JPH084718Y2 - 高周波加熱コイル給電用同軸管の接続機構 - Google Patents
高周波加熱コイル給電用同軸管の接続機構Info
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- JPH084718Y2 JPH084718Y2 JP1990002198U JP219890U JPH084718Y2 JP H084718 Y2 JPH084718 Y2 JP H084718Y2 JP 1990002198 U JP1990002198 U JP 1990002198U JP 219890 U JP219890 U JP 219890U JP H084718 Y2 JPH084718 Y2 JP H084718Y2
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- tube
- pipe
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は高周波加熱コイルの給電に使用される同軸管
の接続機構に関する。
の接続機構に関する。
〈従来の技術〉 従来より高周波加熱コイルへの給電路における電力損
失を少なくするために、高周波加熱コイルとこの高周波
加熱コイルに給電するカレントトランスとの間の一部分
に金属製の同軸管を採用する場合がある。
失を少なくするために、高周波加熱コイルとこの高周波
加熱コイルに給電するカレントトランスとの間の一部分
に金属製の同軸管を採用する場合がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 近時、上記給電路の電力損失の低減に対する要望はま
すます大きくなり、カレントトランスと高周波加熱コイ
ルとの間をほぼ全面的に同軸管で接続することが要望さ
れている。しかしながら、ワークが変わると、カレント
トランスはそのまま使用できるが、高周波加熱コイルを
そのワークに適したものと取り替える必要があるから、
カレントトランスと高周波加熱コイルの間に接続機構を
設けて、容易に高周波加熱コイルの取り替えを行えるこ
とが必要となった。しかも、高周波加熱コイルと同軸管
との接続、離脱を簡単に行えるようにするのは極めて困
難であることと、高周波加熱コイルとカレントトランス
との間はほぼ全面的に同軸管を使用するので、同軸管の
途中において、同軸管を簡単に接続、離脱できる接続機
構を設けることが好ましいが、従来、高周波加熱コイル
給電用の同軸管を接続することを行われなかった。
すます大きくなり、カレントトランスと高周波加熱コイ
ルとの間をほぼ全面的に同軸管で接続することが要望さ
れている。しかしながら、ワークが変わると、カレント
トランスはそのまま使用できるが、高周波加熱コイルを
そのワークに適したものと取り替える必要があるから、
カレントトランスと高周波加熱コイルの間に接続機構を
設けて、容易に高周波加熱コイルの取り替えを行えるこ
とが必要となった。しかも、高周波加熱コイルと同軸管
との接続、離脱を簡単に行えるようにするのは極めて困
難であることと、高周波加熱コイルとカレントトランス
との間はほぼ全面的に同軸管を使用するので、同軸管の
途中において、同軸管を簡単に接続、離脱できる接続機
構を設けることが好ましいが、従来、高周波加熱コイル
給電用の同軸管を接続することを行われなかった。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、
高周波加熱コイル給電用の同軸管を簡単に接続、離脱す
ることができる接続機構を提供することを目的としてい
る。
高周波加熱コイル給電用の同軸管を簡単に接続、離脱す
ることができる接続機構を提供することを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記問題を解決するために本考案の高周波加熱コイル
給電用同軸管の接続機構は、カレントトランスの2次コ
イルの一端および他端にそれぞれ導通する第1の内側管
および第1の内側管を取り囲む第1の外側管を有する第
1の同軸管に、高周波加熱コイルの一端および他端にそ
れぞれ導通する第2の内側管および第2の内側管を取り
囲む第2の外側管を有する第2の同軸管を、着脱自在に
接続する接続機構であって、第1の内側管の一端に設け
られ端面の内周縁部を除く部分がテーパー面とされた第
1の内側フランジと、第2の内側管の一端に第1の内側
フランジに対向するように設けられ端面の内周縁部を除
く部分が第1の内側フランジのテーパー面に対応するテ
