JPH0839087A - 流体処理用浸透フイルタの充填材およびその製造方法 - Google Patents
流体処理用浸透フイルタの充填材およびその製造方法Info
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- JPH0839087A JPH0839087A JP20047894A JP20047894A JPH0839087A JP H0839087 A JPH0839087 A JP H0839087A JP 20047894 A JP20047894 A JP 20047894A JP 20047894 A JP20047894 A JP 20047894A JP H0839087 A JPH0839087 A JP H0839087A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ストリップ20のうち少なくとも保持ウエブ2
1に対応する部分の幅を縮小させた充填材。また、この
ストリップ20を保持ウエブ21に接続する前にこのス
トリップの幅を縮小させる製造方法。 【効果】ストリップ20を密に配置することができ、効
率が向上する。また製造が簡単で能率的になり、製造コ
ストが低減する。
1に対応する部分の幅を縮小させた充填材。また、この
ストリップ20を保持ウエブ21に接続する前にこのス
トリップの幅を縮小させる製造方法。 【効果】ストリップ20を密に配置することができ、効
率が向上する。また製造が簡単で能率的になり、製造コ
ストが低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体処理用の浸透フイ
ルタの充填材に関する。さらに特定すれば、本発明は生
物的下水浄化装置の浸透フイルタの充填材に関する。ま
た、本発明は上記の流体処理用の浸透フイルタの充填材
を製造する方法に関する。
ルタの充填材に関する。さらに特定すれば、本発明は生
物的下水浄化装置の浸透フイルタの充填材に関する。ま
た、本発明は上記の流体処理用の浸透フイルタの充填材
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生物的下水処理分野の下水処理技術とし
て、浸透フイルタは広く用いられている。また、これら
の浸透フイルタはその他の液体または気体の処理分野に
おいても用いられており、特に廃ガスを生物的に処理す
る際にも使用されている。この浸透フイルタは、生物的
処理を行うに必要な微生物の担体として作用し、特に生
物的ローン(biological lawn )と称されている。この
ような充填材を備えた下水浄化設備の効率は、複数の要
因によって決定される。この充填材は、可能な限り大き
な培養表面積が必要であるとともに、この微生物を確実
に保持することも要求される。また、液体または気体の
処理すべき流体が抵抗なくこの充填材の生物的ローンを
流通および浸透することも必要である。
て、浸透フイルタは広く用いられている。また、これら
の浸透フイルタはその他の液体または気体の処理分野に
おいても用いられており、特に廃ガスを生物的に処理す
る際にも使用されている。この浸透フイルタは、生物的
処理を行うに必要な微生物の担体として作用し、特に生
物的ローン(biological lawn )と称されている。この
ような充填材を備えた下水浄化設備の効率は、複数の要
因によって決定される。この充填材は、可能な限り大き
な培養表面積が必要であるとともに、この微生物を確実
に保持することも要求される。また、液体または気体の
処理すべき流体が抵抗なくこの充填材の生物的ローンを
流通および浸透することも必要である。
【0003】ヨーロッパ特許公報EP−B 0 274
633には、このような充填材が開示されており、こ
のものは複数のストリップを備えており、これらのスト
リップは保持ウエブによって互いに連結されており、こ
れらの保持ウエブはこのストリップに沿った方向の縦方
向に対して横方向に配列されている。これらのストリッ
プは、その全長にわたって同じ断面を有している。ま
た、これらのストリップの両縁部には、湾曲した部分が
形成されている。そして、これらの間の中間部は平坦な
形状に形成されている。しかしながら、このような従来
のものは、これらのストリップに沈着した生物的ローン
の重量によって、時間の経過とともにこれらストリップ
が平面状に引き伸ばされ、次第にこれらストリップが互
いに固着してゆく。このような状態になると、これらの
ストリップの間の生物的ローンを通過して流体が流通し
なくなる。そして、このこのような充填材を使用した下
水処理設備の効率が低下してゆく。
633には、このような充填材が開示されており、こ
のものは複数のストリップを備えており、これらのスト
リップは保持ウエブによって互いに連結されており、こ
れらの保持ウエブはこのストリップに沿った方向の縦方
向に対して横方向に配列されている。これらのストリッ
プは、その全長にわたって同じ断面を有している。ま
た、これらのストリップの両縁部には、湾曲した部分が
形成されている。そして、これらの間の中間部は平坦な
