JPH084399A - 地震時に於ける家具等の扉の開き止装置 - Google Patents
地震時に於ける家具等の扉の開き止装置Info
- Publication number
- JPH084399A JPH084399A JP17623794A JP17623794A JPH084399A JP H084399 A JPH084399 A JP H084399A JP 17623794 A JP17623794 A JP 17623794A JP 17623794 A JP17623794 A JP 17623794A JP H084399 A JPH084399 A JP H084399A
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- JP
- Japan
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- substrate
- door
- furniture
- earthquake
- stopper rod
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 家具や作り付けの収納棚等の扉が地震時に開
くのを確実に防止し、収納物が飛び出て落下する危険性
を解消すること。 【構成】 Ｌ形ストッパーロッド２の旋回軸部２ａを基
板１の上面の前縁に支持させ、前記Ｌ形ストッパーロッ
ド２のスライド軸部２ｂを基板１の上面に設けた止環３
に挿通して傾斜した状態に支持させ、上記旋回軸部２ａ
が基板１の上面の前縁から外れて垂れ下がったときに止
環３に当接する係止部４をスライド軸部２ｂの先端部に
設ける。基板１の前端を家具の扉６の前面にほぼ合わせ
て該基板１を家具の天板５の上面に固定した状態に於
て、地震により家具及び本発明に係る装置が震動する
と、Ｌ形ストッパーロッド２が震動により前進してその
旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れ、９０度旋
回して家具の扉６の前面に垂れ下がり、これにより開扉
が防止される。
くのを確実に防止し、収納物が飛び出て落下する危険性
を解消すること。 【構成】 Ｌ形ストッパーロッド２の旋回軸部２ａを基
板１の上面の前縁に支持させ、前記Ｌ形ストッパーロッ
ド２のスライド軸部２ｂを基板１の上面に設けた止環３
に挿通して傾斜した状態に支持させ、上記旋回軸部２ａ
が基板１の上面の前縁から外れて垂れ下がったときに止
環３に当接する係止部４をスライド軸部２ｂの先端部に
設ける。基板１の前端を家具の扉６の前面にほぼ合わせ
て該基板１を家具の天板５の上面に固定した状態に於
て、地震により家具及び本発明に係る装置が震動する
と、Ｌ形ストッパーロッド２が震動により前進してその
旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れ、９０度旋
回して家具の扉６の前面に垂れ下がり、これにより開扉
が防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、地震時に於ける家具等
の扉の開き止装置に関するものである。
の扉の開き止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、地震時に家具が転倒するのを防止
するための金具類は使用されているが、家具等の扉が開
くのを確実に防止するための装置はなかった。
するための金具類は使用されているが、家具等の扉が開
くのを確実に防止するための装置はなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、地震時に家具
が転倒するのを防止できたとしても、家具や作り付けの
収納棚等の扉が震動により、又は収納物の飛び出さんと
する外方への圧力により開き、収納物が飛び出て落下す
る危険性があった。本発明が解決しようとする課題は、
家具や作り付けの収納棚等の扉が地震時に開くのを確実
に防止することのできる装置を提供することである。
が転倒するのを防止できたとしても、家具や作り付けの
収納棚等の扉が震動により、又は収納物の飛び出さんと
する外方への圧力により開き、収納物が飛び出て落下す
る危険性があった。本発明が解決しようとする課題は、
家具や作り付けの収納棚等の扉が地震時に開くのを確実
に防止することのできる装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地震時に於
ける家具等の扉の開き止装置は上記課題を解決したもの
で、次の通りである。即ち、Ｌ形ストッパーロッド２の
旋回軸部２ａを基板１の上面の前縁に支持させ、前記Ｌ
形ストッパーロッド２のスライド軸部２ｂを基板１の上
面に設けた止環３に挿通して傾斜した状態に支持させ、
上記旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れて垂れ
下がったときに止環３に当接する係止部４をスライド軸
部２ｂの先端部に設けてなるものである。
