JPH0842211A - 複数ロック機構 - Google Patents

複数ロック機構

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JPH0842211A
JPH0842211A JP7113469A JP11346995A JPH0842211A JP H0842211 A JPH0842211 A JP H0842211A JP 7113469 A JP7113469 A JP 7113469A JP 11346995 A JP11346995 A JP 11346995A JP H0842211 A JPH0842211 A JP H0842211A
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arm
locking
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロックバー94と、ロックアーム76を持つ
3つのロック70A〜Cと、ロックアームをロックバー
94に接続するリンク機構100を備え、リンク機構1
00は第1作動形態より、ロックバー94が任意の1対
のロックアーム76のロックされた位置からロックを解
除された位置への移動に応答して、ロックされた位置か
らロックを外された位置に移動する。また、リンク機構
は第2作動形態によりロックバー94がロックアーム7
6の予め定められた1対によるそれらのロックされた位
置からロックを外された位置への運動、又は第3ロック
アーム76のそのロックされた位置からロックを外され
た位置への運動に応答して、そのロックされた位置から
ロックを外された位置へ移動する。 【効果】 最大の安全を保障すると同時にロックの一つ
が故障しても金庫室に入ることを可能で、しかも、金庫
を割安に作ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は施錠機構、特に金庫室ド
アに用いる為の複数ロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金庫室は、金、書類及び有価物を安全に
保管する為に、一般に銀行及び金融機関に用いられる。
多くの金庫室ドアは、通常2つのロックを持つ施錠機構
を有しかつ、この機構は、一つのロック或は両者のロッ
クが解除される時に開くように設計されることが出来
る。ロックの一つを解除することにより開くことの出来
るダブルロック機構は、一つのロックが故障した時に金
庫室に他のロックを用いることにより入ることが出来る
追加的な利便性を供与する。
【0003】また、4つのロックを含むロッキング機構
を持つ金庫室ドアも又公知である。かかる4ロック機構
は、一般に連邦準備銀行に於いて保安性を高める為に一
般に用いられている。かかる4ロック機構は、何れか2
つのロックを解除することにより金庫室ドアを開くこと
の出来るように機械的に設計されている。かかる機構の
場合に4つのロックの一つ又は2つが故障した場合にも
金庫室は、開くことが出来る。何故ならば残りの2つの
ロックが開かれることが出来るからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のうち2つ
のロックを持つ施錠機構を有する機構は、金庫室の中に
部外者の入ることに関して単一ロックの場合よりも保安
性を高めるものではない。ロック機構を解除する為に両
者のロックが解除されることを必要とするダブルロック
機構は、上記の単一ロック方式にはない追加の保安性を
保障するが、ロックの一つが故障した場合に金庫室への
立ち入りが不能となる問題を生じる。この為に両者のロ
ックが解除されねばならぬダブルロッキング機構を用い
るドアは、ロックの故障の際にも立ち入ることの出来る
金庫室にある不便で容易には接近出来ぬセクションに小
さい非常出入り開口(非常ドア)を持つ。これから判る
如くこの機能は金庫室の保安性を低下させる。
【0005】また4ロック機構の抱える問題の一つは、
それが複雑で高価につくことである。別の問題は、機構
が多様性に欠けることである。何故ならばロックは金庫
室ドアを開く為に唯一つの方法でしか機能せぬからであ
る。
【0006】更に上記のロック機構の何れもが金庫室に
入る為に金庫室ドア上の2つの別個のロックを解除する
(出来れば2人により別々に)ことが必要であるが、し
かし同時に従業員又は管理者の如き単独の人物が単一ロ
ックを解除することにより金庫室に立ち入ることを許す
ダブルロック機構を持つことが保安上望ましい場合に使
用し得るものではない。
【0007】本発明は、これらの及びその他の問題を克
服し、かつ、安全ドアの為の3ロック機構を提供する
が、このロック機構は、ロックの何れか2つの解除によ
り機構が解除される第1の作動形態と、機構を解除する
には3つのロックの内の特定の2つのロックが解除され
ねばならず、しかも残りのロックはマスタロックであ
り、それ単独で機構のロックを解除することが出来るよ
うな第2の作動形態を持つ。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によればドアをロ
ックする第1の位置とドアのロックを解除する第2の位
置との間の予め定められた距離だけ動くことの出来るロ
ックバーと、3つの互いに間隔を隔てたロックから成る
保安ドアのロックのかけ外しの為のロック機構が使用さ
れる。各ロックは、ロックされた位置とロックが解除さ
れた位置との間の設定された距離を動くことの出来るロ
ックアームを有する。第1リンクは、第1ロックのロッ
クアームに片側端で接続され、かつ、他端で第2ロック
のロックアームに接続されている。第2リンクは、片側
端で第1リンクに接続され、かつ、他端に於いて第3ロ
ックのロックアームに接続され、かつ、第2リンクをロ
ックバーに接続する為の手段が用いられている。第1及
び第2リンクは、3つのロックの何れか2つのロックア
ームがロックされた位置からロックの解除された位置へ
移動することによりロックバーが第1位置から第2位置
に移動するようなサイズを持つ。
【0009】本発明の別の特徴によれば、ドアをロック
する第1の位置とドアのロックを解除する第2の位置と
の間の予め定められた距離だけ動くことの出来るロック
バーと、3つの互いに間隔を隔てたロックから成る保安
ドアのロックのかけ外しの為のロック機構が使用され
る。各ロックは、ロックされた位置とロックが解除され
た位置との間の設定された距離を動くことの出来るロッ
クアームを有する。第1リンクは、第1ロックのロック
アームに片側端で接続され、かつ、他端で第2ロックの
ロックアームに接続されている。接続手段は、第2リン
クをロックバーに接続する為のものである。接続手段並
びに第1及び第2リンクは、予め定められた一対のロッ
クのロックアームの移動により上記のロックバーが第1