形状に形成されている。しかしながら、このような従来
のものは、これらのストリップに沈着した生物的ローン
の重量によって、時間の経過とともにこれらストリップ
が平面状に引き伸ばされ、次第にこれらストリップが互
いに固着してゆく。このような状態になると、これらの
ストリップの間の生物的ローンを通過して流体が流通し
なくなる。そして、このこのような充填材を使用した下
水処理設備の効率が低下してゆく。
【0004】上記のような不具合を解消するため、EP
−B 0 332 907に開示されているように、こ
れらストリップの略中心に一本の素線を配置した充填材
がある。このものも、これらストリップはその全長にわ
たって同じ断面を有している。また、このものは、この
ストリップの密度を大きくするために、これらを上下に
重ね、複数の層に形成されている。しかし、このものは
処理すべき流体はこれらストリップの複数の層を通過し
て供給される。このため、このストリップの実質的な密
度は最上の層のものに制限されてしまう不具合があっ
た。
−B 0 332 907に開示されているように、こ
れらストリップの略中心に一本の素線を配置した充填材
がある。このものも、これらストリップはその全長にわ
たって同じ断面を有している。また、このものは、この
ストリップの密度を大きくするために、これらを上下に
重ね、複数の層に形成されている。しかし、このものは
処理すべき流体はこれらストリップの複数の層を通過し
て供給される。このため、このストリップの実質的な密
度は最上の層のものに制限されてしまう不具合があっ
た。
【0005】さらに、このような充填材はストリップの
層が上下に複数層に配列されているので、その構造が複
雑である等の不具合がある。
層が上下に複数層に配列されているので、その構造が複
雑である等の不具合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、効率的であるとともに、製造
が容易であり、またストリップの配列密度が高い浸透フ
イルタの充填材およびこの充填材を製造する方法を提供
するものである。
基づいてなされたもので、効率的であるとともに、製造
が容易であり、またストリップの配列密度が高い浸透フ
イルタの充填材およびこの充填材を製造する方法を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、合成樹脂製の複数のストリップと、これ
らストリップに沿った縦方向に対して横方向に配置され
た保持ウエブを備え、これによって微生物の担体装置を
構成している。そして、上記の複数のストリップは、そ
の断面がその長手方向にわたって相違している。したが
って、これらストリップは断面の小さい部分を有してい
るので、これらストリップは一つの層の中でより多くの
ストリップを互いに隣接して並べて配列することがで
き、これらストリップの配列密度を高くすることができ
る。このため、従来のようにこれらストリップを複数の
層に上下に配列する必要もない。また、この充填材の製
造コストも低減することができる。
成するために、合成樹脂製の複数のストリップと、これ
らストリップに沿った縦方向に対して横方向に配置され
た保持ウエブを備え、これによって微生物の担体装置を
構成している。そして、上記の複数のストリップは、そ
の断面がその長手方向にわたって相違している。したが
って、これらストリップは断面の小さい部分を有してい
るので、これらストリップは一つの層の中でより多くの
ストリップを互いに隣接して並べて配列することがで
き、これらストリップの配列密度を高くすることができ
る。このため、従来のようにこれらストリップを複数の
層に上下に配列する必要もない。また、この充填材の製
造コストも低減することができる。
【0008】また、本発明の充填材の実施例によれば、
これらストリップは少なくとも上記の保持ウエブに対応
した部分、好ましくはこの保持ウエブの左右に位置する
部分においてその幅が縮小されており、この幅の縮小さ
れた部分は、この担体装置のビームの外面に密着してい
る。これによって、処理すべき流体がこの担体装置の一
部に滞留するのが防止される。
これらストリップは少なくとも上記の保持ウエブに対応
した部分、好ましくはこの保持ウエブの左右に位置する
部分においてその幅が縮小されており、この幅の縮小さ
れた部分は、この担体装置のビームの外面に密着してい
る。これによって、処理すべき流体がこの担体装置の一
部に滞留するのが防止される。
【0009】また、本発明の実施例によれば、上記のス
トリップには少なくとも一本、好ましくは2〜3本の組
になった素線が縦方向に沿って溶着されており、これら
の素線は張力に耐えるように構成されている。このよう
な構成によれば、このストリップに沈着した生物的ロー
ンの重量によってもこのストリップが引き伸ばされるこ
とがなく、これらストリップは波状の形状を維持する。
これらの素線は好ましくは複数本が設けられ、荷重を均
等に分担する。上記のストリップの幅の縮小された部分
の幅は、上記の張力支持用の素線の本数やその間隔に対
