JPH0836194A - 非線形抵抗素子及びその製造方法 - Google Patents

非線形抵抗素子及びその製造方法

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JPH0836194A
JPH0836194A JP6169635A JP16963594A JPH0836194A JP H0836194 A JPH0836194 A JP H0836194A JP 6169635 A JP6169635 A JP 6169635A JP 16963594 A JP16963594 A JP 16963594A JP H0836194 A JPH0836194 A JP H0836194A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留まりが高く、安価で表示品質の高い大型
液晶表示装置を提供する。 【構成】 本発明はMIM非線形抵抗素子に関わり、陽
極酸化が可能で、陽極酸化膜はタンタル或いはタンタル
を成分に持つ金属の陽極酸化膜の誘電率より低く、且つ
タンタル或いはタンタルを成分に持つ金属のエッチング
に対して選択比を持つアルミニウムを成分に持つ金属
と、タンタル或いはタンタルを成分に持つ金属を順次積
層した積層構造を持つ第1導電層において、パターニン
グ後に側面に厚い陽極酸化膜を形成し、更に再びタンタ
ル或いはタンタルを成分に持つ金属の上面に薄い陽極酸
化膜を形成する、また或いはパターニング後に第1導電
層全体に充分な厚さの陽極酸化膜を形成し、その後垂直
方向に陽極酸化膜をエッチングしタンタルを成分に持つ
金属の上面が露出したところで再び陽極酸化を施して上
面部分のみが素子として動作する構造をとる事により、
低抵抗配線と高性能MIM非線形抵抗素子とを同時に、
また簡便に実現する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス型液晶表示装置に於いて、液晶のスイッチングに用い
られる第1導電層−絶縁体−第2導電層(MIMと記
す)構造を有する非線形抵抗素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMIM非線形抵抗素子の一例を図
1を用いて説明する(特開平3−46381)。
【0003】図1(a)はMIM非線形抵抗素子を用い
た液晶表示装置の走査線、素子及び画素電極部分の斜視
図である。また図1(b)は図1(a)の1点鎖線A−
A’に於ける構造断面図である。石英、或いは硝子等の
絶縁基板101上にMIM非線形抵抗素子が形成されて
いる。下部電極は250Å程度のタンタル或いはタンタ
ルを成分に持つ金属102と2000Å程度のアルミニ
ウム、タングステン、モリブデン等の金属103の2層
から成り、両金属層共に陽極酸化が施されており、タン
タル或いはタンタルを成分に持つ金属の上面及び側面は
陽極酸化膜104によって被覆されており、また下層の
金属の側面は陽極酸化膜105によって被覆されてい
る。タンタルを成分に持つ金属の陽極酸化膜104の厚
みは500Å程度である。このような第1導電層に交差
するように第2導電層106が設けられており、この交
差した部分がMIM非線形抵抗素子を形成する。また第
2導電層106に接続するように画素電極107が設け
られている。
【0004】大型のLCDを実現しようとする場合、配
線抵抗が高いと信号の遅延によるクロストークが大きく
なり、著しく表示品質を落としてしまう。タンタルの比
抵抗は180μΩ・cmと高いため、配線抵抗を下げる
には膜厚を厚くする、もしくは配線を太くするしかな
い。そこで、ここでは低抵抗金属とタンタルとの2層配
線により、従来のタンタル1層の場合の10〜20%に
配線抵抗を下げている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、配線抵抗を下げる事は出来るものの、素子特性
はタンタルの陽極酸化膜ではなく、モリブデン、タング
ステン、或いはアルミニウムの陽極酸化膜に律束されて
しまっていた。モリブデン、タングステンの陽極酸化膜
は漏洩電流が大きく、またアルミニウムの陽極酸化膜は
