JPH0843382A - 13c呼気検査システム - Google Patents
13c呼気検査システムInfo
- Publication number
- JPH0843382A JPH0843382A JP6197881A JP19788194A JPH0843382A JP H0843382 A JPH0843382 A JP H0843382A JP 6197881 A JP6197881 A JP 6197881A JP 19788194 A JP19788194 A JP 19788194A JP H0843382 A JPH0843382 A JP H0843382A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- exhalation
- exhaled
- breath
- place
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 13CO2呼気の検査において、呼気採取地と
分析測定地とが時間的、空間的に離間している場合にお
ける呼気の採取、保管並びに移送を簡便且確実に行うこ
とが出来、更に分析、測定に際して呼気の取出、装置へ
の移転を容易に行い得るようにせんとするものである。 【構成】 炭素の安定同位体13Cでラベルした化合物を
投与して呼気中に現れる13Cを測定するに際して、プラ
スチック及びアルミホイルの積層シート製袋体からなる
呼気バッグに被験者の呼気を採取し密封した後、採取地
と時間的、空間的に離隔した分析測定地に呼気バッグを
搬送し、13CO2分析装置に呼気バッグを接続し、呼気
を装入して13CO2の存在量を測定するようにしたこと
を特徴とする13C呼気検査システム。
分析測定地とが時間的、空間的に離間している場合にお
ける呼気の採取、保管並びに移送を簡便且確実に行うこ
とが出来、更に分析、測定に際して呼気の取出、装置へ
の移転を容易に行い得るようにせんとするものである。 【構成】 炭素の安定同位体13Cでラベルした化合物を
投与して呼気中に現れる13Cを測定するに際して、プラ
スチック及びアルミホイルの積層シート製袋体からなる
呼気バッグに被験者の呼気を採取し密封した後、採取地
と時間的、空間的に離隔した分析測定地に呼気バッグを
搬送し、13CO2分析装置に呼気バッグを接続し、呼気
を装入して13CO2の存在量を測定するようにしたこと
を特徴とする13C呼気検査システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炭素の安定同位体13
Cをラベルした化合物を投与し、呼気中に現れる13Cを
測定するシステムに関する
Cをラベルした化合物を投与し、呼気中に現れる13Cを
測定するシステムに関する
【0002】
【従来の技術】従来、炭素の安定同位体13Cをラベルし
た化合物を投与して、呼気中に現れる13Cを経時的にモ
ニターすることによって、その化合物の消化、吸収、代
謝を測定する方法は公知であり、消化吸収試験、体内細
菌の検査、肝機能検査等の手段として利用されている。
た化合物を投与して、呼気中に現れる13Cを経時的にモ
ニターすることによって、その化合物の消化、吸収、代
謝を測定する方法は公知であり、消化吸収試験、体内細
菌の検査、肝機能検査等の手段として利用されている。
【0003】13C呼気検査は、被験者の呼気中の13CO
2存在率の変動幅を知るために、先ず13Cラベル化合物
投与前の呼気を15〜30分間隔で3〜5点採取する。
2存在率の変動幅を知るために、先ず13Cラベル化合物
投与前の呼気を15〜30分間隔で3〜5点採取する。
【0004】次に13Cラベル化合物を投与して、投与後
15〜45分間隔で呼気を経時的に採取し、13CO2存
在率を測定する。分析には、質量分析法若しくは赤外線
分析法が用いられる。
15〜45分間隔で呼気を経時的に採取し、13CO2存
在率を測定する。分析には、質量分析法若しくは赤外線
分析法が用いられる。
【0005】このような13CO2の測定は、例えば、人
の胃の中に存在し生息している慢性活動性胃炎、十二指
腸潰瘍の発病と関係のあるグラム陰性桿菌ヘリコバクタ
ー・ピロリ(Helicobacter pylori)
の検査やアトピー性皮膚炎乳児の肝機能検査等に利用さ
れている。
の胃の中に存在し生息している慢性活動性胃炎、十二指
腸潰瘍の発病と関係のあるグラム陰性桿菌ヘリコバクタ
ー・ピロリ(Helicobacter pylori)
の検査やアトピー性皮膚炎乳児の肝機能検査等に利用さ
れている。
【0006】呼気の採取は、2口気体バッグを用いて一
方の口から呼気を吹き込んでバッグをふくらませ、他方
の口につないだ注射筒で呼気を取り、ついで真空バイエ
ルに呼気を移している。又、このような方法で呼気を集
めることが難しい新生児、乳児、高齢者では、マスクを
つかっている。
