JPH0844792A - 見積作成装置 - Google Patents
見積作成装置Info
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- JPH0844792A JPH0844792A JP17906294A JP17906294A JPH0844792A JP H0844792 A JPH0844792 A JP H0844792A JP 17906294 A JP17906294 A JP 17906294A JP 17906294 A JP17906294 A JP 17906294A JP H0844792 A JPH0844792 A JP H0844792A
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 23
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- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract 1
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 19
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用部材の分類毎の抽出、ならびに、その積
算を円滑に行なうことのできる見積作成装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 部材毎に設定された識別情報、使用数量情
報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の単品項
目データを記憶した記憶手段5と、前記複数の部材を、
設定された条件に基づいて分類する検索手段13と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段1
4と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件
設定手段(9・10)と、前記分類されかつまとめられ
た各部材に関する単品項目データを、前記分類に対応し
た形式で出力する出力手段8とを備えていることを特徴
とする。
算を円滑に行なうことのできる見積作成装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 部材毎に設定された識別情報、使用数量情
報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の単品項
目データを記憶した記憶手段5と、前記複数の部材を、
設定された条件に基づいて分類する検索手段13と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段1
4と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件
設定手段(9・10)と、前記分類されかつまとめられ
た各部材に関する単品項目データを、前記分類に対応し
た形式で出力する出力手段8とを備えていることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の部材によって構
成される製品の製作費用に関する見積書を作成する見積
作成装置に係わり、さらに詳しくは、製品における使用
部材が決定した段階において、見積書の提出先に応じた
形式で見積を行なうようにした見積作成装置に関するも
のである。
成される製品の製作費用に関する見積書を作成する見積
作成装置に係わり、さらに詳しくは、製品における使用
部材が決定した段階において、見積書の提出先に応じた
形式で見積を行なうようにした見積作成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、製品の設計に際して、コンピュー
タを用いた、いわゆるCAD(Computer Ai
ded Design)システムが採用される傾向にあ
る。このCADシステムは、各種部材の名称、品番、形
状あるいは単価等の情報を電子情報として記憶させてお
き、製品の構成に必要な部材を、それぞれの部材に付さ
れた識別情報に基づき読み込んで組み合わせることによ
り、前記製品の設計をコンピュータ上で行なうようにし
たものであり、設計の結果が、製品の外観図、斜視図、
あるいは、設計図等の図面として出力され、また、設計
内容が、ハードディスクやフロッピーディスク等の電子
記憶媒体に電子情報として記録・保存されるようになっ
ている。
タを用いた、いわゆるCAD(Computer Ai
ded Design)システムが採用される傾向にあ
る。このCADシステムは、各種部材の名称、品番、形
状あるいは単価等の情報を電子情報として記憶させてお
き、製品の構成に必要な部材を、それぞれの部材に付さ
れた識別情報に基づき読み込んで組み合わせることによ
り、前記製品の設計をコンピュータ上で行なうようにし
たものであり、設計の結果が、製品の外観図、斜視図、
あるいは、設計図等の図面として出力され、また、設計
内容が、ハードディスクやフロッピーディスク等の電子
記憶媒体に電子情報として記録・保存されるようになっ
ている。
【0003】このようなCADシステムは、前述したよ
うに電子情報として記憶されている各構成部材を、必要
に応じて読み込んで組み付けることにより設計が行なえ
ることから、従来のような設計製図が不要となり、ま
た、設計内容の変更や修正等が容易に行なえることか
ら、設計の省力化が可能となり、さらに、設計内容が電
子情報として保存可能であることから、保管スペースが
小さくて済み、かつ、運搬が容易である等の種々の優れ
た利点がある。
うに電子情報として記憶されている各構成部材を、必要
に応じて読み込んで組み付けることにより設計が行なえ
ることから、従来のような設計製図が不要となり、ま
た、設計内容の変更や修正等が容易に行なえることか
ら、設計の省力化が可能となり、さらに、設計内容が電
子情報として保存可能であることから、保管スペースが
小さくて済み、かつ、運搬が容易である等の種々の優れ
た利点がある。
【0004】一方、このように、各種部材を電子情報と
して取り扱うことができる利点を活かして、部材に関す
る情報として単価や工賃等を記憶させておき、設計終了
時点で、使用部材やこれらにかかる工賃等を積算して、
製品の価格の見積を作成することも考えられている。
して取り扱うことができる利点を活かして、部材に関す
る情報として単価や工賃等を記憶させておき、設計終了
時点で、使用部材やこれらにかかる工賃等を積算して、
製品の価格の見積を作成することも考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の製品
価格の見積においては、一つの製品に関して、総額と、
