JPH08500202A - ブリッジコネクタ - Google Patents

ブリッジコネクタ

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JPH08500202A
JPH08500202A JP5520197A JP52019793A JPH08500202A JP H08500202 A JPH08500202 A JP H08500202A JP 5520197 A JP5520197 A JP 5520197A JP 52019793 A JP52019793 A JP 52019793A JP H08500202 A JPH08500202 A JP H08500202A
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cam
bias
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JP5520197A
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Inventor
ヤスムラ,ギャリー
シー. バイアー,チャールズ
ビー. ケント,ハロルド
ジェイ. ザッペティーニ,フランク
エフ. クルーム,ジョン
Original Assignee
ベータ フェーズ,インコーポレイテッド
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Filing date
Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 電子コネクタ(26、28)、ブリッジコネクタ(22、24)と開口部品(16、18、20)であって、コネクタのフレキシブル回路(60、110、112)がプリント基板(10、12、14)の鋭利な縁部により受ける損傷を防止する。開口部品は、互いに離間しており、かつコネクタのフレキシブル回路の外側のカム部位(82、84)で開くカム部材(34、36)を備える。また、コネクタ(146)は電気接点(191)からフレキシブル回路(184)を離すためのカム部材(168、170)を備える。また、2枚のプリント基板(336、338)を電気的に接続するために、支持部材(356、360、362)は部材の一方に取り付けられるフレキシブル回路(350)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 ブリッジコネクタ 発明の背景 発明の分野 この発明は、高密度で高信頼性の電気コネクタに関し、詳しくはプリント基板 等に着脱するのに適したコネクタに関するものである。 従来の技術 集積回路やプリント基板等の電気部品を相互接続することは、コネクタをプリ ント基板等のエッジに着脱する際、コネクタを摩耗させたり損傷させたりする可 能性があるため、やっかいなものである。よく引用される米国特許第5,044 ,980号には、コネクタの挿入・離脱動作の間の大部分において、摺動接点を 各部品と低摺動抵抗材料の表面との間で、ほぼ砂時計状の差し込み部材により絶 縁することによりコネクタの着脱の際に生ずる摩擦を最小にした、高密度で、多 数の部品からなる差し込み式コネクタが開示されている。しかしながら、この様 なコネクタでは、コネクタの雄側部品と雌側部品の全幅にわたって低摺動抵抗材 料を使用することが必要とされ、各部品の表裏の位置決めのための分割手段が必 要とされる。 プリント基板等のエッジ部分に装着され、コネクタの部分のみと相互作用して 、コネクタあるいは回路基板等に形成された導電体を摩耗させたり損傷させたり することなく、回路基板等に対してコネクタを開くと共に位置決めされた状態で コネクタを閉じる様に制御する開き用部品を有するコネクタを提供することが非 常に望ましい。また、2枚のプリント基板等を相互接続する、より多機能なシス テムが望ましい。 発明の要約 この発明の一つの目的は、コネクタのフレキシブル回路等に形成された電気接 点 を、コネクタと接続されるプリント基板状の部材の鋭利なエッジにより損傷され ることから保護することである。この目的を達成するためにコネクタ組立体は、 コネクタと、ブリッジコネクタと、プリント基板等の接続部品のエッジ部に装着 可能な開き用補助部品を備え、この開き用補助部品は、プリント基板状の部材の エッジに沿って互いに離間した位置に配置された少なくとも2つのカム手段を備 え、このカム手段は、プリント基板等に対して着脱されるコネクタを開閉させる カム面を有している。 この発明の1つの観点によれば、コネクタ開口部品は、プリント基板状の部材 のエッジ部に固着される様に形成されたベース部材であって、延長され互いに対 向する端部を有するベース部材と、前記ベース部材に接続された少なくとも1組 の第1及び第2のカム手段であって、前記第1のカム手段は前記ベース部材の一 方の端部に配置され、前記第2のカム手段は前記ベース部材の他方の端部に配置 され、プリント基板状の部材の部分が前記第1及び第2のカム手段の間に露出し 、それぞれのカム手段がプリント基板状の部材に対する着脱の際にコネクタを広 げて開く様にされた第1及び第2のカム面を有する第1及び第2のカム手段と、 前記ベース部材に接続され、プリント基板状の部材に接続される様に、コネクタ の先端部を位置決めするための位置決め手段とを具備する。 この発明の他の観点によれば、コネクタ組立体は、バイアス部材を有するコネ クタであって、前記バイアス部材が対向する先端部が長く形成され、その長さに 沿う長手方向開口部を有するとともに、前記バイアス部材が概略C字状に形成さ れ、中央部と、先端部を有するアーム部とを有する形状にされているコネクタと 、概略平行に離間した導電体を有するフレキシブル回路であって、少なくともそ の一部が、前記バイアス部材の対向する前記先端部に隣接するカム受け部を残し て前記バイアス部材に取り付けられており、前記導電体が終端部で少なくとも一 組の電気接点になっており、該一組の電気接点が前記長手方向開口部の少なくと も一側に配置されているフレキシブル回路と、ベース部材を有する開口部品であ って、前記ベース部材が長く形成されプリント基板状の部材の端部に接続される 様に形成されており、前記開口部品が前記ベース部材の対向する端部に配置され た第1及び第2のカ ム手段を含み、前記カム手段の夫々が第1及び第2のカム面を有し、前記開口部 品が前記バイアス部材の前記カム受け部を位置決めするための位置決め手段を含 む開口部品とを具備する。 この発明の更に他の観点によれば、コネクタ組立体は、第1及び第2のバイア ス部材を夫々有する第1及び第2のコネクタであって、前記バイアス部材が夫々 長く形成されるとともに対向する先端部を有し、その長さに沿う長手方向開口部 を有するとともに、前記バイアス部材が概略C字状に形成され、その夫々が中央 部と、先端部を有するアーム部とを有する形状にされている第1及び第2のコネ クタと、それぞれに概略平行に離間した導電体を有する第1及び第2のフレキシ ブル回路であって、前記導電体が夫々その終端部で第1の組及び第2の組の電気 接点になっており、前記第1のフレキシブル回路が前記第1及び第2のバイアス 部材の夫々の対向する前記先端部に隣接するカム受け部を残して前記第1及び第 2のバイアス部材に取り付けられており、前記第1のフレキシブル回路の前記第 1の組の電気接点が前記第1のバイアス部材の中央部に配置されているとともに 前記第1のフレキシブル回路の前記第2の組の電気接点が前記第2のバイアス部 材の前記開口部内に配置されており、前記第2のフレキシブル回路の前記第1の 組の電気接点が前記第1のバイアス部材の中央部の、前記第1のフレキシブル回 路の前記第1の組の電気接点に対向するアーム部上に配置されているとともに前 記第2のフレキシブル回路の前記第2の組の電気接点が前記第2のバイアス部材 の中央部の、前記第1のフレキシブル回路の前記第2の組の電気接点に対向する アーム部上に配置されている第1及び第2のフレキシブル回路と、プリント基板 状の部材の端部に接続される様に形成され、長く形成されたベース部材を有する 少なくとも1つの開口部品であって、前記開口部品が前記ベース部材の長手方向 に沿って配置された第1及び第2のカム手段を含み、前記第1のカム手段が前記 ベース部材の一方の端部に配置されているとともに、前記第2のカム手段が前記 ベース部材の他方の端部に配置されており、前記カム手段の夫々が前記バイアス 部材のカム受け部に接触して、前記バイアス部材のアーム部を前記バイアス部材 の他方のアーム部から離れる方向に移動させることにより前記バイアス部材を開 くためのカム面を有する開口部品とを 具備する。 この発明の他の観点によれば、コネクタ組立体は、対向端部において延設され 、かつ長手方向に沿う開口部を有し、略C−字状の形状を備えてなり、かつ中心 部位と端部を有する腕部位とからなるバイアス部材を含むコネクタと、該バイア ス部材の回りに取り付けられ、略併設される電気導電体を有する可撓性回路であ って、前記電気導電体は少なくとも1セットの電気接点に対して接続され、前記 電気接点は少なくとも前記開口部側の1方向に位置している可撓性回路と、前記 バイアス部材に取り付けられてなり、少なくとも1箇所の腕部位を他の腕部位か ら離れるように移動して前記バイアス部材を開くようにする開き手段と、を具備 する。 この発明の他の観点によれば、開口部品は、印刷回路基板状の部材の端部に固 定され、延設されてなり、かつ対向端部を有する基部部材と、印刷回路状の基板 部材に合致されるコネクタの端部を位置決めするために前記基部部材の対向端部 に接続される位置決め手段と、該位置決め手段の間から延設される手段であって 、前記位置決め手段の動きを防止して安定させるとともに、前記印刷回路状の基 板部材にコネクタが合致される間に、コネクタの腕部位を広げて開くための手段 とを具備する。 この発明の他の観点によれば、コネクタ合致用アクセサリは、印刷回路状の基 板部材の端部に対して固定され、延設されるとともに、対向端部を有する基部部 材と、印刷回路基板状の部材に対して合致させるコネクタの終端部を位置合わせ するために前記基部部材に対して接続される位置合わせ手段と、前記基部部材の 取り付けられる可撓性回路であって、該可撓性回路は電気導電体からなり印刷回 路基板状の部材に対して合致されたときに、印刷回路基板状の部材の上に実装さ れた電気導電体との電気的導電性を備えるとともに、コネクタが接続されたとき に電気的導電を与える可撓性回路とを具備する。 