JPH0838803A - アスファルト抽出装置 - Google Patents

アスファルト抽出装置

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JPH0838803A
JPH0838803A JP6194802A JP19480294A JPH0838803A JP H0838803 A JPH0838803 A JP H0838803A JP 6194802 A JP6194802 A JP 6194802A JP 19480294 A JP19480294 A JP 19480294A JP H0838803 A JPH0838803 A JP H0838803A
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asphalt
filter
heating
heat
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JP6194802A
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Masahiro Nakajima
雅博 中嶋
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SHINSEI KENSETSU KOGYO KK
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10CWORKING-UP PITCH, ASPHALT, BITUMEN, TAR; PYROLIGNEOUS ACID
    • C10C1/00Working-up tar
    • C10C1/18Working-up tar by extraction with selective solvents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G21/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【構成】フラスコ1及び濾過器3を、保温ケース51で
覆い、ガスバーナ2の熱で、フラスコ1及び濾過器3を
加熱保温する。フラスコ1、濾過器3、及び冷却器4
を、減圧手段6によって減圧して、フラスコ1内の溶剤
Aの沸点を下げる。 【効果】フラスコ1内のアスファルト抽出用の溶剤A
を、効率よくアスファルト混合物Cに滴下することがで
きる。このため、D−リモネン等の高沸点の溶剤Aであ
っても、アスファルト混合物Cからアスファルトを短時
間で抽出することができる.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ソックスレー方式に
よってアスファルト混合物からアスファルトを抽出する
アスファルト抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルト舗装の表層や基層について
は、アスファルトの含有量が不足すると、亀裂や剥脱が
生じ易くなることから、上記表層や基層を構成するアス
ファルト混合物を、施工現場又はアスファルトプラント
から採取して、アスファルトを骨材から分離、抽出する
ことにより、アスファルトの含有量を検査することが行
われている。上記アスファルトを抽出するアスファルト
抽出装置の一つとして、溶剤容器に収容したアスファル
ト抽出用の溶剤を、ガスバーナ等によって加熱して蒸発
させ、この蒸発させた溶剤を、冷却器に導入して凝縮さ
せて、濾過器の円筒濾紙内に充填したアスファルト混合
物に滴下することによって、アスファルト混合物からア
スファルトを溶出し、このアスファルト溶出後の骨材を
濾紙とともに回収するソックスレー方式のアスファルト
抽出装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ソックスレー方式
のアスファルト抽出装置においては、アスファルト抽出
用の溶剤として、難燃性を有するとともにアスファルト
に対する溶解性に優れる四塩化炭素や三塩化エタン等の
塩素系溶剤が使用されている。ところが、これら塩素系
溶剤は、オゾン層の破壊等、環境面に悪影響を及ぼすと
ともに、人体にとって有害であることから、近い将来に
おいて全廃することが決定されている。そこで、上記塩
素系溶剤の代替溶剤として、環境面や毒性に問題のない
D−リモネン(エキスト)が注目されている。このD−
