JPH0838417A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH0838417A
JPH0838417A JP6197983A JP19798394A JPH0838417A JP H0838417 A JPH0838417 A JP H0838417A JP 6197983 A JP6197983 A JP 6197983A JP 19798394 A JP19798394 A JP 19798394A JP H0838417 A JPH0838417 A JP H0838417A
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JP
Japan
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jaw
fixing
chin
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JP6197983A
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Toshiro Kobayashi
敏郎 小林
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顎載せ紙の補充が容易で確実に固定ができ、
また、止めピンの紛失の恐れのない眼科装置を提供す
る。 【構成】 被検者の顔を支持固定するための顎載せ台を
備える眼科装置において、ピン挿入穴を持つ顎載せ紙
と、該顎載せ紙を前記顎載せ台に保持させるために顎載
せ紙のピン挿入穴の挿入を可能とするがその抜き取りは
阻止するフック部を持つ顎載せ紙止めピンと、を有する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼科装置に係り、さらに
詳しく述べれば、顎載せ台に顎載せ紙を固定する顎載せ
紙止めピンに関する。
【0002】
【従来の技術】眼科装置の中には被検者の顔を支持固定
するための顎載せ台を備えているものがある。顎載せ台
は被検者が直接顔を載せると被検者の汗や油脂等の付着
により衛生的でなくなったり、次の被検者が顎を載せる
ときに不快感を持つことがある。このため、顎載せ台に
は衛生用の顎載せ紙の紙束を取り付け、被検者が変わる
度に紙を一枚づつ取り除くことによって衛生度、清潔感
を確保するようにしている。
【0003】顎載せ台への顎載せ紙の固定は、一般的に
顎載せ紙止めピンにより行われる。図1は、従来の顎載
せ紙止めピンによる固定を示した断面図である。1は止
めピンであり、2は顎載せ紙、3は顎載せ台である。顎
載せ紙2及び顎載せ台3には止めピン1を挿入するため
の挿入穴2a、3aがそれぞれ2個設けられている。
【0004】止めピン1の構造は図2に示される。止め
ピン1の下部は割りを入れることにより二つの足1aが
形成され、さらにそれぞれの足1aには挿入穴3aの内
径より大きくなるように山部1bが形成されている。1
cは顎載せ紙2の抜け防止の傘部である。
【0005】止めピンの足1aを挿入穴3aに挿入する
と、二つの足1aには山部1bと挿入穴3aの内径差に
よる弾性力が働き、止めピン1は抜けにくくなる。顎載
せ紙2は止めピン1の傘部1cにより抜けず顎載せ台3
上で固定保持される。被検者が変わったときは、紙を引
っ張り破いて取り除く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような顎載せ紙の固定方法は、顎載せ紙の補充をする度
に止めピンの抜き差しを行わなければならず、手数がか
かると同時に、抜いたときに落としたりして紛失しやす
いという欠点があった。また、止めピンの足の弾性力は
抜き差しが容易なようにあまり強くすることはできず、
使用済みの紙を破って破棄する際に強く引っ張りすぎる
と同時に止めピンまで外れてしまうという欠点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上記欠点に鑑み、顎載せ
紙の補充が容易で確実に固定ができ、また、止めピンの
紛失の恐れのない眼科装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような構成を持つことを特徴とする。
【0009】(1) 被検者の顔を支持固定するための
顎載せ台を備える眼科装置において、ピン挿入穴を持つ
顎載せ紙と、該顎載せ紙を前記顎載せ台に保持させるた
めに顎載せ紙のピン挿入穴の挿入を可能とするがその抜
き取りは阻止するフック部を持つ顎載せ紙止めピンと、
を有することを特徴とする。
【0010】(2) (1)の眼科装置は前記顎載せ紙
止めピンを顎載せ台に固定する固定手段を具備すること
を特徴とする。
【0011】(3) (1)の顎載せ紙止めピンは弾性
力を持つ樹脂から形成され、前記フック部は前記顎載せ
紙のピン挿入穴を挿入するときはピン挿入穴の径内に撓
み、挿入後は弾性力により元に戻って前記顎載せ紙の抜
けを阻止することを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図3は本発明を適用した眼屈折力測定装置等の
眼科装置の外観斜視図である。10は装置本体部であ
り、本体部10はジョイスティック11の操作により基
台12の水平面上を移動する。13は基台12に固定さ
れた顎台支基であり、顎台支基13には被検者の顔を支
持固定するための額当て14と顎載せ台15が備えられ
ている。顎載せ台15は回転ノブ16を回すことにより
顎台支基13に対して上下動する。
【0013】顎載せ台15にはピン挿入穴を持った衛生
用の顎載せ紙30が、2個の顎載せ紙止めピン20によ
り固定されている。この止めピン20の構造を図4〜図
6により説明する。図4及び図5は止めピン20の外観
側面図(図5は図4のA矢視図)、図6は止めピン20
により顎載せ紙30が顎載せ台15に固定された状態を