この発明の更に他の観点によれば、2枚の回路基板を相互接続するためのコネ クタシステムは、印刷回路基板状の部材に取り付けられる支持部材と、該支持部 材に取り付けられ、前記印刷回路基板状の部材上に実装される電気接点に対する 電気的導通を図るための電気導電体を有する可撓性回路と、互いに線材を介して 接続され る第1のコネクタと第2のコネクタとを含む線材コネクタであって、支持部材が 第1の印刷回路基板状の部材の上に取り付けられたときに前記第1のコネクタは 前記第2の支持部材の上の可撓性回路に対して接続されてなり、前記第2のコネ クタは第2の印刷回路基板状の電気接点に対して電気導電を与えるようにして、 前記第1、第2の印刷回路基板状の部材の間において電気的導電を与える。 図面の説明 類似の構成要素には類似の参照番号が振られた添付図面との関連で考察するこ とにより、本発明の前述の態様に関連するさらなる詳細が、以下の説明により明 白になる。 図1は、本発明の、互いに接続した、開口部品、コネクタ及びブリッジコネク タを備えた、3つのプリント基板状の部材の分解斜視図である。ブリッジコネク タの内の1つは挿入されておず、対応する開口部品から間隔をおいた状態で図示 されている。 図2は、一対のブリッジコネクタ(プリント基板状の部材と組み合わせたもの と開口部品の上方に位置したもの)と共に、この部材に付けられたマルチプル開 口部品を有するプリント基板状の部材の部分的な正面図である。 図3は、図2の断面線3−3に沿って得られる部分横断面図で、プリント基板 状の部材に取り付けられた開口部品の上方に間隔を置いて配置されたブリッジコ ネクタを示す。 図4は、図2の断面線4−4に沿って得られる部分横断面図で、開口部品のカ ム手段と接触するブリッジコネクタのバイアス部材を示す。 図5は、図4に類似した部分横断面図であるが、バイアス部材のアーム部分の 両端部が、カム手段の第1カム表面によって広げられている。 図6は、図4と図5に類似した部分横断面図であり、カム手段の第2カム表面 に接しているバイアス部材のアーム部分の両端部を示す。図6は、さらに、バイ アス部材の回転を妨げるための、カム手段によるバイアス部材の部分の貫入を図 示する。 図7は、図2の断面線7−7に沿って得られる部分横断面図で、バイアス部材 、 及び開口部品を有するプリント基板状の部材と完全に整合したフレキシブル回路 の両方を有するコネクタの部分を示す。 図8は、図1に示されるブリッジコネクタを下側から見た斜視図である。 図9は、開口部品を係合する、本発明の他の実施例の部分正面図で、この実施 例においては、コネクタは配列、回転されて整合位置に入り、コネクタの拘束が 妨げられる。 図10は、図9に類似した部分的な正面図で、コネクタ、及び、そのコネクタ と位置合わせして整合させるために、傾斜した面を持つ開口部品のさらなる他の 実施例を示す。 図11は、開口部品、及び、その開口部品が整合されるプリント基板状の部材 の他の実施例の斜視図である。 図12は、図11に図示された開口部品の正面図である。 図13は、図11と図12で示された開口部品の、図12の断面線13−13 に沿って得られる横断面図である。 図14は、コネクタにローラが設けられた、本発明の他の実施例に係るコネク タの斜視図である。 図15は、支持部材に取り付けられたローラの斜視図である。 図16は、プリント基板状の部材に整合する直前の、図14に示されたコネク タの横断面図である。 図17は、コネクタがプリント基板状の部材に整合した直後の、図14に示さ れたコネクタの横断面図である。 図18は、コネクタにカム手段が設けられた、本発明の他の実施例に係るコネ クタの横断面図である。 図19は、図18に示されるコネクタの斜視図である。 図20は、図18と図19に示されるコネクタを整合可能な、プリント基板状 の部材の斜視図である。 図21は、手動操作可能な2つのクリップがコネクタに付けられた、本発明の さらなる実施例に係るコネクタの斜視図である。 図22は、クリップへ力が加えられる前の、図20に示されるコネクタの端面 図である。 図23は、クリップに力が加えられた後の、図21に示されるコネクタの端面 図である。 図24は、コネクタを押し広げるために使用できる、手動操作可能なツールを 示す本発明の他の実施例に係るコネクタの端面図である。 図25は、ツールによって広げられたコネクタを示す、図24に示されたコネ クタの端面図である。 図26は、プリント基板状の部材に取付けられる、本発明の他の態様に係るコ ネクタ整合部品の斜視図である。 図27は、プリント基板状の部材に取付けられた、図26のコネクタ整合部品 を示す端面図である。 図28は、プリント基板状の部材に取り付けられた状態を示す、コネクタ整合 部品の他の実施例の平面図である。 図29は、プリント基板状の部材に取り付けられた状態を示す、図28のコネ クタ整合部品について、図28の視線29−29に沿って得られた端面図である 。 図30は、2つのプリント基板状の部材を電気的に接続する1つの方法を示す 。 図31は、プラグコネクタを使用して、2つのプリント基板状の部材を電気的 に接続するための、本発明の他の態様に係るシステムを示す。 図32は、異なるプラグコネクタを使用して、2つのプリント基板状の部材を 電気的に接続するための、本発明の他の実施例に係るシステムを示す。 図33は、プリント基板状の部材に取り付けられた状態を示す、図31のプラ グコネクタの斜視図である。 好適な実施例の説明 図面を参照すると、図1は、当該部材に固定されたマルチ開口部品16,18 ,20を有するプリント基板状の部材10,12,14を示す。ブリッジコネク タ22,24も示されており、ブリッジコネクタ22は、プリント基板状の部材 10, 12と整合されている。また、ブリッジコネクタ24は、プリント基板状の部材 12,14から外された状態で示されている。コネクタ26,28は、それぞれ 、プリント基板状の部材10,14と整合されている。 マルチ開口部品16,18,20には、各々、2つのコネクタが備えられてい る。 要求に応じて、開口部品には、1つ以上のコネクタのために1つ以上の開口部を 設けてもよいことが理解される。各開口部品16,18,20は、それぞれのプ リント基板状の部材10,12,14の端部に固定されたベース部材を有してい る。各ベース部材は延長され、対向する端部32を有している。 開口部品16,18,20は、各々、ベース部材30に接続された第1と第2 カム手段34,36を含んでいる。第1カム手段34は、ベース部材30の一端 に配置され、第2カム手段36(図1では、大部分が隠れている)は、ベース部 材の対向する端部32に配置される。ここで、上記の説明は、単一の開口部のた めの開口部品に関するものであり、図1は、2セット以上のカム表面(つまり、 各開口部に対して1セット)を有する、マルチ開口部品を図示するものであるこ とが分かる。 図1に見られるように、第1及び第2カム手段34,36は、プリント基板状 の部材12,14の部分38を露出させながら、互いに一定の間隔をおいて配置 されている。 各カム手段34,36は、プリント基板状の部材に整合される際、また、プリ ント基板状の部材から外される際、バイアスをかけてコネクタを開くために、そ れぞれ第1及び第2カム表面40,42を有する。各開口部品は、また、ベース 部材30に接続した位置合わせ手段44を有し、プリント基板状の部材と整合さ れるコネクタの端部分の位置決めが行なわれる。図1に示される位置合わせ手段 は、位置合わせ面である。後に、より詳細に議論するが、位置合わせ手段はカム 手段にとって不可欠なものと言ってもよい。 図1には、ブリッジコネクタ22,24、及び、コネクタ26,28が示され ている。ブリッジコネクタ22は、個別の回路基板状の部材10,12の対向す る側を相互に連結する。ブリッジコネクタ24は、個別の回路基板状の部材12 ,14の対向する側を相互に連結する。コネクタ26は、同じ回路基板状の部材 10の対 向する側を接続する。コネクタ28は、同じ回路基板状の部材14の対向する側 を接続する。ブリッジコネクタ22,24の構造は、図8により分かりやすく示 されている。コネクタ26,28の構造は、図7にさらに示されている。コネク タとブリッジコネクタは、任意の数の基板を相互に連結させることができるシス テムとして動作し、後々の拡張が可能となっている。 図2には、開口部品56と共にコネクタ52,54を有する、一般的に符号5 0で示されるコネクタアセンブリーが示されている。コネクタ52は、プリント 基板状の部材58に整合されて示されている。図1において、開口部品18,2 0の上方に位置して、コネクタ24が示されているのと同様に、コネクタ54が 、開口部品56の上方に位置して示されている。 チップパッケージ11は、パッケージの各々の側から直角に突き出ている導電 性のリード線(図示せず)を有する。各隣接するリード線の対には、電気信号が 伝わる差動対(differentialpair)が含まれる。中心線59の左側の対は差分信号 を送信し、中心線59の右側の対は電気信号を受信する。これらの信号は、プリ ント基板状の部材上のエッチング処理された金属路を伝わり、コネクタのフレキ シブル回路の、対応する回路トレース対、あるいは導電路80と電気的に接触す る。その後、これらの信号は、コネクタの、これらの導電路80を進み、別のプ リント基板状の部材上にあるレインボー回路パターン15に接続された接触パッ ドを持つ、別のプリント基板状の部材に電気的に接触する。1つのプリント基板 状の部材から別の部材へのこの全回路パスは、このコネクタで作られる場合、他 のコネクタ装置の場合に必要なメッキされたスルーホールなしで作ることが可能 である。 開口部品56の動作、具体的には、単一の開口部及びコネクタ54に対応する 、図2に示される中心線59の右側に位置する開口部品56の部分の動作を、さ らに詳細に説明する。本発明の開口部品は、回路への損傷を防ぐために、整合の 際にコネクタが開口部を必要とするフレキシブル回路または同種のものを有する 、どの様なスプリング式バイアスコネクタに関しても有用であるということが認 識できる。