位置から第2位置に移り、又予め定められた第3ロック
のロックアームの移動によりロックバーが第1位置から
第2位置に移るが如くサイズを定められている。
【0010】本発明の別の特徴によれば、ドアをロック
する第1の位置とドアのロックを解除する第2の位置と
の間の予め定められた距離だけ動くことの出来るロック
バーと、3つの互いに間隔を隔てたロックから成る保安
ドアのロックのかけ外しの為のロック機構に使用され
る。各ロックは、ロックされた位置とロックを解除され
た位置との間の予め定められた距離を動くことの出来る
ロックアームを含む。リンク機構は、ロックアームをロ
ックバーに接続し、しかもロック機構は第1作動形態と
第2作動形態を持つ。第1作動形態に於いては、何れか
2つのロックのロックアームが移動することによりロッ
クバーはロックを解除された位置に移る。その第2作動
形態に於いては、予め定められた対のロックのロックア
ームの移動により、又は第3の予め定められたロックの
ロックアームの移動によりロックバーはロックを外され
た位置に移る。
【0011】発明の別の特徴によれば、保安ドアのロッ
クのかけ外しの為に使用されるロック機構が設けられ
る。ロック機構は、ドアにロックをかける第1の位置と
ドアのロックを外す第2の位置との間で予め定められた
距離だけ動くことの出来るロックコンポネントから成
る。ロックの各々は、ロックされた位置とロックを外さ
れた位置との間の特定の距離を動くことの出来るロック
アームを持つ。リンク機構は、ロックをロックコンポネ
ントに接続することによりロックアームの各々の動作に
応じてロックコンポネントを動かす。リンク機構は、多
数のメンバから成り、かつ、これらは相対運動の為にピ
ンにより相互に接続される。リンク機構は、第1ピン位
置と第2ピン位置を持ち、かつ、この場合に接続ピンが
第1ピン位置に在る時にはリンク機構は第1作動形態を
持ち、又接続ピンが第2ピン位置に在る時にはリンク機
構は第2作動形態を持つ。第1作動形態に於いて3つの
内の何れか2つのロックのロックアームがロックのかか
った位置からロックの外れた位置に動くことによりリン
ク機構はロックコンポネントを第2位置に移し、又第2
作動形態に於いては3つのロック内の特定の2つのロッ
クのロックが残りのロックのロックアームの移動の為に
移動した場合にリンク機構はロックコンポネントを第2
位置に移す。
【0012】本発明の目的は、公知の方法に於ける問題
を解消し、かつ、多重ロック機構を提供することに在
り、かつ、この機構は最大の保安の保障すると同時にロ
ックの一つが故障しても金庫室に入ることを可能にする
ものである。
【0013】本発明の目的は、金庫室のドアの安全を保
障する為のロック機構を提供することにあり、かつ、こ
のロック機構は多数の相互接続されたロックを含む。本
発明の別の目的は、3つのロックを持つ上記のロック機
構を提供することであり、かつ、この機構は2つの作動
形態を識別する為にかつ、迅速に改変されることが出来
る。
【0014】発明の別の目的は、第1作動形態に於いて
3つのロックの何れか2つのロックを解除することによ
りロック機構は開くが如き上記のロック機構を提供する
ことに在る。
【0015】発明の更に別の目的は、第2作動形態に於
いて2つの特定のロックを解除するか又は第3のロック
のみを解除することによりロック機構が開くが如きロッ
ク機構を提供することに在る。
【0016】本発明の更に別の目的は、ロックの一つの
故障の場合にも解除することの出来る上記のロック機構
を提供することに在る。本発明の別の目的は、高度の安
全性を提供する上述のロック機構を提供することに在
る。
【0017】本発明の別の目的は、割安に作ることが可
能であり、かつ、第1又は第2作動形態に迅速かつ、容
易に改変することの出来るロック機構を提供することに
在る。
【0018】上記の及びその他の目的及び利点は、添付
の図面と共に発明の好ましい実施例の下記の記述から明
らかである。
【0019】
【作用】このロック機構は、上記構成により、ロックの
何れか2つの解除により機構が解除される第1の作動形
態と、機構を解除するには3つのロックの内の特定の2
つのロックが解除されるか、残りのロックは単独で機構
のロックを解除することが出来るような第2の作動形態
を持つ。
【0020】
【実施例】図面は、発明の好ましい実施例を図示する目
的を持ち、この実施例に限定することを目的としない図
面であって、このうち、図1は本発明による複数ロック
機構20を用いる金庫室ドア10の正面斜視図である。
ドア10は、金庫室の壁16の中に公知の方法で形成さ
れ、又は形に嵌め込まれているドアフレーム14に対し
てヒンジ12により取り付けられている。ハンドル18
が詳述される如く、金庫室ドア10を開く(即ち、解除
する)為にロック機構20と共に設けられている。
【0021】次に図2によれば、ドア10の内部構成部
品がドア10の後ろ、又は背面から見た位置で示されて
いる。ドア10は、ロック機構の基板22を有し、か
つ、これにロック機構20が取り付けられている。ロッ
キングカム24がハンドル18に取り付けられ、それと
共に回転する。ロッキングカム24は、ロック機構20
と作動し得る状態で係合する為に第1アーム24aを、
又金庫室部材30に接続されている第2アーム24bを
有する。金庫室部材30は、連結板32を有し、かつ、
この連結板は一端でロッキングカム24のアーム24b
にピン結合され、かつ、他端に於いてかんぬき体34に
ピン結合されている。多数のロッキングボルト36は、
かんぬき体34の片側から金庫室ドア10の内側端に沿
って設けられた補強ビーム38を通って延びている。ド
アフレーム14の中に形成された多数の凹部がロッキン
グボルト36と整合する位置に在って金庫室のドア10
がロックされた位置にある時にボルトはその中に嵌入す
る。一対のブラケット42がかんぬき体34の他の側か
ら延びる。各ブラケット42は、長孔44を持ち、か
つ、これはピン又はボルトの嵌入し得る寸法である。長
孔44は、一般にロッキングボルト36の軸に平行に走
行する軸線に沿ってかんぬき体34が容易に動き得るよ
うにロックバー36の軸心に平行に設けられている。ガ
イドロッド48がブラケット42の片側端に機械的に取
り付けられ、かつ、ブラケット42から第2ブラケット
50の開口を通って延びている。リミットスイッチ5
2,54が設けられることにより該当のドアコンポネン
トの動作及び/又は相対位置を監視することが出来る。
【0022】上記のコンポネントは、類似の装備で多く
の金庫室ドアに於いて通常見い出されるものであり、又
それら自体本発明の一部を構成するものではない。それ
らは、本発明がそれと共に用いられる典型的な金庫室又
は金庫のコンポネントを図示する為に図示されている。
【0023】次に図3に於いてロック機構20が最も良
く分かる。ロック機構20は、図に於いて70A,70
