JPH08375B2 - ロボツトの位置決め補正方法 - Google Patents

ロボツトの位置決め補正方法

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JPH08375B2
JPH08375B2 JP61158970A JP15897086A JPH08375B2 JP H08375 B2 JPH08375 B2 JP H08375B2 JP 61158970 A JP61158970 A JP 61158970A JP 15897086 A JP15897086 A JP 15897086A JP H08375 B2 JPH08375 B2 JP H08375B2
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JP
Japan
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robot
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unmanned vehicle
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JP61158970A
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JPS6316986A (ja
Inventor
茂 宇田川
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動ロボット等に係わり、特に容易に位置決
め補正を行うことのできるロボットの位置決め補正方法
に関する。
〔従来技術〕
従来の無人車等の移動手段を具備した移動ロボットで
は、目的の場所に到着すると、第4図に示すように床に
設置されたメカニカルガイド4−1により無人車4−5
が床に対し正確に決め固定される。すなわち4−1は先
端円錐状に形成されたメカニカルガイドであり、地上側
(床上)にすくなくとも2本以上設けられており、この
メカニカルガイド4−1に対し、無人車側には先端部に
円錐状の孔4−2が穿設されたアウトリガ4−3が設け
られている。このアウトリガ4−3はエアーシリンダ4
−4の伸縮するロッドに下向きに取付けられており、第
4図に示したように無人車が目的の場所で停止した場合
にガイド4−1と各々対峠するように、アウトリガ4−
3の取付けピッチはガイド4−1の取付けピッチと同一
寸法に構成されている。4−6は車輪であり、無人車4
−5の前後左右少なくとも4個以上設けられている。4
−7はレール(リニアモータの二次導体)である。この
ような構成のためアウトリガ4−3がエアーシリンダ4
−4により押し下げられると、円錐状の孔4−2がガイ
ド4−1と係合し、無人車4−5は床面上において正確
に位置決めされる。そして、この位置決めが完了した後
にロボット自体の動作が開始され、ハンドリング等各種
の動作を行う。
このようにロボット自身の動きによりロボットの設置
位置にズレが生じないような構成となっており、したが
って設置位置のズレを補正するためセンサ等による補正
手段は設けられていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の移動ロボットにおいては上述したよう
にメカニカルガイド装置を床に設置する必要があり、メ
カニカルガイド装置設置工事が必要であること、さらに
メカニカルガイド装置は一般に床面近くに設けられるた
め、ゴミ,塵等の付着,堆積による位置決め不良が生ず
る等の問題が存在した。
そこで本発明の目的はメカニカルガイド装置を設置す
る必要がなく、さらに移動手段により移動してきたロボ
ットの到達位置に誤差が生じた場合や、ゴミの付着,塵
の堆積等による床面の凹凸に起因した位置決め不良が生
じた場合においても位置決め補正を行うことのできるロ
ボットの位置決め補正方法を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、無人車に搭載されたロボットの位置決め補
正方法であって、水平面と垂直面に各々位置決めマーク
を設け、一方の位置決めマークをロボットの可動部に設
けられた検出手段により検出し、該一方の位置決めマー
クを検出した際のロボット可動部の位置偏差情報を上記
検出した一方の位置決めマークを基準にして求め、次に
上記検出手段が設けられたロボットの可動部を90゜変化
させて他方の位置決めマークを上記検出手段により検出