方の口から呼気を吹き込んでバッグをふくらませ、他方
の口につないだ注射筒で呼気を取り、ついで真空バイエ
ルに呼気を移している。又、このような方法で呼気を集
めることが難しい新生児、乳児、高齢者では、マスクを
つかっている。
【0007】13C呼気検査を行うには、施設内に専用の
質量分析計や赤外分析計を持っている必要があったが、
近年13CO2の受注するセンターが誕生し、真空バイア
ルに呼気を入れて送れば、分析結果が通知されて来るよ
うになった。しかしながら、この場合呼気を真空バイア
ルに入れて送らなければならない為、呼気の採取が面倒
で手間がかかる欠点があった。
質量分析計や赤外分析計を持っている必要があったが、
近年13CO2の受注するセンターが誕生し、真空バイア
ルに呼気を入れて送れば、分析結果が通知されて来るよ
うになった。しかしながら、この場合呼気を真空バイア
ルに入れて送らなければならない為、呼気の採取が面倒
で手間がかかる欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、13CO2
呼気の検査において、呼気採取地と分析測定地とが時間
的、空間的に離隔している場合における呼気の採取、保
管並びに移送を簡便且確実に行うことが出来、更に分
析、測定に際して呼気の取出、装置への移転を容易に行
い得るようにせんとするものである。
呼気の検査において、呼気採取地と分析測定地とが時間
的、空間的に離隔している場合における呼気の採取、保
管並びに移送を簡便且確実に行うことが出来、更に分
析、測定に際して呼気の取出、装置への移転を容易に行
い得るようにせんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採った手段は、炭素の安定同位体13Cで
ラベルした化合物を投与して呼気中に現れる13Cを測定
するに際して、プラスチック及びアルミホイルの積層シ
ート製袋体からなる呼気バッグに被験者の呼気を採取し
密封した後、採取地と時間的、空間的に離隔した分析測
定地に呼気バッグを搬送し、13CO2分析装置に呼気バ
ッグを接続し、呼気を装入して13CO2の存在量を測定
するようにしたことを特徴とする。
に、この発明が採った手段は、炭素の安定同位体13Cで
ラベルした化合物を投与して呼気中に現れる13Cを測定
するに際して、プラスチック及びアルミホイルの積層シ
ート製袋体からなる呼気バッグに被験者の呼気を採取し
密封した後、採取地と時間的、空間的に離隔した分析測
定地に呼気バッグを搬送し、13CO2分析装置に呼気バ
ッグを接続し、呼気を装入して13CO2の存在量を測定
するようにしたことを特徴とする。
【0010】更に、呼気バッグがポリエステルフィル
ム、アルミホイル、延伸ナイロンフィルム、ポリエチレ
ンフィルムの積層シートからなり、折り込まれた底材を
円弧状に融着すると共に、口部に剛性の管状口部が取り
付けられ且キャップを着脱自在とした自立性袋体からな
ることを特徴とする。
ム、アルミホイル、延伸ナイロンフィルム、ポリエチレ
ンフィルムの積層シートからなり、折り込まれた底材を
円弧状に融着すると共に、口部に剛性の管状口部が取り
付けられ且キャップを着脱自在とした自立性袋体からな
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】13CO2呼気測定システムによれば、呼気採取
地と分析測定地とが時間的、空間的に離隔している場合
において、被験者の呼気の採取、保管、移送を簡便且確
実に行うことが出来、保管、移送中に呼気が漏れたり、
外気と置換したり、減少するおそれがないと共に、呼気
バッグは袋状で不使用時には平らに折り畳まれているた
め、場所を取らず軽量であり取り扱いに便利である。
又、分析測定時にあっては、呼気バッグを圧潰したと
き、局部的な変形がなく、収納された呼気をスムーズに
一気に押し出すことが出来る。
地と分析測定地とが時間的、空間的に離隔している場合
において、被験者の呼気の採取、保管、移送を簡便且確
実に行うことが出来、保管、移送中に呼気が漏れたり、
外気と置換したり、減少するおそれがないと共に、呼気
バッグは袋状で不使用時には平らに折り畳まれているた
め、場所を取らず軽量であり取り扱いに便利である。
又、分析測定時にあっては、呼気バッグを圧潰したと
き、局部的な変形がなく、収納された呼気をスムーズに
一気に押し出すことが出来る。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、呼気採取地と分析・
測定地とが時間的、空間的に離隔している13CO2呼気
の分析、測定を効率良く行うことが出来る。
測定地とが時間的、空間的に離隔している13CO2呼気
の分析、測定を効率良く行うことが出来る。
【0013】
【実施例】以下に図面を参照しつつこの発明の好ましい
実施例を詳細に説明する。図において、(1)は13CO2
