JPH0837280A - サイリスタバルブ - Google Patents

サイリスタバルブ

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JPH0837280A
JPH0837280A JP17404494A JP17404494A JPH0837280A JP H0837280 A JPH0837280 A JP H0837280A JP 17404494 A JP17404494 A JP 17404494A JP 17404494 A JP17404494 A JP 17404494A JP H0837280 A JPH0837280 A JP H0837280A
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雅彦 井上
Katsunori Asano
勝則 浅野
Takateru Hashimoto
隆輝 橋本
Hiroyuki Irokawa
裕之 色川
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Kansai Electric Power Co Inc
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Electric Power Development Co Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースを小さくする。 【構成】 中間用金属フレームF31〜F34、4段積
みされたサイリスタモジュールM11〜M44のうち3
段目のサイリスタモジュールM31〜34が分割型金属
フレームF31〜34と一体に固定され、各金属フレー
ムF31〜34がサイリスタモジュールM31〜34毎
に互いに分離されている。このため、各金属フレームF
31〜34と各サイリスタモジュールM31〜34間に
絶縁距離を設ける必要なくなり、その分サイリスタバル
ブ全体の高さを低くできる。 【効果】 設置スペースを小さくできる共にサイリスタ
バルブの小型化に寄与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイリスタバルプに係
り、特に、サイリスタ素子およびその周辺回路を実装し
た複数のサイリスタモジュールを多段積みするに好適な
サイリスタバルブの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のサイリスタモジュールでサ
イリスタバルブを構成するに際しては、繊維強化プラス
チック(FRP)で構成された円筒型の絶縁支柱と、形
鋼からなるフレームとで組立られた支持構造の中に、複
数のサイリスタモジュールを多段に積み上げる構造が多
く採用されている。この場合、各サイリスタモジュール
は所定の電圧になるように互いに直列に接続されるが、
各段のサイリスタモジュールは全て異なる電位を有する
ため、互いに絶縁を保つことが必要である。更に、サイ
リスタバルブを構成する場合、大電力輸送に伴うサイリ
スタバルブの高電圧大容量化により、サイリスタモジュ
ールの重量増加と多段積が余儀なくさている。そして、
サイリスタバルブが多段積みされると、サイリスタバル
ブの総重量が増大し、且つ構造内の絶縁距離を含め全体
の高さが増加するため、地震時の変形量や支持部材にか
かる荷重が多大となり、強度部材の増加および強化や制
振装置の付加などが必要となっている。
【0003】そこで、サイリスタモジュールの重量増加
と多段積を考慮して各種のサイリスタバルブが提案され
ている。例えば、サイリスタバルブの耐振構造に関して
は、特開昭59−3114号公報に記載されているよう
に、絶縁板壁または絶縁棒を用いて補強を行うようにし
たものがある。また下部で免震支持し、且つ上部から懸
下する耐震構造を用いたものとして、特開昭63−26
5042号公報が挙げられ、支持硝子フランジ部のボル
ト締結部に防振ゴムを用いて耐震構造としたものとし
て、特開昭60−91865号公報が挙げられる。また
特開平2−84068号公報には絶縁支柱内部に振動吸
収錘部剤を設けたものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、サ
イリスタバルブを構成するに際しては、電位の異なるサ
イリスタモジュールをそれぞれ三次元的に配列するため
に、各段のサイリスタモジュール間のみならず、電気伝