し、該他方の位置決めマークを検出した際のロボット可
動部の位置偏差情報を上記検出した他方の位置決めマー
クを基準にして求め、求められた上記各々の位置偏差情
報によりロボットの動きを修正し位置決めの補正を行う
ロボットの位置決め補正方法により上記問題点を解決す
るための手段とした。
〔作用〕
無人車に搭載されたロボットにおいて、ロボットの可
動部に設けられた検出手段により、水平面に設けられた
位置決めマークと垂直面に設けられた位置決めマークと
を各々検出し、次いでこれらの位置決めマークを各々検
出した際のロボット可動部の位置偏差情報を上記各々の
位置決めマークの位置情報を基準にして求め、これらの
位置偏差情報によりロボットの動きが修正され、位置決
めの補正が行われる。このため、ロボット駆動部の空間
上の位置に無人車の到着位置を加えた比較的広い補正範
囲を必要とする無人車搭載型のロボットにおいて、無人
車を所定の到着位置に固定するためのメカニカルガイド
装置が不要となり、無人車により移動してきたロボット
の到着位置に誤差が生じた場合や床上のゴミ,塵等によ
り位置決め不良が生じた場合においても状況に応じた位
置決め補正が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明による方法を適用した産業用ロボット
の構成を示す斜視図である。この図において1は無人車
でありリニアモータを内蔵しており、該リニアモータの
推進力によりレール4−7上を移動する。無人車1の上
面1aには、該上面1aを含む平面上において回転する円盤
状のロボット基台2が突設されている。そして該基台2
の内部下方には基台2を回転させるためのモータおよび
基台2の回転角検出用のセンサー等が設けられている。
基台2の上端には第1腕部3が固設されており、第1
腕部3の先端には第1関節機構3aが構成されている。4
は上記関節機構3aにおいて第2腕部5を第1腕部3に対
し旋回可能に係止するための軸である。そして第2腕部
5が上記軸4を中心に旋回できるように、第2腕部5内
部下方にはギヤ機構,旋回モータ,旋回角を検出するた
めのセンサ等が設けられている。さらに第2腕部5の先
端には第2関節機構5aは第3腕部6を上記第2腕部5に
対し旋回可能にするための機構であり、軸7を中心に第
3腕部6が旋回する。このため第3腕部6を旋回させる
ための旋回モータ,ギヤー機構,第3腕部6の旋回角を
検出するためのセンサ等が第2腕部5の内部上方に設け
られている。
第3腕部6の先端には第3関節機構6aが構成されてい
る。第3関節機構6aは第4腕部8を上記同様第3腕部6
に対し旋回させるための機構で、軸9を中心に第4腕部
8が旋回する。このため第4腕部8を旋回させるための
旋回モータ,ギヤー機構,旋回角検出用のセンサ等が第
3腕部6内部に設けられている。第4腕部8にはモータ
10が設けられている。
11はフランジであり上記モータ10の回転シャフトに固
定されている。このフランジ11にはテレビカメラ12とメ
カニカルハント部13とが固設されており、上記モータ10
の回転によりテレビカメラ12とメカニカルハンド部13と
が一体となって回転する。そしてこの回転角はロータリ
エンコーダ等の回転角度センサにより検出される。
14はメカニカルハンドのツメである。15は床上に固定
された水平面位置決めマーク、16は床面に垂直な面に固
定された垂直面位置決めマークである。
次に本実施例の動作について述べる。
まず、無人車はレール上を移動して第1図に示す位置
に停止しており、ロボットは図に示す形で各腕部3,5等
は完全固定されている。ロボットは、まず、テレビカメ
ラ12により水平面位置決めマーク15が視野にとらえられ
ていると、画面上の基準座標軸(本実施例では第3図に
示す画面17中央において直交する座標軸x,y)と画面上
に写し出された水平面位置決めマーク15との画面上の位
置偏差Δx,Δyを画像処理手段により検出する。そし
て、水平面位置決めマーク15に対する上記偏差情報Δx,
Δyはロボットの制御部に送られ記憶される。
また、無人車はレール上を移動して来るので、第1図
に示した停止位置における上記偏差は一般に、テレビカ
メラ12の視野の入らない程の大きな量ではないが、上記
水平面位置決めマーク15がテレビカメラ12の視野に入ら
ない程の大きな偏差が生ずることがある場合はロボット
を動作させてテレビカメラ12により上記マーク15をサー
チするスキャニング手段が必要となる。
水平位置決めマーク15に対する偏差情報Δx,Δyが検
出されると、ロボット制御部は上記モータ10により、メ
