JPH0841830A - 表層土の飛砂および流泥の防止方法 - Google Patents
表層土の飛砂および流泥の防止方法Info
- Publication number
- JPH0841830A JPH0841830A JP4185629A JP18562992A JPH0841830A JP H0841830 A JPH0841830 A JP H0841830A JP 4185629 A JP4185629 A JP 4185629A JP 18562992 A JP18562992 A JP 18562992A JP H0841830 A JPH0841830 A JP H0841830A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subsurface ground
- scattering
- mud
- ground
- height
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は表層土の土砂飛散の防止および流泥
の防止方法である。 【構成】 表層土表面に抵抗材を任意の形状に囲繞する
ことを特徴とする表層土の飛砂（土）および流泥の防止
方法。
の防止方法である。 【構成】 表層土表面に抵抗材を任意の形状に囲繞する
ことを特徴とする表層土の飛砂（土）および流泥の防止
方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空港、宅地造成地、埋
立地、養浜等において盛土をしたり、山を削って新しい
斜面地を造成したり、海岸に養浜を形成したりすること
が頻繁に行われている。本発明はこれらの飛砂（土）お
よび流泥を防止する方法である。
立地、養浜等において盛土をしたり、山を削って新しい
斜面地を造成したり、海岸に養浜を形成したりすること
が頻繁に行われている。本発明はこれらの飛砂（土）お
よび流泥を防止する方法である。
【０００２】
【従来の技術】従来これらの技術としては飛砂ネットや
ヨシズ等を１〜３ｍの高さで連続的に一列に設置し、こ
れを多条列に設けて設置していた。
ヨシズ等を１〜３ｍの高さで連続的に一列に設置し、こ
れを多条列に設けて設置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来法では飛砂ネットやヨシズが強風で倒れたり、景観、
眺望等に問題があった。
来法では飛砂ネットやヨシズが強風で倒れたり、景観、
眺望等に問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記してような
欠点を解消すべく種々研究を重ねた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、表層土表面に抵抗
材を任意の形状に囲繞設置することを特徴とする表層土
の飛砂（土）および流泥の防止方法である。
欠点を解消すべく種々研究を重ねた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、表層土表面に抵抗
材を任意の形状に囲繞設置することを特徴とする表層土
の飛砂（土）および流泥の防止方法である。
【０００５】次に本発明を図面を参照しながら説明する
が、本発明は以下の説明のみに限定されるものではな
い。図１は埋立地等の平坦な盛土の表層土１に抵抗材２
として古タイヤを用い四角形になるように囲繞したもの
である。図１においては古タイヤを各々間隔を置いて設
置した場合を示したが、隣接する抵抗材２との間に間隔
を設けることなく設置することができる。
が、本発明は以下の説明のみに限定されるものではな
い。図１は埋立地等の平坦な盛土の表層土１に抵抗材２
として古タイヤを用い四角形になるように囲繞したもの
である。図１においては古タイヤを各々間隔を置いて設
置した場合を示したが、隣接する抵抗材２との間に間隔
を設けることなく設置することができる。
【０００６】抵抗材２による囲繞形態としては、三角
形、四角形等の多角形体あるいは円形楕円形等種々の形
態に設置することができる。
形、四角形等の多角形体あるいは円形楕円形等種々の形
態に設置することができる。
【０００７】本発明に使用する抵抗材２としては、古タ
イヤ、パイプ、フロート、袋づめした粉砕貝殻等が挙げ
られる。この抵抗材２の表層土表面からの高さは２０〜
５０ｃｍであり、且つ隣接する抵抗材２の間隔距離は前
記高さ３〜７倍の比率が好ましい。
イヤ、パイプ、フロート、袋づめした粉砕貝殻等が挙げ
られる。この抵抗材２の表層土表面からの高さは２０〜
５０ｃｍであり、且つ隣接する抵抗材２の間隔距離は前
記高さ３〜７倍の比率が好ましい。
【０００８】本発明方法は、前記埋立地等の平坦地の外
山を削った傾斜地等の法面にも応用できる。また袋づめ
した粉砕貝殻を使用した場合、袋を破って表層土に散布
すれば酸性雨、降雨時の汚濁水、りん、ＳＳの除去等が
できるので特に好ましい。
山を削った傾斜地等の法面にも応用できる。また袋づめ
した粉砕貝殻を使用した場合、袋を破って表層土に散布
すれば酸性雨、降雨時の汚濁水、りん、ＳＳの除去等が
できるので特に好ましい。
【０００９】本発明方法によれば図２に示すように埋立
地等において抵抗材２を設置しておくと、仮に風が吹い
ても抵抗材２によって流体の内巻渦流を生起させること
ができるので安定した淀み面３が形成され、土砂飛散の
防止が行われる。また降雨に対しても同様に流泥の防止
等の効果が得られる。
地等において抵抗材２を設置しておくと、仮に風が吹い
ても抵抗材２によって流体の内巻渦流を生起させること
ができるので安定した淀み面３が形成され、土砂飛散の
防止が行われる。また降雨に対しても同様に流泥の防止
等の効果が得られる。
【００１０】前記したように平坦地の外、新しい法面を
造成した場合にも淀み面３が形成され、土砂飛散の防止
および流泥の防止が行われる。
造成した場合にも淀み面３が形成され、土砂飛散の防止
および流泥の防止が行われる。
【００１１】
【図１】本発明の抵抗材（古タイヤ）を四角形に設置し
た場合の平面図を示す。
た場合の平面図を示す。
【図２】本発明方法における淀み面が生起する場合の状
態を示した状態図を示す。
態を示した状態図を示す。
１ 表層土 ２ 抵抗材 ３ 淀み面
Claims (1)
- 【請求項１】 表層土表面に抵抗材を任意の形状に囲繞
することを特徴とする表層土の飛砂（土）および流泥の