ーパー面とされた第2の内側フランジと、第1の内側フ
ランジと第2の内側フランジの内周縁部間に設けた内側
パッキンと、第1の外側管の一端に設けられ端面の内周
縁部を除く部分がテーパー面とされた第1の外側フラン
ジと、第2の外側管の一端に第1の外側フランジに対向
するように設けられ端面の内周縁部を除く部分が第1の
外側フランジのテーパー面に対応するテーパー面とされ
た第2の外側フランジと、第1の外側フランジと第2の
外側フランジの内周縁部間に設けた外側パッキンと、第
1の内側フランジと第1の外側フランジ間に橋架された
絶縁性のフランジ連結部材とを具備し、且つ第1の外側
フランジは、一端部が回転自在に支持されその回転駆動
手段に他端部が連結されたレバーを有する支持台に固定
され、第2の外側フランジはレバーの中間部に係合する
ボスを外面に有すると共にレバーの操作により第1の外
側フランジに押圧され、この押圧により第1の内側フラ
ンジおよび第1の外側フランジの各テーパー面に、それ
ぞれ、第2の内側フランジおよび第2の外側フランジの
各テーパー面が圧接される。
給電用同軸管の接続機構は、カレントトランスの2次コ
イルの一端および他端にそれぞれ導通する第1の内側管
および第1の内側管を取り囲む第1の外側管を有する第
1の同軸管に、高周波加熱コイルの一端および他端にそ
れぞれ導通する第2の内側管および第2の内側管を取り
囲む第2の外側管を有する第2の同軸管を、着脱自在に
接続する接続機構であって、第1の内側管の一端に設け
られ端面の内周縁部を除く部分がテーパー面とされた第
1の内側フランジと、第2の内側管の一端に第1の内側
フランジに対向するように設けられ端面の内周縁部を除
く部分が第1の内側フランジのテーパー面に対応するテ
ーパー面とされた第2の内側フランジと、第1の内側フ
ランジと第2の内側フランジの内周縁部間に設けた内側
パッキンと、第1の外側管の一端に設けられ端面の内周
縁部を除く部分がテーパー面とされた第1の外側フラン
ジと、第2の外側管の一端に第1の外側フランジに対向
するように設けられ端面の内周縁部を除く部分が第1の
外側フランジのテーパー面に対応するテーパー面とされ
た第2の外側フランジと、第1の外側フランジと第2の
外側フランジの内周縁部間に設けた外側パッキンと、第
1の内側フランジと第1の外側フランジ間に橋架された
絶縁性のフランジ連結部材とを具備し、且つ第1の外側
フランジは、一端部が回転自在に支持されその回転駆動
手段に他端部が連結されたレバーを有する支持台に固定
され、第2の外側フランジはレバーの中間部に係合する
ボスを外面に有すると共にレバーの操作により第1の外
側フランジに押圧され、この押圧により第1の内側フラ
ンジおよび第1の外側フランジの各テーパー面に、それ
ぞれ、第2の内側フランジおよび第2の外側フランジの
各テーパー面が圧接される。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を説明するため
の図面であって、第1図は縦断正面説明図、第2図は同
軸管同士を接合押圧する手段の説明図である。
第1図および第2図は本考案の一実施例を説明するため
の図面であって、第1図は縦断正面説明図、第2図は同
軸管同士を接合押圧する手段の説明図である。
第1図に示すように、本実施例は、カレントトランス
10に導電部20を介して接続された同軸管30(第1の同軸
管)に、高周波加熱コイル(以下加熱コイルという)60
に導電部50を介して接続された同軸管40(第2の同軸
管)を接続する接続機構である。カレントトランス10は
カレントトランス取付台13に取り付けられており、取付
台13は図示しない高周波焼入装置の本体枠に固定されて
いる。
10に導電部20を介して接続された同軸管30(第1の同軸
管)に、高周波加熱コイル(以下加熱コイルという)60
に導電部50を介して接続された同軸管40(第2の同軸
管)を接続する接続機構である。カレントトランス10は
カレントトランス取付台13に取り付けられており、取付
台13は図示しない高周波焼入装置の本体枠に固定されて
いる。
同軸管30は、内側管31(第1の内側管)と、内側管31
を取り囲む外側管32(第1の外側管)と、内側管31の下
端(第1図上で下端)に設けた内側フランジ33(第1の
内側フランジ)と、内側フランジ33に埋め込まれた内側
パッキン331と、外側管32の下端(第1図上で下端)に
設けた外側フランジ34(第1の外側フランジ)と、外側
フランジ34に埋め込まれた外側パッキン341と、内側フ
ランジ33と外側フランジ34間を橋架設し、加熱コイル60