リモネンは、1−メチル−4イソプロペニル−1−シク
ロヘキセンを主成分とするL−リモネン及びDL−リモ
ネンの異性体であり、主として柑橘類の表皮から抽出、
精製される。
【0004】しかし、このD−リモネンは、沸点が17
0°C以上と非常に高く、溶剤容器から蒸発し難いとと
もに、一旦蒸発した溶剤が冷却器に到達するまでに凝縮
されて溶剤容器に還流されてしまうことから、アスファ
ルト混合物からアスファルトを効率よく抽出することが
できないという欠点がある。例えば、常温、常圧の条件
下で、アスファルトの抽出に要する時間は、三塩化エタ
ン(沸点約70°C)を用いた場合は10〜12時間程
度であるのに対して、D−リモネンを用いた場合には、
40時間以上となる。しかも、後者の場合には、濾過器
内の濾紙が長時間高温にさらされることから、当該濾紙
が炭化して濾過器から取り出し難くなるという問題もあ
る。このため、上記D−リモネンを抽出溶剤として実用
的に使用するには至っていないのが現状である。この発
明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、D−リ
モネン等の高沸点のアスファルト抽出溶剤を使用して、
短時間にアスファルトを抽出することができるソックス
レー方式のアスファルト抽出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係るアスファルト抽出装置は、アスファル
ト抽出用の溶剤を収容する溶剤容器と、この溶剤容器に
収容した溶剤を加熱して蒸発させる加熱手段と、アスフ
ァルト混合物を充填する濾過器と、上記溶剤容器及び濾
過器に連通され、当該溶剤容器から蒸発した溶剤を冷却
して凝縮させる冷却器とを備え、冷却器で凝縮させた溶
剤を上記濾過器内に滴下して、アスファルト混合物中の
アスファルトを当該濾過器を通して抽出するソックスレ
ー方式のアスファルト抽出装置において、上記溶剤容器
及び濾過器を包囲して加熱保温する加熱保温手段と、上
記溶剤容器、濾過器、及び冷却器の内部を減圧する減圧
手段とを備えることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係るアスファルト抽出装置は、
請求項1に係るアスファルト抽出装置において、上記ア
スファルト混合物の下部に滞留する溶剤を、当該アスフ
ァルト混合物の上部に導いて循環させる溶剤循環手段を
備えるものである。請求項3に係るアスファルト抽出装
置は、請求項1に係るアスファルト抽出装置において、
上記溶剤循環手段が、濾紙の内部中央に立設され、アス
ファルト混合物の下部に滞留する溶剤を導入可能なガイ
ド管と、このガイド管に導入され、当該ガイド管の下部
で気泡を発生させる曝気管とを備えるものである。
【0007】請求項4に係るアスファルト抽出装置は、
請求項1に係るアスファルト抽出装置において、上記加
熱保温手段が、上記加熱手段を熱源とするものである。
請求項5に係るアスファルト抽出装置は、請求項1に係
るアスファルト抽出装置において、上記加熱保温手段
が、溶剤容器及び濾過器を包囲する保温ケースを備え、
この保温ケースの一部に、その外部から濾過器を透視す
るための透明部が設けられているものである。
【0008】
【作用】請求項1に係るアスファルト抽出装置によれ
ば、加熱保温手段によって、溶剤容器及び濾過器を加熱
して、溶剤容器から蒸発した溶剤が冷却器に到達するま
でに凝縮されて溶剤容器に還流されるのを防止すること
ができる。また、減圧手段によって上記溶剤容器、濾過
器、及び冷却器の内部を減圧して、溶剤の沸点を下げる
ことができる。このため、高沸点の溶剤についても、溶
剤をアスファルト混合物に効率よく供給することができ
る。
【0009】請求項2に係るアスファルト抽出装置によ
れば、溶剤循環手段によって、アスファルト混合物の下
部に滞留する溶剤を、当該アスファルト混合物の上部に
導いて循環させることができ、これによって、アスファ
ルト混合物からアスファルトを極めて迅速に抽出するこ
とができる。即ち、アスファルト抽出溶剤として、従来
の塩素系溶剤を用いた場合でも、アスファルトの抽出に
要する時間は、10〜12時間程度と非常に長時間を要
してしたが、その原因は、鋭意研究の結果、アスファル
ト混合物に含まれる粉体が、その下部に沈積して濾紙を
目詰まりさせ、当該濾紙の下部からアスファルトが溶出
し難いためであるとの知見を得、かかる知見に基づい
て、本願請求項2に係る発明を完成するに至ったもので
あり、上記のようにアスファルト混合物の下部に滞留す
