JPH0840564A - 容器の底ヘッドを分離する装置および方法 - Google Patents

容器の底ヘッドを分離する装置および方法

Info

Publication number
JPH0840564A
JPH0840564A JP7164119A JP16411995A JPH0840564A JP H0840564 A JPH0840564 A JP H0840564A JP 7164119 A JP7164119 A JP 7164119A JP 16411995 A JP16411995 A JP 16411995A JP H0840564 A JPH0840564 A JP H0840564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
car
bottom head
support plate
chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7164119A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Fruchtbaum
フラットバウム ジョセフ
Dave P Mcconathy
フィリップ マッコナシー デイブ
Daniel J Quintana
ジャビアー クィンタナ ダニエル
Harold D Sloan
デビッド スロアン ハロルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MW Kellogg Co
Original Assignee
MW Kellogg Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MW Kellogg Co filed Critical MW Kellogg Co
Publication of JPH0840564A publication Critical patent/JPH0840564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B25/00Doors or closures for coke ovens
    • C10B25/02Doors; Door frames
    • C10B25/08Closing and opening the doors
    • C10B25/10Closing and opening the doors for ovens with vertical chambers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B33/00Discharging devices; Coke guides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油精製工程のディレードコーカユニット内
で製造されたショットコークスを処理するのに特に適し
ている容器の底ヘッドを分離する装置および方法を提供
する。 【構成】 ヘッド分離装置(10)は、ヘッド組立体の
下に横方向に位置され得る、底ヘッド(12)を引込め
るための1つまたは複数の支持部材(20)がその上に
取付けられたカー(18)を有する。支持部材(20)
は上端に取付けられた支え板(40)を持上げて底ヘッ
ド(12)との枢動可能荷重担持係合を達成するのに好
適な垂直方向引込可能部材(36)、および一端が支え
板(40)に結合され他端が垂直方向引込可能部材に結
合されていて枢動力を提供し得る水平方向引込可能部材
(58)を有する。ショットコークスまたは他の残片は
ヘッド分離用カー(18)に隣接する位置に移動され得
るシュートによって、開いた容器(16)から捕捉され
る。完全な引込めの後、底ヘッド(12)は整備のため
遠隔位置へ運搬される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体または固められてい
ない残片を収容する容器から底ヘッドを除去する装置に
関するものであり、特にショットコークス(shot
coke)を収容するコークスドラム(coke dr
um)から底ヘッドを分離する装置および方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】典型
的なディレードコーキング法(delayed cok
ing process)において、高沸騰石油残留物
はコークスドラムと呼ばれる大形直立容器へ供給され、
そこにおいて熱分解されて軽生成物と固体残留物すなわ
ち石油コークスになる。ドラムが充満されると、供給は
空ドラムへ転じられ、一方、コークスで充満されたドラ
ムは蒸気パージングを施され、次いで急冷水で冷却され
る。その後、ドラムは排水され、頂ヘッドと底ヘッドが
除去されてコークスが高圧噴射水によってドラムから取
り除かれることを可能にする。コークスが除去された
後、両ヘッドは元へ戻され、コークスドラムは作動サイ
クルを反復するため再び稼働するべく準備される。
【0003】ディレードコーカユニット(delaye
d coker unit)は一般的に、スポンジコー
クスは底ヘッドが除去されるときコークスドラムが支持
されるドラムの壁に堆積するので、スポンジコークスの
生成を確実にするため、最適効率より低い効率で作動さ
れている。性能を最大化するため、精油業者はショット
コークスの生産の普及を増大する比較的低品位の供給原
料をますます使用しつつある。ペレットに似た硬度を有
するから、ショットコークスはコークスドラムの壁によ
って支えられない。その結果、ショットコークスは底ヘ
ッド上に大きな荷重を掛けて、底ヘッドの分離を一層困
難にする。これに加えて、前記コークスは底ヘッドが開
かれるにつれて容器からこぼれ落ちて直近の要員と装置
とに危険を及ぼす可能性がある。
【0004】この危険を最小にするため、コークス除去
工程における底ヘッド分離作業をますます自動化してコ
ークスドラムの近くの整備要員および装置の存在を減ら
すべく多くの試みが為された。例えば、1989年5月
29日発行オイル&ガスジャーナル誌、77頁−80
頁、におけるネージー外および欧州特許願第89−30
7539号は、ディレードコーカの安全性と効率とを改
善するといわれるヘッド作動機構を記述している。ボル
トが手で取外されたあと、液圧シリンダが遠隔操作され
て、コークス除去のためのアクセスを可能にするため底
ヘッドをヒンジによって回動して開くことができる。し
かし、ヒンジ結合された底ヘッドは、コークス除去作業
が完了するまでは、整備作業すなわち清掃およびガスケ
ット交換のために分離できない。整備要員は残片がそれ
から落下するおそれのある開いたドラムの下で底ヘッド
の整備を行わなくてはならない。さらに、既存のコーカ
ドラムを改装するには、大規模な容器作り直し作業が行
われなくてはならない。すなわち、ヒンジを底フランジ
に据付けなくてはならない。
【0005】モールスバリ外の米国特許第4,726,
109号およびディジアコモ外の米国特許第4,96
0,358号は、コーキングドラムのための遠隔操作式
ヘッド分離装置を記述している。この装置はコーキング
ドラムの下フランジに結合するためのヘッドユニットお
よび遠隔操作される張力除去装置によって分離される複
数の旋回ボルトを有する。プラットホーム装置がヘッド
ユニットを下げ、それを横方向に片側へ移動させて清掃
のため傾ける。コーキングドラムからコークスを除去す
るため、フレームに取付けられたシュートがドラムの下
のフランジと係合するように持上げられ得る。遠隔操作
できるが、底ヘッドが完全に撤退されるまではシュート
は係合され得ないから、ショットコークスは問題を生じ
る。この装置を既存のコーカに据付けるには、やはり、
大規模な容器作り直し作業が必要である。
【0006】1991年5月発行のFACT閉鎖装置据
付、操作および整備マニュアルにおいて、ハーンおよび
クレイはコークスドラムヘッド分離操作のための閉鎖装
置を記述している。在来の底ヘッドは32個のボルトの
ために穴あけされた注文作りのヘッドと取り替えられ
る。底ヘッドはそれと同一寸法の他のフランジまたは力
リングとのサンドイッチ部材として組立てられる。底ヘ
ッドと力リングは底ヘッドの周縁に沿って配置された一
連の斜面とともに組立てられる。この組立体はボルトに