正負の動作領域に於いて極性差が大きい。また従来のM
IM非線形抵抗素子は、電流異方性がある。ここで述べ
る電流異方性とは、第1金属層に於いて、基板に対して
垂直方向と水平方向の電流の流れ方に差がある事を指
し、図2はそれを示すものである。ここで素子面積Sと
は、図2(a)に示す第1導電層の陽極酸化膜と第2導
電層が交差する斜線部分の面積であり、テーパー部も含
まれる。図2(b)は、第1金属層の側面の部分は電流
が流れ難い事を示している。このような素子を微細化し
た場合、顕著に電流値の低下、つまり素子が高抵抗とな
ってしまう。即ち、同じ電流値を得る為にはより大きな
電圧を加えなければならず、従って消費電力の増大を招
いてしまう。
【0006】以上のように正負の極性差が小さく、素子
を微細化した際に低抵抗のMIM非線形抵抗素子を形成
する事、及び配線の低抵抗化をなるべく短い工程で同時
に実現することは困難であった。
【0007】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは上述の課題を同時に
解決しクロストークの無い高画質の液晶表示装置を簡便
に得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、陽極酸化が
可能で、且つタンタル或いはタンタルを成分に持つ金属
のエッチングに対して選択比を持つアルミニウムを成分
に持つ金属、及びタンタル成分に持つ金属を順次積層
し、パターニング後にタンタルを成分に持つ金属の上面
と、側面の陽極酸化膜厚を制御し、側面に厚い陽極酸化
膜を、上面に薄い陽極酸化膜を形成することにより、低
抵抗配線と高性能MIM非線形抵抗素子とを同時に実現
する。
【0009】即ち、本発明は、 絶縁物質上に形成され
る第1導電層−絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層
−絶縁体−透明導電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行
或いは列毎に配線電極によって接続した素子基板上の、
該第1導電層がアルミニウムを成分に持つ金属及びタン
タルを成分に持つ金属を順次積層した構造を有し、且つ
該配線電極は該第1導電層と同じ構造を有する非線形抵
抗素子に於いて、該積層金属の内タンタルを成分に持つ
金属を覆う絶縁体の膜厚は、上面部分よりも側面部分が
厚いことを事を特徴とする。
【0010】また、絶縁物質上に形成される第1導電層
−絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透
明導電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行或いは列毎に
配線電極によって接続した素子基板上の、該第1導電層
がアルミニウムを成分に持つ金属及びタンタルを成分に
持つ金属を順次積層した構造を有し、且つ該配線電極は
該第1導電層と同じ構造を有する非線形抵抗素子に於い
て、タンタルを成分に持つ金属のテーパー角が60゜以
内である事を特徴とする。
【0011】また、絶縁物質上に形成される第1導電層
−絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透
明導電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行或いは列毎に
配線電極によって接続した素子基板上の、該第1導電層
がアルミニウムを成分に持つ金属及びタンタルを成分に
持つ金属を順次積層した構造を有し、且つ該配線電極は
該第1導電層と同じ構造を有する非線形抵抗素子に於い
て、該積層金属の内タンタルを成分に持つ金属を覆う絶
縁体の膜厚は、上面部分よりも側面部分が厚く、且つタ
ンタルを成分に持つ金属のテーパー角が60゜以内であ
る事を特徴とする。
【0012】更にまた、絶縁基板上に形成される第1導
電層−絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体
−透明導電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に