る溶剤を循環させることにより、当該アスファルト混合
物の下部のアスファルトを上部に導いて、目詰まりの生
じ難い濾紙の上部を通して効率的に抽出することができ
る。
【0010】請求項3に係るアスファルト抽出装置によ
れば、溶剤循環手段を構成する曝気管によって、ガイド
管の下部で気泡を発生させて、アスファルト混合物の下
部に滞留する溶剤を、ガイド管の内部に誘引するととも
に、当該ガイド管に沿ってアスファルト混合物の上部に
案内して、アスファルトがアスファルト混合物の下部に
いつまでも滞留するのを防止することができる。
【0011】請求項4に係るアスファルト抽出装置によ
れば、上記加熱保温手段が、溶剤容器内の溶剤を加熱す
るための加熱手段を熱源とするので、濾過器等を加熱す
るための熱源を別途構成する必要がないとともに、加熱
手段が発生する熱を効率的に使用することができる。請
求項5に係るアスファルト抽出装置によれば、保温ケー
スの透明部を通して、保温ケース外部から濾過器を透視
することができるので、溶剤容器や濾過器を常に加熱保
温した状態で、濾過器内でのアスファルトの抽出状況を
観察することができる。
【0012】
【実施例】以下この発明の実施例について、添付図面を
参照しながら詳述する。図1はこの発明のアスファルト
抽出装置の一実施例を示す概略図である。このアスファ
ルト抽出装置は、D−リモネン等のアスファルト抽出用
の溶剤Aを収容する溶剤容器としてのフラスコ1と、こ
のフラスコ1の直下に配置され、当該フラスコ1に収容
された溶剤Aを加熱して蒸発させる加熱手段としてのガ
スバーナ2と、アスファルト混合物Cを充填する濾紙3
0を備える濾過器3と、上記フラスコ1及び濾過器3に
連通され、フラスコ1から蒸発した溶剤Aを冷却して凝
縮させるとともに、凝縮させた溶剤Aを濾過器3内に滴
下する冷却器4と、フラスコ1及び濾過器3を包囲して
加熱保温する加熱保温手段5と、上記フラスコ1、濾過
器3、及び冷却器4の内部を減圧する減圧手段6と、濾
過器3内のアスファルト混合物Cの下部に滞留する溶剤
を上方に導いて循環させる溶剤循環手段7とによって主
要部が構成されている。
【0013】上記フラスコ1の口部11には、濾過器3
の底部に垂下形成されたガラス管31が気密的に嵌入さ
れている。このガラス管31には、フラスコ1から蒸発
した溶剤Aを濾過器3内の上部に導く第1の連通管32
が接続されているとともに、濾過器3で抽出されたアス
ファルト溶液Bをフラスコ1に還流するための第2の連
通管33が導入されている。この第2の連通管33は、
濾過器3の底部から一旦立ち上げた状態で、上記ガラス
管31に導入されている。また、上記フラスコ1の下半
部は、半球状の金属製容器12に収容されており、フラ
スコ1は、上記金属製容器12を介してガスバーナ2に
より加熱されるようになっている。従って、万一フラス
コ1が破損した場合でも、フラスコ1内の溶剤Aが燃焼
するのを防止することができる。
【0014】濾過器3は、透明なガラス製の本体容器3
4の内部に、有底筒状の濾紙30を配置したものであ
る。上記本体容器34は、ガラス製のキャップ35によ
って封栓されているとともに、その口部34aとキャッ
プ35との間に介在されたOリング36によって、密封
性が確保されている。なお、上記濾紙30の内部に充填
されたアスファルト混合物Cは、道路の舗装現場又はア
スファルトプラントから採取されたものである。
【0015】冷却器4は、冷却水を循環させる筒状の二
重壁容器41の内周部に、複数の球状空間42を上下に
連続的に形成したガラス製のものである。上記二重壁容
器41の側壁には冷却水の注入口41aと排出口41b
とが設けられており、上記注入口41aには、冷却水を
供給するための給水管43が、排出口41bには冷却水
を排出するための排水管44がそれぞれ接続されてい
る。また、上記二重壁容器41の内周の各球状空間42
は、当該二重壁容器41の底部に垂下形成された連通管
41cを介して、濾過器3の内部に連通されており、フ
ラスコ1から第1の連通管32を通して濾過器3内の上
部空間に導かれた蒸発溶剤Aを球状空間42に導入し、
この導入した溶剤Aを冷却して凝縮させることにより、
当該溶剤Aを濾過器3内のアスファルト混合物Cに滴下
できるようになっている。なお、上記フラスコ1、濾過
器3、及び冷却器4は、図示しない支柱によってそれぞ
れ支持されている。
【0016】加熱保温手段5は、フラスコ1及び濾過器
3を包囲する保温ケース51によって構成されている。
