JPH08500238A - バッテリ充電方法および充電装置 - Google Patents
バッテリ充電方法および充電装置Info
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- JPH08500238A JPH08500238A JP6507621A JP50762194A JPH08500238A JP H08500238 A JPH08500238 A JP H08500238A JP 6507621 A JP6507621 A JP 6507621A JP 50762194 A JP50762194 A JP 50762194A JP H08500238 A JPH08500238 A JP H08500238A
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Abstract
(57)【要約】
各バッテリの構造または温度とは無関係に充電プロセスを自動的に制御するバッテリ充電器が提供される。充電ブロセスの制御は、充電電流を周期的に遮断し、電流遮断後に定められた時間間隔中にバッテリの開放電圧を測定し、この開放電圧を基準電圧と比較することによって実施される。各再充電操作者が初期の一定時間中に時間に対する開放電圧の変動を分析して、過充電の始まりを表わす二、三の特徴点を位置決めすることによって、基準電圧が自動的に特定される。充電電流が必要に応じて低減されるので、開放電圧が基準電圧を超えることなくまた顕著な過充電が防止される。
Description
【発明の詳細な説明】
バッテリ充電方法および充電装置
発明の背景
本発明は再充電型バッテリおよび電池の改良型充電装置に関するものである。
さらに詳しくは、バッテリの過充電および過充電に伴なう効果、例えばバッテ
リの過熱またはサイクル寿命の短縮などを生じることなくバッテリを非常に迅速
にまた「穏やかに」充電することのできる改良型バッテリ充電装置に関するもの
である。
特に本発明は、自動的に基準電圧を特定し従って過電圧を避けるように充電サ
イクルを制御することのできる改良型バッテリ充電装置に関するものである。
充電プロセスの制御は、充電電流を周期的に遮断し、電流遮断後に定められた
時間間隔においてバッテリの開放電圧(無抵抗電圧, resistance free volt
age) V0を特定し、この開放電圧V0を過充電反応開始を特徴づける基準電圧
VREFと比較することによって実施される。開放電圧V0が基準電圧VREFを超え
ないように必要に応じて充電電流を低下させる。
過充電反応の開始の基準電圧特性は、一定電流の充電期間中に二、三の特徴的
なデータ点(特徴データ点)の
開放電圧V0を特定することによって特定される。これらの特徴データ点は、開
放電圧V0を時間tに関連づける充電曲線上に配置され得る。第2図において、
これらの特徴点は、
(1)第1次導関数dVo/dtが極小値をとる場所の充電曲線V0(t)の
第1屈折点I(1)、
(2)同様に、第2次導関数曲線d2V0/dt2が極大値をとる箇所に対応す
る第1次導関数曲線(dV0/dt)の屈折点として識別される充電曲線の極大
曲率点K、
(3)第1次導関数dV0/dtが極大値をとる箇所に対応する充電曲線の第
2屈折点I (2)である。
適当な基準電圧VREFは前記特徴点のいずれか1つの関数、または2若しくは
2以上の特徴点の重みづけ平均として選定される。例えば、基準電圧VREFはV
I(1)の値を数パーセント増大することにより、あるいはVkまたはVI(2
)の値を数パーセント減少せることによって算出することができる。
本発明に関する再充電型バッテリまたは電池は、ニッケル−カドミウム(Ni
Cd)、ニッケル−金属ハロゲン化物(NiMeH)、鉛−酸を使用する型のま
たはその他の化学的なバッテリまたは電池である。これらは、シェーバ、コード
レス電動工具、ポータブル電話、コンピュータ、オモチャなどの小型器具から、
フォークリフ
ト・トラック、ゴルフカート、および電気自動車まで各種用途に使用される。
電気自動車における信頼度の増大が期待されるに従って、道路上のその「充電
スタンド」にける迅速な再充電によってその限定された走行キロ数を延長する必
要があるので、この種の自動車の迅速かつ「機能的(intelligent)」充電が特
に重要な要請となっている。電気自動車を家庭の充電箇所でゆっくりと再充電す
る場合でも、現在使用されている多くの充電法に見られるようなバッテリ寿命を
短縮させる過充電を避けることが充電器にとって重要である。電気自動車のバッ
テリは相当大きな投資であり、従って機能的充電器によってバッテリの寿命を延
長することが経済性の観点から必要であろう。この場合「機能的充電器」とは、
任意の再充電型バッテリの容量を自動的に特定し、顕著な過充電なしで極大飽和
状態に達するように充電サイクルを制御する機能を有する充電器を言う。
