JPH084768B2 - 接着剤の自動供給方法及び自動供給装置 - Google Patents

接着剤の自動供給方法及び自動供給装置

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JPH084768B2
JPH084768B2 JP2025388A JP2025388A JPH084768B2 JP H084768 B2 JPH084768 B2 JP H084768B2 JP 2025388 A JP2025388 A JP 2025388A JP 2025388 A JP2025388 A JP 2025388A JP H084768 B2 JPH084768 B2 JP H084768B2
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孝 中村
定雄 今岡
正典 前田
博幸 小沼
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、接着剤の自動供給方法及び自動供給装置に
関する。
(従来の技術) ホットメルト(熱溶融性接着剤、以下接着剤という)
はカートンの胴ばり、段ボールの接着等各種物品の接着
に使用される。上記接着剤の被接着物に塗布する場合に
は、通常接着剤原料をアプリケーターで加熱溶融したも
のを塗布装置に供給して行われる。この方法で接着剤の
塗布を連続して行うためには、接着剤原料を随時アプリ
ケーターに補充する必要がある。
従来上記の作業を行う場合には、接着剤原料の貯留装
置からアプリケーターの開口に至るフィーダー等を設
け、これによって原料をアプリケーターに連続的に供給
する手法等が採用された。しかしながら、上記の手法で
は、フィーダーにおけるアプリケーターの開口と近接す
る部分がアプリケーターからの熱を受けて高温にさらさ
れ、この部分で接着剤原料が溶融してフィーダーに付着
するため、アプリケーターへの原料の安定供給に支障を
来たす。
更に特開昭60−44074号にもアプリケーターへの原料
の補充を自動化する装置の提案がある。上記の装置によ
ると、アプリケーターへの原料の供給は、ホッパーの底
部からアプリケーターの供給孔の上方に臨んで延設され
たシュート及びその先端部に摺動自在に設けられた移動
シュートを介して行われる。しかしながら上記の装置で
は、原料供給の際、原料供給を指示する制御信号が発せ
られてから同供給を停止する制御信号が発せられるまで
の一定の間は、上記移動シュートが下降した状態で継続
して原料の供給が行われる。したがって、この間に移動
シュートの先端部分がアプリケーターからの熱にさらさ
れ、前記の場合と全く同様の問題が生じる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、接着剤原料のアプリケーターに安定かつ自
動的に補充することができる接着剤の自動供給方法及び
自動供給装置の提供を目的とする。更に接着剤を被接着
物に塗布する作業に合せて、接着剤原料をアプリケータ
ーに安定かつ自動的に補充することができる接着剤の自
動供給方法及び自動供給装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成すべく成されたもので、
下記の工程を構成要素として含む接着剤の自動供給方法
を要旨とする。即ち、 貯留装置から計量装置に接着剤原料を供給する工程、 該計量装置内に接着剤原料が一定量収容されたことを
検出し、この信号により上記接着剤原料の供給を停止す
る工程、 計量装置を上記供給が行われる位置からアプリケータ
ーの開口の上部に水平又は略水平方向に移動せしめる工
程、 計量装置内の接着剤原料をアプリケーター内に落下せ
しめる工程、及び 該落下工程の完了後、計量装置をアプリケーターの開
口の上部から上記貯留装置からの供給が行われる位置に
水平又は略水平方向に移動する工程。
また本発明は、上記方法を実施するための装置とし
て、下記の装置を構成要素として含む接着剤の自動供給
装置を要旨とする。即ち、 接着剤原料の貯留装置、 接着剤原料を一定量収容し、かつ収容した接着剤原料
