JPH0844633A - データの不正使用防止方法 - Google Patents

データの不正使用防止方法

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JPH0844633A
JPH0844633A JP6175022A JP17502294A JPH0844633A JP H0844633 A JPH0844633 A JP H0844633A JP 6175022 A JP6175022 A JP 6175022A JP 17502294 A JP17502294 A JP 17502294A JP H0844633 A JPH0844633 A JP H0844633A
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JP6175022A
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Hisashi Kowaguchi
恒 小和口
Yutaka Tanaka
豊 田中
Shunichi Kikko
俊一 橘高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の使用権許諾数の範囲内に限って複
数の使用希望者にデータを使用させ、使用権許諾数を超
えるデータの不正使用を防止すること。 【構成】 クライアントからサーバへのデータ要求に対
し、使用権の付与および解除に応じてカウント値が更新
される使用権カウンタを設けたうえ、クライアントから
サーバへのデータ要求に対し、前記使用権カウンタのカ
ウント値が予め定めた使用権許諾数未満か否かを調べ、
未満であれば、要求されたデータの記録媒体が実装され
ていることを確認した後にクライアントに対してデータ
の使用権を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの不正使用防止
方法に関し、特にデータの使用権をチェックすることに
よってデータの不正使用を防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データの不正使用を防止する方法
としては、クライアントに接続されている入力装置に記
録媒体が実装されていることをチェックすることによ
り、そのクライアントの使用権を確認し、記録媒体が実
装されているクライアントに対してのみデータの使用を
許可する方法がある。
【0003】この方法では、特にCD・ROMなどの記
録媒体から、それより処理速度が速いハードディスクな
どの記録媒体にデータを移動して使用させる場合、CD
・ROMの識別コードとハードディスク上のデータが持
つCD・ROMの種類を識別するためのコードを比較
し、一致すればクライアントに対してデータの使用権を
与えるという工夫を行っている。
【0004】この他に、特開平4−76745号公報に
開示されているように、複数の端末が共有するファイル
の使用権を各端末からサーバに問い合わせ、サーバに登
録されていれば、使用権を付与する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD・RO
M等の記録媒体にあっては、著作権あるいは機密保護の
関係から予め定めた許諾数未満であれば、記録媒体の購
入者に限らず、その他の者にもデータの使用権を認める
といった契約が締結されることがある。
【0006】しかし、上記従来技術にあっては、データ
の使用権を得られるのは記録媒体の購入者のみに限定さ
れてしまい、許諾数未満であっても他の者は使用できな
いといった問題がある。
【0007】また、特開平4−76745号公報に開示
された方法にあっては、使用権を一旦登録した者につい
ては許諾数に関係なく常時使用できるので、著作権ある
いは機密を保護できないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、記録媒体の使用権許諾数
の範囲内に限って複数の使用希望者にデータを使用さ
せ、使用権許諾数を超えるデータの不正使用を防止する
ことができるデータの不正使用防止方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、クライアントからサーバへのデータ要
求に対し、使用権の付与および解除に応じてカウント値
が更新される使用権カウンタを設けたうえ、クライアン
トからサーバへのデータ要求に対し、前記使用権カウン
タのカウント値が予め定めた使用権許諾数未満か否かを
調べ、未満であれば、要求されたデータの記録媒体が実
装されていることを確認した後にクライアントに対して
データの使用権を付与し、かつ前記使用権カウンタのカ
ウント値を更新することを特徴とする。
【0010】さらに、前記使用権カウンタは、記録媒体
毎に設け、前記使用権許諾数は記録媒体毎に設定するよ
うにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、サーバは、クライアントから
サーバへのデータ要求に対し、使用権カウンタのカウン
ト値が予め定めた使用権許諾数未満か否かを調べ、未満
であれば、要求されたデータの記録媒体が実装されてい
ることを確認した後にクライアントに対してデータの使
用権を付与する。
【0012】従って、使用権許諾数未満であれば、どの
クライアントからも記録媒体に対して自由にアクセスす
ることができる。しかし、使用権許諾数を超えるクライ
アントについては使用権が許可されず、不正使用が禁止
される。
【0013】また、記録媒体が実装されていることを許
可条件にしているので、記録媒体のデータをアクセス速
度の速いハードディスク装置等に転送記憶させて使用す
る場合であっても、ハードディスク装置等から不正にデ
ータを読み出すことはできなくなり、著作権あるいは機
密を保護できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すシステム構
成図であり、例えばLANなどの通信回線1には、サー
バ2と複数のクライアント端末3が接続されている。
【0016】サーバ2は、クライアント端末3からのデ
ータ要求に対して、そのデータの使用権があるかのチェ
ック処理、CD・ROM読取機4によってCD・ROM
13から読み取ったデータの暗号化などを行うもので、
ディスプレイ5および使用権許諾数ファイル7が接続さ
れている。さらに、CD・ROM単位に使用権の許諾数
をカウントする使用権カウンタ6が接続されている。
【0017】クライアント端末3は、暗号化されたデー
タの解析、暗号化したデータの固定ディスク8への登
録、サーバ2へのデータ要求、使用権要求、使用権解放
の各メッセージの送信などを行うもので、固定ディスク
8、ディスプレイ9、キーボード10、マウス11、プ
ロッタ12が接続され、CADステーション13として
通信回線1に複数存在する。
【0018】ここで、サーバ2側のCD・ROM13に
は、例えば図2に示すような地図データ210が格納さ
れている。なお、図2中の「株式会社B」、「工場C」
は文字列データであり、座標(100,100)、(2
00,140)はそれぞれ線分データの始点と終点を示
す座標である。なお、この地図データ210を拡大、縮
小コピーしたものなど、地図データを改変、複写して得
られたデータも地図データとみなす。
【0019】また、ディスプレイ5はクライアント端末
3からの要求メッセージを表示し、使用権カウンタ6は
現在ネットワーク1上でデータの使用権を獲得している
クライアントの数をカウントする。この使用権カウンタ
のカウント値の最大値は、CD・ROM単位に著作権者
または管理者が予め定めたクライアントの使用許諾数で
あり、その使用許諾数は使用許諾数ファイル7にCD・
ROM13の識別コードと対応付けて予め格納しておく
方法、あるいはCD・ROM13自体から読み取って格
納しておく方法が採られる。
【0020】使用権カウンタ6は、CD・ROM読取機
4に実装されるCD・ROM13が図3に示すように1
3−1〜13−nのn枚であれば、最大でn個のカウン
タ領域C1〜Cnで構成される。この各カウンタ領域C
1〜Cnは、CD・ROM13が装着される度に順次形
成される。
【0021】また、CD・ROM読取機4が図4に示す
ように4aと4bの2台で構成され、これらにCD・R
OM13−1〜13−nが選択的に装着されるような構
成においては、読取機単位に使用権カウンタ6a,6b
が形成され、そぜぞれにカウンタ領域C11〜C1nお
よびC21〜C2nが形成される。
【0022】一方、クライアント端末3側の固定ディス
ク8は、暗号化した地図データを図面ファイルとして格
納する記憶装置であり、この固定ディスク8には、例え
ば磁気ディスク装置など種々のものが利用できる。ディ
スプレイ9は、解析した地図データを表示し、キーボー
ド10及びマウス11は、CD・ROM13に格納され
ている地図データを処理するコマンドを入力するのに利
用される。
【0023】次に、このシステムの動作について図5の
フローチャートを用いて説明する。
【0024】始めに、クライアント端末3がCD・RO
M13から初めてデータを取り出して使用する場合につ
いて説明する。
【0025】まず、サーバ2においてはCD・ROM読
取機4に図3のCD・ROM13−1がセットされたも
のとすると、サーバ2は使用権カウンタ6にCD・RO
M13−1に対応するカウンタ領域C1を形成し、その
初期値を「0」に設定すると共に、CD・ROM13−
1から読み取った使用許諾数の値を使用許諾数ファイル
7にCD・ROM13−1の識別コードと1対にして格
納する(ステップ20)。
【0026】この状態で、クライアント端末3の使用者
がCD・ROM13−1のデータを使用すべく、その旨
