JPH0839447A - ねじ整列装置 - Google Patents
ねじ整列装置Info
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- JPH0839447A JPH0839447A JP17284494A JP17284494A JPH0839447A JP H0839447 A JPH0839447 A JP H0839447A JP 17284494 A JP17284494 A JP 17284494A JP 17284494 A JP17284494 A JP 17284494A JP H0839447 A JPH0839447 A JP H0839447A
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- JP
- Japan
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- screw
- plate
- hole
- holes
- screws
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】頭部を有するねじ、頭部を有しないねじに拘ら
ず、簡単に整列させることができ、また作業終了後に排
出することが容易に行えるねじ整列装置を提供すること
にある。 【構成】ねじの軸部が挿入される複数の貫通孔３を有
し、この貫通孔３の開口縁にテーパ部５を形成したプレ
ート１と、このプレート１の下側に設けられ前記貫通孔
３に挿入可能な突出部１０を有する排出プレート７とか
らなり、プレート１の上面にねじｃを載せ、加振するこ
とにより、ねじをテーパ部５でガイドし、軸部を貫通孔
３に挿入して整列し、また、プレート１を押し下げ、突
出部１０を貫通孔３に挿入することにより、貫通孔３に
挿入されているねじを排出するように構成したことにあ
る。
ず、簡単に整列させることができ、また作業終了後に排
出することが容易に行えるねじ整列装置を提供すること
にある。 【構成】ねじの軸部が挿入される複数の貫通孔３を有
し、この貫通孔３の開口縁にテーパ部５を形成したプレ
ート１と、このプレート１の下側に設けられ前記貫通孔
３に挿入可能な突出部１０を有する排出プレート７とか
らなり、プレート１の上面にねじｃを載せ、加振するこ
とにより、ねじをテーパ部５でガイドし、軸部を貫通孔
３に挿入して整列し、また、プレート１を押し下げ、突
出部１０を貫通孔３に挿入することにより、貫通孔３に
挿入されているねじを排出するように構成したことにあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ねじの自動締付け装
置等にねじを整列状態で供給するためのねじ整列装置に
関する。
置等にねじを整列状態で供給するためのねじ整列装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】頭部を有する多数のねじを整列するねじ
整列皿は、ねじの軸部が挿通され、頭部が掛止されるス
リットまたは孔を有しており、ねじ整列皿の上面に多数
のねじを載せ、ねじ整列皿を左右に振ると、ねじの軸部
がスリットまたは孔に挿入され、頭部の下面がスリット
または孔の口縁に掛止され、ねじが頭部を上向きにして
整列されるようになっている。
整列皿は、ねじの軸部が挿通され、頭部が掛止されるス
リットまたは孔を有しており、ねじ整列皿の上面に多数
のねじを載せ、ねじ整列皿を左右に振ると、ねじの軸部
がスリットまたは孔に挿入され、頭部の下面がスリット
または孔の口縁に掛止され、ねじが頭部を上向きにして
整列されるようになっている。
【０００３】そして、ねじの自動締付け装置等によって
前記ねじ整列皿から整列されたねじを１個ずつチャッキ
ングし、ねじ整列皿からねじを取り出し、ねじ締付け部
に供給してねじを締付けている。
前記ねじ整列皿から整列されたねじを１個ずつチャッキ
ングし、ねじ整列皿からねじを取り出し、ねじ締付け部
に供給してねじを締付けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように構成されたねじ整列皿は、作業終了後、残ったね
じを排出するためには、ねじ整列皿を反転させてねじ整
列皿のねじを容器等に入れているが、ねじの軸部はねじ
山が刻設されているため、スリットや孔の口縁に引っ掛
かりやすく、円滑に排出できないと共に、このとき容器
の周辺にねじをこぼしてしまうことがある。
ように構成されたねじ整列皿は、作業終了後、残ったね
じを排出するためには、ねじ整列皿を反転させてねじ整
列皿のねじを容器等に入れているが、ねじの軸部はねじ
山が刻設されているため、スリットや孔の口縁に引っ掛
かりやすく、円滑に排出できないと共に、このとき容器
の周辺にねじをこぼしてしまうことがある。
【０００５】また、従来のねじ整列皿は、頭部の下面を