於いて、少なくとも、(1)アルミニウムを成分に持つ
金属、及びタンタルを成分に持つ金属を順次積層した構
造を有する第1導電層の側面を陽極酸化する工程と、
(2)該第1金属のタンタルを成分に持つ金属の上面
を、側面を陽極酸化した電圧よりも低い電圧で陽極酸化
膜する工程とを含むことを特徴とする。
【0013】また絶縁基板上に形成される第1導電層−
絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明
導電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に於い
て、少なくとも(1)アルミニウムを成分に持つ金属、
及びタンタルを成分に持つ金属を順次積層する工程と、
(2)陽極酸化電圧よりも高い絶縁破壊電圧を有するマ
スク材を、タンタルを成分に持つ金属の上層に堆積させ
る工程と、(3)該マスク材をパターニングする工程
と、(4)該マスク材により下層のアルミニウムを成分
に持つ金属とタンタルを成分に持つ金属をパターニング
する工程と、(5)該マスク材によって被覆されていな
い該第1導電層の側面部分を陽極酸化する工程と(6)
該マスク材を剥離した後、側面を陽極酸化した電圧より
も低い電圧で、タンタルを成分に持つ金属の上面を再度
陽極酸化する工程とを含む事を特徴とする。
【0014】そしてまた、少なくとも(1)アルミニウ
ムを成分に持つ金属、及びタンタルを成分に持つ金属を
順次積層する工程と、(2)陽極酸化電圧よりも高い絶
縁破壊電圧を有するマスク材を、タンタルを成分に持つ
金属の上層に堆積させる工程と、(3)該マスク材をパ
ターニングする工程と、(4)該マスク材により下層の
アルミニウムを成分に持つ金属とタンタルを成分に持つ
金属をパターニングする工程と、(5)該マスク材によ
って被覆されていない該第1導電層の側面部分を陽極酸
化する工程と(6)該マスク材を剥離した後、側面を陽
極酸化した電圧よりも低い電圧で、タンタルを成分に持
つ金属の上面を再度陽極酸化する工程とを含む、絶縁基
板上に形成される第1導電層−絶縁体−第2導電層、或
いは第1導電層−絶縁体−透明導電体の構造を持つ非線
形抵抗素子の製造方法に於いて、該マスク材はポリイミ
ドである事を特徴とする。
【0015】更にまた、絶縁基板上に形成される第1導
電層−絶縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体
−透明導電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に
於いて、少なくとも、(1)アルミニウムを成分に持つ
金属、及びタンタルを成分に持つ金属を順次積層する工
程と、(2)タンタルを成分に持つ金属をテーパー角0
〜60゜の範囲でエッチングする工程と、(3)アルミ
ニウムを成分に持つ金属をエッチングする工程と、
(4)アルミニウムを成分に持つ金属とタンタルを成分
に持つ金属から成る第1導電層の上面及び側面を陽極酸
化する工程と、(5)第1導電層の上面の部分の陽極酸
化膜をエッチングする工程と、(6)再度第1導電層を
陽極酸化する工程とを含む事を特徴とする。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下実施例に基づいて本発明を詳しく説明
する。
【0017】図3(a)は本発明によるMIM非線形抵
抗素子を用いた液晶表示装置の走査線から素子及び画素
電極部分にかけての斜視図である。このように素子部及
び素子を接続する配線部は同じ構造を有している。その
ため従来のように素子と配線を1枚のマスクで出来、工
程が簡便である。
【0018】また図3(b)は、図3(a)の1点鎖線
B−B’に於ける構造断面図である。素子基板301上
にアルミニウム、或いはアルミニウムを成分に持つ金属
303と、その上層にはタンタル、或いはタンタルを成
分に持つ金属302が積層されている。タンタル、或い
はタンタルを成分に持つ金属は、上面及び側面が陽極酸
化膜によって覆われている。上面の陽極酸化膜304の
膜厚と、側面の陽極酸化膜305の膜厚は、それぞれ4
