JPH0846563A - デジタル方式自動車電話システムの制御方法 - Google Patents
デジタル方式自動車電話システムの制御方法Info
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- JPH0846563A JPH0846563A JP6176774A JP17677494A JPH0846563A JP H0846563 A JPH0846563 A JP H0846563A JP 6176774 A JP6176774 A JP 6176774A JP 17677494 A JP17677494 A JP 17677494A JP H0846563 A JPH0846563 A JP H0846563A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は移動局が圏外状態にある場合に電力
消費を抑えつつ、速やかに待ち受け状態に移行すること
を目的とするものである。 【構成】 圏外状態の継続時間を測定し、その時間に依
存して、圏外処理に留まる時間を選択し、とまり木チャ
ネルスキャン処理を実行する間隔を制御する。
消費を抑えつつ、速やかに待ち受け状態に移行すること
を目的とするものである。 【構成】 圏外状態の継続時間を測定し、その時間に依
存して、圏外処理に留まる時間を選択し、とまり木チャ
ネルスキャン処理を実行する間隔を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル方式自動車電
話システムの制御方法に関するものである。
話システムの制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】デジタル方式自動車電話システムについ
ては、財団法人電波システム開発センター発行の「デジ
タル方式自動車電話システム標準規格（ＲＣＲ ＳＴＤ-
２７）」に詳しく規定されている。これにより規定され
た、移動局の電源投入後の動作について図１にしたがっ
て説明する。
ては、財団法人電波システム開発センター発行の「デジ
タル方式自動車電話システム標準規格（ＲＣＲ ＳＴＤ-
２７）」に詳しく規定されている。これにより規定され
た、移動局の電源投入後の動作について図１にしたがっ
て説明する。
【０００３】移動局は電源投入後、まずハードウェア、
ソフトウェアの初期設定を行なう電源投入時処理１を行
った後、とまり木チャネルスキャン処理２へ進む。とま
り木チャネルスキャン処理２では、移動局があらかじめ
ＲＯＭに記憶しているとまり木チャネルのすべての受信
レベルを測定し、あるしきい値以上の値を持つとまり木
チャネル（以降、有効とまり木チャネルと称す。）があ
れば、待ち受けチャネル選択処理３に進む。待ち受けチ
ャネル選択処理３では、受信レベルの高いもの順に有効
とまり木チャネルを並べ変え、最も高い受信レベルのチ
ャネルで送られるデータを受信し、待ち受け用チャネル
として適切か否かを調べる。すなわち、報知情報と呼ば
れる情報を受信し、待ち受け許可レベルあるいは網の番
号等が適切かどうか判断する。適切でなければ次に高い
レベルのチャネルで送られるデータを受信し、同じく待
ち受けチャネルとして適切か否かを調べる。適切なチャ
ネルがあれば待ち受け処理４へ進む。以上の処理は、有
効とまり木チャネルが無くなるまで行う。
ソフトウェアの初期設定を行なう電源投入時処理１を行
った後、とまり木チャネルスキャン処理２へ進む。とま
り木チャネルスキャン処理２では、移動局があらかじめ
ＲＯＭに記憶しているとまり木チャネルのすべての受信
レベルを測定し、あるしきい値以上の値を持つとまり木
チャネル（以降、有効とまり木チャネルと称す。）があ
れば、待ち受けチャネル選択処理３に進む。待ち受けチ
ャネル選択処理３では、受信レベルの高いもの順に有効
とまり木チャネルを並べ変え、最も高い受信レベルのチ
ャネルで送られるデータを受信し、待ち受け用チャネル
として適切か否かを調べる。すなわち、報知情報と呼ば
れる情報を受信し、待ち受け許可レベルあるいは網の番
号等が適切かどうか判断する。適切でなければ次に高い
レベルのチャネルで送られるデータを受信し、同じく待
ち受けチャネルとして適切か否かを調べる。適切なチャ
