JPH0845616A - 着脱式可変抵抗調整装置 - Google Patents
着脱式可変抵抗調整装置Info
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- JPH0845616A JPH0845616A JP6201380A JP20138094A JPH0845616A JP H0845616 A JPH0845616 A JP H0845616A JP 6201380 A JP6201380 A JP 6201380A JP 20138094 A JP20138094 A JP 20138094A JP H0845616 A JPH0845616 A JP H0845616A
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- Japan
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- connector
- variable resistance
- variable resistor
- connector body
- adjusting device
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コントロールユニット等の外部で可変抵抗の
抵抗値を簡単に調整できるようにし、サービス現場等で
の作業性を大幅に向上させる。 【構成】 着脱式可変抵抗調整装置のコネクタ体32
を、先端側が接続用開口部33Aとなって相手方のコネ
クタ30の接続部30Aに着脱可能に嵌着される樹脂製
のコネクタケース33等で構成し、コネクタケース33
の基端側には絶縁基板37を介して固定抵抗38、定電
圧ダイオード39および可変抵抗40を実装すると共
に、可変抵抗40の抵抗値をボリューム41で可変に調
整する。また、自動車の定期点検時等にエンジンの故障
診断を行うときには、コネクタ体32に替えて故障診断
器43用のコネクタ47を相手方のコネクタ30に接続
し、この状態で故障診断器43の各操作スイッチ44を
操作しつつ、表示部45に表示される表示内容に基づい
てエンジンの故障診断を行う。
抵抗値を簡単に調整できるようにし、サービス現場等で
の作業性を大幅に向上させる。 【構成】 着脱式可変抵抗調整装置のコネクタ体32
を、先端側が接続用開口部33Aとなって相手方のコネ
クタ30の接続部30Aに着脱可能に嵌着される樹脂製
のコネクタケース33等で構成し、コネクタケース33
の基端側には絶縁基板37を介して固定抵抗38、定電
圧ダイオード39および可変抵抗40を実装すると共
に、可変抵抗40の抵抗値をボリューム41で可変に調
整する。また、自動車の定期点検時等にエンジンの故障
診断を行うときには、コネクタ体32に替えて故障診断
器43用のコネクタ47を相手方のコネクタ30に接続
し、この状態で故障診断器43の各操作スイッチ44を
操作しつつ、表示部45に表示される表示内容に基づい
てエンジンの故障診断を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用エンジ
ンのアイドル回転数等を調整する好適に用いられる着脱
式可変抵抗調整装置に関する。
ンのアイドル回転数等を調整する好適に用いられる着脱
式可変抵抗調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジンには吸気管の
途中に、吸入空気量を制御するスロットルバルブが設け
られると共に、該スロットルバルブをバイパスして補助
空気通路が設けられ、該補助空気通路の途中にはアイド
ル制御弁等のアイドル回転数制御手段が設けられてい
る。
途中に、吸入空気量を制御するスロットルバルブが設け
られると共に、該スロットルバルブをバイパスして補助
空気通路が設けられ、該補助空気通路の途中にはアイド
ル制御弁等のアイドル回転数制御手段が設けられてい
る。
【0003】そして、エンジンのアイドリング時等にス
ロットルバルブが閉弁すると、補助空気通路を流れる空
気量をアイドル制御弁等で調整し、エンジンのアイドル
回転数を適正な回転数に制御するようにしている。
ロットルバルブが閉弁すると、補助空気通路を流れる空
気量をアイドル制御弁等で調整し、エンジンのアイドル
回転数を適正な回転数に制御するようにしている。
【0004】そこで、図5ないし図7を参照して従来技
術のアイドル回転数制御システムについて述べる。
術のアイドル回転数制御システムについて述べる。
【0005】図において、1は吸入空気通路を構成する
吸気管で、該吸気管1は自動車用エンジンのシリンダ
(図示せず)等に接続され、このシリンダ内に向けて矢
示A方向に外部から吸入空気を供給する。2は吸気管1
の途中に設けられたスロットルバルブを示し、該スロッ
トルバルブ2はアクセルペダル(図示せず)等の踏込み
操作により開,閉弁され、弁開度に応じて吸入空気量を
制御するものである。そして、該スロットルバルブ2は
前記エンジンのアイドリング時等に閉弁され、加速時等
に開弁される。
吸気管で、該吸気管1は自動車用エンジンのシリンダ
(図示せず)等に接続され、このシリンダ内に向けて矢
示A方向に外部から吸入空気を供給する。2は吸気管1
の途中に設けられたスロットルバルブを示し、該スロッ
トルバルブ2はアクセルペダル(図示せず)等の踏込み
操作により開,閉弁され、弁開度に応じて吸入空気量を
制御するものである。そして、該スロットルバルブ2は
前記エンジンのアイドリング時等に閉弁され、加速時等
に開弁される。
【0006】3はスロットルバルブ2をバイパスして吸
気管1の途中に設けられた補助空気通路、4は該補助空
気通路3の途中に設けられたアイドル回転数制御手段と
してのアイドル制御弁を示し、該アイドル制御弁4はア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCV)等から
なり、前記エンジンのアイドリング時に補助空気通路3
内を流れる空気量を調整し、エンジンのアイドル回転数
を適正な回転数に制御する。
気管1の途中に設けられた補助空気通路、4は該補助空
気通路3の途中に設けられたアイドル回転数制御手段と
してのアイドル制御弁を示し、該アイドル制御弁4はア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCV)等から
なり、前記エンジンのアイドリング時に補助空気通路3
内を流れる空気量を調整し、エンジンのアイドル回転数
を適正な回転数に制御する。
【0007】ここで、該アイドル制御弁4は図6に示す
如く後述するコントロールユニット5の出力側に接続さ
れ、コントロールユニット5からの制御信号に応じて
開,閉弁制御される。そして、該アイドル制御弁4は例
えば自動車のヘッドランプ(図示せず)等の点灯時、エ
アコンの作動時またはエンジンの冷却水温が低いとき等
に、弁開度を大きくして補助空気通路3内を流れる空気
量を増大させ、エンジンのアイドル回転数をアップさせ
ることによって、アイドリング時のエンジンストール
(エンスト)を防止する。
如く後述するコントロールユニット5の出力側に接続さ
れ、コントロールユニット5からの制御信号に応じて
開,閉弁制御される。そして、該アイドル制御弁4は例
えば自動車のヘッドランプ(図示せず)等の点灯時、エ
アコンの作動時またはエンジンの冷却水温が低いとき等
に、弁開度を大きくして補助空気通路3内を流れる空気
量を増大させ、エンジンのアイドル回転数をアップさせ
ることによって、アイドリング時のエンジンストール
(エンスト)を防止する。
【0008】5はマイクロコンピュータ等から構成され
るコントロールユニットを示し、該コントロールユニッ
ト5は図7に示すように箱形状をなすユニットケース6
を備え、該ユニットケース6内には絶縁基板上に複数の
集積回路(IC)等が実装されている。また、ユニット
ケース6の側面には入出力端子としてのコネクタ7が設
けられ、該コネクタ7の入力側には図6に示す如く、吸
入空気量を検出するエアフローメータ8、エンジン回転