を下方に落下せしめる機構を備えた計量装置、 接着剤原料を加熱溶融せしめる上部に開口を有するア
プリケーター、 接着剤原料を該貯留装置から該計量装置に供給する供
給装置、 該計量装置を該アプリケーターの開口の上部及び該供
給装置から接着剤原料の供給が行われる位置に水平又は
略水平方向に移動せしめる移動装置、 アプリケーターの開口の上部で該計量装置の収容した
接着剤原料の下方に落下せしめる機構を作用させ、計量
装置に収容した接着剤原料をアプリケーター内に落下せ
しめる落下装置、 該計量装置に設置され、計量装置内の接着剤原料の量
を検出する検出装置、及び 該計量装置に設置された検出装置からの信号により該
供給装置及び該移動装置を駆動せしめる制御装置。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明の接着剤の自動供給装置の一例を示す
正面図、第2図は第1図における計量装置を保持するフ
レームを外した状態を示す正面図、第3a〜b図は計量装
置を構成する本体及び蓋部を示す斜視図、第4a〜c図は
計量装置の蓋部が開く状態を示す正面図である。
貯留装置1は、ペレット状又は板状等固形の接着剤原
料を貯留するためのホッパーである。該貯留装置1に
は、原料のブリッジを防止するためのエアーハンマー2
等の設置が可能である。
供給装置3は、接着剤原料を上記貯留装置1から下記
の計量装置4に供給するためのもので、貯留装置1の底
部から供給位置にある計量装置4の上方に至るフィーダ
ー5(振動フィーダー等)、その駆動部6及びフィード
した原料を計量装置4に案内するシュート7から構成さ
れる。
計量装置4は、上記供給装置3から供給された接着剤
原料を一定量収容し、かつ収容した原料を下方に落下せ
しめる機構を備えるものであり、以下その構造の一例に
つき詳述する。
第3a〜b図に示す如く計量装置4は、本体8及び蓋部
9から構成される。本体8は対向する方形の前壁10、後
壁11及び両者の対向する側縁を連接する側壁12、13を備
える。後壁11は前壁10より高さが小さく、側壁12、13の
各々の底縁は、前壁10の側縁における下端より高くかつ
後壁11の下端よりも低い位置と後壁11の側縁の下端とを
結んで設けられる。これにより側壁12、13の底縁は各々
図示の如く水平方向に対して傾斜を有し、前壁10の下部
が突出した状態となる。
本体8の側壁12外面における中部〜上部かつ前壁10側
に位置には、円柱の突起14が設けられる。該突起14の円
柱の中心軸は、前壁10の上縁80と平行方向(つまり計量
装置4の幅方向Xと平行方向)にある。また突起14に
は、これらを軸として適当な幅を有するローラ15が回転
自在に取付けられる。16は該ローラ15の外れを防止する
ナットである。側壁13外面における中部〜上部かつ前壁
10側に位置には、適宜形状の突起70が設けられる。また
側壁12、13の後壁11側でかつ該突起14の設置位置よりも
低い位置には、各々同じ大きさの円形の孔17、17′が設
けられる。該孔17と17′の円の中心を結ぶ線は幅方向X
と平行方向にある。
蓋部9は、方形の底壁90及びその対向する一対の縁を
介して立設された側壁19、20からなる。該底壁90は、蓋
部9が閉じた場合に、前縁91が本体8の前壁10における
下方に突出した部分に当接した状態で本体8の底縁開口
を覆うことができる大きさで設けられる。また側壁19、
20の各々の前方部分92、92′は、蓋部9が開いた場合
に、この部分が幅方向Xへの接着剤原料のこぼれを防止
することができる形状で設けられる(第3b図及び第4c図
参照)。
側壁19、20後端部には、各々同じ大きさの孔21、21′
を有する円筒の突起71、71′が設けられる。該孔21と2
1′の円筒の中心軸は幅方向Xと平行方向にある。該孔2
1、21′の径は、本体8の側壁12、13に形成された孔1
7、17′の径より僅かに小さい大きさで形成される。上
記の孔21及び21′は各々側壁19、20を貫通する。
また側壁19の後部上隅には、孔21の縁に端を発っする
略長方形のバー22が一体的に設けられる。該バー22は、
その面が側壁19の面と平行となるように設けられる。該
バー22の孔21側とは反対側の端部には、中心P2を有する