その内訳として、全使用部材の名称や単価あるいは工賃
等の単品項目データを列記したものが通常である。
価格の見積においては、一つの製品に関して、総額と、
その内訳として、全使用部材の名称や単価あるいは工賃
等の単品項目データを列記したものが通常である。
【0006】しかしながら、同一部材が複数の部位にお
いて使用される製品や、複数の異種作業の組み合わせに
よって生産される製品においては、見積の提出先に応じ
て、前記使用部材を、その部材が使用される部位や作業
内容等によって分類し、かつ、同一分類内における複数
の部材をひとまとめにして、使用数量や金額表示を行な
うことにより、分類毎の内訳を表示する必要が生じる。
いて使用される製品や、複数の異種作業の組み合わせに
よって生産される製品においては、見積の提出先に応じ
て、前記使用部材を、その部材が使用される部位や作業
内容等によって分類し、かつ、同一分類内における複数
の部材をひとまとめにして、使用数量や金額表示を行な
うことにより、分類毎の内訳を表示する必要が生じる。
【0007】しかしながら、このような見積を行なう場
合、多数ある使用部材を分類毎に仕分けし、かつ、同一
分類内における複数の部材の積算を行なう必要があるこ
とから、その処理が煩雑になる。しかも、前述した分類
の形態は、一つの製品に関して一通りではなく、たとえ
ば、エンドユーザ向け、製作業者向け、販売業者向け
等、提出先によって変更されるものであるから、前述し
た処理が一層煩雑化する。
合、多数ある使用部材を分類毎に仕分けし、かつ、同一
分類内における複数の部材の積算を行なう必要があるこ
とから、その処理が煩雑になる。しかも、前述した分類
の形態は、一つの製品に関して一通りではなく、たとえ
ば、エンドユーザ向け、製作業者向け、販売業者向け
等、提出先によって変更されるものであるから、前述し
た処理が一層煩雑化する。
【0008】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、設定された分類毎に見積を行なう場合
において、部材の分類毎の抽出、ならびに、その積算を
円滑に行なうことのできる見積作成装置を提供すること
を第1の目的とする。また、本発明の第2の目的は、分
類選択の自由度を高めることにある。
なされたもので、設定された分類毎に見積を行なう場合
において、部材の分類毎の抽出、ならびに、その積算を
円滑に行なうことのできる見積作成装置を提供すること
を第1の目的とする。また、本発明の第2の目的は、分
類選択の自由度を高めることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の見積作成装置は、前述した第1の目的を達成するため
に、特に、複数の部材毎に設定された識別情報、使用数
量情報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の単
品項目データを記憶した記憶手段と、前記複数の部材
を、設定された条件に基づいて分類する検索手段と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段
と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件設
定手段と、前記分類されかつまとめられた各部材に関す
る単品項目データを、前記分類に対応した形式で出力す
る出力手段とを備えていることを特徴とする。
の見積作成装置は、前述した第1の目的を達成するため
に、特に、複数の部材毎に設定された識別情報、使用数
量情報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の単
品項目データを記憶した記憶手段と、前記複数の部材
を、設定された条件に基づいて分類する検索手段と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段
と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件設
定手段と、前記分類されかつまとめられた各部材に関す
る単品項目データを、前記分類に対応した形式で出力す
る出力手段とを備えていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の見積作成
装置は、前記第2の目的を達成するために、請求項1に
おける分類条件が複数設けられていることを特徴とす
る。
装置は、前記第2の目的を達成するために、請求項1に
おける分類条件が複数設けられていることを特徴とす
る。
【0011】さらに、本発明の請求項3に記載の見積作
成装置は、前記第2の目的を達成するために、請求項1
において、括り条件設定手段によって設定される括り条
件が、各部材毎に付される括りコードであるとともに、
この括りコードが、前記工事区分毎に選択的に付される
ようになされていることを特徴とする。
成装置は、前記第2の目的を達成するために、請求項1
において、括り条件設定手段によって設定される括り条
件が、各部材毎に付される括りコードであるとともに、
この括りコードが、前記工事区分毎に選択的に付される
ようになされていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に記載の見積作成装置によれ
ば、まず、括り条件設定手段において、製品の分類条件
が設定されるとともに、部材を一つにまとめるための括
り条件が設定される。そして、括り条件設定手段によっ
て設定された分類条件に基づき、検索手段において製品
に使用される部材が各分類毎に抽出される。ついで、括
り手段において、この抽出された部材に設定されている
括り条件が相互に比較され、この括り条件が一致した部
材が一つにまとめられる。そして、このように、分類毎
に抽出され、かつ、所定条件のもとにまとめられた部材
に関する単品項目データが、出力手段により、前記分類
条件に応じた形態で出力される。したがって、オペレー
タは、前記括り条件設定手段において、分類条件および
括り条件を設定するだけで、目的の見積書が得られる。
ば、まず、括り条件設定手段において、製品の分類条件
が設定されるとともに、部材を一つにまとめるための括
り条件が設定される。そして、括り条件設定手段によっ
て設定された分類条件に基づき、検索手段において製品
に使用される部材が各分類毎に抽出される。ついで、括
り手段において、この抽出された部材に設定されている
括り条件が相互に比較され、この括り条件が一致した部
材が一つにまとめられる。そして、このように、分類毎
に抽出され、かつ、所定条件のもとにまとめられた部材
に関する単品項目データが、出力手段により、前記分類
条件に応じた形態で出力される。したがって、オペレー
タは、前記括り条件設定手段において、分類条件および
括り条件を設定するだけで、目的の見積書が得られる。