バッテリの充電は、通常、電流(例えば定電流)を制御しながらまたしばしば
電圧(例えば極大電圧)も制御しながらバッテリを通して電流を流す段階を含む
。充電プロセスそのものの充電率を制御する必要があるが、制御のために最も重
要なファクタはバッテリが完全に充電された時に充電プロセスを停止させること
にある。完全充電からの継続充電は望ましくないむだな過充電反応を
生じる。通気された電池中の過充電反応は電気分解と水の損失を生じ水を交換し
なければならなず、他方密封された電池においては、過充電反応によって生じた
ガスの再結合反応が放熱反応であるので、圧力と熱とを生じる。
理想的には、過充電反応は高い電圧を必要とするので、単に充電電圧を一定値
に制限することによって防止される。不幸にして、この簡単なアプローチは二、
三の型の電池、例えば鉛−酸電池、および密封型Liイオン電池についてのみ部
分的に奏功する。
過充電反応生成物を再結合する可能性のある密封電池(例えばNiCd電池)
は、生成ガスの圧力が低くまた発生熱が容易に消失される程度に低い低充電率に
際しては通常過電圧を許容するであろう。バッテリが完全充電された時に電解質
成分が失われていなければ、充電プロセスを停止する必要性はさほど大きくない
。しかし、低充電率でも充電を継続すれば電池の寿命を短縮させることが多い。
急速充電、例えば1時間以内の充電は、通気された電池についても密封された
電池についてもさらに大きな挑戦である。第1の問題点は、極板中の電荷分布率
および平衡率が制限されているので、電気化学的に影響されやすい活性物質部分
が完全充電されて過充電反応を生じるが、他の活性物質部分がまだ完全充電され
ていない結果となる。第1図に示す一般的充電許容曲線は、この問題
点が電流の増大によって重大になることを示す。すなわち高い充電率においては
、過充電反応が完全充電の低い部分において表われはじめる。過充電区域におい
ては、充電反応の電流効率が低下しており、クーロン
(coulumbic)エネルギーの大部分が過充電反応に消費されている。このような
状態で充電プロセスを完了するには、過充電反応を一定率で十分長時間許容しな
ければならない。実際にこのような場合がしばしばである。その結果、急速充電
NiCdは過充電期間中の過度の圧力形成を防止するためさらに強く触媒反応さ
せられる。このような限られた過充電期間を使用するアプローチは、中程度の充
電率(1−6時間)のために開発された簡単な充電テクノロジーを使用すること
ができるので一般に使用されている。しかし高率充電中のバッテリの急速過熱を
避けることができない。他の問題点は、特に低温において、再結合触媒が効果的
でない時に安全圧を超え電池通気を生じる可能性があることである。
急速充電/過充電プロセスを所望の点で終結する方法は第2図の充電電圧曲線
によって最もよく示されている。活性物質、Ni(OH)2とNiO(OH)の
還元された形と酸化された形をそれぞれMredとM0Xで示す。
電圧曲線Vo/tの第1図部分Aは、M0Xの最初の発生により強く放電された
電池の初期急速電圧上昇を示し、次に主充電期間中の平坦な電圧プロファイルを
示し、こ
の平坦プロファイルにおいては両方の活性物質の十分量のM0XとMredとが存
在する。充電曲線の第2部分Bは第1屈折点I(1)から始まり、初期過充電反
応の開始と漸進的増大とによる電圧上昇を示す。部分Cは屈折点I(2)に始ま
り、この部分においては過充電反応が支配的になる。この曲線は最大曲率Kにお
いて分離し、従って部分Cは通気電池Cvと密封電池Csとの間で相違している
。通気電池の場合、電圧曲線はCvにおいて初期過充電反応に対応して最終的に
台地状(plateau)に平坦化する。再結合を伴なう密封電池の場合、第1屈折点
I(1)から過充電反応が顕著な温度上昇を示し、第2屈折点I(2)からさら
に顕著となる。電池電圧が負の温度係数を有するなら(例えばNiCdバッテリ
)、充電曲線のこの部分Csにおいて急速な温度上昇の故に台地状ではなくピー
クPが生じる。
密封NiCdバッテリの通常の充電制御システムは電圧ピークの検出後に充電
電流を停止することに基づいている。真のピークと電圧読みノイズとを区別する
ため、ある程度のオーバラン、例えば10mVが必要である。
この「負のデルタV」法は約1時間の充電率にとって有効である。もちろん、こ
の方法は過充電によって生じる過熱効果に依存しているので、この方法によれば
顕著な過充電は避けがたい。
より複雑な方法は充電プロセスを停止するために第2
屈折点I(2)を使用する。この方法は充電時間を15分に短縮することができ
る。この場合にも屈折点のある程度のオーバランが必要であって、過充電は完全
には防止されない。
前記両方の方法は充電を高充電率で終結させるために第1図における充電/過
充電境界線を横切ることに依存しており、バッテリのある程度の不必要な有害な