円形の孔23が設けられる。該孔23にはボルト25が固定さ
れ、該ボルト25にこれを軸としてローラ26が回転自在に
取付けられる。該ローラ26は前記ローラ15と同じ形状、
大きさのものである。また側壁20の外面略中央部には適
宜形状の突起73が設けられる。
以上の構造の本体8及び蓋部9は下記の如く組立てら
れる。
先ず本体8下部に蓋部9を配し、本体8及び蓋部9の
それぞれの側壁12、13及に19、20に形成された孔17、1
7′及び21、21′を重ね、これらにボルト24、24′を貫
入する(第4a図参照)。該ボルト24、24′は蓋部9の側
壁19、20に形成された孔21、21′と略同じ径を有する。
したがって、ボルト24、24′は該孔21と21′により蓋部
9の側壁19、20に固定され、これによって蓋部9は本体
8に対して該ボルト24、24′を支点として回転自在に取
付けられる。また本体8の側壁13に設けられた突起70及
び蓋部9の側壁20に設けられた突起73にはバネ27が張架
され、通常の状態で蓋部9が本体8の底縁開口を閉じる
べく構成される。
上記のように本体8と蓋部9とが組立てられた場合
に、蓋部9が本体8の底部を完全に覆う状態でボルト24
の中心P3及び孔23の中心P2を結ぶ直線は垂直となり、更
に孔23の中心P2及び突起14の中心P4を結ぶ直線は水平と
なる(第4a図参照)。
50、51は、本体8の側壁12、13に設けられた計量装置
4内の接着剤原料の量を検出するための光電管検出器等
の検出装置である。上記検出装置50、51からの信号はコ
ントローラー100に送られ、これを受けてコントローラ
ー100から所定の制御信号が供給装置3の駆動部6及び
移動装置30の駆動部34に送られる。
計量装置4は以上の如く構成される。
移動装置30は、計量装置4をアプリケーター31の開口
32の上部及び該供給装置3から接着剤原料の供給が行わ
れる位置に水平又は略水平方向に移動するためのエアー
シリンダーである。該エアーシリンダーのピストンロッ
ド33の前端は計量装置4の本体8の前壁10に取付けられ
る。34はエアーシリンダーを駆動する駆動部である。上
記駆動部34には、所定の制御信号を受けてピストンロッ
ド33を前進駆動させた場合に、該ロッド33を前進限で所
の時間静止させた後、自動的に後退限まで後退させるた
めの制御系(図示せず)が組込まれている。したがっ
て、駆動部34が所定の制御信号を受けない場合には、ピ
ストンロッド33は常に後退限にあり、つまり計量装置4
は供給装置3のシュート7の真下の供給位置に定常的に
存在する。
35は計量装置4を保持するためのフレームで、計量装
置4に備えられたローラ15及び26を案内するための直線
状の案内レール36を有する。該案内レール36は、計量装
置4に備えられたローラ15、26の径と略同じ上下方向の
距離及び該ローラ15、26の幅と略同じ幅を有し、供給装
置3のシュート7の下部からアプリケーター31の開口32
の上部に至る。案内レール36の前方側の端部は円弧を描
いて下がりに形成される。上記構造のフレーム35は、ア
プリケーター31の開口32の上部で計量装置4の収容物を
落下せしめる機構を作用させ、計量装置4に収容した接
着剤原料をアプリケーター31内に落下せしめる落下装置
となる。
以下その作用機構について説明する。
計量装置4は移動装置30のピストンロッド33の前端に
固定され、またローラ15、26をフレーム35の案内レール
36によって支えられた状態で保持される。尚、前記バネ
27の作用、並びに計量装置4に設けられたローラ15、26
及びボルト24の位置関係が前述の如くであり、かつフレ
ーム35の案内レール36が該ローラ15、26と略同じ上下方
向の距離及び幅を有するため、ローラ15及び26が該案内
レール36の直線部で同じ高さで支持されている場合に
は、計量装置4は、その本体8の底縁を蓋部9が完全に
閉じた状態で保持される(第4a図参照)。
そして、移動装置30のピストンロッド33が前進した場
合には、計量装置4が前進限に近づくにつれ、計量装置
4のローラ26がフレーム35の案内レール36における前端
の円弧状部分に当接し、該ローラ26は案内レール36の上
