JPH0842609A - 電磁ブレーキの軸受部材圧入装置 - Google Patents

電磁ブレーキの軸受部材圧入装置

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Publication number
JPH0842609A
JPH0842609A JP6180215A JP18021594A JPH0842609A JP H0842609 A JPH0842609 A JP H0842609A JP 6180215 A JP6180215 A JP 6180215A JP 18021594 A JP18021594 A JP 18021594A JP H0842609 A JPH0842609 A JP H0842609A
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JP
Japan
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bearing member
press
new
electromagnetic brake
rod
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Pending
Application number
JP6180215A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminori Kikuchi
文則 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0842609A publication Critical patent/JPH0842609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成により軸受部材を嵌入穴に正確に
圧入することのできる電磁ブレーキの軸受部材圧入装置
の提供。 【構成】 軸受部材17、21の内径と同一径、あるい
は微小寸法小さい径を有し、それぞれの軸受部材の軸受
穴17a、21aに連続して嵌入され、新規軸受部材1
7の一端に係合するつば部22bを備えた筒体22と、
この筒体22を貫通するロッド19と、このロッド19
に螺合するナット20とからなっている。 【効果】 新規軸受部材の圧入作業を簡便なものとする
ことができるとともに、電磁ブレーキのブレーキ動作時
に支障をきたすことを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レバーに形成された貫
通穴へ圧入される既軸受部材を新規軸受部材へと入れ替
える電磁ブレーキの軸受部材圧入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は電磁ブレーキの構成を示す外観
図、図3は電磁ブレーキの軸受部材圧入装置の従来例を
示す断面図である。
【0003】一般に電磁ブレーキ1は図2に示すよう
に、吸引部2と、この吸引部2を図示しない固定コアと
ともに上下方向に移動可能な押し下げロッド3と、押し
下げロッド3の上下方向の力を支点軸4を介して横方向
の力に変換するレバー5と、レバー5に当接し、支持点
6を介して横方向に回転するレバー7に固定されるボル
ト8と、ボルト8を固定するナット9と、前記のレバー
7に取り付けられ、固定コアの吸引、釈放によりブレー
キドラム10と離接するシュー11と、支持点6を保持
するブラケット12と、シュー11をブレーキドラム1
0に当接させようとする力を前記レバー7に付与するバ
ネ13と、前記のバネ力をレバー7に伝えるボルト1
4、座金15およびナット16とを有している。
【0004】そして、前述のように構成される電磁ブレ
ーキに適用される従来の軸受部材圧入装置は図3に示す
ように、挿通穴18aを有する円筒部18bが形成され
るとともに、一端につば部18cが備えられ、円筒部1
8bが新規軸受部材17の軸受穴17aに挿通される円
筒体18と、ねじ部19aを有し、レバー5の嵌入穴5
aおよび円筒体18の挿通穴18aに挿入されるロッド
19と、ロッド19のねじ部19aに螺合して円筒体1
8のつば部18c側の側面に係止されるナット20とを
備えている。
【0005】このような軸受部材圧入装置では、電磁ブ
レーキ1かレバー5を取外した状態で円筒体18の円筒
部18bを新規軸受部材17の軸受穴17aに挿通する
とともに、ロッド19をレバー5の嵌入穴5aおよび円
筒体18の挿通穴18aに挿入し、この円筒体18の端
部より突出するロッド19のねじ部19aにナット20
を螺合する。新規軸受部材17および円筒体18をレバ
ー5の嵌入穴5aに上方から対向させて、ロッド19を
図3に示す矢印方向へ油圧的あるいは機械的に引き下げ
ると、この矢印方向への力がナット20を介して円筒体
18に伝達される。また、このときつば部18cの外径
が大きいことに伴い、圧入時にこのつば部18cがレバ
ー5の上面に当接し、新規軸受部材17が過度に圧入さ
れることを防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
磁ブレーキの軸受部材圧入装置にあっては、新規軸受部
材17をレバー5の嵌入穴5aに圧入する際、この嵌入
穴5aの内周面に対して新規軸受部材17の外周面を並
行に保持した状態で圧入を行わなければならない。すな
わち、新規軸受部材17の外周面を並行に保持した状態
としないなら、新規軸受部材17の全周に渡って均一の
押圧力を加えることができず、正確な圧入が困難とな
る。特に、前記軸受部材に含油式焼結合金のような脆い
金属から成る薄型軸受部材を用いた場合、圧入が正確に
行われないと軸受部材に歪みが生じ、このような歪みが
生じた状態で新規軸受部材17の軸受穴17aに支点軸
4が挿入されると、この支点軸4は円滑に摺動または回
動できず、電磁ブレーキ1のブレーキ動作時に支障を生
じるという問題があった。
【0007】このような不都合を避けるためには、嵌入
穴5aに対する新規軸受部材17の相対的位置を測定し
ながら嵌入穴5aの内周面に対して新規軸受部材17の
外周面を平行な状態に保つようにすればよいのである
が、これには手間と時間を要し、作業効率を悪化させる
という問題があった。
【0008】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡易な構成により軸受部材を嵌入穴
に正確に圧入することのできる電磁ブレーキの軸受部材
圧入装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、レバーに形成された貫通穴へ圧入される既
軸受部材を新規軸受部材へと入れ替える電磁ブレーキの
軸受部材圧入装置において、前記既軸受部材および新規
軸受部材の内径と同一径、あるいは微小寸法小さい径を