加熱を生じる。多くのバッテリは熱力学的また不可逆的熱効果の故に放電中に加
熱を生じるが、充電中の追加加熱がヘビーデューティ使用中のバッテリの急速な
過熱を生じる。
急速充電のさらに論理的なアプローチは過充電反応の生じはじめる点において
充電率を低下させることであり、これは第1図に示される充電/過充電境界線に
本質的に従がわなければならない。このようにして過充電反応が避けられ、圧力
増大が非常に低くなり、電池は過充電反応の再結合メカニズムによって加熱しな
い。低内部抵抗を有するNiCd電池は充電反応の吸熱性の故に冷却することも
ありうる。
過充電の始まりを特定する1つの実際的方法は、充電電流の短時間かつ頻繁な
中断中に開放(開回路)電圧V0を測定し、これを過充電反応の始まりを代表す
る外部の予め選択された基準電圧と比較することに基づいている。検出された開
放電圧V0がこのプリセット値(温度に関して補正された値)に達した時、基準
電圧が超過
されないように電流が徐々に低減させられる。
この方法は欧州特願第311,460号に記載されている。
開放電圧V0の読みに基づくこの電流「テーパリング(tapering)」法は一部
の通気されたバッテリおよび密封バッテリについて非常によく適合する。低抵抗
密封NiCdバッテリは10℃以下の温度上昇をもって5分の短時間で充電され
、または温度低下を伴なって15分以内に充電される。通常の鉛−酸バッテリは
20分以内に充電され、航空機始動用の通気NiCdバッテリは15分以内に充
電される。
しかし、この方法は前記の電圧曲線法と比較して大きな欠点を有する。すなわ
ち、第1図の充電/過充電境界線にそって充電プロセスを制御するために使用さ
れる基準電圧がバッテリ中の電池数、温度およびある程度は電池構造に依存して
いる。電池数およびその温度に対して基準電圧VREFを設定することは特に困難
ではないが、個々の電池の構造効果を基準電圧VREF値に合体させるのはさらに
複雑な作業である。
発明の概要
本発明の目的は、個々の電池の特性または温度とは無関係に作動することので
きる「機能的」充電装置を提供することによってこれらの問題を解決するにある
。従って、本発明による新規なバッテリ充電装置は、開放状態
において各電流遮断の一定時間後に電池電圧をサンプリングし、開放状態で測定
された充電曲線を編集し分析して、放電開始を特徴づける単数または複数の点の
位置から適当な基準電圧VREF値を特定する。この方法によって特定された基準
電圧VREFは自動的に電池の数、温度および構造を反映し、従って、個々のバッ
テリのパラメータを予め知らなくてもこの充電装置によってそのバッテリを再充
電することができる。好ましい実施態様は必要な機能を調整し実行するマイクロ
プロセッサを含む。
図面の簡単な説明
第1図は、急速充電状態において再充電性バッテリの一般的充電を示すグラフ
である。
第2図は、経過充電時間tに対する一般的温度曲線と充電曲線とを示すグラフ
である。
第3A図は、最初常温にあって8Cのレー卜(rate)で5Aの電流で充電
される、ブランドXの電池について、電流オフ期間中に15msecと495m
secにおいて測定された充電時間tに対する温度および無負荷電圧V0を示す
グラフである。
第3B図は、第3A図の15msecのV0(t)曲線の第1次および第2次
導関数曲線のグラフである。
第3C図は、第3A図の条件下に電流オフ期間中に種々の時間t0において測
定されたV0の値のV0(t)曲線を示す三次元グラフである。
第4図は、充電電流が2.5A、充電レー卜(rate)が4Cであること以
外は第3A図の場合と同様の条件であるグラフである。
第5図は、初めの電池温度が約53℃、充電電流が10Aであること以外は第
3A図の場合と同様であるグラフである。
第6図は、電池ブランドYを使用したこと以外は第3A図と同様のグラフであ
る。
第7図は、電池ブランドYを使用し充電率が4Cであること以外は第4図の場
合と同様の条件であるグラフである。
第8図は、電池ブランドYを使用し初めの電池温度が約49℃であったこと以
外は第5図の場合と同様の条件であるグラフである。
第9A図は、電池ブランドWを使用したこと以外は第3A図の場合と同様の条
件であるグラフである。
第9B図は、第9A図のV0(t)曲線の第1次および第2次導関数の曲線を
示すグラフである。
第10図は、本発明の1つの実施態様の概略回路図である。
第11図は、常温におけるある特定のセルタイプについて本発明の充電装置に
よって得られた結果を示すグラフである。
第12図は、電池温度が高いこと以外は第11図の場
合と同様であるグラフである。
第13図は、常温において第2のセルタイプを有する本発明の充電装置によっ
て得られた結果を示すグラフである。
発明の詳細な説明
すべてのデータは、この場合に簡略化のため電池X,Y,Wと呼ばれる市販の
電池を使用して得られた。第3A図と第4図は、バッテリメーカXによって製造