【0013】また、本発明の請求項2に記載の見積作成
装置によれば、括り条件設定手段に設けられている複数
の分類条件が選択的に設定されることにより、複数の出
力形態が容易に選択される。
装置によれば、括り条件設定手段に設けられている複数
の分類条件が選択的に設定されることにより、複数の出
力形態が容易に選択される。
【0014】さらに、本発明の請求項3に記載の見積作
成装置によれば、部材に設定されている括りコードによ
って複数の部材を一まとめにすることにより、部品の類
似に拘わりなくまとめが可能となる。また、括りコード
が工事区分毎に選択的に付されることにより、一まとめ
にする条件設定の範囲が大幅に拡大される。
成装置によれば、部材に設定されている括りコードによ
って複数の部材を一まとめにすることにより、部品の類
似に拘わりなくまとめが可能となる。また、括りコード
が工事区分毎に選択的に付されることにより、一まとめ
にする条件設定の範囲が大幅に拡大される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。以下の実施例は、本発明の見積作成装
置を、住宅設計用のCADシステムに応用したものであ
り、この見積作装置は、CADシステムの一部として機
能するようになっている。そして、本実施例の見積作成
装置は、CADシステムにより住宅が設計され、設計さ
れた住宅の各部位に各部材が割り付けられたのちに、割
り付けられた部材の識別情報から各部材の単価やその施
工費等が検索され、これらの情報ならびに使用数量に基
づいて見積が作成されるようになっている。
照して説明する。以下の実施例は、本発明の見積作成装
置を、住宅設計用のCADシステムに応用したものであ
り、この見積作装置は、CADシステムの一部として機
能するようになっている。そして、本実施例の見積作成
装置は、CADシステムにより住宅が設計され、設計さ
れた住宅の各部位に各部材が割り付けられたのちに、割
り付けられた部材の識別情報から各部材の単価やその施
工費等が検索され、これらの情報ならびに使用数量に基
づいて見積が作成されるようになっている。
【0016】また、例示する住宅として、予め工場生産
された部材を建築現場において組み上げることにより構
築される、パネル方式のプレハブ住宅を示した。
された部材を建築現場において組み上げることにより構
築される、パネル方式のプレハブ住宅を示した。
【0017】図1は、CADシステムの基本構成を示す
概略図であり、住宅の設計プログラムを実行する中央演
算処理装置(CPU)1や、内部記憶装置となるRAM
2、および、前記中央演算処理装置において実行される
プログラムが格納されたROM3、さらに、入出力イン
ターフェース4等を備えた演算処理装置(いわゆるコン
ピュータ)Pと、ハードディスクや光磁気ディスク等の
記憶手段としての外部記憶装置5と、ブラウン管ディス
プレイや液晶ディスプレイ等からなる表示装置6と、キ
ーボードやマウス、デジタイザ等のポインティングディ
バイスからなる入力装置7と、プリンタやプロッタ等か
らなる出力手段としての出力装置8とによって構成され
ている。
概略図であり、住宅の設計プログラムを実行する中央演
算処理装置(CPU)1や、内部記憶装置となるRAM
2、および、前記中央演算処理装置において実行される
プログラムが格納されたROM3、さらに、入出力イン
ターフェース4等を備えた演算処理装置(いわゆるコン
ピュータ)Pと、ハードディスクや光磁気ディスク等の
記憶手段としての外部記憶装置5と、ブラウン管ディス
プレイや液晶ディスプレイ等からなる表示装置6と、キ
ーボードやマウス、デジタイザ等のポインティングディ
バイスからなる入力装置7と、プリンタやプロッタ等か
らなる出力手段としての出力装置8とによって構成され
ている。
【0018】そして、前記外部記憶装置2には、前記住
宅設計が完了した時点で、その設計に必要な全ての部材
に関する情報、ならびに、見積書の出力形態に関する情
報が記憶されている。たとえば、これらの各部材に対応
した単品項目データ(詳細については後述する)が単品
項目ファイル9に格納され、使用部材を見積の形態に合
わせた分類を行なう分類設定ファイル10、その分類内
で複数の部材をまとめるための条件を設定する括り項目
定義ファイル11とを備え、前記分類設ファイル10と
括り項目定義ファイル11とによって括り条件設定手段
が構成されている。
宅設計が完了した時点で、その設計に必要な全ての部材
に関する情報、ならびに、見積書の出力形態に関する情
報が記憶されている。たとえば、これらの各部材に対応
した単品項目データ(詳細については後述する)が単品
項目ファイル9に格納され、使用部材を見積の形態に合
わせた分類を行なう分類設定ファイル10、その分類内
で複数の部材をまとめるための条件を設定する括り項目
定義ファイル11とを備え、前記分類設ファイル10と
括り項目定義ファイル11とによって括り条件設定手段
が構成されている。
【0019】一方、図2中、符号12は本実施例の見積
作成装置を示し、この見積作成装置12は、前記外部記
憶装置5と、前記分類設定ファイル10によって設定さ
れた分類条件に基づき、前記外部記憶装置5の単品項目
ファイル9に記憶されている各部材を分類する検索手段
13と、この検索手段13によって分類された部材を、
前記括り項目定義ファイル11において設定されている
括り条件に基づき、一つにまとめる括り手段14とを備
えている。そして、これらの検索手段13および括り手
段14は、前記ROM3にプログラムとして格納されて
いる。
作成装置を示し、この見積作成装置12は、前記外部記
憶装置5と、前記分類設定ファイル10によって設定さ
れた分類条件に基づき、前記外部記憶装置5の単品項目
ファイル9に記憶されている各部材を分類する検索手段
13と、この検索手段13によって分類された部材を、
前記括り項目定義ファイル11において設定されている
括り条件に基づき、一つにまとめる括り手段14とを備
えている。そして、これらの検索手段13および括り手
段14は、前記ROM3にプログラムとして格納されて
いる。
【0020】そして、前記分類設定ファイル10や括り
項目定義ファイル11には、前記入力装置7によって、
部材に対する分類の選択信号や括り条件の設定信号が入
力されるようになっており、また、前記括り項目定義フ
ァイル11の内容が前記表示装置6において表示される
ようになされ、さらに、前記括り手段14には、前記表
示装置6および出力装置8が接続され、括り手段14よ
って括られた部材情報が表示装置6において切り換え表
示されるようになされているとともに、前記出力装置8
において、前記括り手段14によって最終処理された情
報に基づく出力信号に基づいて、所定形態の見積書が出
力されるようになっている。
項目定義ファイル11には、前記入力装置7によって、
部材に対する分類の選択信号や括り条件の設定信号が入