の冷却液の通路となる開孔351を備えた絶縁性のフラン
ジ間連結部材35とを具備している。内側管31の上端面に
はパッキン312が埋め込まれている。外側フランジ34
は、支持台70に固定されており、支持台70は図示しない
高周波焼入装置の本体枠に取り付けられている。
を取り囲む外側管32(第1の外側管)と、内側管31の下
端(第1図上で下端)に設けた内側フランジ33(第1の
内側フランジ)と、内側フランジ33に埋め込まれた内側
パッキン331と、外側管32の下端(第1図上で下端)に
設けた外側フランジ34(第1の外側フランジ)と、外側
フランジ34に埋め込まれた外側パッキン341と、内側フ
ランジ33と外側フランジ34間を橋架設し、加熱コイル60
の冷却液の通路となる開孔351を備えた絶縁性のフラン
ジ間連結部材35とを具備している。内側管31の上端面に
はパッキン312が埋め込まれている。外側フランジ34
は、支持台70に固定されており、支持台70は図示しない
高周波焼入装置の本体枠に取り付けられている。
同軸管40は、内側管41(第2の内側管)と、内側管41
を取り囲む外側管42(第2の外側管)と、内側管41の上
端(第1図上で上端)に設けた内側フランジ43(第2の
内側フランジ)と、外側管42の上端(第1図上で上端)
に設けた外側フランジ44(第2の外側フランジ)とを具
備している。外側フランジ44には、同軸管40を同軸管30
に接続して締め付けるときに使用されるボス442が突設
されている。
を取り囲む外側管42(第2の外側管)と、内側管41の上
端(第1図上で上端)に設けた内側フランジ43(第2の
内側フランジ)と、外側管42の上端(第1図上で上端)
に設けた外側フランジ44(第2の外側フランジ)とを具
備している。外側フランジ44には、同軸管40を同軸管30
に接続して締め付けるときに使用されるボス442が突設
されている。
なお、内側管31および41の外周面はそれぞれ絶縁物31
1および411で覆ってある。
1および411で覆ってある。
同軸管30に同軸管40を接続したときに、内側フランジ
33に内側パッキン331を介して内側フランジ43が接合さ
れる。そして、内側フランジ33および43の各端面には、
接合面として、それぞれ凹形および凸形のテーパー面33
2および431が形成されている。ここでテーパー面332お
よび431は各端面の内周縁部を除く部分に設けられてお
り、内側パッキン331は各端面の内周縁部間に介在して
いる。同様に、外側フランジ34に外側パッキン341を介
して外側フランジ44が接合される。そして、外側フラン
ジ34および44の各端面には、接合面として、それぞれ凹
形および凸形のテーパー面342および441が形成されてい
る。ここでテーパー面342および441は各端面の内周縁部
を除く部分に設けられており、外側パッキン341は各端
面の内周縁部間に介在している。内側管41の下端面には
パッキン412が埋め込まれている。
33に内側パッキン331を介して内側フランジ43が接合さ
れる。そして、内側フランジ33および43の各端面には、
接合面として、それぞれ凹形および凸形のテーパー面33
2および431が形成されている。ここでテーパー面332お
よび431は各端面の内周縁部を除く部分に設けられてお
り、内側パッキン331は各端面の内周縁部間に介在して
いる。同様に、外側フランジ34に外側パッキン341を介
して外側フランジ44が接合される。そして、外側フラン
ジ34および44の各端面には、接合面として、それぞれ凹
形および凸形のテーパー面342および441が形成されてい
る。ここでテーパー面342および441は各端面の内周縁部
を除く部分に設けられており、外側パッキン341は各端
面の内周縁部間に介在している。内側管41の下端面には
パッキン412が埋め込まれている。
なお、内側管31、41、外側管32、42、内側フランジ3
3、43、外側フランジ34、44は、いずれも良導電金属製
である。
3、43、外側フランジ34、44は、いずれも良導電金属製
である。
次に、カレントトランス10と同軸管30間に介在する導
電部20について説明する。導電部20は、内側管31の上端
部分の外周面にパッキン211を介して装着された絶縁性
のフランジ21と、一端がパッキン312を介して内側管31
の上端に、他端がカレントトランス10の2次コイルの一
端にそれぞれ接続され、且つ絶縁板25を介して導体23に
固定されていると共に、冷却液通路241が穿設された導
体24と、外側管32の上端を封止する導体22と、一端が外