応して設定される。これら素線は、ストリップの片面ま
たは両面に溶着される。
トリップには少なくとも一本、好ましくは2〜3本の組
になった素線が縦方向に沿って溶着されており、これら
の素線は張力に耐えるように構成されている。このよう
な構成によれば、このストリップに沈着した生物的ロー
ンの重量によってもこのストリップが引き伸ばされるこ
とがなく、これらストリップは波状の形状を維持する。
これらの素線は好ましくは複数本が設けられ、荷重を均
等に分担する。上記のストリップの幅の縮小された部分
の幅は、上記の張力支持用の素線の本数やその間隔に対
応して設定される。これら素線は、ストリップの片面ま
たは両面に溶着される。
【0010】また、本発明の製造方法は、帯状素材から
形成された複数のストリップを順次重ねて配列するとと
もに、これらストリップを少なくとも保持ウエブに沿っ
た横方向に連結する工程とを備えており、これらのスト
リップは上記の保持ウエブに取り付けられる前にその幅
が縮小されるものである。
形成された複数のストリップを順次重ねて配列するとと
もに、これらストリップを少なくとも保持ウエブに沿っ
た横方向に連結する工程とを備えており、これらのスト
リップは上記の保持ウエブに取り付けられる前にその幅
が縮小されるものである。
【0011】この保持ウエブは、2つの互いに平行な平
行ウエブ部材を備えており、上記の複数のストリップは
これらの平行ウエブ部材の間を通過しており、このスト
リップはこれら平行ウエブ部材によって確実に保持され
る。このように、このストリップは両側から挟まれて保
持されているので、これらストリップはこの保持ウエブ
に確実に緩みなく取り付けられる。
行ウエブ部材を備えており、上記の複数のストリップは
これらの平行ウエブ部材の間を通過しており、このスト
リップはこれら平行ウエブ部材によって確実に保持され
る。このように、このストリップは両側から挟まれて保
持されているので、これらストリップはこの保持ウエブ
に確実に緩みなく取り付けられる。
【0012】また、本発明の方法の実施例によれば、こ
れらの合成樹脂製のストリップの幅の縮小した部分は、
このストリップに所定の時間だけ高温の空気を吹き付
け、このような熱処理によってこのストリップの所定の
部分の幅が縮小される。そして、このようにして保持ウ
エブに取り付けられる前にこのストリップの所定の部分
の幅が縮小される。そして、これらのストリップは、横
方向に配列された保持ウエブに取り付けられる。
れらの合成樹脂製のストリップの幅の縮小した部分は、
このストリップに所定の時間だけ高温の空気を吹き付
け、このような熱処理によってこのストリップの所定の
部分の幅が縮小される。そして、このようにして保持ウ
エブに取り付けられる前にこのストリップの所定の部分
の幅が縮小される。そして、これらのストリップは、横
方向に配列された保持ウエブに取り付けられる。
【0013】また、本発明の方法の実施例によれば、2
本または3本の素線を加熱溶融した状態で押し出し成形
し、成形後の高温の状態にあるストリップの帯状素材に
上記の素線を押圧して、これらの素線をこのストリップ
の帯状素材に溶着する。
本または3本の素線を加熱溶融した状態で押し出し成形
し、成形後の高温の状態にあるストリップの帯状素材に
上記の素線を押圧して、これらの素線をこのストリップ
の帯状素材に溶着する。
【0014】
【作用】上記のような本発明の浸透フイルタの充填材
は、流体の生物的処理の効率的が高く、また製造が容易
であり、さらにストリップの配置密度が高くなる。ま
た、本発明の製造方法によれば、このような充填材を効
率良く、また低いコストで製造することができる。
は、流体の生物的処理の効率的が高く、また製造が容易
であり、さらにストリップの配置密度が高くなる。ま
た、本発明の製造方法によれば、このような充填材を効
率良く、また低いコストで製造することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。この実施例のものは、下水の生物的処理に使用され
る浸透フイルタの充填材である。
る。この実施例のものは、下水の生物的処理に使用され
る浸透フイルタの充填材である。
【0016】図1ないし図8には、本発明の充填材の実
施例を示し、このものは複数の細長いストリップ20を
備えている。これらのストリップ20は互いに密集して
配列されており、中央の保持ウエブ21によって互いに
連結されている。なお、この充填材を構成するストリッ
プ20は、単一の層内に配列されているものである。も
ちろん、これらのストリップの複数の層を上下に重ねて
配置することも可能である。
施例を示し、このものは複数の細長いストリップ20を
備えている。これらのストリップ20は互いに密集して
配列されており、中央の保持ウエブ21によって互いに
連結されている。なお、この充填材を構成するストリッ
プ20は、単一の層内に配列されているものである。も
ちろん、これらのストリップの複数の層を上下に重ねて
配置することも可能である。
【0017】上記のストリップ20は、その両端部が均
等な長さで上記の保持ウエブ21の左右に振り分けて取