数を検出するクランク角センサ9、エンジンの冷却水温
を検出する水温センサ10、前記スロットルバルブ2の
開,閉弁を検出するスロットルセンサ11、前記ヘッド
ランプ用等の電気負荷スイッチおよびエアコンディショ
ナー等のエアコンスイッチ(いずれも図示せず)等が接
続され、出力側には燃料を噴射する噴射弁12および前
記アイドル制御弁4等が接続されている。
るコントロールユニットを示し、該コントロールユニッ
ト5は図7に示すように箱形状をなすユニットケース6
を備え、該ユニットケース6内には絶縁基板上に複数の
集積回路(IC)等が実装されている。また、ユニット
ケース6の側面には入出力端子としてのコネクタ7が設
けられ、該コネクタ7の入力側には図6に示す如く、吸
入空気量を検出するエアフローメータ8、エンジン回転
数を検出するクランク角センサ9、エンジンの冷却水温
を検出する水温センサ10、前記スロットルバルブ2の
開,閉弁を検出するスロットルセンサ11、前記ヘッド
ランプ用等の電気負荷スイッチおよびエアコンディショ
ナー等のエアコンスイッチ(いずれも図示せず)等が接
続され、出力側には燃料を噴射する噴射弁12および前
記アイドル制御弁4等が接続されている。
【0009】そして、コントロールユニット5はエアフ
ローメータ8からの吸入空気量、クランク角センサ9か
らのエンジン回転数、水温センサ10からの冷却水温等
に基づいて噴射弁12による燃料の噴射量等を演算する
機能を有すると共に、スロットルセンサ11等からの信
号でエンジンのアイドリング時を検出したときには、例
えば水温センサ10、前記電気負荷スイッチおよびエア
コンスイッチ等からの信号に基づいてアイドル制御弁4
に制御信号を出力し、エンジンのアイドル回転数を適正
な回転数に制御する構成となっている。
ローメータ8からの吸入空気量、クランク角センサ9か
らのエンジン回転数、水温センサ10からの冷却水温等
に基づいて噴射弁12による燃料の噴射量等を演算する
機能を有すると共に、スロットルセンサ11等からの信
号でエンジンのアイドリング時を検出したときには、例
えば水温センサ10、前記電気負荷スイッチおよびエア
コンスイッチ等からの信号に基づいてアイドル制御弁4
に制御信号を出力し、エンジンのアイドル回転数を適正
な回転数に制御する構成となっている。
【0010】13はユニットケース6の上面側等に設け
られたアイドル回転数調整用のボリュームを示し、該ボ
リュウーム13はユニットケース6に内蔵した可変抵抗
(図示せず)の調整具を構成し、ユニットケース6の外
部からドライバー等を用いて該ボリューム13を回動操
作することにより、前記可変抵抗の抵抗値を可変に調整
する。そして、この可変抵抗はコントロールユニット5
からアイドル制御弁4に出力する制御信号の初期値(初
期電流値)等を変化させ、基準となるアイドル回転数の
目標値(大きさ)を初期設定する。
られたアイドル回転数調整用のボリュームを示し、該ボ
リュウーム13はユニットケース6に内蔵した可変抵抗
(図示せず)の調整具を構成し、ユニットケース6の外
部からドライバー等を用いて該ボリューム13を回動操
作することにより、前記可変抵抗の抵抗値を可変に調整
する。そして、この可変抵抗はコントロールユニット5
からアイドル制御弁4に出力する制御信号の初期値(初
期電流値)等を変化させ、基準となるアイドル回転数の
目標値(大きさ)を初期設定する。
【0011】即ち、コントロールユニット5の記憶エリ
ア5A内には、エンジンのアイドル回転数をクローズド
ループ制御するときに、目標値となるアイドル回転数
(例えば650rpm 程度)が予め格納され、この目標値
はボリューム13の調整代に応じて、例えば25〜15
0rpm 程度の回転数分だけ可変に調整されるものであ
る。
ア5A内には、エンジンのアイドル回転数をクローズド
ループ制御するときに、目標値となるアイドル回転数
(例えば650rpm 程度)が予め格納され、この目標値
はボリューム13の調整代に応じて、例えば25〜15
0rpm 程度の回転数分だけ可変に調整されるものであ
る。
【0012】このように構成される従来技術では、コン
トロールユニット5によって燃料の噴射量等を演算する
と共に、エンジンのアイドル回転数を適正な回転数に制
御する構成としており、コントロールユニット5は種々
の運転状態に応じてエンジンの回転数制御等を行う上で
重要な役割(機能)を果たすようになっている。
トロールユニット5によって燃料の噴射量等を演算する
と共に、エンジンのアイドル回転数を適正な回転数に制
御する構成としており、コントロールユニット5は種々
の運転状態に応じてエンジンの回転数制御等を行う上で
重要な役割(機能)を果たすようになっている。
【0013】このため、コントロールユニット5は車両
に搭載する場合に、該車両の比較的奥深い所等に配設さ
れ、部外者等がコントロールユニット5に安易に触れた
り、分解して内部を点検したりできないようにしてい
る。また、コントロールユニット5に設ける各集積回路
等は外部からの振動やノイズ等で誤作動する場合がある
ので、外部からの振動やノイズ等によって直接的な影響
を受けないように、例えば運転室のフロントボード内ま
たは操作ボックス内にクッション材等を介して配設する
ようにしている。
に搭載する場合に、該車両の比較的奥深い所等に配設さ
れ、部外者等がコントロールユニット5に安易に触れた
り、分解して内部を点検したりできないようにしてい
る。また、コントロールユニット5に設ける各集積回路
等は外部からの振動やノイズ等で誤作動する場合がある
ので、外部からの振動やノイズ等によって直接的な影響
を受けないように、例えば運転室のフロントボード内ま
たは操作ボックス内にクッション材等を介して配設する
ようにしている。
【0014】一方、エンジンのアイドル回転数は各車両
毎に微妙に変動する場合が多く、各車両毎にアイドル回
転数を適正に調整するためには、コントロールユニット
5のユニットケース6に設けたアイドル回転数調整用の
ボリューム13を、ユニットケース6の外部からドライ
バー等を用いて回動操作し、コントロールユニット5か
らアイドル制御弁4に出力する制御信号の初期値(初期
電流値)等を変化させることにより、各車両毎に基準と
なるアイドル回転数の目標値(大きさ)を初期設定する
ようにしている。
毎に微妙に変動する場合が多く、各車両毎にアイドル回
転数を適正に調整するためには、コントロールユニット
5のユニットケース6に設けたアイドル回転数調整用の
ボリューム13を、ユニットケース6の外部からドライ
バー等を用いて回動操作し、コントロールユニット5か
らアイドル制御弁4に出力する制御信号の初期値(初期
電流値)等を変化させることにより、各車両毎に基準と
なるアイドル回転数の目標値(大きさ)を初期設定する
ようにしている。
【0015】なお、自動車メーカでは車両の出荷前に、
予め一般ユーザに最適と思われる目標値にアイドル回転
数を初期設定している。しかし、一部の特別なユーザに
とってはこの初期設定されたアイドル回転数の目標値が
感覚的に合わないことがある。また、ユーザがオプショ
ンで種々の電気負荷を付設した場合にも、バッテリが上
がりぎみになり、これらの場合にはユーザ側でアイドル
回転数の目標値を可変に調整したいという要求がある。
予め一般ユーザに最適と思われる目標値にアイドル回転
数を初期設定している。しかし、一部の特別なユーザに
とってはこの初期設定されたアイドル回転数の目標値が
感覚的に合わないことがある。また、ユーザがオプショ
ンで種々の電気負荷を付設した場合にも、バッテリが上
がりぎみになり、これらの場合にはユーザ側でアイドル
回転数の目標値を可変に調整したいという要求がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、コントロールユニット5を車両の比較的奥
深い所等に配設し、コントロールユニット5の各集積回
路等が外部からの振動やノイズ等で誤作動するのを防止
するようにしているから、例えばサービス現場等でアイ
ドル回転数調整用のボリューム13を回動操作してアイ