50〜600Å、1000Å程度であり、側面の陽極酸
化膜305の方が厚くなっている。下層金属層は側面の
み800Å程度の陽極酸化膜306によって覆われてい
る。また、このような積層構造を持つ下部電極と交差す
るように1500Å程度の膜厚のCrより成る上部電極
307が設けられており、この交差した部分がMIM非
線形抵抗素子を形成する。ここで上部電極はCrに限定
されることなく、Al、Ti、Mo等の金属、或いはI
TO、酸化スズ等の透明導電膜を用いても良い。この
時、形成されたMIM素子はアルミニウム−酸化アルミ
ニウム−Crとタンタル−酸化タンタル−Crの並列接
続されたもの或いは、アルミニウム−酸化アルミニウム
−ITOとタンタル−酸化タンタル−ITOの並列接続
されたものであり、それぞれの電圧−電流特性は図4
(a)、(b)のようになっているので、結果的には図
4(c)の特性が得られることになる。このような電流
電圧特性にすることにより、駆動電圧範囲内に於いては
正負で電流の流れ方がほぼ対称になるため、残像やフリ
ッカが低減できる。またこのMIM素子の素子面積Sと
電流密度Jとの関係を図5に示す。ここで素子面積と
は、図5(a)に示す第1導電層の陽極酸化膜と第2導
電層が交差する部分の面積であり、テーパー部も含まれ
る。これによると図5(b)のように、素子面積を小さ
くした場合、従来の構造のMIM素子では破線のように
電流密度が低下する傾向にあったものが、本発明の構造
をとることにより実線で表したほぼ一定の値の電流密度
が実現できる。
【0019】ここでこの構造を採った時の配線抵抗を考
えてみる。例えば図6(a)の様なレイアウトの液晶表
示装置の場合、配線幅Le10μm、膜厚2500Å、
走査線の配線長は対角23cm(9.4型)の場合約2
8cmであるから、従来技術の様にタンタル2500Å
だけでは約210kΩである。一方図6(b)は本発明
の構造を有する(a)の素子部A−A’の断面図である
が、このように本発明ではタンタルの膜厚Tt1500
Å、アルミニウムの膜厚Ta1000Åの2層では約
8.4kΩと約1/25となる。これにより配線抵抗に
よる信号の遅延を小さくすることが出来るため、クロス
トークが視認出来ないレベルにまで低減可能である。
【0020】また2端子素子の場合、2端子素子と液晶
が直列に接続されている。そのため、画素電極にかかる
電圧は素子容量と画素容量との容量比によって決まる。
従って画素電極により高い電圧がかかるようにするため
には、素子容量を小さくすれば良い。図6(b)の素子
を考えた場合、タンタルを成分に持つ金属の陽極酸化膜
の膜厚は、上面部分Tto560Åは従来のMIM比線
形抵抗素子と同じであるが、側面部分の膜厚To100
0Åは従来例より厚くなっており、更に下層のアルミニ
ウムを成分に持つ金属の陽極酸化膜Tao800Åも従
来例より厚くなっている。液晶の比誘電率は5〜8であ
り異方性があるが、それぞれの場合について、従来例と
実施例の場合で容量比を比較してみる。ここで画素電極
はLp275μm、Wp95μmである。これにより容
量比は図6(c)のようになる。このように本実施例の
場合、従来よりも10%ほど高くなっているのが分か
る。
【0021】従って、本願発明の構造をとることによ
り、高画質な液晶表示装置を実現できる。
【0022】このようなMIM素子は図7に示す製造工
程の一例により実現できる。
【0023】図7(a)のように、まずガラス基板70
1上にスパッタリング法によりアルゴン雰囲気中でアル
ミニウムを成分に持つ金属703を500〜4000Å
程度、またタンタルを成分に持つ金属702を500〜
2000Å程度連続成膜する。ここに通常のフォトリソ
グラフィー技術によってレジストパターン704を形成
し、ドライエッチング法を用いてタンタルを成分に持つ
金属703をテーパー状にパターニングする。この後、
ウエットエッチングにより下層のアルミニウムを成分に
持つ金属703をパターニングし、積層構造を持つ第1
導電層、及び配線とする。次に図7(b)のように、こ
こで第1回目の陽極酸化を施す。アルミニウムを成分に
持つ金属等の下層金属層の陽極酸化膜706がポーラス