スリットまたは孔の口縁に掛止する方式であり、頭部を
有しない止めねじは整列できない。また、ねじ整列皿に
ねじが整列されているか否かを検出する手段がないた
め、作業者の目視によって確認せざるを得ないという問
題がある。
スリットまたは孔の口縁に掛止する方式であり、頭部を
有しない止めねじは整列できない。また、ねじ整列皿に
ねじが整列されているか否かを検出する手段がないた
め、作業者の目視によって確認せざるを得ないという問
題がある。
【０００６】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、頭部を有するねじ、
頭部を有しないねじに拘らず、簡単に整列させることが
でき、また作業終了後に排出することが容易に行えるね
じ整列装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、頭部を有するねじ、
頭部を有しないねじに拘らず、簡単に整列させることが
でき、また作業終了後に排出することが容易に行えるね
じ整列装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項１は、ねじの軸部が挿入される
複数の貫通孔を有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を
形成したプレートと、このプレートの下側に設けられ前
記貫通孔に挿入可能な突出部を有し、この突出部を前記
貫通孔に挿入して貫通孔に挿入されたねじを排出する排
出手段とを具備したことを特徴とする。
達成するために、請求項１は、ねじの軸部が挿入される
複数の貫通孔を有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を
形成したプレートと、このプレートの下側に設けられ前
記貫通孔に挿入可能な突出部を有し、この突出部を前記
貫通孔に挿入して貫通孔に挿入されたねじを排出する排
出手段とを具備したことを特徴とする。
【０００８】請求項２は、ねじの軸部が挿入される複数
の貫通孔を有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を形成
したプレートと、このプレートの下側に設けられ前記貫
通孔に挿入可能な突出部と、この突出部の上面に設けら
れ前記貫通孔に挿入されたねじを検出するセンサと、前
記突出部を前記貫通孔に挿入して貫通孔に挿入されたね
じを排出する排出手段とを具備したことを特徴とする。
の貫通孔を有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を形成
したプレートと、このプレートの下側に設けられ前記貫
通孔に挿入可能な突出部と、この突出部の上面に設けら
れ前記貫通孔に挿入されたねじを検出するセンサと、前
記突出部を前記貫通孔に挿入して貫通孔に挿入されたね
じを排出する排出手段とを具備したことを特徴とする。
【０００９】前記排出手段は、好ましくは、プレートを
昇降自在に支持する複数本のガイドピンと、プレートを
上昇位置に保持する付勢手段とからなり、付勢手段に抗
してプレートを押し下げた時、前記貫通孔に突出部が挿
入されることを特徴とする。好ましくは、前記センサ
は、ねじの有無を検出することを特徴とする。さらに、
好ましくは、センサは、ねじの姿勢を検出することを特
徴とする。さらに、好ましくは、センサは、突出部の先
端に設けられた感圧センサであることを特徴とする。
昇降自在に支持する複数本のガイドピンと、プレートを
上昇位置に保持する付勢手段とからなり、付勢手段に抗
してプレートを押し下げた時、前記貫通孔に突出部が挿
入されることを特徴とする。好ましくは、前記センサ
は、ねじの有無を検出することを特徴とする。さらに、
好ましくは、センサは、ねじの姿勢を検出することを特
徴とする。さらに、好ましくは、センサは、突出部の先
端に設けられた感圧センサであることを特徴とする。
【００１０】
【作用】頭部を有するねじをプレートの上面に載せ、プ
レートを加振すると、ねじの軸部がテーパ部にガイドさ
れて落ち込み貫通孔に挿入され、頭部はテーパ部に掛止
され、ねじは頭部を上向きにして整列される。
レートを加振すると、ねじの軸部がテーパ部にガイドさ
れて落ち込み貫通孔に挿入され、頭部はテーパ部に掛止
され、ねじは頭部を上向きにして整列される。
【００１１】頭部を有しない止めねじ等のねじは、プレ
ートの上面に載せ、プレートを加振すると、ねじがテー
パ部にガイドされて落ち込み貫通孔に挿入され、ねじの
下端部は突出部に支えられ、このとき突出部に設けられ
たセンサによってねじの有無、ねじの姿勢が検出され
る。作業終了後、プレートを付勢手段に抗して押し下げ
ると、貫通孔に突出部が挿入され、ねじはプレートの上
面に押し出されて排出される。
ートの上面に載せ、プレートを加振すると、ねじがテー
パ部にガイドされて落ち込み貫通孔に挿入され、ねじの