ドル回転数の調整を行う場合には、車両の奥深い所から
コントロールユニット5を抜き出すようにして取出し、
この状態でユニットケース6の外部からドライバー等を
用いてボリューム13を回動操作する必要があり、アイ
ドル回転数の調整作業が非常に面倒になるという問題が
ある。
来技術では、コントロールユニット5を車両の比較的奥
深い所等に配設し、コントロールユニット5の各集積回
路等が外部からの振動やノイズ等で誤作動するのを防止
するようにしているから、例えばサービス現場等でアイ
ドル回転数調整用のボリューム13を回動操作してアイ
ドル回転数の調整を行う場合には、車両の奥深い所から
コントロールユニット5を抜き出すようにして取出し、
この状態でユニットケース6の外部からドライバー等を
用いてボリューム13を回動操作する必要があり、アイ
ドル回転数の調整作業が非常に面倒になるという問題が
ある。
【0017】特に、寒冷地等で運転される車両にあって
は、エンジンのアイドル回転数をサービス現場等で予め
高めに初期設定(調整)する必要があるから、例えば寒
冷地等のサービスマンは車両の出荷前等に、前述したア
イドル回転数の調整作業を行わなければならず、手間の
かかる作業が要求されるという問題がある。
は、エンジンのアイドル回転数をサービス現場等で予め
高めに初期設定(調整)する必要があるから、例えば寒
冷地等のサービスマンは車両の出荷前等に、前述したア
イドル回転数の調整作業を行わなければならず、手間の
かかる作業が要求されるという問題がある。
【0018】また、エンジン制御用のコントロールユニ
ット5に限らず、例えばロボット等の産業用機械にあっ
ても、部外者等がコントロールユニットに安易に触れた
り、分解して内部を点検したりできないようにコントロ
ールユニットを配設しているから、内部の可変抵抗を初
期調整する場合等には、エンジン制御用のコントロール
ユニット5とほぼ同様の問題がある。
ット5に限らず、例えばロボット等の産業用機械にあっ
ても、部外者等がコントロールユニットに安易に触れた
り、分解して内部を点検したりできないようにコントロ
ールユニットを配設しているから、内部の可変抵抗を初
期調整する場合等には、エンジン制御用のコントロール
ユニット5とほぼ同様の問題がある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はコントロールユニット等の外部
で可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、例えばアイドル
回転数等の調整作業を容易に行うことができると共に、
サービス現場等での作業性を大幅に向上できるようにし
た着脱式可変抵抗調整装置を提供することを目的として
いる。
されたもので、本発明はコントロールユニット等の外部
で可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、例えばアイドル
回転数等の調整作業を容易に行うことができると共に、
サービス現場等での作業性を大幅に向上できるようにし
た着脱式可変抵抗調整装置を提供することを目的として
いる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明が採用する構成は、相手
方のコネクタに着脱可能に取付けられるコネクタ体と、
該コネクタ体に設けられ前記相手方のコネクタを介して
通電される可変抵抗と、該可変抵抗の抵抗値を外部から
調整すべく前記コネクタ体の外部に露出した調整具とか
らなる。
ために、請求項1に記載の発明が採用する構成は、相手
方のコネクタに着脱可能に取付けられるコネクタ体と、
該コネクタ体に設けられ前記相手方のコネクタを介して
通電される可変抵抗と、該可変抵抗の抵抗値を外部から
調整すべく前記コネクタ体の外部に露出した調整具とか
らなる。
【0021】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、前記コネクタ体は、絶縁性の樹脂材料によって成型
されたコネクタケースと、該コネクタケースに設けられ
前記相手方のコネクタに接続される少なくとも電源側端
子および出力側端子とを備え、該電源側端子と出力側端
子との間には前記可変抵抗を設ける構成とするのが好ま
しい。
に、前記コネクタ体は、絶縁性の樹脂材料によって成型
されたコネクタケースと、該コネクタケースに設けられ
前記相手方のコネクタに接続される少なくとも電源側端
子および出力側端子とを備え、該電源側端子と出力側端
子との間には前記可変抵抗を設ける構成とするのが好ま
しい。
【0022】また、請求項3に記載の発明のように、前
記コネクタケースは先端側が前記相手方のコネクタに対
する接続用開口部となり、基端側が閉塞端となるように
前記樹脂材料で形成し、該コネクタケースの閉塞端側に
は絶縁基板を介して前記可変抵抗を実装してなる構成と
するのがよい。
記コネクタケースは先端側が前記相手方のコネクタに対
する接続用開口部となり、基端側が閉塞端となるように
前記樹脂材料で形成し、該コネクタケースの閉塞端側に
は絶縁基板を介して前記可変抵抗を実装してなる構成と
するのがよい。
【0023】さらに、請求項4に記載の発明の如く、前
記コネクタケースの閉塞端側には、前記絶縁基板上に実
装した可変抵抗を覆うように絶縁性の被覆層を設け、前
記調整具は可変抵抗に一体化され該被覆層から外部に露
出する構成とするのが好ましい。
記コネクタケースの閉塞端側には、前記絶縁基板上に実
装した可変抵抗を覆うように絶縁性の被覆層を設け、前
記調整具は可変抵抗に一体化され該被覆層から外部に露
出する構成とするのが好ましい。
【0024】一方、請求項5に記載の発明のように、前
記可変抵抗は自動車用エンジンのアイドル回転数を調整
するための可変抵抗であって、前記コネクタ体を相手方
のコネクタに取付けたときに、前記可変抵抗は電源とア
イドル回転数制御手段との間にコントロールユニットを
介して接続する構成とするのがよい。
記可変抵抗は自動車用エンジンのアイドル回転数を調整
するための可変抵抗であって、前記コネクタ体を相手方
のコネクタに取付けたときに、前記可変抵抗は電源とア
イドル回転数制御手段との間にコントロールユニットを
介して接続する構成とするのがよい。
【0025】また、請求項6に記載の発明のように、前
記相手方のコネクタは自動車用エンジンの故障診断器用
コネクタであり、通常時は前記コネクタ体が着脱可能に
取付けられ、故障診断時には該コネクタ体に替えて前記
故障診断器を接続する構成としてもよい。
記相手方のコネクタは自動車用エンジンの故障診断器用
コネクタであり、通常時は前記コネクタ体が着脱可能に
取付けられ、故障診断時には該コネクタ体に替えて前記
故障診断器を接続する構成としてもよい。
【0026】
【作用】上記構成により、請求項1に記載の発明によれ
ば、コネクタ体を相手方のコネクタに着脱可能に取付け
たときに、該コネクタ体に設けた可変抵抗が前記相手方
のコネクタを介して通電されるようになり、この状態で
コネクタ体の外部から調整具を微操作することによって
前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、前記相手方の
コネクタから出力される電圧または電流値をコネクタ体
側で可変に調整することができる。
ば、コネクタ体を相手方のコネクタに着脱可能に取付け
たときに、該コネクタ体に設けた可変抵抗が前記相手方
のコネクタを介して通電されるようになり、この状態で
コネクタ体の外部から調整具を微操作することによって
前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、前記相手方の
コネクタから出力される電圧または電流値をコネクタ体
側で可変に調整することができる。
【0027】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、前記コネクタ体を絶縁性のコネクタケースと、該コ
ネクタケースに設けられ前記相手方のコネクタに接続さ
れる少なくとも電源側端子および出力側端子とから構成
