JPH0846730A - 電源、電話応答システム、および電源を提供する方法 - Google Patents

電源、電話応答システム、および電源を提供する方法

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JPH0846730A
JPH0846730A JP7121326A JP12132695A JPH0846730A JP H0846730 A JPH0846730 A JP H0846730A JP 7121326 A JP7121326 A JP 7121326A JP 12132695 A JP12132695 A JP 12132695A JP H0846730 A JPH0846730 A JP H0846730A
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JP
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telephone
power supply
central office
coupled
voltage
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JP7121326A
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English (en)
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Robert W Frankland
ロバート・ダブリュ・フランクランド
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Boeing North American Inc
Original Assignee
Rockwell International Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/08Current supply arrangements for telephone systems with current supply sources at the substations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations

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  • Telephone Function (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 中央局の電源から独立して、電話応答システ
ムを作動させる電源を提供する。 【構成】 この発明の電源は、所望の各種のインピーダ
ンス、電流および電圧のレベルに適応させるため選択さ
れた抵抗器24に結合された電圧調整器22を備えてい
る。この電圧調整器と抵抗器のアセンブリは、変圧装置
31を通じてモデム20とパーソナルコンピュータ34
に結合された電話送受器16に可変の電流および電圧を
提供する。この可変電圧によって、通常の炭素マイクロ
フォン電話送受器を流れる電流レベルを、入力音声信号
レベルに従って変えることができる。その結果入力され
る音声信号のレベルの変化を測定してコンピュータに記
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、独立電源に関し、より特定
的には、公衆電話網(PSTN)から独立して電話器に
電力を供給する電源に関する。
【0002】
【関連技術の説明】革新的な電子設備と性能の複雑で常
に変化するネットワークは既に音声通信の分野にまで広
がっている。音声通信には新しい技術とハードウェアを
応用しかつ創製する必要があるが、これらの新しい技術
性能は、通常のアイデアと製品を慣例にとらわれず使用
し適用することしか必要としないことが多い。たとえば
既存の電話線と電話設備の経路再選択と再接続を行な
い、次いでこの設備を電子装置に結合することによっ
て、炭素マイクロホンまたはエレクトレットマイクロホ
ンの電話の使用を大きく拡大できる。したがって慣例に
とらわれない通信の機能と性能とを、標準の電話器と同
じ通常の装置を用いて達成することができる。
【0003】より特定的には、音声のメッセージは、モ
デム装置を通じてパーソナルコンピュータ(PC)によ
って、デジタルに記録され、記憶されかつ検索できるこ
とは公知である。たとえば、音声の伝送と需要は、モデ
ムボードに結合されたマイクロフォンとスピーカのシス
テムによって実施できる。しかし比較的安価でかつ比較
的複雑でない代替法は、モデムに結合された標準の電話
器に固有の既存のマイクロホン要素を利用して音声通信
