し,掘削するための装置

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JPH08500401A JP6505691A JP50569194A JPH08500401A JP H08500401 A JPH08500401 A JP H08500401A JP 6505691 A JP6505691 A JP 6505691A JP 50569194 A JP50569194 A JP 50569194A JP H08500401 A JPH08500401 A JP H08500401A
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Abstract

(57)【要約】 岩を切削し、砕く装置が記載されている。この装置は、取り付けられた楔11を有している。切削歯13は、溝を切削するためのシャフト16により回転させられ、岩内に入り込む。予め決められた距離に続いて、溝の岩を砕いてしまうために、楔11が切削した溝内に押し込まれる。シャフト16が駆動モータにより動力を与えられ、楔11が、切削溝内に閉じ込められるのを防ぐためにキックバック機構を含むことができる。装置全体は、トラクタの3点リンク装置に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 固形物を切削し、掘削するための装置技術分野 本発明は、固形物を切削し、掘削するための装置、特に岩,石炭およびそれに 類するものを切削し、砕く装置に関するものである。背景技術 岩,石炭,石,鉱石およびそれに類するもののような固形物の掘削は種々の環 境において必要となる。これらは、鉱石,石の取り出し、石炭の取り出し、穴の 掘削、下水,導管用のライン,乗物用のトンネルおよびこれに類するものの掘削 、深い溝,水路およびこれに類するもののための採掘産業に含まれる。 激しく打つ技術(basting techniques)を使って固形物を掘削することは知ら れている。しかしながら、激しく打つ技術は、トンネル,深い溝、或は水路の掘 削に対してはより適切とは言えない。激しく打つことは、また厳しい安全な予防 措置も必要とされる。 固形物を掘削するためのもう一つの技術は、切削、或はすり砕き装置を使用す ることによるものである。斯る装置は、周囲に歯(或は爪)を設けた1或はそれ よりも多くの切削ディスクを備えている。このディスクは、非常に強い力で切削 されるように固形物に対して押し付けられ、そして固形物を小片に削りとってし まわれるようにする。 このタイプの装置の欠点は、切削プロセスでは極めてエネルギが強く、そして 極めてエネルギが非効率的であるということである。この技術は、切削ディスク を回転させるため、そして切削ディスクを岩面に押し付けるために必要な電力を 与えるのに多量の熱を放ち、そして大きな装置を必要とする。 そのような装置の例は、ホールメイヤー(Wohlmeyer)の米国特許第2758825,3 297101および3379024各号にみられる。 純粋な切削プロセスにおいて岩を掘削することの一つの欠点は、切削ディスク および切削歯上の法外に大きい摩耗と裂傷である。そして、高度なメインテナン スが切削ディスクに要求される。 この装置はまた、切削ディスクに動力を与え、保持するために必要とする装置 を収容するために大きな寸法からなるものでもある。そして、この装置は、使用 し、維持するのに高くつき、比較的小さな寸法の掘削には不適切である。これら の公知の装置は、トンネルの掘削に広く使用されている。 固形物の取り出しの有効性を改善するために“カットアンドブレイク(cut an d break)”と呼ばれる原理を使用することが知られている。このプロセスでは 、装置は初めに切削ディスクで固形物内に溝を切り、それから別個の動作で切っ た溝内に楔を挿入する。この楔は、岩、或は他の固形物を溝から離脱させる。そ して、固形物の掘削は切削動作および別個の離脱動作によっている。 切削および離脱技術を使った公知の装置は、“マッキンレイ エントリー ド ライバー(McKinlay Entry Driver)”として知られ、それは1918年頃に米 国で特許されたように思える。 この装置は、トンネル或はこれに類するもの用の穴を切削するための使用に限 られ、深い溝を切削することはできなかった。 この装置は、アームが直角に装着された水平シャフトからなっている。このア ームはシャフトの両側に延びている。このアームに、これに対して直角に延びた 多くの切削プレートが固定されている。