よって適所に確保され、高窒素圧力がフランジ間に配置
された特殊力作動器に加えられてそれらを互いに離れる
ように動かす。次いで、1組の3つの液圧シリンダが特
殊斜面リングを回して底ヘッドを力リングフランジから
上方へ押圧し、窒素圧力が除かれた後、底ヘッドを被加
圧位置に保持する。遠隔操作には適しているが、この装
置もまた効果的にショットコークスに対処し得ず、か
つ、比較的複雑であり、既存の装置にその改装のため容
易に組込まれ得ない。
【0007】フルヒトバウム外の米国特許第5,22
8,825号およびスミス外の米国特許第5,294,
157号は、底ヘッド分離/復元手順を自動化するため
保持要素を備えた複数のばねおよびフックを有するコー
クスドラムヘッド分離装置を開示している。他のヘッド
分離装置に対する有意的改良ではあるが、これら開示は
ショットコークスの処理を扱っていない。
【0008】したがって、作業要員を落下するコークス
の危険にさらすことなしにその必要な役務の遂行を容易
にするとともに、ショットコークスの崩落の場合にも操
作可能性を維持すべく落下するコークスまたはその他の
残片の捕捉のために備え得るディレードコーカヘッド分
離装置が必要とされている。さらに、そのような装置は
既存の装置にその改装のため比較的容易に組込まれ、か
つ、その操作および整備において簡単でなければならな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコーカヘッド分
離装置は、ショットコークスのごとき落下する残片がシ
ュートによって捕捉されるように底ヘッドを増分的に引
込めかつ傾ける。ばら残片の処分後、底ヘッドは整備の
ためドラムの区域から撤退され得る。本発明の装置は、
ヘッド傾斜機構を完全にヘッド下げ部材上に支持できる
から、大規模な容器修正なしに既存のコークスドラムに
その改装のため有利に組込まれることが可能である。そ
れに加えて、本コーカヘッド分離装置は操作および整備
するのに簡単である。
【0010】一局面において、本発明はばら材料、液体
またはスラリで充満された容器の下端のフランジから底
ヘッドを除去するためのヘッド分離装置を提供する。一
要素として、本装置は底ヘッドの下の位置へ水平方向に
移動できるカー(car)を有する。他の要素として、
支持部材が底ヘッドの下面に対して支え要素を枢動可能
に係合させるためカー上に取付けられている。支持部材
はフランジから底ヘッドを取外すため様々の高さへ垂直
方向に引込可能である。支え要素および底ヘッドを水平
位置から枢動させる手段が設けられている。枢動手段は
支え要素および/または支持部材に取付けられかつそれ
によって支持されることが好ましい。複数のばね偏倚さ
れた車輪がカーを面上に走行自在に支持するため設けら
れることが好ましい。複数のラグが、カーがそれに掛か
る荷重に反応して下降するとき車輪に過荷重が掛かるの
を防ぐべくカーを支える支持面と係合するため設けられ
ることが好ましい。支持部材および枢動手段とともに作
動するカーに装架されたシュートが、容器からその下の
床の開口へフランジを通って落下する材料を受取って案
内するため設けられることが好ましい。支え要素は支え
板から成り、枢動手段は引込可能の腕であってその引込
めと伸張によって支え板を枢動させるため第1の端が支
え板に結合され第2の端が支持部材に結合された腕から
成っていることが好ましい。代替的に、枢動手段は支持
部材に対して支え板を枢動させるのに好適な任意の機
構、例えば支え板に結合された腕を作動させるように支
持部材に取付けられた電気、液圧または空気圧モータ、
支え板に直接にまたは減速手段を介して取付けられたス
プロケットまたはシーフ(sheaf)とともに作動で
きるチェーンまたはベルト、または同様のものを含み得
る。
【0011】好ましい実施例において、本発明はコーク
スドラムの下端のフランジから底ヘッドを除去するため
のヘッド分離装置を提供する。ヘッド分離用カーが底ヘ
ッドの下の位置へおよびこの位置から水平方向に移動で
きる。垂直方向に調整できる底ヘッド支持部材がカーに
装架される。支え板は底ヘッドの下面と係合するため支
持部材の上端に枢動可能に取付けられる。引込可能の腕
は、好ましくは底ヘッドを隣接シュートに向かって傾け
るために、第1および第2の部分が一端においてヒンジ
結合され、支え板およびその上に支持された底ヘッドを
水平位置に対して枢動させるためそれぞれの反対端が支
え板および支持部材に結合される。複数のばね偏倚され
た車輪はカーを面上に走行自在に支持するため設けられ
る。複数のラグは、カーがそれに掛かる荷重に反応して
下降するとき車輪に過荷重が掛かるのを防ぐべくカーを
支える支持面と係合するため設けられる。支持部材、支
え板、引込可能の腕および底ヘッドとともに作動するカ
ーに装架されたシュートは、容器からその下の床の開口
へフランジを通って落下する材料を受取って案内するた
め設けられる。
【0012】機械的停止手段またはリミットスイッチ
が、ヘッド分離用カーを下フランジに組付けられた底ヘ
ッドと水平方向に整合させるために設けられる。底ヘッ
ドの下面と支え板との間で相互に係合し得る案内と凹所
が、底ヘッドを支え板に対して横方向に適所にロックす
るため設けられることが好ましい。支え板は水平位置か
ら枢動されるとき底ヘッド支持部材の上昇運動を制止す
るため遮断スイッチが設けられることが好ましい。1対
のレール上を走行できるシュート用カー上にシュートが
装架されることが好ましい。ヘッド分離用カーによって
シュート用カーを牽引するため引掛部材が設けられるこ
とが好ましい。引掛部材は支え板が枢動されるときヘッ
ド分離用カーに対して水平方向にシュート用カーを移動
するため引込可能の腕に結合されていることが好まし
い。機械的停止手段またはリミットスイッチは、シュー
ト用カーを下フランジに対して水平方向に整合させるた
め設けられることが好ましい。引込可能の腕の第1の部
分はシリンダを有し、第1の部分の一端は支え板から下
方へ延びている固定部材にヒンジ結合され、第2の部分
の一端は底ヘッド支持部材にヒンジ結合されることが好
ましい。引込可能の腕の第1の部分は支え板が水平姿勢
であるとき概ね水平である。
【0013】他の局面において、本発明はコークスドラ
ムの下フランジから底ヘッドを分離する方法を提供す
る。一工程として、下垂するラグおよびレール上の車輪
に対するばねクラスタ連接部を有するヘッド分離用カー
は、フランジと底ヘッドとの組立体の下の位置へ水平方
向に移動される。ヘッド分離用カー上に取付けられた支
持部材は、その上端に在る支え板を持上げて底ヘッドの
下面と係合させるように垂直方向に伸張される。コーク
スドラムの下のカーに装架されたシュートは底ヘッドと
隣接するように水平方向へ移動される。底ヘッドはフラ
ンジから分解される。ヘッド分離用カーの下向き偏倚
は、支持面に対するラグの係合によって規定される限度
まで、車輪のばねクラスタ連接部に吸収され、かつ、ヘ
ッド分離用カーに掛かる追加荷重はラグを介して支持面
に伝達される。支持部材はフランジから支え板および底
ヘッドを下げるため垂直方向に引込められる。底ヘッド
はばら材料を底ヘッドの上面からシュート内に放出する
ため支持部材上の支え板とともにシュートに向かって枢
動させられる。ヘッド分離用カーは支え板上の底ヘッド
がフランジの下から離れ去るまでレールに沿って水平方
向に移動される。シュートはフランジから落下する材料
を捕捉するためフランジの下の位置へ水平方向に移動さ
れる。
【0014】前記方法の好ましい実施例において、ヘッ
ド分離用カーの水平方向移動は機械的停止手段と係合さ
せることによって組立体の下の位置で停止され得る。代
替的に、ヘッド分離用カーの水平方向移動は、位置感知
器が組立体に対するヘッド分離用カーの整合を示すと
き、組立体の下の位置で停止され得る。支え板と底ヘッ
ドはそれらの間に形成された案内と凹所との相互係合に
よって整合され得る。支持部材の上昇運動は支え板が水
平位置から枢動させられるとき制止されることが好まし
い。シュート用カーはヘッド分離用カーに引掛部材によ
って連結され得、シュート用カーはヘッド分離用カーの
水平移動によって同時に牽引移動され得る。シュート用
カーは底ヘッドの枢動と同時にヘッド分離用カーに向か
って水平方向に移動されることが好ましい。フランジの
下から遠ざかるヘッド分離用カーの水平方向移動および
フランジの下へのシュート用カーの水平方向移動は、機