の操作をキーボード10で行うと、クライアント端末3
は、サーバ2に対して図6(a)に示すようなフォーマ
ットのデータ要求メッセージ64を送信する(ステップ
21)。
【0027】ここで、図6(a)のデータ要求メッセー
ジ64は、ヘッダ部60とデータ部61とから構成さ
れ、ヘッダ部60には、どの地図データであるかを識別
するためのID(例えば地図AのID)が記録され、デ
ータ部61には、地図データの送信、参照を要求するデ
ータが記録されている。
【0028】サーバ2は、データ要求メッセージを受信
すると、クライアント端末3にそのデータの使用権があ
るかをチェックするために、目的とするデータの使用権
カウンタ6の値が最大値未満かを確認する(ステップ2
2)。
【0029】最大値未満ならば、要求されたデータに対
応するCD−ROM13−1が実装されているかを確認
する(ステップ23)。最大値以上ならば、使用権獲得
失敗のメッセージを生成し、データ要求を行ったクライ
アント端末3に送信する(ステップ27)。
【0030】最大値未満のとき、要求されたデータに対
応するCD−ROM13−1が実装されていない場合
は、要求されたデータに対応するCD−ROM13−1
の実装要求を表示または音声等で発生し(ステップ2
6)、サーバ管理者にCD−ROM13−1の実装を促
す。
【0031】この後、使用権獲得失敗のメッセージを生
成し、データ要求を行ったクライアント端末3に送信す
る(ステップ27)。
【0032】要求されたデータに対応するCD−ROM
13−1が実装されていれば、サーバ2は、クライアン
ト端末3にデータの使用権があると判断し、使用権カウ
ンタ6のカウント領域C1のカウント値をカウントアッ
プし(ステップ24)、そのクライアント端末3に暗号
化データを解析するためのキーと共に使用権獲得成功を
知らせるメッセージを送信してデータの使用権を与える
(ステップ25)。
【0033】そして、ベクターデータであるCD−RO
M13−1の地図データを入力し(ステップ29)、そ
れをベクターデータであり、かつ適用すべきCADのフ
ォーマットに合ったデータに変換する(ステップ3
0)。
【0034】ここで、図7は、CADフォーマットデー
タを示す図である。ヘッダ部70には、線分データであ
ることを識別するためのIDが記録されている。データ
部71,72には、それぞれ線分データの始点を示すx
座標、y座標が記録されている。データ部73,74に
は、それぞれ線分データの終点を示すx座標、y座標が
記録されている。また、ヘッダ部75には、文字列デー
タであることを識別するためのIDが記録されている。
データ部76,77には、それぞれ文字列データの先頭
を示すx座標、y座標が記録されている。データ部78
には、文字列データが記録されている。
【0035】このCADフォーマットデータは、更に暗
号化される(ステップ31)。
【0036】図8は、暗号化データを示す図であり、ヘ
ッダ部80には、線分データであることを識別するため
のIDが記録されている。データ部81,82には、そ
れぞれ線分データの始点を示すx座標、y座標を暗号化
したデータが記録されている。データ部83,84に
は、それぞれ線分データの終点を示すx座標、y座標を
暗号化したデータが記録されている。また、ヘッダ部8
5には、文字列データであることを識別するためのID
が記録されている。データ部86,87には、それぞれ
文字列データの先頭を示すx座標、y座標を暗号化した
データが記録されている。データ部88には、文字列デ
ータを暗号化したデータが記録されている。
【0037】サーバ2は、このようにして暗号化したデ
ータをクライアント端末3に送信する。
【0038】これに対して、クライアント端末3は、メ
ッセージを受信すると、そのメッセージがデータの使用
権獲得を示すメッセージであるかを判定する(ステップ
33)。使用権獲得を示すメッセージであれば、サーバ
2から送信されてくる暗号化データを受信し(ステップ
34)、更に、サーバ2から受信した暗号化データを解
析するためのキーを基に暗号を解析し(ステップ3
5)、そのデータをディスプレイ9やプロッタ12など
に出力して使用する(ステップ36)。
【0039】データを使い終えると、クライアント端末
3は、解析したデータを再び暗号化し(ステップ3
7)、ファイルとして固定ディスク8に格納する(ステ
ップ38)。最後に、使用権解放のメッセージをサーバ
2に送信する(ステップ39)。
【0040】サーバ2では、使用権解放のメッセージを
受信すると、使用権カウンタ6のカウンタ領域C1のカ
ウント値を「1」カウントダウンする(ステップ4
0)。
【0041】なお、クライアント端末3では、データの
使用権獲得失敗を示すメッセージを受信したときにはエ
ラー終了する(ステップ41)。
【0042】以上は、サーバ2から始めてデータを取得
する場合の動作であるが、固定ディスク8に暗号化され