シャフトが回転すると、アームが回転さ せられ、それ故に切削プレートは回転して円運動させられる。機械が、石炭の面 に押し付けられると、石炭の面に環状溝を切り込まれるようにさせられる。第2 のアームに正確に位置決めされた楔が固定され、シャフトが回転すると、楔は切 削プレートにより形成された溝の一つに入れられ、石炭を裂き、分離させるよう になっている。 このタイプの装置は、やはり寸法,複雑さおよび費用を含む多くの不都合に苦 しめられている。 もう一つの不都合は、楔が溝内に入り、その石炭の面に対してこすらないこと を保証するために、楔を第2のアームに正確に位置決めする必要があることであ る。もしも、特別な切削プレートがダメージを受け、それ故に異なるタイプの溝 が切削される結果となり、これが楔を溝内に適切に入らないことに帰することに なり得る。さらにまた、もしも切削プレートが置き換えられると、楔が正確に位 置を変えることを保証することが必要になることがよくある。 楔(“楔車(wedging wheel)”“粉砕車(bursting wheel)”とも呼ばれる )についてのもう一つの不都合は、溝内にテーパが付く可能性である。これが生 じると、そしてもしも岩が極端に硬く、或は粉々にできないならば、結果は、楔 が破壊し、或は変形させられるか、シャフトを駆動しているモータが焼損してし まうかである。 もしも楔が変形し、或は破壊すると、楔の取り換え、或は位置を変えるために 装置を停止する必要がある。 楔についてのこの困難さのために、より近代的な切り掘り機械は、それらを全 くなしで済ませている。発明の開示 我々は、掘削の切削し(cut)そして砕く(break)原理を利用でき、上述した ように楔を使うことの困難さを実質的に克服した装置をここに開発した。 我々は、切削ディスク上に楔を位置させることによりこの事を達成した。そし て、第2のアームを必要とせず、楔が第2のアーム上に正確に位置決めされるこ とを保証する必要はない。 オプションとして、我々は、楔が溝内に捕らえられる可能性を最小にするため に“キックバック(kick back)”機構を備えた装置を提供できる。 それ故に、一形式において本発明は、固形物を切削しそして砕くための装置に 存し、この装置は、周辺縁部を備えた切削ディスク,上部壁および底部壁,およ び少なくとも上記壁の一方に位置し、そこから延び、そして切削ディスクの周辺 縁部に関して内方に配置された楔を有している。 このようにして、我々は、切削ディスクが最初に溝を切削し、そして溝が予め 定めた深さにあるとき(切削ディスクと楔との間の間隔に対応する)、楔は切削 された溝内に入り、固形物を砕けさせることを見いだした。 楔は、上部壁か底部壁のいずれかに設けてよく、楔は切削ディスクの上部壁お よび底部壁の双方に設けるのが好ましい。 もしも望むならば、楔は切削ディスクに関して回転可能に装着されるのがよい 。このようにして、楔は、切削溝内に回転可能に挿入され、摩損を最小にする。 適当に、上部壁に一方、そして底部壁にもう一方の一対の楔が設けられ、それ により楔は一緒に結合される。 この楔は、切削ディスクに調節可能に装着され、切削ディスクから複数の距離 に延びることを許容するようにしてもよい。このことは、もしも硬度が切削深さ により返られるならば好ましい。また、岩を砕かせるために、楔の続く拡大とと もに切削溝内へ切削ディスクが深く入り込むのを許容するのもよい。 楔は、切削される岩のタイプ,切削動作,装置のパワー能力(power capabili ty)およびこれに類するものにしたがい可変の距離によって切削ディスクの周辺 ディスクから内方に配置するのがよい。例えば、柔らかく、砕け易い固形物に付 き、楔はより周辺縁部に向かって配置され、より高い立ち上がった輪郭(profil e)を有することができる。固く、砕け易い岩に対しては、楔は、そのてこの作 用を改善するために切削ディスクの中心により近く配置できる。固く、砕けにく い岩に対しては、楔の高さを減じてもよい。 楔面の輪郭は、変えることができ、そして切削される固形物のタイプ、および 切削動作のタイプにしたがわせてもよい。 もしも、楔が切削ディスクに回転可能に装着されるならば、楔の輪郭はその回 転軸に関して対称であるのが好ましい。輪郭の一タイプは錐状体、或は“ピラミ ッド”形(“マシュルーム”形とも呼ばれる)を含んでもよい。この輪郭の角度 (即ち、楔が切削ディスク上に上げ得る距離)もまた変えてもよい。この角度は 、もしも望むならば、1°〜10°でよい。もしも、一対の楔が設けられるなら ば、各楔は他に対して同一或は異なる輪郭を有してよい。