とならないような、酒石酸アンモニウム等の化成液を選
択し、化成電圧は少なくとも30Vより大きいところ、
40〜100V、好ましくは60Vに設定する。この第
1回目の陽極酸化を施し、第1導電層の側面を陽極酸化
膜705、及び706によって被覆した後、レジストを
剥離し、更に図7(c)のように第1回目の陽極酸化よ
りも小さい電圧20〜40V、好ましくは30V程度で
第2回目の陽極酸化によりタンタル703の上面を陽極
酸化膜707により被覆する。このようにして形成され
た第1導電層に交差するように第2導電層708を形成
し、MIM非線形素子とする。この構造により素子特性
は動作範囲内に於いて殆ど上面の部分のタンタル−酸化
タンタルの寄与とする事が出来る。第2導電層708に
重なるように画素電極709を形成し工程を終える(図
7(d))。
【0024】(実施例2)またこのようなMIM素子は
図8に示す製造工程の一例により実現できる。
【0025】図8(a)のように、まずガラス基板80
1上にスパッタリング法によりアルゴン雰囲気中でアル
ミニウムを成分に持つ金属803を500〜4000Å
程度、またタンタルを成分に持つ金属802を1000
〜2000Å程度連続成膜する。更に、ポリイミド(以
降PIと略す)等のマスク材804を1〜10μm程度
堆積させる。ここに通常のフォトリソグラフィー技術に
よってレジストパターン805を形成し、まずPI膜を
パターニングする。続けてタンタルを成分に持つ金属8
03をテーパー状にパターニングする。またこの時用い
るPIが感光性のものであるならば、PI膜パターンを
形成後、このパターンをマスクにタンタルを成分に持つ
金属802をパターニングすれば良い。この後、ウエッ
トエッチング法或いはドライエッチング法を用いて下層
のアルミニウムを成分に持つ金属803をパターニング
し、積層構造を持つ第1導電層、及び配線とする。ここ
で図8(b)のように、第1回目の陽極酸化を施す。ア
ルミニウムを成分に持つ金属等の下層金属層の陽極酸化
膜807がポーラスとならないような、酒石酸アンモニ
ウム等の化成液を選択し、化成電圧は少なくとも30V
より大きいところ、40〜100V、好ましくは60V
に設定する。この第1回目の陽極酸化を施し、第1導電
層の側面を陽極酸化膜806、及び807によって被覆
した後、レジスト及びマスク材のPI、或いはPIを剥
離し、更に図8(c)のように第1回目の陽極酸化より
も小さい電圧20〜40V、好ましくは30Vで第2回
目の陽極酸化をタンタルの上面に施し、側面よりも薄い
酸化膜808を形成する。このようにして形成された第
1導電層に交差するように第2導電層809を形成し、
MIM非線形素子とする(図8(c))。この構造によ
り素子特性は動作範囲内に於いて殆ど上面の部分のタン
タル−酸化タンタルの寄与とする事が出来る。第2導電
層809に重なるように画素電極810を形成し工程を
終える。
【0026】この工程のようにマスク材を用いることに
よって、陽極酸化時のレジストの剥がれなどの不良を実
施例1の場合よりも著しく減少させる事が可能となる。
またこの工程により形成された配線、及び素子は、実施
例1の場合と同様に、配線は低抵抗で、更に素子容量が
従来よりも小さくなる。また素子を流れる電流の電流密
度は、素子面積に依らずほぼ一定になり、微細化にも対
応し得る低抵抗素子が形成できる。
【0027】従って本発明の構造をとることによって、
クロストークの視認出来ない高画質の液晶表示装置が高
い歩留りで容易に実現できる。
【0028】(実施例3)更にまたこのようなMIM素
子は図9に示す製造工程の一例により実現できる。
【0029】まず図9の(a)のように、ガラス基板9
01上にスパッタリング法によりアルゴン雰囲気中でア
ルミニウムを成分に持つ金属903を500〜4000
Å程度、またタンタルを成分に持つ金属902を500
〜2000Å程度連続成膜する。ここに通常のフォトリ
ソグラフィー技術によってレジストパターン904を形
成し、タンタルを成分に持つ金属とアルミニウムを成分
に持つ金属をエッチングする。タンタルを成分に持つ金
属、アルミニウムを成分に持つ金属は、ウエットエッチ