分析装置であって、例えば質量分析計、赤外分析計であ
る。(2)は該13CO2分析装置の試料装入口に一方の口
(3)を装着された乾燥剤入り接続容器であって、ガラ
ス、金属等の容器から成り、過塩素酸マグネシウム、シ
リカゲル、5塩化リン等の乾燥剤が装填されている。接
続容器(2)の他方の口(4)には、ゴム管等からなる接続
栓(5)が取り付けられる。(6)は時間的、空間的に離隔
した場所で採取された被験者の13CO2呼気を収納する
呼気バッグであり、その口部(7)を接続栓(5)に挿着
し、呼気バッグ(6)を圧潰して、収納された呼気を接続
容器(2)を介して13CO2分析装置(1)に移送し、分析
して呼気中の13CO2存在量を測定する。
実施例を詳細に説明する。図において、(1)は13CO2
分析装置であって、例えば質量分析計、赤外分析計であ
る。(2)は該13CO2分析装置の試料装入口に一方の口
(3)を装着された乾燥剤入り接続容器であって、ガラ
ス、金属等の容器から成り、過塩素酸マグネシウム、シ
リカゲル、5塩化リン等の乾燥剤が装填されている。接
続容器(2)の他方の口(4)には、ゴム管等からなる接続
栓(5)が取り付けられる。(6)は時間的、空間的に離隔
した場所で採取された被験者の13CO2呼気を収納する
呼気バッグであり、その口部(7)を接続栓(5)に挿着
し、呼気バッグ(6)を圧潰して、収納された呼気を接続
容器(2)を介して13CO2分析装置(1)に移送し、分析
して呼気中の13CO2存在量を測定する。
【0014】呼気バッグ(6)は、外気との交換がなく、
密封性が高く、被験者が容易に呼気を吹き込むことが出
来且分析装置への接続が容易な口部を有し、不使用時に
は折り畳まれて平坦な形態に保持され、呼気を吹き込ん
だとき容易に容積が拡大出来、呼気取出のために圧潰し
たとき内気圧で局部的に膨出するような変形がなく容易
に呼気を押し出すことが出来るようなものである。この
ような呼気バッグ(6)の一例が図2〜4に示される。呼
気バッグ(6)はプラスチック及びアルミホイルの積層シ
ートからなる好ましくは自立性の袋体(7)からなり、口
部には剛性の管状口部(8)が密封状態で取り付けられ、
更にキャップ(9)が着脱自在に取り付けられる。図4は
袋体(7)を構成する積層シートの一例を示し、ポリエス
テルフィルム(10)、アルミホイル(11)、延伸ナイロンフ
ィルム(12)、ポリエチレンフィルム(13)の4層の積層シ
ートから成る。2枚の積層シートを上辺及び両側辺で熱
溶着、接着等により接合してシールし、下面を開放した
袋体(7)に形成する。開放された下面に折り込まれた底
材シート(14)を円弧状に接合して密封する。管状口部
(8)は袋体(7)の上辺を接合するとき、同時に装着して
密に接合する。呼気バッグ(6)は不使用時には図2に示
すように平らに折り畳まれており、呼気が吹き込まれた
とき、図3に示すように底部が拡開して自立状態とな
る。このような袋の自立性は、呼気の吹き込み時に袋体
が容易に拡開して所要量の呼気を収納することが出来る
と共に、キャップを取り去ったときに、袋体の形状保持
性により収納された呼気が押し出されてしまうおそれが
なく、圧潰したときに初めて押し出されるという利点が
ある。呼気バッグ(6)の容量は、1回の呼気分析に供さ
れる呼気量に応じて適宜選定されるが、通常の必要呼気
量が50mlであることから、50ml以上の容積を有
することが好ましい。
密封性が高く、被験者が容易に呼気を吹き込むことが出
来且分析装置への接続が容易な口部を有し、不使用時に
は折り畳まれて平坦な形態に保持され、呼気を吹き込ん
だとき容易に容積が拡大出来、呼気取出のために圧潰し
たとき内気圧で局部的に膨出するような変形がなく容易
に呼気を押し出すことが出来るようなものである。この
ような呼気バッグ(6)の一例が図2〜4に示される。呼
気バッグ(6)はプラスチック及びアルミホイルの積層シ
ートからなる好ましくは自立性の袋体(7)からなり、口
部には剛性の管状口部(8)が密封状態で取り付けられ、
更にキャップ(9)が着脱自在に取り付けられる。図4は
袋体(7)を構成する積層シートの一例を示し、ポリエス
テルフィルム(10)、アルミホイル(11)、延伸ナイロンフ
ィルム(12)、ポリエチレンフィルム(13)の4層の積層シ
ートから成る。2枚の積層シートを上辺及び両側辺で熱
溶着、接着等により接合してシールし、下面を開放した
袋体(7)に形成する。開放された下面に折り込まれた底
材シート(14)を円弧状に接合して密封する。管状口部
(8)は袋体(7)の上辺を接合するとき、同時に装着して
密に接合する。呼気バッグ(6)は不使用時には図2に示
すように平らに折り畳まれており、呼気が吹き込まれた
とき、図3に示すように底部が拡開して自立状態とな
る。このような袋の自立性は、呼気の吹き込み時に袋体