B及び70Cの記号を持つ3つの互いに間隔を隔てたロ
ックを以って構成される。示された実施例に於いてロッ
ク70A,70B及び70Cは、一般に同じものであ
り、機械的コンビネーションロックの名で呼ばれ、か
つ、その各々は金庫室ドア10の正面に夫々数字ダイア
ル72を備える(図1に於いて最も良く見える)。各ロ
ック70A,70B,70Cは、ロックハウジング74
及びそれから延びるロックアーム76を持つ。各ロック
アーム76は、引き出された位置(図3に最も良く示さ
れている)と、後退した位置(図6〜14に於いて最も
良く示されている)の間で動くことが出来る。示された
実施例に於いてロック70A,70B,70Cは、ロッ
クアーム76の全体が互いに平行で、かつ、同じ方向を
向くような形で、全体として三角状に配置されている。
延長アーム78は、側方に延びるブラケットを把持し、
延長アーム78の長孔84を通って延びるガイドピン8
2により基板22に取り付けられている。長孔84は、
延長アーム78がロック70A,70B,70Cのロッ
クアーム76の運動の方向に全体として平行な方向に動
くことを可能にするように芯出しされている。既存の締
結具86がロック70Bのロックアーム76を延長アー
ム78のブラケット78aに固定する。この点に関して
ロック70Bのロックアーム76の運動は、ブラケット
の、従って延長アーム78の直接運動に変換される。図
3に於いて最も良く示される如く延長アーム78は、図
に78bの記号で示されている自由端を備えており、か
つ、この自由端は一般にロック70Aと70Cのロック
アーム76に一般に整合している。延長アーム78の自
由端78bは、延長アーム78の全体平面からは偏移し
ており、又図5に於いて最も良く示されている如くネジ
付きのボス88を含む。
【0024】ロックバーブラケット90が図4に示され
る如く既存の締結具により基板22に固定されている。
ブラケット90は、中心が芯出しされ全体がU形の溝9
2をその中に形成される如く成型されている。溝92と
基板22の平面とは、ロックバー94を受け入れるよう
な寸法を持つ全体が矩型の通路を構成し、かつ、この場
合にロックバー94は矩形通路92の中を摺動すること
が出来る。ブラケット90は、ロックバー94がロック
70A,70B,70Cのロックアーム76の運動の方
向に平行な方向に動くことが可能であり、又ロックバー
94の片側端がロックキングカム24と作動し得る状態
で係合するような位置に在る。溝92の一部がブラケッ
ト90から切除されることによりロックバー94を露出
し、かつ、ロックバー94にコネクタプレート96を締
結具98によって取り付けることを可能にする(図4に
仮想線で示されている)。コネクタプレート96の両端
に96a,96bの2つの開口が形成されることによ
り、第1リンク機構アタッチメント位置(開口94aに
於いて)及び第2リンク機構開口位置(開口94bに於
いて)を後述の如く限定する。
【0025】ロック70A,70Cのロックアーム及び
延長ロックアーム78を互いに、かつ、ロックバー94
に接続する為にリンク機構100が設けられる。リンク
機構100は、一般に第1リンク102及び第2リンク
104から成る。図3及び図4に最も良く示されている
ように、リンク102は、ロック70Aのロックアーム
76を延長アーム78の自由端78bに接続する。この
為にリンク102は、片側端に於いてスロット102a
を、又他の端に円形開口102b、更にスロット102
aと開口102bとの間にネジ孔102cを持つ。
【0026】第1タイプの締結具112は、スロット1
02aを通って延び、かつ、図4に於いて最も良く示さ
れる如く第1リンク102をロック70Aのロックアー
ム76に固定する。他の場所であるリンク機構100に
用いられているタイプの締結具112は、一般に6角頭
部分112a、中間ネジ付き部分112b、及びネジの
ない円柱部分112cから成る(図4の下部に最も良く
示されている如く)。円柱部分112cは、ロック70
Aのロックアーム76に相対的な第1リンク102のピ
ボット運動を容易にする為のピボット用支持面を備え
る。ソケットヘッド部114a、中間のネジのない円柱
部114bおよびネジ端末部114cを持つ第2タイプ
の締結具114は、ネジ孔102bを通って延びること
により第1リンク102を延長アーム78の自由端78
bに固定する。図4に示された如く第1リンク102
は、ファスナ114を取り付ける為のネジ孔を持つ。
【0027】次に第2リンク104に於いて長孔104
a,104bがその両端に形成される。1対の間隔を隔
てた開口104c,104dは、孔104a,104b
の間のリンク104に形成される。開口104c,10
4dの間の間隔は、開口104c,104dが開口96
a,96bに整合し得るようにコネクタプレート96の
中の開口96a,96bの間の間隔に等しくなってい
る。開口104cとコネクタプレート96の中の芯出し
された開口96aは、図の中でP1の記号を持つ第1リ
ンク取付け点を限定する。開口104bとコネクタプレ
ート96の芯出しされた開口96bは、図に於いてP2
の記号を持つ第2リンク機構取り付け点を限定する。締
結具114は、第2リンク104をコネクタプレート9
6に接続する為のものである。締結具114は、第1取
付け点P1又は第2取付け点P2の何れかに位置を定め
ることが出来る。締結具114が第1取付け点に挿入さ
れる時にはロック機構20に対して第1作動形態が確定
される。締結具114が第2取付け点P2に挿入される
とロック機構20に対して第2作動形態が確定される。
【0028】上記の第1作動形態(即ち、締結具114
が取り付け点P1に在る時)に於いてロック機構20
は、3つのロック70A,70B,70Cの何れか2つ
の解除により金庫室ドア10の開放又は解除が可能とな
る機能を持つ。上記の第2作動形態(即ち、締結具11
4が第2取り付け点P2に在る時)に於いてロック機構
20は、ロック70A,70Bの開放により金庫室ドア
10の開放又は解除が可能となるか、又は上記の代わり
にロック70Cのみが解除されることにより金庫室ドア
10の開放又は解除が可能となるような機能を持つ。こ
の後者の形態ではロック70Cは、それ独自で金庫室の
ドアの開放を可能にするマスタロックとなる。
【0029】次に図6〜図14には上記のロック機構の
作動方式が図示されている。図6は、第1作動形態のロ
ック機構10(即ち、取り付け点P1の締結具114)
を示す。図示された位置ではロック機構20は、ドアを
ロックする位置に在るのに対し、ロック70A,70
B,70Cのロックアーム76は、ロックされた位置に
延びる。この位置ではロックバー94は、ロッキングカ
ム24のアーム24aの反時計方向の回転を阻止する。
【0030】正しい組み合わせが行われると、ロック7