この開口部品は、プリント基板状の部材58に付着されて示されては いるが、その上に導電性のトレースを持つ他の構成要素、すなわち挿入部材を、 本発明の開口部 品に付着させてもよいことが分かる。 開口部品56の目的は、プリント基板状の部材58の尖った端部による損傷か ら、フレキシブル回路60の接触部を保護することである。開口部品56は、部 分的に、あるいは全体的に高分子材料にて作られている。所望の機械的特性及び 電気特性を持つどのような材料であっても、開口部品として適切である。コネク タ54には、スプリングのような材料から成るバイアス部材62が含まれる。バ イアス部材62は、対向する両端部64,66、及び、その長さに沿った縦方向 の開口68を持った状態で延長される。バイアス部材62は、中心部分70、端 部76,78を有するアーム部分72,74を持ち、一般的にはC字形をしてい る。バイアス部材62は、べリリウム銅のような任意の弾性材料で作ってもよく 、また、接触面などに伸展性を与えるために、例えば、端部76,78の領域で 、この部材をその長さに沿って部分的に切断してもよい。バイアス部材が、バイ アス部材の中心部分でつながれた2枚以上の個片であるということは、本発明の 範囲内に属することである。フレキシブル回路60は、通常、平行に一定間隔で 配置された電気導体80を有する。フレキシブル回路60の少なくとも1つの部 分は、カム軸受部分82,84を、バイアス部材62の対向する端部64,66 に隣接した状態にして、バイアス部材62の周辺に取り付けられる。説明の便宜 上、カム軸受部分82,84を、ここでは、バイアス部材の露出された部分であ るように示し、説明する。“カム軸受面”とは、ここでは、バイアス部材表面、 その上の被覆あるいはメッキ、フレキシブル回路誘電材料から成る延長部、フレ キシブル回路の拡張電気導体表面、あるいは、所望の機械的及び電気的特性を与 える他の任意の表面を含むものとして定義される。 図2から分かるように、プリント基板状の部材58の端部は、開口部品56を 取り付けるために切取られており、このような開口部品56は、プリント基板状 の部材58の端部と通常、同一平面になっている。追加図面を参照することなく 、開口部品及びそのすべての構成要素が、このプリント基板状の部材にて形成さ れることが分かる。開口部品56には、プリント基板状の部材58の端部に固定 されたべース部材90が含まれ、さらに、第1及び第2カム手段92,94が含 まれる。第1カム手段92は、中心線59によって定めらるようなベース部材の 一端に位置し、 第2カム手段94は、ベース部材の他端に位置し、第1及び第2カム間のプリン 卜基板状の部材58の部分96が露出される。各カム手段92,94には、それ ぞれ、第1及び第2カム面98,100がある。カム手段94のカム面98,10 0は、図3〜図7でより明瞭に見ることができる。 ベース部材をプリント基板状の部材にとって不可欠なものとすることは、本発明 の範囲内にある。すなわち、ベース部材はプリント基板状の部材である。ベース 部材がプリント基板状の部材の端部に固定されているという概念は、ベース部材 がプリント基板状の部材にとって不可欠なものである、ということを包含するこ とが分かる。さらに、以下に議論するカム手段及び位置合わせ手段が、プリント 基板状の部材にとって不可欠のものとすることも、本発明の範囲の内にある。図 1に示す位置合わせ手段は、端部64,66を有し、図2の位置合わせ手段10 2に相当する。ファスナー104が、プリント基板状の部材のトレースに対して 表面(102)の位置合わせをする。表面64,66は、コネクタのフレキシブ ル回路接触パッドからの設定された距離にある。表面64,66,102が整合 されると、コネクタ接触パッド及びプリント回路基板状パッドが位置合わせされ る。開口部品56には、さらに、端部76と78の位置決めのためにベース部材 90に接続した位置合わせ手段102が含まれ、これにより、コネクタがプリン ト基板状の部材58に整合される。図示されるような位置合わせ手段は、位置合 わせ面である。カム手段92,94には、入口/出口カム面があり、これらの面 を第1及び第2カム面98,100と呼ぶ。 図4を参照すると、フレキシブル回路60を表て面に配置したバイアス部材6 2が下がるにつれて、バイアス部材のカム軸受部分82,84が、第1カム面9 8(入口カム面)と接触する。図4〜図6は、図2の軸受部分84から見た横断 面図であることに注意されたい。バイアス部材がさらに押し下げられる(図5を 参照)につれて、この部材は、カム面98によってさらに広げられ、離される。 これによって、コネクタ接触面が広げられ、離される。バイアス部材62がさら に押し下げられるにつれて、一般に垂直な表面部分(図示せず)を含むような第 2カム面100に沿って、この部材がスライドする。これによって、フレキシブ ル回路60は、プリン ト基板状の部材58の尖った端部から離れ、この端部上に持ち上げられる。(図 6に見られるように)カム面100の最も低い部分は、出口面を与えるために、 プリント基板状の部材の方向へ向かって先細になっている。図6にはまた、カム 面98が、コネクタを整合するときに、端部64,66の位置でバイアス部材6 2に貫入する、本発明の反回転という特徴が示されている。図7は、フレキシブ ル回路60を表て面に配置したコネクタ部分から見た横断面である。図7のフレ キシブル回路60は、端部76,78上の中心部分70の内側に位置し、プリン ト基板状の部材58の補完的な接触部分と接触し、その上をスライドする。図7 の仮線で示されるように、さらに動かすことによって、電気接点の間で、あるワ イピングアクション(wiping action)が生じる。コネクタがポジション79から ポジション81までスライドするときにワイピングアクションが生じ、そこで、 電気的接触と物理的接触(図7)が行なわれる。ワイピングゾーンの長さ及び位 置は、両方とも制御可能である。 コネクタ54は、同様の方法で、プリント基板状の部材58から外すことがで きる。出口面と第2カム面100との角度により、バイアス部材62の端部70 ,78のカム軸受部分82,84が引き離される。第2カム面100の角度は、 垂直に対する表面角度が十分に大きい場合、バイアス部材62が、パチン/カチ ャと音をたてて所定の場所に入るような値になる場合もある。パチンという音が 聞えたり、カチャという機械的な動作により、コネクタが適切に装着されたこと がユーザに伝わる。角度がもっと小さい場合には、バイアス部材は、もっとゆっ くりスライドして所定の場所に入る傾向があり、パチンとかカチャと音をたてて 所定の場所に入ることはない。 位置合わせは、まず、プリント基板状の部材58上に開口部品を配置し、位置 合わせ手段102を、プリント基板状の部材との接点に関して、注意深くその位 置を決めた状態で行なう。穴あるいはスロット(図示せず)のようなプリント基 板状の部材上の位置決めのための特徴物は、プリント基板状の部材接点に関して 正確にプリント基板状の部材に配置する。開口部品は、ピン、リベット、あるい は他の適切なファスナー104を有するが、それが不可欠のものであれ、個別の 特徴を備えた ものとしてであれ、プリント基板状の部材のスロット、穴、あるいは他の整合特 徴にはめ込まれる。ハンダ付けによっても、開口部品をプリント基板状の部材に 固定することができ、ハンダの加熱中の表面張力によって、プリント基板状の部 材の接触パッド上に開口部品を位置決めする。図2に見られるように、整合時に コネクタを位置決めするために、第1及び第2カム手段の側面を部分的に切り取 ってもよい。この点に関して、位置合わせ手段は第1及び第2カム手段にとって 不可欠である。バイアス部材が開口部品上に落された場合、この部材は、位置合 わせ手段102の面の間をスライドする。図9と図10に、他の位置決め方法が 図示されているが、これについては、後程、詳細に議論する。 図7は、図2に示すコネクタでの断面線7ー7に沿って得られる横断面図であ るが、ここには、フレキシブル回路60が、プリント基板状の部材58に接して いることが、明白に示されている。図7には、さらに、べイル(bale)106が示 されているが、これは、プリント基板状の部材58のコネクタ54の取外しや、 除去の際の補助となるものである。べイル106と機能的に等しい他の抽出装置 は、本発明の範囲の内に含まれると考えられる。 図7には、さらに、コネクタ54が、プリント基板状の部材58の対向する側 を相互に連結させるフレキシブル回路60を有することが示されている。図8に は、フレキシブル回路が、2つのプリント基板状の部材の対向する側を相互に連 結するブリッヂコネクタが示されている。本発明の目的のため、“フレキシブル 回路”とは、丸形ワイヤ、平形ケーブル、エッチング及び付加(etched and addi tive)フレキシブル回路、導電性インク、及びポリマーを含む回路パスを含むも のとして定義されるが、これらに限定されるものではない。上記のすべての回路 パスは、電気特性、例えば、共通平面、接地板付き共通平面、マイクロストリッ プ、接地マイクロストリップ、ストリップライン、及び他の伝送ラインの構造を 制御するように形成することができる。図示された電気的な導体が、少なくとも 1セットの電気接点で終結し、このセットの接点が、コネクタの開口の少なくと も1つの側に配置される。すなわち、本発明のコネクタは、プリント基板状の部 材の片側、あるいは両側の導体を相互に連結させることができる、ということが 分かる。 図8は、ブリッジコネクタ24のように、第1及び第2のフレキシブル回路1 10,112をそれぞれ持つブリッジコネクタの下側を示す。第1及び第2フレ キシブル回路110,112の各々は、普通、ひとかたまりの平行に間隔を置い た電気導体114,116を持つ。フレキシブル回路110の電気導体114は 、第1及び第2セットの電気接点118,120にて終結する。第2のフレキシ ブル回路112の電気導体116は、第1及び第2セットの電気接点122,1 24で終結する。第1及び第2フレキシブル回路110,112は、カム軸受部 分130を、第1及び第2の各バイアス部材126,128の対向する両端に隣 接する状態にして、第1及び第2バイアス部材126,128の周辺に配置する 。