力されるようになっており、また、前記括り項目定義フ
ァイル11の内容が前記表示装置6において表示される
ようになされ、さらに、前記括り手段14には、前記表
示装置6および出力装置8が接続され、括り手段14よ
って括られた部材情報が表示装置6において切り換え表
示されるようになされているとともに、前記出力装置8
において、前記括り手段14によって最終処理された情
報に基づく出力信号に基づいて、所定形態の見積書が出
力されるようになっている。
【0021】前記単品項目データとして、本実施例にお
いては、図3に示す単品項目ファイル9の行項目として
示すように、部材が用いられる工事区分情報を示す「見
積書用工事区分」(行1列B;以下、1Bと称す)、部
材の識別情報を示す「品番」(1C)、部材の名称(1
D)、部材の使用数量を示す「数量」(1E)、単位に
関する「単位コード」(1F)、「見積用材料単価」
(1G)、「見積用加工単価集計値」(1H)、「見積
用施工経費」(1I)、「見積用販売経費」(1J)、
「販売単価」(1K)、使用階数を示す「階区分」(1
L)、使用部屋を示す「部屋コード」(1M)、仕上の
種類を示す「仕上種別」(1N)、および、部材を一ま
とめにするための括り条件となる「括りコード」(1
O)や、部品が単品の状態であるか、まとめられてある
のか、セット状態であるのかを識別させるための「親子
フラッグ」(1P)が設定されている。
いては、図3に示す単品項目ファイル9の行項目として
示すように、部材が用いられる工事区分情報を示す「見
積書用工事区分」(行1列B;以下、1Bと称す)、部
材の識別情報を示す「品番」(1C)、部材の名称(1
D)、部材の使用数量を示す「数量」(1E)、単位に
関する「単位コード」(1F)、「見積用材料単価」
(1G)、「見積用加工単価集計値」(1H)、「見積
用施工経費」(1I)、「見積用販売経費」(1J)、
「販売単価」(1K)、使用階数を示す「階区分」(1
L)、使用部屋を示す「部屋コード」(1M)、仕上の
種類を示す「仕上種別」(1N)、および、部材を一ま
とめにするための括り条件となる「括りコード」(1
O)や、部品が単品の状態であるか、まとめられてある
のか、セット状態であるのかを識別させるための「親子
フラッグ」(1P)が設定されている。
【0022】そして、これらの単品項目データは、設計
時における各種指示に基づいて、各部材毎にデーターベ
ースから読み出されて、前記単品項目ファイル9に格納
され、また、括りコードは、前記括り項目定義ファイル
11から読み出されて該当する部材に対応させられるよ
うになっている。
時における各種指示に基づいて、各部材毎にデーターベ
ースから読み出されて、前記単品項目ファイル9に格納
され、また、括りコードは、前記括り項目定義ファイル
11から読み出されて該当する部材に対応させられるよ
うになっている。
【0023】また、前記分類設定ファイル10には、使
用される部材をある条件のもとに分類するための分類条
件が格納されており、この分類条件として、本実施例で
は、2種類の分類条件を示した。
用される部材をある条件のもとに分類するための分類条
件が格納されており、この分類条件として、本実施例で
は、2種類の分類条件を示した。
【0024】その一つは部屋別分類であり、部屋別分類
見積書を出力するための分類形態である。そして、この
分類の具体例は、住宅を対象とした場合、廊下、台所、
居間、洋間等に基づく分類であり、さらに、これらの各
階別の分類である。ここで、見積に躯体工事以外の工事
に関する情報があれば、部屋外を対象としているものと
して分類されるようになっている。
見積書を出力するための分類形態である。そして、この
分類の具体例は、住宅を対象とした場合、廊下、台所、
居間、洋間等に基づく分類であり、さらに、これらの各
階別の分類である。ここで、見積に躯体工事以外の工事
に関する情報があれば、部屋外を対象としているものと
して分類されるようになっている。
【0025】また、他の分類条件は、工事区分別の分類
であり、工事区分別見積書を出力するための分類形態で
ある。この工事区分別の分類の具体例としては、仮設工
事、内装工事、外装工事、木・造作工事、建具工事等で
ある。
であり、工事区分別見積書を出力するための分類形態で
ある。この工事区分別の分類の具体例としては、仮設工
事、内装工事、外装工事、木・造作工事、建具工事等で
ある。
【0026】一方、前記括り項目定義ファイル11は、
図4列番号Aで示すように、「括りコード」が設定さ
れ、この括りコードによって括られる部材の総称として
の名称(列B)と工事区分(列C)が設定されており、
同図に列番号Dで示すように、括りの対象となる部材の
品番が、前記括りコードに対応させられている。
図4列番号Aで示すように、「括りコード」が設定さ
れ、この括りコードによって括られる部材の総称として
の名称(列B)と工事区分(列C)が設定されており、
同図に列番号Dで示すように、括りの対象となる部材の
品番が、前記括りコードに対応させられている。
【0027】また、同図に行1列E〜ACに示すよう
に、各部材毎に複数の工事区分が対応させられており、
各部材が、これらの工事区分毎にチェックされることに
より(チェックされた部分を同図に○にて示した)、前
記部材がチェックされている工事区分において使用され
る際に、前記対応する括りコードが付されるようになっ
ている。
に、各部材毎に複数の工事区分が対応させられており、
各部材が、これらの工事区分毎にチェックされることに
より(チェックされた部分を同図に○にて示した)、前
記部材がチェックされている工事区分において使用され
る際に、前記対応する括りコードが付されるようになっ
ている。
【0028】そして、前記括り項目定義ファイル11
は、図4に示す状態で前記表示装置6において表示さ
れ、各工事区分へのチェックは、前記入力装置7の操作
に基づき電気的に処理されるようになっている。
は、図4に示す状態で前記表示装置6において表示さ
れ、各工事区分へのチェックは、前記入力装置7の操作
に基づき電気的に処理されるようになっている。
【0029】さらに、本実施例においては、前記括り項
目定義ファイル11に、部屋別の括りを行なわせるか否
かの設定を行なうチェック欄(列番号AD)と、仕上種
毎に括りを行なわせるか否かの設定を行なうチェック欄
(列番号AE)とが設けられている。
目定義ファイル11に、部屋別の括りを行なわせるか否
かの設定を行なうチェック欄(列番号AD)と、仕上種
毎に括りを行なわせるか否かの設定を行なうチェック欄
(列番号AE)とが設けられている。
【0030】ついで、このように構成された本実施例の
見積作成装置によって見積書を作成する際の具体例につ
いて説明する。なお、以下の説明においては、分類条件
として、部屋別見積書を作成する際の条件を適用した例
について説明する。
見積作成装置によって見積書を作成する際の具体例につ