ネルがあれば待ち受け処理４へ進む。以上の処理は、有
効とまり木チャネルが無くなるまで行う。
【０００４】待ち受け処理４では、受信レベルを測定し
ながら、使用者による発信操作、および網からの着信連
絡を待つ。移動局の移動等によって受信レベルか待受状
態に適切でなくなれば、とまり木チャネルスキャン処理
２に戻る。発信操作があれば発信処理５に移行する。着
信連絡があれば、着信処理６へ移行する。発信処理５、
及び着信処理６では、通信に移行するために必要な情報
を網との間で送受信した後、網からの情報により通信用
チャネルに切り替え、通信処理７に移行する。通信用チ
ャネルへの切り替えに失敗した場合、とまり木チャネル
スキャン処理２に戻る。通信処理７では、必要な情報を
網との間で送受信した後、音声通信を行う。切断操作が
自移動局、あるいは通信先によってなされた様な正常切
断の場合、待ち受け処理４に戻り、電波がとぎれるなど
して異常に切断された場合、とまり木チャネルスキャン
処理２に戻る。上述のとまり木チャネルスキャン処理２
において有効とまり木チャネルが一つもないと判定した
場合や、待ち受けチャネル選択処理３において、待ち受
け用チャネルとして適切なチャネルが一つもない場合は
圏外と判断し、圏外処理８が実行される。圏外処理８で
は、標準規格によって規定されているわけではないが、
移動局が現在、圏外状態である旨を使用者に知らしめる
などの処理を行い、一定期間この処理に留まった後、と
まり木チャネルスキャン処理２に戻る。圏外処理の間は
無線関係の回路は働かないので、移動局の電力消費を抑
えられる。
ながら、使用者による発信操作、および網からの着信連
絡を待つ。移動局の移動等によって受信レベルか待受状
態に適切でなくなれば、とまり木チャネルスキャン処理
２に戻る。発信操作があれば発信処理５に移行する。着
信連絡があれば、着信処理６へ移行する。発信処理５、
及び着信処理６では、通信に移行するために必要な情報
を網との間で送受信した後、網からの情報により通信用
チャネルに切り替え、通信処理７に移行する。通信用チ
ャネルへの切り替えに失敗した場合、とまり木チャネル
スキャン処理２に戻る。通信処理７では、必要な情報を
網との間で送受信した後、音声通信を行う。切断操作が
自移動局、あるいは通信先によってなされた様な正常切
断の場合、待ち受け処理４に戻り、電波がとぎれるなど
して異常に切断された場合、とまり木チャネルスキャン
処理２に戻る。上述のとまり木チャネルスキャン処理２
において有効とまり木チャネルが一つもないと判定した
場合や、待ち受けチャネル選択処理３において、待ち受
け用チャネルとして適切なチャネルが一つもない場合は
圏外と判断し、圏外処理８が実行される。圏外処理８で
は、標準規格によって規定されているわけではないが、
移動局が現在、圏外状態である旨を使用者に知らしめる
などの処理を行い、一定期間この処理に留まった後、と
まり木チャネルスキャン処理２に戻る。圏外処理の間は
無線関係の回路は働かないので、移動局の電力消費を抑
えられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで移動局は、圏
外状態（圏外処理８の実行後、とまり木チャネルスキャ
ン処理２、待ち受けチャネル選択処理３、圏外処理８を
繰り返している状態）にある場合、待ち受け状態に進む
ために、とまり木チャネルスキャン処理２、待ち受けチ
ャネルスキャン処理３を繰り返し実行するわけである
が、移動局の電力消費を抑えることを考慮すると、これ
らの処理は間欠的に行われることが好ましい。しかし使
用者の利便性を考慮すると、圏外状態から待ち受け状態
への移行は速やかに行われる必要がある。
外状態（圏外処理８の実行後、とまり木チャネルスキャ
ン処理２、待ち受けチャネル選択処理３、圏外処理８を
繰り返している状態）にある場合、待ち受け状態に進む
ために、とまり木チャネルスキャン処理２、待ち受けチ
ャネルスキャン処理３を繰り返し実行するわけである
が、移動局の電力消費を抑えることを考慮すると、これ
らの処理は間欠的に行われることが好ましい。しかし使
用者の利便性を考慮すると、圏外状態から待ち受け状態
への移行は速やかに行われる必要がある。
【０００６】本発明はこのような相反する要求を満足す