第1フレキシブル回路110の第1セットの接点118は、第1のバイアス部 材126の中心部分の内側に配置される。また、第1のフレキシブル回路110 の第2セットの接点120は、第2のバイアス部材128の中心部分の内側に配 置される。第2のフレキシブル回路112の第1セットの電気接点122は、第 1のバイアス部材126の中心部分の内側で、第1フレキシブル回路110の第 1セットの接点118に対向するアーム部分132に接して配置される。また、 第2のフレキシブル回路112の第2のセットの接点124は、第2のバイアス 部材128の中心部分で、第1のフレキシブル回路110の第2セットの接点1 20に対向するアーム部分134に接して配置される。 図9は、一般的に符号136にて示されるコネクタの他の実施例を示す。この 実施例では、バイアス部材140の端部138が丸められている。丸められた端 部138の半径の中心は、バイアス部材140の半径の中心である場合もある。 バイアス部材140は、開口部品142に押込まれるが、端部138の内、どち らの端部が開口部品142に最初に押込まれてもよく、位置決め面144を有す る開口部品142の内側では、バインディングが生じることはない。 図10は、一般的に符号146で示されるコネクタの、さらに別の実施例を示 す。この実施例では、バイアス部材148は、垂直に対してある角度を持つ端部 150を持っている。バイアス部材148の一端150が開口部品152に押込 まれた場合、この端部は、バイアス部材148を自動的に中心出しを行ない、バ インディン グを防ぐように働く。図9と図10の実施例は、ベース部材に対して垂直なパス 以外のパスに沿って、バイアス部材とフレキシブル回路の動きを制御するための 位置合わせ手段を与えるものである。 図11〜図13は、例えば、図9に図示されたコネクタ136との関連で、全 く有用であるということが判明した、開口部品の別の実施例を示す。上記の説明 のように、コネクタ136には、丸められた、あるいは半径を付けた端部138 を設けることができる。このような構造によって、コネクタ136のいずれの端 部138が、他端より先に、最初に開口部品142に押込まれてもよいことにな る。 コネクタの一端が、このような方法で開口部品に押込まれる場合、開口部品に 最初に押込まれたコネクタ136の端部のアーム部分は、コネクタ136の反対 側の端部のアーム部分より、さらに距離が離れた間隔で配置される。その結果、 コネクタ136の端部の間に位置では、アーム部分の電気接点が、プリント基板 状の部材の端部と物理的に接触する可能性がある。このような接触は、コネクタ 136上の電気導体、あるいは、プリント基板状の部材上の電気接点のどちらか に、不適当な摩耗及び/あるいは損傷をもたらす可能性がある。 図11〜図13に示した開口部品160の別の実施例は、そのような潜在的な 問題に取り組み、克服するのに十分に適したものである。図11に見られるよう に、開口部品160には、開口部品160をプリント基板状の部材166に取り 付けるためのいくつかの貫通穴164が設けられているベース部材162が含ま れている。開口部品160にはまた、ベース部材162の一端に取り付けられた 第1カム手段168と、ベース部材162の対向する端に取り付けられた第2の カム手段170(図12を参照)とが含まれている。第1及び第2カム手段16 8,170には、上述の説明、及び、図1〜図3で示したもの(構成要素40, 42を参照)と類似した第1及び第2カム面が含まれる。開口部品160には、 さらに、この好適な実施例において、整合面172に面することによって構成さ れる位置合わせ手段が含まれる。 バー174は、第1及び第2のカム手段168,170を相互に接続しつつ、 その間にて延びる十分に硬いバーである。このバー174は、図13に示すよう に、 全般に楕円形の断面を有しており、図9に示す方法でコネクタ136が開口部品 160に挿入される際、図9に示すコネクタ136上の電気接点がプリント基板 状の部材166と不用意に接触しないようにする機能を有している。 さらに詳しく説明するため、第1のカム手段168近傍に位置するコネクタ1 36の端が、開口部品160に最初から挿入されているものとすると、第1のカ ム手段168がアーム部とそれに対応するコネクタ136端部の電気接点を押し 広げようとしても、コネクタ136の反対側近くの電気接点も、同程度に、押し 広げられるわけではない。バー174がないと、2端を仲介する電気接点が、プ リント基板状の部材の端に接触するおそれがある。しかしながら、第1及び第2 のカム手段168,170間に延びるバー174があるために、仲介する位置に ある電気接点が押し広げられるとともに、プリント基板状の部材166の端に不 用意に接触しないようになっている。 バー174は、好ましくは、例えば、プラスチックのような材料にてなり、そ の表面がプリント基板状の部材166の端よりも滑らかであるのがよい。これに より、コネクタ136上の電気接点とバー174との物理的な接触が、当該電気 接点に損傷を与えないようになる。好ましくは、バー174の材料は、バー17 4とコネクタ136上の電気接点との摩擦が最小となるものから選択されるのが よい。さらに、全般に楕円形の断面を有するバー174(図13に示すように、 楕円の長手方向が垂直方向である)は、開口部品160へのコネクタ136の円 滑な挿入を促すようになっている。 バー174は、また、開口部品160上の位置合わせ手段あるいは位置合わせ 面172を安定にするという有用な機能をも提供する。このバー174がないと 、位置合わせ面172を定めるカンチレバーアーム178が、互いに寄るように 曲がったり、かつ/または互いに離れるように曲がったりすることがある。この 動きにより、開口部品160上の位置合わせ穴164や、プリント基板状の部材 166の位置合わせ穴176に対して位置合わせ面172のずれが生じることに なる。コネクタ136上の電気接点(図9参照)がプリント基板状の部材166 上の接触子に対して厳密な位置にくるようにするため、位置合わせ面172と位 置合わせ穴164, 176とが互いに特別に位置合わせがされていることから、位置合わせ面172 のずれが、プリント基板状の部材166上の電気接点とコネクタ136上の電気 接点間の電気的な結合が正確ではなくなる、という結果をもたらすことになる。 カンチレバーアーム178間において延びるバー174の付加により、開口部 品160全体ががん堅、かつ強化されるので、位置合わせ面172のずれを防止 できる。その結果、コネクタ136上の電気接点とプリント基板状の部材166 上の電気接点の不整合を回避できる。 図11〜図13において、開口部品160が、図9に示すような丸みがあり、 あるいは半径形の先端部138を有するコネクタ136を受け入れやすいように 描写されていても、開口部品160は、また、丸みがあり、あるいは半径形の先 端部を持たないコネクタととも一緒に用いられることが理解できる。 図14は、コネクタ180のさらなる実施例を示している。コネクタ180は 、バイアス部材182と、このバイアス部材182上に搭載されたフレキシブル 回路184(図16及び図17を参照)を含むという点で、上述の他のコネクタ に似ている。しかし、コネクタ180は、プリント基板状の部材189との継合 中、バイアス部材182のアーム部186を互いに離れるように動かすための機 構を提供するという点において違っている。 図14を参照すると、プリント基板状の部材189との接合中、バイアス部材 182のアーム部186を互いに離れるように動かすための機構は、コネクタ1 80に固定された複数のローラ188を含む。本実施例によれば、ローラ188 の一組は、バイアス部材182の各アーム部186に固定されている。 図15に示すように、ローラ188の各組は、ピン状にて支持部材190上に 設置されている。ローラ188と支持部材190とが、コネクタ180の個々の アーム部186上に設置された様子が、図16及び図17に見ることができる。 バイアス部材182の各アーム部186は、部分的に取り巻く構造を有するエリ ア192を定めるように構成される。支持部材190の内の1つは、各アーム部 186にて構成される、少なくとも部分的に含まれるエリア192に置かれる。 さらに、図14に示すように、コネクタ180の各アーム部は、ローラ188を 露出させるため、 切り欠き領域194を有する。図16に示すように、半径方向においてアーム部 186の外側面を越えるように、ローラ188の直径は、特別設計されている。 また、1つのアーム部186上の1組のローラ188は、他のアーム部186上 の1組のローラ188に対立するよう設置されている。 図16は、プリント基板状の部材189にコネクタ180を合わせる直前のコ ネクタ180の様子を示す。以下の説明で明らかとなるよう、プリント基板状の 部材189は、好ましくは、2つのスルーホール196を有し、図16には、そ の内の1つが示されている。 コネクタ180をプリント基板状の部材189に整合させるため、コネクタ1 80を図16に示すような位置にもっていく。図示のように、ローラ188間の 距離は、プリント基板状の部材189の厚さよりも小さい。コネクタ180をプ リント基板状の部材189に対して、図16の矢印にて示される方向に押すと、 ローラ188が押し広げられ、プリント基板状の部材189の外側表面に沿って 回転し始める。ローラ188が互いに離れて動くので、アーム部186上の電気 接点191も互いに離れて動作する。個々のローラ188の外表面が、アーム部 186の外表面に対して半径方向にかなり外側に位置するので、アーム部186 上の電気接点191が、潜在的に損傷を与える可能性のあるプリント基板状の部 材189のエッジ部分と接触することはない。ローラ188がプリント基板状の 部材189のスルーホール196に達すると、ローラ188はスルーホール19 6に落ち込むので、コネクタ180の電気接点191がプリント基板状の部材1 89上の電気接点と電気的に接触することになる。 上述のように、ローラ188は、プリント基板状の部材189の外表面に沿っ て回転するが、このようになるためには、様々な理由がある。