記部分を矢印M1方向に摺動し、これによって蓋部9が開
口する(第4b図参照)。
ピストンロッド33が更に前進して計量装置4が前進限
に達すると、ローラ26は上記案内レール36における前端
の円弧状部分を更に下方向(矢印M2方向)に摺動し、蓋
部9が完全に開口する(第4c図参照)。
以上の如く、移動装置30により計量装置4が前進し、
前進限において計量装置4の収容物を落下せしめる機構
が作用する。計量装置4が原料の供給位置(後退限)に
ある場合に、該計量装置4がアプリケーターからの熱を
受けないようにするため、計量装置4の後退限がアプリ
ケーター31の開口32の上部から25cm以上遠ざかるように
構成するのが望ましい。
尚、以上の計量装置4及び案内レール36による接着剤
原料の落下機構は一例に過ぎず、他にアプリケーター31
の開口の上部で計量装置4を上下に反転して原料を落下
せしめる機構等の採用も可能である。
リードスイッチ60及び60′は、計量装置4が原料の供
給位置(後退限)及び前進限にあることを検出するため
のものである。該リードスイッチ60、60′からの信号は
コントローラー100に送られ、これを受けてコントロー
ラー100から所定の制御信号が供給装置3の駆動部6に
送られる。
アプリケーター31は接着剤原料を加熱溶融するための
もので、ヒーター(図示せず)を有するとともに上部に
開口32を有する。蓋38は、該開口32を覆うための計量装
置4に一体的に取付けられた垂直方向の断面がL字形の
ものである。該蓋38は、計量装置4に後退によってアプ
リケーター31の開口32を閉じ、前進により同開口32を開
く構成で設けられる。つまり、上記構造の蓋38による
と、構造簡便にして接着剤原料供給時にのみアプリケー
ター31の開口32を開き、他は開口32を閉じることができ
る。上記構造の利点は、蓋38を必要時に開閉するための
制御機構を別途設ける必要がなく、これがない場合にも
適切にアプリケーター31の開口32を開閉できる点にあ
る。
また43、44は、アプリケーター31内の溶融接着剤の量
を検出する光電管検出器等の検出装置である。上記検出
装置43、44からの信号はコントローラー100に送られ、
これを受けてコントローラー100から所定の制御信号が
移動装置30の駆動部34に送られる。
ポンプ40は上記アプリケーター31で溶融された溶融接
着剤を吸い上げるためのもので、該ポンプ40は供給管路
41を介して接着剤の塗布装置42と接続される。塗布装置
42は、搬送装置46により搬送されるカートン等の被接着
物45に接着剤を塗布するための塗布ノズル等である。ま
た47は、搬送装置46により搬送される被接着物45の通過
量を測定するカウンター等の検出装置である。上記検出
装置47からの信号はコントローラー100に送られ、これ
を受けてコントローラー100から所定の制御信号が移動
装置30の駆動部34に送られる。
次に、以上の構成からなる本発明の接着剤の自動供給
装置の稼動について述べる。
先ず、供給装置3によって貯留装置1から計量装置4
に接着剤原料を供給する。該計量装置4内に接着剤原料
が一定量収容されると、計量装置4に備えられた検出装
置50、51がこれを検出し、この信号を受けてコントロー
ラー100から供給装置3の駆動部6に制御信号が送られ
て駆動部6の駆動が止められ、上記接着剤原料の供給が
停止される。また上記の検出装置50、51からの信号は、
コントローラー100を介して移動装置30の駆動部34にも
その駆動を指令する制御信号として送られる(第1の制
御信号)。尚、上記供給装置3は、リードスイッチ60か
ら計量装置4が原料の供給位置(後退限)にあることを
指示する信号が発せられている場合にのみ駆動する。
上記の操作と並行して、検出装置47で被告接着物45の
数を測定し、その数が設定値に達すると、この信号を受
けてコントローラー100から移動装置30の駆動部34にそ
の駆動を指令する制御信号が送られる(第2の制御信
号)。
つまり、接着剤を塗布した被接着物の数に比例してア
プリケーター31内の溶融接着剤の消費量が増加するた
め、検出装置47に設ける設定値は一定の消費量W1を消費
する場合の被接着物の数とする。これと同時に、前記の