0Aは、図7に示された如き開放位置(即ち、ロックア
ーム76がその後退位置、図の左の方に動いた時に)に
動かされることが出来る。ロック70Aのロックアーム
76に付随した第1リンク102の上端が左に動くこと
により、第1リンク102は、軸支されている所を中心
に下端の周りでピボット運動を行う。第1リンク102
のピボット回転により第2リンク104の末端(第1リ
ンク102にピン固定されている)は、ロック70Cの
ロックアーム76に取り付けられている他端を中心にピ
ボット運動する。この動作により取り付け位置P1の第
2リンク104に取り付けられているロックバー94
は、図7に示された如く予め定められた距離だけ左の方
に動く。図7に示された如く、ロック70Aのロック解
除により起きる第1リンク102自体の運動は、ロック
バー94をロッキングカム24のアーム24aから外す
には十分ではない。次に、ロック70Bが正しく組み合
わされると図8に示される如く該当のロックアーム76
が後退位置動くことにより延長アーム78が左に移動
し、この為に第1リンク102の下端はそれと共に動
く。かかる動きにより第2リンク104の上端が更に左
に移動し、従ってロックバー94は、ロッキングカム2
4のアーム24aから離れることになる。ロック70A
及び70Bが解除されるとロッキングカム24が自由に
回転し、従って連結板32が動いてロッキングボルト3
6をドアフレーム14に於ける凹部から離し、かつ、金
庫室ドア10を解除する。
【0031】図9は、ロック70Aが解除された後(図
7に示された如く)ロック70Cが解除される状況を示
す。図9に示されている如くロック70Cのロックアー
ム76が後退すると第2リンク104の下端が左に動
き、従ってロックバー94がロッキングカム24のアー
ム24aから外れるのに充分な距離だけ移動し、かつ、
この場合に金庫室ドアは再び解除されることが出来る。
【0032】図10は、ロック70Bが最初に解除さ
れ、リンク102の下端がそれと共に左に向かって動
き、従って、第2リンク104(及びロックバー94)
の上端がロッキングカム24のアーム24aに相対的に
予め定められた距離だけ動く場合を示す。図10から判
る如くロック70Bのみの解除によってはロックバー9
4は、ロッキングカム24がそれを超えて回転するのに
充分な距離を動くことはない。図11は、ロック70B
が解除された後、ロック70Cが解除される場合を図示
される。ロック70Cの解除の結果、リンク104の下
端が左に動き、ロックバー94をロッキングカム24の
アーム24aから外れるまで動かす為にドア10は開く
ことが出来る。
【0033】図12は、ロック70Cが最初に解除され
ることにより、第2リンク104の下端が左に移動し、
ロックバー94をそれと共に予め定められた距離だけ移
動させる場合を示す。この場合にもロック70C単独の
ロックアーム76の移動ではロッキングカム24の第1
アーム24aがロックバー94から外れることはない。
次に、ロック70Aが解除されると図9に示された状況
が出現し、第1アーム24aはロックバー94から外
れ、かつ、金庫室ドア10を解除する。同様に図11
は、最初にロック70Cが解除された後にロック70A
の代りにロック70Bが解除された場合を示す。この場
合にもロックバー94は、ロッキングカム24のカムア
ーム24aが外れる為に金庫室ドア10の解除が可能と
なる。
【0034】図6〜図12は、従って第1作動形態のロ
ック機構20の作動を描き、かつ、3つのロック70
A,70B,70Cの何れか2つが任意の順序で解除さ
れることにより金庫室ドア10が開かれる方法を示す。
【0035】図13及び図14によればロック機構20
は、締結具114を第2取り付け位置P2に持ってい
る。図13ではロック70A,70B,70Cがすべて
ロックされた位置に在り、同時にロックバー94がロッ
キングカム24の回転を阻止するロック機構20の形態
を示す。この形態ではロック70Cのみの解除で図14
に示された如くロックバー94がカム24から外れるこ
とにより回転し、かつ、金庫室のドアを開くことが可能
である。
【0036】更にロック70A,70Bの解除によって
もロックバー94が動いてカム24から外れることが出
来る。この動作は基本的に図7及び8に示されている。
これに関しては図から判る如くロック70A及び70B
は、締結具114が取り付け位置P1又は取り付け位置
P2の何れに在るかには関係なく、リンク102に同じ
働きを及ぼす。従って、締結具114が第2取り付け位
置P2に在る時にはロック70A及び70Bが解除され
るとロックバー94が動くことによりロッキングカム2
4が回転して金庫室ドア10が開く。上記に代わり一つ
のロック、即ちロック70Cをマスターロックと考え、
これのみで金庫室ドア10を開くことが出来る。
【0037】本発明は、従って一つの締結具の位置を変
えることのみで容易に、かつ、迅速に2つの作動形態を
一つにすることの出来るロック機構を提供する。一つの
作動形態では3つのロックの内の何れか2つを解除する
ことにより金庫室のドアを開くことが可能であり、又別
の作動形態では金庫室ドアを開くには2つの特定の解除
が解除されねばならぬか、又は第3のマスタロックのみ
を解除するだけでよい。
【0038】次に図15〜図30によれば、本発明の第
2の実施例が示されている。図15は、図1に示された
ものとほぼ同様の金庫室ドア210を示す。この場合、
金庫室ドア210は、既存の方法で適宜金庫室壁216
の中に設けられ、又は嵌め込まれているドアフレーム2
14にヒンジ212を介して取り付けられている。ドア
のロック機構を解除する為の回転ハンドル250が設け
られている。1対のダイアル222,224が金庫室ド
ア210の表面に設けられる。示された実施例に於いて
は、ダイアル222は、ダブルアクション(2位置)ダ
イアルであり、その第1の後退位置は、図15に示され
ており、第2の引き出された位置は同図に仮想線で示さ
れている。表示される組み合わせの為の数値表示部22
6,228はダイアル222,224に隣接して夫々示
されている。
【0039】次に図16によれば金庫室ドア210の後
ろ、又は背面から見た金庫室ドア210の内部コンポネ
ントが示されている。回転式の回転ハンドル250がド
ア210を通って延びているシャフト252に取り付け
られている。フライホイール260が円筒状の中心ハブ
262を持ち、かつ、このハブ262にシャフト252
が通され、かつ、ハブ262に接続されることによりハ
ブ262と共に回転する。円筒状の壁264がハブ26
2を取り巻き、かつ、ハブと共に円環状の窪みを限定す
る。上部プレート266及び下部プレート268が円筒
壁264から延びている。下部プレート268は、1対
の分散型のスロット272,274を持ち、かつ、これ
が締結具278により接続板276にフライホイール2