例えば、支持部材 190が、アーム部186にて定められる部分的に取り巻くエリア192内にお いて、ゆるく保持されている。これにより、ローラ188及び支持部材190は 、コネクタ180がプリント基板状の部材189に接合される際、自由に回転す る。また、ローラ188は支持部材190上に回転するように設けることができ 、一方、支持部材190は、コネクタ180のアーム部186にて定まる部分的 に取り巻くエリ ア192内において、適当な方法にて固定することができる。 なお、図14〜図17に示す、本実施例に係るコネクタは、上記の開口部品1 6,18,20,152,160のいずれとの関連においても使用できる。これ らの開口部品に係るカム手段は、ローラ188にて提供される機能を考慮に入れ れば、不要であるが、これらの開口部品にて提供される位置合わせ手段44,1 02,144,172は、図14〜図17に示すコネクタ180との関連におい て、有効に使用できる。 コネクタ180を、図17に示す矢印方向に引くだけで、コネクタ180は、 プリント基板状の部材189から簡単に抜くことができる。すなわち、ローラ1 88がスルーホール196から引き抜かれ、プリント基板状の部材189の外表 面に沿って回転する。この間、バイアス部材182のアーム部186が互いに離 れ、コネクタ180上の電気接点が非接触状態となって、プリント基板状の部材 189のエッジ部分にて損傷を受けることがなくなる。 ローラ188の回転運動が摩擦を減らすので、プリント基板状の部材189に コネクタ180を接合したり抜いたりする際に要する力も軽減される。さらに、 ローラ188の回転運動が、通常、2つの摺動面に発生する摩損及び摩滅を軽減 する。 図14〜図17に示すコネクタ180の他の実施例を、図18及び図19に示 す。図18及び図19に示すコネクタ200は、図14〜図17に示されるコネ クタ180に似ているが、ローラ188と支持部材190が、バイアス部材20 4に固定されたカム手段202に置き換えられている点にて相違する。簡単のた め、図19においては、バイアス部材204上に設けられたフレキシブル回路を 図示していない。この種のフレキシブル回路206は、図18に示されており、 それは、コネクタについての他の様々な実施例との関連において、上述のものに 似ていることがわかる。好ましくは、フレキシブル回路は、カム部材202の間 のバイアス部材204上に搭載される。これにより、バイアス部材204の端領 域205には、フレキシブル回路206がなくなるので、カム手段202を搭載 するための領域ができる。 図19に示す実施例では、2つのカム手段202が、バイアス部材204のア ーム部208のそれぞれに固定されている。カム手段202は、対をなして対等 の位 置に搭載されている。 図18に示すように、各カム手段202はカム領域210を供しており、この カム領域210は、コネクタ200がプリント基板状の部材に接合されるときに 、アーム部208上の電気導体がプリント基板状の部材に接触する前に、カム領 域210がプリント基板状の部材に接触するような位置にある。その結果、アー ム部208とその上の電気導体は互いに引き離され、潜在的に損傷を与える可能 性があるプリント基板状の部材のエッジ部分に接触しないようになっている。 上述のように、カム手段202はバイアス部材204に静的に固定され、図1 4〜図17に示された実施例にて開示されたローラ188とは違い、カム手段2 02は、コネクタ200がプリント基板状の部材に接合する間、バイアス部材2 04に対して動かない。しかし、カム手段202は、バイアス部材204の端部 に適合し、また、自在に取り外せるキャップ状部材として形成されている。また 、カム部材202は、いかなる場合においても、バイアス手段204に恒久的に 固定されている。 図18及び図19に示すコネクタ200は、図20に示すようなプリント基板 状の部材212や位置合わせ手段214に使用できる。この位置合わせ手段21 4は、直立した脚218上の各々に形成された内表面220を含む。脚218は 、いくつかの締め金具222にてプリント基板状の部材212上に設置されたベ ース部材216に接続されている。位置合わせ面220は、図1に示す位置合わ せ面44と実質的に同じく機能する。すなわち、位置合わせ面220間の距離は 、実質、カム部材202の端面224間の距離に対応するよう選択されてる。さ らに、締め金具222は、コネクタ200がプリント基板状の部材上に実装され る際、コネクタ200上の電気導体がプリント基板状の部材212上の電気接点 213に正確に位置決めされ、電気的に密着されるよう、プリント基板状の部材 212の対応する穴(不図示)に注意深く位置決めされる。 図20には示されていないが、さらに位置合せしたり、コネクタ200をプリ ント基板状の部材212に正確に接合するために、他の位置決め手段をプリント 基板状の部材212の反対側に置くことできる。 プリント基板状の部材212には、また、コネクタ200をプリント基板状の 部 材212に接合する際、各カム手段202のカム領域210を受け入れるため、 空間的に離れた2つのスルーホール226がある。プリント基板状の部材212 への接合前には、対等に位置するカム手段202上のカム領域210間の距離は 、プリント基板状の部材212の厚さよりも小さい。コネクタ200がプリント 基板状の部材212に接合されるとき、各カム手段202上のカム領域210は 、アーム部208及びアーム部208上の電気導体を、それらが互いに離れるよ うに動かす。その結果、アーム部208上の電気導体は、潜在的に損傷を与える 可能性があるプリント基板状の部材212のエッジ部分と接触することがない。 カム手段202のカム領域210が、プリント基板状の部材212のスルーホ ール226に達すると、カム領域210はスルーホール226に落ち込む。する と、バイアス部材204上の電気導体が、プリント基板状の部材212上の電気 接点と電気的に接触するようになる。 コネクタ200をプリント基板状の部材212から抜くための工程は、単に、 上記の工程の逆である。つまり、カム手段202が、コネクタ200上の電気導 体が接触して、プリント基板状の部材212による損傷を受けないようにする。 図21〜図23は、他の実施例として、整合中に、コネクタ230上の電気導 体がプリント基板状の部材のエッジ部分との接触で損傷を受けないようにしたコ ネクタ230を示す。最初に図22と図23を参照すると、コネクタ230は、 その上にフレキシブル回路を搭載したバイアス部材232を含む点において、上 述の他の実施例に係るコネクタに似ている。簡単かつ理解を容易にするため、図 21にはバイアス部材232のみが描かれている(すなわち、図21には、フレ キシブル回路234が描かれていない)。フレキシブル回路234は、好ましく は、スロットあるいは切り欠き領域236間の領域においてバイアス部材232 上に搭載される。このようにして、バイアス部材232の終端部分は、図1に示 すコネクタ24の終端部分がフレキシブル回路を持たないのとほとんど同様に、 フレキシブル回路を持たない。 図21に示すように、バイアス部材232上に第1及び第2のクリップ240 ,242を搭載している。第1及び第2のクリップ240,242は、以下に詳 細に 示す機能を発揮するよう、ワイヤあるいは他の適度に堅牢な材料にてできている 。 両クリップ240,242は、大体においてU形をしている。第1のU字形ク リップ240は、第3の脚248にて相互に接続された第1及び第2の脚244 ,246にて構成される。第2のクリップ242もまた、第3の脚254にて接 続された第1の脚250及び第2の脚252にて構成される。第1のクリップ2 40の場合、第1の脚244の自由端256と第2の脚246の自由端258と が、相互に内側に曲げられている。同様に、第2のクリップ242の場合、第1 の脚250の自由端260と第2の脚252の自由端262とが、相互に内側に 曲げられている。これら内側に曲げられた第1及び第2のクリップ240,24 2の自由端256,258,260,262は、湾曲アーム部264にて定めら れる、部分的に取り囲まれた空間266(図22及び図23参照)内に位置する 。 さらに、図21〜図23に示されるように、各クリップ240,242の第1 の脚244,250及び第2の脚246,252は、その長さの中央点にて外側 に曲がっている。それ故、第1及び第2のクリップ240,242が、何ら力が 加えられないで休止状態にある場合、第1のクリップ240の第1及び第2の脚 244,246の上方部分が、第2のクリップ242の第1及び第2の脚250 ,252の上方部分とは、角度をもって離れている。両クリップ240,242 の第1及び第2の脚244,246,250,252の上方部分は、バイアス部 材232の頭頂部において、スロットあるいは切り欠き領域236を通して延び ている。 図22は、プリント基板状の部材に整合する前のコネクタ230を示している 。プリント基板状の部材に整合する前には、アーム部264上の電気接点276 ,278間の距離は、プリント基板状の部材の厚さより小さい。コネクタ230 をプリント基板状の部材に整合するには、第1のクリップ240の第3の脚24 8に、図22に示すように、矢印268にて示される方向に力を加えるとともに 、第2のクリップ242の第3の脚254に、矢印270にて示される方向に力 を加える。その結果、第1及び第2のクリップ240,242が、各々の支点2 72,274に対して回転する。この第1及び第2のクリップ240,242の 回転は、図23に示すように、アーム部264及びアーム部264上の電気接点 276,278を互 いに離し、分離させる。第1及び第2のクリップ240,242は、図23に示 すところまで互いに押されると、電気接点276,278間の距離は、プリント 基板状の部材の厚さを越えるよう設計されている。その結果、コネクタ230は 、潜在的に損傷を与える可能性があるプリント基板状の部材のエッジ部分に接触 することで、電気接点276,278に損傷を与えずにプリント基板状の部材に 整合できる。一旦、コネクタ230がプリント基板状の部材上の位置に来て、第 1及び第2のクリップ240,242に加えられていた力が取り除かれると、電 気接点276,278がプリント基板状の部材上の電気接点と電気的に接触する ようになる。 