ング、ドライエッチングのエッチング法が選択可能であ
る。しかしここでは異方性エッチングが必要とされるた
め反応性イオンエッチング(以下RIEとする)を用い
た。このRIEを用いて、CF4とO2の混合ガス或い
はSF6とO2の混合ガスによりタンタルを成分に持つ
金属を0〜60゜の角度、好ましくは0〜30°の角度
(基板に対し垂直を0゜とする)でテーパーエッチす
る。続いてアルミニウムを成分に持つ金属をテーパーエ
ッチングする。このテーパーの角度は0°以上、好まし
くは上層のタンタルを成分に持つ金属のテーパーと同じ
もしくはそれより大きい角度が良い。次に図9(b)の
ように、レジストを剥離した後、テーパーエッチングさ
れたこの多層構造を持つ第1導電層に第1回目の陽極酸
化を施す。この時化成液は、下層のアルミニウムを成分
に持つ金属の陽極酸化膜がポーラスとならない、例えば
酒石酸アンモニウム水溶液(0.01〜0.5wt%)
等を用いて行う。電圧は50V以上が好ましい。この第
1回目の陽極酸化を施した後、更に図9の(c)のよう
に、全面をRIEを用いて異方性モードで垂直方向にタ
ンタルを成分に持つ金属の陽極酸化膜のエッチングを行
う。こうする事により、タンタルを成分に持つ金属の陽
極酸化膜905のうち側面の陽極酸化膜907を残し、
上面部分の陽極酸化膜を取り去る事ができる。この時の
エッチングは、第2回目の陽極酸化によって形成される
陽極酸化膜厚のところで止めてもよいが、それ以下の膜
厚になるところまで行うのが好ましく、更にタンタルを
成分に持つ金属が露出するまで行うのが最も好ましい。
このエッチングによりタンタルを成分に持つ金属の上面
を露出させ、第2回目の陽極酸化を行うことによりタン
タルを成分に持つ金属の上面を陽極酸化膜908によっ
て被覆する。この時の化成液はクエン酸、或いは酒石酸
アンモニウム等の化成液を用い、陽極酸化電圧は所定の
電圧20〜40V、好ましくは30Vで行う。以上のプ
ロセスにより、側面の陽極酸化膜907が厚く、上層の
タンタルを成分に持つ金属の上面の陽極酸化膜908が
薄いという第1電極が完成する。この後図9の(d)の
ように、従来のプロセス通りこの電極の1部を覆うよう
に第2導電層909を形成し、更に第2導電層909に
接続されるように画素電極910を形成して工程を終え
る。
【0030】この工程は上述の通り、第1導電層のパタ
ーニング後に第1回目の陽極酸化により全体を厚い陽極
酸化膜で被覆し、その後タンタルを成分に持つ金属の上
面の陽極酸化膜をエッチングし、更に第2回目の陽極酸
化を施す、というものである。ここでタンタルを成分に
持つ金属の上面及び側面に形成された陽極酸化膜を垂直
方向にエッチングすることから、タンタルを成分に持つ
金属のテーパー角が大きい場合には、厚くすべき側面の
陽極酸化膜が薄くなる、またはオーバーエッチングをし
過ぎると無くなってしまう場合も有り得る。従って第1
回目の陽極酸化電圧と第1導電層のタンタルを成分に持
つ金属のテーパー角にはある制限が生ずる。図10に
は、このテーパー角と第1回目の陽極酸化電圧の関係を
示す。X軸にテーパー角を、Y軸には陽極酸化電圧をと
ってある。ここではタンタルを成分に持つ金属が露出す
るまで陽極酸化膜をエッチングする場合に於いて、エッ
チング後、側壁部分に陽極酸化膜が800Å残る場合、
1000Å、また1200Å残る場合のテーパー角と第
1回目の陽極酸化電圧の関係を示してある。3本のグラ
フa、b、cはaが800Å残る場合、bは同じく10
00Å残る場合、cは同じく1200Å残る場合であ
る。ここではレンジをオーバーしているためプロットさ
れていないがテーパー角が60゜の場合にグラフaは3
22V程度、またbは403V程度、cは483V程度
の電圧を通る事になり、タンタルを成分に持つ金属の陽
極酸化膜の耐圧の限界、或いは限界を超えた電圧を印加
しなければならないことになる。そのためテーパー角は
60゜以内である事が必要である。
【0031】X軸に平行な破線d、e、fは、dがタン
タルを成分に持つ金属1000Åを全て陽極酸化する場
合の電圧を示しており、eは同じくタンタルを成分に持
つ金属1500Åを全て陽極酸化する場合の電圧、また