導性を有する金属性のフレームとサイリスタモジュール
との間も絶縁距離を保って組み立てるようになってい
る。このため、各段のサイリスタモジュールの間に金属
フレームを挿入すれば、耐震構造に関しては有利となる
が、金属フレームの数が増えるに従ってサイリスタバル
ブ全体の高さが高くなり、装置の設置スペースを小さく
することができなくなる。
【0005】本発明の目的は、設置スペースを小さくす
ることができるサイリスタバルブを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、サイリスタ素子及びサイリスタ素子を駆
動するための周辺回路を実装した複数のサイリスタモジ
ュールと、各サイリスタモジュールをそれぞれ支持する
複数の絶縁支柱と、各絶縁支柱に連結されて各絶縁支柱
を支持する複数の金属フレームとを備え、前記複数のサ
イリスタモジュールはサイリスタモジュール群を1段と
して複数段に分割され、且つ段毎に互いに離れて配置さ
れ、各段のサイリスタモジュールは各金属フレームと平
行な面に沿って互いに離れて配置されており、複数のサ
イリスタモジュールのうち少なくとも1段の各サイリタ
モジュールは金属フレームに一体となって結合され、サ
イリスタモジュールと一体化された金属フレームはサイ
リスタモジュール毎に分割されて互いに離れているサイ
リスタバルブを構成したものである。
【0007】少なくても一段の各サイリスタモジュール
を金属フレームに一体に結合し、サイリスタモジュール
と一体化された金属フレームをサイリスタモジュール毎
に分割したサイリスタバルブとしては、以下のものにも
適用することができる。
【0008】(1)各サイリスタモジュールが水平面
(設置面)と平行な面に沿って配置され、各絶縁支柱が
水平面と直交する方向に沿って配置され、金属フレーム
が水平面に沿って配置されているもの。
【0009】(2)各サイリスタモジュールが水平面と
平行な面に沿って配置され、各絶縁支柱が水平面と直交
する方向に沿って配置されおり、金属フレームとして、
水平面に沿って配置され、各絶縁支柱の上部側に連結さ
れた上部側金属フレームと、水平面に沿って配置されて
各絶縁支柱の下部側に連結された下部側金属フレーム
と、水平面に沿って配置されて各絶縁支柱の中程に連結
された中間用金属フレームとを備え、中間用金属フレー
ムに少なくとも一段の各サイリスタモジュールが一体に
結合されたもの。
【0010】(3)各サイリスタモジュールが水平面と
平行な面に沿って配置され、各絶縁支柱が水平面と直交
する方向に沿って配置されおり、金属フレームとして、
水平面に沿って配置され、各絶縁支柱の上部側に連結さ
れた上部側金属フレームと、水平面に沿って配置されて
各絶縁支柱の下部側に連結された下部側金属フレーム
と、水平面に沿って配置されて各絶縁支柱の中程に連結
された複数の中間用金属フレームとを備え、中間用フレ
ームに少なくとも一段の各サイリスタモジュールが一体
に結合されたもの。
【0011】更に、サイリスタバルブを構成するに際し
ては、以下の構成を採用することが望ましい。
【0012】(1)サイリスタモジュールと一体化され
た各金属フレームは互いに絶縁部材を介して連結されて
いる。
【0013】(2)サイリスタモジュールと一体化され
た各金属フレームは各金属フレームと同一平面に沿って
配置された絶縁部材を介して互いに連結されている。
【0014】(3)金属フレームと一体化されたサイリ
スタモジュールは金属フレームを介して絶縁支柱に連結
されている。
【0015】(4)金属フレームは平板状のカラーを介
して絶縁支柱に連結されている。
【0016】(5)金属フレームと一体化されたサイリ
スタモジュールは金属フレームと共に絶縁支柱に連結さ
れている。
【0017】(6)金属フレームとサイリスタモジュー
ルはそれぞれ平板状のカラーを介して絶縁支柱に連結さ
れている。
【0018】
【作用】前記した手段によれば、特定の金属フレームを
水平面内でサイリスタモジュールの電位に対応して複数
に分割するようにしたため、特定の金属フレームを各サ
イリスタモジュールと一体化することができる。金属フ
レームがサイリスタモジュールと一体化されると、金属
フレームとサイリスタモジュールとの間に絶縁距離とし
ての空間を設ける必要がなくなり、設置スペースを小さ
くすることができる。そして、サイリスタモジュールを
垂直方向に沿って多段に積み上げた場合、サイリスタバ
ルブ全体の高さを低く抑えることができる。サイリスタ