下端部は突出部に支えられ、このとき突出部に設けられ
たセンサによってねじの有無、ねじの姿勢が検出され
る。作業終了後、プレートを付勢手段に抗して押し下げ
ると、貫通孔に突出部が挿入され、ねじはプレートの上
面に押し出されて排出される。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図１および図２は第１の実施例を示し、図１
はねじ整列装置の斜視図、図２は作用説明図である。１
は矩形状のプレートであり、このプレート１の外周縁に
は脱落防止板２が立設され、矩形皿状に構成されてい
る。
説明する。図１および図２は第１の実施例を示し、図１
はねじ整列装置の斜視図、図２は作用説明図である。１
は矩形状のプレートであり、このプレート１の外周縁に
は脱落防止板２が立設され、矩形皿状に構成されてい
る。
【００１３】プレート１は、肉厚部１ａと肉薄部１ｂと
からなり、肉厚部１ａにおける板面には多数の貫通孔３
が縦方向および横方向に整列状態に穿設されており、肉
薄部１ｂはねじ集合部４に形成されている。
からなり、肉厚部１ａにおける板面には多数の貫通孔３
が縦方向および横方向に整列状態に穿設されており、肉
薄部１ｂはねじ集合部４に形成されている。
【００１４】前記貫通孔３の口縁で、貫通孔３の深さ方
向の上半分はテーパ部５が形成されており、このテーパ
部５で後述するねじを貫通孔３にガイドするようになっ
ている。また、前記プレート１の四隅にはそれぞれ１個
ずつガイド孔６が穿設されている。
向の上半分はテーパ部５が形成されており、このテーパ
部５で後述するねじを貫通孔３にガイドするようになっ
ている。また、前記プレート１の四隅にはそれぞれ１個
ずつガイド孔６が穿設されている。
【００１５】前記プレート１の下側にはこれと略同一サ
イズの排出プレート７が設けられている。この排出プレ
ート７にはピン８を支点として回動可能な複数個のロッ
クプレート９が設けられ、これらロックプレート９によ
って前記プレート１の下面を支持し、排出プレート７に
対してプレート１を所定の高さ位置に保持している。前
記ロックプレート９は手動で回動する方式でもよく、ま
たソレノイドによって回動する方式でもよい。
イズの排出プレート７が設けられている。この排出プレ
ート７にはピン８を支点として回動可能な複数個のロッ
クプレート９が設けられ、これらロックプレート９によ
って前記プレート１の下面を支持し、排出プレート７に
対してプレート１を所定の高さ位置に保持している。前
記ロックプレート９は手動で回動する方式でもよく、ま
たソレノイドによって回動する方式でもよい。
【００１６】排出プレート７の板面には前記プレート１
の貫通孔３に対応し、すべての貫通孔３に挿入自在な貫
通孔３と同数の突出部１０が設けられ、この上端は平坦
面１０ａで、ねじを立位状態で支持するようになってい
る。さらに、排出プレート７の四隅で、前記プレート１
のガイド孔６に対応する部分にはガイド孔６に挿入自在
なガイドピン１１が設けられている。これらガイドピン
１１には付勢手段としてのコイルスプリング１２が巻回
され、このコイルスプリング１２の付勢力によってロッ
クプレート９の規制が解除されている状態でのプレート
１を所定の高さ位置に保持している。
の貫通孔３に対応し、すべての貫通孔３に挿入自在な貫
通孔３と同数の突出部１０が設けられ、この上端は平坦
面１０ａで、ねじを立位状態で支持するようになってい
る。さらに、排出プレート７の四隅で、前記プレート１
のガイド孔６に対応する部分にはガイド孔６に挿入自在
なガイドピン１１が設けられている。これらガイドピン
１１には付勢手段としてのコイルスプリング１２が巻回
され、このコイルスプリング１２の付勢力によってロッ
クプレート９の規制が解除されている状態でのプレート
１を所定の高さ位置に保持している。
【００１７】次に、前述のように構成されたねじ整列装
置の作用について説明する。まず、図１に示すように、
ロックプレート９を起立状態にしてプレート１を所定の
高さ位置に保持すると、図２（ａ）に示すように、プレ
ート１の貫通孔３の下端開口が突出部１０の平坦面１０
ａによって閉塞された状態となる。この状態で、整列し
ようとする多数のねじ、例えば、頭部ａと軸部ｂを有す
るねじｃをプレート１の上面に載せる。
置の作用について説明する。まず、図１に示すように、
ロックプレート９を起立状態にしてプレート１を所定の
高さ位置に保持すると、図２（ａ）に示すように、プレ
ート１の貫通孔３の下端開口が突出部１０の平坦面１０
ａによって閉塞された状態となる。この状態で、整列し
ようとする多数のねじ、例えば、頭部ａと軸部ｂを有す
るねじｃをプレート１の上面に載せる。
【００１８】そして、プレート１を横方向に加振する
と、プレート１の上面のねじｃは、軸部ｂが下向きとな
り、テーパ部５にガイドされてテーパ部５から貫通孔３
に滑り落ち、軸部ｂが貫通孔３に挿入され、その下端部
が突出部１０の平坦面１０ａに支持されて垂直に立位状