いて説明する。なお、以下の説明においては、分類条件
として、部屋別見積書を作成する際の条件を適用した例
について説明する。
【0031】まず、設計に先立って、入力装置7の操作
によって、分類設定ファイル10における部屋別分類の
設定を行なうとともに、図4に示す括り項目定義ファイ
ル11を表示装置6に表示させ、住宅の建設に用いられ
る全ての部材に対して、一まとめとする条件を設定す
る。すなわち、各部材に対して、一まとめとする工事に
該当する欄にチェックを行なうとともに、これらの部材
に対して、括りコードを設定しておく。
によって、分類設定ファイル10における部屋別分類の
設定を行なうとともに、図4に示す括り項目定義ファイ
ル11を表示装置6に表示させ、住宅の建設に用いられ
る全ての部材に対して、一まとめとする条件を設定す
る。すなわち、各部材に対して、一まとめとする工事に
該当する欄にチェックを行なうとともに、これらの部材
に対して、括りコードを設定しておく。
【0032】そして、住宅の設計が終了すると、その設
計に用いられた全ての部材およびこれらの部材に対応す
る単品項目データならびに設計によって決定された数量
情報が、図3に示すように単品項目ファイル9へ格納さ
れるとともに、前記括り項目定義ファイル11において
設定された括り条件(チェックパターン:図において○
印がチェックされた状態を示す)に合致する部材に対し
て、同じく括り項目定義ファイル11において付された
括りコードが読み込まれて、各部材に対応させられた状
態で前記単品項目ファイル9へ格納される。
計に用いられた全ての部材およびこれらの部材に対応す
る単品項目データならびに設計によって決定された数量
情報が、図3に示すように単品項目ファイル9へ格納さ
れるとともに、前記括り項目定義ファイル11において
設定された括り条件(チェックパターン:図において○
印がチェックされた状態を示す)に合致する部材に対し
て、同じく括り項目定義ファイル11において付された
括りコードが読み込まれて、各部材に対応させられた状
態で前記単品項目ファイル9へ格納される。
【0033】これより、入力装置7によって、部屋別の
見積り作成指令が出力されると、図3に示す各部材が、
まず、階区分の相違によって分類される。その結果躯体
以外の場所に用いられる部材が、図5の行2〜行11の
ように分類され、また、1階廊下に用いられる部材が、
同図の行13〜行16のように分類されるとともに、1
階居間に用いられる部材が、同図の行18〜行21のよ
うに分類され、1階広縁に用いられる部材が、同図の行
23のように分類され、さらに、2階洋間に用いられる
部材が、同図の行25〜行32に示すように分類され
る。
見積り作成指令が出力されると、図3に示す各部材が、
まず、階区分の相違によって分類される。その結果躯体
以外の場所に用いられる部材が、図5の行2〜行11の
ように分類され、また、1階廊下に用いられる部材が、
同図の行13〜行16のように分類されるとともに、1
階居間に用いられる部材が、同図の行18〜行21のよ
うに分類され、1階広縁に用いられる部材が、同図の行
23のように分類され、さらに、2階洋間に用いられる
部材が、同図の行25〜行32に示すように分類され
る。
【0034】そして、前記躯体以外で用いられる部材の
内、図5に行8〜行9で示す部材「名称;一般部材費
1、補足部材費1、補足部材費2」に付されている括り
コードが一致することから、これらの3部材が図6の行
5に示すように一つにまとめられる。このように括りコ
ード「0000001」によって括られた3部材に対
し、括られたのちの名称が、前記括りコードに対応して
設定されている「本体工事費」に変更され、また、複数
の異なる部材が一まとめにされていることから、親子フ
ラッグの欄が括り項目と表示されることによって、括ら
れた状態であることが表示される。また、一まとめとさ
れたことにより、その数量および単位が「1式」の表示
となされるとともに、各部材における総数量に対する
「施工経費」「販売経費」および「販売単価」が積算さ
れる。
内、図5に行8〜行9で示す部材「名称;一般部材費
1、補足部材費1、補足部材費2」に付されている括り
コードが一致することから、これらの3部材が図6の行
5に示すように一つにまとめられる。このように括りコ
ード「0000001」によって括られた3部材に対
し、括られたのちの名称が、前記括りコードに対応して
設定されている「本体工事費」に変更され、また、複数
の異なる部材が一まとめにされていることから、親子フ
ラッグの欄が括り項目と表示されることによって、括ら
れた状態であることが表示される。また、一まとめとさ
れたことにより、その数量および単位が「1式」の表示
となされるとともに、各部材における総数量に対する
「施工経費」「販売経費」および「販売単価」が積算さ
れる。
【0035】また、図5の行11に示された部材は、1
種類の部材であるが、この部材に対して括りコード「0
0000002」が設定されていることから、この部材
においては、その使用数量と単価に基づいて、全体の金
額が演算されて、図6の行6に示すようにまとめられ
る。このときの数量表示や親子フラッグは、行5におい
て括られた部材と同様である。
種類の部材であるが、この部材に対して括りコード「0
0000002」が設定されていることから、この部材
においては、その使用数量と単価に基づいて、全体の金
額が演算されて、図6の行6に示すようにまとめられ
る。このときの数量表示や親子フラッグは、行5におい
て括られた部材と同様である。
【0036】また、1階廊下に使用される部材として分
類された部材に関しては、図5に行15および行16に
示す部材に付された括りコード「AAAAAAA1」が
一致することから、これらの2部材が図6の行10に示
すように、一つにまとめられる。ここで、まとめられた
のちの名称が、括り項目定義ファイル11において設定
されている「床仕上」へ変更されるとともに、まとめに
より、数量および単位が「1式」へ変更されるととも
に、各部材における総数量に対する「施工経費」「販売
経費」および「販売単価」が積算され、かつ、親子フラ
ッグが「括り項目」へ変更される。
類された部材に関しては、図5に行15および行16に
示す部材に付された括りコード「AAAAAAA1」が
一致することから、これらの2部材が図6の行10に示
すように、一つにまとめられる。ここで、まとめられた
のちの名称が、括り項目定義ファイル11において設定
されている「床仕上」へ変更されるとともに、まとめに
より、数量および単位が「1式」へ変更されるととも
に、各部材における総数量に対する「施工経費」「販売
経費」および「販売単価」が積算され、かつ、親子フラ
ッグが「括り項目」へ変更される。
【0037】さらに、2階に使用される部材として分類
された部材に関しては、図5の行27〜行32に示す部
材に対して共通の括りコード「AAAAAAA1」が付