この保温ケース51は、直方体形状のものであり、その
上面に冷却器4の連通管41cを挿通するための開口5
1aが形成されている。また、上記保温ケース51の底
面は、ガスバーナ2に臨ませてあるとともに、当該底面
には上記ガスバーナ2の熱を保温ケース51内に取り込
むための複数の吸気孔51hが形成されており、溶剤A
を加熱するためのガスバーナ2を熱源として、フラスコ
1及び濾過器3を加熱保温できるようになっている。従
って、別途熱源を構成する場合よりもコスト的に有利で
あるとともに、ガスバーナ2の熱を効率的に使用するこ
とができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0017】上記保温ケース51の前面は、開閉可能な
扉51bで構成されており、この扉51bには、保温ケ
ース51の外部から濾過器3を透視できるように、透明
部としてのガラス板51cが設けられている。また、上
記保温ケース51の側面及び背面は、一対のステンレス
板51eの相互間にガラス繊維等からなる断熱材51f
を挟み込んで断熱性を高めてある。なお、上記保温ケー
ス51の底面には、フラスコ1を収容する金属製容器1
2を導入するための開口部51gが形成されており、こ
の金属製容器12は、その口部12aを上記開口部51
gの内周縁に係止することによって、保温ケース51の
底面に吊り下げられている。
【0018】減圧手段6は、配管61を介して冷却器4
の各球状空間42に連通されたサージタンク62と、こ
のサージタンク62に配管63を介して連通された真空
ポンプ64と、真空ポンプ64の吸気側に配管65を介
して連通された貯油タンク66と、真空ポンプ64の排
気側を上記貯油タンク66に連通する配管67とを備え
ており、上記真空ポンプ64によって、冷却器4、濾過
器3、及びフラスコ1の内部の空気を吸引することによ
り、これらを減圧することができる。
【0019】上記真空ポンプ64は、ベーンポンプによ
って構成されており、濾過器3及びフラスコ1内の空気
とともに、貯油タンク66に収容されたタービン油等の
潤滑油Dを吸い込んで、ベーンとケーシングとの間の潤
滑性と気密性とを確保している。この貯油タンク66に
吸入された潤滑油Dは、配管67を介して貯油タンク6
6に還流される。上記サージタンク62には、圧力計6
8と減圧調整弁69とが設けられており、この減圧調整
弁69を操作することにより、フラスコ1及び濾過器3
の内部を設定圧に減圧調整することができる。この設定
圧は、使用する溶剤Aの種類によって異なるが、例えば
D−リモネンについては、沸点が110°C程度になる
ように100mmHg程度に設定される。上記貯油タン
ク66には、冷却器4に供給された冷却水を排出するた
めの排水管44が導入されており、これによって貯油タ
ンク66内の潤滑油Dを冷却するようにしている。な
お、上記排水管44の貯油タンク66に導入した部分
は、潤滑油Dの冷却を効果的に行わせるために、コイル
状に巻回されている。
【0020】溶剤循環手段7は、濾過器3の濾紙30の
内部中央に立設されたガイド管71と、このガイド管7
1に導入された曝気管72とによって構成されている。
上記ガイド管71は、濾紙30の内底部から上端部近傍
に至る高さに設定されているもので、その下端部には、
図2にも示すように、軸方向に延びる複数条の切欠71
aが形成されており、この切欠71aによって、ガイド
管71の下端部が開放されている。また、上記切欠71
aの上部には、アスファルト混合物Cの下部に滞留する
溶剤を、ガイド管71の内部に導入するための多数の小
孔71bが形成されている。さらに、上記ガイド管71
の内部には、小孔71bを通してガイド管71の内部に
導入された溶剤を濾過するための筒状又は柱状のフィル
ター71cが設けられている。
【0021】上記曝気管72は、冷却器4及び濾過器3
のキャップ35を挿通した状態で、ガイド管71内に導
入されており、その下端部は、ガイド管71の小孔71
bの上部近傍に配置されている。上記曝気管72の上部
は、気密状態を維持した状態で、冷却器4の上端部から
大気中に突出されており、当該突出部には、開閉弁72
aが設けられている。なお、上記ガイド管71の上端部
は、半球状のキャップ73によって閉塞されている。こ
のキャップ73は、上記曝気管72に嵌挿した状態で上
下動自在に設けられており、曝気管72からの曝気作用
によって上方へ移動して、ガイド管71の上端部を開放
することができる(図2参照)。