されたAAサイズと600mAhラベル容量を有する2つの密封NiCd電池使
用し、それぞれ5Aの電流(8Cレート)と2.5A電流(4Cレー卜)によっ
て充電して得られた充電データを示す。第5図はこれより高い約53℃の温度で
10A(8Cレー卜)で充電して得られた同一電池Xのデータを示す。第6図乃
至第8図は他のメーカYの電池によって得られた同様の充電データを示す。電池
XとYは工業用電池の範囲内における極端な例を示すために選定された。
第3C図は第3A図に使用された条件を使用し、10秒ごとに繰り返される5
00msecに亘る長い電流オフ期間中にとられた個々の電圧(V0の値)の全
減衰曲線を示すグラフである。各電流オフ期間中に、10msec毎のt0にお
いて、電圧減衰曲線がサンプリングされ、前後する100msecの間中も同様
にサンプリングされる。第3A図、第4図乃至第8図、および第9A
図において、電流遮断後にそれぞれ15msecおよび495msecで採られ
た電圧サンプルが温度プロファィルと共に、開放電圧V0プロファイル曲線とし
てプロットされた。温度プロファイル曲線は電池の外側面に接触する熱電対によ
って測定され、過充電による温度の傾斜上昇を示す。熱電対の外側装着の故に、
温度曲線は過充電反応の開始より遅れる。
第3A図と第4図における電池Xの15msecV0の電圧曲線を比較してみ
れば、第1屈折点が本質的に同一電圧1.49−1.50Vにおいて生じ、これ
はVI(1)が充電レートとは無関係であることを示す。第6図と第7図のY電
池について検討すれば、VI(1)が低くて1.46−1.47Vの範囲内にあ
ること以外は同様の結論に達する。電池Xの場合に電圧プロファイル曲線全体が
高くなり第1屈折点以後において分離が急激になることが明かである。電池X,
YのVI(1)間の差異、
約30mVは欧州特願第311,460号の充電法を使用して得られたこれらの
電池のデータと一致している。
第5図と第8図のデータは10Aの電流で充電する前に約50℃に予熱された
それぞれ電池X,Yにおいて得られたデータである。この場合にも電池Xが15
msec曲線上の第1屈折点を電池Yよりも高い電圧において有するので同一の
相対画像が見られ、この場合、NiCd電池の温度係数から予想されるように、
両方の熱い電
池は50−100mV低い屈折点電圧VI(1)を有する。
またこれは前記の公知テクノロジーを使用した同一電池型の実験に対応している
。
これらのデータから明かなように、充電曲線の制御される部分の基準電圧VRE F
を設定するために第1屈折点における開放電圧V0の値を使用することができ、
基準電圧VREFの最適値を特定するために予めバッテリ電圧、温度および構造を
知る必要はない。第1屈折点I(1)の位置を簡単に特定する1つの方法は、時
間に対する電圧の第1次導関数上の極小値として特定することである。電圧サン
プルの小浮動によって生じる不確定性を除去するため、通常は電気的または数学
的フィルタ(輪転平均,rolling averages)を使用すること及び屈折点のある
程度のオーバラン(第1次導関数曲線上の極小値の固定されたオーバラン)を許
容することの必要がある。
また、充電プロセスの所望の駆動力を必要に応じて変動できるように基準電圧
VREFの値を屈折点における測定値に対してある関係に設定することが可能であ
る。1つの可能性は、基準電圧VREFを第1屈折点における電圧読み値より固定
したパーセントだけ高く設定するにある。
他の可能性は、充電曲線上の次の特徴点、すなわち極大曲率点Kが検出される
まで充電を継続するにある。この点は、第2次導関数曲線d2V/dt2が極大値
とな
る所に第1次導関数曲線上の屈折点を配置することによって特定される。この場
合、基準電圧VREFが開放電圧V0と等しく設定され、または開放電圧V0に対し
て一定関係に、例えばVk値の98%に設定される。
また、最大曲率点Kを超えて、すでにある程度の過充電が生じている第2屈折
点I (2)が検出されるまで充電を継続することができる。この場合、基準電
圧VREFはVI(2)の一定パーセント以下に設定される(例えばVI(2)の
95%)。この点は第1次導関数曲線dV0/dt上の極大値として位置決めさ
れる。
また、基準電圧VREFの値を、これらの特徴的開放電圧VI(1)、Vkおよ
びVI(2)のいずれかの関数として、例えばこれらの値の特定の重みづけ平均
として設定することができる。
前記の各実施例は、各電流遮断の15msec後にサンプリングされた電圧か
ら成る電圧プロファイル曲線を使用した。しかし、電流オフ期間中の他の定めら
れた時間にサンプリングされた電圧サンプルを使用することも可能である。第3
C図は電流オフ期間中に相異なる時間において連続的に発生した電圧プロファイ
ル曲線を示す。また、電圧によって生じた抵抗の存在が充電プロセスの制御をよ
り不正確にするが、電流遮断以外でまたはその前にサンプリングされた電圧サン