るためになされたものであり、移動局の圏外時における
電力消費を抑えつつ、待ち受け状態から圏外状態になっ
た移動局を速やかに待ち受け状態に戻すことを目的とす
るものである。
るためになされたものであり、移動局の圏外時における
電力消費を抑えつつ、待ち受け状態から圏外状態になっ
た移動局を速やかに待ち受け状態に戻すことを目的とす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明はデジタル方式自動車電話システムの移動
局がサービスエリア外にある圏外状態にある時、とまり
木チャネルの受信レベルを測定するとまり木チャネルス
キャン処理と、待ち受け用チャネルとして適切なチャネ
ルか否かを判定する待ち受けチャネル選択処理とからな
る圏外時の処理を間欠的に実行するデジタル方式自動車
電話システムの制御方法において、圏外状態の継続時間
に依存して、とまり木チャネルスキャン処理、待ち受け
チャネル選択処理の実行間隔を選択し設定することを特
徴とするものである。
めに、本発明はデジタル方式自動車電話システムの移動
局がサービスエリア外にある圏外状態にある時、とまり
木チャネルの受信レベルを測定するとまり木チャネルス
キャン処理と、待ち受け用チャネルとして適切なチャネ
ルか否かを判定する待ち受けチャネル選択処理とからな
る圏外時の処理を間欠的に実行するデジタル方式自動車
電話システムの制御方法において、圏外状態の継続時間
に依存して、とまり木チャネルスキャン処理、待ち受け
チャネル選択処理の実行間隔を選択し設定することを特
徴とするものである。
【０００８】また本発明は、デジタル方式自動車電話シ
ステムの移動局がサービスエリア外にある圏外状態にあ
る時、とまり木チャネルの受信レベルを測定するとまり
木チャネルスキャン処理と、待ち受け用チャネルとして
適切なチャネルか否かを判定する待ち受けチャネル選択
処理とからなる圏外処理を間欠的に実行するデジタル方
式自動車電話システムの制御方法において、圏外状態で
あると判断されてからの経過時間に応じて圏外処理の実
行間隔が長くなるように変更することを特徴とするもの
である。
ステムの移動局がサービスエリア外にある圏外状態にあ
る時、とまり木チャネルの受信レベルを測定するとまり
木チャネルスキャン処理と、待ち受け用チャネルとして
適切なチャネルか否かを判定する待ち受けチャネル選択
処理とからなる圏外処理を間欠的に実行するデジタル方
式自動車電話システムの制御方法において、圏外状態で
あると判断されてからの経過時間に応じて圏外処理の実
行間隔が長くなるように変更することを特徴とするもの
である。
【０００９】移動局が圏外状態の時、発信、着信ができ
る通信可能な待ち受け状態に移行するために圏内／圏外
を判定する目的で、とまり木チャネルの受信レベルを測
定するとまり木チャネルスキャン処理、待ち受け用チャ
ネルとして適切なチャネルか否かを判定する待ち受けチ
ャネル選択処理を実行し、圏外状態と判定している場合
に間欠的に、とまり木チャネルスキャン処理、待ち受け
チャネル選択処理を実行するデジタル方式自動車電話シ
ステムの制御方法において、
る通信可能な待ち受け状態に移行するために圏内／圏外
を判定する目的で、とまり木チャネルの受信レベルを測
定するとまり木チャネルスキャン処理、待ち受け用チャ
ネルとして適切なチャネルか否かを判定する待ち受けチ
ャネル選択処理を実行し、圏外状態と判定している場合
に間欠的に、とまり木チャネルスキャン処理、待ち受け
チャネル選択処理を実行するデジタル方式自動車電話シ
ステムの制御方法において、
【００１０】
【作用】移動局が圏外状態にある場合に、圏外状態の継
続時間に依存して、とまり木チャネルスキャン処理２、
待ち受けチャネル選択処理３を実行する間隔が決められ
る。すなわち、移動局の圏外状態の継続時間を常時測定
しておくことにより、圏外処理８実行の際、その継続時
間を調べ、その結果から継続時間分布毎に予め決められ
た時間の間、圏外処理８に留まるものである。
続時間に依存して、とまり木チャネルスキャン処理２、
待ち受けチャネル選択処理３を実行する間隔が決められ
る。すなわち、移動局の圏外状態の継続時間を常時測定
しておくことにより、圏外処理８実行の際、その継続時
間を調べ、その結果から継続時間分布毎に予め決められ