一形式において、各楔 は同一の輪郭を有する一方、もう一つの形式において、ある楔は実質的に平らで あるのに対して、他の楔はピラミッドタイプの形を有してもよい。 本装置は、取り付け部材に接続された一対の楔を設けられるのがよく、この取 り付け部材は切削ディスクの開き口(aperture)に装着できる。この取り付け部 材 は、切削ディスクの開口部にねじ切り係合してもよい。 切削ディスクは、平面図で見ると実質的に円形でよい。このディスクの周辺部 は、ディスクの残りの本体に関して僅かに厚くするのがよい。一或はそれよりも 多くの切削歯が設けられるのがよく、これらは切削歯の周辺部に隣接して装着さ れるのがよい。好ましくは、複数の切削歯が設けられるのがよい。これらの歯は 、ディスクの周辺部の回りに等間隔で配置されるが、切削歯は楔の直近にないの が好ましい。切削歯は、種々の角度であってよく、切削歯のいくつかは切削ディ スクから上方に延び、切削歯のいくつかは切削ディスクと一列をなし、切削歯の いくつかは切削ディスクから下方に配置されるのが好ましい。このことは、切削 溝を、それ自身、溝内において楔状態にすることなく、収容するのに十分大きい ことを保証する。 切削ディスクは、回転可能なシャフト部材の一端に隣接して取り付け得る。こ の回転可能なシャフト部材は、駆動手段により駆動される。この駆動手段は、液 圧のもの,空圧のもの,電気的なもの、或は内燃機関でよい。 駆動手段は、低回転速度,高トルクで回転可能なシャフト部材を設けるために 減速歯車箱に結合されるのが適している。 このシャフトは、支持フレームにより支持してもよい。この支持フレームはま た、駆動手段および歯車箱をも支持してもよい。 回転可能なシャフト部材は、切削される固形物に向かう方向に、そして固形物 から離れる方向に偏倚手段によって偏倚され得る。好ましくは、偏倚手段は、切 削ディスクを固形物に効率よく切り込むのを許容するための十分な力を与えるが 、もしも楔が切削溝内で閉じ込められ、或は動けなくなったとしても、回転可能 なシャフト部材の“キックバック”を阻止する程十分強くはないのが好ましい。 偏倚手段は、液圧,空圧、或は機械的なものでよい。支持フレームは回転可能 に装着され、偏倚手段は、支持フレーム、そしてそれ故に、回転可能なシャフト 部材を切削される固形物に向かう方向およびこれから離れる方向に偏倚させるよ うに働くことができるのが適している。図面の簡単な説明 本発明の実施例は、図面を参照してここに記述されており、 図1は本発明の実施例に係る切削ディスクを示し、楔を含み、 図2は、図2の切削ディスク上の一対の楔の位置を定めた状態を示し、 図3は、使用時における図1の切削ディスクの側部部分断面であり、 図4は、図1に示されるような切削ディスクを回転させるための装置の図であ り、 図5は、トラクターの3点リンク装置に取り付けられた図4の装置の図で、 図6は、図5のリンク装置のより詳細な図であり、 図7は、使用中の切削ディスクを示し、 図8は、代案の楔装置を有する切削ディスクを示し、 図9は、さらに代案の楔装置を有する切削ディスクを示している。発明の好ましい実施例の記述 図1を参照すると、楔11を取り付けた切削ディスク10が示されている。切 削ディスク10は、多かれ少なかれ従来の構造からなり、平面図でみた場合円形 である。切削ディスク10は、上部壁13と下部壁14とを備えている。上部壁 13は下部壁14に比して直径が僅かに小さく、それにより周辺縁部12が外方 にテーパ付きとなっている。周辺縁部12はまた、図1に示されるように、上部 壁13の主たる部分に比して厚くなっている。 周辺縁部12には複数の切削歯、即ち爪15が取り付けられている。爪15は 従来の挿入する爪であって、炭化タングステンの工具先端が爪のスチールの本体 の軸方向の孔内に挿入され、計測切削(gauge cutting)のために使用される。 炭化タングステンが、爪のスチールの軸部の端部を覆う鈍く尖ったキャップの形 式を採るキャップされた爪(capped picks)が切削の停止のために使用される。 爪は、計量切削のための二つの対のカッターを有する点は別として従来、ひもで 締められていた。二つの対の計量切削具を使用する理由は、切削される溝が、鋭 い応力集中した角部を有し、簡易に破砕することを保証するためである。爪15 は、いくつかの爪が上部壁13の上方に延びるように配置され、いくつかの爪は 底部壁14の下方に延びるように、いくつかの爪は一列になるように配置されて いる。 爪15は、楔11の回りのすぐ近くの周辺部にはないということに注目される。 切削ディスク10は、以下、図4を参照して詳述される駆動手段により、自身が 回転させられ得る回転可能なシャフト16に装着される。 