JPH0837680A - 無線電話通信システム - Google Patents
無線電話通信システムInfo
- Publication number
- JPH0837680A JPH0837680A JP6169832A JP16983294A JPH0837680A JP H0837680 A JPH0837680 A JP H0837680A JP 6169832 A JP6169832 A JP 6169832A JP 16983294 A JP16983294 A JP 16983294A JP H0837680 A JPH0837680 A JP H0837680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- electric field
- communication
- received electric
- field strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の無線ゾーンから構成される無線電話通
信システムにおいて、移動局のハンドオーバー時の通信
の切断時間を短縮すること。 【構成】 制御チャネル用送受信機と通信チャネル用送
受信機を分離して、制御チャネル用送受信機は制御信号
の送出時以外のタイミングでは制御チャネルの受信を行
い、通信中の受信電界強度の低下時に、移動局8は制御
チャネルで受信電界強度測定用信号を送出し、周辺基地
局3、4は受信電界強度測定用信号により受信電界強度
の測定を行い、通信中基地局2は周辺基地局3、4から
の受信電界強度の測定結果により、移動先基地局を決定
し通信中基地局2との通信路を継続した状態で移動先基
地局への通信路の接続を行い、接続完了後に移動局に移
動先基地局を通知し、移動局8はその移動先基地局への
ハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に通信中
基地局2との通信路を切断する。
信システムにおいて、移動局のハンドオーバー時の通信
の切断時間を短縮すること。 【構成】 制御チャネル用送受信機と通信チャネル用送
受信機を分離して、制御チャネル用送受信機は制御信号
の送出時以外のタイミングでは制御チャネルの受信を行
い、通信中の受信電界強度の低下時に、移動局8は制御
チャネルで受信電界強度測定用信号を送出し、周辺基地
局3、4は受信電界強度測定用信号により受信電界強度
の測定を行い、通信中基地局2は周辺基地局3、4から
の受信電界強度の測定結果により、移動先基地局を決定
し通信中基地局2との通信路を継続した状態で移動先基
地局への通信路の接続を行い、接続完了後に移動局に移
動先基地局を通知し、移動局8はその移動先基地局への
ハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に通信中
基地局2との通信路を切断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線ゾーンから
構成され、ゾーン間のハンドオーバーを実現する無線電
話通信システムに関するものである。
構成され、ゾーン間のハンドオーバーを実現する無線電
話通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、「いつでも、どこでも、誰とで
も」の通信の究極的な目的を実現可能とする自動車電話
・携帯電話やコードレス電話が、無線電話端末の小型化
・低価格化や通信サービスの料金の低価格化に伴い、盛
んに利用されている。しかも現在、コードレス電話のデ
ィジタル化と、屋外において歩行者程度の移動速度を対
象とした簡易な無線電話通信機能を同時に実現するパー
ソナル・ハンディホン・システム(以降、PHSと略す
る)の実用化開発及び事業化が進められている。
も」の通信の究極的な目的を実現可能とする自動車電話
・携帯電話やコードレス電話が、無線電話端末の小型化
・低価格化や通信サービスの料金の低価格化に伴い、盛
んに利用されている。しかも現在、コードレス電話のデ
ィジタル化と、屋外において歩行者程度の移動速度を対
象とした簡易な無線電話通信機能を同時に実現するパー
ソナル・ハンディホン・システム(以降、PHSと略す
る)の実用化開発及び事業化が進められている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
PHSでのハンドオーバーの一例について説明する。
PHSでのハンドオーバーの一例について説明する。
【0004】図4は従来のPHSにより屋外で無線電話
通信サービスを提供する無線電話通信システムのシステ
ム構成を示すものである。図4において、101はIS
DN交換機、102〜104はPHS用無線基地局(以
降、CSと略する)、105〜107はそれぞれ102
〜104のCSの無線ゾーン、108はPHS用移動局
(以降、PSと略する)、109は有線電話である。図
5は図4におけるCS102〜104の構成を示すもの
である。図5において、111〜112はアンテナ、1
13は無線部、114は制御チャネル処理部、115は
通信チャネル処理部、116は制御部、117はISD
N−I/F部、118はISDN回線である。また図6
は図5のCSの制御チャネル処理部114及び通信チャ
ネル処理部115の送受信タイミングを示すものであ
る。
通信サービスを提供する無線電話通信システムのシステ
ム構成を示すものである。図4において、101はIS
DN交換機、102〜104はPHS用無線基地局(以
降、CSと略する)、105〜107はそれぞれ102
〜104のCSの無線ゾーン、108はPHS用移動局
(以降、PSと略する)、109は有線電話である。図
5は図4におけるCS102〜104の構成を示すもの
である。図5において、111〜112はアンテナ、1
13は無線部、114は制御チャネル処理部、115は
通信チャネル処理部、116は制御部、117はISD
N−I/F部、118はISDN回線である。また図6
は図5のCSの制御チャネル処理部114及び通信チャ
