JPH084510Y2 - 収納棚構造 - Google Patents

収納棚構造

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Publication number
JPH084510Y2
JPH084510Y2 JP12064390U JP12064390U JPH084510Y2 JP H084510 Y2 JPH084510 Y2 JP H084510Y2 JP 12064390 U JP12064390 U JP 12064390U JP 12064390 U JP12064390 U JP 12064390U JP H084510 Y2 JPH084510 Y2 JP H084510Y2
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JP
Japan
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storage
footrest
shelf
drawer
mounting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12064390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0476862U (ja
Inventor
道弘 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0476862U publication Critical patent/JPH0476862U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、収納棚構造、特に載置棚の設置によって上
下方向に複数段の収納部が形成された収納棚構造につい
ての収納,取り出し作業の容易化のための改良に関す
る。
[従来の技術] 収納部が上下方向に複数段形成された収納棚として
は、例えば一般の住居内などに設けられる押入れなどが
知られている。
第4図は収納棚構造の典型例である押入れの従来の構
造を示す概略側断面図であり、床部10から所定高さの位
置の壁部12に中段載置棚14を床部10に対して水平に設置
し、さらにその上方位置の壁部12には、上段載置棚16が
設置されている。
この2つの載置棚14、16によって上下方向に三段の収
納部が形成されている。すなわち、床部10から中段載置
棚14までの空間部が下段収納部とされ、中段載置棚14上
部の空間が中段収納部とされ、さらに上段載置棚16の上
部が上段収納部とされている。
そして、使用者は、通常、ふすまなどの設けられた開
閉部18側から種々の収納物を各段の収納部へ載置するよ
うにしている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の押入れ構造のような収納棚構造
では、中段収納部のX1部分や上段収納部のX2部分に収納
物を収める場合、収納位置が高いことから、その収納及
び取り出し作業が極めて困難となるという問題がある。
そして、このような部分に物を収納する場合、通常は、
椅子などの踏台を用いて収納するようにしている。
しかしながら、押入れなどには、毎日使用する布団な
どを収納するのが一般的であり、上記X1部分への布団の
収納作業のような面倒な作業を頻繁に行わざるを得ず不
便であるという問題があった。また、上記X2の部分につ
いての収納物の出入作業も、その度毎に踏台を準備しな
ければならないことから、上段収納部は、その収納の容
易性という点では劣るものであるという問題があった。
考案の目的 本考案は、上記問題点を解決することを課題としてな
されたものであり、その目的は、上下方向に複数段形成
された収納部の上方の収納位置への収納物の出し入れ作
業を容易に行うことのできる収納棚構造を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案に係る収納棚構造
は、載置棚により仕切られて上下方向に複数段の収納部
が形成された収納棚構造において、 前記載置棚のいずれかの前面端部に引き出し可能に設
けられ、引き出し状態にて前記前面端部から垂下された
下端部が足掛け部を構成する引出し足掛け手段を設けた
ことを特徴とする。
[作用] 上記構成の収納棚構造によれば、載置棚の前面部に設
けられている引出し足掛け手段を引き出して垂下させる
ことにより、その垂下された下端部を足掛け部として用
いることができる。そして、使用者は、その足掛け部に
脚を掛け、上方の収納部への収納物の出入を容易に行う
ことができる。
また、引出し足掛け手段は、使用しない場合には、こ
れを引き出さずに載置棚の内側に収めた状態としておく
ことができ、その引出し足掛け手段の設けられている載
置棚の下段側の収納部への収納物の出入れ作業の邪魔に
なることもない。
このような引出し足掛け手段の設けられた収納棚構造
によれば、床部から比較的高い位置にある収納部への収
納物の出入れ作業において、その度毎に踏台などを別途
準備する必要がなく、その作業を極めて簡単な動作によ
って行うことができる。これにより、上下方向に複数段
の収納部の形成された収納棚構造の使い勝手をより良好
なものとすることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図(A)及び(B)は、引出し足掛け手段が形成
された押入れの中段載置棚14の部分斜視図を示してお
り、同図(A)は引出し式足掛け20が載置棚14内に収め
られている状態、すなわち引き出されていない状態が示
されている。同図(B)は引出し式足掛け20が引き出さ
れ、足掛け部20aが垂下した状態が示されている。足掛
け部20aは、引出し式足掛け20が載置棚14内に収められ
ている時には、載置棚14の前面部の一部を形成するもの
である。
第2図(A),(B)は、引出し式足掛け20の斜視図
を示しており、足掛け部20aの裏面側には2本の引出し
用シャフト22a及び22bが取り付けられている。この引出