楔組立体(wedge assembly)11は、上部楔17と下部楔18からなる一対の 楔から形成され、図2および3を参照すればより明らかに示されている。この実 施例における楔17および18の各々は、“ピラミッド”或は“マッシュルーム ”の輪郭を有している。楔17および18の各々は、垂れ下がった状態のカラー 部19,20を含み、一方を他方の内側にスライドさせることを可能にするため に、カラー部19に比してカラー部20は小さい直径からなってい。カラー部2 0には、楔17および18を一緒に嵌め合わせるためにクリップ22を装着でき る環状溝21を備えている。この装置において、楔17および18は、お互いに 相対的に回転自由となっている。楔17および18は、外ねじを有する環状の形 の取付け部23に嵌められる。この環状の形は、切削ディスク10内の対応する ねじ付き開口部内に嵌められ、この結果、取付け部23は切削ディスク13にし っかりとねじ係合させられる。カラー部19および20は、取付け部23内に嵌 めることができる。各部間には、約1mmのクリアランスがあり、装置に入るかも しれないごみを除くことを許容し、より大きい粒子が入るのを許容しないように なっている。この各部は容易に組立てられるが、それらを離すためには大ハンマ および楔を必要とする。 図3は、図1の切削ディスク13および楔組立て体11の部分断面図で、どの ように各部が一緒に取付けられるかを示している。 切削ディスク10は、組立て体により回転させられ、装着され、その実施例は 図4に示されている。 この組立て体は、回転シャフト16に取付けられた切削ディスク10を備えて いる。回転シャフト16は、支持フレーム24における軸受を介して支持されて いる(軸受は図示されていない)。 シャフト16の上端部は、減速歯車箱25に結合されている。この組立て体は 、トラクターの3点リンク装置に取付けられ、トラクターの出力駆動シャフト或 は 動力取出装置(図示せず)から動力を得ることができる。トラクターの出力駆動 シャフトは、典型的なものとしては、公称1,000rpmで回転し、約20kwの定格であ る。トラクターの出力駆動シャフトは、約50ml/回転の排気量の定容量液圧ポン プ26を駆動する。最大公称圧力3,000psiで液圧用オイルは、105mlの最大排気 量で、最小でその数字の約4分の1の可変容量モータ27を駆動する。 可変容量は最終駆動の速度を変化させる可能性を与える。 モータ27は、公称20rpmに最終速度をダウンさせるために実質的な大きさの 25:1の減速歯車箱である歯車箱25を駆動する。このシステムは、5,000Nm の平均トルク用として設計されている。この歯車箱は、種々様々で、シャフトが 歯車箱を貫いており、トルクアーム28は別として、歯車箱と機械のフレームと の間の唯一の接続となっている。この歯車箱はボンフィグリオニ(Bonfiglioni )により製造される。 支持フレーム24は第2支持部29に回転可能に装着されており、第2支持部 29はトラクターのリンク装置組立体の部分を形成するリンクアーム30に回転 可能に装着されている。この回転装着点は30として図示されている。 フレーム24は、その上部にて、トラクターにより自身が駆動される液圧ラム 31の形式の偏倚手段に取付けられている。液圧ラム31は、また、もしも楔組 立体11が切削溝内に閉じ込められたなら、そして以下に詳述されるように“キ ックバック”することを切削ディスク10に許容する働きをもする。 カウンターウエイト32は、組立体のバランスをとるために設けられている。 シャフト16(そして、それ故に切削ディスク10)が、駆動部組立体の下方 に延びる角度は、取付け点33を介して変化させ得る。三つの取付け点が設けら れ、固定具を特別な取付け点内に挿入することにより、フレーム組立体24が、 異なる角度配置に動かされ、順にシャフト16、そしてそれ故に切削ディスク1 0の角度を変えることが分かる。この角度は、垂直に対して5°〜25°に変え ることができる。 図5は、トラクターに取り付けられた装置を示し、同様な番号が同様な構成要 素を示すために使われている。この装置は、メインフレーム用平行四辺形リンク 装置と一緒にトラクターの3点リンク装置アームに取り付けられ、その詳細は図 6に関して示されている。 図1に示されるトラクター(他の同様な乗り物)が空圧車輪40を設けられて いるように、一対の安定装置41が使用中に装置の振動を回避するために設けら れている。この安定装置は、ボックス42を介して第2支持部29に取り付けら れ得るスチールローラの形式になっている(図4参照)。