バルブ全体の高さを低くできると、構造物として全体の
固有振動数が高くなり、地震等の外力に対して応答変位
量を小さくすることができる。更に、サイリスタバルブ
は高電圧機器であり、他の機器や建屋との絶縁を取らな
ければならないが、振動変位が小さくなることにより、
他の部材との絶縁距離を確保し易くなり、他の機器との
電気配線などの接続の仕方を容易にできるとともに、機
器としての信頼性が向上する。また、サイリスタモジュ
ールと一体化された各金属フレームを絶縁部材を介して
互いに連結すると、耐震性をさらに高めることができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0020】図1において、サイリスタバルブは上部側
金属フレームF1、下部側金属フレームF2、中間用金
属フレームF31〜F34、複数のサイリスタモジュー
ルM11〜M44、複数の絶縁支柱10を備えて構成さ
れている。金属フレームF1、F2は水平面(重力の作
用する方向と直交する方向の面である設置面)と平行に
配置されており、各金属フレームF1、F2は、垂直方
向に沿って配置された複数の絶縁支柱10によって互い
に連結されている。各絶縁支柱10は、例えばFRPや
ガラスなどの絶縁性に優れた材料が用いられてほぼ円柱
状に形成されている。また、各金属フレームF1、F2
は形鋼などを用いてほぼ平板状に形成されている。
【0021】サイリスタモジュールM1〜M44は、サ
イリスタ素子およびサイリスタ素子を駆動するための周
辺回路を実装しており、4個が一段となって4段積み上
げられている。すなわち、サイリスタモジュールM11
〜M14が1段目を構成し、サイリスタモジュールM2
1〜M24が2段目を構成し、サイリスタモジュールM
31〜M34が3段目を構成し、サイリスタモジュール
M41〜M44が4段目を構成するようになっている。
各段のサイリスタモジュールは、4個ずつ互いに離れて
各金属フレームF1、F2と平行となるように分散配置
されている。そして各サイリスタモジュールM11〜M
44の四隅は絶縁支柱10に連結されている。さらに、
各サイリスタモジュールM11〜M44は水平方向およ
び垂直方向において互いに絶縁距離を保って配置されて
いる。また1段目のサイリスタモジュールM11〜M1
4は金属フレームF2と垂直方向において絶縁距離を保
って配置され、4段目のサイリスタモジュールM41〜
M44は金属フレームF1と垂直方向において絶縁距離
を保って配置されている。
【0022】一方、形鋼などを用いて平板状に形成され
た中間用金属フレームF33〜F34は各絶縁支柱10
のほぼ中間部に挿入されて、各絶縁支柱10によって支
持されているとともに、3段目のサイリスタモジュール
M31〜M34とそれぞれ一体的に固定され、分割型金
属フレームとして互いに分離して構成されている。
【0023】すなわちサイリスタモジュールM31〜M
34はそれぞれ電位が異なるため、各サイリスタモジュ
ールM31〜M34は互いに電気的に絶縁されなければ
ならない。このため、フレームF31〜F34が一体の
もので構成されているときには、この金属フレームは各
サイリスタモジュールM31〜M34とを互いに絶縁距
離を保って組立なければならない。しかし、金属フレー
ムF31〜F34はサイリスタモジュールM31〜M3
4ごとに互いに分離されているため、各サイリスタモジ
ュールM31〜M34と金属フレームF31〜F34を
それぞれ一体化しても、各金属モジュールM31〜M3
4間の絶縁距離を保つことができる。
【0024】従って、図2(a)に示すように、中間用
の金属フレームF30を一体型で構成した場合には、2
段目のサイリスタモジュールM21〜M24と3段目の
サイリスタモジュールM31〜M34との間にそれぞれ
絶縁距離を保つ必要がある。しかし、本実施例のサイリ
スタバルブの場合には、図2の(b)に示すように、中
間用の金属フレームF31〜F34が互いに分離されて
サイリスタモジュールM31〜M34と一体化されてい
るため、中間用金属フレームF31〜F34と3段目の
サイリスタモジュールM31〜M34との間に絶縁距離
を保つ必要がなく、少なくともこの分だけはサイリスタ
バルブ全体の高さを低くすることができる。
【0025】サイリスタバルブの高さを低くできると、
構造物として全体の固有振動数が高くなり、地震などの
外力に対して応答変位量を小さくすることができる。ま