コネクタ230をプリント基板状の部材から抜くには、図22で矢印268, 270にて示す力が、第1及び第2のクリップ240,242に再び手により加 えられ、プリント基板状の部材上の電気接点からコネクタ230上の電気接点2 76,278が離される。ここにおいて、電気接点276,278に損傷を与え ずに、プリント基板状の部材からコネクタ230を抜くことができる。 図21〜図23に示す第1及び第2のクリップ240,242に代わるものと して、コネクタに搭載自在な、手で動かすツールや装置を採用できる。このよう な例が、図24及び図25に示されている。 図24及び図25において、コネクタ280は、バイアス部材282とバイア ス部材282に搭載されたフレキシブル回路284にて構成される。バイアス部 材282は、その両端の近傍の頭頂部において、2つのスロットあるいは切り欠 き部286を含むという点で、図21に示すバイアス部材232にかなり類似し ている。スロットあるいは切り欠き部286も、図21に示すスロットあるいは 切り欠き部236に類似している。 図21に示される第1及び第2のワイヤクリップ240,242に代わり、図 24及び図25に示す実施例に係るコネクタ280は、2つの、手動ツールある いは装置288を含む。そして、それらの内のただ1つが、図24及び図25に 示されている。2つのツールは互いに同じであり、バイアス部材282にて向か い合った端に搭載される。各ツール288は、中心ピン292にて互いに旋回軸 状に接続された2つのアーム290を含む。2つのツール288は、コネクタ2 80の長さ方 向に延びる共通の中心ピン292にて、互いに離れたり互いに接続されたりする 。 コネクタ280をプリント基板状の部材に接合するには、1つのツール288 のアーム290の下方端を、コネクタ280のスロット286を通して挿入し、 他方のツールのアームの下方端を、コネクタ280の他端のスロットを通して挿 入する。 すると、各ツールが、図24に示すような位置にくる。 各ツールのアーム290の上方端は、次に、図25に示すように、各ツール2 88のアーム290の下方部分がバイアス部材282の内側表面294を押すよ うにするため、手動で、互いに引き寄せられる。これにより、フレキシブル回路 284の一部を構成する電気接点296,298が互いに離され、分離される。 このようにして、電気接点296,298が、潜在的に損傷を与える可能性があ るプリント基板状の部材(不図示)のエッジ部分に接触しないで、コネクタ28 0をプリント基板状の部材に整合できる。コネクタ280が、一旦、プリント基 板状の部材上の適性な位置に持ってこられると、各ツール288のアーム290 の上方端が解放され、コネクタ280の電気接点296,298がプリント基板 状の部材上の電気接点に接触する。 図21〜図23に示された実施例では、図24及び図25に示された実施例と 同様、プリント基板状の部材上のコネクタ230,280を適性に配列し、位置 決めするために、図20に示す位置決め機構214に似た位置決め機構を採用で きる。 また、上記の方法にてクリップ240,242及び/またはツール288を動作 させるために、ある種の機械的な力(例えば、モータ)を採用しても、本発明の 主旨を逸脱することにはならない。 図26及び図27は、本発明の他の例に係るコネクタ整合部品300を示す。 このコネクタ整合部品300は、フレキシブル回路304に取り付けられるベー ス部材302を含む。フレキシブル回路304は、上述され、かつ図示された様 々な実施例に係るバイアス部材上に搭載されたフレキシブル回路と実質的に同じ である。 一般的に、フレキシブル回路304は、例えば、ポリイミドや他の適当なプラ スチック材のような材料に埋め込まれた、空隙を有する電気導体306にて構成 される。図27に示すように、フレキシブル回路304は、通常、内側及び上向 きに折 れ曲がった端部308を有するU字形をしている。フレキシブル回路304は、 好ましくは、その各端部において、適当な方法にてベース部材302に取り付け られた延長部310を含む。その結果、フレキシブル回路304はベース部材3 02に固定される。 べース部材は、また、フレキシブル回路304に沿って、プリント基板状の部 材にべー部材302を固定するための設置穴312を有する。この設置穴312 は、フレキシブル回路304上の最も近い電気導体306´に位置するので、設 置穴312がプリント基板状の部材314上の対応する設置穴(不図示)に位置 合わせされた場合、フレキシブル回路304上の電気導体306´とプリント基 板状の部材314上の対応する電気導体とが電気的に接触する。さらに、フレキ シブル回路304上の他の残りすべての電気導体306が、プリント基板状の部 材314上の電気導体と電気的に接触する。 図27は、ベース部材302がプリント基板状の部材314に固定されたとき 、フレキシブル回路304は、通常、プリント基板状の部材を覆う。図27は、 また、フレキシブル回路304の湾曲端308とプリント基板状の部材314上 の電気接点(不図示)とが接触する様子を示している。 コネクタ整合部品300は、また、プリント基板状の部材314に整合される コネクタ(不図示)を正確に位置付けし、取り付けるための位置合わせ手段31 6を有する。この位置合わせ手段316は、上述した本発明の他の実施例に係る 位置合わせ手段と実質的に同じく機能する位置合わせ面にて構成される。つまり 、位置合わせ面316は、プリント基板状の部材314に整合するコネクタ(不 図示)の端部間の距離にほとんど対応する距離だけ離れて設置されている。これ により、コネクタ(不図示)がフレキシブル回路304上に搭載されたとき、コ ネクタ上の電気導体は、フレキシブル回路304上の電気導体306と電気的に 接触するよう適度に配列され、位置決めされる。 べース部材302がプリント基板状の部材314に、図27に示すように固定 されると、フレキシブル回路304上へコネクタ(不図示)を搭載すると、プリ ント基板状の部材314上の電気接点とコネクタ(不図示)上の電気導体とが電 気的に 密着状態になる。この電気的な密着状態は、フレキシブル回路304上の電気導 体306がプリント基板状の部材314上の電気接点と電気的な接触状態にあり 、また、コネクタ(不図示)上の電気導体がフレキシブル回路304上の電気導 体306と電気的に接触しているということから生じる。 図26及び図27に示されたコネクタ整合部品300に関する1つの利点は、 コネクタ整合部品300がプリント基板状の部材314上に搭載されたとき、プ リント基板状の部材314の潜在的に破壊力を持つ鋭いエッジ部分がフレキシブ ル回路304にて覆われることである。その結果、コネクタがプリント基板状の 部材314に整合するときに、コネクタ上の電気導体が損傷を受けることを考慮 する必要がない。その理由は、コネクタ整合部品300上のフレキシブル回路3 04の一部を構成するポリイミドや他のプラスチック材が、これに類似した材料 にて構成されるコネクタ(不図示)上のフレキシブル回路と接触するようになる からである。プラスチック上を摺動するプラスチックによる摩擦力は、金属上を 摺動する金属による摩擦力よりもかなり小さく、結果として、コネクタ上の電気 導体に与える可能性がある損傷は、顕著なまでに軽減される。同様な理由で、プ リント基板状の部材314にコネクタを整合するために必要な力も、著しく軽減 される。このように摩擦力が軽減されるという観点から、プリント基板状の部材 へ整合されるコネクタ上の電気導体を引き離すために、ベース部材302上にカ ム手段を設けることは不要である。しかし、上述し、かつ図示した、カム手段に 係る様々な実施例は、コネクタ(不図示)上の電気導体への潜在的な損傷に対し ての、さらなる保護のため、図26及び図27に示すコネクタ整合部品300と 関連させて採用できる。 図28及び図29は、図26及び図27に示すコネクタ整合部品に係る他の実 施例を示している。図28及び図29に示すコネクタ整合部品320は、設置穴 324を有するベース部材322、位置合わせ手段326、及びフレキシブル回 路328を含む点で、図26及び図27に示すコネクタ整合部品300にかなり 似ている。 しかしながら、図28及び図29に示すコネクタ整合部品320の場合、フレ キシブル回路328が延長されている。それ故、フレキシブル回路328は回路 基板を覆い、ベース部材322の下まで延びることになる。このようにフレキシ ブル回 路328を延長することによる顕著な利点は、図28及び図29に示すように、 フィルタ、アンプ、プロセッサ等の能動あるいは受動電気素子を、フレキシブル 回路328上にハンダ付けしたり、あるいは固定できることである。これにより 、コネクタ(不図示)上の電気導体及び電気素子330から高周波の伝送路が提 供できる。 典型的な例として、G10PCボードのようなプリント基板状の部材の場合、 コネクタとG10PCボードに搭載された能動あるいは受動素子との間の伝送路 は、G10PCボードの材質の影響を受ける。つまり、G10PCボードに能動 あるいは受動素子を直接、搭載すると、G10PCボードの材質の電気的な特性 により、コネクタから能動あるいは受動素子へ伝送される電気信号の速度が遅く なる。フレキシブル回路328を、図28及び図29に示すように延長し、また 、フレキシブル回路328に、直接、能動あるいは受動素子を搭載することで、 素子330とコネクタ(不図示)上の電気導体との間に、直かに電気的な接続が 形成される。これが、より高周波の伝送路のみならず、直の伝送路(及び高速伝 送)をもたらすことになる。この高伝送速度は、誘電定数と呼ばれる電気的性質 が、G10PCボードの材質が有する誘電定数よりも小さい、ポリイミドあるい は他のプラスチック材のようなフレキシブル回路材によるものである。さらに、 フレキシブル回路328に直接、電気素子330を搭載することが、伝送ライン を非連続とするハンダ接続点を1つ減らすことになる。 本発明は、また、2つのプリント基板状の部材を接続するシステムを提供する 。図30に示すように、メインボードまたはマザーボード338に、中二階ある いはピギーバックボードを電気的に接続することが、時々ある。