JPH084925Y2 - ハンガーパイプ取付金具 - Google Patents

ハンガーパイプ取付金具

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JPH084925Y2
JPH084925Y2 JP5945592U JP5945592U JPH084925Y2 JP H084925 Y2 JPH084925 Y2 JP H084925Y2 JP 5945592 U JP5945592 U JP 5945592U JP 5945592 U JP5945592 U JP 5945592U JP H084925 Y2 JPH084925 Y2 JP H084925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger pipe
pipe fitting
mounting bracket
hanger
base portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5945592U
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English (en)
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JPH0613741U (ja
Inventor
孝之 中村
聡 太田
武男 井本
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RP Topla Ltd
Sekisui House Ltd
Original Assignee
RP Topla Ltd
Sekisui House Ltd
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Publication date
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キッチン等の水まわり
に有るフライパン等の器具を吊着したり、調味料等の小
物が収納できる吊着部材を吊り下げるためのハンガーパ
イプ取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の取付金具としては、図1
0に示す、円筒状のハンガーパイプAの取付金具や、図
11に示す、吸盤Bにより吸着するもの、或いは図12
に示す、具備された粘着材Cにて貼着するもの、或いは
又、図13に示す、小物用収納棚DやハンガーパイプE
が最初から配設されたシステムキッチンなどが知られて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、円筒状のパイプレールを利用するものは、キ
ッチン等の水まわりの器具を吊着する部材や、キッチン
等の水まわりの小物が収納できる吊着部材が円筒状のパ
イプレールの外周縁に沿って回転したり摺動しやすく不
安定であるという問題点を有していた。
【0004】又、吸盤で吸着するものは、被吸着部材の
表面状態によっては吸盤内に外気が侵入することによ
り、十分に吸盤内が減圧できないと吸着しづらい場合が
あり、或いは又、一端吸着しても、吸盤の経時劣化や被
吸着部材の表面状態の経時変化等により、吸盤内に外気
が序々に侵入することにより脱落に至る場合があるとい
う問題点を有していた。
【0005】更に、具備された粘着材にて粘着するもの
は、一度粘着すると容易に動かしたり、外したりするこ
とが出来ないにもかかわらず、これらのものが後から少
しずつ買い足されるため収拾がつかなくなったり、取り
付ける場所が無くなるなどかえって使い勝手を悪くする
場合もあるという問題点を有していた。
【0006】更に又、上記のようなDIY商品は、商品
の改廃が多く機能もバラバラなので収納としてまとまり
がつかないという問題点を有する。そこで、システムキ
ッチンメーカーも、キッチン等の水まわりの器具を吊着
する部材や、キッチン等の水まわりの小物が収納できる
部材を扱い始めたが、価格が高い上、新築時に全て揃え
て設計してしまう必要があり、生活に合わせて追加しづ
らいという問題点を有していた。
【0007】本考案は、従来の技術に有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、キッチン等の水まわりに有るフライパン等の器
具を吊着したり、調味料等の小物が収納できる吊着部材
が安定し、且つ外れにくく、しかも安価で必要に応じて
自在に買い足せる上、外観的にも優れた、前記収納部材
を吊着できるハンガーパイプ取付金具を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の請求項1の手段は、壁部等の垂直面又はウ
ォールキャビネットの底板等の水平面に締付部材により
固着される基部と、該基部に連設されて、角パイプをそ
の対角線が常に鉛直方向、又は、水平方向となるように
横架保持できる嵌合保持部とからなるものである。
【0009】又、本考案の請求項2の手段は、前記締付
部材として木ネジを使用すると共に、該基部に木ネジ用
の貫通穴を設けたものである。
【0010】次に、本考案の請求項3の手段は、上記ハ
ンガーパイプ取付金具を仮止めするために、該基部の壁
部との接合面に仮止用としての粘着材を具備させたもの
である。
【0011】
【作用】請求項1のハンガーパイプ取付金具によると、
壁部等の垂直面又はウォールキャビネットの底板等の水
平面に、角形のハンガーパイプをその対角線が常に略鉛
直方向、又は、略水平方向となるように横架保持するこ
とができるので、該ハンガーパイプにかかる応力を緩和
し、曲げ剛性を上げることができ、しかも、キッチン等
の水まわりの器具を吊着する部材や、キッチン等の水ま
わりの小物が収納できるコの字型の吊着部を有する吊着
部材が回転したり、回転或いは上下方向の外力により容
易に外れることを防止できる。
【0012】又、請求項2の手段によって、基部を木ネ
ジで固着すれば、容易に外れることなく確実に固着でき
る。
【0013】次に請求項3の手段によると、壁部に固着
される該基部の接合面に仮止用としての粘着材を具備し
ておけば、取付けが容易となる。
【0014】
【実施例】本考案の実施例について、図面を参照にして
説明する。ハンガーパイプ取付金具1は、例えば、図1
や図8に示すように、システムキッチンにおけるウォー
ルキャビネット2の底板3等の水平面に角形のハンガー