60を取付けている。次に、接続板276は、既存の締
結具282により連結棒280に取り付けられている。
連結棒280は、通常、金庫室ドア210の開放及び閉
止の為のドアボルトロッキング装置(図示されず)に取
り付けられている。締結具286は、それを通って延び
ている長孔284がプレート276及び連結棒280を
ドアボルトロッキング装置に一致させるのに役立ってい
る。
【0040】フライホイール260の上部プレート26
6は、その中に弓形スロット290を設けられた扇型の
平らな板体である。スロット290は、シャフト252
の軸心に関して一般に対称的であり、かつ、放射方向に
延びる凹部290a(図17に最も良く示されている)
を有している。上部プレート266は、ガイドブロック
292をその上端に持つ。ガイドブロック292を通る
円形の孔が円筒壁264を通る孔と同じサイズで軸心を
共有することによりロックピン296がそれに挿入され
ることを可能にしている。ロックピン296は、図19
に最も良く示されている如く、その両端の間に連結部2
96aを有する。円柱部302と弓形部304を持つフ
ォロア300がロックピン296への取り付けの為に用
意されている。ロックピン296がフォロア300の円
柱体部分の穴を通って延び、かつ、図19に最も良く示
される如くロックピン296の連結部296aに取り付
けられている従来の固定ネジ306によりフォロアに固
定されている。フォロア300の弓形部304は、図1
9に最も良く示される如く、上部プレート266に対面
する如くその中に弓形スロット310が形成されてい
る。フライホイール260の円筒壁264とフォロア3
00の円柱部302との間に設けられたバイアスばね3
12がロッキングピン296を取り巻く。バイアスばね
312は、フォロア300(及びロックピン296)を
図16及び19に示されているロッキング位置に付勢す
るのに用いられる。この位置に於いてはロックピン29
6の上部端がブラケット322に設けられたブロック3
20の中の穴の中に延びる。ブラケット322は、中央
のU−形溝部322a並びに側方に延びるフレンジ部3
22bを含む。既存の締結具によりフレンジ部分322
bが金庫室ドア210の内面に固定されており、かつ、
この場合にU形溝部322aがドア210の表面と共に
一般に矩形の開口又は通路を形成する。作動バー330
は、下部部分352と上部部分354を持つ段付きピン
350を有する。ピン350の下部部分352は、その
寸法をフライホイール260の上部プレート266の中
の弓形スロット290及び凹部290aに嵌入し得る如
く定められている(図18及び19を参照)。補助取付
ブロック326がブラケット322に取り付けられてお
り、かつ、フライホイール260の時計方向の回転を限
定する為に調節可能なストッパとしての取付ネジ328
を有する。U形溝322aに形成されたスロット342
は、作動バー330をフライホイール260に芯出しす
る目的で作動バー330に取り付けられたピン344を
受け入れるようにそのサイズが定められている。次に図
16ではロック機構400を最も良く知ることが出来
る。ロック機構400は、図の中で400A,400B
及び400Cの記号を持つ3つの間隔を隔てたロックを
以って構成されている。図示された実施例に於てはロッ
ク400A,400B及び400Cは一般に同じであ
り、従来から機械的コンビネーションロックとして知ら
れている。各ロック400A,400B及び400C
は、ロックハウジング402及びそれから延びるロック
アーム404を持つ。各ロックアーム404は、図16
に示されている押し出されたロックのかかった位置と後
退したロックの外された位置との間で動くことが出来
る。示された実施例に於いてロック400A,400B
及び400Cは、一般に三角形のパターンでロック40
0Aがロックピン296の一方の側に、又ロック400
B及び400Cがロックピン296の反対の側に設けら
れている。複数のロックアーム404は全体的に平行で
あり、かつ、ロック400Aのロックアーム404はロ
ック400B及び400Cのロックアーム404の延び
ている方向とは逆の方向に延びている。
【0041】リンク機構410がロック400A,40
0B及び400Cを互いに接続する。リンク機構410
には接続レート412、第1レバー414、第2レバー
416及びリンク418を有する。接続プレート412
は、ロック400Bのロックアーム404をロック40
0Cのロックアーム404に接続する。この点に関して
詳述すれば接続レート412の両端には長孔422が設
けられていて、この中にピン424が挿入されることに
よりロックアーム404が接続プレート412に接続さ
れている。
【0042】第1レバー414は、一般にL形であり、
図の中の432の記号を持つ固定軸の周りでピボット運
動を行い得る如く取り付けられている。第1レバー41
4の一端は、接続プレート412にピン434により固
定されることにより一体的に運動する。第1レバー41
4の他端には、第1及び第2の間隔を隔てた開口414
aと414bが設けられており、次に詳述されている如
く第1レバー414をリンク418に接続する為に使用
される。第2レバー416は、一般に第1レバー414
に似ている。即ち、第2レバー416も又L形であり、
図の442の記号を持つ固定軸心の周りにピボット運動
を行い得る如く取り付けられている。第2レバー416
の一端は、ロック400Aのロックアーム404にピン
444により固定されている為に両者は一体的に運動す
る。第2レバー416の他端は、第1及び第2の間隔を
隔てた開口416a及び416bを持ち、かつ、これら
は第2レバー416をリンク418に接続するのに用い
られる。
【0043】リンク418は、長軸方向に長いプレート
であり、作動バー330にピン448によりピボット運
動の可能な如く固定されている。418a,418b,
418c及び418dの記号を持つ長孔がリンク418
の対立する両端の中に設けられている上記の長孔418
a,418b,418c及び418dは、第1レバー4
14に於ける開口414a及び414b並びに第2レバ
ー416の開口416a及び416bと一致し得る如く
位置決めされている。即ち、一対のピン452がリンク
418を第1及び第2レバー414,416に接続す
る。重要なことはピン452の位置如何により第1又は
第2作動形態が決まることである。特に一つのピン45
2が第2レバー416の開口416aの中に(即ちリン
ク418の長孔418aを通って)又別のピン452が
第1レバー414の開口414bに(即ちレバー418
の長孔418cを通って)位置決めされている時には第
1作動形態となる。図22〜図28は、第1作動形態に
在る時のロック機構400の動作を示すものである。開
口416aと又長孔418aに在るピン452が開口4