態となり、頭部ａは上向きとなる。しかも、頭部ａはテ
ーパ部５から離れて浮いた状態となり、ねじ自動締付け
装置等によってねじｃの頭部ａをチャッキングしてねじ
ｃを取り出し、ねじ締付け部に供給することができる。
と、プレート１の上面のねじｃは、軸部ｂが下向きとな
り、テーパ部５にガイドされてテーパ部５から貫通孔３
に滑り落ち、軸部ｂが貫通孔３に挿入され、その下端部
が突出部１０の平坦面１０ａに支持されて垂直に立位状
態となり、頭部ａは上向きとなる。しかも、頭部ａはテ
ーパ部５から離れて浮いた状態となり、ねじ自動締付け
装置等によってねじｃの頭部ａをチャッキングしてねじ
ｃを取り出し、ねじ締付け部に供給することができる。
【００１９】ねじｃ取り出し作業が終了した後、プレー
ト１のねじｃを排出する場合には、ロックプレート９を
ピン８を支点として倒し、プレート１を昇降自在とした
のち、図２（ｂ）に示すように、プレート１を押し下げ
ると、コイルスプリング１２が圧縮され、プレート１は
ガイドピン１１にガイドされて下降する。
ト１のねじｃを排出する場合には、ロックプレート９を
ピン８を支点として倒し、プレート１を昇降自在とした
のち、図２（ｂ）に示すように、プレート１を押し下げ
ると、コイルスプリング１２が圧縮され、プレート１は
ガイドピン１１にガイドされて下降する。
【００２０】したがって、排出プレート７の突出部１０
が貫通孔３に挿入され、貫通孔３に残っていたねじｃは
突出部１０によって押し出される。この状態で、ねじ整
列装置全体を傾けると、プレート１の上面のねじｃはプ
レート１の一部に設けられたねじ集合部４に集合され
る。
が貫通孔３に挿入され、貫通孔３に残っていたねじｃは
突出部１０によって押し出される。この状態で、ねじ整
列装置全体を傾けると、プレート１の上面のねじｃはプ
レート１の一部に設けられたねじ集合部４に集合され
る。
【００２１】この場合、プレート１の貫通孔３に軸部ｂ
が挿入されていたねじｃは排出プレート７の突出部１０
によって下方から強制的に押し上げられてプレート１に
載り、しかも貫通孔３は突出部１０によって閉塞されて
状態となり、プレート１を僅かに傾けるだけで、ねじｃ
をねじ集合部４に集合させることができる。
が挿入されていたねじｃは排出プレート７の突出部１０
によって下方から強制的に押し上げられてプレート１に
載り、しかも貫通孔３は突出部１０によって閉塞されて
状態となり、プレート１を僅かに傾けるだけで、ねじｃ
をねじ集合部４に集合させることができる。
【００２２】図３および図４は第２の実施例を示し、第
１の実施例と同一構成部分は同一番号を付して説明を省
略する。図３はねじ整列装置の要部の縦断側面図、図４
は作用説明図である。
１の実施例と同一構成部分は同一番号を付して説明を省
略する。図３はねじ整列装置の要部の縦断側面図、図４
は作用説明図である。
【００２３】この実施例の排出プレート７の突出部１０
における平坦面１０ａにはセンサ、例えば感圧センサ１
３が設けられている。この感圧センサ１３は圧力を受け
たときに出力信号を発生するとともに、その圧力分布に
よって圧力を受けた面積を判別できるようになってい
る。
における平坦面１０ａにはセンサ、例えば感圧センサ１
３が設けられている。この感圧センサ１３は圧力を受け
たときに出力信号を発生するとともに、その圧力分布に
よって圧力を受けた面積を判別できるようになってい
る。
【００２４】そこで、整列しようとする多数のねじ、例
えば、頭部を有しない止めねじｄで、細径の先端部ｅと
太径の基端部ｆを有している場合、この止めねじｄをプ
レート１の上面に載せ、プレート１を横方向に加振する
と、図４（ａ）に示すように、先端部ｅが下向きになっ
て貫通孔３に挿入される場合と、図４（ｂ）に示すよう
に、基端部ｆが下向きとなって貫通孔３に挿入される場
合とがある。いずれにしても、ねじｄは感圧センサ１３
に当接し、ねじｄの有無を感圧センサ１３が検出するた
め、プレート１の多数の貫通孔３のうち、どの貫通孔３
にねじｄが挿入されているかを判別できる。
えば、頭部を有しない止めねじｄで、細径の先端部ｅと
太径の基端部ｆを有している場合、この止めねじｄをプ
レート１の上面に載せ、プレート１を横方向に加振する
と、図４（ａ）に示すように、先端部ｅが下向きになっ
て貫通孔３に挿入される場合と、図４（ｂ）に示すよう
に、基端部ｆが下向きとなって貫通孔３に挿入される場
合とがある。いずれにしても、ねじｄは感圧センサ１３
に当接し、ねじｄの有無を感圧センサ１３が検出するた
め、プレート１の多数の貫通孔３のうち、どの貫通孔３
にねじｄが挿入されているかを判別できる。
【００２５】しかも、図４（ａ）に示すように、ねじｄ
の先端部ｅが下向きになって貫通孔３に挿入された場合
は、細径の部分が感圧センサ１３に当接するため、その
圧力分布１３ａによってねじｄの向きが正規の向きであ
ることを判別できる。また、図４（ｂ）に示すように、