防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185629A JPH0841830A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 表層土の飛砂および流泥の防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185629A JPH0841830A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 表層土の飛砂および流泥の防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0841830A true JPH0841830A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16174127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185629A Pending JPH0841830A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 表層土の飛砂および流泥の防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0841830A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986624B1 (en) | 2004-06-30 | 2006-01-17 | Tabler Ronald D | Porous tubular device and method for controlling windblown particle stabilization deposition and retention |
| US7097385B2 (en) | 2004-09-29 | 2006-08-29 | Tabler Ronald D | Tetrapod control device and method for stabilizing, depositing and retaining windblown particles |
| JP2008202382A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Nippon Solid Co Ltd | 飛砂の防止方法 |
| JP2008291636A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-12-04 | Toray Ind Inc | 砂移動防止工法、それを用いた砂地における植生の形成・改良方法および柱状砂嚢用筒状編地 |
| JP2009299304A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Toray Ind Inc | 砂移動防止工法、それを用いた砂地における植生の形成・改良方法 |
| CN102900028A (zh) * | 2012-05-08 | 2013-01-30 | 中国科学院寒区旱区环境与工程研究所 | 一种用于戈壁风沙防治的三角形、梯形防沙堤和截沙沟防护体系 |
| CN103454063A (zh) * | 2013-09-18 | 2013-12-18 | 河北省科学院地理科学研究所 | 农田土壤年风蚀量估算方法 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4185629A patent/JPH0841830A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6986624B1 (en) | 2004-06-30 | 2006-01-17 | Tabler Ronald D | Porous tubular device and method for controlling windblown particle stabilization deposition and retention |
| US7048474B2 (en) | 2004-06-30 | 2006-05-23 | Tabler Ronald D | Apparatus and method for efficiently fabricating, dismantling and storing a porous tubular windblown particle control device |
| US7097385B2 (en) | 2004-09-29 | 2006-08-29 | Tabler Ronald D | Tetrapod control device and method for stabilizing, depositing and retaining windblown particles |
| JP2008202382A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Nippon Solid Co Ltd | 飛砂の防止方法 |
| JP2008291636A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-12-04 | Toray Ind Inc | 砂移動防止工法、それを用いた砂地における植生の形成・改良方法および柱状砂嚢用筒状編地 |
| US8113739B2 (en) | 2007-04-27 | 2012-02-14 | Toray Industries, Inc. | Sand drift prevention method, method of forming and improving vegetation in sandy soil using the same, and tubular knit fabric for columnar sandbag |
| JP2009299304A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Toray Ind Inc | 砂移動防止工法、それを用いた砂地における植生の形成・改良方法 |
| CN102900028A (zh) * | 2012-05-08 | 2013-01-30 | 中国科学院寒区旱区环境与工程研究所 | 一种用于戈壁风沙防治的三角形、梯形防沙堤和截沙沟防护体系 |
| CN103454063A (zh) * | 2013-09-18 | 2013-12-18 | 河北省科学院地理科学研究所 | 农田土壤年风蚀量估算方法 |
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