16b及び第2レバー416に(即ちリンク418の長
孔418bを通って)移動する時にはロック機構は、図
29及び30に示された如く第2作動形態を持つ。
【0044】図22〜図30にはロック機構400の第
1作動形態時の動作が図示されている。図22は、ドア
をロックする位置に在るロック機構400を示し、か
つ、この場合、ロック400A,400B及び400C
のロックアーム404はロックされた位置に引き出され
ている。この位置ではロックピン296は、ブロック3
20の中に延び、かつ、このブロックはフライホイール
260が反時計方向に回転することを阻止する。
【0045】ロック400Bのロックが解除された時
に、ロック400Bのロックアーム404は、図23に
示された位置に後退する。ロック400Bのロックアー
ム404に接続された接続プレート412の上端は、右
方に移動することにより図23に示された軸心432の
周りに第1レバーを反時計方向に僅かに回転させる。こ
の運動は、リンク418の右側に下向きの力を作用さ
せ、従って作動バー330の下向きの運動を起こさせ
る。
【0046】次に、図19に於いて作動バー330が下
方に向かって動く時、フォロワ300の弓形スロット3
10の中に拘束されているピン350の上部部分354
はフォロワ300を下方に向ける。従って、フォロワ3
00の下方の運動によりロックピン296はそれと共に
動く。作動バー330が下方に動くことによりピン35
0の部分352は、凹部290aから弓形スロット29
0に移動する。
【0047】次に図24に於いて、ロック400Cのロ
ック解除により、そのロックアーム404は、図示の位
置まで後退、かつ、この場合にプレート412のコネク
タの下端は、右方に移動し、従って第1レバー414を
軸心432の周りに反時計方向に回転させる。これによ
り作動バー330は更に下方に向かって動くことにな
る。即ち、ロック400Bおよび400Cの両ロックア
ーム404がロックを解除された位置に後退する時、作
動バー330は下方に動くことによりロックピン296
は、フォロワ300を介してブロック320から均等か
つ完全に後退する。言い換えれば、段付きピン350の
上部部分354は、フォロワ300の弓形スロット31
0に下向きの圧力を作用せしめ、フォロワ300及びロ
ックピン296をブロック320の円形穴から下向きに
図17に示された位置に動かす。この時フライホイール
260は、オペレータが図18に示された如く回転ハン
ドル250を回転する時にシャフト252の軸心の周り
の放射方向の通路の中を自由に動くことが出来る。
【0048】図18に於いてわかるように、段付きピン
350の下部部分352は、プレート266の弓形スロ
ット290を通って自由に動くことができ、又ピン35
0の上部部分354はフォロワ300の弓形スロット3
10を通って動く。この構成によりフライホイール26
0は、シャフトの軸心252の周りに回転し得るのに対
し、作動バー330は停止したままである。ロック機構
400が上述の如く第1作動形態に在る時、任意のロッ
クアーム404のロックの掛かった位置から解除された
位置への移動によって、作動バー330はロック解除さ
れた位置に移り、かつ、この場合に段付きピン350の
下部部分352はスロット290に完全に移り、かつ、
ロッキングピン296をブロック320の中の円形穴か
ら外に外す。
【0049】図25は、ロック400A及び400Bの
ロックアーム404が後退した位置に在るロック機構4
00を示す。図示された如くこの位置では作動バー33
0は、この場合も下方に動く為にロッキンピン296は
再びブラケット322のブロック320から引き出され
る。
【0050】図26及び27は、夫々ロック400Cの
ロックアーム404が先ず後退し、次にロック400A
のロックアーム404が後退する時のロック機構400
の関係位置を示す。この場合にもロッキングピン296
がブロック320から引き出されることによりフライホ
イール260の回転を可能にする。
【0051】図28は、ロック400Aがロック解除さ
れ、かつ、ロックアーム404がロックハウジング40
2の中に後退した時のロック機構400の関係位置を示
す。この時、ロック400Bのロックが外された時にロ
ック機構は図25に示された位置に移る。上述の如くこ
の関係位置ではロッキングピン296は、ブロック32
0から引き抜かれ、かつ、フライホイール260は自由
に回転することが出来る。
【0052】ロック400Aが先ず解除された後に(図
28)、ロック400Cが解除された時には、ロック機
構400は図27に示された位置に移る。この場合にも
ピン296は、ブロック320から引き抜かれ、かつ、
フライホイール260は自由に回転し、かつ、金庫室ド
ア210を解除する。
【0053】図22〜図28に図示された如く3つのロ
ック400A,400B,400Cの任意の2つの、任
意の順序での解除により金庫室210の開放が可能とな
る。図29及び図30に於いてロック機構400は第2
作動形態で示されている。上述の如くロック機構400
は、ピン452を第2レバー416の中の開口416a
から開口416b(即ち、レバー418の長孔418b
を通って)に動かすことにより第1作動形態(図22〜
図28に示された)から第2作動形態に変換することが
出来る。図29は、ロック機構400を第2作動形態に
於いて3つの全てのロック400A,400B,400
Cをロックされた状態で示す。
【0054】この第2作動形態では、ロック400A単
独が解除されたのみでフオロア300が下方に移動し、
かつ、この場合にピン296は図30に示された如くブ
ロック320から外れる。上記とは異なりこの第2作動
形態では、2つの他のロック(即ちロック400B及び
400C)も又金庫室ドア210を開くことが出来る。
即ち、リンク418が第1及び第2作動形態の両者に於
いて同じ方法で第1レバー414に接続されている為に
ロック400B及び400Cのロックアーム404が後
退することにより図24に示された通りの効果を作動バ
ー330に及ぼす。この第2作動形態に於いてロック4
00Aは、マスタロックと考えることが可能であり、か
つ、単独でも金庫室ドア210を開くことが出来る。
【0055】この様に本発明は、金庫室ドアに使用する
為の3つのロック機構を提供するものであり、かつ、こ
の機構は2つの作動形態の何れかで容易にかつ、迅速に
設定されることが出来、しかもこの場合ある形態では3
つのロックの任意の2つの解除により金庫室ドアを開く
ことが可能であり、又第2形態では2つの特定ロック又
は残りの第3ロック単独が解除されることによって金庫
室ドアの解除が可能である。図に示された構造に対する
改変及び変更は、本明細書を読んだ後にはこの分野の熟
練者にとっては明らかとなる。かかるあらゆる改変及び
変更は請求された特許の範囲又は同等のものの範囲内に