械的停止手段との係合または位置感知器によって同時に
停止されることが好ましい。
【0015】垂直方向に引込める工程は枢動させる工程
が完了されるまで続けられることが好ましく、枢動させ
る工程はヘッド分離用カーをフランジから遠くへ移動す
る工程が完了されるまで続けられることが好ましい。代
替的に、垂直方向に引込める工程は支え板がヘッド分離
用カーに対して所定高さになるまで続けられることが好
ましく、枢動させる工程は支え板が水平に対して所定角
度になるまで続けられることが好ましい。
【0016】
【実施例】ディレードコーカの底ヘッドはシュートを通
してショットコークスまたは他の残片を捕捉するため本
発明の移動式ヘッド分離装置(mobile unhe
ading device)によって遠隔操作で下げら
れて枢動させられる。次いで底ヘッドはその整備中に落
下コークスによって生じる危険を減らすために横方向へ
撤退させられる。
【0017】同一符号によって同一部品が示されている
図1から図7を参照すると、垂直方向に指向された容器
16の下フランジ14に組付けられた底ヘッド12を引
込めるのに適する本発明の移動式ヘッド分離装置10が
示されている。装置10は石油精製装置において伝統的
に使用されているごときコークスドラムのヘッド分離に
特に有用であるが、液体、スラリ、ばら材料、固められ
ていない残片などを容れている他のタイプの容器のヘッ
ド分離に使用できる。底ヘッド12を下フランジ14に
結合するための手動および自動操作されるクランプおよ
び/またはボルト(図示されない)を含む様々の手段が
知られている。
【0018】ヘッド分離装置10は底ヘッド12との荷
重支え係合関係に伸張できる1つまたは複数の垂直支持
部材20をその上に取付けられたカー(car)18を
有する。カー18はばねクラスタ26を介して複数のば
ね偏倚された車輪24が取付けられたフレーム22を有
する。車輪24は容器16との好適な整合を容易にする
ためレールまたは軌道28を有することが好ましい面上
にカー18を走行自在に支持している。レール28はカ
ー18の下の床30の上に位置され得、また代替的に頭
上式(overhead)(図示されない)に配置され
得る。レールが頭上式に存在するときには、フレーム2
2は頭上レール上に車輪24とばねクラスタ26とを取
付ける上端部を有する複数のフック(図示されない)か
ら懸垂されるであろう。車輪24は下車輪または上車輪
設計の何れにおいてもそれに掛かる荷重を制限するため
にばねクラスタ26によって偏倚される。複数の荷重支
えラグ32はフレーム22から下垂している。フレーム
22がカー18に掛かる荷重に反応して下がると、ばね
クラスタ26が最初に圧縮され、次いでラグ32が、例
えば、床30または床30上に取付けられたレール28
のごとき荷重支え面と係合する。このようにして、もし
そうでなければ車輪24の上に掛かるであろう過荷重
は、フレーム22、ラグ32および荷重支え面を介し
て、容器支持上部構造体へ伝達される。カー18は当業
者によく知られている電気式、空気圧式、液圧式または
同様の駆動手段によってレール28に沿った水平方向移
動のための動力を供給され得る。
【0019】垂直支持部材20はフレーム22に下端部
において固定された直立シリンダ34と、支え板40に
その上端部において枢動可能に結合されたカップリング
38内で終端している伸張可能の腕36とを有すること
が好ましい。腕36は支え板40の垂直高さを調整する
ためにシリンダ34内で摺動できる在来のプランジャ
(図示されない)および在来の液圧式、空気圧式、機械
式または同様の駆動手段(図示されない)によって典型
的に作動される。図5において最も明らかに認められる
ように、カップリング38は支え板40の下面から下方
へ突出した耳44の両側で延びている対向したあご42
を有する。軸46があご42と耳44とを貫いて形成さ
れた孔に配置されており、それにより、支え板40が支
持部材20に対して枢動することを可能にしている。
【0020】支え板40(図5から図7参照)は底ヘッ
ド12を支持すべく底ヘッド12の下面50と係合する
ための全体として平坦な上面48を有する。支え板40
と底ヘッド12との整合を容易にするため、凹所と案内
が上面48と下面50との間の相互係合のために形成さ
れることが好ましい。例えば、中心スロット52が凹所
として役立つように上面48に長手方向に形成され得、
棒54が案内として下面50に取付けられ得る。一般に
スロット52と棒54は上面48と下面50が互いに合
体されるとき若干の初期整合不良を許す嵌合する“V”
または“U”形の横断面を有する。上面48と下面50
が水平姿勢で互いに当接しているとき、軸46の軸線お
よび底ヘッド12、垂直支持部材20、スロット52お
よび棒54の中心線は概ね共通面に位置しており、底ヘ
ッド12の重量はその各側に概ね均等に分配されてい
る。スロット52と棒54との間の案内および凹所相互
係合は、軸46の軸線を中心とする支え板40の枢動中
に支え板40に対する底ヘッド12の横運動を制止す
る。
【0021】支え板40を枢動させるとともに底ヘッド
12を傾斜させるため腕56が設けられることが好まし
い。腕56は第1の端部が軸46から離された任意の便
利な引留点において結合され、かつ、第2の端部が軸4
6から離された結合点において支え板40に結合されて
いる。軸46の軸線を中心とする支え板40の枢動は、
前記引留点と結合点との間の距離を調整するように腕5
6を伸張するまたは引込めることによって達成される。
代替的に、支え板40は、腕36に取付けられていて、
例えば、歯車減速手段を有するまたは有しない鎖または
ベルト動力伝達機構を介して直接にまたは間接に支え板
40に作動的に連結された電気、液圧または空気圧モー
タ(図示されない)によって枢動され得る。
【0022】図1から図3および図5から図7に例示さ
れた実施例においては、腕56からの引留点はカップリ
ング38に位置する。腕56は共通軸61において横部
材62の一端部にヒンジ結合されたシリンダ60によっ
て作動される引込可能部材58を有する。シリンダ60
が例示されているが、同様に電気、液圧または空気圧モ
ータ(図示されない)が腕56をそれに対する直接また
は間接連結によって作動させるのに使用されることが理
解される。図5から図7において最も明らかに見られる
ように、横部材62の他端部はあご42の下方において
カップリング38に形成されたスロット64に受容され
ていて、該スロット64に隣接して形成された横孔と横
部材62の端部とを貫いて延びているピン66によって
カップリング38に枢動自在に確保されている。引込可
能部材58は上面48によって規定された平面から概ね
45°の角度で支え板40から下方へ延びた固定腕68
に枢動自在に結合されている一端部を有する。固定腕6
8は支え板40から下垂する取付ブラケット70に例え
ば溶接、ボルトなどによって固定されている。固定腕6
8はそれによって受容される部材58の両側において対
向するあご72になって終端している。ピン74はあご
72と部材58とを貫いて延びていて部材58と固定腕
68との間にピボット点を提供する。共通軸61および
ピン74の位置は、シリンダ60が部材58の伸張およ
び引込め中に常に概ね水平に保たれるように選ばれるこ
とが好ましい。シリンダ60は部材58の引込めおよび
伸張のため当業者に周知されているごとき液圧で、空気
圧でまたは機械的に作動できるプランジャを有すること
が好ましい。部材58の引込めは支え板40を、その上
に静止している底ヘッド12とともに、軸46を中心と
して枢動させる。普通、底ヘッド12は、図3において
最も明らかに見られるように、水平から約60度乃至7
0度までの角度をもって枢動され得る。
【0023】図2において最も明らかに見られるよう
に、ヘッド分離装置10は、その両側において安定性を
増すために、1組の垂直支持部材20および底ヘッド1
2と枢動自在に係合するためのそれぞれの支え板40を
使用することが好ましい。対応する1組の引込可能の腕
56は、おのおの、ピン74および共通軸61において
ヒンジ結合されたそれぞれの部材58およびシリンダ6
0を有する。横部材62はキャリッジ76の形態で設け
られており、キャリッジ76は横部材78、横部材78
から軸61まで延びている複数の横方向に離されたビー