ネル処理部115の送受信タイミングを示すものであ
る。
【0005】以上のように構成された従来の無線電話通
信システムについて、以下そのハンドオーバーの動作に
ついて説明する。
信システムについて、以下そのハンドオーバーの動作に
ついて説明する。
【0006】まず最初の状態として、PS108は、C
S102を介して有線電話109と通話を継続しなが
ら、無線ゾーン105から106への方向に移動中であ
るとする。PS108及びCS102の通信チャネル処
理部115では、音声通話処理と共に受信電界強度の測
定を行っている。PS108の移動に伴い、PS108
及びCS102の通信チャネル処理部115での受信電
界強度が低下する。そして、PS108での受信電界強
度が予め設定された規定値よりも低下した場合には、C
S102へハンドオーバーの起動を通知した後に、CS
102との無線回線を切断して、ハンドオーバー処理を
開始する。CS102の通信チャネル処理部115及び
制御部116では通話を一時的に保留するために、IS
DN−I/F部117を介してISDN交換機101に
PS108によるハンドオーバーの起動を通知する。そ
の通知により、ISDN交換機101では、有線電話1
09とPS108の通話をISDN交換機101内部で
一時的に保留する。
S102を介して有線電話109と通話を継続しなが
ら、無線ゾーン105から106への方向に移動中であ
るとする。PS108及びCS102の通信チャネル処
理部115では、音声通話処理と共に受信電界強度の測
定を行っている。PS108の移動に伴い、PS108
及びCS102の通信チャネル処理部115での受信電
界強度が低下する。そして、PS108での受信電界強
度が予め設定された規定値よりも低下した場合には、C
S102へハンドオーバーの起動を通知した後に、CS
102との無線回線を切断して、ハンドオーバー処理を
開始する。CS102の通信チャネル処理部115及び
制御部116では通話を一時的に保留するために、IS
DN−I/F部117を介してISDN交換機101に
PS108によるハンドオーバーの起動を通知する。そ
の通知により、ISDN交換機101では、有線電話1
09とPS108の通話をISDN交換機101内部で
一時的に保留する。
【0007】PS108は、各CS102〜104の制
御チャネル処理部114から制御周波数で定期的に間欠
送信される制御信号を連続受信により待ち受け、一定時
間制御信号に含まれるCS識別信号(CS−ID)の受
信と受信電界強度の測定を行う。一定時間経過後、最も
受信電界強度の大きい制御信号のCS−IDを移動先の
CSとして、そのCS103との無線回線を接続して、
再発呼処理を行う。CS103の制御チャネル処理部1
14では、その再発呼要求をISDN交換機101に通
知する。ISDN交換機101では、有線電話109と
PS108の通話をCS103へと通話路の接続を変更
して保留を解除する。これにより、有線電話109とP
S108との通話が再開される。(標準規格のPS再発
呼型チャネル切替:「第二世代コードレス電話システ
ム」(第1版) RCR STD−28参照)。
御チャネル処理部114から制御周波数で定期的に間欠
送信される制御信号を連続受信により待ち受け、一定時
間制御信号に含まれるCS識別信号(CS−ID)の受
信と受信電界強度の測定を行う。一定時間経過後、最も
受信電界強度の大きい制御信号のCS−IDを移動先の
CSとして、そのCS103との無線回線を接続して、
再発呼処理を行う。CS103の制御チャネル処理部1
14では、その再発呼要求をISDN交換機101に通
知する。ISDN交換機101では、有線電話109と
PS108の通話をCS103へと通話路の接続を変更
して保留を解除する。これにより、有線電話109とP
S108との通話が再開される。(標準規格のPS再発
呼型チャネル切替:「第二世代コードレス電話システ
ム」(第1版) RCR STD−28参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなシステム構成及びハンドオーバー方式では、通話を
一時切断して、PSが周辺のCSから間欠送信される制
御信号の受信電界強度により移動先CSを選択し、選択
したCSに再発呼により通話を再接続している。更にC
S間の通話の接続・交換を行うISDN交換機では、有
線電話を前提としてゾーン移動によるハンドオーバー等
が考慮されていないために、通話路の接続切換の処理時
間が長い。従って、このシステムは、従来の自動車電話
・携帯電話に比べて、ハンドオーバーによる通話の切断
時間が長いという問題点を有していた。
うなシステム構成及びハンドオーバー方式では、通話を
一時切断して、PSが周辺のCSから間欠送信される制
御信号の受信電界強度により移動先CSを選択し、選択
したCSに再発呼により通話を再接続している。更にC
S間の通話の接続・交換を行うISDN交換機では、有
線電話を前提としてゾーン移動によるハンドオーバー等
が考慮されていないために、通話路の接続切換の処理時
間が長い。従って、このシステムは、従来の自動車電話
・携帯電話に比べて、ハンドオーバーによる通話の切断
時間が長いという問題点を有していた。
【0009】またディジタル方式(標準規格:「ディジ
タル自動車電話システム」 RCRSTD−27B)の
自動車電話や携帯電話(以降、PDCと略する)のよう
に、移動局側で通話を継続しながら移動先無線基地局を
選択するハンドオーバー方式もあるが、この方式の場合
には、(1)無線基地局間のTDMAフレームの同期、
(2)無線基地局からの制御信号の連続送信、(3)移動
局の通信中での空き時間での受信電界強度検出及び制御
信号受信機能が前提となっている。(1)に関しては、
PHSでの無線電話通信システムは、PDCとして最適
に構成された専用ネットワークではなく、ISDN網を
中心に構成ししかもCSを安価に構成する必要があるた
めに、実現は困難である。また(2)に関しては、PD
Cのように通信事業者毎に専用周波数帯域が割り当てら
