JPH0838611A - 粥状血栓除去用カテ−テル - Google Patents
粥状血栓除去用カテ−テルInfo
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- JPH0838611A JPH0838611A JP6197371A JP19737194A JPH0838611A JP H0838611 A JPH0838611 A JP H0838611A JP 6197371 A JP6197371 A JP 6197371A JP 19737194 A JP19737194 A JP 19737194A JP H0838611 A JPH0838611 A JP H0838611A
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Abstract
するための第1バル−ンを有する先端が閉塞された第1
カテ−テルと、該第1カテ−テルを内挿し前記第1バル
−ンの位置から離隔した管外壁に設けられた血栓を除去
するための第2バル−ンを有する前後に移行可能な第2
カテ−テルと、第1カテ−テルおよび第2カテ−テルの
後端に設けられた第1バル−ンと第2バル−ンに加圧流
体を導入して夫々のバル−ンを膨張させる手段とからな
る粥状血栓除去用カテ−テルである。 【効果】 血管内の血流を遮断して粥状血栓を除去する
ので、動脈からの出血を防止しながら血栓を除去するこ
とができ、手術室内を汚染しないで手術することができ
る。
Description
ルに関し、更に詳しくはカテ−テル先端で血流を遮断し
て血管内部に生成した粥状血栓を除去するための粥状血
栓除去用カテ−テルに関する。
するには、収縮したバル−ンカテ−テルを予め造影剤で
血栓の位置を確認しておいた血管内に挿入し、カテ−テ
ル先端を血栓位置を通過させてからバル−ンを膨張さ
せ、その状態でバル−ン外壁を血管内壁に摺動させなが
らバル−ンカテ−テルを血管内から引き出すことによっ
て、血管に付着していた粥状血栓を掻き出す方法が使用
されている。
ル−ンカテ−テルを使用して粥状血栓を除去する方法
は、バル−ンカテ−テルを血管から抜き取るときに、多
量の血液が粥状血栓とともに噴出するので、血液が損失
するだけでなく、手術室を汚すので粥状血栓を除去する
ための新規な方法が要望されていた。本発明はかかる要
請に応えるためになされた発明であって、本発明の目的
は多量の血液を損失しないで血管内の粥状血栓を除去す
るためのカテ−テルを提供することである。
端近辺の管外壁に設けられた血管を閉塞するための第1
バル−ンを有する先端が閉塞された第1カテ−テルと、
該第1カテ−テルを内挿し前記第1バル−ンの位置から
離隔した管外壁に設けられた血栓を除去するための第2
バル−ンを有する第2カテ−テルと、第1カテ−テルお
よび第2カテ−テルの後端に設けられた第1バル−ンと
第2バル−ンに加圧流体を導入して夫々のバル−ンを膨
張させる手段とからなる粥状血栓除去用カテ−テルであ
る。また、本発明は前記粥状血栓除去用カテ−テルにお
いて、第2カテ−テルの先端が第1バル−ンの後方で閉
塞されてなる粥状血栓除去用カテ−テルである。
ンおよび第2バル−ンを収縮させた状態でカテ−テル先
端を血管内の下流側から導入し、予め造影剤によって確
認していた血栓位置に第2バル−ンを配置する。次い
で、カテ−テル後端部から延びている第1バル−ンと連
通している第1加圧流体導入管から加圧流体を第1バル
−ンに導入して第1バル−ンを膨張させ血管上流の血流
を遮断する。その後、カテ−テル後端部から延びている
第2バル−ンと連通している第2加圧流体導入管から加
圧流体を第2バル−ンに導入して第2バル−ンを膨張さ
せ第2カテ−テルを後方に移行させることによって、第
2バル−ンは血管内壁を摺動して粥状血栓を除去する。
血栓除去後、第1バル−ンおよび第2バル−ンの加圧流
体を除去して夫々のバル−ンを収縮させ、粥状血栓除去
用カテ−テルを血管内部から取り出す。
1は本発明の一実施例を示す粥状血栓除去用カテ−テル
の説明図であり、図2は本発明の一実施例を示す粥状血
栓除去用カテ−テルの要部断面図である。図中、1はカ
テ−テル本体、2は第1バル−ン、3は第2バル−ン、
4は先端閉塞部、5は第1加圧流体導入管、6は第2加
圧流体導入管、7は第1カテ−テル、8は第2カテ−テ
ル、9は第2カテ−テルの先端閉塞部である。
去用カテ−テルの説明図であり、先端の閉塞部4近辺の
管外壁には血管を閉塞するための第1バル−ン2を有す
る第1カテ−テル7が、第1バル−ン2を第2カテ−テ
−テル8の先端から突出させて第2カテ−テル8に内挿
されている。そして第1カテ−テル7の内腔後端には第
1バル−ン2を膨張させるための第1加圧流体導入管5
が設置され、加圧流体供給チュ−ブ(図示せず)が連結
されて加圧流体が供給されるようになっている。
ら離隔した第2カテ−テル8の管外壁に設けられてい
る。第2バル−ン3は血管内壁を摺動して血栓を除去す
る作用をする。第2カテ−テル8は第1カテ−テル7を
内挿して前後に移行することができる。第2カテ−テル
8の先端および後端は開口されていても閉塞されていて
もよい。第2カテ−テル8の端部が閉塞されている場合
には、端部内壁にO−リングまたはゴムパッキングが設
けられ、第1カテ−テル7の外壁を摺動移動しうるよう
になっているのが好ましい。第2カテ−テル8の後方側
壁から第2バル−ン3を膨張させるための第2加圧流体
導入管7が分岐しており、加圧流体供給チュ−ブ(図示
せず)と連結されて加圧流体が供給される。
生理食塩水のような液体が使用される。バル−ン材料と
してはポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリアミド、ポリエステル、シリコ−ン樹脂等の可撓性
樹脂が使用される。またカテ−テルとしてはポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂が挙
げられる。
去用カテ−テルの要部断面図であり、第2カテ−テル8
の先端が第1バル−ン2の後方で先端閉塞部9として閉
塞され、第2バル−ン2が第2カテ−テル8の管外壁に
設けられた粥状血栓除去用カテ−テルである。第1カテ
−テル7の先端は先端閉塞部4として閉塞されており、
第1バル−ン2は先端閉塞部4近辺の外壁に設けられて
いる。第1バル−ン2は加圧流体が第1カテ−テル7の
内腔を通って第1流入口10から入り第1バル−ン2を膨
張させる。第1バル−ン2を収縮させるときは、流体の
加圧状態を常圧または減圧状態にすればよい。
挿され、第2カテ−テル8の先端は第1バル−ン2の後
方で先端閉塞部9として閉塞されており、血管内の体液
等が第2カテ−テル8の内腔に侵入するのを防止してい
る。第2カテ−テル8先端の閉塞は第2カテ−テル8の
先端内壁に設けた先端閉塞具9であるO−リング12で行
われる。そして、O−リング12は第1カテ−テル7を内
軸として前後に摺動可能なように形成されている。第1
バル−ン2は第2カテ−テル8の先端から突出した構造
をしている。第2バル−ン3は第2カテ−テル8の外壁
に設置されており、第2カテ−テル8の内腔に設けられ
ている第2加圧流体導入管6と第2加圧流体流入口11を
経て連結しており、加圧流体によって膨張、収縮を行う
ようになっている。図2においては、第1カテ−テル7
が第1加圧流体導入管を兼用している。
法は、第1バル−ン2および第2バル−ン3を収縮させ