ム80、および横部材78からそれぞれのピン66まで
延びている1組の横方向に離されたビーム82を有す
る。部材58とビーム82は底ヘッド12の中心に在来
的に使用されているパイピングまたは他の突出物のまわ
りに隙間を画成するように横方向に離間されなくてはな
らない。
【0024】ヘッド分離装置10は、それと組合わせ
て、図3において見られるような全体として円錐形の輪
郭を有する独立した移動式シュート84を有することが
好ましい。シュート84は好ましくは底ヘッド12が枢
動されるとき下フランジ14の下方におけるシュート8
4の位置決めを容易にするため軌道28の内側で1対の
軌道またはレール90上を走行する車輪88を有するカ
ー86上に取付けられることが好ましい(図2および図
3参照)。ヘッド分離用カー18はシュート用カー86
の前端を受容するための開口92がフレーム22に形成
されることが好ましい(図3参照)。シュート用カー8
6は液圧式、空気圧式または電気式駆動手段(図示され
ない)によって独立的に動力を供給され得る。代替的
に、シュート用カー86は、ヘッド分離用カー18の水
平移動によってシュート用カー86を同時に牽引するた
めヘッド分離用カー18に引掛けられるフック(図示さ
れない)を有する。シュート用カー86は好ましくは部
材58に引掛けられ、したがって、シュート用カー86
は底ヘッド12の枢動と同時にヘッド分離用カー18に
向かって水平方向へ移動され得る。そのようにして、シ
ュート用カー86はヘッド分離用カー18の横運動に先
立って、開かれた容器16の下に位置され得る。シュー
ト84はヘッド分離作業中に底ヘッド12が妨害される
ことなしにシュート84へ向かって枢動することを可能
にするため傾斜リップ94を有することが好ましい。か
くしてシュート84は部分的に開かれた底ヘッド12の
下に位置されて容器16から床30の開口内へ、例え
ば、処理容器または処分ライン(図示されない)へ材料
を漏斗式に通し得る。
【0025】カー18の横運動並びに引込可能部材3
6、58の引込運動は、ヘッド分離装置10の全作動が
同期できるように調整自在の力制御装置(図示されな
い)を使用して調整できる。力制御装置は発揮された力
の測定に依存するプログラム化された応答を有する。例
えば、もしシリンダ60の発揮した力が(例えば、底ヘ
ッド12の枢動を妨げる容器壁または残片に原因して)
ある設定値を超えると、直立シリンダ34の引込運動が
開始または継続しかつ/またはヘッド分離用カー18が
(もしラグ32が軌道28と係合していないならば)同
時に横方向に動かされて枢動中の底ヘッド12のための
クリアランスを達成する。シリンダ60上の力制御装置
が設定値より低い発揮力を探知するときには、引込運動
が開始されてシリンダ34による垂直引込運動および/
またはカー18の横方向位置決めが終止する。かくし
て、ヘッド分離装置10の3つの運動が下フランジ14
の付近からの底ヘッド12のなめらかな枢動および横方
向移動に対して同期され得る。
【0026】整備目的のため稼働が停止されたコークス
ドラムのごとき容器16からのヘッド分離が望まれると
きには、本発明のヘッド分離装置10はヘッド組立体の
下の位置へ運ばれる。ヘッド組立体の下におけるカー1
8の整合を容易にするため移動リミットスイッチまたは
機械的停止手段(図示されない)が使用され得る。垂直
支持部材20は支え板40を持上げて棒54をスロット
52内に着座させるべく作動される。垂直持上力は支え
板40の水平姿勢が底ヘッド12の水平位置に対応する
ことを保証するようにシリンダ60の位置と連携される
ことが好ましい。支え板40の持上げは位置リミットス
イッチまたは力リミットスイッチを介しての底ヘッド1
2との機械的接触によって停止される。
【0027】支え板40が係合した状態で、作業要員は
底ヘッド12を下フランジ14から分解するために結合
ボルト(または他の結合手段)を取り外すことができ
る。容器16内の材料から(例えば、ショットコークス
から)底ヘッド12に掛かる荷重は、カーを下方へ偏倚
させてばねクラスタ26を圧縮するとともにラグ32を
下降させてレール28と係合させる。偏倚力を打ち消す
ために、垂直支持部材20によって付与される上向きの
力が分解された底ヘッド12からの漏れを防ぐべく増大
される。ヘッド分離操作のこの時点において、シュート
用カー86をヘッド分離用カー18に連結できる。
【0028】最初、底ヘッド12は垂直方向に引込可能
の腕36をシリンダ34内に引込めることによって下フ
ランジ14から下げられる。次いで、底ヘッド12は部
材58をシリンダ60内に引込めることによって枢動さ
れ、同時にヘッド分離用カー18は横方向へ移動される
ことが好ましい。自動または手動操作の何れにおいて
も、力制御手段の使用は操作が同期化されることを可能
にする。底ヘッド12はシリンダ60によって発揮され
る力が枢動を続けるのに十分である(すなわち、容器フ
ランジ14が枢動を妨害しない)まで下げられることが
好ましい。発揮される枢動力が(例えば、フランジ妨害
または残片によって)十分でないときは、垂直引込運動
が始まる。発揮される枢動力が十分であるとき(例え
ば、フランジ妨害が存在しないとき)は、水平引込運動
が始まる。
【0029】これと同時に、ヘッド分離用カー18は容
器16の下から横方向に増分的に移動させられ、同時に
シュート用カー86を部分的に開いている底ヘッド12
の下へ移動させる。ヘッド分離用カー18が(ラグ32
の降下および/または底ヘッド12と下フランジ14と
の間につかえた残片によって)移動され得ないときは、
枢動力は底ヘッド12の上面に載っている容器16から
十分な内容物が空けられてヘッド分離用カー18を移動
させることができるまで続く。シュート用カー86が容
器16の直下に在るときにヘッド分離用カー18の横運
動を止めるため移動リミットスイッチまたは機械的停止
手段(図示されない)が使用されることが好ましい。
【0030】いったん容器16のばら内容物が実質的に
空けられると、ヘッド分離用カー18は移動され得、シ
ュート84も適所に運ばれ得る。底ヘッド12は、いっ
たん下フランジ14の下から水平方向へ遠く完全に移動
されたならば、底ヘッド復元作業に備えるため容器16
から遠い場所において整備要員によって完全に清掃され
得る。また、カー18は底ヘッド12の整備および清掃
を容易にすべく望まれるとおりに底ヘッド12を枢動さ
せるために整備中にも使用され得る。
【0031】容器16を再び稼働させるのに先立って容
器16のヘッド組立体を原位置に戻すことが望まれると
きには、底ヘッド12は、もし必要とされるならば、シ
リンダ60を作動させることによって水平の向きへと枢
動され、カー18は底ヘッド12を容器16の下に再配
置するように作動される。次に、腕36がシリンダ34
から伸張されて支え板40を持上げそれにより底ヘッド
12を下フランジ14と係合するように上げる。次いで
ボルトまたは他の結合手段がもとの所に戻されて締付け
られる。支え板40は腕36をシリンダ34内に引込め
ることによって離脱させられ、カー18はヘッド組立体
の下から遠くへ移動され得る。
【0032】ヘッド分離装置10の作動は整備要員の露
出を制限するためにヘッド分離工程が実質的に自動化さ
れ得るように遠隔位置から制御されることが好ましい。
【0033】図8は本発明の他の実施例を例示してい
る。ヘッド分離装置100は、ヘッド分離操作において
底ヘッド108を枢動させて引込めるため下フランジ1
11によって容器110に結合される底ヘッド108と
係合する1組または複数組の垂直方向に引込可能の支持
部材104、106を支持しているカー102を有す
る。
【0034】設計上前述のカー18と同様に、カー10
2は図1から図7における車輪24と同様の複数のばね
偏倚式の車輪112を有するフレーム101を含んでい
る。車輪112は整合を容易にするため床116に取付
けられたレールまたは軌道のような支持面115上にカ
ー102を走行自在に支持している。フレーム101か
ら下垂している荷重支えラグ118は、カー102に掛
かる荷重に反応してカー102とともに下降してばね1
14を圧縮する。ラグ118は車輪112からの過荷重
を容器支持上部構造体(図示されない)へ伝達する支持
面115と係合する。
【0035】垂直支持部材104、106はその内部に
配置されたエレベータ機構(図示されない)によってフ