【0022】上記の構成のアスファルト抽出装置の動作
は以下の通りである。まず、フラスコ1内に溶剤Aを注
入するとともに、濾紙30内にアスファルト混合物Cを
充填し、上記曝気管72の開閉弁72aを閉じた状態
で、減圧手段6によってフラスコ1、濾過器3、及び冷
却器4の内部を減圧する。そして、この減圧状態で、ガ
スバーナ2によって、フラスコ1内の溶剤Aを加熱蒸発
させて、第1の連通管32及び濾過器3を介して冷却器
4の各球状空間42に供給する。この際、ガスバーナ2
の熱が、保温ケース51の底面の吸気孔51hを通して
当該保温ケース51内に導入されることから、上記フラ
スコ1及び濾過器3を加熱し保温することができる。こ
のため、フラスコ1から蒸発した溶剤Aが冷却器に到達
するまでに冷却されて凝縮するのを防止することができ
る。また、減圧手段6によって上記フラスコ1の内部を
減圧しているので、フラスコ1内の溶剤Aの沸点を下げ
ることができる。従って、D−リモネン等の高沸点の溶
剤Aについても、これをフラスコ1から冷却器4に効率
よく供給することができる。なお、上記保温ケース51
の内部温度は、100°C前後に維持するのが好まし
い。
【0023】上記冷却器4に供給された溶剤Aは、冷却
作用を受けて凝縮し、連通管41cを通して、濾過器3
の濾紙30に充填されたアスファルト混合物Cに滴下さ
れる。すると、アスファルト混合物Cから濾紙30を通
してアスファルト溶液Bが抽出される。そして、アスフ
ァルト混合物C中の上部の粉体が、その下部にある程度
移行した時点で、曝気管72の開閉弁72aを開くと、
濾過器3の内部が減圧されているので、曝気管72を通
してアスファルト混合物Cの下部に空気が供給され、こ
の供給された空気は、気泡となって連続的に浮上する。
即ち、ガイド管71の内部で曝気が行われる。この結
果、上記粉体による濾紙30の下部の目詰にて、アスフ
ァルト混合物Cの下部に滞留していた溶剤を、多数の小
孔71bを通してアスファルトとともにガイド管71の
内部に誘引し、その上部に導いて循環させることができ
る。従って、アスファルト混合物Cの下部のアスファル
トを、濾紙30の上部の目詰まりを生じ難い部分を通し
て溶剤とともに迅速に抽出することができる。
【0024】なお、上記ガイド管71の上部に導かれた
溶剤は、ガイド管71の上端部に設けられたキャップ7
3によって、濾紙30の外側に飛散するのが防止され
る。また、上記曝気を行う際には、フラスコ1及び濾過
器3内の圧力が上昇しないように、減圧調整弁69によ
って圧力を調整する。さらに、この曝気は、アスファル
トの抽出当初から行わせてもよい。そして、濾過器3の
本体容器34内にある程度アスファルト溶液Bが抽出さ
れると、当該アスファルト溶液Bは、第2の連通管33
を通してフラスコ1に還流される。
【0025】このように、上記実施例によれば、D−リ
モネン等の高沸点の溶剤Aであっても、当該溶剤Aを濾
紙30内のアスファルト混合物Cに効率よく供給するこ
とができるので、アスファルト混合物Cからアスファル
トを迅速に抽出することができる。特に、上記実施例に
おいては、溶剤循環手段7によって、アスファルト混合
物Cの下部にアスファルトがいつまでも滞留するのを防
止しているので、アスファルトをより一層迅速に抽出す
ることができる。より具体的には、溶剤AとしてD−リ
モネンを用いた場合、アスファルトの抽出に要する時間
は、従来の塩素系溶剤を用いた場合の1/3程度で済む
ことが確認された。また、上記溶剤循環手段7を用いな
い場合でも、従来の塩素系溶剤を用いた場合とほぼ同じ
時間で済むことが確認された。従って、環境や人体に悪
影響を及ぼさないD−リモネン等の高沸点溶剤を用い
て、アスファルトの抽出を実用的に行うことができる。
なお、上記D−リモネンに代えて、当該D−リモネンよ
りも溶解力の劣る白灯油を用いて抽出試験を行ったとこ
ろ、D−リモネンよりもやや時間がかかるものの、十分
実用化できることが確認された。
【0026】また、上記溶剤循環手段7が、減圧手段6
による減圧作用を利用して、曝気を行わせることによ
り、溶剤を循環させるものであるので、その構造を極め
て簡素にすることができる。さらに、上記保温ケース5
1が、その前面のガラス板51cを通して濾過器3を透
視できるものであるので、アスファルト溶液Bの抽出状
況を、保温ケース51を開閉することなく外部から確認
することができる。このため、保温ケース51の内部の
加熱保温状態を常に良好に維持することができ、より効
率的にアスファルトを抽出することができる。