の性能を与える方法である。すなわち、モデム/PC/
電話は、電話送受器を通じてメッセージを直接、記録し
検索することによって電話の応答機能の働きをするよう
に設計することができる。
【0004】これに対してたとえば図3に示すような、
従来の電話応答システムでは、別個の電話応答装置(T
AD)22が一般に電源すなわち中央局14と電話器1
6との間に結合されている。通常の電話は一般に中央局
からPSTNもしくはPBXを通って供給されるライン
電力を必要とする。その中央局は公衆電話システムに設
置された切換手段として機能し、そして必要な操作装
置、ならびに加入者の電話器に至る多数の電話線と中継
線とを終端させかつ相互接続する装置を備えている。
【0005】別個のTRD22は、電話器16が手動で
応答されない場合に受電電話呼出しに応答するのに用い
られる。一般に、電話送受器が取上げられないのでオン
フック状態になっていると考えられる場合は、TRD2
2が、特定数の応答なしの呼出音を検出した後、呼出し
を中断することによって介入する。メッセージを記録し
検出するために、TADは基本的に、各種のテープ再生
機能を有するテープレコーダと同様の動作を行なう。し
かし電話器自体は、通常の電話としてしか動作せずメッ
セージを記録または検索するのには使用されない。した
がって上記TADのような追加の装置が必要である。
【0006】図4に示すような他の従来の技術の装置で
は、受電メッセージと送出メッセージは、独立応答装置
の接続なしで、モデムを通じてPCによって記録され
る。しかしTADの機能を実行するには、TADの代わ
りに別個のマイクロホンとスピーカが依然として必要で
ある。
【0007】PCベースのTADの費用と複雑さを少な
くするため、電話の応答と再生の機能は、電話送受器自
体がマイクロフォンおよびスピーカとして機能する特別
な装置に従ってPCに結合されたデータモデムによって
提供できることが見出されている。電話送受器の既存の
マイクロフォンの要素を利用することによって、通常の
電話は、ユーザが送出メッセージまたは送出伝言を記録
できるマイクロフォンとして、および記録されたメッセ
ージを再生するスピーカとして使用することができる。
【0008】しかし、PSTNから独立ししたがって中
央局から独立したマイクロホンまたはスピーカとして電
話送受器を使用するには、電話送受器は中央局の電源ラ
インから外されなければならない。したがって電話器に
は他の補助電源で電力を供給しなければならない。した
がってこのような装置は中央局による電源とは別個の電
源を必要とする。所望の電源は、電話を独立して動作さ
せるのに十分な電圧を与え、しかも中央局の電源と同様
の電圧/電流特性を示さなければならない。
【0009】たとえば中央局は一般に、2つの200オ
ームの抵抗器と2つのハイブリッド変圧器コイルを通じ
て48ボルト(V)の直流電流を提供する。この400
オームの合計電源抵抗によってループ電流は120ミリ
アンペア(mA)に限定される。したがって、ユーザが
電話送受器を取上げると、中央局は、呼出しがなされて
いるのか、または応答されているのかすなわち電話器が
オフフックの状態にあるのかを判断する。したがって、
120mAの電流が生じて電話器に与えられる。中央局
は電話送受器がその後元に戻されるまで呼出ループから
外されたままになっている。そのとき電話線による電話
器への電流は流れない。
【0010】その上、電話器を適切に機能させるために
は、電源は音声データをサポートして伝送するために交
流源インピーダンスが高くかつリプル電圧は低くなけれ
ばならない。たとえば中央局の電源の場合、変圧器のコ
イルは電圧源に必要な交流インピーダンスを導入し、さ
もないと電圧源に交流インピーダンスが実質的になくな
るであろう。しかし通常の直流電流源はこれらの要件を
満たしていない。
【0011】これまで、調整直流電圧源を用いてライン
電圧から独立した電力が供給されてきたが、この電圧源
はいくつかの理由で不適切であることが見出されてい
る。第1には、調整直流電流の交流出力インピーダンス
が非常に低いので、電話送受器を通過する音声信号が短
絡することがある。その結果、伝送音声信号と受信音声
信号の両者は直流電源電流に重ね合されるので、これら
の信号は上述の低い交流出力インピーダンスによって著
しく減衰される。第2に、標準の120Vの交流壁電源
(たとえば従来の住宅用ソケットで提供される電源)は
周波数が60Hzであるのでかなりの雑音が発生する。
この雑音は一般に電話送受器のスピーカを通じて聞こえ
る。
【0012】電圧源のリプルを許容するいくつかのデジ
タル負荷も、さらに電圧源を変調する傾向があるノイズ
を発生する。その上に、従来の外部電源は望ましくない
リプル電圧を発生することがわかっている。その結果、