被検者側から見た断面図でる。
【0014】止めピン20は高分子材料の樹脂から成
り、ネジ31に螺合するネジ部が切られた底部22、半
球面を呈した頭部23、頭部23と底部22を一体的に
繋ぎ中央が抜けた側壁部24、及び底部22から伸び側
壁部24の外周より突出したツメ25aを持つフック部
25から構成される。フック部25は高分子材料の特徴
である弾性力により、ツメ25aに力を加えると内側に
撓み、力を外すと元に戻る。なお、側壁部24の外径寸
法は顎載せ紙30が持つピン挿入穴30aの径に合わせ
て自由に設計することができる。
【0015】このような構造の止めピン20による顎載
せ紙30の取り付けを、図7を利用して説明する。ま
ず、2個の止めピン20を顎載せ台15に垂設固定す
る。止めピン20の固定は、ネジ31を顎載せ台15が
持つネジ穴15aの下側から差し込み、底部22に設け
られているネジ部に螺合してネジ止めする。なお、止め
ピン20の取り付け固定において、顎載せ台15に対す
るフック部25の向きは特に図7のように向ける必要は
なく、任意である。
【0016】続いて、顎載せ紙30の束を取り付ける。
取り付けは次のようにして行う。顎載せ紙30に設けら
れている2個のピン挿入穴30aを、先に取り付け固定
された止めピン20の頭部23に合わせ、上から押し込
む。顎載せ紙30を押し込むと、止めピン20のフック
部25は押圧により内側へ撓み、顎載せ紙30のピン挿
入穴30aは止めピン20に嵌挿される。顎載せ紙30
がすべて嵌挿されると、フック部25は弾性力により元
に戻り、突出したツメ25aによりフックがかかる。こ
のツメ25aのフックにより一旦挿入した顎載せ紙30
は抜けずに固定される。
【0017】このようにして取り付けた顎載せ紙30
は、被検者が変わる毎に上から順に一枚づつ引っ張り破
くことにより取り除かれる。顎載せ紙30の補充は、止
めピン20を顎載せ台15に固定したまま、前述と同様
に顎載せ紙30を上から押し込んで嵌挿する。
【0018】なお、以上の実施例では、顎載せ紙止めピ
ン20に設けたフック部25は一つとしたが複数設ける
ようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顎載せ紙の補充が容易でかつ確実に固定ができる。ま
た、顎載せ紙止めピンは顎載せ台に固定されるので、顎
載せ紙の補充、取り外し、及び眼科装置の移動の際にも
紛失する恐れが無い。さらに、顎載せ紙止めピンは顎載
せ紙及び顎載せ台を専用化することなく使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の顎載せ紙止めピンによる顎載せ紙の固定
を示した断面図である。
【図2】従来の顎載せ紙止めピンの構造を示す図であ
る。
【図3】本発明を適用した眼科装置の外観斜視図であ
る。
【図4】本発明の顎載せ紙止めピンの外観側面図であ
る。
【図5】本発明の顎載せ紙止めピンの外観側面図であ
る。
【図6】本発明の顎載せ紙止めピンにより顎載せ紙が顎
載せ台に固定された状態を被検者側から見た断面図で
る。
【図7】本発明の顎載せ紙止めピンによる顎載せ紙の取
り付けを説明する図である。
【符号の説明】
15 顎載せ台 20 顎載せ紙止めピン 25 フック部 30 顎載せ紙 30a ピン挿入穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 眼科装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の顔を支持固定するための顎載せ
    台を備える眼科装置において、ピン挿入穴を持つ顎載せ
    紙と、該顎載せ紙を前記顎載せ台に保持させるために顎
    載せ紙のピン挿入穴の挿入を可能とするがその抜き取り
    は阻止するフック部を持つ顎載せ紙止めピンと、を有す
    ることを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼科装置は前記顎載せ紙止め
    ピンを顎載せ台に固定する固定手段を具備することを特
    徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の顎載せ紙止めピンは弾性力を
    持つ樹脂から形成され、前記フック部は前記顎載せ紙の
    ピン挿入穴を挿入するときはピン挿入穴の径内に撓み、
    挿入後は弾性力により元に戻って前記顎載せ紙の抜けを
    阻止することを特徴とする眼科装置。
JP19798394A 1994-07-29 1994-07-29 眼科装置 Expired - Fee Related JP3418007B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210038089A (ko) * 2019-09-30 2021-04-07 서울대학교병원 안저 카메라용 위생 필름 패키지
WO2024023270A1 (en) * 2022-07-28 2024-02-01 Carl Zeiss Vision International Gmbh Ophthalmological apparatus comprising a magnetic chin rest

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210038089A (ko) * 2019-09-30 2021-04-07 서울대학교병원 안저 카메라용 위생 필름 패키지
WO2024023270A1 (en) * 2022-07-28 2024-02-01 Carl Zeiss Vision International Gmbh Ophthalmological apparatus comprising a magnetic chin rest

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