れて、システム内でゾーン毎に制御周波数を独立に設け
ているために可能であるが、制御周波数が1つでしかも
間欠送信の送信間隔まで標準規格で規定されているため
に、実現は不可能である。また(3)に関しては、実現
自体は可能であるが、高速な周波数切替の実現などPS
のコストアップにつながるとともに、上記(1)及び
(2)の実現が前提でなければ、コストの割に効果が少
ない。
タル自動車電話システム」 RCRSTD−27B)の
自動車電話や携帯電話(以降、PDCと略する)のよう
に、移動局側で通話を継続しながら移動先無線基地局を
選択するハンドオーバー方式もあるが、この方式の場合
には、(1)無線基地局間のTDMAフレームの同期、
(2)無線基地局からの制御信号の連続送信、(3)移動
局の通信中での空き時間での受信電界強度検出及び制御
信号受信機能が前提となっている。(1)に関しては、
PHSでの無線電話通信システムは、PDCとして最適
に構成された専用ネットワークではなく、ISDN網を
中心に構成ししかもCSを安価に構成する必要があるた
めに、実現は困難である。また(2)に関しては、PD
Cのように通信事業者毎に専用周波数帯域が割り当てら
れて、システム内でゾーン毎に制御周波数を独立に設け
ているために可能であるが、制御周波数が1つでしかも
間欠送信の送信間隔まで標準規格で規定されているため
に、実現は不可能である。また(3)に関しては、実現
自体は可能であるが、高速な周波数切替の実現などPS
のコストアップにつながるとともに、上記(1)及び
(2)の実現が前提でなければ、コストの割に効果が少
ない。
【0010】更に、アナログ方式の自動車電話・携帯電
話では、受信電界強度低下時に、移動局と通話中の無線
基地局から各無線基地局を制御する基地局制御装置への
要求により、基地局制御装置が制御する通話中の無線基
地局の隣接無線基地局に、移動局の通話中の通信チャネ
ルの受信電界強度検出を要求し、その受信電界強度結果
により基地局制御装置で移動先無線基地局を選択し、通
話中無線基地局を介して移動局へ通知している。しか
し、この方式の場合には、専用の交換機やネットワーク
及び、各無線基地局で制御チャネル送受信機や通信チャ
ネル送受信機の他に受信電界強度検出用の専用受信機も
必要とするために、周波数効率の向上等を目的とした無
線ゾーンの小ゾーン化への展開や無線電話サービスの料
金の低価格化が困難である。
話では、受信電界強度低下時に、移動局と通話中の無線
基地局から各無線基地局を制御する基地局制御装置への
要求により、基地局制御装置が制御する通話中の無線基
地局の隣接無線基地局に、移動局の通話中の通信チャネ
ルの受信電界強度検出を要求し、その受信電界強度結果
により基地局制御装置で移動先無線基地局を選択し、通
話中無線基地局を介して移動局へ通知している。しか
し、この方式の場合には、専用の交換機やネットワーク
及び、各無線基地局で制御チャネル送受信機や通信チャ
ネル送受信機の他に受信電界強度検出用の専用受信機も
必要とするために、周波数効率の向上等を目的とした無
線ゾーンの小ゾーン化への展開や無線電話サービスの料
金の低価格化が困難である。
【0011】本発明は上記従来の無線電話通信システム
の問題点に鑑み、ハンドオーバーによる通信の切断時間
を短縮する無線電話通信システムを安価に提供すること
を目的とする。
の問題点に鑑み、ハンドオーバーによる通信の切断時間
を短縮する無線電話通信システムを安価に提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の無線電話通信システムは、複数の無線ゾー
ンを構成する無線基地局において、制御チャネル用送受
信機と通信チャネル用送受信機を分離して、前記制御チ
ャネル用送受信機は制御信号の送出時以外のタイミング
では制御チャネルの受信を行い、通信中の受信電界強度
の低下時に、移動局は制御チャネルで受信電界強度測定
用信号を送出し、周辺無線基地局は前記受信電界強度測
定用信号により受信電界強度の測定を行い、通信中無線
基地局は周辺無線基地局からの受信電界強度の測定結果
により、移動先無線基地局を決定し通信中無線基地局と
の通信路を継続した状態で前記移動先基地局への通信路
の接続を行い、接続完了後に移動局に前記移動先無線基
地局を通知し、移動局はその前記移動先無線基地局への
ハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に前記通
信中無線基地局との通信路を切断するというものであ
る。
めに本発明の無線電話通信システムは、複数の無線ゾー
ンを構成する無線基地局において、制御チャネル用送受
信機と通信チャネル用送受信機を分離して、前記制御チ
ャネル用送受信機は制御信号の送出時以外のタイミング
では制御チャネルの受信を行い、通信中の受信電界強度
の低下時に、移動局は制御チャネルで受信電界強度測定
用信号を送出し、周辺無線基地局は前記受信電界強度測
定用信号により受信電界強度の測定を行い、通信中無線
基地局は周辺無線基地局からの受信電界強度の測定結果
により、移動先無線基地局を決定し通信中無線基地局と
の通信路を継続した状態で前記移動先基地局への通信路
の接続を行い、接続完了後に移動局に前記移動先無線基
地局を通知し、移動局はその前記移動先無線基地局への
ハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に前記通
信中無線基地局との通信路を切断するというものであ
る。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、従来の移動型
主導型のハンドオーバーではなく、無線基地局主導型の
ハンドオーバーにより、ハンドオーバーによる通信の切
断時間の短縮を図る。つまり、移動局は受信電界強度の
低下を通信中無線基地局に通知した後も、通信を継続す
る。無線基地局側では、移動局からの受信電界測定用信
号の受信電界強度により移動先無線基地局を選択し、移
動先無線基地局への通信路の接続を完了した後に、移動