すれば、該電源側端子と出力側端子との間に設ける前記
可変抵抗の抵抗値を変化させることにより、出力側端子
から相手方のコネクタを介して出力される電圧または電
流値を簡単に調整することができる。
に、前記コネクタ体を絶縁性のコネクタケースと、該コ
ネクタケースに設けられ前記相手方のコネクタに接続さ
れる少なくとも電源側端子および出力側端子とから構成
すれば、該電源側端子と出力側端子との間に設ける前記
可変抵抗の抵抗値を変化させることにより、出力側端子
から相手方のコネクタを介して出力される電圧または電
流値を簡単に調整することができる。
【0028】また、請求項3に記載の発明のように、先
端側が前記相手方のコネクタに対する接続用開口部とな
り、基端側が閉塞端となるようにコネクタケースを形成
し、前記可変抵抗を該コネクタケースの閉塞端側に絶縁
基板を介して実装することにより、コネクタケースの閉
塞端側(相手方のコネクタとは反対側)で調整具によっ
て前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、この調整作
業時に相手方のコネクタが邪魔になったりするのを防止
できる。
端側が前記相手方のコネクタに対する接続用開口部とな
り、基端側が閉塞端となるようにコネクタケースを形成
し、前記可変抵抗を該コネクタケースの閉塞端側に絶縁
基板を介して実装することにより、コネクタケースの閉
塞端側(相手方のコネクタとは反対側)で調整具によっ
て前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整でき、この調整作
業時に相手方のコネクタが邪魔になったりするのを防止
できる。
【0029】さらに、請求項4に記載の発明のように、
前記コネクタケースの閉塞端側に前記可変抵抗を覆うよ
うに絶縁性の被覆層を設けることにより、該被覆層で可
変抵抗等を保護することができ、水侵入等による短絡
(ショート)事故の発生を確実に防止できる。
前記コネクタケースの閉塞端側に前記可変抵抗を覆うよ
うに絶縁性の被覆層を設けることにより、該被覆層で可
変抵抗等を保護することができ、水侵入等による短絡
(ショート)事故の発生を確実に防止できる。
【0030】一方、請求項5に記載の発明のように、前
記可変抵抗によって自動車用エンジンのアイドル回転数
を調整するようにし、前記コネクタ体を相手方のコネク
タに取付けたときに、前記可変抵抗を電源とアイドル回
転数制御手段との間にコントロールユニットを介して接
続する構成とすれば、例えばコントロールユニットを車
両の比較的奥深い所等に配設している場合でも、前記可
変抵抗の調整時にコントロールユニットを取出す必要が
なくなり、アイドル回転数の調整作業をコントロールユ
ニットから離れた位置で簡単に行うことができる。
記可変抵抗によって自動車用エンジンのアイドル回転数
を調整するようにし、前記コネクタ体を相手方のコネク
タに取付けたときに、前記可変抵抗を電源とアイドル回
転数制御手段との間にコントロールユニットを介して接
続する構成とすれば、例えばコントロールユニットを車
両の比較的奥深い所等に配設している場合でも、前記可
変抵抗の調整時にコントロールユニットを取出す必要が
なくなり、アイドル回転数の調整作業をコントロールユ
ニットから離れた位置で簡単に行うことができる。
【0031】また、請求項6に記載の発明のように、通
常の自動車に搭載されているエンジンの故障診断器用コ
ネクタを、相手方のコネクタとして用いるようにすれ
ば、通常時には前記コネクタ体をこの診断器用コネクタ
に取付けておくことにより、アイドル回転数の調整作業
をコントロールユニットから離れた位置で簡単に行うこ
とができる。そして、故障診断時には前記コネクタ体に
替えて故障診断器を接続することにより、エンジンの故
障診断作業を簡単に行うことができる。
常の自動車に搭載されているエンジンの故障診断器用コ
ネクタを、相手方のコネクタとして用いるようにすれ
ば、通常時には前記コネクタ体をこの診断器用コネクタ
に取付けておくことにより、アイドル回転数の調整作業
をコントロールユニットから離れた位置で簡単に行うこ
とができる。そして、故障診断時には前記コネクタ体に
替えて故障診断器を接続することにより、エンジンの故
障診断作業を簡単に行うことができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例による着脱式可変抵抗
調整装置を図1ないし図4に基づき、自動車用エンジン
のアイドル回転数調整装置として用いた場合を例に挙げ
て説明する。なお、実施例では前述した図5ないし図7
に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
調整装置を図1ないし図4に基づき、自動車用エンジン
のアイドル回転数調整装置として用いた場合を例に挙げ
て説明する。なお、実施例では前述した図5ないし図7
に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、
その説明を省略するものとする。
【0033】図中、21は自動車の運転室を示し、該運
転室21の前側にはフロントボード22が設けられ、該
フロントボード22にはハンドル23の左,右両側に位
置してエアコン(エアコンディショナー)等による冷気
または暖気の吹出し口24,24,…が設けられてい
る。また、運転室21内には操作ボックス25が設けら
れ、該操作ボックス25には変速機用の操作レバー26
等が設けられている。そして、操作ボックス25または
フロントボード22内には比較的奥深い所に収納部(図
示せず)が形成され、この収納部内にはクッション材等
を介してコントロールユニット5が収納されている。
転室21の前側にはフロントボード22が設けられ、該
フロントボード22にはハンドル23の左,右両側に位
置してエアコン(エアコンディショナー)等による冷気
または暖気の吹出し口24,24,…が設けられてい
る。また、運転室21内には操作ボックス25が設けら
れ、該操作ボックス25には変速機用の操作レバー26
等が設けられている。そして、操作ボックス25または
フロントボード22内には比較的奥深い所に収納部(図
示せず)が形成され、この収納部内にはクッション材等
を介してコントロールユニット5が収納されている。
【0034】27は右側の吹出し口24よりも下方に位
置してフロントボード22に一体形成されたヒューズボ
ックスを示し、該ヒューズボックス27は図2に示す如
く前面側が四角形状の開口部27Aとなり、該開口部2
7Aは蓋板28によって着脱可能に閉塞されている。そ
して、該ヒューズボックス27内には自動車の各種電装
部品に過電流が流れるのを防止するヒューズ類29が配
設されている。
置してフロントボード22に一体形成されたヒューズボ
ックスを示し、該ヒューズボックス27は図2に示す如
く前面側が四角形状の開口部27Aとなり、該開口部2
7Aは蓋板28によって着脱可能に閉塞されている。そ
して、該ヒューズボックス27内には自動車の各種電装
部品に過電流が流れるのを防止するヒューズ類29が配
設されている。
【0035】30はヒューズ類29の下側に位置してヒ
ューズボックス27内に配設された相手方のコネクタ
で、該コネクタ30は自動車用エンジンの故障診断器用
コネクタとして構成され、図3に示すように後述する故
障診断器43のコネクタ47とコネクタ体32とに選択
的に接続される。そして、該コネクタ30には先端側に
複数のターミナル(図示せず)を内蔵した接続部30A
が一体形成され、後端側には各ターミナルをコントロー
ルユニット5に接続するハーネス31が設けられてい
る。
ューズボックス27内に配設された相手方のコネクタ
で、該コネクタ30は自動車用エンジンの故障診断器用
コネクタとして構成され、図3に示すように後述する故
障診断器43のコネクタ47とコネクタ体32とに選択
的に接続される。そして、該コネクタ30には先端側に
複数のターミナル(図示せず)を内蔵した接続部30A
が一体形成され、後端側には各ターミナルをコントロー
ルユニット5に接続するハーネス31が設けられてい