側管32の上端に、他端がカレントトランス10の2次コイ
ルの他端にそれぞれ接続され且つ冷却液通路231が穿設
された導体23とを備えている。
電部20について説明する。導電部20は、内側管31の上端
部分の外周面にパッキン211を介して装着された絶縁性
のフランジ21と、一端がパッキン312を介して内側管31
の上端に、他端がカレントトランス10の2次コイルの一
端にそれぞれ接続され、且つ絶縁板25を介して導体23に
固定されていると共に、冷却液通路241が穿設された導
体24と、外側管32の上端を封止する導体22と、一端が外
側管32の上端に、他端がカレントトランス10の2次コイ
ルの他端にそれぞれ接続され且つ冷却液通路231が穿設
された導体23とを備えている。
また、導電部50は、内側管41の下端部分の外周面にパ
ッキン511を介した装着された絶縁性のフランジ51と、
一端がパッキン412を介して内側管41に他端が加熱コイ
ル60の一端にそれぞれ接続され、且つ絶縁板55を介して
導体53に固定されていると共に、冷却液通路541が穿設
された導体54と外側管42の下端を封止する導体52と、一
端が外側管42の下端に、他端が加熱コイル60の他端にそ
れぞれ接続され、且つ冷却液通路531が穿設された導体5
3とを備えている。上記導体22、23、24、52、53、54
は、いずれも良導電金属製である。
ッキン511を介した装着された絶縁性のフランジ51と、
一端がパッキン412を介して内側管41に他端が加熱コイ
ル60の一端にそれぞれ接続され、且つ絶縁板55を介して
導体53に固定されていると共に、冷却液通路541が穿設
された導体54と外側管42の下端を封止する導体52と、一
端が外側管42の下端に、他端が加熱コイル60の他端にそ
れぞれ接続され、且つ冷却液通路531が穿設された導体5
3とを備えている。上記導体22、23、24、52、53、54
は、いずれも良導電金属製である。
次に、同軸管30に同軸管40を接続固定する公知の手段
の一例について説明する。外側フランジ34を固定した支
持台70には、第2図に示すように、偏心カム1と、ネジ
2、ネジ2の下端の支点3を下方に付勢するバネ4が取
り付けられている。偏心カム1の先端7および前記支点
3に、レバー5の一端および他端が緩やかに軸支されて
いる。レバー5にはフック部6が形成されている。
の一例について説明する。外側フランジ34を固定した支
持台70には、第2図に示すように、偏心カム1と、ネジ
2、ネジ2の下端の支点3を下方に付勢するバネ4が取
り付けられている。偏心カム1の先端7および前記支点
3に、レバー5の一端および他端が緩やかに軸支されて
いる。レバー5にはフック部6が形成されている。
同軸管40の内側管41および外側管42をそれぞれ同軸管
30の内側管31および外側管32に接合させた後、偏心カム
1を回転させてレバー5のフック部6に外側管42に設け
たボス442を係合させてから偏心カム1を回転すると、
レバー5が上方に変位して同軸管30に同軸管40が接続押
圧される。すなわち、第1の内側フランジ33と第2の内
側フランジ43との間が、テーパー面332および431の圧接
により接続されると共に内側パッキン331によりシール
される。また、第1の外側フランジ34と第2の外側フラ
ンジ44との間が、テーパー面342および441の圧接により
接続されると共に外側パッキン341によりシールされ
る。
30の内側管31および外側管32に接合させた後、偏心カム
1を回転させてレバー5のフック部6に外側管42に設け
たボス442を係合させてから偏心カム1を回転すると、
レバー5が上方に変位して同軸管30に同軸管40が接続押
圧される。すなわち、第1の内側フランジ33と第2の内
側フランジ43との間が、テーパー面332および431の圧接
により接続されると共に内側パッキン331によりシール
される。また、第1の外側フランジ34と第2の外側フラ
ンジ44との間が、テーパー面342および441の圧接により
接続されると共に外側パッキン341によりシールされ
る。
このように同軸管30に同軸管40が接続されると、導体
23の冷却液通路231の入口に供給された加熱コイル60の
冷却液は、内側管31と外側管32との間、フランジ間連結
部材35の開孔351、内側管41と外側管42との間、導体53
の冷却液通路531、加熱コイル60、導体54の冷却液通路5
41、内側管41の内部、内側管31の内部および導体24の冷
却液通路241を通過冷却して、冷却液通路241の出口から
排出される。