されていることから、これらの各部材が、図6の行20
に示すように一つにまとめられる。これらの部材のまと
めにおいても、数量および単位が「1式」へ変更される
とともに、各部材における総数量に対する「施工経費」
「販売経費」および「販売単価」が積算され、かつ、親
子フラッグが「括り項目」へ変更される。
された部材に関しては、図5の行27〜行32に示す部
材に対して共通の括りコード「AAAAAAA1」が付
されていることから、これらの各部材が、図6の行20
に示すように一つにまとめられる。これらの部材のまと
めにおいても、数量および単位が「1式」へ変更される
とともに、各部材における総数量に対する「施工経費」
「販売経費」および「販売単価」が積算され、かつ、親
子フラッグが「括り項目」へ変更される。
【0038】以上のような括り処理が行なわれたのち
に、最終の分類情報(部屋別見積書出力指令)に基づ
き、図7に示すような部屋別見積書が作成され、出力装
置8から印刷形式で出力される。
に、最終の分類情報(部屋別見積書出力指令)に基づ
き、図7に示すような部屋別見積書が作成され、出力装
置8から印刷形式で出力される。
【0039】ここで、打ち出される情報は、必要最小限
度に集約されており、打ち出し項目ならびにその選択
は、部屋別見積書の分類条件を分類設定ファイル10に
おいて指定する際に、予め設定されているものである。
度に集約されており、打ち出し項目ならびにその選択
は、部屋別見積書の分類条件を分類設定ファイル10に
おいて指定する際に、予め設定されているものである。
【0040】一方、前記図3に示すような単品項目ファ
イル9の状態から、図6に示すような最終括り処理状態
に至る間の分類処理や並べ代え処理、あるいは、積算処
理等は、全て演算処理装置内においてプログラム処理さ
れるものであり、その経過途中での確認は行なえない。
イル9の状態から、図6に示すような最終括り処理状態
に至る間の分類処理や並べ代え処理、あるいは、積算処
理等は、全て演算処理装置内においてプログラム処理さ
れるものであり、その経過途中での確認は行なえない。
【0041】一方、図8は、工事区分毎の見積書を作成
する際の、最終括り状態を示す一例であって、部屋別括
りを行なう際の例である。この括り処理においては、優
先する分類条件が工事区分であるため、まず、各部材が
工事区分毎に分類されたのちに、各分類毎に、括りコー
ドが共通する部材どうしが一つにまとめられる。したが
って、図5に行2および行3に示す部材が単独で、ま
た、同図に行4〜行7に示す4部材が、同一工事区分で
かつ同一部材であることから一つにまとめられて、図8
に行2〜行4で示すように仮設工事に分類される。
する際の、最終括り状態を示す一例であって、部屋別括
りを行なう際の例である。この括り処理においては、優
先する分類条件が工事区分であるため、まず、各部材が
工事区分毎に分類されたのちに、各分類毎に、括りコー
ドが共通する部材どうしが一つにまとめられる。したが
って、図5に行2および行3に示す部材が単独で、ま
た、同図に行4〜行7に示す4部材が、同一工事区分で
かつ同一部材であることから一つにまとめられて、図8
に行2〜行4で示すように仮設工事に分類される。
【0042】また、図5に行8〜行11に示すように、
組立工事に使用される部材4部材が、同一の括りコード
を有する行8〜行10に示す部材が一つにまとめられた
のちに、他の一つの部材とともに、図8に行5および行
6に示すように分類される。
組立工事に使用される部材4部材が、同一の括りコード
を有する行8〜行10に示す部材が一つにまとめられた
のちに、他の一つの部材とともに、図8に行5および行
6に示すように分類される。
【0043】さらに、図5において、行15、行16、
行20、行21、行23、および、行27〜行32に示
されるところの、木・造作工事に使用される部材が一つ
の分類に区分けされ、かつ、共通括りコード毎にまとめ
られるのであるが、前述したように、部屋別括りが指定
されていることから、各分類において、括りコードによ
るまとめが階区分と部屋コードに基づいて行なわれる。
したがって、その最終の括り状態は、図8のようにな
る。
行20、行21、行23、および、行27〜行32に示
されるところの、木・造作工事に使用される部材が一つ
の分類に区分けされ、かつ、共通括りコード毎にまとめ
られるのであるが、前述したように、部屋別括りが指定
されていることから、各分類において、括りコードによ
るまとめが階区分と部屋コードに基づいて行なわれる。
したがって、その最終の括り状態は、図8のようにな
る。
【0044】一方、前述した工事区分による見積書作成
時において、仕上種別括りが指定されていない場合に
は、たとえば、前記図8における木・造作工事のよう
に、部屋別に共通の括りコードで括られた部材が、仕上
種別に括られることとなり、その結果、図5の、行1
5、行16、行20、行21、および、行27〜行32
に示す部材が、図9に行7および図9に示すように括ら
れる。そして、この場合における括り処理に際して、行
7および行9の部材はそれぞれ同一部材毎に括られるこ
ととなることから、数量に関して、それぞれの使用数
量、AM、DM、販売単価が積算され、また、親子フラ
ッグの表示も、「子」表示となされる。
時において、仕上種別括りが指定されていない場合に
は、たとえば、前記図8における木・造作工事のよう
に、部屋別に共通の括りコードで括られた部材が、仕上
種別に括られることとなり、その結果、図5の、行1
5、行16、行20、行21、および、行27〜行32
に示す部材が、図9に行7および図9に示すように括ら
れる。そして、この場合における括り処理に際して、行
7および行9の部材はそれぞれ同一部材毎に括られるこ
ととなることから、数量に関して、それぞれの使用数
量、AM、DM、販売単価が積算され、また、親子フラ
ッグの表示も、「子」表示となされる。
【0045】このように、本実施例に係わる見積作成装
置によれば、入力装置7による分類設定ファイル10に
対する分類指定作業と、表示装置6に表示されている括
り項目定義ファイル11に対する、部材に対応して設け
られている工事区分をチェックして括り条件を設定する
作業とにより、住宅に使用されている複数の部材が、躯
体外工事に用いられる部材、1階廊下、1階居間、1階
広縁、および、2階洋間毎に分類されるとともに、所定
の指定された部材が一つにまとめられて、部屋別見積書
として出力される。
置によれば、入力装置7による分類設定ファイル10に
対する分類指定作業と、表示装置6に表示されている括
り項目定義ファイル11に対する、部材に対応して設け
られている工事区分をチェックして括り条件を設定する
作業とにより、住宅に使用されている複数の部材が、躯
体外工事に用いられる部材、1階廊下、1階居間、1階
広縁、および、2階洋間毎に分類されるとともに、所定