り付けられている。また、これらのストリップ20はこ
の保持ウエブ21の全長にわたって隙間なく取り付けら
れており、この中央の保持ウエブ21の左右の保持ウエ
ブ(図示せず)にも同様にしてストリップが隙間なく取
り付けられている。そして、これらのストリップ20の
両端部はこれら隣接する保持ウエブ21の間に垂れ下が
り、充填材を構成している。
等な長さで上記の保持ウエブ21の左右に振り分けて取
り付けられている。また、これらのストリップ20はこ
の保持ウエブ21の全長にわたって隙間なく取り付けら
れており、この中央の保持ウエブ21の左右の保持ウエ
ブ(図示せず)にも同様にしてストリップが隙間なく取
り付けられている。そして、これらのストリップ20の
両端部はこれら隣接する保持ウエブ21の間に垂れ下が
り、充填材を構成している。
【0018】上記のストリップ20は、その中央部が2
か所の溶着シーム部22によって上記の保持ウエブ21
に取り付けられている。これらの溶着シーム部22は互
いに離間しており、この保持ウエブの縁部と平行であ
る。なお、これら溶着シーム部22の間の部分は、この
保持ウエブ21には接続されていない。
か所の溶着シーム部22によって上記の保持ウエブ21
に取り付けられている。これらの溶着シーム部22は互
いに離間しており、この保持ウエブの縁部と平行であ
る。なお、これら溶着シーム部22の間の部分は、この
保持ウエブ21には接続されていない。
【0019】また、この実施例では、上記の保持ウエブ
21は2個の平行ウエブ部材23,24から構成されて
いる。そして、上記のストリップ20の中央部はこれら
の平行ウエブ部材23,24の間に挟まれている。そし
て、上記の溶着シーム部22は、これらの2個の平行ウ
エブ部材23,24と一緒に溶着されており、この溶着
シーム部22によってこれら平行ウエブ部材23,24
は互いに溶着されて一体化している。
21は2個の平行ウエブ部材23,24から構成されて
いる。そして、上記のストリップ20の中央部はこれら
の平行ウエブ部材23,24の間に挟まれている。そし
て、上記の溶着シーム部22は、これらの2個の平行ウ
エブ部材23,24と一緒に溶着されており、この溶着
シーム部22によってこれら平行ウエブ部材23,24
は互いに溶着されて一体化している。
【0020】上記のストリップ20は、その中央部の上
記の保持ウエブ21に対応した部分、およびこの保持ウ
エブ21の左右両側の近傍に対応した部分25,26に
おいて、その断面が減少されている。すなわち、このス
トリップ20は、その両端部分よりもこの保持ウエブ2
1に対応した部分の幅が縮小されている。この幅の縮小
した部分と幅の広い部分との間の境界部は、段階的に幅
が縮小されていても良く、また連続的に幅が縮小してい
ても良い。また、この幅の縮小された部分25,26
は、図1および図2に示すこの担体装置28の担体ビー
ム27の外面に密着して配置されている。そして、これ
らのストリップ20で構成される充填材はこの担体ビー
ム27の両側に倒立U字状に垂れ下がっている。また、
上記の保持ウエブ21は、上記の担体ビーム27の上面
に密着して配置されている。また、この担体ビーム27
の両側の鉛直な側面の大部分は、上記のようにこのスト
リップ20の幅の縮小した部分で覆われている。これに
よって、処理すべき流体がこれらの間の隙間に滞留した
りすることがなく、迅速に流通する。また、逆にこのス
トリップ20の幅の縮小した部分は、上記の保持ウエブ
21に対応した部分だけとしても良い。
記の保持ウエブ21に対応した部分、およびこの保持ウ
エブ21の左右両側の近傍に対応した部分25,26に
おいて、その断面が減少されている。すなわち、このス
トリップ20は、その両端部分よりもこの保持ウエブ2
1に対応した部分の幅が縮小されている。この幅の縮小
した部分と幅の広い部分との間の境界部は、段階的に幅
が縮小されていても良く、また連続的に幅が縮小してい
ても良い。また、この幅の縮小された部分25,26
は、図1および図2に示すこの担体装置28の担体ビー
ム27の外面に密着して配置されている。そして、これ
らのストリップ20で構成される充填材はこの担体ビー
ム27の両側に倒立U字状に垂れ下がっている。また、
上記の保持ウエブ21は、上記の担体ビーム27の上面
に密着して配置されている。また、この担体ビーム27
の両側の鉛直な側面の大部分は、上記のようにこのスト
リップ20の幅の縮小した部分で覆われている。これに
よって、処理すべき流体がこれらの間の隙間に滞留した
りすることがなく、迅速に流通する。また、逆にこのス
トリップ20の幅の縮小した部分は、上記の保持ウエブ
21に対応した部分だけとしても良い。
【0021】また、上記の実施例において、上記のスト
リップ20には張力部材、たとえば一組の素線29が設
けられている。この一組の素線29は、2ないし3本の
素線30から構成されている。これらの素線30は、等
間隔で互いに平行に配置され、上記の一組の素線29を
構成している。これらの素線30は、このストリップ2
0の全長にわたって配置されている。これらの素線30