た、サイリスタバルブは高電圧機器であり、他の機器や
建屋との絶縁を取らなければならないが、振動変位が小
さくなることにより、他の機器との絶縁距離を確保し易
くなり、他の機器との電気配線などの接続の仕方を容易
にできるとともに、機器としての信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0026】また、金属フレームF31〜F34は金属
フレームF1とF2のほぼ中間部に設けてあるため、地
震などが発生したときに、各絶縁支柱10に加わるモー
メントを低減することができ、強度の向上を図ることが
できる。さらに、金属フレームF31〜F34に相当す
る構造を各サイリスタモジュールに設けても絶縁支柱1
0に加わる荷重を低減することができる。
【0027】次に発明の他の実施例を図3に従って説明
する。
【0028】本実施例は、サイリスタモジュールを6段
積みするに際して、上部側金属フレームF1と下部側金
属フレームF2との間に、中間用金属フレームとして、
金属フレームF3、F4、F5を設け、金属フレームF
3、F5を分割型金属フレームとして4分割し、各金属
フレームF31〜F34、F51〜F54に各サイリス
タモジュールM21〜M24、M51〜M54を一体に
固定したものであり、他の構成は、前記実施例と同様で
あるので、図1と同一のもの又は相当するものには同一
符号を付してそれらの説明は省略する。
【0029】本実施例においては、2段目と5段目の各
サイリスタモジュールM21〜M24、M51〜M54
を各金属フレームF31〜F34、F51〜F54に一
体に固定したので、サイリスタモジュールを6段積みし
ても、サイリスタバルブ全体の高さを低く抑えることが
できる。
【0030】また、サイリスタモジュールを6段積みす
るに際しては、図4に示すように、各段の金属フレーム
F31〜F34、F51〜F54を互いに絶縁部材5
1、52を介して連結すると、各サイリスタモジュール
M21〜M24、M51〜M54間の絶縁を保った状態
で、より強度を向上させることができ、耐震性を高める
ことができる。この絶縁部材51、52としては、例え
ば、FRP等のパイプで構成され、絶縁性を有し、且つ
モーメント等の荷重に耐える強度を有するものを用いる
ことが望ましい。さらに、金属フレームF31〜F3
4、F51〜F54と絶縁部材51、52と連結する場
合、絶縁支柱10と金属フレームF31〜F34、F5
1〜F54とを組立て後、絶縁部材51、52を取り付
けもよく、逆に、金属フレームF31〜F34、F51
〜F54に絶縁部材51、52を取り付けた後、金属フ
レームF31〜F34、F51〜F54に絶縁支柱10
を締結してもよい。また、分割型金属フレームを絶縁部
材51、52を介して連結する構造はサイリスタモジュ
ールの段数によらず他の段数ものにも適用することがで
きる。
【0031】次に、分割型金属フレームとサイリスタモ
ジュールとを一体化したものを絶縁支柱10に固定する
際の固定法を図5乃至図8に従って説明する。なお、各
図では、金属フレームF31とサイリスタモジュールM
31を絶縁支柱10に固定する場合を示している。
【0032】まず第1の方法は、図5に示すように、金
属フレームF31にサイリスタモジュールM31を固定
し、金属フレームF31の端部を、絶縁支柱10の端部
に取り付けられたフランジ60間に挿入し、各フランジ
60をボルト等で締結して金属フレームF31の端部を
フランジ60を介して絶縁支柱10に固定する。
【0033】第2の方法は、図6に示すように、金属フ
レームF31にサイリスタモジュールM31を固定し、
金属フレームF31の端部を、絶縁支柱10の端部に取
り付けられたフランジ60間に挿入し、各フランジ60
をボルト等で締結して金属フレームF31の端部をフラ
ンジ60を介して絶縁支柱10に固定する。さらに、サ
イリスタモジュールM31の端部を、絶縁支柱10に固
定されたカラー70に連結する。この場合は、金属フレ
ームF31とサイリスタモジュールM31が共に絶縁支
柱10に固定されるので、図5の固定法よりも強度が増
す。
【0034】第3の方法は、図7に示すように、金属フ
レームF31にサイリスタモジュールM31を固定し、
金属フレームF31の端部を、絶縁支柱10に固定され
たカラー70に連結し、絶縁支柱10の端部に取り付け
られた各フランジ60をボルト等で締結して金属フレー
ムF31の端部をカラー70を介して絶縁支柱10に固
定する。