ねじｄの基端部ｆが下向きになって貫通孔３に挿入され
た場合は、太径の部分が感圧センサ１３に当接するた
め、その圧力分布１３ｂによってねじｄの向きが逆向き
であることを判別できる。
の先端部ｅが下向きになって貫通孔３に挿入された場合
は、細径の部分が感圧センサ１３に当接するため、その
圧力分布１３ａによってねじｄの向きが正規の向きであ
ることを判別できる。また、図４（ｂ）に示すように、
ねじｄの基端部ｆが下向きになって貫通孔３に挿入され
た場合は、太径の部分が感圧センサ１３に当接するた
め、その圧力分布１３ｂによってねじｄの向きが逆向き
であることを判別できる。
【００２６】したがって、ねじ自動締付け装置等によっ
てねじｄをチャッキングしてねじｄを取り出す際に、正
規の向きに挿入されているねじｄのみをチャッキング
し、ねじ締付け部に供給することができる。
てねじｄをチャッキングしてねじｄを取り出す際に、正
規の向きに挿入されているねじｄのみをチャッキング
し、ねじ締付け部に供給することができる。
【００２７】正規の向きのねじｄの取り出し作業が終了
した後、第１の実施例と同様の排出手段によってプレー
ト１のねじｄを排出し、再びねじｄをプレート１の上面
に載せて加振することにより整列することができる。
した後、第１の実施例と同様の排出手段によってプレー
ト１のねじｄを排出し、再びねじｄをプレート１の上面
に載せて加振することにより整列することができる。
【００２８】なお、前記第２の実施例においては、セン
サとして感圧センサを使用しているが、この発明は前記
実施例に限定されず、次のようなセンサを用いてもよ
い。 ａ）容量式近接センサ。 ｂ）突出部１０の先端部より発光し、その反射量の違い
によってねじの形状、有無を検知する光センサ。 ｃ）突出部１０に複数の触針を配置し、その触針がねじ
に接触した接触数によってねじの形状、有無を検知する
触針式センサ。 ｄ）突出部１０に電流を流しているコイルおよび磁気セ
ンサを配置し、ねじの形状、有無によって変化する磁気
を検出する磁気センサ。 ｅ）突出部１０にエアを吹き出すノズルを設け、また各
々に吹き出すエアの圧力を検出する圧力計を配置するこ
とにより、ねじの形状、有無によって吹き出すエアの圧
力が変化するため、その変位量を検知してねじの形状、
有無する圧力センサ。
サとして感圧センサを使用しているが、この発明は前記
実施例に限定されず、次のようなセンサを用いてもよ
い。 ａ）容量式近接センサ。 ｂ）突出部１０の先端部より発光し、その反射量の違い
によってねじの形状、有無を検知する光センサ。 ｃ）突出部１０に複数の触針を配置し、その触針がねじ
に接触した接触数によってねじの形状、有無を検知する
触針式センサ。 ｄ）突出部１０に電流を流しているコイルおよび磁気セ
ンサを配置し、ねじの形状、有無によって変化する磁気
を検出する磁気センサ。 ｅ）突出部１０にエアを吹き出すノズルを設け、また各
々に吹き出すエアの圧力を検出する圧力計を配置するこ
とにより、ねじの形状、有無によって吹き出すエアの圧
力が変化するため、その変位量を検知してねじの形状、
有無する圧力センサ。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、頭部を有するねじ、頭部を有しないねじに拘らず、
簡単に整列させることができ、また作業終了後に貫通孔
に挿入されたねじを強制的に排出することができ、排出
作業が容易に行えるという効果がある。
ば、頭部を有するねじ、頭部を有しないねじに拘らず、
簡単に整列させることができ、また作業終了後に貫通孔
に挿入されたねじを強制的に排出することができ、排出
作業が容易に行えるという効果がある。
【図１】この発明の第１の実施例を示すねじ整列装置の
斜視図。
斜視図。
【図２】同実施例の作用説明図。
【図３】この発明の第２の実施例を示すねじ整列装置の
縦断側面図。
縦断側面図。
【図４】同実施例の作用説明図。
１…プレート ３…貫通孔 ５…テーパ部 ７…排出プレート １０…突出部 １３…感圧センサ
Claims (6)
- 【請求項１】 ねじの軸部が挿入される複数の貫通孔を
有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を形成したプレー
トと、このプレートの下側に設けられ前記貫通孔に挿入
可能な突出部を有し、この突出部を前記貫通孔に挿入し
て貫通孔に挿入されたねじを排出する排出手段とを具備
したことを特徴とするねじ整列装置。 - 【請求項２】 ねじの軸部が挿入される複数の貫通孔を
有し、この貫通孔の開口縁にテーパ部を形成したプレー
トと、このプレートの下側に設けられ前記貫通孔に挿入
可能な突出部と、この突出部の上面に設けられ前記貫通
孔に挿入されたねじを検出するセンサと、前記突出部を
前記貫通孔に挿入して貫通孔に挿入されたねじを排出す
る排出手段とを具備したことを特徴とするねじ整列装