が容易に拡開して所要量の呼気を収納することが出来る
と共に、キャップを取り去ったときに、袋体の形状保持
性により収納された呼気が押し出されてしまうおそれが
なく、圧潰したときに初めて押し出されるという利点が
ある。呼気バッグ(6)の容量は、1回の呼気分析に供さ
れる呼気量に応じて適宜選定されるが、通常の必要呼気
量が50mlであることから、50ml以上の容積を有
することが好ましい。
【0015】次に、具体的な13CO2呼気の測定をラセ
ン状のグラム陰性桿菌であるヘリコバクター・ピロリの
胃中存在量の測定について説明する。胃中のヘリコバク
ター・ピロリの測定は、被験者に13Cでラベルした尿素
を投与し、ヘリコバクター・ピロリによって尿素から分
解され生成する13CO2の存在量を呼気中で測定するも
のであり、先ず13Cでラベルした尿素投与前の呼気を採
取し、正常な13C値を測定する。
ン状のグラム陰性桿菌であるヘリコバクター・ピロリの
胃中存在量の測定について説明する。胃中のヘリコバク
ター・ピロリの測定は、被験者に13Cでラベルした尿素
を投与し、ヘリコバクター・ピロリによって尿素から分
解され生成する13CO2の存在量を呼気中で測定するも
のであり、先ず13Cでラベルした尿素投与前の呼気を採
取し、正常な13C値を測定する。
【0016】次に、13Cでラベルした尿素を投与して、
投与後15分,30分,45分,60分後と経時的に呼
気をそれぞれ50ml以上採取し、呼気中の13CO2値
を測定する。尿素投与前の呼気及び投与後の呼気の採取
は、病院、診療所、保健所等で被験者が呼気バッグ(6)
に呼気を吹き込んで採取する。採取後時間的、空間的に
離隔した検査センターに呼気バッグ(6)を搬送し、キャ
ップ(9)を取って口部(8)を接続栓(5)に挿着し、呼気
バッグ(6)を圧潰して、呼気を押し出し13CO2測定装
置(1)で分析して測定する。
投与後15分,30分,45分,60分後と経時的に呼
気をそれぞれ50ml以上採取し、呼気中の13CO2値
を測定する。尿素投与前の呼気及び投与後の呼気の採取
は、病院、診療所、保健所等で被験者が呼気バッグ(6)
に呼気を吹き込んで採取する。採取後時間的、空間的に
離隔した検査センターに呼気バッグ(6)を搬送し、キャ
ップ(9)を取って口部(8)を接続栓(5)に挿着し、呼気
バッグ(6)を圧潰して、呼気を押し出し13CO2測定装
置(1)で分析して測定する。
【0017】13CO2呼気測定システムによれば、呼気
採取地と分析測定地とが時間的、空間的に離隔している
場合において、被験者の呼気の採取、保管、移送を簡便
且確実に行うことが出来、保管、移送中に呼気が漏れた
り、外気と置換したり、減少するおそれがないと共に、
呼気バッグは袋状で不使用時には平らに折り畳まれてい
るため、場所を取らず軽量であるため取り扱いに便利で
ある。又、分析測定時にあっては、呼気バッグ(6)を圧
潰したとき、局部的な変形がなく、収納された呼気をス
ムーズに一気に押し出すことが出来るため、接続容器
(2)を通過するときに乾燥剤による抵抗が存しても支障
なく装置に呼気を移転することができる。
採取地と分析測定地とが時間的、空間的に離隔している
場合において、被験者の呼気の採取、保管、移送を簡便
且確実に行うことが出来、保管、移送中に呼気が漏れた
り、外気と置換したり、減少するおそれがないと共に、
呼気バッグは袋状で不使用時には平らに折り畳まれてい
るため、場所を取らず軽量であるため取り扱いに便利で
ある。又、分析測定時にあっては、呼気バッグ(6)を圧
潰したとき、局部的な変形がなく、収納された呼気をス
ムーズに一気に押し出すことが出来るため、接続容器
(2)を通過するときに乾燥剤による抵抗が存しても支障
なく装置に呼気を移転することができる。
【0018】尚、以上説明した実施例では、胃中のヘリ
コバクター・ピロリの存在による13CO2値の測定につ
いて説明したが、その他の体内細菌の検査は勿論のこ
と、13CO2呼気測定法が利用されている消化吸収試験
や肝機能検査等にも同様に適用可能である。
コバクター・ピロリの存在による13CO2値の測定につ
いて説明したが、その他の体内細菌の検査は勿論のこ
と、13CO2呼気測定法が利用されている消化吸収試験
や肝機能検査等にも同様に適用可能である。
【図1】測定装置の概略を示す図
【図2】呼気バッグの斜視図
【図3】呼気を収納した呼気バッグの斜視図
【図4】呼気バッグを構成する積層シートの断面斜視図
(1) 13CO2分析装置 (2) 接続装置 (3) 一方の口 (4) 他方の口 (5) 接続栓 (6) 呼気バッグ (7) 口部 (8) 管状口部 (9) キャップ (10) ポリエステルフィルム (11) アルミホイル (12) 延伸ナイロンフィルム (13) ポリエチレンフィルム (14) 底材シート
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素の安定同位体13Cでラベルした化合