バズ音もしくはハミング音が電話送受器に発生すること
が多い。しかし、リプル電圧が1/10(by afa
ctor of 10)まで小さくなっても、不快な雑
音がやはり通常の電話送受器から聞こえることが多い。
そのため、電話送受器で聞こえる雑音をなくすためには
精巧なフィルタ体系が必要である。しかしこのようなフ
ィルタリングは追加のハードウェアおよび実施可能な域
を超えるかなりの費用を必要とする。
【0013】
【発明の概要】したがって、この発明の目的は、通常の
電話および電話応答装置として使用することができ、か
つ実際に使用する場合、特に、必要とする装置が比較的
複雑でない方式で上記の制限を除くことができる電話記
録応答システムの独立電源を提供することである。
【0014】この発明の実施例に従ったこの発明の目的
および他の目的は、高い交流出力インピーダンス、低い
直流インピーダンスを供給しかつリプル電圧を最小にす
る電源装置によって達成される。好ましい実施例では、
その電源は通常の電話として動作するか、または電話器
が標準のモデムおよびRCに結合されているときには内
部マイクロフォン/スピーカアセンブリを有するTAD
として作動する電話器に結合されるかまたはその電話器
内に設置される。PCに導入されたアプリケーションプ
ログラムによって操作者は電話器を標準の電話器として
または電話応答装置として使用すべきときを手動でまた
は自動的に決定することができる。
【0015】この発明の電源の好ましい実施例は、定電
流源として構成され、かつ抵抗器に結合された調節可能
な電圧調整器を備えている。この電圧調整器は変圧器に
結合される。電話送受器の受信部分に入力される可聴信
号によって電話送受器内のマイクロホン中のカーボン粒
子が振動し、その結果変化する電流に従って変化する抵
抗を有する可変抵抗体が提供される。その結果、モデム
とPCが受信した音声信号を聞き取ることができかつ歪
みがないような対応する可変電圧が変圧器の脚間に生じ
る。このような装置は、所望の音声信号を持続しかつ聞
き取り可能に維持し、一方聞き取り可能なリプル電圧を
実質的に除外することが見出された。
【0016】この発明は以下の詳しい説明に限定され
ず、この説明はこの発明の一般原理を説明することだけ
を目的とするものである。この発明の範囲は前掲の特許
請求の範囲によって最もよく規定される。
【0017】添付図面を参照して、詳しい説明がなされ
ており、同じ参照番号は図中の同じ部品を示す。
【0018】
【好ましい実施例の詳しい説明】この発明の実施例は、
中央局の電源から独立して標準電源によって高品質の音
声通信性能を提供することが見出された。この発明の電
源の実施例は、電話応答装置内に設けられたマイクロフ
ォンスピーカシステムとして使用するため通常の電話に
独立の電源を提供するのに適している。この発明の実施
例によれば、電話器は電話の呼を受信および送信するこ
とができる通常の電話として動作でき、または電話器は
モデムとPCのアセンブリと連係してメッセージを記録
しかつ検索できる応答機械として機能できる。
【0019】この発明の好ましい実施例による電話応答
システムに用いる独立電源を図1に番号10で一般的に
示す。この電源装置は、PC34、モデム20、および
2つの電源間の電話の接続を切換える二重極リレー18
に結合された電話器16を備えている。結合されたPC
34内に設置された互換性があるハードウェアまたはソ
フトウェアの制御器による特定の切換装置によって、電
話器は中央局14またこの発明の独立電源の実施例12
に結合することができる。この発明の他の実施例では、
電源12および切換装置18もモデムのケーシング内に
設置されてもよいことがわかるであろう。
【0020】電話器16が中央局14に接続されると、
電話器によって、伝統的な電話の機能が提供され、送信
もしくは受信の電話呼をそれぞれ、PSTNまたはPB
Xを通じて送信または受信できる。電話の接続が独立電
源12に切換えられると、電話器は、一般にTADに関
連する追加の装置なしでTADの役割を実行できる。電
話器は、AP36、PC34、モデム20および独立電
源12と連係して用いると、TADの役割を実行する。
TADモードにおける電話器の機能は、伝言メッセージ
を記録するマイクロフォンおよびメッセージを再生する
スピーカを提供することである。
【0021】しかしながら、以下により詳細に考察する
ように、電話器が中央局から独立して適切に機能するに
は、その独立電源は中央局電源と同様の特性を持ってい
なければならない。すなわち、歪みがない可聴音声信号
を得るには高い交流源インピーダンスと低いリプル電圧
が必要である。
【0022】図1および2を参照して、二重極リレー1
8は2つの位置の間を移動する。リレー18は列車の軌
道を切換える平行な脚部と同様に、両方のスイッチがと