検出装置50、51によって検出される計量装置4内の接着
剤原料の検出量を上記と同じW1とする。以上の設定によ
り検出装置47からの信号に基づいて移動装置30を駆動さ
せて接着剤原料をアプリケーター31に供給する場合に
は、アプリケーター31内で消費された接着剤の量に相当
する量の原料を確実に補充することができる。また原料
の補充を計量装置4の1回の前進操作により行い得、計
量装置4がアプリケーター31から熱を受ける時間を少な
くすることができる。尚、検出装置47によって検出され
る溶融接着剤の消費量W1と計量装置4内の接着剤原料の
検出量とは必ずしも等しくする必要はなく、該消費量W1
に合せて計量装置4を数回前進駆動することもできる。
これらの制御とは別に、検出装置43及び44によってア
プリケーター31内の溶融接着剤の液面を検出する。上記
検出信号がアプリケーター31内の溶融接着剤の液面が一
定レベルに達していないことを指示するものである場合
にのみ、コントローラー100を介して移動装置30の駆動
部34にその駆動を指令する制御信号が送られる(以上第
3の制御信号)。一方、液面が一定レベルに達すること
を指示するものである場合には、移動装置30の駆動部34
にその駆動を指令する制御信号は送られない。上記のア
プリケーター31内の溶融接着剤の液面の検出は、検出装
置47で被接着物45の数を計測することで間接的に行った
溶融接着剤の消費量の検出を保証するだけでなく、実際
に原料をアプリケーター31内に供給すべきか否かを判断
するものである。
尚、前記の計量装置4内の接着剤原料の量の検出及び
アプリケーター31内の溶融接着剤の液面の検出におい
て、検出装置50、51及び43、44が光電管検出器等である
場合には、計量装置4或いはアプリケーター31内への原
料供給の際、発光素子から発せられる孔を原料が断続的
に遮断するが、受光素子がこの光を所定の許容時間以上
受光しない場合にのみ、原料供給停止の制御信号が発せ
られるようにすればよい。これによって、原料供給停止
を確実になし得る。
以上の如く、移動装置30の駆動部34には、その駆動を
指令する第1〜3の3種類の制御信号が送られる。そし
て、上記第1〜3の制御信号の全てが該駆動部34に送ら
れた場合にのみ駆動部34が駆動し、ピストンロッド33を
前進させる。即ち、計量装置4内に一定量の接着剤原料
が収容された場合で(第1の制御信号)、検出装置47に
より被接着物45の数が設定値に達したことが検出され
(第2の制御信号)、かつ検出装置43及び44によるアプ
リケーター31内の溶融接着剤液面の検出(第3の制御信
号)により上記検出が保証された場合にのみ、駆動部34
が駆動する。
該ピストンロッド33の前進により、計量装置4が前進
限、つまりアプリケーター31の開口32の上部に移動され
る。そして該前進限において、計量装置4の収容物落下
機構が前述の如く作用し、一定量の接着剤原料がアプリ
ケーター31内に投入される。この場合、移動装置30の駆
動部34に組込まれた制御系によって、計量装置4は前進
限において一定時間静止されるため、上記原料の投入は
完結される。
以上の如き接着剤原料の自動供給は、検出装置47で計
測する被接着物45の数が所定値に達すると繰り返し行わ
れる。
以上説明した本発明の接着剤の自動供給装置及びこれ
を使用した接着剤の自動供給方法は、一実施例に過ぎ
ず、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいてこれらに種
々の変更をなし得ることは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明における接着剤の自動供給方法及び自動供給装
置によれば、アプリケーターから離れた位置で計量装置
内に接着剤原料を一定量収容し、被接着物の量を指標と
するアプリケーター内の溶融接着剤の消費量の検出に基
づいて、上記計量装置をアプリケーターの開口上部にま
で移動して、一定量の接着剤原料を一度にアプリケータ
ー内に投入することができる。
したがって、非能率な人為的供給を廃して接着剤の自
動供給を可能とするとともに、特にアプリケーターから