先無線基地局を移動局に通知する。その通知により、移
動局は通信中無線基地局との無線回線を切断して、移動
先無線基地局との無線回線を接続し通信を再開する。こ
のように、通信を継続したまま移動先無線基地局の選択
すると共に、移動先無線基地局への通信路の接続を行う
ことにより、通信の切断時間は短縮される。
主導型のハンドオーバーではなく、無線基地局主導型の
ハンドオーバーにより、ハンドオーバーによる通信の切
断時間の短縮を図る。つまり、移動局は受信電界強度の
低下を通信中無線基地局に通知した後も、通信を継続す
る。無線基地局側では、移動局からの受信電界測定用信
号の受信電界強度により移動先無線基地局を選択し、移
動先無線基地局への通信路の接続を完了した後に、移動
先無線基地局を移動局に通知する。その通知により、移
動局は通信中無線基地局との無線回線を切断して、移動
先無線基地局との無線回線を接続し通信を再開する。こ
のように、通信を継続したまま移動先無線基地局の選択
すると共に、移動先無線基地局への通信路の接続を行う
ことにより、通信の切断時間は短縮される。
【0014】しかも無線基地局主導型であるために、移
動局の変更も最小でコストアップとならない。更に、無
線基地局での受信電界強度測定は、制御チャネル用送受
信機との共用が可能であるために、従来のアナログ方式
の自動車電話・携帯電話でハンドオーバーのために必要
とされていた受信電界強度監視用受信機が不要となる。
動局の変更も最小でコストアップとならない。更に、無
線基地局での受信電界強度測定は、制御チャネル用送受
信機との共用が可能であるために、従来のアナログ方式
の自動車電話・携帯電話でハンドオーバーのために必要
とされていた受信電界強度監視用受信機が不要となる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例の無線電話通信システム
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例における無線電話
通信システムのシステム構成を示すものである。図1に
おいて、1はISDN交換機、2〜4はPHS用基地局
(以降、CSと略する)、5〜7はそれぞれ2〜4のC
Sの無線ゾーン、8はPHS用移動局(以降、PSと略
する)、9は有線電話である。図2は図1におけるCS
2〜4の構成を示すものである。図2において、11〜
12はアンテナ、13は制御チャネル用送受信機、14
は通信チャネル用送受信機、15〜16は無線機、18
は制御チャネル処理部、19は通信チャネル処理部であ
る。また図3は図2の制御チャネル用送受信機13及び
通信チャネル用送受信機14の送受信タイミングを示す
ものである。
通信システムのシステム構成を示すものである。図1に
おいて、1はISDN交換機、2〜4はPHS用基地局
(以降、CSと略する)、5〜7はそれぞれ2〜4のC
Sの無線ゾーン、8はPHS用移動局(以降、PSと略
する)、9は有線電話である。図2は図1におけるCS
2〜4の構成を示すものである。図2において、11〜
12はアンテナ、13は制御チャネル用送受信機、14
は通信チャネル用送受信機、15〜16は無線機、18
は制御チャネル処理部、19は通信チャネル処理部であ
る。また図3は図2の制御チャネル用送受信機13及び
通信チャネル用送受信機14の送受信タイミングを示す
ものである。
【0017】以上のように構成された無線電話通信シス
テムについて、以下図1〜図3を用いてそのハンドオー
バーの動作について説明する。
テムについて、以下図1〜図3を用いてそのハンドオー
バーの動作について説明する。
【0018】まず最初の状態として、PS8は、CS2
を介して有線電話9と通話を継続しながら、無線ゾーン
5から7への方向に移動中であるとする。PS8及びC
S2の通信チャネル送受信機14は、音声通話処理と共
に通信チャネルでの受信電界強度の測定を行っている。
PS8の移動に伴い、PS8及びCS2の通信チャネル
送受信機14での受信電界強度が低下する。そして、P
S8は受信電界強度が予め設定された規定値よりも低下
した場合には、CS2の通信チャネル処理部14を介し
て制御部20へ受信電界強度の低下を通知した後に、有
線電話9との通話を継続しながら、通信周波数(=通信
チャネル)での音声信号の代わりに、断続的に制御周波
数(=制御チャネル)で受信電界強度測定用信号を送信
する。受信電界強度測定用信号は、通信中CS2の周辺
のCS3、4での受信電界強度の測定を容易にするため
の制御信号で、制御信号の種別を識別する識別子とPS
を識別するPS−IDに加えて、通信中のCSを識別す
るCS−IDを含む。ここで制御信号とは、その1パケ
ットのみでクロック再生及びTDMAフレームの同期確
立を行えるフォーマットの信号とする。一方、通信中C
S2では、自らも受信電界強度測定用信号の受信電界強
度を測定すると同時に、周辺CSからの受信電界強度の
測定結果を待ち受ける。
を介して有線電話9と通話を継続しながら、無線ゾーン
5から7への方向に移動中であるとする。PS8及びC
S2の通信チャネル送受信機14は、音声通話処理と共
に通信チャネルでの受信電界強度の測定を行っている。
PS8の移動に伴い、PS8及びCS2の通信チャネル
送受信機14での受信電界強度が低下する。そして、P
S8は受信電界強度が予め設定された規定値よりも低下
した場合には、CS2の通信チャネル処理部14を介し
て制御部20へ受信電界強度の低下を通知した後に、有
線電話9との通話を継続しながら、通信周波数(=通信
チャネル)での音声信号の代わりに、断続的に制御周波
数(=制御チャネル)で受信電界強度測定用信号を送信
する。受信電界強度測定用信号は、通信中CS2の周辺
のCS3、4での受信電界強度の測定を容易にするため
の制御信号で、制御信号の種別を識別する識別子とPS
を識別するPS−IDに加えて、通信中のCSを識別す
るCS−IDを含む。ここで制御信号とは、その1パケ
ットのみでクロック再生及びTDMAフレームの同期確
立を行えるフォーマットの信号とする。一方、通信中C