パイプ4をその対角線が略鉛直方向、又は、略水平方向
となるように横架保持するように嵌合して固着させるも
のである。そして、角形のハンガーパイプ4には、コの
字型の吊着部5をもって該吊着部5と一体となっている
キッチン用品収納部材6を吊着できるようになってい
る。
【0015】前記ハンガーパイプ取付金具1は、図2乃
至図4に示すように、前記ウォールキャビネット2の底
板3等の水平面や壁部等の垂直面に固着する基部7と、
角型のハンガーパイプ4をその対角線が常に鉛直方向、
又は、水平方向となるように横架保持するように連接部
8を介して設けた嵌合保持部9とを基本構成とし、例え
ば、亜鉛のような金属をダイカストにより一体成型し、
ブラスト処理した後に、メッキ処理を施したものであ
る。そして、嵌合保持部9の内部には、角型のハンガー
パイプ4を衝止させる衝止部10を内設している。
【0016】そして、基部7を前記水平面又は垂直面に
固着するための木ネジ11用の貫入穴12を設けること
により、ハンガーパイプ取付金具1を木ネジ11にて確
実に固着することができる。
【0017】次に、前記基部7の接合面に仮止用として
の粘着材13を具備しておけば、ハンガーパイプ取付金
具1を簡単に仮止めすることができる。
【0018】又、上記ハンガーパイプ取付金具1は、図
5に示すように、基部7に突設した嵌合保持部9の片方
に角形のハンガーパイプ4をに嵌合し、他方にはエンド
キャップ14を嵌合することもできる。このエンドキャ
ップ14は、例えばポリプロピレンのようなプラスチッ
クスを用い、嵌入部に鋸牙状の係止部を一体成型するこ
とにより、容易に外れることなく嵌合保持部9を封止す
ることができる。
【0019】或いは、図6に示すように、必要に応じ
て、基部7に突設した嵌合保持部9の両側に角形のハン
ガーパイプ4を嵌合することもできる。又、ハンガーパ
イプ4を所望の長さに切断すれば自在に長さを調節する
ことができる。
【0020】更に、ハンガーパイプ取付金具1は、図7
に示すように、キッチン等の水まわりの壁部15等の垂
直面に固着することもできるし、或いは、図9に示すよ
うに、タイル面16等の垂直面にカールプラグ17を打
ち込んで、木ネジ11で確実に固着することもできる。
【0021】
【考案の効果】本考案は、上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0022】請求項1のハンガーパイプ取付金具におい
ては、壁部等の垂直面又はウォールキャビネットの底板
等の水平面に、自由自在に確実に固着でき、角パイプを
その対角線が常に略鉛直方向、又は、略水平方向となる
ように横架保持するので、該角パイプの強度を上げるこ
とができる。しかも、コの字型の吊着部5をもって該吊
着部と一体となっているキッチン用品収納部材を吊着し
た場合には、日常の使用においては、該収納部材が安定
し、且つ、確実に吊着することができる。
【0023】請求項2のハンガーパイプ取付金具におい
ては、木ネジを用いて前記水平面又は垂直面に固着され
るので、確実に固着することができる。
【0024】請求項3のハンガーパイプ取付金具におい
ては、仮止めすることができるので、取り付けが容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンガーパイプ取付金具をウォールキャビネッ
トの底板に取付けた全体斜視図である。
【図2】ハンガーパイプ取付金具の正面図である。
【図3】ハンガーパイプ取付金具の側面図である。
【図4】ハンガーパイプ取付金具の斜視図である。
【図5】ハンガーパイプとハンガーパイプ取付金具及び
エンドキャップの分解斜視図。である。
【図6】ハンガーパイプとハンガーパイプ取付金具の分
解斜視図である。
【図7】ハンガーパイプ取付金具を壁部に固着した状態
を示す部分断面斜視図である。
【図8】ハンガーパイプ取付金具をウォールキャビネッ
トの底板に固着した状態を示す部分断面斜視図である。
【図9】ハンガーパイプ取付金具をタイル面に固着する
状態を示す部分断面斜視図である。
【図10】従来の筒状のパイプレールを使用した取付金
具を示す斜視図である。
【図11】従来の吸盤を利用した取付金具を示す斜視図
である。
【図12】従来の粘着材を利用した取付金具を示す斜視
図である。
【図13】従来の組み込み型のシステムキッチンを示す
全体斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンガーパイプ取付金具 4 角形のハンガーパイプ 7 基部 8 連接部 9 嵌合保持部 11 木ネジ 12 貫入穴 13 粘着材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部等の垂直面又はウォールキャビネッ
    トの底板等の水平面に締付部材により固着される基部
    と、該基部に連設されて、角パイプをその対角線が常に
    略鉛直方向、又は、略水平方向となるように横架保持で
    きる嵌合保持部とからなることを特徴とするハンガーパ
    イプ取付金具。
  2. 【請求項2】 木ネジを締付部材とし、該基部に木ネジ
    用の貫通穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    ハンガーパイプ取付金具。
  3. 【請求項3】 該基部の接合面に仮止用としての粘着材
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のハ
    ンガーパイプ取付金具。
JP5945592U 1992-07-30 1992-07-30 ハンガーパイプ取付金具 Expired - Lifetime JPH084925Y2 (ja)

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JP5945592U JPH084925Y2 (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ハンガーパイプ取付金具

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JPH0613741U JPH0613741U (ja) 1994-02-22
JPH084925Y2 true JPH084925Y2 (ja) 1996-02-14

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