た時間の間、圏外処理８に留まるものである。
【００１１】
【実施例】以下図面にしたがって本発明の実施例を説明
する。図２は、本発明を実施した移動局のハードウェア
ブロック図である。アンテナ９を通して受けている電波
は、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０によって同調され、同
調したチャネルの信号が復調器１１を通してＴＤＭＡ処
理回路（受信系）１２に渡される。ＲＦ・ＩＦ部（受信
系）１０はまた、同調しているチャネルの受信レベルを
マイコン１３に伝える。ＴＤＭＡ処理回路（受信系）１
２では、受信した信号の中から制御情報と音声情報を抜
き出し、制御情報をマイコン１３へ、音声情報をＤ/Ａ
回路１４に渡す。 Ｄ/Ａ回路１４は受け取ったデジタル
方式の音声情報をアナログ方式に変換し、 音声処理回
路１５に渡す。アナログ化された音声情報を受けた音声
処理回路１５は、音声情報をもとに、マイコン１３の指
示に従いリンガー１６もしくはスピーカ１７を鳴らす。
音声処理回路１５はまた、マイク１８からの音声を拾い
アナログ化してＡ/Ｄ回路１９に渡す。
する。図２は、本発明を実施した移動局のハードウェア
ブロック図である。アンテナ９を通して受けている電波
は、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０によって同調され、同
調したチャネルの信号が復調器１１を通してＴＤＭＡ処
理回路（受信系）１２に渡される。ＲＦ・ＩＦ部（受信
系）１０はまた、同調しているチャネルの受信レベルを
マイコン１３に伝える。ＴＤＭＡ処理回路（受信系）１
２では、受信した信号の中から制御情報と音声情報を抜
き出し、制御情報をマイコン１３へ、音声情報をＤ/Ａ
回路１４に渡す。 Ｄ/Ａ回路１４は受け取ったデジタル
方式の音声情報をアナログ方式に変換し、 音声処理回
路１５に渡す。アナログ化された音声情報を受けた音声
処理回路１５は、音声情報をもとに、マイコン１３の指
示に従いリンガー１６もしくはスピーカ１７を鳴らす。
音声処理回路１５はまた、マイク１８からの音声を拾い
アナログ化してＡ/Ｄ回路１９に渡す。
【００１２】アナログ音声情報はＡ/Ｄ回路１９によっ
てデジタル音声情報に変換され、ＴＤＭＡ処理回路（送
信系）２０に渡される。ＴＤＭＡ処理回路（送信系）２
０では、Ａ/Ｄ回路１９からの音声情報とマイコン１３
からの制御情報に、通信に必要な情報を組み合わせ、変
調器２１を通して送信信号とし、ＲＦ・ＩＦ部（送信
系）２２に渡す。ＲＦ・ＩＦ部（送信系）２２は、同信
号をＰＬＬ周波数シンセサイザ２３が指示する周波数に
乗せて、アンテナ９を通して空中に送出する。ＰＬＬ周
波数シンセサイザ部２３はマイコン１３からの指示に従
い、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０、あるいはＲＦ・ＩＦ部
（送信系）２２に周波数同調信号を与える。
てデジタル音声情報に変換され、ＴＤＭＡ処理回路（送
信系）２０に渡される。ＴＤＭＡ処理回路（送信系）２
０では、Ａ/Ｄ回路１９からの音声情報とマイコン１３
からの制御情報に、通信に必要な情報を組み合わせ、変
調器２１を通して送信信号とし、ＲＦ・ＩＦ部（送信
系）２２に渡す。ＲＦ・ＩＦ部（送信系）２２は、同信
号をＰＬＬ周波数シンセサイザ２３が指示する周波数に
乗せて、アンテナ９を通して空中に送出する。ＰＬＬ周
波数シンセサイザ部２３はマイコン１３からの指示に従
い、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０、あるいはＲＦ・ＩＦ部
（送信系）２２に周波数同調信号を与える。
【００１３】表示部２４はマイコン１３からの指示によ
り、使用者が認識できる表示を行い、キー部２５は使用
者の操作をマイコン１３に伝える。マイコン１３は、Ｒ
Ｆ・Ｉ Ｆ部（受信系）１０から受信レベルを、ＴＤＭＡ
処理回路（送信系）１２から制御情報を、キー部２５か
らは使用者の操作内容を得、ＴＤＭＡ処理回路（送信
系）２０に送信用制御情報を与え、音声処理回路１５、
表示部２４、ＰＬＬ周波数シンセサイザ部２３を制御し
ながら、移動局を管理制御するために、図１に示される
各処理を行う。特に圏外処理８を実行中は、電力消費低