S2では、自らも受信電界強度測定用信号の受信電界強
度を測定すると同時に、周辺CSからの受信電界強度の
測定結果を待ち受ける。
【0019】CS2〜4の制御チャネル用送受信機13
では、常に制御周波数において無線回線のリンクチャネ
ル制御に関するリンクチャネル制御信号の送信タイミン
グ(図3の制御周波数での送信区間での間欠送信)以外
では、リンクチャネル制御信号及び受信電界強度測定用
信号の受信を待ち受けている(図3の制御周波数での受
信区間と送信区間の未送信時)。
では、常に制御周波数において無線回線のリンクチャネ
ル制御に関するリンクチャネル制御信号の送信タイミン
グ(図3の制御周波数での送信区間での間欠送信)以外
では、リンクチャネル制御信号及び受信電界強度測定用
信号の受信を待ち受けている(図3の制御周波数での受
信区間と送信区間の未送信時)。
【0020】CS2〜4の制御チャネル用送受信機13
では、PS8がランダムに間欠送信した受信電界強度測
定用信号を受信すると共に受信電界強度の測定を行い、
制御部20で一定時間後に制御信号に含まれる通信中C
S−ID、PS−ID及び受信電界強度の測定結果に加
えて、自局のCS−IDとチャネル使用状況等を含む受
信電界強度測定情報を、ISDN−I/F部21及びI
SDN交換機1を介してCS−IDが示す通信中CSに
通知する。一定時間内に、同一内容の受信電界強度測定
用信号を受信した場合には、同時に測定した受信電界強
度を平均化する。
では、PS8がランダムに間欠送信した受信電界強度測
定用信号を受信すると共に受信電界強度の測定を行い、
制御部20で一定時間後に制御信号に含まれる通信中C
S−ID、PS−ID及び受信電界強度の測定結果に加
えて、自局のCS−IDとチャネル使用状況等を含む受
信電界強度測定情報を、ISDN−I/F部21及びI
SDN交換機1を介してCS−IDが示す通信中CSに
通知する。一定時間内に、同一内容の受信電界強度測定
用信号を受信した場合には、同時に測定した受信電界強
度を平均化する。
【0021】通信中CSでは、一定時間後迄に通知され
た受信電界強度測定情報の中から、ハンドオーバーが可
能な未使用通信チャネルを有するCSで、受信電界強度
が最も大きいCSを移動先CS(ここでは、CS4とす
る)とする。そして、ISDN交換機1に対して、現在
有線電話9からISDN交換機1を介して通信中CS2
に接続されている通話路を継続した状態で、ISDN交
換機1から決定した移動先CS4へも通話路を接続する
ように要求する。ISDN交換機1では、移動先CS4
への通話路を接続し、移動先CS4にハンドオーバーに
よる通話路の接続である旨通知すると共に、通信中CS
2に通話路の接続完了を通知する。通信中CS2は、ハ
ンドオーバーの準備が完了したとして、移動先CS4の
CS−IDを含むハンドオーバー起動指示をPS8に通
知する。
た受信電界強度測定情報の中から、ハンドオーバーが可
能な未使用通信チャネルを有するCSで、受信電界強度
が最も大きいCSを移動先CS(ここでは、CS4とす
る)とする。そして、ISDN交換機1に対して、現在
有線電話9からISDN交換機1を介して通信中CS2
に接続されている通話路を継続した状態で、ISDN交
換機1から決定した移動先CS4へも通話路を接続する
ように要求する。ISDN交換機1では、移動先CS4
への通話路を接続し、移動先CS4にハンドオーバーに
よる通話路の接続である旨通知すると共に、通信中CS
2に通話路の接続完了を通知する。通信中CS2は、ハ
ンドオーバーの準備が完了したとして、移動先CS4の
CS−IDを含むハンドオーバー起動指示をPS8に通
知する。
【0022】PS8は、有線電話9との通話を一時中断
して、通信中CS2との無線回線を切断する。PS8
は、各CS2〜4から定期的に間欠送信される制御周波
数でのリンクチャネル制御信号を待ち受け、制御信号に
含まれるCS−IDを受信する。移動先CS4のCS−
IDを含む制御信号を受信することにより、移動先CS
4とのTDMAフレーム同期の確立後、そのCS4との
無線回線のリンクチャネルを確立して、再発呼処理を行
う。CS4では、その再発呼要求により、PS8と予め
接続されている有線電話9との通話路を接続すると共
に、ISDN交換機1または通信中CS2に、ISDN
交換機1から通信中CS2への通話路の切断を要求す
る。これにより、有線電話9とPS8との通話が、移動
先CS4を介して再開される。
して、通信中CS2との無線回線を切断する。PS8
は、各CS2〜4から定期的に間欠送信される制御周波
数でのリンクチャネル制御信号を待ち受け、制御信号に
含まれるCS−IDを受信する。移動先CS4のCS−
IDを含む制御信号を受信することにより、移動先CS
4とのTDMAフレーム同期の確立後、そのCS4との
無線回線のリンクチャネルを確立して、再発呼処理を行
う。CS4では、その再発呼要求により、PS8と予め
接続されている有線電話9との通話路を接続すると共
に、ISDN交換機1または通信中CS2に、ISDN
交換機1から通信中CS2への通話路の切断を要求す
る。これにより、有線電話9とPS8との通話が、移動
先CS4を介して再開される。
【0023】以上のように本実施例のよれば、1または
複数の交換機と複数の無線基地局により、複数の無線ゾ
ーンを構成する無線電話通信システムの無線基地局にお
いて、制御チャネル用送受信機と通信チャネル用送受信
機を分離して、前記制御チャネル用送受信機は制御信号
の送出時以外のタイミングでは制御チャネルの受信を行
い、通信中の受信電界強度の低下時に、移動局は制御チ
ャネルで受信電界強度測定用信号を送出し、周辺基地局
は前記受信電界強度測定用信号により受信電界強度の測
定を行い、通信中基地局は周辺基地局からの受信電界強
度の測定結果により、移動先基地局を決定し、通信中基
地局と交換機間の通信路を継続した状態で移動先基地局
と交換機間の通信路の接続を行い、接続完了後に移動局
に移動先基地局を通知し、移動局はその移動先基地局へ
のハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に前記