有するとともに、それぞれの軸受部材の軸受穴に連続し
て嵌入され、前記新規軸受部材の一端に係合するつば部
を備えた筒体と、この筒体を貫通するロッドと、このロ
ッドと螺合して軸方向の力を付与するナットとから成る
構成にしてある。
【0010】
【作用】本発明は前記のように構成したので、筒体に新
規軸受部材を嵌入し、この筒体のつば部に新規軸受部材
の一端を当接させた後、筒体を既軸受部材に嵌入させて
既軸受部材と筒体とで新規軸受部材を挟持し、ロッドを
筒体の嵌入穴に挿通する。この状態で前記ロッドをレバ
ー側へ引き込むと、ナットに加わる力を介して筒体の端
面が新規軸受部材および既軸受部材を押圧し、これに伴
い既軸受部材はレバーの外側に押し出され、一方、新規
軸受部材はレバーの嵌入穴に圧入される。このとき、前
記新規軸受部材は既軸受部材の内径に嵌入されて傾きを
規制された状態の筒体の外径に沿って移動し、したがっ
て、新規軸受部材は嵌入穴の内周面に対して確実に平行
な状態を維持させることができ、歪みの発生を回避する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の電磁ブレーキの軸受部材圧入
装置の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の
電磁ブレーキの軸受部材圧入装置の一実施例を示す断面
図である。なお、図1に示すものにおいて前述した図3
に示すものと同等のものには同一符号が付してある。す
なわち、5はレバー、5aは嵌入穴、17は新規軸受部
材、17aは新規軸受部材17の嵌入穴、19はロッ
ド、19aはねじ部、20はナットである。
【0012】本実施例の電磁ブレーキの軸受部材圧入装
置は図1に示すように、後述する既軸受部材21および
新規軸受部材17の内径より僅かに小さい外形をもつと
ともに、既軸受部材21と新規軸受部材17の全長の和
と同一か僅かに長い全長をもつ円筒部22a、既軸受部
材21および新規軸受部材17の外径より大きな外径を
もつつば部22b、および、ロッド19を挿通可能な挿
通穴22cを備える筒体22を有している。なお、21
はレバー5に圧入されており摩耗等により交換される既
軸受部材、21aは既軸受部材21の軸受穴である。
【0013】この実施例にあっては、新規軸受部材17
をレバー5へ圧入する場合、まず、筒体22の円筒体2
2aに新規軸受部材17を挿入するとともに、この状態
で筒体22の円筒部22aを既軸受部材21の軸受穴2
1aに挿入し、既軸受部材21と新規軸受部材17とを
当接させる。これにより新規軸受部材17は既軸受部材
21と筒体22のつば部22bに挟まれた状態となり、
新規軸受部材17、既軸受部座21およびレバー5の貫
通穴5aの内外壁は平行面となる。次いで、筒体22の
貫通穴22cにロッド19を挿入して貫通させ、このロ
ッド19のねじ部19aにナット20を螺合し、この状
態でロッド19を図1の矢印方向へ力を付与してゆく
と、既軸受部材21はレバー5の下側に押し出され、新
規軸受部材17はレバー5の挿入穴5a内に嵌入してゆ
く。この新規軸受部材17の圧入時、筒体22の円筒部
22aは既軸受部材21の貫通穴21aによって真直に
力が付与されるため、これに伴って新規軸受部材も既軸
受部材21と筒体に挟持されながら貫通穴5aに真直に
嵌入される。
【0014】このように構成した実施例では、新規軸受
部材17は既軸受部材21と筒体22とで挟持案内され
ながらレバー5の貫通穴5aに圧入されるため、正確
に、すなわち、傾きを生じることなく圧入することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、新
規軸受部材は既軸受部材と筒体とで挟持案内されながら
レバーの貫通穴に圧入されるため、簡易な構成により前
記新規軸受部材を嵌入穴に正確に、すなわち傾きを生じ
ることなく圧入することができる。これによって、新規
軸受部材の圧入作業を簡便なものとすることができると
ともに、電磁ブレーキのブレーキ動作時に支障をきたす
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁ブレーキの軸受部材圧入装置の一
実施例を示す断面図である。
【図2】電磁ブレーキの構成を示す外観図である。
【図3】電磁ブレーキの軸受部材圧入装置の従来例を示
す断面図である。
【符号の説明】
5 レバー 5a 嵌入穴 17 新規軸受部材 19 ロッド 20 ナット 21 既軸受部材 22 筒体 22a 円筒部 22b つば部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバーに形成された貫通穴へ圧入される
    既軸受部材を新規軸受部材へと入れ替える電磁ブレーキ
    の軸受部材圧入装置において、 前記既軸受部材および新規軸受部材の内径と同一径、あ
    るいは微小寸法小さい径を有するとともに、それぞれの
    軸受部材の軸受穴に連続して嵌入され、前記新規軸受部
    材の一端に係合するつば部を備えた筒体と、この筒体を
    貫通するロッドと、このロッドと螺合して軸方向の力を
    付与するナットとから成ることを特徴とする電磁ブレー
    キの軸受部材圧入装置。
JP6180215A 1994-08-01 1994-08-01 電磁ブレーキの軸受部材圧入装置 Pending JPH0842609A (ja)

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JP6180215A JPH0842609A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 電磁ブレーキの軸受部材圧入装置

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JPH0842609A true JPH0842609A (ja) 1996-02-16

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JP6180215A Pending JPH0842609A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 電磁ブレーキの軸受部材圧入装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107717858A (zh) * 2017-10-31 2018-02-23 苏州金牛精密机械有限公司 一种轴承压入辅助装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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