もに移動するよう動作する。好ましい実施例では、スイ
ッチ18の移動はアプリケーションプログラム36、ま
たはPC34内に設置されかつ活性化されるその他の互
換性があるソフトウェアもしくはハードウェアによって
制御される。以下により詳しく説明するように、スイッ
チ18は、アプリケーションプログラム36によって指
定されるコマンドモードの作動によって手動もしくは自
動的に制御されることが好ましい。図1に示すように、
スイッチ18がAの位置にある場合、電話器16は線1
3を通じて中央局14に接続される。その結果、電話器
16は、送受器がオフフック状態のときライン電力が電
話器に結合される通常の電話として機能する。コンピュ
ータ34内のアプリケーションプログラム36によるコ
マンドに応答してスイッチ18が位置Bに移動すると、
電話器16は線路11を通じて電源12に結合される。
【0023】モデム20は、RS232コネクタのよう
な直列ポート通信インタフェースを通じてPCに結合さ
れた独立型モデムを備えている。そのモデムに対する電
力は、通常の壁ソケットまたは他の壁に設けられたアダ
プタ(図示せず)を通じて外部から与えられる得る。そ
のモデムはPC内で内部的に接続してもよい。モデムの
電源は、電話の電源によって影響されずかつ電話の電源
に影響しない。
【0024】図2は図1の好ましい実施例の電話器およ
び電源装置をより詳細に示す。スイッチ18を通じて独
立電源12に接続された電話システムが示されている。
説明されている実施例では、電源12は、調節可能な電
圧調整器22、および調整器22の調節ピン26と出力
ピン28との間に結合された抵抗器24を備えている。
抵抗器24および電圧調整器22の配置は調整器の調節
ピン26の出力電流を調整する働きをして、電話に流れ
る定電流を与え、その結果、電話送受器の電圧出力を変
化させる。したがって、電話送受器の可変電圧のレベル
は送受器が受信する音声信号によって決まる。
【0025】電圧調整器は、定電流調整器として働く。
電話を通過する定電流によって電話の抵抗に比例する直
流電流が電話に発生する。そしてモデムのオフフックリ
レーが開いて保持回路44への直流経路を切断している
ので、直流電流はすべて切換えサイドBにおいてリレー
18を通じて接地に戻る。
【0026】これに対して、調整器が電圧調整器として
構成されている場合、固定電圧が電話送受器に出力され
る。次いでその固定電圧によって電話器の内部炭素マイ
クロホンに固定電流が発生し、その結果このマイクロホ
ンが入力音声信号をクランプする。その結果、音声信号
の音の大きさにかかわらず、電話送受器を通じて音声は
全く聞こえない。
【0027】好ましい実施例では、変圧器比は変圧器の
脚30と32との間で1:1である。その結果、変圧器
の脚30で変化する電圧と電流のレベルは変圧器の脚3
2に反射される。次いで、変化する音声信号を示す可変
電圧はモデムとPCのアセンブリによって処理される。
【0028】調節可能な電圧調整器としては、ナショナ
ル・セミコンダクター・インコーポレーション(Natina
l Semiconductor Inc.)製のLM317調整器が好まし
い。このLM317は、調整器の入力ピンにおいて入力
電圧に対応する出力電流電圧を発生する標準のプログラ
マブルバンドギャップ電圧調整器である。固定出力電流
は調節ピン26に供給される。その結果、上述のよう
に、出力電圧は調整器の出力ピンと調節ピンとの間に結
合された抵抗器24の間によって変化する。
【0029】さらに、電圧調整器に結合された抵抗器の
値を調節することによって、電圧調整器/抵抗器アセン
ブリからの出力電流を制御して、電話送受器に対して特
別の動作電圧を与えることができる。たとえば、2重ト
ーンの多周波(DTMF)電話システムの要件によれ
ば、通常の電話器と内部DTMFチップを動作させるた
めに少なくとも6Vの電源が必要である。したがって電
話送受器と変圧器脚の装置が一般的な300オームのイ
ンピーダンスを有している場合、および標準の壁ライン
電圧12Vが電圧調整器に入力される場合、20mAの
電流源が電圧調整器から出力され、電話送受器に必要な
6Vの降下が生じる。
【0030】電話と変圧器の装置が600オームのイン
ピーダンスを有している場合、かつ20mAの電流が6
00オームのアセンブリに供給される場合、その電話送
受器が適正な動作を行なうには12Vの降下が必要であ
る。しかし壁ライン電圧が12Vに制限されると、得ら
れる12Vの電源ではリプル電圧を補償するのに不十分
である。すなわち12Vの電源は、電源中のリプルに起
因する実効電圧損失があるため必要な最小12Vを提供
するには不十分である。したがって、比較的小さい出力
電流たとえば15mAを生成する異なる抵抗器を単に実
現するだけで、電話送受器に得られる必要な電圧降下は