ける家具等の扉の開き止装置は上記課題を解決したもの
で、次の通りである。即ち、Ｌ形ストッパーロッド２の
旋回軸部２ａを基板１の上面の前縁に支持させ、前記Ｌ
形ストッパーロッド２のスライド軸部２ｂを基板１の上
面に設けた止環３に挿通して傾斜した状態に支持させ、
上記旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れて垂れ
下がったときに止環３に当接する係止部４をスライド軸
部２ｂの先端部に設けてなるものである。
【０００５】
【作用】本発明に係る扉の開き止装置に於ける基板１の
前端を家具の扉６、６’の前面にほぼ合わせて該基板１
を家具の天板５の上面に任意手段により固定した状態に
於て、地震により家具及び本発明に係る装置が震動する
と、Ｌ形ストッパーロッド２のスライド軸部２ｂを基板
１の上面に設けた止環３に挿通して傾斜した状態に支持
させてあるため、Ｌ形ストッパーロッド２が震動により
前進してその旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外
れ、９０度旋回して家具の扉６、６’の前面に垂れ下が
り、これにより開扉が防止される。
前端を家具の扉６、６’の前面にほぼ合わせて該基板１
を家具の天板５の上面に任意手段により固定した状態に
於て、地震により家具及び本発明に係る装置が震動する
と、Ｌ形ストッパーロッド２のスライド軸部２ｂを基板
１の上面に設けた止環３に挿通して傾斜した状態に支持
させてあるため、Ｌ形ストッパーロッド２が震動により
前進してその旋回軸部２ａが基板１の上面の前縁から外
れ、９０度旋回して家具の扉６、６’の前面に垂れ下が
り、これにより開扉が防止される。
【０００６】尚、本発明に係る装置の取付位置は、上記
に示した位置に限定されるものではなく、例えば次のよ
うに取付けて使用することも可能である。即ち、図５及
び図６に示すように基板１を、その左右両側を折曲げる
ことにより溝形状に形成すると共に左右両端部に取付縁
１ａを設け、この取付縁１ａを天井面１０にビス止めす
ることにより、本発明に係る装置を扉８の前側上方の天
井面１０に、該扉８の前面に対向させるように固定す
る。この状態に於て、地震により本発明に係る装置が震
動すると、上記と同様にＬ形ストッパーロッド２の旋回
軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れ、９０度旋回し
て扉８の前面に垂れ下がり、これにより開扉が防止され
る。
に示した位置に限定されるものではなく、例えば次のよ
うに取付けて使用することも可能である。即ち、図５及
び図６に示すように基板１を、その左右両側を折曲げる
ことにより溝形状に形成すると共に左右両端部に取付縁
１ａを設け、この取付縁１ａを天井面１０にビス止めす
ることにより、本発明に係る装置を扉８の前側上方の天
井面１０に、該扉８の前面に対向させるように固定す
る。この状態に於て、地震により本発明に係る装置が震
動すると、上記と同様にＬ形ストッパーロッド２の旋回
軸部２ａが基板１の上面の前縁から外れ、９０度旋回し
て扉８の前面に垂れ下がり、これにより開扉が防止され
る。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中１は基板で、家具の天板の上面にビス止めにより固
定する場合にはビスの挿通孔を適所に設けるが、両面接
着テープ等を使用して固定する場合にはビスの挿通孔を
必要としない。また、単に平板状に限らず、主として取
付上の理由から変形する場合があり得る。例えば図５及
び図６は、天井面に取付けることができるようにした一
例を示すもので、基板１を、その左右両側を折曲げるこ
とにより溝形状に形成すると共に左右両端部に取付縁１
ａを設けてある。
図中１は基板で、家具の天板の上面にビス止めにより固
定する場合にはビスの挿通孔を適所に設けるが、両面接
着テープ等を使用して固定する場合にはビスの挿通孔を
必要としない。また、単に平板状に限らず、主として取
付上の理由から変形する場合があり得る。例えば図５及
び図６は、天井面に取付けることができるようにした一
例を示すもので、基板１を、その左右両側を折曲げるこ
とにより溝形状に形成すると共に左右両端部に取付縁１
ａを設けてある。
【０００８】２はＬ形ストッパーロッドで、その旋回軸
部２ａを基板１の上面の前縁に支持させ、またスライド
軸部２ｂを基板１の上面に設けた止環３に挿通して傾斜
した状態に支持させてある。このＬ形ストッパーロッド
２の旋回軸部２ａは、上記のように地震時に旋回して扉
の前面に垂れ下がるものであるから、扉の表面が損傷し
ないように先端にゴムや軟質プラスチック製のキャップ
を嵌着することが望ましい。４は、上記旋回軸部２ａが
基板１の上面の前縁から外れて垂れ下がったときに止環
３に当接する鍔形の係止部で、スライド軸部２ｂの前進
動作を停止させるためのものである。従って、この機能
を発揮し得る限り、鍔形以外の他の形状でも勿論構わな
い。
部２ａを基板１の上面の前縁に支持させ、またスライド