【0035】第4の方法は、図8に示すように、金属フ
レームF31にサイリスタモジュールM31を固定し、
金属フレームF31の端部を、絶縁支柱10に固定され
たカラー70に連結し、さらに、サイリスタモジュール
M31の端部を、絶縁支柱10に固定されたカラー70
に連結し、絶縁支柱10の端部に取り付けられた各フラ
ンジ60をボルト等で締結して、サイリスタモジュール
M31と金属フレームF31の端部をそれぞれカラー7
0を介して絶縁支柱10に固定する。この場合は、金属
フレームF31とサイリスタモジュールM31が共に絶
縁支柱10に固定されるので、図7の固定法よりも強度
が増す。
【0036】一方、分割型金属フレームに固定されない
サイリスタモジュールの場合は、図9に示すように、サ
イリスタモジュールMiの端部をカラー70に直接連結
し、カラー70を介して絶縁支柱10に固定することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多段積みされた複数のサイリスタモジュールのうち少な
くとも1段の各サイリスタモジュールを金属フレームに
一体に結合し、この金属フレームを各サイリスタモジュ
ール毎に分割して互いに分離するようにしたため、設置
スペースを小さくできる共にサイリスタバルブの小型化
に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】第1実施例と従来例との差異を説明するための
図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す斜視図である。
【図5】分割型金属フレームの第1の固定法を説明する
ための図である。
【図6】分割型金属フレームの第2の固定法を説明する
ための図である。
【図7】分割型金属フレームの第3の固定法を説明する
ための図である。
【図8】分割型金属フレームの第4の固定法を説明する
ための図である。
【図9】サイリスタモジュールの固定法を説明するため
の図である。
【符号の説明】
F1 上部側金属フレーム F2 下部側金属フレーム F3、F3、F4 中間用金属フレーム F31〜34、F51〜54 中間用金属フレーム M11〜14、M21〜24、M31〜34、M41〜
44 サイリスタモジュール 10 絶縁支柱 51、52 絶縁部材 60 フランジ 70 カラー
フロントページの続き (72)発明者 田中 主税 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 井上 雅彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 浅野 勝則 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 橋本 隆輝 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内 (72)発明者 色川 裕之 東京都中央区銀座六丁目15番1号 電源開 発株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイリスタ素子及びサイリスタ素子を駆
    動するための周辺回路を実装した複数のサイリスタモジ
    ュールと、各サイリスタモジュールをそれぞれ支持する
    複数の絶縁支柱と、各絶縁支柱に連結されて各絶縁支柱
    を支持する複数の金属フレームとを備え、前記複数のサ
    イリスタモジュールはサイリスタモジュール群を1段と
    して複数段に分割され、且つ段毎に互いに離れて配置さ
    れ、各段のサイリスタモジュールは各金属フレームと平
    行な面に沿って互いに離れて配置されており、複数のサ
    イリスタモジュールのうち少なくとも1段の各サイリタ
    モジュールは金属フレームに一体となって結合され、サ
    イリスタモジュールと一体化された金属フレームはサイ
    リスタモジュール毎に分割されて互いに離れているサイ
    リスタバルブ。
  2. 【請求項2】 サイリスタ素子及びサイリスタ素子を駆
    動するための周辺回路を実装し水平面と平行な面に沿っ
    て配置された複数のサイリスタモジュールと、水平面と
    直交する方向に沿って配置されて各サイリスタモジュー
    ルをそれぞれ支持する複数の絶縁支柱と、水平面に沿っ
    て配置されて各絶縁支柱に連結された複数の金属フレー
    ムとを備え、前記複数のサイリスタモジュールはサイリ