プルでさえも使用することができる。
開放電圧V0充電曲線上の特徴点を確認し位置決めし、これらの点における特
徴電圧を読取り、これらの点における開放電圧V0の測定値にもとづいて基準電
圧VREFを設定し、開放電圧V0が基準電圧VREFの値またはその下に留まるよう
に電流を制御する機能は、マイクロプロセッサを使用することによって最も簡単
に達成される。またマイクロプロセッサを使用すれば、種々の安全バックアップ
機能、電流制御および遮断判定基準を追加することができる。これらは、バッテ
リパックの中にひどく不整合な電池が存在することによって屈折点が不明確な場
合、またはバッテリパック中に過度に多数のバッテリが存在する場合(電気自動
車のバッテリ)に重要である。これらの問題点は、より小数のバッテリグループ
をバッテリパックの中に使用し、また「最も弱いリンク」、すなわち、最初に過
充電を開始する電池グループによる充電電流を制御することによって修正される
。
第1屈折点が不明確な場合に不測の過充電が生じる。
電池ブランドWに関する第9A図に図示のように、これらの電池が十分に発達し
ていない「サドル」を有すること、別言すれば、第9B図に図示のように第1次
導関数曲線dV0/dt上に明確な極小値または極大値を有しないことを観察す
ればこのようなケースが予測される。しかしこの場合、これらの電池は第9B図
に見られるように第2次導関数曲線d2V/dt2上の極大値として
検出される最大曲率点Kにおいて前記曲線上に屈折点を有することを観察して過
充電を避けることができる。また、この点の位置は過充電の第1開始点に対応す
る。一般に高い内部抵抗を有する電池、すなわち急速充電中に過度に加熱される
電池は不十分に発達した「サドル形状」を有する。またNiMeH電池はNiC
d電池、鉛−酸電池およびその他の電池よりも少なく発達した「サドル形状」を
有する。従って、電荷曲線上の屈折点が曲線形状の故に不明確である場合、基準
電圧VREFを設定するための第2の「フェイルセーフ」評価基準としてVKを使用
することが望ましい。
もちろん、不測の過充電を防止するために使用される他の多くのバックアップ
評価基準が存在する。これらの評価基準は温度上昇、V0増大、第2屈折点への
あるパーセントだけ到着若しくは超過、またはバッテリの相異なる部分において
測定された値の比較に基づいている。
上述した説明は密封型NiCd電池に集中したのであるが、本発明の方法は「
サドル型」充電曲線を示すその他の再充電型電池についても利用できる。
第10図は、本発明による好ましい実施態様の概略回路図である。再充電型電
池またはバッテリは、電流測定用分路抵抗器、電流遮断用リレーおよび温度セン
サと共に電源に接続される。この回路の動作を実行しモニタするため、データ取
得/リレー制御コンピュータシステム、
例えばマイクロプロセッサが使用される。
第10図の回路ダイヤグラムによるマイクロプロセッサを使用して2つのテス
トが実行された。単なる電源を使用する代わりに、出願人は現存のバッテリ充電
器、この場合にはカナダ、オンタリオ、ミシサウガのノルビック・テクノロジー
から入手される5アンペア Minitー
放電圧V0を各リレーの開放の10msec後に測定した。このリレーは回路を
10秒ごとに500msecの間開くように設定された。充電中、開放電圧V0
値がマイクロプロセッサによってモニタされ、このマイクロプロセッサはこれら
のデータを充電プロセスの制御のために使用した。それぞれ常温の場合(第11
図)と高温の場合(第12図)について、YブランドAA型再充電可能電池を使
用したテスト結果を示すグラフを表示する。第13図はXブランドAA型再充電
可能電池を使用した第11図と同様のテスト結果を示す。
充電操作の開始時に、ダミーの初期基準電圧VREF(i)は初期充電操作を全
力で動作させるため故意に高く設定された。初充電中に、第3A図について述べ
たように、マイクロプロセッサが前記のように開放電圧V0に対する値をモニタ
し、充電開始後の経過時間tに対して開放電圧V0の第1次導関数曲線dV0/d
t上の極小点I(1)を特定するためにこれらのデータを処理した。第
1次導関数曲線dV0/dt上の極小値を安全に同定するため、基準電圧VREFの
変化をトリガする前に0.04mV/sのオーバランを許した。基準電圧VREF
はトリガ点(点Z)における開放電圧V0の102%として算出された。この場
合、マイクロプロセッサは調整された基準電圧VREFの値を点I(1)における
開放電圧V0の値として設定し、この基準電圧
に合体された電流制御システムに対して電送した。
第11図乃至第13図において両方のバッテリブランドについて、基準電圧VREF(a)
の値はグラフの点Zに設定される。本発明の充電回路は自動的に各電池の
性質に対応して基準電圧VREF(a)の値を設定し、この場合には類似温度のテスト