軸部２ｂを基板１の上面に設けた止環３に挿通して傾斜
した状態に支持させてある。このＬ形ストッパーロッド
２の旋回軸部２ａは、上記のように地震時に旋回して扉
の前面に垂れ下がるものであるから、扉の表面が損傷し
ないように先端にゴムや軟質プラスチック製のキャップ
を嵌着することが望ましい。４は、上記旋回軸部２ａが
基板１の上面の前縁から外れて垂れ下がったときに止環
３に当接する鍔形の係止部で、スライド軸部２ｂの前進
動作を停止させるためのものである。従って、この機能
を発揮し得る限り、鍔形以外の他の形状でも勿論構わな
い。
【０００９】尚、５は家具に於ける天板、６は閉めた状
態に於て天板５の前端部の下面に位置する扉、６’は閉
めた状態に於て天板５の前端面に当接する扉、７は作り
付けの収納棚に於ける天板、８は閉めた状態に於て天板
７の前端面に当接する扉、９は支輪、１０は天井面、を
夫々示す。
態に於て天板５の前端部の下面に位置する扉、６’は閉
めた状態に於て天板５の前端面に当接する扉、７は作り
付けの収納棚に於ける天板、８は閉めた状態に於て天板
７の前端面に当接する扉、９は支輪、１０は天井面、を
夫々示す。
【００１０】
【発明の効果】上記のように本発明に係る装置によれ
ば、家具や作り付けの収納棚等の扉が地震時に開くのを
確実に防止することができる。従って、地震時の震動に
より、又は収納物の飛び出さんとする外方への圧力によ
り扉が開き、収納物が飛び出て落下する危険性が解消す
るから、地震時に於ける事故の未然防止に多大の貢献を
為すものである。
ば、家具や作り付けの収納棚等の扉が地震時に開くのを
確実に防止することができる。従って、地震時の震動に
より、又は収納物の飛び出さんとする外方への圧力によ
り扉が開き、収納物が飛び出て落下する危険性が解消す
るから、地震時に於ける事故の未然防止に多大の貢献を
為すものである。
【図１】本発明に係る装置の実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】同上の正面図である。
【図３】同上の側面図である。
【図４】本発明に係る装置の使用状態の一例を示す一部
切断側面図である。
切断側面図である。
【図５】本発明に係る装置の使用状態の他の一例を示す
正面図である。
正面図である。
【図６】同上の一部切欠き切断側面図である。
【符号の説明】 １ 基板 ２ Ｌ形ストッパーロッド ２ａ 旋回軸部 ２ｂ スライド軸部 ３ 止環 ４ 係止部
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｌ形ストッパーロッドの旋回軸部を基板
の上面の前縁に支持させ、前記Ｌ形ストッパーロッドの
スライド軸部を基板の上面に設けた止環に挿通して傾斜
した状態に支持させ、上記旋回軸部が基板の上面の前縁
から外れて垂れ下がったときに止環に当接する係止部を
スライド軸部の先端部に設けてなる地震時に於ける家具
等の扉の開き止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17623794A JP2616892B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 地震時に於ける家具等の扉の開き止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17623794A JP2616892B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 地震時に於ける家具等の扉の開き止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084399A true JPH084399A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2616892B2 JP2616892B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16010042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17623794A Expired - Lifetime JP2616892B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 地震時に於ける家具等の扉の開き止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616892B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP17623794A patent/JP2616892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2616892B2 (ja) | 1997-06-04 |
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