JPH083961Y2 - 白熱電球 - Google Patents

白熱電球

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JPH083961Y2
JPH083961Y2 JP1988085824U JP8582488U JPH083961Y2 JP H083961 Y2 JPH083961 Y2 JP H083961Y2 JP 1988085824 U JP1988085824 U JP 1988085824U JP 8582488 U JP8582488 U JP 8582488U JP H083961 Y2 JPH083961 Y2 JP H083961Y2
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JP
Japan
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bulb
light bulb
glass bulb
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incandescent light
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JP1988085824U
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English (en)
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JPH028857U (ja
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一夫 垂見
力 渡辺
南海夫 伊藤
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は白熱電球に関する。
(従来の技術) 従来、一般に使用されている管球類には天井などの2m
ないし3mの高い位置に設置されているものがある。上記
管球類たとえば電球はタングステンフィラメントが断線
した後に個別に新規のものと交換する場合と、一定時間
の点灯が経過した後に、タングステンフィラメントの断
線などと関係なく、一斉に新規のものと交換する場合と
がある。上記電球類の交換を素手で行う場合には電球を
一旦消灯して電球のガラスバルブの温度が低下してから
行わないと火傷などの危険があり、特にガラスバルブが
高温になるハロゲン入り電球などではその危険度が大き
く、また点灯場所が前記したような高天井であると、梯
子や脚立を使用しなければならないから、電球の交換作
業に従事するものが高所からの転落事故に遭遇する虞れ
があった。梯子や脚立を使用せずに高天井などの電球を
着脱するために長尺の棒を使用し、その先端に電球のガ
ラスバルブを掴持する部材をとりつけ、スプリングなど
でガラスバルブに圧着する方法があったが、ガラスバル
ブと上記ガラスバルブ掴持部材とが滑動する虞れがあ
り、ソケットから電球を確実に離脱させたり、またしっ
かりと電気的接続を維持させて電球をとりつけることが
難しく問題があった。
上記したように従来の高天井などの管球類の着脱は素
手で行うと火傷などの危険あり、梯子や脚立などを使う
と転落事故発生の虞れがあた。また、部材をつけたもの
は、上記部材がガラスバルブと滑動する虞れがあり確実
な着脱が難しくなる問題があった。
このような、課題を解決するため、例えば実開昭63-1
98164号(従来例1)には、白熱電球の口金側面に突起
を形成し、この突起に嵌合する白熱電球交換治具が開示
されている。
また、実開昭54-175835号(従来例2)には、電球交
換のために形成されてはいないが、そのためにも使用で
きそうな、口金軸方向に深く凹む切り込み溝が口金に形
成された白熱電球が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来例1に開示の白熱電球は、口金の
側面に突起が形成されているので、この突起が電球の寸
法を大きくしてしまい、電球が適合する器具の種類をせ
ばめてしまう。
また、従来例2は、切り込み溝が、極めて深く形成さ
れている。これは口金が溝の両側である程度拡開(変
形)して、熱膨張によりバルブ封止部がクラックを起こ
すのを防止するためである。すなわちバルブ封止部が熱
膨張しても口金が溝の両側である程度拡開(変形)して
逃げ、圧縮応力がバルブ封止部にかかりにくくしてい
る。
しかしながら、従来例2のように深い切り込み溝に電
球交換用の着脱装置を適用すると、切り込み溝が深いた
めに、口金が切り込み溝からクラックしやすいという問
題がある。口金はセラミックのため、本来それ自体は強
固にできているが、以下の要因が重なるため切り込み溝
からクラックしやすいからであると考えられる。すなわ
ち、第1に、点滅を繰り返すことで、その度に口金が溝
の両側である程度拡開(変形)し、溝の底が弱くなって
くる。第2に、切り込み溝の底が矩形に形成されている
ため、角に応力が集中し、この部分からのひびが発生し
やすい。
本考案は、寸法を大きくすることなく、治具を使った
交換が容易で、破損しにくい口金構造を有するな白熱電
球を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の白熱電球は、軸方向の一端側に圧潰封止部を
有するガラスバルブと;ガラスバルブ内に配設されたコ
イルフィラメントと;ガラスバルブ内に封入された不活
性ガスと;ガラスバルブの圧潰封止部を軸方向の一端に
形成された収納部に収納支持し、他端にねじ部を有する
とともに、一端側の端面は、その外径がガラスバルブの
最大外径よりも大きく、かつ軸方向に凹み、その凹みの
底面が曲面となっていて、その深さが幅とほぼ同等の嵌
合凹部を有している口金と;を具備することを特徴とす
る。
白熱電球は例えばハロゲン入り電球であるがこれに限
らず他の種類の電球でもよい。また口金の嵌合凹部は1
個または複数個設ければよい。なおこの考案で軸とは、
口金軸と一致するランプの軸をいう。多くは、ランプの
軸と一致する。
嵌合凹部は、着脱装置に形成された突起と勘合するた
めの凹部である。接着剤などで勘合凹部が埋まっている
と勘合機能を果たさないので、接着剤で勘合凹部が埋ま
らないようにする必要がある。
(作用) 本考案の白熱電球を交換するときは、口金に形成した
軸方向に凹む勘合凹部と嵌合する突起を有する着脱装置