(第11図および第13図)のブランドX電池について基準電圧VREF(a)を約3
0mVだけ少し高く設定した。これは、これらのブランドの公知の値と一致する
。同様に、本発明の充電回路は高温Yブランド電池(第12図)について基準電
圧VREF(a) を約50mV低く設定した。これは、NiCd電池の基準電圧VRE F
の公知の温度依存関係と一致する。一度基準電圧VREF(a)が点Zに設定される
と、充電回路は前記のように開放電圧V0をモニタしつづけ、開放電圧V0が基準
電圧VREFを超えることのないように充電電流を制御する。点Zにおいて、調整
された電流は急速に下降し、
次に、マィクロプロセッサからの命令に従って次第に減少(tapering off)する
。その結果、電池は第11図乃至第13図に図示のように、顕著な過充電を示す
ことなく、急速に、しかし、穏やかに飽和状態まで充電される。また良好な温度
制御が実施されることは明かであり、これは一般に現在のテクノロジーを使用し
た型の電池の充電の場合には深刻な問題点である。
異なる型の電池およびバッテリは基準電圧VREFの温度係数の異なる値を有す
るので、相異なる温度の電池をこのパラメータによって設定する必要なく正確に
充電することのできる本発明による充電回路の機能は当業界において大きな進歩
である。例えば、本発明の装置は金属水化物電池またはNiCd電池を、それぞ
れの電池の特性または性質を知る必要なく同様によく充電することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年9月23日
【補正内容】
この方法は欧州特願第311,460号に記載され、この方法は電池およびバ
ッテリを充電電流によって充電し、前記充電電流を周期的に遮断して定められた
持続時間の電流オフ間隔を生じ、前記電流オフ間隔中に測定された電圧の開放電
圧V0成分をサンプリングし、過充電反応の始まりを代表する過充電基準電圧VR ef
を選定し、また電池およびバッテリが十分に充電されるまで開放電圧V0が基
準電圧VRefを超えないように充電電流を変調することによって、電圧/時間誘
導関数を使用して電池およびバッテリを再充電する方法と要約することができる
。
開放電圧V0の読みに基づくこの電流「テーパリング(tapering)」法は一部
の通気されたバッテリおよび密封バッテリについて非常によく適合する。低抵抗
密封NiCdバッテリは10℃以下の温度上昇をもって5分の短時間で充電され
、または温度低下を伴なって15分以内に充電される。通常の鉛−酸バッテリは
20分以内に充電され、航空機始動用の通気NiCdバッテリは15分以内に充
電される。
しかし、この方法は前記の電圧曲線法と比較して大きな欠点を有する。すなわ
ち、第1図の充電/過充電境界線にそって充電プロセスを制御するために使用さ
れる基準電圧がバッテリ中の電池数、温度およびある程度は電池構造に依存して
いる。電池数およびその温度に対して
基準電圧VRefを設定することは特に困難ではないが、個々の電池の構造効果を
基準電圧VRef値に合体させるのはさらに複雑な作業である。
発明の概要
本発明の目的は、個々の電池の特性または温度とは無関係に作動することので
きる「機能的」充電装置を提供することによってこれらの問題を解決するにある
。従って、本発明の方法は、(a)時間tに対して開放電圧V0の値を収集(com
piling)する段階と、(b)開放電圧V0の少なくとも第1次導関数曲線dV0/
dtを作成してこの曲線上の第1次導関数特徴点を検出する段階と、(c)前記
第1次導関数の特徴点の少なくとも1つの関数として過充電基準電圧VRefを選
定する段階とを含むことを特徴とする。
この方法によって特定された基準電圧VRefは自動的に電池の数、温度および
構造を反映し、従って個々のバッテリのパラメータを予め知らなくてもこの充電
装置によってそのバッテリを再充電することができる。好ましい実施態様は必要
機能を調整し実行するマイクロプロセッサを含む。
図面の簡単な説明
第1図は、急速充電状態において再充電性バッテリの一般的充電を示すグラフ
である。
第2図は、経過充電時間tに対する一般的温度曲線と
充電曲線とを示すグラフである。
第3A図は、最初常温にあって8Cのレート(rate)で5Aの電流で充電
される、ブランドXの電池について、電流オフ期間中に15msecと495m
secにおいて測定された充電時間tに対する温度および開放電圧V0を示すグ
ラフである。
第3B図は、第3A図の15msecのV0(t)曲線の第1次および第2次
導関数曲線のグラフである。
第3C図は、第3A図の条件下に電流オフ期間中に種々の時間t0において測
定されたV0の値のV0(t)曲線を示す三次元グラフである。
第4図は、充電電流が2.5A、充電レー卜が4Cであること以外は第3A図
の場合と同様の条件であるグラフである。
請求の範囲