在る限り本発明に含められるものとす。
【0056】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、第1作動形
態に於いて3つのロックの何れか2つのロックを解除す
ることによりロック機構は開くことができ、第2作動形
態に於いて2つの特定のロックを解除するか又は第3の
ロックのみを解除することによりロック機構は開くこと
ができる。このため、この機構は最大の安全を保障する
と同時にロックの一つが故障しても金庫室に入ることを
可能にするものである。
【0057】また、金庫室に入る為に金庫室ドア上の2
つの別個のロックを解除する場合と、単一の人物が単一
のマスタロックを解除することにより金庫室に立ち入る
ことを可能とする。
【0058】しかも、この機構は、割安に作ることが可
能であり、第1作動形態と第2作動形態の2つの作動形
態の切り換えを迅速に改変されることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるロック機構を有す
る金庫室ドアの正面の斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った金庫室ドアの断面立面
図である。
【図3】図2に示されたロック機構の拡大立面図であ
る。
【図4】図3の4−4線の断面である。
【図5】図3の5−5線の断面である。
【図6】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図7】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図8】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図9】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図10】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図11】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図12】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図13】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図14】図3のロックリンクの拡大図で、その作動を図
示する。
【図15】本発明の第2の実施例の金庫室ドアの斜視図で
ある。
【図16】図15の16−16線に沿った図である。
【図17】図16の部分拡大図である。
【図18】図16の部分拡大図である。
【図19】図16の16D−16D線に沿った断面図であ
る。
【図20】図16の17−17線に沿った断面図である。
【図21】図16の18−18線に沿った断面図である。
【図22】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図23】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図24】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図25】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図26】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図27】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図28】図16の拡大図で、ロック機構の第1作動形態
の動作を示す。
【図29】図16の拡大図で、ロック機構の第2作動形態
の動作を示す。
【図30】図16の拡大図で、ロック機構の第2作動形態
の動作を示す。
【符号の説明】
16 金庫室ドア 20 ロック機構 70A〜C ロック 76 ロックアーム 94 ロックバー 100 リンク機構 102 第1リンク 104 第2リンク 114 接続手段 210 金庫室ドア 252 シャフト 296 ロックピン 400 ロック機構 400A〜C ロック 404 ロックアーム 410 リンク機構 412 接続プレート 414 第1レバー 416 第2レバー 418 リンク 452 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール エー.ハーマン アメリカ合衆国 44704 オハイオ州 キ ャントン,バークハード 218 (72)発明者 カストディオ エム.ファーベラ,ジュニ ア アメリカ合衆国 44720 オハイオ州 ノ ース キャントン,ウイルクシャー サー クル エス.ダブリュ.1470

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全ドアのロックの掛け外しに使用する
    為の上記のドアをロックする第1位置と、上記のドアの
    ロックを解除する第2位置との間の予め定められた距離
    だけ動くことの出来るロックバーと、 その各々がロックされた位置とロックを解除された位置
    との間の設定された距離だけ動くことの出来るロックア
    ームを持つ3つの互いに間隔を隔てたロックと、 上記のロックの第1のロックのロックアームに片側端
    で、又他端で上記のロックの第2のロックのロックアー
    ムに接続された第1リンクと、 片側端で上記の第1リンクに、又他端で上記のロックの
    第3のロックのロックアームに接続されている第2リン
    クと、 上記の第2リンクを上記のロックバーに第1位置に於い
    て接続する為の接続手段とから成り、しかも上記の第1
    及び第2リンクは上記の3つのロックの任意の2つのロ
    ックアームが上記のロックされた位置から上記のロック
    を解除された位置に移行した場合に、上記のロックバー
    は上記の接続手段が上記の第1位置に在る時に、上記の
    第1位置から上記の第2位置に移行する如くそのサイズ
    を定められている複数ロック機構。
  2. 【請求項2】 接続手段が第2位置に於いて上記の第2
    リンクを上記のロックバーに接続する為の手段を有し、
    かつ、上記の3つのロックの内の特定の2つ又は上記の
    3つのロックの特定の一つが上記のロックされた位置か
    ら上記のロックされぬ位置に移動する時に上記のロック
    バーは上記の第1位置から上記の第2位置に移動する請
    求項1に記載の複数ロック機構。
  3. 【請求項3】 ドアのロックを掛け外しする為の上記の
    ドアをロックする第1位置と上記のドアのロックを外す
    第2位置との間の予め定められた距離だけ動くことの出