9Vに制限され、この9Vは通常の12Vの壁ラインで
調整できる。
【0031】図2に示すように、代表的なモデムデータ
/ファックスの接続では、オフフックリレー29は、電
話呼を電話器が受信するときに閉じる。電話線の直流電
圧の極性は回路の異なる部分で変わる。したがって、ブ
リッジ整流器25が設けられ、極性がわかっている直流
電圧を発生して、適正な極性が得られない場合には機能
しない保持回路44を動作させる。。この保持回路44
の直流抵抗は著しく低いことが必要であるが、一方交流
インピーダンスは呼出モデムからの交流信号をすべて変
圧器を通過させるために高い。逆に、変圧器31は直流
電流によって容易に飽和されるので、直流信号はキャパ
シタ27(図2)を通じて変圧器31に結合され、直流
電流が変圧器に流れるのを防止する。
【0032】通常の音声を記録する場合受話器のマウス
ピースに話すと受話器に交流電圧が発生する。電流源は
非常に高いインピーダンスを持っているので、音声信号
はキャパシタ37と変圧器31を通過した後、電話に戻
る。しかしながら、直流電流はブリッジダイオード25
を流れないのでこれらのダイオードは小振幅の交流信号
に高いインピーダンスを与える。再生される際、PCの
ハードドライブまたは他の記憶媒体に記憶された音声メ
ッセージは、デジタル/アナログ変換を行なうモデムを
通過する。それからアナログ信号は変圧器31とキャパ
シタ37を通過して電話に至り、電話器の受話口で聞き
取ることができる。
【0033】さらに、図2に示すキャパシタ37は、電
話器16と電圧調整器のアセンブリ12とに連結され、
電話送受器に供給されるいくらかのリプル電圧をフィル
タしリング音検出回路39と直流保持回路44とに電流
を導く。そのキャパシタの仕様は、全インピーダンスの
要件を考慮して決定しなければならない。
【0034】好ましい実施例によれば、動作において、
アプリケーションプログラム36をまず1つ以上のフロ
ッピーディスクによってPC内にインストールするかま
たはPC内に記憶させる。そのアプリケーションプログ
ラムは、手動または自動のような各種のモードで作動で
きることが好ましい。たとえば手動モードの実施例様で
は、ユーザが、電話器16をオフラインにすべきか否
か、すなわち中央局14から切断するか否かを手動で指
示する。アプリケーションソフトウェア36はまず、図
2に示すように、特定数の受電リング音をリング音検出
回路39で受信し検出するまで電話器が通常の電話とし
て機能するスタンバイ状態に電話システムを維持すべき
か否かを指示するようにユーザを促すことが好ましい。
その後、指定のリング音が起こった後、プログラムはリ
レー18に中央局ライン14を切断させ、独立電源への
接続をリダイレクトさせる。
【0035】代替の自動モードでは、PC/モデムシス
テムは、電話を中央局の電源から切断してこの発明の電
源によって電源を入れるべきか否かを自動的に決定す
る。特定数の未応答リング音(コンピュータまたはユー
ザが特定する)がリング音検出回路39によって検出さ
れた後でアプリケーションプログラム36が二重極リレ
ー18に、電話器の接続を中央局から独立電源に切換え
るよう指令することが好ましい。
【0036】また図2は、この発明の好ましい実施例に
従った電話応答システムに組込まれた各種の他の検出器
および切換回路を示す。電話送受器16に結合されたオ
フフック検出スイッチ38は、電話送受器が電話受け台
から持上げられてオフフック状態になったかどうかを示
す。ユーザが電話送受器を取上げると、オフフック状態
スイッチ38が閉じて電流を電話器に導入することがで
きる。たとえばアプリケーションプログラムをインスト
ールし、この発明の実施例の電源を電話器に接続する
と、オフフック検出スイッチはリング音検出回路39に
よって検出された予め定められた数の未応答のリング音
に従って自動的に閉じるようプログラムされる。
【0037】発呼者IDリレースイッチ40および42
は、モデムに結合され、ユーザに発呼者の電話番号を判
断させる。図2には、発行者IDリレーは除勢状態で示
してある。発呼者の識別が望まれPCおよびモデムの装
置を通じて指令された場合、発呼者IDスイッチ40お
よび42は位置を変えて、変圧器の脚30を電圧/電流
源に結合する。
【0038】代替の実施例では、他の検出回路および実
行装置が電話器および電源装置の中に組込まれ、さらな
る発呼者の情報をモデムとPCとに提供し、したがって
ユーザに提供する。さらなる実施例では、追加の電話送
受器を利用し、1つ以上のPC/モデムシステムに結合
して多数のユーザに対する各種の電話作動機能に対処す
ることもできる。電話送受器の合計数によって、この発
明で考察した実施例に従って追加の電源を1つ以上の電
話器に連結してもよい。