る。
【0036】32は本実施例による着脱式可変抵抗調整
装置の本体を構成するコネクタ体を示し、該コネクタ体
32は図3および図4に示すように、絶縁性の樹脂材料
によって有蓋の角筒状に成型され、先端側が接続用開口
部33Aとなって相手方のコネクタ30の接続部30A
に着脱可能に嵌着されるコネクタケース33と、該コネ
クタケース33に設けられ、コネクタ30の各ターミナ
ルに接続される電源側端子34、アース側端子35およ
び出力側端子36とから構成されている。
装置の本体を構成するコネクタ体を示し、該コネクタ体
32は図3および図4に示すように、絶縁性の樹脂材料
によって有蓋の角筒状に成型され、先端側が接続用開口
部33Aとなって相手方のコネクタ30の接続部30A
に着脱可能に嵌着されるコネクタケース33と、該コネ
クタケース33に設けられ、コネクタ30の各ターミナ
ルに接続される電源側端子34、アース側端子35およ
び出力側端子36とから構成されている。
【0037】ここで、コネクタケース33の基端側は閉
塞端となり、絶縁基板37が一体的に取付けられてい
る。そして、該絶縁基板37上には、図4に示すように
電源側端子34とアース側端子35との間に位置して固
定抵抗38とツェナーダイオード等の定電圧ダイオード
39とが配設され、該定電圧ダイオード39、固定抵抗
38間の接続点Aと出力側端子36との間には後述の可
変抵抗40が接続されている。なお、定電圧ダイオード
39は接続点Aとアース側端子35との間を所定電圧に
保っている。
塞端となり、絶縁基板37が一体的に取付けられてい
る。そして、該絶縁基板37上には、図4に示すように
電源側端子34とアース側端子35との間に位置して固
定抵抗38とツェナーダイオード等の定電圧ダイオード
39とが配設され、該定電圧ダイオード39、固定抵抗
38間の接続点Aと出力側端子36との間には後述の可
変抵抗40が接続されている。なお、定電圧ダイオード
39は接続点Aとアース側端子35との間を所定電圧に
保っている。
【0038】40はコネクタケース33の基端側に絶縁
基板37を介して配設された可変抵抗を示し、該可変抵
抗40は図3に示すように小さい直方体形状をなし、そ
の先端側には後述のボリューム41が一体に設けられて
いる。そして、該可変抵抗40は図4に示すように固定
抵抗38、定電圧ダイオード39間の接続点Aと出力側
端子36との間に接続され、ボリューム41で可変抵抗
40の抵抗値Rを可変に調整することにより、出力側端
子36からコントロールユニット5を介してアイドル制
御弁4に出力する制御信号の初期値(初期電流値)等を
変化させる。
基板37を介して配設された可変抵抗を示し、該可変抵
抗40は図3に示すように小さい直方体形状をなし、そ
の先端側には後述のボリューム41が一体に設けられて
いる。そして、該可変抵抗40は図4に示すように固定
抵抗38、定電圧ダイオード39間の接続点Aと出力側
端子36との間に接続され、ボリューム41で可変抵抗
40の抵抗値Rを可変に調整することにより、出力側端
子36からコントロールユニット5を介してアイドル制
御弁4に出力する制御信号の初期値(初期電流値)等を
変化させる。
【0039】41は可変抵抗40の先端側に設けられた
アイドル回転数調整用のボリュームを示し、該ボリュー
ム41は可変抵抗40の調整具を構成し、コネクタ体3
2の外部からドライバー等を用いてボリューム41を回
動操作することにより、可変抵抗40の抵抗値Rを可変
に調整する。この結果、可変抵抗40はコントロールユ
ニット5からアイドル制御弁4に出力する制御信号の初
期値(初期電流値)等を変化させ、基準となるアイドル
回転数の目標値(大きさ)を初期設定する。
アイドル回転数調整用のボリュームを示し、該ボリュー
ム41は可変抵抗40の調整具を構成し、コネクタ体3
2の外部からドライバー等を用いてボリューム41を回
動操作することにより、可変抵抗40の抵抗値Rを可変
に調整する。この結果、可変抵抗40はコントロールユ
ニット5からアイドル制御弁4に出力する制御信号の初
期値(初期電流値)等を変化させ、基準となるアイドル
回転数の目標値(大きさ)を初期設定する。
【0040】42は絶縁基板37上で固定抵抗38、定
電圧ダイオード39および可変抵抗40等を外側から覆
うようにコネクタケース33の基端側に設けられた絶縁
性の被覆層を示し、該被覆層42は絶縁基板37上の固
定抵抗38、定電圧ダイオード39および可変抵抗40
等を外側から保護し、これらの接続部に雨水等が侵入す
るのを防止している。そして、該被覆層42は絶縁基板
37上に所定の膜厚をもって形成され、可変抵抗40の
先端側でアイドル回転数調整用のボリューム41が被覆
層42から外部に露出するのを許すようになっている。
電圧ダイオード39および可変抵抗40等を外側から覆
うようにコネクタケース33の基端側に設けられた絶縁
性の被覆層を示し、該被覆層42は絶縁基板37上の固
定抵抗38、定電圧ダイオード39および可変抵抗40
等を外側から保護し、これらの接続部に雨水等が侵入す
るのを防止している。そして、該被覆層42は絶縁基板
37上に所定の膜厚をもって形成され、可変抵抗40の
先端側でアイドル回転数調整用のボリューム41が被覆
層42から外部に露出するのを許すようになっている。
【0041】43は自動車用エンジンの故障診断器を示
し、該故障診断器43には図3に示すように、複数の操
作スイッチ44,44,…と、表示部45とが設けら
れ、これらはハーネス46を介してコネクタ47に接続
されている。そして、自動車用エンジンの故障診断を行
うときには、前記コネクタ体32に替えて該故障診断器
43用のコネクタ47を相手方のコネクタ30に接続
し、サービスマン等は各操作スイッチ44を操作しつ
つ、表示部45に表示される表示内容に基づいてエンジ
ンの故障診断を行う。
し、該故障診断器43には図3に示すように、複数の操
作スイッチ44,44,…と、表示部45とが設けら
れ、これらはハーネス46を介してコネクタ47に接続
されている。そして、自動車用エンジンの故障診断を行
うときには、前記コネクタ体32に替えて該故障診断器
43用のコネクタ47を相手方のコネクタ30に接続
し、サービスマン等は各操作スイッチ44を操作しつ
つ、表示部45に表示される表示内容に基づいてエンジ
ンの故障診断を行う。
【0042】本実施例による着脱式可変抵抗調整装置は
上述の如き構成を有するもので、次にその作動について
説明する。
上述の如き構成を有するもので、次にその作動について
説明する。
【0043】まず、相手方となるコネクタ30は自動車
用エンジンの故障診断器用コネクタとして構成され、図
1および図2に示す如く運転室21内でフロントボード
22の前面側に開口するヒューズボックス27内にヒュ
ーズ類29と共に配設されている。そして、相手方のコ
ネクタ30には当該着脱式可変抵抗調整装置のコネクタ
体32が接続され、この状態でヒューズボックス27の
開口部27Aは蓋板28によって着脱可能に閉塞されて
いる。
用エンジンの故障診断器用コネクタとして構成され、図
1および図2に示す如く運転室21内でフロントボード
22の前面側に開口するヒューズボックス27内にヒュ
ーズ類29と共に配設されている。そして、相手方のコ
ネクタ30には当該着脱式可変抵抗調整装置のコネクタ
体32が接続され、この状態でヒューズボックス27の
開口部27Aは蓋板28によって着脱可能に閉塞されて
いる。
【0044】次に、例えばサービス現場等でエンジンの
アイドル回転数を調整するときに、サービスマンはヒュ
ーズボックス27の開口部27Aから蓋板28を取外し
た状態で、コネクタ体32の基端側から露出するアイド
ル回転数調整用のボリューム41にドライバー等の工具
を係合させ、該ボリューム41を回動操作することによ
り、コネクタ体32に設けた可変抵抗40の抵抗値Rを
適宜に変化させる。
アイドル回転数を調整するときに、サービスマンはヒュ
ーズボックス27の開口部27Aから蓋板28を取外し
た状態で、コネクタ体32の基端側から露出するアイド