23の冷却液通路231の入口に供給された加熱コイル60の
冷却液は、内側管31と外側管32との間、フランジ間連結
部材35の開孔351、内側管41と外側管42との間、導体53
の冷却液通路531、加熱コイル60、導体54の冷却液通路5
41、内側管41の内部、内側管31の内部および導体24の冷
却液通路241を通過冷却して、冷却液通路241の出口から
排出される。
また、カレントトランス10が供給する高周波電流は、
導体23、外側管32、外側フランジ34、外側フランジ44、
外側管42、導体53、加熱コイル60、導体54、内側管41、
内側フランジ43、内側フランジ33、内側管31および導体
24を経てカレントトランス10に戻る。
導体23、外側管32、外側フランジ34、外側フランジ44、
外側管42、導体53、加熱コイル60、導体54、内側管41、
内側フランジ43、内側フランジ33、内側管31および導体
24を経てカレントトランス10に戻る。
同軸管30から同軸管40を離すには、偏心カム1を更に
回転させるとレバー5が下方にさがってフック部6とボ
ス442との係合が解消するから、この後同軸管40を取り
外す。
回転させるとレバー5が下方にさがってフック部6とボ
ス442との係合が解消するから、この後同軸管40を取り
外す。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の高周波加熱コイル給電
用同軸管の接続機構は、同軸管を接続するに際し、内側
管同士および外側管同士をテーパー面にて接合するの
で、広い接合面積を確保することができる。その接合に
レバーを用いるので、大きい押圧力を確保することがで
き、広い接合面積が確保されることとあいまって、電気
的接続を良好ならしめる。また、接続作業もレバーの操
作によりワンタッチで容易に行うことができる。テーパ
ー面をフランジに設けたので、広い接合面積が確保され
るにもかかわらずテーパー面の傾斜角度を小さくするこ
とかできる。そのためレバーにて大きな押圧力が確保さ
れるにもかかわらず、テーパー面の食い込みを防止で
き、押圧力を除去したときの同軸管の分離も容易であ
る。従って同軸管を簡単かつ確実に接続し、また分離す
ることができる。よって加熱コイルの交換が容易であ
る。また、接合面間にパッキンを介在させているので、
接合面から加熱コイルの冷却液が漏れることもない。
用同軸管の接続機構は、同軸管を接続するに際し、内側
管同士および外側管同士をテーパー面にて接合するの
で、広い接合面積を確保することができる。その接合に
レバーを用いるので、大きい押圧力を確保することがで
き、広い接合面積が確保されることとあいまって、電気
的接続を良好ならしめる。また、接続作業もレバーの操
作によりワンタッチで容易に行うことができる。テーパ
ー面をフランジに設けたので、広い接合面積が確保され
るにもかかわらずテーパー面の傾斜角度を小さくするこ
とかできる。そのためレバーにて大きな押圧力が確保さ
れるにもかかわらず、テーパー面の食い込みを防止で
き、押圧力を除去したときの同軸管の分離も容易であ
る。従って同軸管を簡単かつ確実に接続し、また分離す
ることができる。よって加熱コイルの交換が容易であ
る。また、接合面間にパッキンを介在させているので、
接合面から加熱コイルの冷却液が漏れることもない。
第1図および第2図は本考案の一実施例を説明するため
の図面であって、第1図は断面説明図、第2図は同軸管
同士を押圧する手段の説明図である。 10……2次コイル、12……2次コイル、30……同軸管、
31……内側管、32……外側管、33……内側フランジ、34
……外側フランジ、35……フランジ連結部材、40……同
軸管、41……内側管、42……外側管、43……内側フラン
ジ、44……外側フランジ、60……高周波加熱コイル、33
1……内側パッキン、341……外側パッキン。
の図面であって、第1図は断面説明図、第2図は同軸管
同士を押圧する手段の説明図である。 10……2次コイル、12……2次コイル、30……同軸管、
31……内側管、32……外側管、33……内側フランジ、34
……外側フランジ、35……フランジ連結部材、40……同
軸管、41……内側管、42……外側管、43……内側フラン
ジ、44……外側フランジ、60……高周波加熱コイル、33
1……内側パッキン、341……外側パッキン。
Claims (1)
- 【請求項1】カレントトランスの2次コイルの一端およ
び他端にそれぞれ導通する第1の内側管および第1の内
側管を取り囲む第1の外側管を有する第1の同軸管に、
高周波加熱コイルの一端および他端にそれぞれ導通する