通信中基地局と交換機間の通信路を切断することによ
り、PSは通信を継続した状態で、移動先CSを選択す
ると共に、移動先CSとの通信路の接続を予め行うため
に、ハンドオーバーによる通信の切断時間を短縮するこ
とができる。しかも、従来のアナログ方式の自動車電話
・携帯電話と異なり、専用の交換機及びネットワークを
必要とせず、しかも制御チャネル用送受信機との兼用に
より、受信電界強度検出用の専用受信機も必要としな
い。
複数の交換機と複数の無線基地局により、複数の無線ゾ
ーンを構成する無線電話通信システムの無線基地局にお
いて、制御チャネル用送受信機と通信チャネル用送受信
機を分離して、前記制御チャネル用送受信機は制御信号
の送出時以外のタイミングでは制御チャネルの受信を行
い、通信中の受信電界強度の低下時に、移動局は制御チ
ャネルで受信電界強度測定用信号を送出し、周辺基地局
は前記受信電界強度測定用信号により受信電界強度の測
定を行い、通信中基地局は周辺基地局からの受信電界強
度の測定結果により、移動先基地局を決定し、通信中基
地局と交換機間の通信路を継続した状態で移動先基地局
と交換機間の通信路の接続を行い、接続完了後に移動局
に移動先基地局を通知し、移動局はその移動先基地局へ
のハンドオーバーを行い、ハンドオーバー完了後に前記
通信中基地局と交換機間の通信路を切断することによ
り、PSは通信を継続した状態で、移動先CSを選択す
ると共に、移動先CSとの通信路の接続を予め行うため
に、ハンドオーバーによる通信の切断時間を短縮するこ
とができる。しかも、従来のアナログ方式の自動車電話
・携帯電話と異なり、専用の交換機及びネットワークを
必要とせず、しかも制御チャネル用送受信機との兼用に
より、受信電界強度検出用の専用受信機も必要としな
い。
【0024】なお第1の実施例において、CS2〜4の
TDMAフレーム同期が確立している場合は、移動先C
Sからの受信電界強度検出情報に空きチャネル情報(通
信周波数、スロット)を加えて、PS8に空きチャネル
情報を通知することにより、無線回線のリンクチャネル
確立処理を省略できる(標準規格で記載のTCH切替型
通信中チャネル切替)。このことにより、移動先CS4
とのTDMAフレーム同期の確立時間(リンクチャネル
制御用制御信号の間欠周期=100ms:公衆用標準規
格、=125ms:自営用標準規格の最小値)分、更に
ハンドオーバーによる通話の切断時間の短縮が可能とな
る。
TDMAフレーム同期が確立している場合は、移動先C
Sからの受信電界強度検出情報に空きチャネル情報(通
信周波数、スロット)を加えて、PS8に空きチャネル
情報を通知することにより、無線回線のリンクチャネル
確立処理を省略できる(標準規格で記載のTCH切替型
通信中チャネル切替)。このことにより、移動先CS4
とのTDMAフレーム同期の確立時間(リンクチャネル
制御用制御信号の間欠周期=100ms:公衆用標準規
格、=125ms:自営用標準規格の最小値)分、更に
ハンドオーバーによる通話の切断時間の短縮が可能とな
る。
【0025】また第1の実施例において、受信電界強度
の測定精度を向上させるために複数の受信電界強度測定
用信号により平均化を行っていたが、受信電界強度測定
用信号に通信中の通信周波数情報を加えて、受信電界強
度測定用信号によりPS−ID及びCS−IDの受信及
び受信電界強度の測定と同時に、TDMAフレーム同期
を確立し、連続するTDMAフレームの通信チャネルで
受信電界強度の測定及び平均化を行うことにより、平均
化処理の高速化が可能である。
の測定精度を向上させるために複数の受信電界強度測定
用信号により平均化を行っていたが、受信電界強度測定
用信号に通信中の通信周波数情報を加えて、受信電界強
度測定用信号によりPS−ID及びCS−IDの受信及
び受信電界強度の測定と同時に、TDMAフレーム同期
を確立し、連続するTDMAフレームの通信チャネルで
受信電界強度の測定及び平均化を行うことにより、平均
化処理の高速化が可能である。
【0026】また第1の実施例において、受信電界強度
測定用信号に通信中のCSを示す情報としてCS−ID
としているが、通信中のCSが接続されている有線回線
(ISDN回線)の識別番号(電話番号)としてもよ
い。
測定用信号に通信中のCSを示す情報としてCS−ID
としているが、通信中のCSが接続されている有線回線
(ISDN回線)の識別番号(電話番号)としてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、例えば、1または複数の交換機と複数の無線
基地局により、複数の無線ゾーンを構成する無線電話通
信システムの無線基地局において、制御チャネル用送受
信機と通信チャネル用送受信機を分離して、前記制御チ
ャネル用送受信機は制御信号の送出時以外のタイミング
では制御チャネルの受信を行い、通信中の受信電界強度
の低下時に、移動局は制御チャネルで受信電界強度測定
用信号を送出し、周辺基地局は前記受信電界強度測定用
信号により受信電界強度の測定を行い、通信中基地局は
周辺基地局からの受信電界強度の測定結果により移動先
基地局を決定し、通信中基地局と交換機間の通信路を継
続した状態で移動先基地局と交換機間の通信路の接続を
行い、接続完了後に移動局に移動先基地局を通知し、移
動局はその移動先基地局へのハンドオーバーを行い、ハ
ンドオーバー完了後に前記通信中基地局と交換機間の通
信路を切断することにより、ハンドオーバーによる通信
の切断時間を大きく短縮することができる。
本発明は、例えば、1または複数の交換機と複数の無線
基地局により、複数の無線ゾーンを構成する無線電話通
信システムの無線基地局において、制御チャネル用送受
信機と通信チャネル用送受信機を分離して、前記制御チ
ャネル用送受信機は制御信号の送出時以外のタイミング
では制御チャネルの受信を行い、通信中の受信電界強度
の低下時に、移動局は制御チャネルで受信電界強度測定
用信号を送出し、周辺基地局は前記受信電界強度測定用
信号により受信電界強度の測定を行い、通信中基地局は