により白熱電球を容易にソケットから外すことができ、
また別の白熱電球を新たに容易に取り付けることもでき
る。この場合、白熱電球は、着脱装置を使用することに
より高所でも容易に着脱できる。さらに、点灯中でも着
脱が可能となる。
また、この種の白熱電球は、通常口金の外径が、ガラ
スバルブの最大外径よりも大きいが、そのため着脱装置
と嵌合する凹凸を軸方向に形成しているので、白熱電球
の口金寸法が大きくならない。
さらに、軸方向に形成する凹凸は、とくに口金の一端
面が切り欠い状態の嵌合凹部なので、突起を形成する場
合に比較して口金の破損が生じにくい。すなわち、この
種の圧潰封止部を有する白熱電球の口金は、各種制約に
より成形性の良いプラスチックは使えず、通常耐熱性の
高いセラミックスである。そしてこのセラミックスは突
起を形成すると着脱時のねじりの力によって、破損しや
すい。これに対して、切り欠きなどによる嵌合凹部を形
成した場合、口金は破損しにくい。
また、嵌合凹部の底面が矩形ではなく曲面となってい
るので、底面からひびが発生する割合を低減できる。
また、嵌合凹部の深さがその幅とほぼ同等の浅い凹み
なので、白熱電球の点滅に伴うバルブの熱膨張があって
も、口金の凹みの両側での口金本体には変形が生じにく
い。従って、この点からも嵌合凹部の底からひびが発生
する可能性を低減できる。そして、仮に嵌合凹部の底に
ひびが発生していたとしても、バルブの熱膨張による口
金の凹みの両側での口金本体の変形が小さいので、その
ひびが大きくなる可能性を低減できる。
(実施例) 第1図は、本考案の白熱電球の一実施例を着脱装置と
ともに示した正面図である。白熱電球、たとえばハロゲ
ン入り電球(1)は、管形のガラスバルブ(2)の中心
軸上にタングステンのコイルフィラメント(3)が設け
られている。上記コイルフィラメント(3)はガラスバ
ルブ(2)の圧潰封止されて支持されたリード線
(5)、(6)に継線され、上記一方のリード線(6)
はガラスバルブ(2)の頂部(7)方向に延びて排気管
(8)内に入り折曲されてコイルフィラメント(3)の
背部を通って圧潰封止部(4)に向かい、上記排気管
(8)はガラスバルブ(2)を排気してハロゲンおよび
不活性気体などが充填された後、封止されて封止端(1
0)のねじ部(図示しない)をソケット(11)に螺合な
どにより嵌合する。
上記口金(10)にはそのガラスバルブ(2)側の端面
に軸方向に凹む嵌合凹部を形成する凹孔(12)が設けら
れている。上記凹孔(12)は口金(10)の一端に軸に対
して対称に設けられている。凹孔(12)の深さはその幅
とほぼ等しい程度の浅いものである。凹孔(12)の底は
曲面に形成されている。さらに凹孔(12)の幅はガラス
バルブ(2)の圧潰封止部(4)の厚さとほぼ等しい。
(13)は着脱具(14)に設けた筒体でその端部には上
記電球(1)の口金(10)の凹孔に対応する位置に突起
(15)の係止部材が設けられている。筒体(13)を水平
に左方向に移動することによって、電球(1)のガラス
バルブ(2)が着脱具(14)の筒体(13)の中空部に入
り、筒体(13)がガラスバルブ(2)に被冠され、その
係止部材の突起(15)が電球(1)の口金(10)の凹孔
(12)の係着部に嵌合される。この状態で長尺の棒(1
6)をその軸上で回転させ着脱具(14)を回転させるこ
とによって電球(1)をソケット(11)に、またはソケ
ット(11)から着脱させることができる。
なお口金(10)の外径はガラスバルブの最大外径より
も大きい。これは、着脱装置の筒部の先端が口金(10)
の端面に当接するようにするためである。すなわち、口
金(10)の外径がガラスバルブの最大外径よりも小さい
と、着脱装置の筒部がガラスバルブに引っかかり、口金
に形成した凹孔(12)に嵌合しないからである。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば、白熱電球を容
易にソケットから外すことができ、また別の白熱電球を
新たに容易に取り付けることもできる。この場合、白熱
電球は、着脱装置を使用することにより高所でも容易に
着脱できる。さらに、点灯中でも着脱が可能となる。
さらに、白熱電球は、口金寸法が必要以上に大きくな
らない。また、軸方向に形成する凹凸は、とくに口金の
一端面が切り欠い状態の嵌合凹部なので、突起を形成す
る場合に比較して口金の破損が生じにくい。
また、嵌合凹部の底面が矩形ではなく曲面となってい
ること、さらに嵌合凹部の深さがその幅とほぼ同等の浅
い凹みになっているため、底面からひびが発生する割合
を低減でき、仮に嵌合凹部の底にひびが発生していたと
しても、バルブの熱膨張による口金の凹みの両側での口
金本体の変形が小さいので、そのひびが大きくなる可能
性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の白熱電球の一実施例を着脱装置とと
もに示した正面図である。 (1)……ハロゲン入り電球、(2)……ガラスバル
ブ、(10)……口金、(11)……ソケット、(12)……
凹孔、(15)……突起、(14)……着脱具、(13)……
筒体、(16)……棒、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向の一端側に圧潰封止部を有するガラ
    スバルブと; ガラスバルブ内に配設されたコイルフィラメントと; ガラスバルブ内に封入された不活性ガスと; ガラスバルブの圧潰封止部を軸方向の一端に形成された
    収納部に収納支持し、他端にねじ部を有するとともに、
    一端側の端面は、その外径がガラスバルブの最大外径よ
    りも大きく、かつ軸方向に凹み、その凹みの底面が曲面
    となっていて、その深さが幅とほぼ同等の嵌合凹部を有
    している口金と; を具備することを特徴とする白熱電球。
JP1988085824U 1988-06-30 1988-06-30 白熱電球 Expired - Lifetime JPH083961Y2 (ja)

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JPH028857U JPH028857U (ja) 1990-01-19
JPH083961Y2 true JPH083961Y2 (ja) 1996-01-31

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