は、このストリップ20の片面に取り付けられており、
外側の素線30とこのストリップ20の両側縁部32と
の間隔は左右で等しくなっている。なお、これらの素線
30は、このストリップ20の両側面に取り付けられて
いても良い。また、このストリップ20の両側面に一本
ずつの素線31が同じ位置または互いにずれて取り付け
られていても良い。
リップ20には張力部材、たとえば一組の素線29が設
けられている。この一組の素線29は、2ないし3本の
素線30から構成されている。これらの素線30は、等
間隔で互いに平行に配置され、上記の一組の素線29を
構成している。これらの素線30は、このストリップ2
0の全長にわたって配置されている。これらの素線30
は、このストリップ20の片面に取り付けられており、
外側の素線30とこのストリップ20の両側縁部32と
の間隔は左右で等しくなっている。なお、これらの素線
30は、このストリップ20の両側面に取り付けられて
いても良い。また、このストリップ20の両側面に一本
ずつの素線31が同じ位置または互いにずれて取り付け
られていても良い。
【0022】また、図5ないし図8に示すように、上記
の一組の素線29は直線状に取り付けられており、この
ストリップ20に縮み、すなわちこのストリップ20に
複数の皺33が形成されている。したがって、このスト
リップ20の両側縁部32の部分は、波状に形成されて
いる。すなわち、このストリップ20の両側縁部32の
部分は、この一組の素線29に向かって縮んでいる。こ
のような構成によって、このストリップ20は立体的な
形状となり、下水の生物的処理を行う「生物的ローン」
が沈着する最適な表面となる。
の一組の素線29は直線状に取り付けられており、この
ストリップ20に縮み、すなわちこのストリップ20に
複数の皺33が形成されている。したがって、このスト
リップ20の両側縁部32の部分は、波状に形成されて
いる。すなわち、このストリップ20の両側縁部32の
部分は、この一組の素線29に向かって縮んでいる。こ
のような構成によって、このストリップ20は立体的な
形状となり、下水の生物的処理を行う「生物的ローン」
が沈着する最適な表面となる。
【0023】上記の素線30,31は略半円形状の断面
形状を有しており、その直径はこのストリップ20の厚
さより大きい。これらの素線は、収縮率の比較的小さい
熱可塑性樹脂、たとえばポリプロピレンまたはポリエチ
レン等の樹脂材料で形成されている。このストリップ2
0は上記の素線30,31によって支持されているの
で、その表面に「生物的ローン」が沈着した場合に、そ
の荷重がこれら素線によって支持される。したがって、
このストリップ20がこの荷重によって平面状に引き伸
ばされることが防止され、上記のような波状の形状が維
持される。
形状を有しており、その直径はこのストリップ20の厚
さより大きい。これらの素線は、収縮率の比較的小さい
熱可塑性樹脂、たとえばポリプロピレンまたはポリエチ
レン等の樹脂材料で形成されている。このストリップ2
0は上記の素線30,31によって支持されているの
で、その表面に「生物的ローン」が沈着した場合に、そ
の荷重がこれら素線によって支持される。したがって、
このストリップ20がこの荷重によって平面状に引き伸
ばされることが防止され、上記のような波状の形状が維
持される。
【0024】また、このストリップ20のうち、上記の
保持ウエブ21に対応した部分、およびその左右両側近
傍に対応した部分25,36の幅は、上記の一組の素線
29の幅に対応して設定される。この一組の素線29の
外側の素線30の間隔が広くなればこのストリップ20
の両側縁部32の間隔も広くなり、よってこのストリッ
プの上記の保持ウエブ21に対応した部分、およびその
左右両側近傍に対応した部分25,36の幅も広くな
る。(図3参照) また、図9および図10には、2本の素線30を有する
ストリップ20を製造する装置の概略を示す。この装置
には、押し出し機34が設けられ、この押し出し機34
によって2本の素線30が所定の間隔で平行に押し出さ
れる。この押し出し機34の金型35から押し出された
上記の素線30は、まだ温度が高い状態において上記の
ストリップ20の材料となる帯状素材36の表面に溶着
される。この帯状素材36は、ストックロール37から
巻き出され、複数対たとえば3対のローラ38で案内さ
れる。そして、上記の押し出し機34の金型35から押
し出された素線30はまだ高温の状態にある。そして、
この帯状素材36と高温の状態の素線30が一緒に案内
ローラ38に送られ、これら素線30はこの帯状素材3
6に溶着される。これらローラ38の下流側には、冷却
ステーション39が設けられ、この帯状素材36と素線
30からなる一組の素線29が一体化された材料がこの
冷却ステーションに送られ、冷却される。また、これと
同時に、この帯状素材36は偏向ローラ40によって案
内される。この冷却ステーション39で冷却される際
に、これら素線30は収縮する。一方、この帯状素材3
6は最初から低温であるので収縮せず、したがってこの
帯状素材36の両側縁部32には縮みが生じる。