ル回転数調整用のボリューム41にドライバー等の工具
を係合させ、該ボリューム41を回動操作することによ
り、コネクタ体32に設けた可変抵抗40の抵抗値Rを
適宜に変化させる。
【0045】この結果、コネクタ体32の出力側端子3
6(図4参照)から相手方のコネクタ30およびコント
ロールユニット5を介してアイドル制御弁4に出力する
制御信号の初期値(初期電流値)等が調整され、基準と
なるアイドル回転数の目標値(大きさ)を初期設定する
ことによってアイドル回転数の調整を行う。
6(図4参照)から相手方のコネクタ30およびコント
ロールユニット5を介してアイドル制御弁4に出力する
制御信号の初期値(初期電流値)等が調整され、基準と
なるアイドル回転数の目標値(大きさ)を初期設定する
ことによってアイドル回転数の調整を行う。
【0046】一方、当該自動車の定期点検時等にエンジ
ンの故障診断を行うときには、コネクタ体32に替えて
故障診断器43用のコネクタ47を相手方のコネクタ3
0に接続する。そして、サービスマン等はこの状態で故
障診断器43の各操作スイッチ44を操作しつつ、表示
部45に表示される表示内容に基づいてエンジンの故障
診断を行う。また、故障診断の終了後には故障診断器4
3用のコネクタ47に替えて、再びコネクタ体32を図
1および図2に示す如く相手方のコネクタ30に接続
し、ヒューズボックス27の開口部27Aを蓋板28で
閉塞しておく。
ンの故障診断を行うときには、コネクタ体32に替えて
故障診断器43用のコネクタ47を相手方のコネクタ3
0に接続する。そして、サービスマン等はこの状態で故
障診断器43の各操作スイッチ44を操作しつつ、表示
部45に表示される表示内容に基づいてエンジンの故障
診断を行う。また、故障診断の終了後には故障診断器4
3用のコネクタ47に替えて、再びコネクタ体32を図
1および図2に示す如く相手方のコネクタ30に接続
し、ヒューズボックス27の開口部27Aを蓋板28で
閉塞しておく。
【0047】なお、コネクタ体32は自動車メーカ側で
全ての車両に予め取付けておく必要はなく、例えばサー
ビス現場や一部のユーザのためにオプションで用意して
おけばよい。そして、コネクタ体32は必要に応じて相
手方のコネクタ30に着脱可能に取付けられるものであ
る。
全ての車両に予め取付けておく必要はなく、例えばサー
ビス現場や一部のユーザのためにオプションで用意して
おけばよい。そして、コネクタ体32は必要に応じて相
手方のコネクタ30に着脱可能に取付けられるものであ
る。
【0048】かくして、本実施例によれば、自動車の運
転室21内で図1および図2に示す如く、フロントボー
ド22の前面側に開口するヒューズボックス27内に通
常配設され、自動車用エンジンの故障診断器用コネクタ
を構成する相手方のコネクタ30にコネクタ体32を着
脱可能に取付け、該コネクタ体32の基端側には絶縁基
板37を介して固定抵抗38、定電圧ダイオード39お
よび可変抵抗40等を実装すると共に、該可変抵抗40
の先端側に設けたアイドル回転数調整用のボリューム4
1を外部から回動操作することにより、可変抵抗40の
抵抗値Rを変化させアイドル回転数の調整を行う構成と
したから、下記のような作用効果を得ることができる。
転室21内で図1および図2に示す如く、フロントボー
ド22の前面側に開口するヒューズボックス27内に通
常配設され、自動車用エンジンの故障診断器用コネクタ
を構成する相手方のコネクタ30にコネクタ体32を着
脱可能に取付け、該コネクタ体32の基端側には絶縁基
板37を介して固定抵抗38、定電圧ダイオード39お
よび可変抵抗40等を実装すると共に、該可変抵抗40
の先端側に設けたアイドル回転数調整用のボリューム4
1を外部から回動操作することにより、可変抵抗40の
抵抗値Rを変化させアイドル回転数の調整を行う構成と
したから、下記のような作用効果を得ることができる。
【0049】即ち、サービス現場等でエンジンのアイド
ル回転数を調整するときには、フロントボード22の前
面側に開口するヒューズボックス27内で、サービスマ
ンはコネクタ体32の基端側を覗くようにして、アイド
ル回転数調整用のボリューム41をドライバー等の工具
で回動操作するだけで、アイドル回転数を簡単に調整す
ることができるから、従来技術のように車両の奥深い所
からコントロールユニット5を取出してアイドル回転数
の調整を行う必要がなくなり、アイドル回転数の調整作
業を大幅に簡略化でき、調整時の作業性を確実に向上さ
せることができる。
ル回転数を調整するときには、フロントボード22の前
面側に開口するヒューズボックス27内で、サービスマ
ンはコネクタ体32の基端側を覗くようにして、アイド
ル回転数調整用のボリューム41をドライバー等の工具
で回動操作するだけで、アイドル回転数を簡単に調整す
ることができるから、従来技術のように車両の奥深い所
からコントロールユニット5を取出してアイドル回転数
の調整を行う必要がなくなり、アイドル回転数の調整作
業を大幅に簡略化でき、調整時の作業性を確実に向上さ
せることができる。
【0050】この場合、アイドル回転数調整用のボリュ
ーム41はコネクタ体32の基端側に配設され、フロン
トボード22の前面側に開口するヒューズボックス27
の開口端27A側からボリューム41の位置を簡単に覗
くことができるので、アイドル回転数の調整時に、コネ
クタ体32を相手方のコネクタ30と共にヒューズボッ
クス27内から特別に取出す必要もなくなり、ヒューズ
ボックス27内でアイドル回転数調整用のボリューム4
1に向けドライバー等の工具を差込むだけで、エンジン
のアイドル回転数を簡単に調整することができる。
ーム41はコネクタ体32の基端側に配設され、フロン
トボード22の前面側に開口するヒューズボックス27
の開口端27A側からボリューム41の位置を簡単に覗
くことができるので、アイドル回転数の調整時に、コネ
クタ体32を相手方のコネクタ30と共にヒューズボッ
クス27内から特別に取出す必要もなくなり、ヒューズ
ボックス27内でアイドル回転数調整用のボリューム4
1に向けドライバー等の工具を差込むだけで、エンジン
のアイドル回転数を簡単に調整することができる。
【0051】また、本実施例による着脱式可変抵抗調整
装置のコネクタ体32を、先端側が接続用開口部33A
となって相手方のコネクタ30の接続部30Aに着脱可
能に嵌着される樹脂製のコネクタケース33と、該コネ
クタケース33に設けられた電源側端子34、アース側
端子35および出力側端子36とから構成し、コネクタ
ケース33の基端側には絶縁基板37を介して固定抵抗
38、定電圧ダイオード39および可変抵抗40を実装
すると共に、該可変抵抗40の抵抗値Rをボリューム4
1で可変に調整する構成としているから、当該装置全体
をコンパクトに形成でき、ヒューズボックス27内等に
も簡単に収納しておくことができる。
装置のコネクタ体32を、先端側が接続用開口部33A
となって相手方のコネクタ30の接続部30Aに着脱可
能に嵌着される樹脂製のコネクタケース33と、該コネ
クタケース33に設けられた電源側端子34、アース側
端子35および出力側端子36とから構成し、コネクタ
ケース33の基端側には絶縁基板37を介して固定抵抗
38、定電圧ダイオード39および可変抵抗40を実装
すると共に、該可変抵抗40の抵抗値Rをボリューム4
1で可変に調整する構成としているから、当該装置全体
をコンパクトに形成でき、ヒューズボックス27内等に
も簡単に収納しておくことができる。
【0052】従って、本実施例によれば、当該着脱式可
変抵抗調整装置をコンパクトに形成でき、全体を小型
化、軽量化できる上に、通常車両の奥深い所に配設され
るコントロールユニット5から離れた位置で、コネクタ
体32を相手方のコネクタ30に接続することにより、
アイドル回転数の調整作業を簡単に行うことができ、調
整時の作業性を大幅に向上できる。
変抵抗調整装置をコンパクトに形成でき、全体を小型
化、軽量化できる上に、通常車両の奥深い所に配設され
るコントロールユニット5から離れた位置で、コネクタ
体32を相手方のコネクタ30に接続することにより、