【0039】さらに、例示された実施例は通常のDTM
F電話システムを用いているが、さらなる実施例はエレ
クトレット装置に関連する電話製品のような他の通信装
置に適応させてよいことがわかるであろう。またさらに
技術開発と革新が起こるにつれて、この発明の各種の追
加の実施例を実施して電話技術と通信産業の改良と変更
に適合できることはわかるであろう。
【0040】この発明の他の修正は、そのさまざまな局
面において、当該技術分野の当業者にとって明らかであ
る、すなわちいくつかは試験するだけで明らかになり、
その他はアナログおよびデジタルの電源のルーチンの設
計と構成の問題であることが、もちろん理解されるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の電源のブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の電源切換装置の詳細ブロッ
ク図である。
【図3】従来の技術の電源の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】他の従来の技術の電源装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
12 電源 14 中央局 16 電話送受器

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央局ラインによって供給される電力か
    ら独立して電話器に電力を提供する電源であって、電話
    器は音声信号を受信する通常の電話器として動作可能で
    あり、電話器に結合され、前記電話器に出力電流を与え
    るための電流調整器を備え、電圧が電話器に発生しその
    電圧が音声信号によって変化する、電源。
  2. 【請求項2】 さらに、電流調整器と中央局ラインとの
    間の電話器の接続を切換える切換手段を備え、電話器が
    電流調整器に接続されると、電話器が中央局から切断さ
    れる、請求項1に記載の電源。
  3. 【請求項3】 電流調整器が、 入力端子、出力端子および調節端子を有する調節可能な
    電圧調整器と、 前記電圧調整器の出力端子と調節端子との間に接続され
    た抵抗器とを備え、その抵抗器と前記調節端子との接点
    にノードが形成されるようになっており、前記切換手段
    によって電話器が前記電流調整器に接続されると電話器
    が前記ノードに結合される、請求項2に記載の電源。
  4. 【請求項4】 可変出力電流が前記ノードから電話器に
    出力される、請求項3に記載の電源。
  5. 【請求項5】 中央局ラインで電力を供給される電話器
    とともに動作可能な電話応答システムであって、電話器
    はメッセージを記録しかつ検索し、前記システムは、 電話器に結合され、メッセージを記憶するためのコンピ
    ュータと、 電話器に作動的に結合され、中央局ラインの電力とは独
    立して電話器に電力を与える、電源と、 第1および第2の位置の間の切換えを行なう切換手段と
    を含み、切換手段が第1の位置に切換えられると、電話
    器が中央局ラインに結合され、切換手段が第2の位置に
    切換えられると電話器が電源手段に結合され、 切換手段が第2の位置にあるとき、電話器はメッセージ
    がそれぞれ記録されおよび検索されるマイクロフォンお
    よびスピーカとして動作し、さらにコンピュータに結合
    され、前記切換手段を制御して第1および第2の位置の
    間の切換えを行なう、手段とを備えた、電話応答システ
    ム。
  6. 【請求項6】 メッセージが音声信号を含む、請求項5
    に記載の電話応答システム。
  7. 【請求項7】 電源手段が、 複数の端子を有する電圧調整器と、 電圧調整器のこれらの端子の中の1つに結合された抵抗
    器とを備え、さらに、定電流が電圧調整器の複数の端子
    のうちの1つから出力されて電話器に供給され、その結
    果電話器の電圧は電話器が受信する音声信号に従って変
    化する、請求項6に記載の電話応答システム。
  8. 【請求項8】 コンピュータと電話器との間に結合され
    たモデムをさらに含む、請求項5に記載の電話応答シス
    テム。
  9. 【請求項9】 中央局ラインによって供給される電力と
    は独立して作動可能な電話応答システムであって、 電話呼を送信しかつ受信し、メッセージを記録し検索す
    るための電話機を含み、メッセージは音声信号を含み、
    前記システムはさらに、 電話器に作動的に結合され、中央局ラインの電力から独
    立して電話器に電力を供給する電源を含み、前記電源
    は、 入力、出力および調節端子を有する調節可能な電圧調整