保持ウエブ21に対応した部分、およびその左右両側近
傍に対応した部分25,36の幅は、上記の一組の素線
29の幅に対応して設定される。この一組の素線29の
外側の素線30の間隔が広くなればこのストリップ20
の両側縁部32の間隔も広くなり、よってこのストリッ
プの上記の保持ウエブ21に対応した部分、およびその
左右両側近傍に対応した部分25,36の幅も広くな
る。(図3参照) また、図9および図10には、2本の素線30を有する
ストリップ20を製造する装置の概略を示す。この装置
には、押し出し機34が設けられ、この押し出し機34
によって2本の素線30が所定の間隔で平行に押し出さ
れる。この押し出し機34の金型35から押し出された
上記の素線30は、まだ温度が高い状態において上記の
ストリップ20の材料となる帯状素材36の表面に溶着
される。この帯状素材36は、ストックロール37から
巻き出され、複数対たとえば3対のローラ38で案内さ
れる。そして、上記の押し出し機34の金型35から押
し出された素線30はまだ高温の状態にある。そして、
この帯状素材36と高温の状態の素線30が一緒に案内
ローラ38に送られ、これら素線30はこの帯状素材3
6に溶着される。これらローラ38の下流側には、冷却
ステーション39が設けられ、この帯状素材36と素線
30からなる一組の素線29が一体化された材料がこの
冷却ステーションに送られ、冷却される。また、これと
同時に、この帯状素材36は偏向ローラ40によって案
内される。この冷却ステーション39で冷却される際
に、これら素線30は収縮する。一方、この帯状素材3
6は最初から低温であるので収縮せず、したがってこの
帯状素材36の両側縁部32には縮みが生じる。
【0025】上記の冷却ステーション39を通過し、素
線30によって縮みが与えられた帯状素材36は、切断
装置41に送られる。そして、この帯状素材36は所定
の長さに切断され、前述のストリップ20が製造され
る。なお、この切断工程では、この帯状素材36は上記
の素線30で構成される一組の素線29の部分を切り残
すようにして切断され、よってこのように切断されて形
成されたストリップ20はこの一組の素線29の部分で
まだ連続されている。このストリップ20は引き抜きロ
ーラ42によって偏向ボルト44を介して収縮装置43
に送られる。そして、この収縮装置43によって、この
ストリップ20の所定の部分の幅が縮小される。このス
トリップ20の幅の縮小は、熱的な加工によってなされ
る。すなわち、このストリップには加熱空気が吹き付け
られる。このストリップ20の加熱処理の時間を制御す
ることによって、このストリップの幅の縮小される部分
の幅が設定される。
線30によって縮みが与えられた帯状素材36は、切断
装置41に送られる。そして、この帯状素材36は所定
の長さに切断され、前述のストリップ20が製造され
る。なお、この切断工程では、この帯状素材36は上記
の素線30で構成される一組の素線29の部分を切り残
すようにして切断され、よってこのように切断されて形
成されたストリップ20はこの一組の素線29の部分で
まだ連続されている。このストリップ20は引き抜きロ
ーラ42によって偏向ボルト44を介して収縮装置43
に送られる。そして、この収縮装置43によって、この
ストリップ20の所定の部分の幅が縮小される。このス
トリップ20の幅の縮小は、熱的な加工によってなされ
る。すなわち、このストリップには加熱空気が吹き付け
られる。このストリップ20の加熱処理の時間を制御す
ることによって、このストリップの幅の縮小される部分
の幅が設定される。
【0026】上記のように収縮装置43によって幅が縮
小されたストリップ20は、最終処理ステーション45
に送られる。この最終処理ステーションによって、これ
らストリップ20は前記の保持ウエブ21に対して直交
する方向に配列される。この保持ウエブ21は、前述の
如く2つの平行ウエブ部材23,24から構成されてい
る。なお、これらの平行ウエブ部材23,24は、帯状
の素材をロールから巻き出して形成される。そして、こ
れら平行ウエブ部材23,24と上記のストリップ20
が上記のような所定の位置関係に保持され、溶着ステー
ション46でこれらが一体に溶着される。この溶着は、
これらストリップ20をこの平行ウエブ部材23,24
と一緒に一対の溶着ジョー47,48の間に送り、これ
ら溶着ジョーはこのストリップおよび平行ウエブ部材を
瞬間的に加熱するとともに圧縮し、これらを溶着する。
前述した2本の平行な溶着シーム部22を形成するため
に、上方の溶着ジョー47の下面には2本の平行なリブ
が突設されており、これによって、溶着の際に上記のよ
うな溶着シーム部22が形成される。そして、この保持
ウエブの平行ウエブ部材23,24とストリップ20と
は互いに溶着され、一体化される。
小されたストリップ20は、最終処理ステーション45
に送られる。この最終処理ステーションによって、これ
らストリップ20は前記の保持ウエブ21に対して直交
する方向に配列される。この保持ウエブ21は、前述の
如く2つの平行ウエブ部材23,24から構成されてい