周辺基地局からの受信電界強度の測定結果により移動先
基地局を決定し、通信中基地局と交換機間の通信路を継
続した状態で移動先基地局と交換機間の通信路の接続を
行い、接続完了後に移動局に移動先基地局を通知し、移
動局はその移動先基地局へのハンドオーバーを行い、ハ
ンドオーバー完了後に前記通信中基地局と交換機間の通
信路を切断することにより、ハンドオーバーによる通信
の切断時間を大きく短縮することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における無線電話通信シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1のPHS用無線基地局の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図2の制御チャネル用送受信機及び通信チャネ
ル用送受信機のタイミング図である。
ル用送受信機のタイミング図である。
【図4】従来の無線電話通信システムの全体構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】図4のPHS用無線基地局の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】図5のPHS用無線基地局の送受信タイミング
図である。
図である。
1 ISND交換機 2〜4 PHS用無線基地局(CS) 5〜7 2〜4の各CSの無線ゾーン 8 PHS用移動局(PS) 9 有線電話 11〜12 アンテナ 13 制御チャネル用送受信機 14 通信チャネル用送受信機 15〜16 無線部 18 制御チャネル処理部 19 通信チャネル処理部 20 制御部 21 ISDN−I/F部 22 ISDN回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近江 愼一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】複数の無線基地局により、複数の無線ゾー
ンを構成する無線電話通信システムにおいて、 通信中の受信電界強度の低下時に、移動局は予め決めら
れた周波数で受信電界強度測定用信号を送出し、周辺無
線基地局は前記受信電界強度測定用信号により受信電界
強度の測定を行い、通信中無線基地局は周辺無線基地局
からの受信電界強度の測定結果により、移動先無線基地
局を決定し移動局に移動先無線基地局を通知し、移動局
は指示された移動先無線基地局へのハンドオーバーを行
うことを特徴とする無線電話通信システム。 - 【請求項2】無線基地局において、制御チャネル用送受
信機と通信チャネル用送受信機を分離して、前記制御チ
ャネル用送受信機は制御信号の送出時以外のタイミング
では制御チャネルの受信を行い、移動局は前記受信電界
強度測定用信号を制御チャネルで送出することを特徴と
する請求項1記載の無線電話通信システム。 - 【請求項3】1または複数の交換機と複数の無線基地局
により、複数の無線ゾーンを構成する無線電話通信シス
テムにおいて、 ハンドオーバー時に通信中無線基地局と交換機間の通信
路を継続した状態で移動先無線基地局と交換機間の通信
路の接続を行い、ハンドオーバー完了後に前記通信中無
線基地局と交換機間の通信路を切断することを特徴とす
る無線電話通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169832A JPH0837680A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 無線電話通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169832A JPH0837680A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 無線電話通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837680A true JPH0837680A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15893750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169832A Pending JPH0837680A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 無線電話通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0837680A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211404A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | 衛星通信用端末及び管理局 |
US7269154B2 (en) | 2002-11-28 | 2007-09-11 | Nec Infrontia Corporation | Wireless LAN system for predicting movement destination of child station and wireless LAN parent station therefor |
JP2007281984A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | 自律移動装置と遠隔制御装置の間の通信システムおよび自律移動装置 |
JP2011504714A (ja) * | 2007-11-21 | 2011-02-10 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ソース起動の通信ハンドオーバー |