【0027】この発明のアスファルト抽出装置は、上記
実施例に限定されるものでなく、例えば、加熱手段とし
て、上記ガスバーナ2に代えて電気ヒータ等を使用する
こと、真空ポンプ64として前記ベーンポンプ以外のポ
ンプを使用すること、溶剤循環手段7を、アスファルト
混合物Cの下部に滞留する溶剤を攪拌すべく、圧縮空気
や攪拌羽根等を用いたもので構成すること、加熱保温手
段5に電気ヒータ等の専用の熱源を構成すること、フラ
スコ1、ガスバーナ2、濾過器3、冷却器4、及び保温
ケース51を、複数連構成すること等、種々の設計変更
を施すことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るアスファ
ルト抽出装置によれば、D−リモネン等の高沸点の溶剤
を用いて、アスファルト混合物からアスファルトを短時
間で抽出することができるという特有の効果を奏する。
請求項2に係るアスファルト抽出装置によれば、溶剤循
環手段によって、アスファルト混合物の下部にいつまで
もアスファルトが滞留するのを防止することができるの
で、アスファルトの抽出時間を、飛躍的に短縮すること
ができる。
【0029】請求項3に係るアスファルト抽出装置によ
れば、溶剤循環手段が、減圧手段による減圧作用を利用
して曝気を行わせることにより、溶剤を循環させるもの
であるので、その構造を極めて簡素にすることができ
る。請求項4に係るアスファルト抽出装置によれば、加
熱保温手段に熱源を構成する必要がないので、その分コ
ストを安くすることができるとともに、加熱手段が発生
する熱を効率よく使用することができるので、省エネル
ギー化を達成することができる。請求項5に係るアスフ
ァルト抽出装置によれば、アスファルトの抽出状況を、
保温ケースを開放することなく観察することができるの
で、フラスコや濾過器を常に加熱保温した状態でアスフ
ァルトを抽出することができる。このため、より効率的
にアスファルトを抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアスファルト抽出装置の一実施例を
示す概略図である。
【図2】図1の実施例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 フラスコ(溶剤容器) 2 ガスバーナ(加熱手段) 3 濾過器 30 濾紙 4 冷却器 5 加熱保温手段 51 保温ケース 51c ガラス板(透明部) 6 減圧手段 7 溶剤循環手段 71 ガイド管 72 曝気管 A 溶剤 C アスファルト混合物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルト抽出用の溶剤を収容する溶剤
    容器と、この溶剤容器に収容した溶剤を加熱して蒸発さ
    せる加熱手段と、アスファルト混合物を充填する濾過器
    と、上記溶剤容器及び濾過器に連通され、当該溶剤容器
    から蒸発した溶剤を冷却して凝縮させる冷却器とを備
    え、冷却器で凝縮させた溶剤を上記濾過器内に滴下し
    て、アスファルト混合物中のアスファルトを当該濾過器
    を通して抽出するソックスレー方式のアスファルト抽出
    装置において、 上記溶剤容器及び濾過器を包囲して加熱保温する加熱保
    温手段と、 上記溶剤容器、濾過器、及び冷却器の内部を減圧する減
    圧手段とを備えることを特徴とするアスファルト抽出装
    置。
  2. 【請求項2】上記アスファルト混合物の下部に滞留する
    溶剤を、当該アスファルト混合物の上部に導いて循環さ
    せる溶剤循環手段を備える請求項1記載のアスファルト
    抽出装置。
  3. 【請求項3】上記溶剤循環手段が、濾紙の内部中央に立
    設され、アスファルト混合物の下部に滞留する溶剤を導
    入可能なガイド管と、このガイド管に導入され、当該ガ
    イド管の下部で気泡を発生させる曝気管とを備える請求
    項2記載のアスファルト抽出装置。
  4. 【請求項4】上記加熱保温手段が、上記加熱手段を熱源
    とする請求項1記載のアスファルト抽出装置。
  5. 【請求項5】上記加熱保温手段が、溶剤容器及び濾過器
    を包囲する保温ケースを備え、この保温ケースの一部
    に、その外部から濾過器を透視するための透明部が設け
    られている請求項1記載のアスファルト抽出装置。
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