減のため、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０、復調器１１、
ＴＤＭＡ処理（受信系）１２、ＴＤＭＡ処理（送信系）
２０、変調器２１、ＲＦ・ＩＦ部（送信系）２２、ＰＬ
Ｌ周波数シンセサイザ部２３（以上、無線系ブロックと
称す）の動作を停止させる。
り、使用者が認識できる表示を行い、キー部２５は使用
者の操作をマイコン１３に伝える。マイコン１３は、Ｒ
Ｆ・Ｉ Ｆ部（受信系）１０から受信レベルを、ＴＤＭＡ
処理回路（送信系）１２から制御情報を、キー部２５か
らは使用者の操作内容を得、ＴＤＭＡ処理回路（送信
系）２０に送信用制御情報を与え、音声処理回路１５、
表示部２４、ＰＬＬ周波数シンセサイザ部２３を制御し
ながら、移動局を管理制御するために、図１に示される
各処理を行う。特に圏外処理８を実行中は、電力消費低
減のため、ＲＦ・ＩＦ部（受信系）１０、復調器１１、
ＴＤＭＡ処理（受信系）１２、ＴＤＭＡ処理（送信系）
２０、変調器２１、ＲＦ・ＩＦ部（送信系）２２、ＰＬ
Ｌ周波数シンセサイザ部２３（以上、無線系ブロックと
称す）の動作を停止させる。
【００１４】マイコン１３の構成を図３に示す。マイコ
ン１３は、各処理を行うＣＰＵ２６、処理手続のプログ
ラムが記憶されているＲＯＭ２７、各処理に必要なデー
タが一時的に記憶され適時読み出されるＲＡＭ２８、電
源オフ時でも保持されるべきデータが記憶され適時読み
出されるＥＥＰＲＯＭ２９、および各ハードウェアとの
インターフェース３０〜３６からなる。
ン１３は、各処理を行うＣＰＵ２６、処理手続のプログ
ラムが記憶されているＲＯＭ２７、各処理に必要なデー
タが一時的に記憶され適時読み出されるＲＡＭ２８、電
源オフ時でも保持されるべきデータが記憶され適時読み
出されるＥＥＰＲＯＭ２９、および各ハードウェアとの
インターフェース３０〜３６からなる。
【００１５】次に本発明によるデジタル方式自動車電話
システムの制御方法を図４、図５、及び図６のフローチ
ャートにしたがって説明する。
システムの制御方法を図４、図５、及び図６のフローチ
ャートにしたがって説明する。
【００１６】まず移動局は、現在移動局がどの処理を行
っているかを表す変数：ステータスＡ、圏外状態の継続
時間を増加方向にカウントする変数：タイマＢ、および
圏外処理８に留まる時間を減少方向にカウントする変
数：タイマＣを、ＲＡＭ２８上に持つ。
っているかを表す変数：ステータスＡ、圏外状態の継続
時間を増加方向にカウントする変数：タイマＢ、および
圏外処理８に留まる時間を減少方向にカウントする変
数：タイマＣを、ＲＡＭ２８上に持つ。
【００１７】また移動局は、圏外状態の継続時間をｎ個
に段階分けするためのしきい値、Ｌ1、Ｌ2、...Ｌn-1
（Ｌ1＜Ｌ2＜...＜Ｌn-1）、ｎ個に段階分けされた
継続時間のそれぞれに対応する、圏外処理８に留まる時
間、 Ｗ1、Ｗ2、...、Ｗnを、ＲＯＭ２７内のプログラ
ム上に持つ。
に段階分けするためのしきい値、Ｌ1、Ｌ2、...Ｌn-1
（Ｌ1＜Ｌ2＜...＜Ｌn-1）、ｎ個に段階分けされた
継続時間のそれぞれに対応する、圏外処理８に留まる時
間、 Ｗ1、Ｗ2、...、Ｗnを、ＲＯＭ２７内のプログラ
ム上に持つ。
【００１８】図１を実現するプログラムは、図１の各処
理の実行時、ステータスＡに、現在どの処理を実行して
いるかを書き込む。
理の実行時、ステータスＡに、現在どの処理を実行して
いるかを書き込む。
【００１９】図４、図５は、図１の各処理を実現するプ
ログラムとは独立して実行される、マイコン内部のタイ
マにより一定時間毎に実行される割り込み処理である。
ログラムとは独立して実行される、マイコン内部のタイ
マにより一定時間毎に実行される割り込み処理である。
【００２０】図４の割り込み処理は、タイマＢをカウン
トするために用いられる。この割り込み処理が起動され
ると、現在移動局が図１のどの処理を実行中かを、変数
ステータスＡから求め、とまり木チャネルスキャン処理
２、待ち受けチャネル選択処理３、圏外処理８のいずれ
かを実行中である場合は（３７）（３８）（３９）、タ
イマＢの値がＬn-1より小さいか否かを調べ（４０）、
小さいならばタイマＢを１増加させる（４２）。とまり