レーム101に対して垂直方向に位置決めされ得る。そ
のようなエレベータの構造および作用は当業者に周知さ
れている。代替的に、垂直支持部材104、106は、
フレーム101に固着されたシリンダ本体と、底ヘッド
108と係合するための垂直方向に引込可能の、力を付
与するプランジャであって液圧で、空気圧で、または機
械的に作動されるプランジャとを有する荷重支えシリン
ダ(図示されない)から構成される。
【0036】本発明のこの実施例に従って底ヘッド10
8を枢動させて引込めるため、支持部材104、106
は中心線から少し離れた位置において底ヘッド108と
枢動可能に係合する。支持部材104、106間に高さ
の差を確立することによって、底ヘッド108は水平に
対して枢動される。
【0037】支持部材104は棒126によってヘッド
下面125に結合された細長い円筒形のピボット要素1
24を着座させるためその上端に固着された“C”形状
のピボットハウジング122を有する。支持部材106
はその上端にヒンジ結合された支え板128を有する。
支え板128は底ヘッド108が枢動されるときヘッド
下面125と摺動自在に係合するための上摺動面129
を有する。支え板128は軸132を受けるヒンジ13
0によって支持部材106にヒンジ結合されている。支
持部材104に対して支持部材106の高さを下げるこ
とによって底ヘッド108が枢動されて開くとき、支え
板128はヘッド下面125に対するその着座を維持す
るように枢動することが認められ得る。これと同時に、
支え板128はヘッド中心線に向かって増分的に摺動す
る。
【0038】整備目的のため稼働が停止されたコークス
ドラムのごとき容器110からヘッドを分離することが
望まれるときには、本発明のヘッド分離装置100はヘ
ッド組立体の下の位置へ運ばれる。支持部材104、1
06はピボット要素124をピボットハウジング122
内にかつ支え板128をヘッド下面125にそれぞれ着
座させるように持上げられる。底ヘッド108は下フラ
ンジ111から分解され、もし必要ならば、支持部材1
04、106はさらに持上げられて、閉鎖を維持するの
に十分な力を付与する。これと同時に、底ヘッド108
からの荷重はカー102のラグ118を介して上部構造
体へ伝達される。分解された底ヘッド108は支持部材
104、106を引込めることによって徐々に下げら
れ、次いで支持部材106をさらに引込めることによっ
て枢動される。次いで底ヘッド108は整備を行うため
に下フランジ111の下から運び去られ得る。
【0039】カー102は底ヘッド108が分解されて
開くにつれてコークス粒子または他の残片を捕捉するの
に好適なシュート134をその上に取付けられることが
好ましい。残片は処分または他の処理のために床シュー
ト136へ導かれる。遊離残片が処置されたならば、カ
ー102は運び去られ得、次いで床シュート136は容
器清掃作業中に下フランジ111と係合するように持上
げられ得る。床シュート136はシリンダ138によっ
て上げ下げされる。
【0040】容器110に底ヘッドを再び取付けて容器
を再び稼働させることが望まれるときには、床シュート
136が下げられて、カー102が底ヘッド108の下
に整合するように移動される。支持部材104、106
が上げられて、底ヘッド108が下フランジ111に再
び組付けられる。次いで支持部材104、106がその
係合を解かれて、カー102がヘッド組立体の下から運
び去られ得る。
【0041】本コークスドラムヘッド分離装置および方
法は、前述の説明と実施例とによって例示される。前述
の説明はそれを考慮して多くの修正態様が当業者には明
らかになるであろうから非制限的例示として意図され
る。冒頭に記載された特許請求の範囲の諸請求項の範囲
および精神内のそのような修正態様はすべてこれら請求
項によって包含されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】底ヘッドと係合している支え板を有する垂直支
持部材を示す、閉じられた容器の下に位置された本発明
のヘッド分離装置の実施例の側面図。
【図2】1組の水平方向に引込可能の腕の向きを示す、
閉じられた容器の下に位置された図1のヘッド分離装置
の平面図。
【図3】支え板に枢着された底ヘッドおよび容器の下に
位置されたシュート用カーを示す、ヘッド分離操作の結
果として開いた容器の側方に位置された図1のヘッド分
離装置の側面図。
【図4】図1から図3の底ヘッドの底面図。
【図5】支持部材と図1の支え板との結合を示す端面
図。
【図6】カップリング要素を示す、図5の線6−6に沿
った支え板の側面図。
【図7】図6の線7−7に沿った支え板の底面図。
【図8】カーに取付けられた平行垂直支持部材であって
底ヘッドを枢動回転させるため異なる高さを有するもの
を示しかつカーに取付けられたシュートも示す、部分的
に開いた容器の下に位置された本ヘッド分離装置の他の
実施例の側面図。
【符号の説明】
10 移動式ヘッド分離装置 12 底ヘッド 14 下フランジ 16 容器 18 カー 20 垂直支持部材 22 フレーム 34 直立シリンダ 36 腕 38 カップリング 40 支え板 56 腕 58 引込可能部材 60 シリンダ 62 横部材 68 固定腕 84 シュート 86 カー 92 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイブ フィリップ マッコナシー アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, ストーン ブリッジ ドライブ 11859 (72)発明者 ダニエル ジャビアー クィンタナ アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, ディープ フォレスト ドライブ 7439 (72)発明者 ハロルド デビッド スロアン アメリカ合衆国テキサス州トンボール,ア ベンフィールド ロード 16631

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばら材料、液体またはスラリで充満され
    た容器の下端のフランジから底ヘッドを除去するための
    ヘッド分離装置であって、 底ヘッドの下の位置へ水平方向に移動できるカー、 底ヘッドの下面に対して支え要素を枢動可能に係合させ
    るためカー上に取付けられた支持部材であってフランジ
    から底ヘッドを取外すため様々の高さへ垂直方向に引込
    可能の支持部材、および支え要素および底ヘッドを水平
    位置から枢動させる手段、を有するヘッド分離装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、さら
    に、 カーを面上に走行自在に支持するための複数のばね偏倚
    された車輪、およびカーがそれに掛かる荷重に反応して
    下降するとき車輪に過荷重が掛かるのを防ぐべくカーを
    支える支持面と係合するための複数のラグ、を有するヘ
    ッド分離装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、さら
    に、 容器からその下の床の開口へフランジを通って落下する
    材料を受取って案内するため支持部材および枢動手段と
    ともに作動できるカーに装架されたシュート、を有する
    ヘッド分離装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、支え要
    素は支え板から成り枢動手段は引込可能の腕であってそ
    の引込めと伸張によって支え板を枢動させるため第1の
    端が支え板に結合され第2の端が支持部材に結合された
    腕から成っているヘッド分離装置。
  5. 【請求項5】 コークスドラムの下端のフランジから底
    ヘッドを除去するためのヘッド分離装置であって、 底ヘッドの下の位置へおよび該位置から水平方向に移動
    できるカー、 カーに装架された垂直方向に調整できる底ヘッド支持部
    材、 底ヘッドの下面と係合するため支持部材の上端に枢動可
    能に取付けられた支え板、 第1および第2の部分が一端においてヒンジ結合され、
    支え板およびその上に支持された底ヘッドを水平に対し