    器、および調節可能な電源調整器の出力および調節端子
    に結合された抵抗器を含み、前記システムはさらに前記
    電源手段と中央局ラインとに結合され、電話器の接続を
    電源手段と中央局との間で切換えるための切換手段と、 電話器に結合され、前記切換手段を制御して、電話器の
    接続を電源手段から中央局ラインへおよび中央局ライン
    から電源手段へ切換えるためのコンピュータと、 前記コンピュータに結合されたモデムとを含み、メッセ
    ージがこのモデムおよびコンピュータアセンブリを通じ
    て記録されかつ検索され、電話器の接続が前記コンピュ
    ータによって中央局ラインから電源手段に切換えられる
    と、電話器はメッセージがそれぞれ記録され検索され得
    るマイクロホンおよびスピーカとして動作する、電話応
    答システム。
  10. 【請求項10】 さらに、電磁的に接続され、電気エネ
    ルギを伝達する第1および第2のコイルを有する変圧器
    を備え、第1のコイルは電話器に結合され、第2のコイ
    ルはモデムに結合され、その結果、接続された第1と第
    2の変圧器コイルとを通じてモデムに電話器が結合され
    る、請求項9に記載の電話応答システム。
  11. 【請求項11】 さらに、音声信号を電話器に入力する
    ための音声手段を備え、電源手段の抵抗器と電圧調整器
    の装置が電話器に電流を与え、電話器と第1変圧器コイ
    ル可変電圧がに生じ、その電圧が入力される音声信号に
    従って変化する、請求項10に記載の電話応答システ
    ム。
  12. 【請求項12】 さらに、電話器に結合され、電話呼を
    電話器が受けたことを示すオフフック検出手段を備え、
    電流が、電流手段または中央局ラインを通じて電話器に
    送られる、請求項9に記載の電話応答システム。
  13. 【請求項13】 さらに、電話器に結合され、受電電話
    呼を識別する発呼者識別手段を備える、請求項9に記載
    の電話応答手段。
  14. 【請求項14】 前記切換手段が二重極リレーを備え
    る、請求項9に記載の電話応答システム。
  15. 【請求項15】 さらに、電話器が受ける電話呼を検出
    するリング音検出手段を備える、請求項9に記載の電話
    応答システム。
  16. 【請求項16】 予め定められた数のリング音がリング
    音検出手段によって検出された後、プログラム手段が、
    切換手段に電話器を電源手段に接続させて、中央局ライ
    ンから独立したマイクロフォンおよびスピーカとして機
    能させる、請求項15に記載の電話応答システム。
  17. 【請求項17】 プログラム手段がユーザによって制御
    され、切換手段に電話器を電源手段に接続させて、中央
    局から独立したマイクロフォンおよびスピーカとして機
    能させる、請求項9に記載の電話応答システム。
  18. 【請求項18】 入力端子、出力端子および調節端子を
    有する電圧調整器が電圧源に接続され、その電圧源が入
    力端子に結合されている、中央局電源から独立して電話
    に電源を提供する方法であって、 電圧調整器の出力端子と調節端子との間に抵抗器を結合
    するステップと、 抵抗器と、電圧調整器の調節端子との接続によって形成
    されたノードに、電話器を結合するステップと、 そのノードにおいて電話器に電流を与えて、その電話器
    を中央局の電源から独立したマイクロフォンおよびスピ
    ーカとして動作させるステップとを含む、電源を提供す
    る方法。
  19. 【請求項19】 さらに、電話器と電圧調整器との間に
    切換手段を結合して、電圧調整器の調節端子と中央局電
    源との間で電話器の接続を切換えるステップを含む、請
    求項18に記載の電源を提供する方法。
  20. 【請求項20】 さらに、モデムおよびコンピュータの
    アセンブリを電話器に結合して、電話器がマイクロフォ
    ンとして動作するときメッセージがモデムおよびコンピ
    ュータのアセンブリによって記録され、そして電話がス
    ピーカとして動作するときメッセージがモデムおよびコ
    ンピュータのアセンブリから検索されるステップを含
    む、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 切換手段に指令して、電話器を電圧調
    整器または中央局電源に接続する制御手段をコンピュー
    タ内にインストールするステップをさらに含む、請求項
    20に記載の電源を供給する方法。
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