1. 電池およびバッテリを充電電流によって充電し、前記充電電流を周期的
に遮断して定められた持続時間の電流オフ間隔を生じ、前記電流オフ間隔中に測
定された電圧の開放電圧V0成分をサンプリングし、過充電反応の始まりを代表
する過充電基準電圧VRefを選定し、また電池およびバッテリが十分に充電され
るまで開放電圧V0が基準電圧VRefを超えないように充電電流を変調することに
よって、電圧/時間誘導関数を使用して電池およびバッテリを再充電する方法に
おいて、
(a)時間tに対して開放電圧V0の値を収集する段階と、
(b)開放電圧V0の少なくとも第1次導関数曲線dV0/dtを作成してこの
曲線上の第1次導関数の特徴点を検出する段階と、
(c)前記第1次導関数の特徴点の少なくとも1つの関数として過充電基準電
圧VRefを選定する段階とを含むことを特徴とする方法。
2. 開放電圧V0の第2次導関数曲線d2Vo/dt2を作成し、この曲線
上の極大の第2次導関数の特徴点を検出する段階を含むことを特徴とする請求項
1に記載の方法。
3. 前記第1次および第2次導関数の特徴点が、
a)第1次導関数曲線dV0/dtの極小値として位置決めされる第1屈折
点I (1)、
b)第2次導関数曲線d2Vo/dt2の極大値として位置決めされる最大
曲率点KN、
c)第1次導関数曲線dV0/dtの極大値として位置決めされる第2屈折
点I(2)、および
d)前記点の少なくとも2つの点の関数、
からなるグループの中から選定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
4. 電池およびバッテリを充電電流によって充電する手段と、前記電池およ
びバッテリの電圧/時間導関数を特定する手段と、前記充電電流を周期的に遮断
して定められた持続時間の電流オフ間隔を生じる手段と、前記電流オフ間隔中に
測定された電圧の開放電圧V0成分をサンプリングする手段と、過充電反応の始
まりを代表する過充電基準電圧VRefを選定する手段と、電池およびバッテリが
十分に充電されるまで開放電圧V0が基準電圧VRefを超えないように充電電流を
変調する手段とを含む再充電装置において、
(a)時間tに対して開放電圧V0の値を収集する手段と、
(b)開放電圧V0の少なくとも第1次導関数曲線dV0/dtを作成してこの
曲線上の第1次導関数の特徴点を検出する手段と、
(c)前記第1次導関数の特徴点の少なくとも1つの関数として過充電基準電
圧VRefを選定する段階と、を含む、
ことを特徴とする再充電装置。
5. 開放電圧V0の第2次導関数曲線d2Vo/dt2を作成し、この曲線
上の極大の第2次導関数の特徴点を検出する手段を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
6. 第1次導関数曲線dV0/dtの極小値として位置決めされた第1屈折
点I(1)を特定する手段を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
7. 第2次導関数曲線d2Vo/dt2の極大値として位置決めされた極大
曲率点Kを特定する手段を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
8. 第1次導関数曲線dV0/dtの極大値として位置決めされる第2屈折
点I(2)を特定する手段を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
9. 第1次導関数曲線dV0/dtの極小値として位置決めされた第1屈折
点I(1)を特定する手段と、第2次導関数曲線d2Vo/dt2の極大値とし
て位置決めされた極大曲率点Kを特定する手段と、第1次導関数曲線dV0/d
tの極大値として位置決めされる第2
屈折点I(2)を特定する手段と、基準電圧VRefを得るように前記点の少なく
とも2つを含む関数を生じる手段と、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
10. マイクロプロセッサが基準電圧VRefを算出するようになされた、
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
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U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN
,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,
SD,SE,SK,UA,VN
(72)発明者 ホエルケック,ヤン
チェッコ国プラハ、4‐ハージェ、スラン
スケノ、695
(72)発明者 ノル,ジリ ケイ.
カナダ国オンタリオ州、オウクビル、パイ
ンハースト、ドライブ、318
(72)発明者 ソルティス,ジョセフ ブイ.