この装置もまた、ロー ラを長手方向に調整可能にするのを許容している。液圧ラムは、トラクターの重 量のいくらかを、トラクターのタイヤからローラ40に移すために地面にローラ 41を押すために使用される。 液圧ラム31(図4参照)は、大きな圧縮荷重下にあるとき、平行四辺形リン ク装置の上部リンクが僅かに短縮するのを許容するために取付けられる。これは 、切削ディスク10が、僅かに後方に動くのを許容する。液圧ラム31はリザー バ内のガス圧力下の油で満たされている。ラム31上の荷重が、圧油によりラム 上に及ぼされる力を超えるとき、ラムは後退を強いられ上部リンクが短縮するの を許容する。このプロセスは、リザーバ内のガスの圧力を高めるもので、リンク を短縮するのに必要な力は次第に大きくなる。その高まる速度は、リザーバ内の ガス容積により支配され、順に圧力および容積リザーバ内のガスの初期圧、続い て収容された油の容積により決定される。 使用時、平らな面に切り込むために、切削ディスク10が当接位置に降下させ られ(角度はピボット33を介して決められる)、そして圧力が浅い切り口の掘 削のために切削ディスク10に加えられる。トラクターは非常に僅かに前進させ られ、切り口が、僅かに深くされ、広げられる。ディスク10が切削するととも に非常にゆっくりと前方にはって進むことにより、ローラ41が地面に向かい、 そして切削輪が所望の深さで働けるようになるまで、ディスクを埋めた状態にす ることは可能である。 本機械はウインチにより前方に駆動され、そしてそれは、それへの油供給ライ ンに配置された小さいチョークオリフィスのためにゆっくりと動く。チョークの 効果は、ウインチが最高速度で動くとき、殆どゼロのトルクを有し、このトルク はウインチがゆっくりとなるにしたがって大きくなり、丁度失速するあたりで最 高に達するということである。トラクターの前進速度は非常に遅いので、実際上 は、ウインチは失速状態よりもさほど大きくない速度で動く。この状態で、トラ クターの前進は、切削輪の進行に依存し、駆動モータが切削輪を回転させるのに 必要な力をもはや与え得ない故に、切削輪駆動が失速するときに達するまで、切 削輪が速く切削すればするほど、それへの負荷が大きくなる。ウインチからの失 速状態に近い力の適度に敏感な制御は、ウインチ液圧ラインの圧力調整弁の使用 によって得られ、それはウインチに加えられる最大圧力を設定する。実際上は、 運転者が、切削輪モータへの油供給ラインの圧力計を注視し、駆動システムが供 給できる最高に近い切削輪駆動圧力を保つようにウインチ駆動における油の圧力 を調整する。もしも切削輪が失速すると、ウインチへの圧力が下げられ、このこ とは通常、切削輪を再スタートさせることを許容するのに十分である。このこと は、明らかに実験機を除きどのような機械に対しても不十分で、提案されている 将来の機械は、機械の前進を制御するための自動システムを組み込む一方、切削 輪が常に最大に近い負荷で作動することを保証している。 図7から9を参照すると、種々の楔組立て体が示されている。図7において、 上部楔50と底部楔51が同じ輪郭を有している。この実施例における底部楔5 1の角度は、切削ディスク10の傾斜角と同じになるように選ばれており、底部 楔51が切削溝の掘削された底部上にぴったりと横たわっている。上部楔50の 形状は、掘削される岩のタイプ、特に岩の強さ、およびそのもろさにより決める ことができる。もろい岩(即ち、砂岩)は、すぐに摩滅してしまい、したがって 楔50の上部は、これに対して補償をするために耐摩滅性のある岩の場合よりも 強くある必要がある。 図8は、別の楔装置を示し、上部楔52が実質的に平らで、底部楔53がピラ ミッド形をしている。 図9を参照すると、この実施例では、楔組立て体は、固く、強く、耐摩滅性の ある岩に対して特に適している。この装置における楔組立て体は、追従面56に 先導面57よりもむしろ破砕作用を形成するために、切り込み部内で楔作用をさ せる上部楔55を備えている。この装置において、よりてこの作用が図7および 8を参照した場合よりも適用されている。 種々の変形および修正が既述の実施例になされるてよい。例えば、切削ディス ク10が多くの楔11を含んでよく、そして多くの楔の組を含んでもよい。我々 は、大きな切削ディスクに2或はそれよりも多くの楔組立て体を取り付けること ができると信じている。この楔は切削ディスクに対して回転してよく、それに固 定されてもよく、或はもしもそれらが回転するならば、他の楔とは独立して回転 してもよい。 楔は、アンダーカットされた材料を砕くことが、切削ディスクの全体の輪郭上 に費やすように拡開可能、或は引っ込み可能であってよい。