木チャネルスキャン処理２、待ち受けチャネル選択処理
３、圏外処理８以外を実行中の場合、タイマＢの値を０
にする（４１）。
トするために用いられる。この割り込み処理が起動され
ると、現在移動局が図１のどの処理を実行中かを、変数
ステータスＡから求め、とまり木チャネルスキャン処理
２、待ち受けチャネル選択処理３、圏外処理８のいずれ
かを実行中である場合は（３７）（３８）（３９）、タ
イマＢの値がＬn-1より小さいか否かを調べ（４０）、
小さいならばタイマＢを１増加させる（４２）。とまり
木チャネルスキャン処理２、待ち受けチャネル選択処理
３、圏外処理８以外を実行中の場合、タイマＢの値を０
にする（４１）。
【００２１】図５の割り込み処理は、タイマＣをカウン
トするために用いられる。この割り込み処理が起動され
ると、タイマＣの値が０か否かを調べ（４３）、０でな
いならば、タイマＣを１つ減少させる（４４）。
トするために用いられる。この割り込み処理が起動され
ると、タイマＣの値が０か否かを調べ（４３）、０でな
いならば、タイマＣを１つ減少させる（４４）。
【００２２】図６は、図１の圏外処理のフローチャート
である。まず、無線系ブロック１０〜１２、２０〜２３
の動作を停止させ（４５）、圏外処理を実行中であるこ
とをステータスＡに書き込む（４６）。次にタイマＢの
値を調べ、Ｌ1より小さければ（４７）、タイマＣにＷ1
を書き込み（４８）、Ｌ2より小さければ（４９）、Ｗ2
を書き込む（５０）。つまりタイマＢの値がＬmより小
さければ、タイマＣにＷmを書き込む。ただし、(m)は、
(1)から(n-1)。また、タイマＢの値がＬn-1以上ならば
（５１）、タイマＣにＷnを書き込む（５３）。最後
に、タイマＣの値が図５の割り込み処理によって０にさ
れるのを待って（５４）、無線系ブロック１０〜１２、
２０〜２３を起動し（５５）、とまり木チャネルスキャ
ン処理２に移行する。
である。まず、無線系ブロック１０〜１２、２０〜２３
の動作を停止させ（４５）、圏外処理を実行中であるこ
とをステータスＡに書き込む（４６）。次にタイマＢの
値を調べ、Ｌ1より小さければ（４７）、タイマＣにＷ1
を書き込み（４８）、Ｌ2より小さければ（４９）、Ｗ2
を書き込む（５０）。つまりタイマＢの値がＬmより小
さければ、タイマＣにＷmを書き込む。ただし、(m)は、
(1)から(n-1)。また、タイマＢの値がＬn-1以上ならば
（５１）、タイマＣにＷnを書き込む（５３）。最後
に、タイマＣの値が図５の割り込み処理によって０にさ
れるのを待って（５４）、無線系ブロック１０〜１２、
２０〜２３を起動し（５５）、とまり木チャネルスキャ
ン処理２に移行する。
【００２３】このような処理を行うことにより、圏外状
態がＬ1の時間継続した時は、Ｗ1の時間間隔でとまり木
チャネルスキャン処理２および待ち受けチャネル選択処
理３からなる圏外処理を実行し、さらに圏外状態がＬ1
より長いＬ2の時間継続した場合、Ｗ1より長いＷ2の間
隔で圏外処理を行う。
態がＬ1の時間継続した時は、Ｗ1の時間間隔でとまり木
チャネルスキャン処理２および待ち受けチャネル選択処
理３からなる圏外処理を実行し、さらに圏外状態がＬ1
より長いＬ2の時間継続した場合、Ｗ1より長いＷ2の間
隔で圏外処理を行う。
【００２４】たとえば、圏外状態が０〜２分継続する場
合は５秒に１度の間隔で圏外処理を行い、圏外状態が２
〜５分継続している場合は、１０秒に１度の間隔で圏外
処理を行うものである。
合は５秒に１度の間隔で圏外処理を行い、圏外状態が２
〜５分継続している場合は、１０秒に１度の間隔で圏外
処理を行うものである。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるデジタ
ル方式自動車電話システムの制御方法によれば、圏外状
態の継続時間が短いほど圏外処理８の実行間隔時間が短
くなるようＷ1〜Ｗnを設定しておくと、エレベーター
内、あるいは地下街など、サービスエリア内において移
動局が一時的に圏外状態になったとような場合には、待
ち受け状態への速やかな復帰が期待できる。また、圏外
状態の継続時間が長く継続するような、移動局がサービ
スエリア外にあると推定される場合には、圏外処理の実
行間隔が長くなるので、 移動局の電力消費を抑えるこ
とができる。