た状態でカテ−テル先端部4を血管内の下流側から導入
し、予め造影剤によって確認していた血栓位置に第2バ
ル−ン3を配置する。次いで、カテ−テル後端から延び
ている第1バル−ン2と連通している第1加圧流体導入
管6に相当する第1カテ−テル7の第1流入口10から加
圧流体を第1バル−ン2に導入して第1バル−ン2を膨
張させ血管上流の血流を遮断する。その後、カテ−テル
後端から延びている第2バル−ン3と連通している第2
加圧流体導入管6から加圧流体を第2バル−ン3に導入
して第2バル−ン3を膨張させ、第2カテ−テル8を後
方に移行させることによって第2 バル−ン3が血管内壁
を摺動し粥状血栓は除去される。血栓除去後、第1バル
−ン2および第2バル−ン3の加圧流体を除去して夫々
のバル−ンを収縮させ、粥状血栓除去用カテ−テルを血
管内部から取り出す。
管内の血流を遮断して粥状血栓を除去するので、動脈か
らの出血を防止しながら血栓を除去することができ、手
術室内を汚染しないで手術することができる。
テルの説明図
テルの要部断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 閉塞端近辺の管外壁に設けられた血管を
閉塞するための第1バル−ンを有する先端が閉塞された
第1カテ−テルと、該第1カテ−テルを内挿し前記第1
バル−ンの位置から離隔した管外壁に設けられた血栓を
除去するための第2バル−ンを有する前後に移行可能な
第2カテ−テルと、第1カテ−テルおよび第2カテ−テ
ルの後端に設けられた第1バル−ンと第2バル−ンに加
圧流体を導入して夫々のバル−ンを膨張させる手段とか
らなる粥状血栓除去用カテ−テル。 - 【請求項2】 第2カテ−テルの先端が第1バル−ンの
後方で閉塞されてなる請求項1記載の粥状血栓除去用カ
テ−テル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19737194A JP3306854B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 粥状血栓除去用カテ−テル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19737194A JP3306854B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 粥状血栓除去用カテ−テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838611A true JPH0838611A (ja) | 1996-02-13 |
JP3306854B2 JP3306854B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=16373393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19737194A Expired - Lifetime JP3306854B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 粥状血栓除去用カテ−テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306854B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008541786A (ja) * | 2005-03-03 | 2008-11-27 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 自己拡張型ステントのための流体圧を用いた再捕捉手段を備えた折り返し膜 |
JP2010501263A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 閉塞装置及び当該閉塞装置の使用法 |
US7655006B2 (en) | 2001-08-31 | 2010-02-02 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Percutaneous pringle occlusion method and device |
JP2011526820A (ja) * | 2008-07-03 | 2011-10-20 | ホットスパー テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 体管腔内の閉塞部を治療する装置および方法 |
CN102551842A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-11 | 刘衍民 | 硬镜取石装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP19737194A patent/JP3306854B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7655006B2 (en) | 2001-08-31 | 2010-02-02 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Percutaneous pringle occlusion method and device |
US8641709B2 (en) | 2001-08-31 | 2014-02-04 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Percutaneous pringle occlusion method and device |
JP2008541786A (ja) * | 2005-03-03 | 2008-11-27 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 自己拡張型ステントのための流体圧を用いた再捕捉手段を備えた折り返し膜 |
US8066754B2 (en) | 2005-03-03 | 2011-11-29 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Rolling membrane with hydraulic recapture means for self expanding stent |
JP2010501263A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 閉塞装置及び当該閉塞装置の使用法 |
JP2011526820A (ja) * | 2008-07-03 | 2011-10-20 | ホットスパー テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 体管腔内の閉塞部を治療する装置および方法 |
CN102551842A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-11 | 刘衍民 | 硬镜取石装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3306854B2 (ja) | 2002-07-24 |
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