このことは、楔を動 かすために液圧ラムを含むこと、或は切削ディスク10を介して高圧水を許容す ることにより達成され得ることが想像される。もしも、高圧水が使われるならば 、それは、破片を流し去り、そしてアンダーカット材料に特別大きな力を及ぼす という二重の効果を有するためにノズルを通過することにもなる。 そして、回転シャフト16は中空で、空間に、高圧水の供給とともに使用され るフェイジング弁(phasing valve)が設けられてよい。これは、爪の効率を増 大させる。 楔形で先が尖った先導縁部を取り付けられる強いスリーブ内にシャフト16を 納めることは可能で、その結果もしもアンダーカットされた岩が砕けることなく シャフトに達すると、アンダーカットされた岩を割り裂く作用(a splitting ac tion)が生じる。このことは、いくらかの堆積岩がそうであるように、切削した 岩が大きな平らなスラブに割れる傾向にあるとき、好都合で、粉砕輪(the burs ting wheel)が、丁度適所にある大きなスラブを砕き自由状態にし、機械の前進 を回避する。別に、シャフト16に爪、或は他の形式の切削歯を設けてもよく、 それが自身の通り道を切削してもよい。 多くの切削ディスクを設けてもよい。もしも、ただ一つの切削ディスクを設け るならば、装置は、切削プロセスにより生じる数トンの横向きの力を生じるにし たがって、横向きに“歩く”傾向にある。このことは、チェーン或はこれと同様 の部材によりトラクター(または、他の乗り物)を縛り付けることにより抵抗で きる。それ故に、さらに別のものは、一方の横向きの力が他方により打ち消され るように逆回転する一対の切削輪を備えることを含んでもよい。 多種多様な切削ディスクが機械の運動に垂直な一直線に沿って配置してもよい 。そして、第1の切削ディスクが最初の深い溝を掘り、それから第2のものがそ れを深くしてもよい。 切削輪が、約8,000ポンド或は4トンの力で岩に押し込まれ得る。このことは 、もしも切削ディスクが直径約400mmであるならば、順に約5,000Nmのトルクを必 要とする約2.5トンの切削力を意味している。より大きい切削ディスクは、より 大きい力とより大きいトルクを必要とする。切削ディスクを楔の近くで爪のない ようにすることにより、すべてのスラストとトルクが、溝内に楔を押し込んで、 アンダーカット材を砕いてしまうために役立つ。 種々の他の変形および修正が本発明の精神および範囲を逸脱することなく記述 された実施例になされ得ることは理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 周辺縁部,上部壁、および底部壁、および上記壁の少なくともいずれか一 方の上に位置し、それから延び、そして上記周辺縁部に対して内側に配置された 楔を設けた切削ディスクを有する固形物を切削し、掘削するための装置。 2. 上記周辺縁部に複数の切削爪が設けられている請求項1に記載の装置。 3. 第1の楔が、上部壁から延び、第2の楔が、切削ディスクの底部壁から延 びている請求項2に記載の装置。 4. 第1および第2の楔がともに結合されている請求項3に記載の装置。 5. 第1および第2の楔が、互いに取り外し可能に切削ディスクに装着された 請求項4に記載の装置。 6. 少なくとも一つの上記楔が傾斜した先導面を有する請求項5に記載の装置 。 7. 傾斜角が1から10°である請求項6に記載の装置。 8. 上記切削ディスクに結合された回転可能なシャフト部材を備え、このシャ フト部材が駆動手段により回転可能に駆動される請求項1に記載の装置。 9. 上記回転可能なシャフト部材を、そしてそれ故に切削される固形物に対す る切削ディスクを偏倚させるための偏倚手段を備えた請求項8に記載の装置。 10. 上記偏倚手段が、切削ディスクが固形物に切り込むのを許容し、もしも 楔が固形物内に閉じ込められ、或は突き剌さると、シャフト部材がキックバック するのを許容するのに十分な力を切削ディスクに与える請求項9に記載の装置。 11. 上記駆動手段と偏倚手段が乗り物に取り付け可能なフレーム組立体によ り支持されている請求項10に記載の装置。 12. 装置の使用と同時に車の横向きの動きを制限する地面に係合可能なスタ ビライザを有する請求項11に記載の装置。
JP6505691A 1992-08-26 1993-08-26 固形物を切削し,掘削するための装置 Pending JPH08500401A (ja)

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