カニカルハンド部13を90゜回転させ、テレビカメラ12を
第2図に示すように水平方向に向ける。テレビカメラ12
が向いた方向には垂直面位置決めマーク16が設けられて
おり、テレビカメラ12は該位置決めマーク16を画面内に
写し出す。位置決めマーク16が画面内に写し出される
と、すでに述べた水平面位置決めマーク15に対する偏差
情報の検出の場合と同様な手段により、垂直面位置決め
マーク16に対する上下方向(高さ方向)の偏差情報Δz
が求められ、ロボット制御部に送られる。
ロボット制御部は、上記した水平面位置決めマーク1
5,垂直位置決めマーク16に対する各々の偏差情報によ
り、あらかじめプログラムされている上述した各々の腕
部等の移動量,回転角度等のデータを修正し、ハンドリ
ング等を誤りなく行われるように制御する。
他方、ハンドリングされる対象物がそれまでと異なる
重量の物であり、このためロボットの腕部にたわみが生
じ、上下方向に一ズレがロボットの稼動中に発生した場
合は、ハンドリングした状態でロボットの腕部を第2図
に示す位置に戻し、再度垂直位置決めマーク16に対する
偏差情報Δz′を検出する。そして、この新たに求めら
れた垂直位置決めマーク16に対する偏差情報をそれまで
の偏差情報に代えてロボット制御部に入力する。ロボッ
ト制御部は上記新たな偏差情報Δz′と、すでに入力さ
れている水平位置決めマーク15に対する偏差情報Δx,Δ
yとを用いて、あらかじめプログラムされている上述し
た各々の腕部等の移動量,回転角度等のデータを再度修
正する。
〔効果〕
本発明は上述したような構成であるから、ロボット駆
動部の空間上の位置に無人車の到着位置を加えた比較的
広い補正範囲を必要とする無人車搭載型のロボットにお
いて、無人車を所定の到着位置に固定するメカニカルガ
イドを床面に設ける必要がなく、床面上に凹凸が生じて
いる場合においても、該凹凸に応じた位置決め補正を行
うことができ、さらにロボット腕部の剛性が小さく、腕
部にたわみが生ずるような場合においても、該たわみに
応じた位置決め補正することができる。また、複数の到
着位置においてロボットが作業を行う場合、各到着位置
には水平面及び垂直面にマークを設けるのみによって位
置補正が行えるので、コストの掛からないロボットの位
置決め補正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例である位置決め補正方法
を用いたロボットの斜視図、第2図はテレビカメラが水
平方向を向いた状態を示す斜視図、第3図はテレビカメ
ラにより写し出された画像面を示す図、第4図は従来の
移動ロボットを示す斜視図である。 12……テレビカメラ、15……水平面位置決めマーク、16
……垂直面位置決めマーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無人車に搭載されたロボットの位置決め補
    正方法であって、 水平面と垂直面に各々位置決めマークを設け、一方の位
    置決めマークをロボットの可動部に設けられた検出手段
    によって検出し、該一方の位置決めマークを検出した際
    のロボット可動部の位置偏差情報を上記検出した一方の
    位置決めマークの位置情報を基準にして求め、 次に上記検出手段が設けられたロボットの可動部を90゜
    変化させて他方の位置決めマークを上記検出手段により
    検出し、該他方の位置決めマークを検出した際のロボッ
    ト可動部の位置偏差情報を上記検出した他方の位置決め
    マークの位置情報を基準にして求め、 求められた上記各々の位置偏差情報によりロボットの動
    きを修正し位置決めの補正を行うことを特徴とするロボ
    ットの位置決め補正方法。
JP61158970A 1986-07-07 1986-07-07 ロボツトの位置決め補正方法 Expired - Lifetime JPH08375B2 (ja)

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JPS6316986A JPS6316986A (ja) 1988-01-23
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JPS59169793A (ja) * 1983-03-14 1984-09-25 松下電器産業株式会社 工業用ロボツト

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