    て枢動させるためそれぞれの反対端が支え板および支持
    部材に結合された引込可能の腕、 カーを面上に走行自在に支持するための複数のばね偏倚
    された車輪、 カーがそれに掛かる荷重に反応して下降するとき車輪に
    過荷重が掛かるのを防ぐべくカーを支える支持面と係合
    するための複数のラグ、および容器からその下の床の開
    口へフランジを通って落下する材料を受取って案内する
    ため支持部材、支え板、引込可能の腕および底ヘッドと
    ともに作動できるカーに装架されたシュート、を有する
    ヘッド分離装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、ヘッド
    分離用カーを下フランジに組付けられた底ヘッドと水平
    方向に整合させるための機械的停止手段を有するヘッド
    分離装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置であって、ヘッド
    分離用カーを下フランジに組付けられた底ヘッドと水平
    方向に整合させるためのリミットスイッチを有するヘッ
    ド分離装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の装置であって、底ヘッ
    ドを支え板に対して横方向に適所にロックするため底ヘ
    ッドの下面と支え板との間で相互に係合する案内と凹所
    とを有するヘッド分離装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の装置であって、支え板
    が水平位置から枢動されるとき底ヘッド支持部材の上昇
    運動を制止するための遮断スイッチを有するヘッド分離
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の装置において、1対
    のレール上を走行できるシュート用カー上にシュートが
    装架されているヘッド分離装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置であって、ヘ
    ッド分離用カーによってシュート用カーを牽引するため
    の引掛部材を有するヘッド分離装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、支
    え板が枢動されるときシュート用カーをヘッド分離用カ
    ーに対して水平方向に動かすために引掛部材が引込可能
    の腕に結合されているヘッド分離装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の装置であって、シ
    ュート用カーを下フランジと水平方向に整合させるため
    の機械的停止手段を有するヘッド分離装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の装置であって、シ
    ュート用カーを下フランジと水平方向に整合させるため
    のリミットスイッチを有するヘッド分離装置。
  15. 【請求項15】 請求項5に記載の装置において、引込
    可能の腕の第1の部分はシリンダを有し、第1の部分の
    一端は支え板から下方へ延びている固定部材にヒンジ結
    合されており、第2の部分の一端は底ヘッド支持部材に
    ヒンジ結合されているヘッド分離装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、引
    込可能の腕の第1の部分は支え板が水平姿勢になってい
    るとき概ね水平であるヘッド分離装置。
  17. 【請求項17】 コークスドラムの下フランジから底ヘ
    ッドを分離する方法であって、 下垂するラグおよびレール上の車輪に対するばねクラス
    タ連接部を有するヘッド分離用カーをフランジおよび底
    ヘッド組立体の下の位置へ水平方向に移動する工程、 ヘッド分離用カー上に取付けられた支持部材を、その上
    端に在る支え板を持上げて底ヘッドの下面と係合させる
    ため、垂直方向に伸張する工程、 カーに架装されたシュートをコークスドラムの下へ底ヘ
    ッドと隣接するように水平方向に移動する工程、 底ヘッドをフランジから分解する工程、 ヘッド分離用カーの下向き偏倚を、支持面に対するラグ
    の係合によって規定される限度まで、車輪のばねクラス
    タ連接部に吸収しかつヘッド分離用カーに掛かる追加荷
    重をラグを介して支持面に伝達する工程、 フランンジから支え板および底ヘッドを下げるため支持
    部材を垂直方向に引込める工程、 ばら材料を底ヘッドの上面からシュート内に放出するた
    め支持部材上の支え板とともに底ヘッドをシュートに向
    かって枢動させる工程、 支え板上の底ヘッドがフランジの下から離れ去るまでヘ
    ッド分離用カーをレールに沿って水平方向に移動する工
    程、およびフランジから落下する材料を捕捉するためシ
    ュートをフランジの下の位置へ水平方向に移動する工
    程、を有する方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法であって、さ
    らに、組立体の下の位置でヘッド分離用カーの水平方向
    移動を機械的停止手段と係合させることによって停止す
    る工程を有する方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の方法であって、さ
    らに、位置感知器が組立体に対するヘッド分離用カーの
    整合を示すとき組立体の下の位置でヘッド分離用カーの
    水平方向移動を停止する工程を有する方法。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の方法であって、支
    え板と底ヘッドとの間に形成された案内と凹所との相互
    係合によって支え板と底ヘッドとを整合させる工程を有
    する方法。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の方法であって、支
    え板が水平位置から枢動されるとき支持部材の上昇運動
    を制止する工程を有する方法。
  22. 【請求項22】 請求項17に記載の方法であって、シ
    ュート用カーをヘッド分離用カーに引掛部材によって連
    結しヘッド分離用カーの水平移動によってシュート用カ
    ーを同時に牽引移動する工程を有する方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の方法であって、さ
    らに、底ヘッドの枢動と同時にシュート用カーをヘッド
    分離用カーに向かって水平方向に移動する工程を有する
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の方法であって、さ
    らに、フランジの下から遠ざかるヘッド分離用カーの水
    平方向移動およびフランジの下の位置へのシュート用カ
    ーの水平方向移動を機械的停止手段との係合によって同
    時に停止する工程を有する方法。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載の方法であって、さ
    らに、位置感知器がフランジに対するシュートの整合を
    示すときフランジの下から遠ざかるヘッド分離用カーの
    水平方向移動およびフランジの下の位置へのシュート用
    カーの水平方向移動を同時に停止する工程を有する方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項17に記載の方法において、垂
    直方向に引込める工程は枢動させる工程が完了されるま
    で続けられる方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の方法において、枢
    動させる工程はヘッド分離用カーをフランジから遠くへ
    移動する工程が完了されるまで続けられる方法。
  28. 【請求項28】 請求項17に記載の方法において、垂
    直方向に引込める工程は支え板がヘッド分離用カーに対