    スタモジュール群を1段として複数段に分割され、且つ
    段毎に互いに離れて配置され、各段のサイリスタモジュ
    ールは各金属フレームと平行な面に沿って互いに離れて
    配置されており、複数のサイリスタモジュールのうち少
    なくとも1段の各サイリタモジュールは金属フレームに
    一体となって結合され、サイリスタモジュールと一体化
    された金属フレームはサイリスタモジュール毎に分割さ
    れて互いに離れているサイリスタバルブ。
  3. 【請求項3】 サイリスタ素子及びサイリスタ素子を駆
    動するための周辺回路を実装し水平面と平行な面に沿っ
    て配置された複数のサイリスタモジュールと、水平面と
    直交する方向に沿って配置されて各サイリスタモジュー
    ルをそれぞれ支持する複数の絶縁支柱と、水平面に沿っ
    て配置されて各絶縁支柱の上部側に連結された上部側金
    属フレームと、水平面に沿って配置されて各絶縁支柱の
    下部側に連結された下部側金属フレームと、水平面に沿
    って配置されて各絶縁支柱の中ほどに連結された中間用
    金属フレームとを備え、前記複数のサイリスタモジュー
    ルはサイリスタモジュール群を1段として複数段に分割
    され、且つ段毎に互いに離れて配置され、各段のサイリ
    スタモジュールは各金属フレームと平行な面に沿って互
    いに離れて配置されており、複数のサイリスタモジュー
    ルのうち少なくとも1段の各サイリタモジュールは中間
    用金属フレームに一体となって結合され、サイリスタモ
    ジュールと一体化された中間用金属フレームはサイリス
    タモジュール毎に分割されて互いに離れているサイリス
    タバルブ。
  4. 【請求項4】 サイリスタ素子及びサイリスタ素子を駆
    動するための周辺回路を実装し水平面と平行な面に沿っ
    て配置された複数のサイリスタモジュールと、水平面と
    直交する方向に沿って配置されて各サイリスタモジュー
    ルをそれぞれ支持する複数の絶縁支柱と、水平面に沿っ
    て配置されて各絶縁支柱の上部側に連結された上部側金
    属フレームと、水平面に沿って配置されて各絶縁支柱の
    下部側に連結された下部側金属フレームと、水平面に沿
    って配置されて各絶縁支柱の中ほどに連結された複数の
    中間用金属フレームとを備え、前記複数のサイリスタモ
    ジュールはサイリスタモジュール群を1段として複数段
    に分割され、且つ段毎に互いに離れて配置され、各段の
    サイリスタモジュールは各金属フレームと平行な面に沿
    って互いに離れて配置されており、複数のサイリスタモ
    ジュールのうち少なくとも1段の各サイリタモジュール
    は中間用金属フレームに一体となって結合され、サイリ
    スタモジュールと一体化された中間用金属フレームはサ
    イリスタモジュール毎に分割されて互いに離れているサ
    イリスタバルブ。
  5. 【請求項5】 サイリスタモジュールと一体化された各
    金属フレームは互いに絶縁部材を介して連結されている
    請求項1、2、3又は4記載のサイリスタバルブ。
  6. 【請求項6】 サイリスタモジュールと一体化された各
    金属フレームは各金属フレームと同一平面に沿って配置
    された絶縁部材を介して互いに連結されている請求項
    1、2、3又は4記載のサイリスタバルブ。
  7. 【請求項7】 金属フレームと一体化されたサイリスタ
    モジュールは金属フレームを介して絶縁支柱に連結され
    ている請求項1、2、3、4、5又は6記載のサイリス
    タバルブ。
  8. 【請求項8】 金属フレームは平板状のカラーを介して
    絶縁支柱に連結されている請求項7記載のサイリスタバ
    ルブ。
  9. 【請求項9】 金属フレームと一体化されたサイリスタ
    モジュールは金属フレームと共に絶縁支柱に連結されて
    いる請求項1、2、3、4、5又は6記載のサイリスタ
    バルブ。
  10. 【請求項10】 金属フレームとサイリスタモジュール
    はそれぞれ平板状のカラーを介して絶縁支柱に連結され
    ている請求項9記載のサイリスタバルブ。
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