アイドル回転数の調整作業を簡単に行うことができ、調
整時の作業性を大幅に向上できる。
【0053】また、コネクタ体32の基端(閉塞端)側
に固定抵抗38、定電圧ダイオード39および可変抵抗
40等を覆うように絶縁性の被覆層42を設ける構成と
しているから、該被覆層42で可変抵抗40等を保護す
ることができ、水侵入等による短絡(ショート)事故の
発生を確実に防止して信頼性や安全性を向上できる等、
種々の効果を奏する。
に固定抵抗38、定電圧ダイオード39および可変抵抗
40等を覆うように絶縁性の被覆層42を設ける構成と
しているから、該被覆層42で可変抵抗40等を保護す
ることができ、水侵入等による短絡(ショート)事故の
発生を確実に防止して信頼性や安全性を向上できる等、
種々の効果を奏する。
【0054】なお、前記実施例では、コントロールユニ
ット5のユニットケース6にもアイドル回転数調整用の
ボリューム13を設けておくものとして述べたが、これ
に替えて、コントロールユニット5のユニットケース6
に設けるアイドル回転数調整用のボリューム13を廃止
し、コネクタ体32に設けた可変抵抗40のボリューム
41のみによってアイドル回転数の調整を行うようにし
てもよい。
ット5のユニットケース6にもアイドル回転数調整用の
ボリューム13を設けておくものとして述べたが、これ
に替えて、コントロールユニット5のユニットケース6
に設けるアイドル回転数調整用のボリューム13を廃止
し、コネクタ体32に設けた可変抵抗40のボリューム
41のみによってアイドル回転数の調整を行うようにし
てもよい。
【0055】また、前記実施例では、コネクタ体32を
相手方のコネクタ30と共にヒューズボックス27内に
配設するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、
例えばフロントボード22の他の前面側開口部内等、ア
イドル回転数の調整作業を簡単に行うことができる他の
位置に配設するようにしてもよい。
相手方のコネクタ30と共にヒューズボックス27内に
配設するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、
例えばフロントボード22の他の前面側開口部内等、ア
イドル回転数の調整作業を簡単に行うことができる他の
位置に配設するようにしてもよい。
【0056】さらに、前記実施例では、コネクタ体32
の基端側に絶縁基板37を介して固定抵抗38、定電圧
ダイオード39および可変抵抗40等と共に、アイドル
回転数調整用のボリューム41を設けるものとして説明
したが、本発明はこれに限らず、例えばロボット等の産
業用機械に適用してもよく、この場合でも、この種の機
械の故障診断器用コネクタにコネクタ体を着脱可能に接
続しておくことにより、ボリューム等の調整具で可変抵
抗の抵抗値を初期調整することができる。
の基端側に絶縁基板37を介して固定抵抗38、定電圧
ダイオード39および可変抵抗40等と共に、アイドル
回転数調整用のボリューム41を設けるものとして説明
したが、本発明はこれに限らず、例えばロボット等の産
業用機械に適用してもよく、この場合でも、この種の機
械の故障診断器用コネクタにコネクタ体を着脱可能に接
続しておくことにより、ボリューム等の調整具で可変抵
抗の抵抗値を初期調整することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に記載の発
明によれば、コネクタ体を相手方のコネクタに着脱可能
に取付け、該コネクタ体に設けた可変抵抗に前記相手方
のコネクタを介して通電を行うと共に、コネクタ体の外
部から調整具を操作することによって前記可変抵抗の抵
抗値を調整する構成としたから、例えばコントロールユ
ニットから離れた位置で相手方のコネクタから出力され
る電圧または電流値をコネクタ体側で可変に調整でき、
種々の産業機械等のサービス現場で行う初期調整作業等
を簡略化して作業性を大幅に向上させることができる。
明によれば、コネクタ体を相手方のコネクタに着脱可能
に取付け、該コネクタ体に設けた可変抵抗に前記相手方
のコネクタを介して通電を行うと共に、コネクタ体の外
部から調整具を操作することによって前記可変抵抗の抵
抗値を調整する構成としたから、例えばコントロールユ
ニットから離れた位置で相手方のコネクタから出力され
る電圧または電流値をコネクタ体側で可変に調整でき、
種々の産業機械等のサービス現場で行う初期調整作業等
を簡略化して作業性を大幅に向上させることができる。
【0058】この場合、請求項2に記載の発明のよう
に、前記コネクタ体を絶縁性のコネクタケースと、該コ
ネクタケースに設けられ前記相手方のコネクタに接続さ
れる少なくとも電源側端子および出力側端子とから構成
すれば、該電源側端子と出力側端子との間に設ける前記
可変抵抗の抵抗値を変化させることにより、出力側端子
から相手方のコネクタを介して出力される電圧または電
流値を簡単に調整でき、種々の産業機械等のサービス現
場で行う初期調整作業等をより効率的に行うことができ
る。
に、前記コネクタ体を絶縁性のコネクタケースと、該コ
ネクタケースに設けられ前記相手方のコネクタに接続さ
れる少なくとも電源側端子および出力側端子とから構成
すれば、該電源側端子と出力側端子との間に設ける前記
可変抵抗の抵抗値を変化させることにより、出力側端子
から相手方のコネクタを介して出力される電圧または電
流値を簡単に調整でき、種々の産業機械等のサービス現
場で行う初期調整作業等をより効率的に行うことができ
る。
【0059】また、請求項3に記載の発明のように、先
端側が前記相手方のコネクタに対する接続用開口部とな
り、基端側が閉塞端となるようにコネクタケースを形成
し、前記可変抵抗を該コネクタケースの閉塞端側に絶縁
基板を介して実装することにより、全体をコンパクトに
形成でき、小型、軽量化を図ることができる上に、コネ
クタケースの閉塞端側(相手方のコネクタとは反対側)
で調整具によって前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整で
き、この調整作業時に相手方のコネクタが邪魔になった
りすることがなく、作業性をより効果的に向上できる。
端側が前記相手方のコネクタに対する接続用開口部とな
り、基端側が閉塞端となるようにコネクタケースを形成
し、前記可変抵抗を該コネクタケースの閉塞端側に絶縁
基板を介して実装することにより、全体をコンパクトに
形成でき、小型、軽量化を図ることができる上に、コネ
クタケースの閉塞端側(相手方のコネクタとは反対側)
で調整具によって前記可変抵抗の抵抗値を簡単に調整で
き、この調整作業時に相手方のコネクタが邪魔になった
りすることがなく、作業性をより効果的に向上できる。
【0060】さらに、請求項4に記載の発明のように、
前記コネクタケースの閉塞端側に前記可変抵抗を覆うよ
うに絶縁性の被覆層を設けることにより、該被覆層で可
変抵抗等を保護することができ、水侵入等による短絡
(ショート)事故の発生を確実に防止して信頼性や安全
性を向上できる。
前記コネクタケースの閉塞端側に前記可変抵抗を覆うよ
うに絶縁性の被覆層を設けることにより、該被覆層で可
変抵抗等を保護することができ、水侵入等による短絡
(ショート)事故の発生を確実に防止して信頼性や安全
性を向上できる。
【0061】一方、請求項5に記載の発明のように、前
記可変抵抗によって自動車用エンジンのアイドル回転数
を調整するようにし、前記コネクタ体を相手方のコネク
タに取付けたときに、前記可変抵抗を電源とアイドル回
転数制御手段との間にコントロールユニットを介して接
続する構成とすれば、例えばコントロールユニットを車
両の比較的奥深い所等に配設している場合でも、前記可
変抵抗の調整時にコントロールユニットを取出す必要が
なくなり、アイドル回転数の調整作業をコントロールユ
ニットから離れた位置で簡単に行うことができ、アイド
ル回転数調整時の作業性を大幅に向上できる。
記可変抵抗によって自動車用エンジンのアイドル回転数
を調整するようにし、前記コネクタ体を相手方のコネク