置。 - 【請求項３】 前記排出手段は、プレートを昇降自在に
支持する複数本のガイドピンと、プレートを上昇位置に
保持する付勢手段とからなり、付勢手段に抗してプレー
トを押し下げた時、前記貫通孔に突出部が挿入されるこ
とを特徴とする請求項１または２記載のねじ整列装置。 - 【請求項４】 センサは、ねじの有無を検出することを
特徴とする請求項２記載のねじ整列装置。 - 【請求項５】 センサは、ねじの姿勢を検出することを
特徴とする請求項２記載のねじ整列装置。 - 【請求項６】 センサは、突出部の先端に設けられた感
圧センサであることを特徴とする請求項２記載のねじ整
列装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17284494A JPH0839447A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ねじ整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17284494A JPH0839447A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ねじ整列装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839447A true JPH0839447A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=15949377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17284494A Pending JPH0839447A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ねじ整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0839447A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2432548A (en) * | 2005-11-24 | 2007-05-30 | Tappex Thread Inserts Ltd | Fastener storage device |
| CN101913134A (zh) * | 2010-08-16 | 2010-12-15 | 天津市中环三峰电子有限公司 | 安装螺钉的紧固装置 |
| CN102501232A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-06-20 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 螺丝放置工装 |
| CN105014633A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-11-04 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 螺丝提取盒 |
| CN105014593A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-11-04 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 螺丝顶出盒 |
| CN105033975A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-11-11 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 螺丝存放盒 |
| CN108340342A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-07-31 | 大唐山东电力检修运营有限公司 | 一种大型螺栓螺母放置架及放置方法 |
| CN108789317A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-11-13 | 国网福建省电力有限公司龙岩供电公司 | 螺帽及垫片存取装置 |
| CN111646001A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-09-11 | 山东外国语职业技术大学 | 一种金融用贵金属钱币转运装置 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP17284494A patent/JPH0839447A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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