る。なお、これらの平行ウエブ部材23,24は、帯状
の素材をロールから巻き出して形成される。そして、こ
れら平行ウエブ部材23,24と上記のストリップ20
が上記のような所定の位置関係に保持され、溶着ステー
ション46でこれらが一体に溶着される。この溶着は、
これらストリップ20をこの平行ウエブ部材23,24
と一緒に一対の溶着ジョー47,48の間に送り、これ
ら溶着ジョーはこのストリップおよび平行ウエブ部材を
瞬間的に加熱するとともに圧縮し、これらを溶着する。
前述した2本の平行な溶着シーム部22を形成するため
に、上方の溶着ジョー47の下面には2本の平行なリブ
が突設されており、これによって、溶着の際に上記のよ
うな溶着シーム部22が形成される。そして、この保持
ウエブの平行ウエブ部材23,24とストリップ20と
は互いに溶着され、一体化される。
【0027】そして、上記のように保持ウエブ21と一
体化されたストリップ20は、上記の溶着ステーション
46に対して所定の距離に配置された切断装置49によ
って前記の一組の素線29の部分の切り残した部分が切
断、分離され、それぞれ充填材として完成する。また、
このように保持ウエブ21と接続されたストリップ20
を切断装置49に送る代わりに溶着装置50に送ること
も可能である。ここで、マーキングされたストリップを
配置することによってこの充填材と次の充填材の境界の
マーキングが行われる。そして、これらストリップはベ
ルトコンベア51等の引き抜きステーションを介して切
断装置49または溶着装置50に送られる。このベルト
コンベア51は2つの別々のベルト52および53を有
し、これらはローラ54によって案内されている。この
充填材は上記のベルト52および53の接触部分におい
て荷重を受け、引き抜かれる。上記のローラ54の少な
くとも一つは上記の切断装置41および収縮装置43お
よび溶着ステーション46を通して仕上げられるべき帯
状素材36を引き抜くために駆動される。
体化されたストリップ20は、上記の溶着ステーション
46に対して所定の距離に配置された切断装置49によ
って前記の一組の素線29の部分の切り残した部分が切
断、分離され、それぞれ充填材として完成する。また、
このように保持ウエブ21と接続されたストリップ20
を切断装置49に送る代わりに溶着装置50に送ること
も可能である。ここで、マーキングされたストリップを
配置することによってこの充填材と次の充填材の境界の
マーキングが行われる。そして、これらストリップはベ
ルトコンベア51等の引き抜きステーションを介して切
断装置49または溶着装置50に送られる。このベルト
コンベア51は2つの別々のベルト52および53を有
し、これらはローラ54によって案内されている。この
充填材は上記のベルト52および53の接触部分におい
て荷重を受け、引き抜かれる。上記のローラ54の少な
くとも一つは上記の切断装置41および収縮装置43お
よび溶着ステーション46を通して仕上げられるべき帯
状素材36を引き抜くために駆動される。
【0028】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、この浸透
フイルタの充填材は、流体の生物的処理の効率的を高く
することができ、また製造が容易であり、さらにストリ
ップの配置密度が高くすることができる。また、本発明
の製造方法によれば、このような充填材を効率良く、ま
た低いコストで製造することができる。
フイルタの充填材は、流体の生物的処理の効率的を高く
することができ、また製造が容易であり、さらにストリ
ップの配置密度が高くすることができる。また、本発明
の製造方法によれば、このような充填材を効率良く、ま
た低いコストで製造することができる。
【図1】浸透フイルタの充填材が担体の構造物に装着し
た状態の正面の断面図
た状態の正面の断面図
【図2】図1の浸透フイルタの側面からの断面図
【図3】図1および図2に示す浸透フイルタの平面図
【図4】図3に示す充填材の側面図
【図5】ストリップの一部を拡大して示す図
【図6】別のストリップの実施例の一部を拡大して示す
図
図
【図7】図5のストリップの断面図
【図8】図6のストリップの断面図
【図9】本発明の充填材を製造する装置の概略的な側面
図
図
【図10】図9に示す製造装置の概略的な平面図
20…ストリップ 21…保持ウエブ 30…素線 27…担体ビーム 34…押し出し機 36…帯状素材 46…溶着ステーション
Claims (10)
- 【請求項1】 下水の生物的浄化処理等の流体の処理を
おこなう浸透フイルタの充填材であって、複数の樹脂製
のストリップ(20)を備え、これらのストリップはそ
の縦軸方向に対して横方向に配置された保持ウエブ(2
1)に接続されており、またこれらストリップは担体装
置(28)から垂れ下がっているものにおいて、上記の
ストリップ(20)はその断面が長手方向にわたって変
化していることを特徴とする流体処理用浸透フイルタの
充填材。 - 【請求項2】 前記のストリップ(20)はその長手方
向にわたって幅が変化しているものであることを特徴と