タに取付けたときに、前記可変抵抗を電源とアイドル回
転数制御手段との間にコントロールユニットを介して接
続する構成とすれば、例えばコントロールユニットを車
両の比較的奥深い所等に配設している場合でも、前記可
変抵抗の調整時にコントロールユニットを取出す必要が
なくなり、アイドル回転数の調整作業をコントロールユ
ニットから離れた位置で簡単に行うことができ、アイド
ル回転数調整時の作業性を大幅に向上できる。
【0062】また、請求項6に記載の発明のように、通
常の自動車に搭載されているエンジンの故障診断器用コ
ネクタを、相手方のコネクタとして用いるようにすれ
ば、通常時には前記コネクタ体をこの診断器用コネクタ
に取付けておくことにより、アイドル回転数の調整作業
をコントロールユニットから離れた位置で簡単に行うこ
とができる。そして、故障診断時には前記コネクタ体に
替えて故障診断器を接続することにより、エンジンの故
障診断作業を簡単に行うことができる等、種々の効果を
奏する。
常の自動車に搭載されているエンジンの故障診断器用コ
ネクタを、相手方のコネクタとして用いるようにすれ
ば、通常時には前記コネクタ体をこの診断器用コネクタ
に取付けておくことにより、アイドル回転数の調整作業
をコントロールユニットから離れた位置で簡単に行うこ
とができる。そして、故障診断時には前記コネクタ体に
替えて故障診断器を接続することにより、エンジンの故
障診断作業を簡単に行うことができる等、種々の効果を
奏する。
【図1】本発明の実施例による着脱式可変抵抗調整装置
が設けられた自動車の運転室内を示す部分斜視図であ
る。
が設けられた自動車の運転室内を示す部分斜視図であ
る。
【図2】図1中のフロントボードに設けたヒューズボッ
クスおよび蓋板等を示す縦断面図である。
クスおよび蓋板等を示す縦断面図である。
【図3】図2中に示す相手方のコネクタ、コネクタ体お
よび故障診断器等の分解斜視図である。
よび故障診断器等の分解斜視図である。
【図4】図3に示すコネクタ体に設けた固定抵抗、可変
抵抗等の電気回路図である。
抵抗等の電気回路図である。
【図5】従来技術による自動車用エンジンの吸気管、ス
ロットルバルブおよびアイドル制御弁等を示す縦断面図
である。
ロットルバルブおよびアイドル制御弁等を示す縦断面図
である。
【図6】従来技術によるコントロールユニット等を示す
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図7】図6中のコントロールユニットを示す斜視図で
ある。
ある。
1 吸気管 2 スロットルバルブ 3 補助空気通路 4 アイドル制御弁(アイドル回転数制御手段) 5 コントロールユニット 21 運転室 22 フロントボード 27 ヒューズボックス 27A 開口部 28 蓋板 29 ヒューズ類 30,47 コネクタ 32 コネクタ体 33 コネクタケース 34 電源側端子 35 アース側端子 36 出力側端子 37 絶縁基板 38 固定抵抗 40 可変抵抗 41 ボリュウーム(調整具) 42 被覆層 43 故障診断器
Claims (6)
- 【請求項1】 相手方のコネクタに着脱可能に取付けら
れるコネクタ体と、該コネクタ体に設けられ前記相手方
のコネクタを介して通電される可変抵抗と、該可変抵抗
の抵抗値を外部から調整すべく前記コネクタ体の外部に
露出した調整具とから構成してなる着脱式可変抵抗調整
装置。 - 【請求項2】 前記コネクタ体は、絶縁性の樹脂材料に
よって成型されたコネクタケースと、該コネクタケース
に設けられ前記相手方のコネクタに接続される少なくと
も電源側端子および出力側端子とを備え、該電源側端子
と出力側端子との間には前記可変抵抗を設ける構成とし
てなる請求項1に記載の着脱式可変抵抗調整装置。 - 【請求項3】 前記コネクタケースは先端側が前記相手
方のコネクタに対する接続用開口部となり、基端側が閉
塞端となるように前記樹脂材料で形成し、該コネクタケ
ースの閉塞端側には絶縁基板を介して前記可変抵抗を実
装してなる請求項2に記載の着脱式可変抵抗調整装置。 - 【請求項4】 前記コネクタケースの閉塞端側には、前
記絶縁基板上に実装した可変抵抗を覆うように絶縁性の
被覆層を設け、前記調整具は可変抵抗に一体化され該被
覆層から外部に露出する構成としてなる請求項3に記載
の着脱式可変抵抗調整装置。 - 【請求項5】 前記可変抵抗は自動車用エンジンのアイ
ドル回転数を調整するための可変抵抗であって、前記コ
ネクタ体を相手方のコネクタに取付けたときに、前記可
変抵抗は電源とアイドル回転数制御手段との間にコント
ロールユニットを介して接続する構成としてなる請求項
1,2,3または4に記載の着脱式可変抵抗調整装置。 - 【請求項6】 前記相手方のコネクタは自動車用エンジ
ンの故障診断器用コネクタであり、通常時は前記コネク
タ体が着脱可能に取付けられ、故障診断時には該コネク
タ体に替えて前記故障診断器を接続する構成としてなる
請求項1,2,3,4または5に記載の着脱式可変抵抗
調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201380A JPH0845616A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 着脱式可変抵抗調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201380A JPH0845616A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 着脱式可変抵抗調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845616A true JPH0845616A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16440125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201380A Pending JPH0845616A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 着脱式可変抵抗調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0845616A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160005251A (ko) | 2014-07-04 | 2016-01-14 | 현대자동차주식회사 | 차량의 건식클러치 제어방법 |
KR20160005252A (ko) | 2014-07-04 | 2016-01-14 | 현대자동차주식회사 | 차량의 건식클러치 제어방법 |
WO2016084368A1 (ja) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 株式会社ニッキ | バイフューエルエンジンの回転制御装置 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6201380A patent/JPH0845616A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160005251A (ko) | 2014-07-04 | 2016-01-14 | 현대자동차주식회사 | 차량의 건식클러치 제어방법 |
KR20160005252A (ko) | 2014-07-04 | 2016-01-14 | 현대자동차주식회사 | 차량의 건식클러치 제어방법 |
WO2016084368A1 (ja) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | 株式会社ニッキ | バイフューエルエンジンの回転制御装置 |
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