て格納されているCD−ROM13−1の地図データを
使用する場合の動作について図9のフローチャートに基
づいて説明する。
【0043】まず、クライアント端末3は、固定ディス
ク8から使用したいデータが格納されているファイルを
入力する(ステップ42)。次に、そのデータの使用権
を獲得するために、サーバ2に対して使用権要求メッセ
ージを送信する(ステップ43)。
【0044】この使用権要求メッセージ65は図4
(b)に示すように、ヘッダ部62とデータ部63とか
ら構成され、ヘッダ部62には、どの地図データである
かを識別するためのIDが記録され、データ部63に
は、地図データの参照を要求するデータが記録されてい
る。
【0045】サーバ2は、使用権要求メッセージを受信
すると、クライアント端末3にそのデータの使用権があ
るかをチェックするために、使用権カウンタ6のカウン
ト領域C1のカウント値が最大値未満かを確認する(ス
テップ44)。最大値未満ならば、要求されたデータに
対応するCD・ROM13−1が読取機4に実装されて
いるかを確認する(ステップ45)。最大値以上なら
ば、使用権獲得が失敗したことを示すメッセージ生成
し、クライアント端末3に送信する(ステップ49)。
【0046】また、最大値未満で、かつCD・ROM1
3−1が実装されていれば、サーバ2は、クライアント
端末3にデータの使用権があると判断し、使用権カウン
タ6をカウント領域C1のカウント値を「1」カウント
アップし(ステップ46)、そのクライアント端末3に
暗号化データを解析するためのキーと共に使用権獲得成
功を知らせるメッセージを送信してデータの使用権を与
える(ステップ47)。
【0047】これに対して、CD・ROM13−1が実
装されていなければ、要求されたデータに対応するCD
−ROM13−1の実装要求を表示または音声等で発生
し(ステップ48)、サーバ管理者にCD−ROM13
−1の実装を促す。
【0048】この後、使用権獲得失敗のメッセージを生
成し、データ要求を行ったクライアント端末3に送信す
る(ステップ49)。
【0049】一方、クライアント端末3は、メッセージ
を受信するとそのメッセージがデータの使用権獲得を示
すメッセージであるかを判定する(ステップ51)。
【0050】使用権獲得を示すメッセージであれば、入
力したファイルの使用したい暗号化データをサーバ2か
ら受信した暗号化データを解析するためのキーを基に解
析し(ステップ52)、そのデータをディスプレイ9や
プロッタ12などに出力して使用する(ステップ5
3)。
【0051】データを使い終えると、クライアント端末
3は、再び解析したデータを暗号化し(ステップ5
4)、固定ディスク8にファイルとして格納する(ステ
ップ55)。最後に、使用権解放のメッセージをサーバ
2に送信する(ステップ56)。
【0052】サーバ2では、使用権解放のメッセージを
受信すると、使用権カウンタ6のカウンタ領域C1のカ
ウント値を「1」カウントダウンする(ステップ5
7)。
【0053】なお、クライアント端末3で、データの使
用権獲得失敗を示すメッセージを受信したときにはエラ
ー終了する(ステップ58)。
【0054】ところで、CD・ROM読取機4が図4に
示したように4aと4bの2台設置されている場合に、
これらにCD・ROM13−1,13−2が実装されて
いる状態で、新たなCD・ROM13−3のデータ使用
権要求がサーバ2に入力された時、既に実装されている
CD・ROM13−1,13−2のうち、いずれを抜き
出すかが問題になる。
【0055】上記図5および図9のフローチャートによ
れば、使用権の残数が多い場合であってもCD・ROM
13を抜き出すと再度実装するまで使用権は付与されな
い。従って、使用権を最大値まで効率良く付与すること
を考えると、現在までの付与数が多い方のCD・ROM
13を抜き出し、これに代えて新たなCD・ROM13
−3を実装するのが適切である。
【0056】図10は、このようなことを考慮し、図5
および図9のデータセット要求のステップ26,48を
詳細に示したもので、データ要求のあったCD・ROM
13−3が実装されていなかった場合、CD・ROM読
取機4a,4bは満杯か、すなわち既に他のCD・RO
M13−1,13−2が実装されているか否かを判定し
(ステップ100)、満杯でない場合は、空きのCD・
ROM読取機(例えば4a)にCD・ROM13−3を
実装するようにセット要求を音声や表示で発生する(ス
テップ101)。
【0057】しかし、CD・ROM読取機4a,4bの
両方に既に他のCD・ROM13−1,13−2が実装
されている場合は、現在までの使用権付与数が多い方の
CD・ROM読取機はいずれであるかを使用権カウンタ
6のカウント値によって判定し、その判定結果のCD・
ROM読取機(例えば、4a)にCD・ROM13−3
を実装するようにセット要求を音声や表示で発生する