この目的を達成 するため、時としてケーブルコネクタ340が採用される。このケーブルコネク タ340の一端に位置するコネクタ342が、ピギーバックボード336に電気 的に接続され、ケーブルコネクタ340の他端に位置するコネクタ344が、マ ザーボード338のエッジに接続される。このようなシステムの限界の1つに、 ピギーバックボード336のエッジとマザーボード338のエッジ間においての み、電気的な接続が許されるということである。しかし、実際には多くの場合、 ボード336,338の1つ、あるいは両方の中間点に電気的に接続するのがよ い。 図31〜図33に示すコネクタシステムは、この懸念に言及している。このシ ステムは、支持部材348及びその上に搭載されたフレキシブル回路350にて 構成されるプラグコネクタ346を含む。このフレキシブル回路350は、図2 6〜図29に示すコネクタ整合部品に採用されているフレキシブル回と実質同じ である。図33に示すように、支持部材348は、プラグコネクタ346を正し く設置し、位置合わせするために、プリント基板状の部材338の対応する穴の 位置にくる、1あるいはそれ以上のピン352を有する。 その上にフレキシブル回路350を有する支持部材348は、ベース354及 び上向きの全体的に垂直な脚356を含む。この例においては、ケーブルコネク タ342,344の内の1つが、フレキシブル回路350の電気導体との電気的 な接続のため、上向きの脚356に接続されている。あるいは、図32に示すよ うに、プラグコネクタ346´は、ベース358及びその自由端が実質水平な脚 362を構成するよう曲がった上向き脚360にて定まる支持部材348にて構 成される。このプラグコネクタ346´に係る他の実施例では、ケーブルコネク タ342,344の内の1つが、フレキシブル回路350の電気導体との電気的 な接続のため、支持部材348の曲がった脚362に接続されている。 図33に示すように、プラグコネクタ346は、位置合わせ面の形態をとる位 置合わせ手段364を有する。この位置合わせ手段364は、コネクタ342, 344上の電気導体を、フレキシブル回路350上の電気導体に位置合せするた め、コネクタ342,344のいずれかの端と相互に作用する。特に図示はして いないが、プラグコネクタ346´に係る実施例もまた、位置合せ手段を有する 。プラグコネクタ346,346´の両方は、また、上述し、かつ、図1〜10 に図示したカム手段に類似したカム手段を有する。このようなカム手段は、コネ クタ342,344をプラグコネクタ346,346´に接続する際、コネクタ 342,344上の電気導体を押し広げるのに役立つ。 図31〜図33に示すプラグコネクタ346,346´に係る利点は、既に明 らかである。これらのプラグコネクタ346,346´は、プリント基板状の部 材上のどの位置にも持っていけるので、2つのプリント基板状の部材336,3 38を 相互に接続するための自由度のあるシステムを構成できる。フレキシブル回路3 50上の電気導体をプリント基板状の部材上の電気導体に単にハンダ付けしたり 、あるいは接続することで、プリント基板状の部材のどの位置においても電気的 な接続が可能となる。図32は、ピギーバックボード336のエッジに接続され たケーブルコネクタ340の1つのコネクタ332や、マザーボード338上の どの位置にでもくるプラグコネクタ346に接続された他のコネクタ344を示 しているが、プラグコネクタ346もまた、ピギーバックボード336上のどの 位置にでも持ってこれることが分かる。このようにして、プリント基板状の部材 336上のどの点も、他のプリント基板状の部材338上のいずれの点と電気的 に接続できる。 また、図28に示すような方法で、支持部材348に搭載されるフレキシブル 回路350を設計できる。つまり、フレキシブル回路350は、いくつかの能動 あるいは受動電気素子を付属できるよう、展開したり延長したりすることができ 、それにより、コネクタ342,344と能動あるいは受動電気素子との間に高 周波の伝送路を設けることができる。 上記の詳細な説明から、当業者の技術範囲において、本発明を種々変更したり 、変形、改良、及び改造できることは明らかである。しかし、本発明の精神から 離れない、これらの変形のすべてが、本発明の主旨の範囲内にあり、また、それ らが付属の請求項にてのみ限定されると考えられる、ということが意図されてい る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケント,ハロルド ビー. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94028 ポートラ バレイ,ベレンダ ウ ェイ 16 (72)発明者 ザッペティーニ,フランク ジェイ. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94538 フレモント,インダストリアル ピィエル.#10 45459 (72)発明者 クルーム,ジョン エフ. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 96145 タホー シティ,バービア ロー ド 4124

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プリント基板状の部材のエッジ部に固着される様に形成されたベース部材で あって、延長され互いに対向する端部を有するベース部材と、 前記ベース部材に接続された少なくとも1組の第1及び第2のカム手段であっ て、前記第1のカム手段は前記ベース部材の一方の端部に配置され、前記第2の カム手段は前記ベース部材の他方の端部に配置され、プリント基板状の部材の部 分が 前記第1及び第2のカム手段の間に露出し、それぞれのカム手段がプリン ト基板状の部材に対する着脱の際にコネクタを広げて開く様にされた第1及び第 2のカム面を有する第1及び第2のカム手段と、 前記ベース部材に接続され、プリント基板状の部材に接続される様に、コネク タの先端部を位置決めするための位置決め手段とを具備することを特徴とする開 口部品。 2.前記第1のカム面は、プリント基板状の部材に接続されるべきコネクタの先 端部に接触して、このコネクタを開き、前記第2のカム面は、接続されるべきコ ネクタの前記先端部に接触して、プリント基板状の部材上に閉じる動作を制御す るとともに、前記コネクタが適切に装着されたことを表示することを特徴とする 請求項1に記載の開口部品。 3.前記ベース部材は、1つ以上のコネクタがプリント基板状の部材のエッジに 沿って接続される様に、1組以上のカム面と位置決め手段とを備えることを特徴 とする請求項1に記載の開口部品。 4.前記ベース部材がプリント基板状の部材であるプリント基板状の部材を更に 具備することを特徴とする請求項1に記載の開口部品。 5.前記カム手段が前記回路基板等の部材と一体的に構成されていることを特徴 とする請求項4に記載の開口部品。 6.前記位置決め手段が前記回路基板等の部材と一体的に構成されていることを 特徴とする請求項4に記載の開口部品。 7.バイアス部材を有するコネクタであって、前記バイアス部材が対向する先端 部が長く形成され、その長さに沿う長手方向開口部を有するとともに、前記バイ アス部材が概略C字状に形成され、中央部と、先端部を有するアーム部とを有す る形状にされているコネクタと、 概略平行に離間した導電体を有するフレキシブル回路であって、少なくともそ の一部が、前記バイアス部材の対向する前記先端部に隣接するカム受け部を残し て前記バイアス部材に取り付けられており、前記導電体が終端部で少なくとも一 組の電気接点になっており、該一組の電気接点が前記長手方向開口部の少なくと も一側に配置されているフレキシブル回路と、 べース部材を有する開口部品であって、前記ベース部材が長く形成されプリン ト基板状の部材の端部に接続される様に形成されており、前記開口部品が前記ベ ース部材の対向する端部に配置された第1及び第2のカム手段を含み、前記カム 手段の夫々が第1及び第2のカム面を有し、前記開口部品が前記バイアス部材の 前記カム受け部を位置決めするための位置決め手段を含む開口部品とを具備する ことを特徴とするコネクタ組立体。 8.前記バイアス部材の対向する先端部と前記開口部品の位置決め手段とは、前 記バイアス部材とフレキシブル回路の、接続されるべき回路基板等の部材への接 近離間する動きを、前記ベース部材に略直交する方向に沿って制御することを特 徴とする請求項7に記載のコネクタ組立体。 9.前記バイアス部材の対向する先端部と前記位置決め手段とは、前記バイアス 部材とフレキシブル回路の動きを、前記ベース部材に直交する方向以外の方向に 沿って制御することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ組立体。 10.前記開口部品の前記第1のカム面は、プリント基板状の部材に接続される べきコネクタの先端部に接触して、このコネクタを開き、前記第2のカム面は、 接続されるべきコネクタの前記先端部に接触して、プリント基板状の部材上に閉 じる動作を制御することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ組立体。 11.前記ベース部材がプリント基板状の部材であるプリント基板状の部材を更 に 具備することを特徴とする請求項7に記載のコネクタ組立体。 12.前記カム手段が前記回路基板等の部材と一体的に構成されていることを特 徴とする請求項11に記載のコネクタ組立体。 13.前記位置決め手段が前記回路基板等の部材と一体的に構成されていること を特徴とする請求項11に記載のコネクタ組立体。 14.