第2の内側管および第2の内側管を取り囲む第2の外側
管を有する第2の同軸管を、着脱自在に接続する接続機
構であって、第1の内側管の一端に設けられ端面の内周
縁部を除く部分がテーパー面とされた第1の内側フラン
ジと、第2の内側管の一端に第1の内側フランジに対向
するように設けられ端面の内周縁部を除く部分が第1の
内側フランジのテーパー面に対応するテーパー面とされ
た第2の内側フランジと、第1の内側フランジと第2の
内側フランジの内周縁部間に設けた内側パッキンと、第
1の外側管の一端に設けられ端面の内周縁部を除く部分
がテーパー面とされた第1の外側フランジと、第2の外
側管の一端に第1の外側フランジに対向するように設け
られ端面の内周縁部を除く部分が第1の外側フランジの
テーパー面に対応するテーパー面とされた第2の外側フ
ランジと、第1の外側フランジと第2の外側フランジの
内周縁部間に設けた外側パッキンと、第1の内側フラン
ジと第1の外側フランジ間に橋架された絶縁性のフラン
ジ連結部材とを具備し、且つ第1の外側フランジは、一
端部が回転自在に支持されその回転駆動手段に他端部が
連結されたレバーを有する支持台に固定され、第2の外
側フランジはレバーの中間部に係合するボスを外面に有
すると共にレバーの操作により第1の外側フランジに押
圧され、この押圧により第1の内側フランジおよび第1
の外側フランジの各テーパー面に、それぞれ、第2の内
側フランジおよび第2の外側フランジの各テーパー面が
圧接されることを特徴とする高周波加熱コイル給電用同
軸管の接続機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990002198U JPH084718Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 高周波加熱コイル給電用同軸管の接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990002198U JPH084718Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 高周波加熱コイル給電用同軸管の接続機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394793U JPH0394793U (ja) | 1991-09-26 |
JPH084718Y2 true JPH084718Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31506078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990002198U Expired - Fee Related JPH084718Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 高周波加熱コイル給電用同軸管の接続機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084718Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5594627B2 (ja) * | 2010-08-30 | 2014-09-24 | 高周波熱錬株式会社 | 熱処理ヘッド |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2919988A1 (de) * | 1979-05-17 | 1980-11-27 | Siemens Ag | Stromzufuehrung in koaxialbauweise |
JPS5626389A (en) * | 1979-08-10 | 1981-03-13 | Koshuha Netsuren Kk | Method and device for mounting heat treating induction heating coil |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP1990002198U patent/JPH084718Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394793U (ja) | 1991-09-26 |
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