する請求項1の流体処理用浸透フイルタの充填材。 - 【請求項3】 前記のストリップ(20)は前記の保持
ウエブ(21)に対応した部分の幅が縮小されており、
またこの保持ウエブ(21)は上記のストリップ(2
0)の略中央部に位置しており、このストリップ(2
0)の両端部分はこの保持ウエブの両側に配置されてい
ることを特徴とする請求項1の流体処理用浸透フイルタ
の充填材。 - 【請求項4】 前記のウエブ(20)は少なくとも前記
の保持ウエブ(21)に対応した部分の幅が縮小されて
いることを特徴とする請求項1の流体処理用浸透フイル
タの充填材。 - 【請求項5】 前記のストリップ(20)の少なくとも
片面には少なくとも一本の張力支持部材(30,31)
が設けられ、この張力支持部材はこのストリップ(2
0)の縦方向に沿って設けられていることを特徴とする
請求項1の流体処理用浸透フイルタの充填材。 - 【請求項6】 下水の生物的浄化処理等の流体の処理を
おこなう浸透フイルタの充填材であって、複数の樹脂製
のストリップ(20)を備え、これらのストリップはそ
の縦軸方向に対して横方向に配置された保持ウエブ(2
1)に接続されているものにおいて、上記の保持ウエブ
(21)は2個の平行ウエブ部材(23,24)を備え
ており、上記のストリップ(20)はこの保持ウエブ
(21)の上記の平行ウエブ部材(23,24)の間に
挟まれてこの保持ウエブ(21)に接続されていること
を特徴とする流体処理用浸透フイルタの充填材。 - 【請求項7】 下水の生物的浄化処理等の流体の処理を
おこなう浸透フイルタの充填材であって、帯状素材から
形成され互いに隣接して配置された複数のストリップ
(20)を備え、これらのストリップはその縦軸方向に
対して横方向に配置された保持ウエブ(21)に接続さ
れている流体処理用浸透フイルタの充填材を製造する方
法であって、 上記のストリップ(20)は上記の保持ウエブ(21)
に接続される前にその一部分の幅が縮小されることを特
徴とする流体処理用浸透フイルタの充填材の製造方法。 - 【請求項8】 前記のストリップ(20)の幅を縮小さ
せる工程は、このストリップの一部分を所定の時間だけ
加熱処理してその幅を縮小させることを特徴とする請求
項7の流体処理用浸透フイルタの充填材の製造方法。 - 【請求項9】 前記のストリップ(20)は、前記の保
持ウエブ(21)の両側部分においてこの保持ウエブに
接続されることを特徴とする請求項7の流体処理用浸透
フイルタの充填材の製造方法。 - 【請求項10】 前記のストリップ(20)を前記の保
持ウエブ(21)に接続する工程において、このストリ
ップは隣接する充填材との境界を定めるために分離また
は帯状材料(36)の幅の全幅にわたってマーキングさ
れることを特徴とする請求項7の流体処理用浸透フイル
タの充填材の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4328641 | 1993-08-26 | ||
DE4328641.0 | 1993-08-26 |
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JPH0839087A true JPH0839087A (ja) | 1996-02-13 |
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DE19821577A1 (de) * | 1998-03-20 | 1999-09-23 | Norddeutsche Seekabelwerk Gmbh | Füllmaterial für Tropfkörper zur Behandlung von Fluiden sowie Verfahren zur Herstellung desselben |
DE19817312A1 (de) * | 1998-04-18 | 1999-10-21 | Norddeutsche Seekabelwerk Gmbh | Füllmaterial für Tropfkörper und Verfahren zum Herstellen desselben |
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US8809037B2 (en) | 2008-10-24 | 2014-08-19 | Bioprocessh20 Llc | Systems, apparatuses and methods for treating wastewater |
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1993
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1994
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EP0640567A3 (de) | 1997-04-09 |
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