JPH083679Y2 - 折り畳み可能な梯子のロック装置 - Google Patents

折り畳み可能な梯子のロック装置

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JPH083679Y2
JPH083679Y2 JP3913792U JP3913792U JPH083679Y2 JP H083679 Y2 JPH083679 Y2 JP H083679Y2 JP 3913792 U JP3913792 U JP 3913792U JP 3913792 U JP3913792 U JP 3913792U JP H083679 Y2 JPH083679 Y2 JP H083679Y2
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JP
Japan
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locking device
foldable
ladder
rotatably
rotary element
Prior art date
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JP3913792U
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JPH0622500U (ja
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萬利 張
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萬利 張
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロック装置、特に幅方向
に折り畳み可能な梯子に用いられるロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本考案の考案者は、二方向に折り畳み可
能な脚立について開示した米国特許出願(出願番号第0
7/822,862号)を行っている。この方式の脚立
の場合、脚立が不意に幅方向に折り畳まれないようにす
るため、ロック装置を持つことが望ましい。上記出願で
は、考案者はこのような1つのロック装置を提案してい
る。しかしながら、さらに研究の結果、本考案者はこの
方式の梯子におけるさらに改良されたロック装置を考案
した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案の主た
る目的は、折り畳み可能な梯子が非折り畳み状態にある
時、折り畳まれるのを防止することができるロック装置
を提供することである。本考案の他の目的は、ユーザー
が簡単に取り扱うことができる折り畳み可能な梯子のロ
ック装置を提供することである。本考案の理解と、上記
目的とその他の目的の実現は、添付された図面を参照し
て後述する詳細な説明によって明らかになろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、折り畳み可能
な梯子のロック装置を提案する。このロック装置は、梯
子のサイドレールに設けられ、梯子の折り畳み可能な踏
板と機構的に関連している。ロック装置は、折り畳み可
能な踏板が旋回したり折り畳まれたりするのを防止して
おり、これによって梯子全体が折り畳まれるのを防止す
る。
【0005】
【実施例】この実施例は、2個の梯子をヒンジ21を支
点として表裏方向に折り畳み可能に連結した脚立を示
し、各梯子は後述するように幅方向に折り畳み可能であ
る。特に図1、そして図2,図3を参照すれば明らかな
ように、本考案にかかるロック装置は、二方向に折り畳
み可能な脚立の実質的に断面U字形のサイドレール10
の中に配置されている。梯子は、通常、サイドレール1
0に形成された脊柱溝10aの中にスライド可能に嵌合
するプレート11を備えている。適当な固定手段によっ
てプレート11に固定されたブラケット13は、サイド
レール10に形成されたガイド溝12の中にスライド可
能に嵌合されている。ブラケット13は一対のフランジ
14を突設してあり、これらフランジの間にかすがい1
5が回転可能に取り付けられている(図4参照)。折り
畳み可能な踏板20は、サイドレール10に対して回転
可能に取り付けられ、この踏板20に上記かすがい15
が回転自在に取り付けられている。図2,図3を見て分
かるように、ブラケット13、かすがい15および折り
畳み可能な踏板20は夫々複数個配置されている。
【0006】さらに図4を参照すれば明らかなように、
本考案にかかるロック装置は、サイドレール10の中に
ボルト16によって回転可能に取り付けられた回転要素
17を備えている。回転要素17は実質的に断面U字形
状をなし、平坦部17aを有するとともに、平坦部から
垂直に突出する2つの側部17bを有している。一対の
リンクアーム19が上記フランジ14と回転要素17と
に対してそれぞれピン18a,18bによって回転可能
に取り付けられている。リンクアーム19は実質的に屈
曲形状である。ハンドル30はその一端部においてボル
ト16に回転自在に挿通され、その他端部には指部31
が形成されている。ハンドル30は回転要素17の中に
嵌合可能である。折り畳み可能な踏板20を水平位置に
保持させるため、上記ブラケット13の下方への動きを
阻止するべく、少なくとも1つのストッパ32が上記サ
イドレール10上に形成されている。
【0007】図4,図5および図6から明らかなよう
に、本梯子が非折り畳み位置にあり、かつ梯子が折り畳
まれないようにすべき時、換言すれば梯子をロックすべ
き時には、ハンドル30はサイドレール10方向、つま
り時計回り方向に操作され、ピン18bと接触して回転
要素17を時計回り方向に動かす。リンクアーム19の
長さは、図4に示される位置、つまりピン18bによっ
て決定されかつフランジ14,リンクアーム19および
ボルト16とに共通な面に接近する位置では、ピン18
bの動きによって形成される軌跡の回転半径より僅かに
短い。即ち、ピン18aとボルト16とピン18bとが
一直線上に並ぶ面では、ピン18aを中心とするピン1
8bの回転軌跡に比べて、ボルト16を中心とするピン
18bの回転軌跡の方が下方を通過する。そのためハン
ドル30はこの面を通過すべく付勢される必要があり、
その付勢の結果、ハンドル30は図5に示される位置へ
スナップ動作し、かつブラケット13とプレート11と
が上方へ動くのを防止している。この図から、屈曲形状
に形成されたリンクアーム19の角度がボルト16の位
置に適合させ、またスナップ動作のための幾分かの弾性