の指定された部材が一つにまとめられて、部屋別見積書
として出力される。
【0046】したがって、オペレータに要求される作業
は、入力装置7による分類設定ファイル10への分類指
定および括り項目定義ファイル11へのチェック操作の
みの作業に集約され、その作業が簡素化されるととも
に、分類の変更や数量の積算条件の変更に際しても、容
易に対処可能である。この結果、見積書の提出先が変更
された場合においても、見積書における部材のまとめや
その内訳の表示形態の変更が迅速かつ容易に行なわれ
る。
は、入力装置7による分類設定ファイル10への分類指
定および括り項目定義ファイル11へのチェック操作の
みの作業に集約され、その作業が簡素化されるととも
に、分類の変更や数量の積算条件の変更に際しても、容
易に対処可能である。この結果、見積書の提出先が変更
された場合においても、見積書における部材のまとめや
その内訳の表示形態の変更が迅速かつ容易に行なわれ
る。
【0047】なお、前記実施例においては、見積書の出
力形態として、使用部材を部屋別に分類した形態を例示
し、この部屋別見積や工事区分見積に際する単品項目デ
ータの処理例を示したが、その他の形式の見積作成への
応用も可能である。
力形態として、使用部材を部屋別に分類した形態を例示
し、この部屋別見積や工事区分見積に際する単品項目デ
ータの処理例を示したが、その他の形式の見積作成への
応用も可能である。
【0048】また、括り項目定義ファイル11によって
設定される分類条件すなわち見積書の出力形態は、適用
する製品や見積書の提出先等に応じて適宜変更可能であ
る。
設定される分類条件すなわち見積書の出力形態は、適用
する製品や見積書の提出先等に応じて適宜変更可能であ
る。
【0049】また、製品として住宅を例示したが、複数
の部材を組み合わせて組み上げられる製品であれば適用
可能である。
の部材を組み合わせて組み上げられる製品であれば適用
可能である。
【0050】前記単品項目ファイル9が作成された段階
で、前記括りコードを変更することにより、この単品項
目ファイル9を作成するために用いられた生データに影
響を与えることなく、括りパターンの変更を行なうこと
も可能である。
で、前記括りコードを変更することにより、この単品項
目ファイル9を作成するために用いられた生データに影
響を与えることなく、括りパターンの変更を行なうこと
も可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の見積作成装置は、複数の部材によって構成され
る製品の製作費用に関する見積書を作成する見積作成装
置であって、前記各部材毎に設定された識別情報、使用
数量情報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の
単品項目データを記憶した記憶手段と、前記複数の部材
を、設定された条件に基づいて分類する検索手段と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段
と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件設
定手段と、前記分類されかつまとめられた各部材に関す
る単品項目データを、前記分類に対応した形式で出力す
る出力手段とを備えていることを特徴とするもので、つ
ぎのような優れた効果を奏する。
に記載の見積作成装置は、複数の部材によって構成され
る製品の製作費用に関する見積書を作成する見積作成装
置であって、前記各部材毎に設定された識別情報、使用
数量情報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の
単品項目データを記憶した記憶手段と、前記複数の部材
を、設定された条件に基づいて分類する検索手段と、こ
の分類された複数の部材に関する単品項目データを、設
定された括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段
と、前記分類条件および括り条件を設定する括り条件設
定手段と、前記分類されかつまとめられた各部材に関す
る単品項目データを、前記分類に対応した形式で出力す
る出力手段とを備えていることを特徴とするもので、つ
ぎのような優れた効果を奏する。
【0052】使用部材の分類条件ならびに括り条件を括
り条件設定手段において設定することにより、使用部材
を一旦前記分類毎に抽出したのちに、この分類中におい
て、前記括り条件に合致した部材を一つにまとめること
ができるとともに、その分類処理ならびに括り処理の結
果に基づいて、所定形式の見積書を出力することができ
る。したがって、分類処理ならびに括り処理を、括り条
件設定手段における指定操作という簡便な操作によって
行なわせることができる。
り条件設定手段において設定することにより、使用部材
を一旦前記分類毎に抽出したのちに、この分類中におい
て、前記括り条件に合致した部材を一つにまとめること
ができるとともに、その分類処理ならびに括り処理の結
果に基づいて、所定形式の見積書を出力することができ
る。したがって、分類処理ならびに括り処理を、括り条
件設定手段における指定操作という簡便な操作によって
行なわせることができる。
【0053】また、本発明の請求項2に記載の見積作成
装置は、請求項1における分類条件が複数設けられてい
ることを特徴とするもので、これらの分類条件を目的に
応じて選択することにより、簡便な操作性を維持しつ
つ、さらに多種類の見積書形式を容易に作成することが
できる。
装置は、請求項1における分類条件が複数設けられてい
ることを特徴とするもので、これらの分類条件を目的に
応じて選択することにより、簡便な操作性を維持しつ
つ、さらに多種類の見積書形式を容易に作成することが
できる。
【0054】さらに、本発明の請求項3に記載の見積作
成装置は、請求項1において、括り条件設定手段によっ
て設定される括り条件が、各部材毎に付される括りコー
ドであるとともに、この括りコードが、前記工事区分毎
に選択的に付されるようになされていることを特徴とす
るもので、使用部材に対し、工事区分毎に括りコードを
指定することにより、括り条件の設定を行なうことがで
き、請求項1において奏される作用効果に加えて、括り
条件を括りコード一つに集約することにより、括り処理
を簡素化することができる。
成装置は、請求項1において、括り条件設定手段によっ
て設定される括り条件が、各部材毎に付される括りコー
ドであるとともに、この括りコードが、前記工事区分毎
に選択的に付されるようになされていることを特徴とす
るもので、使用部材に対し、工事区分毎に括りコードを
指定することにより、括り条件の設定を行なうことがで
き、請求項1において奏される作用効果に加えて、括り
条件を括りコード一つに集約することにより、括り処理
を簡素化することができる。