    して所定高さになるまで続けられる方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、枢
    動させる工程は支え板が水平に対して所定角度になるま
    で続けられる方法。
  30. 【請求項30】 請求項17に記載の方法において、さ
    らに、 ヘッド分離用カー上の底ヘッドを下フランジの下で整合
    するように水平方向に移動する工程、 支え板上の底ヘッドを水平姿勢になるように枢動させる
    工程、 下フランジと係合するように底ヘッドを持上げる工程、 底ヘッドを下フランジに組付ける工程、 底ヘッドから離れるように支え板を下げるため支持部材
    を引込める工程、およびヘッド分離用カーを組立体の下
    から外方へ水平方向に移動する工程、によってヘッド組
    立体を元へ戻す工程を有する方法。
JP7164119A 1994-06-30 1995-06-29 容器の底ヘッドを分離する装置および方法 Pending JPH0840564A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US268754 1994-06-30
US08/268,754 US5500094A (en) 1994-06-30 1994-06-30 Coke drum deheading device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0840564A true JPH0840564A (ja) 1996-02-13

Family

ID=23024322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7164119A Pending JPH0840564A (ja) 1994-06-30 1995-06-29 容器の底ヘッドを分離する装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5500094A (ja)
EP (1) EP0690118A1 (ja)
JP (1) JPH0840564A (ja)
CA (1) CA2151751A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006200A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsui Miike Mach Co Ltd 払い出し機のシュートダンパ装置

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2140380C (en) * 1995-01-17 2000-09-26 Nobby Rabet Coke drum deheading system
US5947674A (en) * 1996-07-19 1999-09-07 Foster Wheeler Usa Corp. Coking vessel unheading device and support structure
US5876568A (en) * 1996-07-25 1999-03-02 Kindersley; Peter Safe and semi-automatic removal of heavy drum closures
US6367843B1 (en) 1997-02-03 2002-04-09 Automated Connectors Holdings, L.B. Remote operable fastener and method of use
US6022454A (en) * 1997-09-17 2000-02-08 Fetzer; Kelly Remotely operable pressure vessel system
US6085929A (en) * 1997-10-22 2000-07-11 Foster Wheeler Usa Corporation Stud tensioning device for flange cover
US6039844A (en) * 1998-10-09 2000-03-21 Citgo Petroleum Corporation Containment system for coke drums
US6050277A (en) * 1998-11-09 2000-04-18 Ingersoll-Dresser Pump Company Decoking tool carrier with a self-propelled climbing crosshead
US6223925B1 (en) 1999-04-22 2001-05-01 Foster Wheeler Corporation Stud tensioning device for flange cover
DE10296367B3 (de) * 2001-03-12 2006-06-22 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Entdeckelungssystem und Entdeckelungsventil sowie Verfahren zum Entdeckeln einer Kokstrommel
CN100465248C (zh) 2001-03-12 2009-03-04 柯蒂斯-赖特流体控制公司 改进的焦碳罐底部去头系统
US6808602B2 (en) * 2001-04-25 2004-10-26 Conocophillips Company Coke drum bottom head removal system
US6751852B2 (en) 2001-05-11 2004-06-22 Foster Wheeler Usa Corporation Modular pressure vessel unheading and containment system
US6989082B2 (en) * 2001-05-25 2006-01-24 Foster Wheeler Usa Corporation Hinged bottom cover for unheading a coke drum
US20030127314A1 (en) * 2002-01-10 2003-07-10 Bell Robert V. Safe and automatic method for removal of coke from a coke vessel
US7316762B2 (en) 2003-04-11 2008-01-08 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Dynamic flange seal and sealing system
US6926807B2 (en) * 2003-06-12 2005-08-09 Chevron U.S.A. Inc. Insulated transition spool apparatus
US7357848B2 (en) * 2003-12-08 2008-04-15 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Deheader valve installation system and method
US7117959B2 (en) * 2004-04-22 2006-10-10 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Systems and methods for remotely determining and changing cutting modes during decoking
US7333689B2 (en) * 2005-09-30 2008-02-19 The Trustees Of Princeton University Photonic integrated devices having reduced absorption loss
US7931044B2 (en) * 2006-03-09 2011-04-26 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Valve body and condensate holding tank flushing systems and methods