を付与していることが分かるであろう。さらに、ハンド
ル30は回転要素17とリンクアーム19とを連結する
ピン18bと適合する凹部33を有していてもよい。
【0008】したがって、梯子を折り畳めるようにロッ
ク装置を解除するには、ハンドル30は反時計回り方向
に付勢される。ハンドル30には、ボルト16の近傍で
回転要素17の平坦部17aと接触するリップ34が形
成されている。そのため、ハンドル30が回転した時、
リップ34は回転要素17を同一方向に回転させ、図4
を参照して説明した面を通過してスナップ動作する。図
6は、梯子が折り曲げ位置にある時のロック装置の回転
後の位置を示している。ロック装置は、サイドレール1
0の中に完全に嵌まり込んでいることが分かる。
【0009】上記実施例では、幅方向に折り畳み可能な
2個の梯子をヒンジ21によって表裏方向に折り畳み可
能に連結した脚立について説明したが、本考案は脚立に
限らず、梯子単独にも適用できることは勿論である。こ
のように、前述のとおり本考案の多数の特徴や長所を本
考案の構造や機能の詳細とともに示したが、開示は単に
1つの実例であって、詳細、特に部品の形や大きさ,配
置は、本考案に添付した実用新案登録請求の範囲を表現
する言葉の概括的で広い意味によって示される最大の範
囲まで、変更可能である。
【0010】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、非折り畳み状態において、ロック装置によって
梯子が折り畳まれるのを防止することができるので、使
用中に不意に梯子が折り畳まれることがない。また、ハ
ンドルを操作することによって、折り畳み位置および非
折り畳み位置に自由に切り替えられるので、ユーザーが
簡単に取り扱うことができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる折り畳み可能な梯子のロック装
置の分解斜視図である。
【図2】非折り畳み状態において、折り畳み可能な踏板
とその両側の一対のサイドレールとを強調した2方向に
折り畳み可能な脚立の斜視図である。
【図3】折り畳み状態における図2と同様の斜視図であ
る。
【図4】非ロック状態におけるロック装置の断面図(梯
子は非折り畳み状態を示す)である。
【図5】ロック状態における図4と同様の断面図(梯子
は非折り畳み状態を示す)である。
【図6】非ロック状態における図4と同様の他の断面図
(梯子は折り畳み状態を示す)である。
【符号の説明】
10 サイドレール 11 プレート 13 ブラケット 15 かすがい 17 回転要素 19 リンクアーム 20 踏板 30 ハンドル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り畳み可能な梯子が折り畳まれるのを防
    止するためのロック装置であって、 上記梯子が、実質的にU字形断面の一対のサイドレール
    と、上記サイドレール間に配置されかつサイドレールに
    対して回転可能に取り付けられた折り畳み可能な複数の
    踏板と、折り畳み可能な踏板に対して夫々回転可能に取
    り付けられた複数のかすがいと、夫々のサイドレールに
    形成された脊柱溝にスライド可能に嵌合するプレート
    と、一対のフランジを有し、各サイドレールに形成され
    たガイド溝にスライド可能に嵌合され、かつ適切な固定
    手段によって上記プレートに固定されたブラケットとを
    備え、 平坦部とこの平坦部から垂直に突出する2つの側部とを
    有する回転要素と、 サイドレールの中に回転要素を回転可能に取り付け、上
    記回転要素をその第1端部で水平軸を中心として回転可
    能に支持するボルト等の軸部材と、 上記ブラケットのフランジと上記回転要素の第2端部と
    に対して、ピンによってそれぞれ回転可能に取り付けら
    れ、実質的に屈曲形状であり、その長さが上記ピンの動
    きによって形成される軌跡の回転半径より僅かに短い一
    対のリンクアームと、 一端部が上記軸部材に回転可能に嵌合され、他端部にユ
    ーザーによって操作されるための指部が形成され、上記
    回転要素の側部の間の中に嵌合可能なハンドルと、 上記サイドレール上に形成され、上記ブラケットの下方
    への動きを阻止すべく、折り畳み可能な踏板を水平位置
    に保持する位置に設けられた、少なくとも1つのストッ
    パとを備えたことを特徴とするロック装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のロック装置において、 上記ハンドルに、上記軸部材近傍において上記回転要素
    の平坦部に接触するリップが形成され、上記ハンドルが
    回転した時、上記リップは上記回転要素を同様に回転さ
    せるべく付勢することを特徴とするロック装置。
JP3913792U 1992-05-15 1992-05-15 折り畳み可能な梯子のロック装置 Expired - Lifetime JPH083679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3913792U JPH083679Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 折り畳み可能な梯子のロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3913792U JPH083679Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 折り畳み可能な梯子のロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0622500U JPH0622500U (ja) 1994-03-25
JPH083679Y2 true JPH083679Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=12544723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3913792U Expired - Lifetime JPH083679Y2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 折り畳み可能な梯子のロック装置

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JPH0622500U (ja) 1994-03-25

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