カナダ国オンタリオ州、オウクビル、サー
ド、ライン、246
(72)発明者 ダグラス,チャールズ
カナダ国オンタリオ州、ミシソーガ、バー
セラ、クレッセント、2517
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 電池またはバッテリを一定の初期充電電流によって充電する段階と、 前記充電電流を周期的に遮断して定められた持続時間の電流オフ間隔を生じさ せる段階と、 各電流オフ間隔中の定められた時間に開放電圧V0をサンプリングする段階と 、 充電開始以後に経過した時間tに対して開放電圧V0の値を収集する段階と、 開放電圧V0および時間tの収集された値を分析して過充電開始の1つまたは 複数の特徴点を位置決めする段階と、 前記特徴点の1つまたは複数の関数として過充電基準電圧VREFを選定する段 階と、 開放電圧V0が基準電圧VREFを超えないように充電電流を周期的に調整して顕 著な過充電を防止する段階とを含む、 ことを特徴とする再充電型電池またはバッテリの充電方法。 2. 開放電圧V0および時間tについて収集された値を使用して、充電曲線 V0(t)と第1次導関数曲線dV0/dtとを作成し、開放電圧V0の値に対応 するこれらの曲線上の点として前記特徴点を位置決めする、 ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 前記開放電圧V0および時間tについて収集された値を使用して第2次 導関数曲線d2Vo/dt2を作成すること、 を特徴とする請求項2に記載の方法。 4. 特徴点は、充電曲線V0(t)上の下記の点から成るグループから選定さ れることを特徴とする請求項3に記載の方法: a)第1屈折点I (1)、 b)最大曲率点K、 c)第2屈折点I (2)、および d)前記点のいずれか2つまたは3つ全部の関数。 5. 前記第1屈折点I(1)は前記第1次導関数曲線dV0/dtの極小値 として位置決めされる、 ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 6. 前記最大曲率点Kは前記第2次導関数曲線d2Vo/dt2上の極大値と して位置決めされる、 ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 7. 前記第2屈折点I(2)は前記第1次導関数曲線dV0/dt上の極大 値として位置決めされる、 ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 8.充電電流を受けて接続されたバッテリまたは電池に対してこの充電電流を 伝達する手段と、 充電電流を周期的に調整する手段と、 充電電流を周期的に遮断して電流オフ間隔を生じる手段と、 各電流オフ間隔中の定められた時間にバッテリまたは電池の前後の開放電圧V0 を測定する手段と、 充電開始以後に経過した時間tを測定する手段と、 時間tにおいてサンプリングされた開放電圧V0の値から成るデータを収集す る手段と、 前記データを分析して過充電の始まりを示す1つまたは複数の特徴点を位置決 めする手段と、 前記特徴点の関数として過充電基準電圧VREFを算出する手段と、 開放電圧V0と基準電圧VREFとを比較して比較値を生じる手段と、 前記比較値に基づいた命令を組立てる段階と、 前記命令を前記充電制御手段に通信する手段と、を含み、 このようにして充電制御手段に通信された比較値に応答して充電電流が周期的 に調整されて、顕著な過充電なしでバッテリまたは電池を充電する、 ことを特徴とする再充電型バッテリまたは電池の充電回路。 9. さらに、前記収集された開放電圧V0と時間tの値を処理して充電曲線 V0(t)と第1次導関数曲線dV0/dtとを作成する手段を含み、この際に開 放電 圧V0に対応する前記曲線上の点として特徴点が位置決めされる、 ことを特徴とする請求項8に記載の充電回路。 10. さらに、開放電圧V0および時間tについて収集された値を処理して 第2次導関数曲線d2Vo/dt2を作成することを特徴とする請求項9に記載の 回路。 11.a)第1屈折点I (1)、 b)最大曲率点K、 c)第2屈折点I (2)、および d)前記点のいずれか2つまたは3つ全部の関数からなるグループから 、充電曲線V0(t)上の特徴点を位置決めする手段を含む、 ことを特徴とする請求項10に記載の回路。 12. さらに、前記第1次導関数曲線dV0/dtの極小値として前記第1 屈折点I(1)を位置決めする、 ことを特徴とする請求項11に記載の回路。 13. さらに、前記最大曲率点Kを前記第2次導関数曲線d2Vo/dt2上 の極大値として位置決めする、 ことを特徴とする請求項11に記載の回路。 14. さらに、前記第2屈折点I (2)を前記第1次導関数曲線dV0/ dt上の極大値として位置決めする、 ことを特徴とする請求項11に記載の回路。 15. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項8に記載の回路。 16. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項9に記載の回路。 17. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項10に記載の回路。 18. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項11に記載の回路。 19. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項12に記載の回路。 20. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項13に記載の回路。 21. さらに、前記手段の1つまたは複数の操作を実行するマイクロプロセ ッサを含む、 ことを特徴とする請求項14に記載の回路。
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