【図1】本発明が適用されたCADの概略構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例に係わる機能ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例において使用される単品項目
ファイルの一例を示す概略図である。
ファイルの一例を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施例における括り条件設定手段を
構成する括り項目定義ファイルの一例を示す概略図であ
る。
構成する括り項目定義ファイルの一例を示す概略図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示すもので、部屋別見積書
の作成処理における分類処理を完了した状態を示す単品
項目ファイルの概略図である。
の作成処理における分類処理を完了した状態を示す単品
項目ファイルの概略図である。
【図6】本発明の一実施例を示すもので、部屋別見積書
の作成処理における括り処理を完了した状態を示す単品
項目ファイルの概略図である。
の作成処理における括り処理を完了した状態を示す単品
項目ファイルの概略図である。
【図7】本発明の一実施例を示すもので、見積書の出力
例である。
例である。
【図8】本発明の他の例を示すもので、工事区分別見積
書の作成処理において、部屋別括り処理を併用した場合
における括り処理を完了した状態を示す単品項目ファイ
ルの概略図である。
書の作成処理において、部屋別括り処理を併用した場合
における括り処理を完了した状態を示す単品項目ファイ
ルの概略図である。
【図9】本発明の他の例を示すもので、工事区分別見積
書の作成処理において、仕上種別括り処理を併用した場
合における括り処理を完了した状態を示す単品項目ファ
イルの概略図である。
書の作成処理において、仕上種別括り処理を併用した場
合における括り処理を完了した状態を示す単品項目ファ
イルの概略図である。
5 外部記憶装置 8 出力装置(出力手段) 9 単品項目ファイル 10 分類設定ファイル(括り条件設定手段) 11 括り項目定義ファイル(括り条件設定手段) 12 見積作成装置 13 検索手段 14 括り手段
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の部材によって構成される製品の製
作費用に関する見積書を作成する見積作成装置であっ
て、前記各部材毎に設定された識別情報、使用数量情
報、価格情報、使用部位情報、工事区分情報等の単品項
目データを記憶した記憶手段と、前記複数の部材を、設
定された条件に基づいて分類する検索手段と、この分類
された複数の部材に関する単品項目データを、設定され
た括り条件で分類毎に一つにまとめる括り手段と、前記
分類条件および括り条件を設定する括り条件設定手段
と、前記分類されかつまとめられた各部材に関する単品
項目データを、前記分類に対応した形式で出力する出力
手段とを備えていることを特徴とする見積作成装置。 - 【請求項2】 前記分類条件が複数設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の見積作成装置。 - 【請求項3】 前記括り条件設定手段によって設定され
る括り条件が、各部材毎に付される括りコードであると
ともに、この括りコードが、前記工事区分毎に選択的に
付されるようになされていることを特徴とする請求項1
に記載の見積作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17906294A JPH0844792A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 見積作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17906294A JPH0844792A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 見積作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844792A true JPH0844792A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16059449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17906294A Pending JPH0844792A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 見積作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844792A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000137748A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-16 | Akuatekku:Kk | 積算体系管理装置 |
WO2004029840A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 三次元配置調整cadの物量集計装置、物量集計プログラムおよび物量集計方法 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17906294A patent/JPH0844792A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000137748A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-16 | Akuatekku:Kk | 積算体系管理装置 |
WO2004029840A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 三次元配置調整cadの物量集計装置、物量集計プログラムおよび物量集計方法 |
US7698643B2 (en) | 2002-09-26 | 2010-04-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Parts counting device, parts counting program, and parts counting method of 3-dimensional arrangement adjustment CAD |
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---|---|---|
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