(ステップ102,103)。
【0058】このようにすることによって使用権を最大
値まで効率良く付与することができる。
【0059】この場合、現在までの使用権付与数が少な
い方のCD・ROM13は、使用頻度の少ないデータで
あることも考えられる。このような場合は、逆に使用権
付与数が少ない方のCD・ROM13を抜き出した方
が、クライアントにとってはデータの取得までの時間が
短縮されるので、ステップ102では使用権付与数が少
ない方のCD・ROM読取機を判別するようにする。
【0060】なお、上述の実施例においては、初めて使
用する地図データについては、CD・ROM13から入
力して使用し、それまでに1回以上使用したデータにつ
いては、固定ディスク8から入力して使用する方法を示
したが、何回使用していようと、クライアント端末3が
自由にデータの使用をCD・ROM13あるいは、固定
ディスク8のいずれからも選択してできるようする方法
など種々の方法が考えられる。
【0061】また、地図データに限らず、著作権や機密
の保護を必要とする全てのデータについて適用できるこ
とは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータの
不正使用防止方法においては、クライアントからサーバ
へのデータ要求に対し、使用権の付与および解除に応じ
てカウント値が更新される使用権カウンタを設けたう
え、クライアントからサーバへのデータ要求に対し、前
記使用権カウンタのカウント値が予め定めた使用権許諾
数未満か否かを調べ、未満であれば、要求されたデータ
の記録媒体が実装されていることを確認した後にクライ
アントに対してデータの使用権を付与するようにしたの
で、記録媒体の使用権許諾数の範囲内に限って複数の使
用希望者にデータを使用させ、使用権許諾数を超えるデ
ータの不正使用を防止することができる。
【0063】この結果、著作権や機密の保護を必要とす
るデータを限定された範囲で使用させるシステムにおい
て極めて有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】CD−ROMに格納している地図データの一例
を示す図である。
【図3】使用権カウンタの構成を示す図である。
【図4】使用権カウンタの他の構成を示す図である。
【図5】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】データの使用権を得る場合の要求メッセージを
示す図である。
【図7】地図のCADフォーマットデータを示す図であ
る。
【図8】暗号化した地図データフォーマットを示す図で
ある。
【図9】固定ディスクからデータを得る場合の動作を示
すフローチャートである。
【図10】記録媒体の実装要求に対する処理の詳細例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信回線、2…サーバ、3…クライアント端末、4
…CD・ROM読取機、5,9…ディスプレイ、6…使
用権カウンタ、7…使用許諾数ファイル、8…固定ディ
スク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘高 俊一 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントからサーバへのデータ要求
    に対し、使用権の付与および解除に応じてカウント値が
    更新される使用権カウンタを設けたうえ、 クライアントからサーバへのデータ要求に対し、前記使
    用権カウンタのカウント値が予め定めた使用権許諾数未
    満か否かを調べ、未満であれば、要求されたデータの記
    録媒体が実装されていることを確認した後にクライアン
    トに対してデータの使用権を付与し、かつ前記使用権カ
    ウンタのカウント値を更新することを特徴とするデータ
    の不正使用防止方法。
  2. 【請求項2】 前記使用権カウンタは、記録媒体毎に設
    けられ、前記使用権許諾数は記録媒体毎に設定されるも
    のであることを特徴とする請求項1記載のデータの不正
    使用防止方法。
  3. 【請求項3】 要求されたデータの記録媒体が未実装の
    時は、実装要求を発生し、実装を促すことを特徴とする
    請求項1または2記載のデータの不正使用防止方法。
  4. 【請求項4】 使用権を付与されたデータは、対応する
    記録媒体または該記録媒体から転送記憶させた記憶装置
    から読み出すことを特徴とする請求項1〜3記載のいず
    れかのデータの不正使用防止方法。
JP6175022A 1994-07-27 1994-07-27 データの不正使用防止方法 Pending JPH0844633A (ja)

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