JPWO2010087031A1 (ja) * | 2009-01-30 | 2012-07-26 | 株式会社日立製作所 | 無線通信システム及び通信制御方法 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169832A patent/JPH0837680A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7269154B2 (en) | 2002-11-28 | 2007-09-11 | Nec Infrontia Corporation | Wireless LAN system for predicting movement destination of child station and wireless LAN parent station therefor |
JP2006211404A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | 衛星通信用端末及び管理局 |
JP4575182B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-11-04 | 三菱電機株式会社 | 衛星通信用端末及び管理局 |
JP2007281984A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | 自律移動装置と遠隔制御装置の間の通信システムおよび自律移動装置 |
JP2011504714A (ja) * | 2007-11-21 | 2011-02-10 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ソース起動の通信ハンドオーバー |
US9648523B2 (en) | 2007-11-21 | 2017-05-09 | Qualcomm Incorporated | Target access point initiated communication handover |
JPWO2010087031A1 (ja) * | 2009-01-30 | 2012-07-26 | 株式会社日立製作所 | 無線通信システム及び通信制御方法 |
JP5445866B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-03-19 | 株式会社日立製作所 | 無線通信システム及び通信制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0695104B1 (en) | Mobile telephone connection transfer | |
KR100378320B1 (ko) | 광역 셀룰러망 및 개인용 무선통신망으로부터 입중계 호출을 동시에 수신하는 방법 및 이동단말기 | |
EP0978210B1 (en) | Connecting a multimode terminal to the network in a mobile communication system | |
ES2331584T3 (es) | Sincronizacion de estacion base para el traspaso en una red de gsm/cdma hibrida. | |
JP2795304B2 (ja) | 無線移動体の転移を制御する方法及びその装置 | |
US5613208A (en) | Channel scan in cellular telephone system | |
RU2148894C1 (ru) | Мобильный радиоприемный аппарат для сотовых радио-телекоммуникационных систем (варианты) | |
JPH10507615A (ja) | 移動通信システムにおけるテレコミュニケーション接続の同期方法 | |
KR19990064316A (ko) | 무선통신환경에서 핸드오버와 로밍을 실행하기 위한 방법 | |
CA2866070A1 (en) | Location update method and inter core network entity handover method | |
RU2005129176A (ru) | Межсистемная передача обслуживания между базовыми станциями | |
US20230156114A1 (en) | Method for realizing stable display of 5g signal | |
JP3533353B2 (ja) | Phs向けの移動局におけるハンドオーバ方法 | |
JPH0837680A (ja) | 無線電話通信システム | |
KR20040073262A (ko) | 유무선 통신 시스템을 이용한 복합 무선 서비스 장치 및그 방법 | |
JP2002271832A (ja) | 無線移動局 | |
US5949774A (en) | Method of processing a call while switching site affiliation in a radio communication system | |
JP2003510955A (ja) | 周波数間測定方法 | |
EP0930794B1 (en) | Transmission of channel information in a radio communication system | |
JP3076320B1 (ja) | ハンドオーバー制御方法 | |
JP2003032736A (ja) | 無線通信システム | |
JP3738056B2 (ja) | コードレス電話 | |
KR0143049B1 (ko) | 구내 무선전화 시스템의 핸드 오버방법 | |
JP2975850B2 (ja) | デジタルコードレス電話装置 | |
JPH1065600A (ja) | 移動通信装置および移動通信装置の無線回線切換制御方法 |