第1及び第2のバイアス部材を夫々有する第1及び第2のコネクタであっ て、前記バイアス部材が夫々長く形成されるとともに対向する先端部を有し、そ の長さに沿う長手方向開口部を有するとともに、前記バイアス部材が概略C字状 に形成され、その夫々が中央部と、先端部を有するアーム部とを有する形状にさ れている第1及び第2のコネクタと、 それぞれに概略平行に離間した導電体を有する第1及び第2のフレキシブル回 路であって、前記導電体が夫々その終端部で第1の組及び第2の組の電気接点に なっており、前記第1のフレキシブル回路が前記第1及び第2のバイアス部材の 夫々の対向する前記先端部に隣接するカム受け部を残して前記第1及び第2のバ イアス部材に取り付けられており、前記第1のフレキシブル回路の前記第1の組 の電気接点が前記第1のバイアス部材の中央部に配置されているとともに前記第 1のフレキシブル回路の前記第2の組の電気接点が前記第2のバイアス部材の前 記開口部内に配置されており、 前記第2のフレキシブル回路の前記第1の組の電気接点が前記第1のバイアス 部材の中央部の、前記第1のフレキシブル回路の前記第1の組の電気接点に対向 するアーム部上に配置されているとともに前記第2のフレキシブル回路の前記第 2の組の電気接点が前記第2のバイアス部材の中央部の、前記第1のフレキシブ ル回路の前記第2の組の電気接点に対向するアーム部上に配置されている第1及 び第2のフレキシブル回路と、 プリント基板状の部材の端部に接続される様に形成され、長く形成されたベー ス部材を有する少なくとも1つの開口部品であって、前記開口部品が前記ベース 部材の長手方向に沿って配置された第1及び第2のカム手段を含み、前記第1の カム手 段が前記ベース部材の一方の端部に配置されているとともに、前記第2のカム手 段が前記ベース部材の他方の端部に配置されており、前記カム手段の夫々が前記 バイアス部材のカム受け部に接触して、前記バイアス部材のアーム部を前記バイ アス部材の他方のアーム部から離れる方向に移動させることにより前記バイアス 部材を開くためのカム面を有する開口部品とを具備することを特徴とするコネク タ組立体。 15.前記バイアス部材と前記位置決め手段の対向端部により、前記バイアス部 材とフレキシブル回路の動きを前記基部部材に対する垂直方向以外のパスに沿う ように制御することを特徴とする請求項14に記載のコネクタ組立体。 16.開口部品の前記第1のカム面は、プリント基板状の部材に整合するコネク タの端部に対して、当該コネクタを開くために当接するとともに、前記第2のカ ム面はプリント基板状の部材上のコネクタを閉じるよう制御するように整合する コネクタの端部に当接することを特徴とする請求項14に記載のコネクタ組立体 。 17.プリント基板の基部部材を更に含み、前記基部部材はプリント基板状の部 材からなることを特徴とする請求項14に記載のコネクタ組立体。 18.前記カム手段は、前記プリント基板状の部材と一体構成されることを特徴 とする請求項15に記載のコネクタ組立体。 19.前記位置決め手段は、前記プリント基板状の部材と一体構成されることを 特徴とする請求項14に記載のコネクタ組立体。 20.対向端部において延設され、かつ長手方向に沿う開口部を有し、略C字状 の形状を備えてなり、かつ中心部位と端部を有する腕部位とからなるバイアス部 材を含むコネクタと、 該バイアス部材の回りに取り付けられ、略併設される電気導電体を有するフレ キシブル回路であって、前記電気導電体は少なくとも1セットの電気接点に対し て接続され、前記電気接点は少なくとも前記開口部側の1方向に位置しているフ レキシブル回路と、 前記バイアス部材に取り付けられてなり、少なくとも1箇所の腕部位を他の腕 部 位から離れるように移動して前記バイアス部材を開くようにする開き手段と、を 具備することを特徴とするコネクタ組立体。 21.前記バイアス部材の前記腕部位の夫々は、少なくとも部分的に閉じた範囲 を規定し、 前記開き手段は、少なくとも閉じた範囲中に位置される支持部材と、各支持部 材に取り付けられる少なくとも1個のローラであって、その外周面が前記バイア ス部材の切り欠き部位から露出するようにしたローラを備えることを特徴とする 請求項20に記載のコネクタ組立体。 22.前記フレキシブル回路は、前記バイアス部材の前記腕部位の上に取り付け られており、前記フレキシブル回路は外側面において各ローラを備えてなり、該 各ローラがラジアル方向に前記フレキシブル回路よりも外側に配設されてなり、 コネクタをプリント基板状の部材に整合する時に、前記各ローラが前記プリント 基板状の部材の対向面に当接して、前記バイアス部材の腕部位を最初に移動して 前記フレキシブル回路を前記プリント基板状の部材から離すことを特徴とする請 求項21に記載のコネクタ組立体。 23.前記開き手段は、前記バイアス部材の各腕部位の上に取り付けられ、プリ ント基板状の部材に接触して、最初に前記バイアス部材の腕部位を動かすよう構 成されたカムと、前記コネクタがプリント基板状の部材に対して整合する時に、 前記プリント基板状の部材から離れたフレキシブル回路とを含むことを特徴とす る請求項20に記載のコネクタ組立体。 24.前記バイアス部材の対向端部の各腕部位に対して固定される2つのカムを 含むことを特徴とする請求項23に記載のコネクタ組立体。 25.前記コネクタの位置決めをするための位置決め手段を有する開口部品を含 むことを特徴とする請求項20に記載のコネクタ組立体。 26.前記開口部品は、プリント基板状の部材に取り付けられるようにされたべ ース部材を含むとともに、前記位置決め手段は前記ベース部材に取り付けられる 2つの表面部を含むことを特徴とする請求項24に記載のコネクタ組立体。 27.前記開き手段は、2つの略U字状のクリップであって、夫々の自由端部が 互いに内側に曲げられるクリップと、前記バイアス部材の前記腕部位が少なくと も部分的に閉じた範囲を規定し、一方のクリップの内側に曲げられた自由端部が 少なくとも前記腕部位の一方により規定された閉じられた範囲に位置し、他方の クリップの内側に曲げられた自由端部が少なくとも前記腕部位の他方により規定 された閉じられた範囲に位置することを特徴とする請求項20に記載のコネクタ 組立体。 28.前記略U字状のクリップの夫々は、互いに第3の脚部により連結される第 1、第2の脚部を含み、該第1、第2の脚部は長さ方向に沿うように1点におい て曲げられ、前記バイアス部材は複数のスロットを含み、前記第1、第2の脚部 が前記スロットの1つを通過していることを特徴とする請求項27に記載のコネ クタ組立体。 29.前記開き手段は、前記バイアス部材の対向端部において着脱自在に手動動 作される2つの装置を含み、前記装置の夫々は2つの回動支持される腕部位を含 み、前記バイアス部材は複数のスロットを含み、前記装置の各腕部位の下方部位 は前記バイアス部材のスロットの1つを通過するように配設されることを特徴と する請求項20に記載のコネクタ組立体。 30.プリント基板状の部材の端部に固定され、延設されてなり、かつ対向端部 を有するベース部材と、 プリント基板状の部材に整合されるコネクタの端部を位置決めするために前記 ベース部材の対向端部に接続される位置決め手段と、 該位置決め手段の間から延設される手段であって、前記位置決め手段の動きを 防止して安定させるとともに、前記プリント基板状の部材にコネクタが整合され る間に、コネクタの腕部位を広げて開くための手段と、を具備することを特徴と する開口部品。 31.前記位置決め手段は、互いに対向する位置決め面を含み、前記位置決め手 段を安定させコネクタの腕部位を広げて開くための前記手段は、前記位置決め面 の間に延設される棒を含むことを特徴とする請求項30に記載の開口部品。 32.前記ベース部材の対向端部に位置される第1、第2のカム手段を含み、該 第1、第2のカム手段は、前記プリント基板状の部材にコネクタが整合される間 に、コネクタの腕部位に係合されるカム面を含み、前記第1、第2のカム手段に 接続される延設捧を含むことを特徴とする請求項31に記載の開口部品。 33.プリント基板状の部材の端部に対して固定され、延設されるとともに、対 向端部を有するベース部材と、 プリント基板状の部材に対して整合させるコネクタの終端部を位置合わせする ために前記ベース部材に対して接続される位置合わせ手段と、 前記ベース部材上に取り付けられるフレキシブル回路であって、該フレキシブ ル回路は電気導電体を有し、プリント基板状の部材に対して整合されたときに、 プリント基板状の部材上に実装された電気導電体との電気的接触を与えるととも に、コネクタが接続されたときに電気的接触を与えるフレキシブル回路と、を具 備することを特徴とするコネクタ整合部品。 34.前記フレキシブル回路に固定される少なくとも1つの受動的または能動的 、かつ前記フレキシブル回路上の電気導電体に電気的に接続される電気部品を含 むことを特徴とする請求項33に記載のコネクタ整合部品。 35.前記ベース部材に接続される第1、第2のカム手段を含み、前記第1のカ ム手段は前記ベース部材の一方の端部に位置され、また前記第2のカム手段は前 記ベース部材の他方の端部に位置されて、前記フレキシブル回路の一部を前記第 1、第2のカム手段の間から露出するようにしたことを特徴とする請求項34に 記載のコネクタ整合部品。 36.2つのプリント基板状の部材同士を接続するコネクタシステムであって、 プリント基板の部材に取り付けられる支持部材と、 該支持部材に取り付けられ、前記プリント基板状の部材上に実装される電気接 点に対する電気的導通を図るための電気導電体を有するフレキシブル回路と、 互いに線材を介して接続される第1のコネクタと第2のコネクタとを含む線材 コネクタであって、支持部材が第1のプリント基板状の部材の上に取り付けられ た ときに前記第1のコネクタは前記第2の支持部材の上のフレキシブル回路に対し て接続されてなり、前記第2のコネクタは第2のプリント基板状の部材の電気接 点に対して電気導電を与えるようにして、前記第1、第2のプリント基板状の部 材の間において電気的導電を与えることを特徴とするコネクタシステム。 37.前記第1のコネクタの終端部を位置合わせするために前記支持部材に接続 される位置決め手段を含むことを特徴とする請求項36に記載のコネクタシステ ム。 38.前記支持部材を第1のプリント基板状の部材の所望位置に位置させるため に前記支持部材から延設される少なくとも1本のピンを含むことを特徴とする請 求項36に記載のコネクタシステム。 39.前記支持部材は基部と、該基部に接続される起立脚部とを含むことを特徴 とする請求項36に記載のコネクタシステム。 40.前記起立脚部の端部の前記基部の対向側は曲がっていることを特徴とする 請求項39に記載のコネクタシステム。
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