の熱を受けて接着剤原料の安定供給が阻害されることを
好適に回避し得るものとして、その実用的価値は多大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接着剤の自動供給装置の一例を示す正
面図、第2図は第1図における計量装置を保持するフレ
ームを外した状態を示す正面図、第3a〜b図は計量装置
を構成する本体及に蓋部を示す斜視図、第4a〜c図は計
量装置の蓋部が開く状態を示す正面図である。 1……貯留装置、2……エアーハンマー、3……供給装
置、4……計量装置、5……フィーダー、6、34……駆
動部、7……シュート、8……本体、9……蓋部、10…
…前壁、11……後壁、12、13、19、20……側壁、14、7
0、71、71′、73……突起、15、26……ローラ、16……
ナット、17、17′、21、21′、23……孔、22……バー、
24、24′、25……ボルト、30……移動装置、31……アプ
リケーター、32……開口、33……ピストンロッド、35…
…フレーム、36……案内レール、40……ポンプ、41……
供給管路、42……塗布装置、43、44、47、50、51……検
出装置、45……被接着物、46……搬送装置、60、60′…
…リードスイッチ、80……上縁、90……底壁、91……前
縁、100……コントローラー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の工程を構成要素として含む接着剤の
    自動供給方法、 貯留装置から計量装置に接着剤原料を供給する工程、 該計量装置内に接着剤原料が一定量収容されたことを検
    出し、この信号により上記接着剤原料の供給を停止する
    工程、 計量装置を上記供給が行われる位置からアプリケーター
    の開口の上部に水平又は略水平方向に移動せしめる工
    程、 計量装置内の接着剤原料をアプリケーター内に落下せし
    める工程、及び 該落下工程の完了後、計量装置をアプリケーターの開口
    に上部から上記貯留装置からの供給が行われる位置に水
    平又は略水平方向に移動する工程。
  2. 【請求項2】下記の装置を構成要素として含む接着剤の
    自動供給装置、 接着剤原料の貯留装置、 接着剤原料を一定量収容し、かつ収容した接着剤原料を
    下方に落下せしめる機構を備えた計量装置、 接着剤原料を加熱溶融せしめる上部に開口を有するアプ
    リケーター、 接着剤原料を該貯留装置から該計量装置に供給する供給
    装置、 該計量装置を該アプリケーターの開口の上部及び該供給
    装置から接着剤原料の供給が行われる位置に水平又は略
    水平方向に移動せしめる移動装置、 アプリケーターの開口の上部で該計量装置の収容した接
    着剤原料を下方に落下せしめる機構を作用させ、計量装
    置に収容した接着剤原料をアプリケーター内に落下せし
    める落下装置、 該計量装置に設置され、計量装置内の接着剤原料の量を
    検出する検出装置、及び 該計量装置に設置された検出装置からの信号により該供
    給装置及び該移動装置を駆動せしめる制御装置。
  3. 【請求項3】下記の装置を構成要素として含む請求項
    (2)記載の接着剤の自動供給装置、 アプリケーターに設置され、アプリケーター内の溶融接
    着剤の量を検出する検出装置、及び 該アプリケーターに設置された検出装置からの信号によ
    り該移動装置を駆動せしめる制御装置。
  4. 【請求項4】下記の装置を構成要素として含む請求項
    (2)又は(3)記載の接着剤の自動供給装置、 アプリケーターからの溶融した接着剤を被接着物に塗布
    する塗布装置、 該塗布装置による塗布の回数を計測する計測装置、及び 該計測装置からの信号により該移動装置を駆動せしめる
    制御装置。
  5. 【請求項5】アプリケーターの開口を覆うための、計量
    装置に一体的に取付けられた蓋を備えた請求項(2)、
    (3)又は(4)記載の接着剤の自動供給装置。
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