ル方式自動車電話システムの制御方法によれば、圏外状
態の継続時間が短いほど圏外処理８の実行間隔時間が短
くなるようＷ1〜Ｗnを設定しておくと、エレベーター
内、あるいは地下街など、サービスエリア内において移
動局が一時的に圏外状態になったとような場合には、待
ち受け状態への速やかな復帰が期待できる。また、圏外
状態の継続時間が長く継続するような、移動局がサービ
スエリア外にあると推定される場合には、圏外処理の実
行間隔が長くなるので、 移動局の電力消費を抑えるこ
とができる。
【図１】移動局の処理の概略フローチャートである。
【図２】本発明によるデジタル方式自動車電話システム
の移動局のブロック図である。
の移動局のブロック図である。
【図３】本発明によるデジタル方式自動車電話システム
の移動局のマイコンのブロック図である。
の移動局のマイコンのブロック図である。
【図４】本発明によるデジタル方式自動車電話システム
の移動局の圏外状態継続時間を計測するためのタイマ割
り込み処理を示すフローチャートである。
の移動局の圏外状態継続時間を計測するためのタイマ割
り込み処理を示すフローチャートである。
【図５】本発明によるデジタル方式自動車電話システム
の移動局の圏外処理に留まる時間を計測するためのタイ
マ割り込み処理を示すフローチャートである。
の移動局の圏外処理に留まる時間を計測するためのタイ
マ割り込み処理を示すフローチャートである。
【図６】本発明によるデジタル方式自動車電話システム
の移動局が圏外になった時の処理を示すフローチャート
である。
の移動局が圏外になった時の処理を示すフローチャート
である。
９ アンテナ １０ ＲＦ・ＩＦ部（受信系） １１ 復調器 １２ ＴＤＭＡ処理回路（受信系） １３ マイコン １４ Ｄ/Ａ回路 １５ 音声処理回路 １６ リンガー １７ スピーカ １８ マイク １９ Ａ/Ｄ回路 ２０ ＴＤＭＡ処理回路（送信系） ２１ 変調器 ２２ ＲＦ・ＩＦ部（送信系） ２３ ＰＬＬ周波数シンセサイザ部 ２４ 表示部 ２５ キー部 ２６ ＣＰＵ ２７ ＲＯＭ ２８ ＲＡＭ ２９ ＥＥＰＲＯＭ ３０ ＴＤＭＡ処理回路（受信系）インターフェース ３１ ＴＤＭＡ処理回路（送信系）インターフェース ３２ ＲＦ・ＩＦ部（受信系）インターフェース ３３ 表示部インターフェース ３４ キー部インターフェース ３５ ＰＬＬ周波数シンセサイザ部インターフェース ３６ 音声処理回路インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 7/04 Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 デジタル方式自動車電話システムの移動
局がサービスエリア外にある圏外状態にある時、とまり
木チャネルの受信レベルを測定するとまり木チャネルス
キャン処理と、待ち受け用チャネルとして適切なチャネ
ルか否かを判定する待ち受けチャネル選択処理とからな
る圏外時の処理を間欠的に実行するデジタル方式自動車
電話システムの制御方法において、圏外状態の継続時間
に依存して、とまり木チャネルスキャン処理、待ち受け
チャネル選択処理の実行間隔を選択し設定することを特
徴とするデジタル方式自動車電話システムの制御方法。 - 【請求項２】 デジタル方式自動車電話システムの移動
局がサービスエリア外にある圏外状態にある時、とまり
木チャネルの受信レベルを測定するとまり木チャネルス
キャン処理と、待ち受け用チャネルとして適切なチャネ
ルか否かを判定する待ち受けチャネル選択処理とからな
る圏外時の処理を間欠的に実行するデジタル方式自動車
電話システムの制御方法において、圏外状態であると判
断されてからの経過時間に応じて圏外処理の実行間隔が
長くなるように変更することを特徴とするデジタル方式