し用シャフト22の他端側は、ほぼ直角に屈曲され第1の
屈曲部23aを有し、その先端部をさらに前記シャフト22a
又は22bとほぼ平行に屈曲させた第2の屈曲部23bを有
し、他端側がクランク形状とされている。同図(A)で
は2本の独立したシャフトとしているが、同図(B)に
示すように第2の屈曲部23b同士を連結部23cで連結した
1本のシャフトで構成してもよい。この場合、足掛け部
20aとシャフト22a,22bとをねじ20bにより着脱可能とす
れば、載置棚14への取り付けが可能となる。
第3図(A)及び(B)は、引出し式足掛け20の収納
状態及び引出し状態を具体的に示した概略断面図であ
り、図示のように、引出し用シャフト22は、載置台14の
前枠24に形成されてた貫通孔26に挿通されている。この
貫通孔26の孔径は、水平状態から垂下状態へと、又はこ
の逆方向へシャフト22a,22bを移行させる動作を円滑に
行い得る大きさとする必要がある。そして、引出し式足
掛け20が引き出されていない状態では、同図(A)に示
すように引出し用シャフト22は、載置台14の内側に収め
られた状態となっている。これによって、載置台14の下
方側に荷物を収納する際に、引出し式足掛け20が邪魔に
なる恐れがない。
次に、引出し式足掛け20が引き出され、垂下された状
態となると、同図(B)に示したように引出し用シャフ
ト22の第1の屈曲部23aが、載置棚14の前枠の貫通孔26
に係止された状態となり、さらに第2の屈曲部23b(連
結部23cがある場合には、第2の屈曲部23b及び連結部23
c)が、前枠24の内側面に係止された状態となってい
る。これによって、引出し式足掛け20は、載置棚14の前
枠24の部分に垂下された状態となる。
なお、載置棚14の引出し式足掛け取付け部分には、そ
の端部を切り欠くことによって形成した手掛け部14aが
形成されている。使用者は、この手掛け部14aにて足掛
け部20aを容易に手前に引き出すことが可能となってい
る。また、この手掛け部14aを形成することなく、足掛
け部20aの前面部に取手を取り付けることも可能であ
り、この取手を折りたたみ可能とすることもできる。
第4図は、本実施例の使用状態を示す説明図であり、
中段載置棚14に取り付けられた引出し式足掛け20を引き
出して垂下させた状態で、これに足を掛け、図示のよう
に体を上方へ移動させることができる。従って、使用者
は別途踏台を準備することなく足掛け部20aの床部10か
らの高さだけ高い位置で収納物の出入れを行うことがで
きる。これにより、中段収納部の上部や上段収納部での
収納物の出し入れが容易なものとなり、上下方向に複数
段の収納部を構成した押入れの使用勝手が極めて良好な
ものとなる。
なお、引出し式足掛け20は、中段載置棚14の前面部の
左側及び右側に2箇所設けることが好適であり、これに
より、例えばふすまのいずれの側を開放した状態におい
ても足掛けを用いることが可能となる。あるいは、両足
を同時に足掛けできる位置に2つの引出し式足掛け20を
設けてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る収納棚構造によれ
ば、比較的簡易な構成でありながら、載置棚の前面端部
から足掛け部を垂下させることができ、この足掛け部に
乗ることによって、上下方向に複数段形成された収納部
の比較的高い位置にある収納箇所での収納物の出入れを
容易に行うことができる。
これにより、複数段設けられた収納棚構造への収納物
の収納作業の容易化が達成され、収納棚構造の収納性の
向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)は実施例の載置棚の斜視図、 第2図(A)及び(B)は実施例に係る引出し式足掛け
の斜視図、 第3図(A)及び(B)は引出し式足掛けの収納及び引
出し時の状態を示す概略断面図、 第4図は実施例の使用状態説明図、 第5図は従来の収納棚構造の一例を示す説明図である。 14……中段載置棚、16……上段載置棚、20……引出し式
足掛け、20a……足掛け部、22……引出し用シャフト、2
3……屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置棚により仕切られて上下方向に複数段
    の収納部が形成された収納棚構造において、 前記載置棚の前面端部に引き出し可能に設けられ、引き
    出し状態にて前記前面端部から垂下された下端部が足掛
    け部を構成する引出し足掛け手段を設けたことを特徴と
    する収納棚構造。
JP12064390U 1990-11-17 1990-11-17 収納棚構造 Expired - Lifetime JPH084510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12064390U JPH084510Y2 (ja) 1990-11-17 1990-11-17 収納棚構造

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JP12064390U JPH084510Y2 (ja) 1990-11-17 1990-11-17 収納棚構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0476862U JPH0476862U (ja) 1992-07-06
JPH084510Y2 true JPH084510Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31868541

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JP12064390U Expired - Lifetime JPH084510Y2 (ja) 1990-11-17 1990-11-17 収納棚構造

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