CN101513879B (zh) * 2008-12-15 2011-05-11 山西义棠煤业有限责任公司 矸石自动卸载装置
CN106118693B (zh) * 2016-06-06 2018-11-20 马鞍山钢铁股份有限公司 一种焦炉机尾焦收集装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2142707C3 (de) * 1971-08-26 1982-04-22 Carl Still Gmbh & Co Kg, 4350 Recklinghausen Wagen mit Vorrichtungen zum Ergreifen, Abheben, Ausschwenken, Zurückschwenken und Wiedereinsetzen der Füllschachtdeckel
US3910431A (en) * 1974-01-04 1975-10-07 Allied Chem Automatic coal charging car
DE2448043C2 (de) * 1974-10-09 1982-08-26 Dr. C. Otto & Comp. Gmbh, 4630 Bochum Auf der Koksseite von Verkokungsofenbatterien verfahrbarer Bedienungswagen
DE2529805C3 (de) * 1975-07-04 1978-10-05 Gewerkschaft Schalker Eisenhuette, 4650 Gelsenkirchen Verkokungsofen
US4107001A (en) * 1977-08-12 1978-08-15 Koppers Company, Inc. High pressure water cleaner for ascension pipes
US4233119A (en) * 1979-01-23 1980-11-11 Louis A. Grant, Inc. Ascension pipe and elbow cleaning apparatus
US4248562A (en) * 1979-10-12 1981-02-03 Koritsu Kikai Kogyo Company Limited Coke guide car
US4276121A (en) * 1980-09-22 1981-06-30 Koppers Company, Inc. Coke oven door spillage collection and disposal apparatus
DE3202645C2 (de) * 1982-01-28 1986-08-28 Carl Still Gmbh & Co Kg, 4350 Recklinghausen Kühlschacht mit Schleuse
DE3316936A1 (de) * 1983-05-09 1984-11-15 Dr. C. Otto & Co Gmbh, 4630 Bochum Einrichtung zum abheben und aufsetzen der fuellochdeckel an horizontalkammer-verkokungsoefen und zum reinigen der dichtflaechen
SU1293194A1 (ru) * 1984-03-02 1987-02-28 Новолипецкий металлургический комбинат Устройство дл чистки рам и броней коксовых печей
US4726109A (en) * 1986-10-09 1988-02-23 Foster Wheeler Usa Corporation Unheading device and method for coking drums
US4820384A (en) * 1987-05-18 1989-04-11 Pechacek Raymond E Remotely operable vessel cover positioner
US4960358A (en) * 1988-01-26 1990-10-02 Foster Wheeler U.S.A. Bottom-unheading device and method for vertical vessels
CA1324973C (en) * 1988-01-26 1993-12-07 Frank A. Digiacomo Bottom unheading device and method for vertical vessels
EP0353023B1 (en) * 1988-07-29 1992-04-22 Fluor Corporation Coke drum unheading device
US5228825A (en) * 1991-11-01 1993-07-20 The M. W. Kellogg Company Pressure vessel closure device
US5294157A (en) * 1992-03-23 1994-03-15 Abb Vetco Gray Inc. Adjustable springs for pressure vessel closure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006200A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsui Miike Mach Co Ltd 払い出し機のシュートダンパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0690118A1 (en) 1996-01-03
US5500094A (en) 1996-03-19
CA2151751A1 (en) 1995-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0840564A (ja) 容器の底ヘッドを分離する装置および方法
US4960358A (en) Bottom-unheading device and method for vertical vessels
CA1293218C (en) Unheading device and method for coking drums
EP0540000B1 (en) Device and process for deheading a coke drum
CA2260929C (en) Coking vessel unheading device and support structure
US5581864A (en) Coke drum deheading system
CN106429119B (zh) 立式垃圾箱转运垃圾车
CN106429118B (zh) 车载移动箱体竖直卸放的立式拉臂架
EP0330295B1 (en) Bottom unheading device and method for vertical vessels
US5601135A (en) Mold loading in low-pressure casting
CN114909915A (zh) 一种碳电极焙烧装出炉系统及碳电极焙烧装出炉方法
US3665538A (en) Dockboard
CN219252660U (zh) 一种用于坩埚内衬的夹取装置
CA2558101C (en) Valve installation apparatus and methods
CN219098457U (zh) 升降机防撞连接板装置
CN216995927U (zh) 一种防掉落的自动化清库装置
WO1983003118A1 (en) Pipe handling machine
CN117900197A (zh) 一种石墨型的自动清理装置及方法
CN117927163A (zh) 一种油管杆两用输送机
CN115652706A (zh) 一种机电液一体化快速换枕设备
GB2158132A (en) Pipe handling machine
GB2158131A (en) Pipe handling machine
GB2158492A (en) Pipe handling machine