自動車電話システムの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176774A JPH0846563A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | デジタル方式自動車電話システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176774A JPH0846563A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | デジタル方式自動車電話システムの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846563A true JPH0846563A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16019600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176774A Pending JPH0846563A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | デジタル方式自動車電話システムの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846563A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002190761A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線機の待受け受信制御方式 |
| US6587679B1 (en) | 1997-12-15 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Apparatus for scanning input signals in wireless telephone and method of doing the same |
| US7139571B1 (en) | 1999-07-14 | 2006-11-21 | Ntt Docomo, Inc. | Cell search control method, mobile station and mobile communications system |
| JP2010081437A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kyocera Corp | 無線通信端末および無線通信方法 |
| US8452280B2 (en) | 2005-02-23 | 2013-05-28 | Fujitsu Mobile Communications Limited | Mobile radio terminal |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176774A patent/JPH0846563A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6587679B1 (en) | 1997-12-15 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Apparatus for scanning input signals in wireless telephone and method of doing the same |
| US7139571B1 (en) | 1999-07-14 | 2006-11-21 | Ntt Docomo, Inc. | Cell search control method, mobile station and mobile communications system |
| JP2002190761A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線機の待受け受信制御方式 |
| US8452280B2 (en) | 2005-02-23 | 2013-05-28 | Fujitsu Mobile Communications Limited | Mobile radio terminal |
| JP2010081437A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Kyocera Corp | 無線通信端末および無線通信方法 |
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