物を投与して呼気中に現れる13Cを測定するに際して、
プラスチック及びアルミホイルの積層シート製袋体から
なる呼気バッグに被験者の呼気を採取し密封した後、採
取地と時間的、空間的に離隔した分析測定地に呼気バッ
グを搬送し、13CO2分析装置に呼気バッグを接続し、
呼気を装入して13CO2の存在量を測定するようにした
ことを特徴とする13C呼気検査システム。 - 【請求項2】 呼気バッグがポリエステルフィルム、ア
ルミホイル、延伸ナイロンフィルム、ポリエチレンフィ
ルムの積層シートからなり、折り込まれた底材を円弧状
に融着すると共に、口部に剛性の管状口部が取り付けら
れ且キャップを着脱自在とした自立性袋体からなること
を特徴とする請求項(1)記載の13C呼気検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197881A JPH0843382A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 13c呼気検査システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197881A JPH0843382A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 13c呼気検査システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0843382A true JPH0843382A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16381865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6197881A Pending JPH0843382A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 13c呼気検査システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0843382A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014029A2 (en) * | 1995-10-09 | 1997-04-17 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof |
AT4039U3 (de) * | 2000-10-03 | 2001-07-25 | Avl List Gmbh | Abgas-probenbeutel |
CN106546595A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-03-29 | 广州华友明康光电科技有限公司 | 碳氢呼气联合分析系统 |
JP6244489B1 (ja) * | 2017-02-21 | 2017-12-06 | 株式会社化研 | トリチウム放射能量計測装置及び方法、被験者のトリチウムによる放射能量の計測方法、及び一対の呼気バッグとトリチウム捕集装置 |
CN114935628A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-23 | 扬州市职业大学(扬州开放大学) | 一种基于新型气敏基底材料的病理检测用气体检测平台 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6197881A patent/JPH0843382A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014029A2 (en) * | 1995-10-09 | 1997-04-17 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof |
WO1997014029A3 (en) * | 1995-10-09 | 1997-05-29 | Otsuka Pharma Co Ltd | Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof |
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CN114935628A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-23 | 扬州市职业大学(扬州开放大学) | 一种基于新型气敏基底材料的病理检测用气体检测平台 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011120 |