    来るロックバーと、 その各々がロックされた位置とロックを外された位置と
    の間の設定された距離だけ動くことの出来るロックアー
    ムを持つ3つの間隔を隔てたロックと、 上記のロックの第1のロックのロックアームに片側端に
    於いて接続され、かつ、他端に於いて上記のロックの第
    2のロックのロックアームに於いて接続されている第1
    リンクと、 片側端で上記の第1リンクに接続され、かつ、他端で上
    記のロックの第3のロックのロックアームに接続されて
    いる第2リンクと、 第1位置に於いて上記の第2リンクを上記のロックバー
    に接続する為の接続手段とから成り、しかも上記のリン
    ク機構及び上記の第1及び第2リンクは予め定められた
    1対のロックの持つロックアーム又は予め定められた第
    3のロックのロックアームの何れかが運動することによ
    り、上記のロックバーは上記の接続手段が上記の第1位
    置に在る時に上記の第1位置から上記の第2位置に移動
    するようそのサイズを定められている複数ロック機構。
  4. 【請求項4】 上記の接続手段は上記の第2リンクを上
    記のロックバーに第2位置に於いて接続する為の手段を
    有し、かつ、上記の3つのロックの何れか2つが上記の
    ロックの掛かった位置から上記のロックを外された位置
    に移動することにより、上記のロックバーは上記の第1
    位置から上記の第2位置に移るが如き請求項3に記載の
    複数ロック機構。
  5. 【請求項5】 安全ドアのロック掛け外しに使用する為
    のロックされた位置とロックを外された位置との間の予
    め定められた距離だけ動くことの出来るロックバーと、 その各々がロックされた位置とロックを外された位置と
    の間の予め定められた位置だけ動くことの出来るロック
    アームを持つ、少なくとも3つの互いに間隔を隔てたロ
    ックと、 上記のロックアームを上記のロックバーに接続する為の
    リンク機構から成り、しかも上記のリンク機構は第1作
    動形態と第2作動形態を持ち、かつ、これにより上記の
    ロックの任意の2つが持つロックアームが上記のロック
    された位置から上記のロックを解除された位置に移動す
    ることにより、上記のリンク機構は上記のリンク機構が
    上記の第1作動形態に在る時に上記のロックバーが上記
    のロックの外れた位置に移り、かつ、 上記の3つのロックの予め定められた2つが持つロック
    アーム、又は第3ロックのロックアームが上記のロック
    位置から上記のロックの外れた位置へ移動した場合に、
    上記のリンク機構が第2位置に在る時、上記の機構が上
    記のロックバーを上記のロックの外れた位置に移す複数
    ロック機構。
  6. 【請求項6】 上記のリンク機構が、多数の構成要素及
    び上記の構成要素の中の選ばれたものを接続する固定要
    素を有し、しかも上記の第1固定位置を持つ上記の固定
    要素は、上記の第1作動形態での上記のリンク機構の構
    成要素の上記の選ばれたものを接続し、かつ、第2固定
    位置は上記の第2作動形態の上記のリンク機構の構成要
    素の上記の選ばれたものを接続する請求項5に記載の複
    数ロック機構。
  7. 【請求項7】 安全ドアのロックの掛け外しに使用する
    為の上記のドアをロックする第1位置と上記のドアのロ
    ックの解除の為の第2位置との間の予め定められた距離
    だけ動くことの出来るロックコンポネントと、 その各々がロックされた位置とロックを外された位置と
    の間の特定の距離だけ動くことの出来るロックアームを
    持つ3つの互いに間隔を隔てたロックと、 上記のロックアームの各々の運動に応答して上記のロッ
    クコンポネントを動かす為、上記のロックを上記のロッ
    クコンポネントに接続する為のリンク機構;しかも上記
    のリンク機構は相対運動の為のピンにより相互接続され
    ている多数のリンク機構要素から成り、しかも上記のリ
    ンク機構は第1ピン位置と第2ピン位置を持ち、かつ、
    この場合接続ピンが上記の第1ピン位置に在る時上記の
    リンク機構は第1作動形態を持ち、かつ、上記の接続ピ
    ンが上記の第2ピン位置に在る時には上記のリンク機構
    は第2作動形態を持ち、上記の第1作動形態位置に在る
    時に上記の3つのロックの任意の2つの持つロックアー
    ムが上記のロックされた位置から上記のロックを外され
    た位置に移動した場合に、上記のリンク機構が上記のロ
    ックコンポネントを上記の第2位置に動かし、又上記の
    第2作動形態に在る時に上記に3つのロックの特定の2
    つのロックアームが動いた時、又は上記の3つのロック
    の残りのものの持つロックアームが動いた時に、上記の
    リンク機構が上記のロックコンポネントを上記の第2位
    置に動かすが如き複数ロック機構。
  8. 【請求項8】 上記のリンク機構は、一端で上記の3つ
    のロックの第1のロックが持つロックアームに、又他端
    で上記の3つのロックの第2のロックが持つロックアー
    ムに接続されている第1リンクと、 一端で上記の第1リンクに接続され、かつ、他端で上記
    のロックの第3のロックが持つロックアームに接続され
    ている第2リンクから成り、しかも上記の接続ピンは上
    記の第2リンクを上記のロックコンポネントに接続する
    請求項7に記載の複数ロック機構。
  9. 【請求項9】 上記のリンク機構が、上記の3つのロッ
    クの第1のロックのロックアームと第2のロックをピボ
    ット状に接続する接続プレートと、 第1の固定軸の周りにピボットの可能な第1レバーで、
    しかも上記の第1レバーは、上記の接続プレートにそれ
    と共に動く為にピボット状に接続された一つの端と、上
    記の一端の運動に応答する上記の第1の固定軸の周りに
    動くことの出来る別の端を持ち、第2固定軸の周りに回
    転することの出来る第2レバーで、しかも上記の第2レ
    バーは上記の3つのロックの第3のロックのロックアー
    ムにそれと共に動く為にピボット状に接続された一端、
    及び上記の一端の運動に応答して動くことの出来る別の
    端を持ち、 上記の第1レバーの上記の別の端にピボット状に接続す
    ることの出来る第1端を持ち、上記の第2レバーの別の
    端に上記の接続ピンにより接続することの出来る第2端
    を持つリンクから成る請求項7に記載の複数ロック機
    構。
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