fも同様にタンタルを成分に持つ金属2000Åを全て
陽極酸化する場合の電圧を示す。
【0032】タンタルを主成分とする金属の側壁に陽極
酸化膜を厚く残す場合には、これらのグラフabc以上
の電圧で第1回目の陽極酸化を行えば良い。しかしタン
タルを成分に持つ金属は第2回目の陽極酸化後でも残っ
ていなければならないので、第1回目の陽極酸化で全て
を酸化するわけには行かない。ここでタンタルを成分に
持つ金属の陽極酸化レートは約18Å/Vであり、また
タンタルを成分に持つ金属の陽極酸化による膜厚変化
は、1単位が陽極酸化されると2.1倍程度の膜厚にな
る。以上の事から、タンタルを成分に持つ金属の膜厚を
2000Åとし、第2回目の陽極酸化電圧を30Vとす
ると、第1回目の陽極酸化膜をエッチングした後にタン
タルを成分に持つ金属は、少なくとも540Åの1/
2.1である257Å以上は残っていなければならな
い。更にエッチング等のマージンを十分にとるならば、
500Å程度は残すのが好ましい。そこで第1回目の陽
極酸化は最大でも1500Åを陽極酸化する程度に抑え
るのが良い。従って、初期のタンタルを成分に持つ金属
の膜厚を2000Å、第2回目の陽極酸化電圧を30V
としたとき、側壁に1000Å以上の陽極酸化膜を残そ
うとすると、bの曲線以上でeの直線以下が選択範囲と
して与えられる。ここで絶縁耐圧の良い陽極酸化膜を形
成するには定電流で陽極酸化する必要があるため、陽極
酸化電圧が高くなると、それに要する時間は必然的に長
くなる。よってスループットを高めるためには電圧は低
い方が好ましい。従って、最も好ましい値としては、テ
ーパー角0゜で第1回目の陽極酸化電圧は54Vであ
る。
【0033】この工程では、実施例1及び2の場合より
も工程数自体は増えるが、マスク材の密着性に依らず陽
極酸化電圧を設定できる等、工程全体としてみれば自由
度は大きくなる。またこの工程により形成された配線、
及び素子は、実施例1及び2の場合と同様に、低抵抗
で、素子容量が従来よりも小さくなる。また素子を流れ
る電流の電流密度は、素子面積に依らずほぼ一定にな
り、微細化にも対応し得る低抵抗素子が形成できる。
【0034】従って本発明の構造をとることによって、
クロストークの視認出来ない高画質の液晶表示装置が実
現できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の非線形抵抗素子の構造をとるこ
とにより以下に述べる効果がある。
【0036】1)請求項1の構造をとることにより配線
と素子を同時に形成する事が出来るため工程数が少なく
て済み、コスト低下ができる。また素子特性は動作範囲
内に於いて、殆ど上面のタンタル−酸化タンタルの寄与
分とする事ができるため、極性差の小さい低抵抗のMI
M非線形抵抗素子を形成する事が出来ると共に、MIM
非線形抵抗素子の素子容量を低減できる。更にアルミニ
ウムを成分に持つ金属とタンタルを成分に持つ金属の積
層構造とすることによりクロストークの視認出来ない表
示品質の高い液晶表示装置が実現できる。
【0037】2)1)の効果に加えて、請求項2の構造
をとることにより、素子の微細化に有利になる。
【0038】3)1)、2)の効果に加えて、請求項3
の構造をとることにより、陽極酸化電圧が低くてもタン
タルを成分に持つ金属の側壁には充分に厚い陽極酸化膜
を形成する事が出来るため、素子容量を充分に小さくす
る事が出来る。
【0039】4)請求項4の製造工程により工程が簡便
である。従ってコスト低下ができる。
【0040】5)請求項5の製造工程により、工程数は
請求項4の場合よりも増加するが、より確実にタンタル
を成分に持つ金属の側面と上面の陽極酸化の膜厚を制御
する事が出来る。
【0041】6)請求項6の製造工程により、工程数は
請求項4の場合よりも増加するが、マスク材にポリイミ
ドを選択するため、タンタルを成分に持つ金属の側面と
上面の陽極酸化膜厚を確実に制御しながら、高い歩留り
で簡便に素子及び配線を形成する事が出来る。
【0042】7)請求項7の製造工程により、第1回目
の陽極酸化の際にタンタルを成分に持つ金属の上面を保
護せずに済むため、請求項4乃至請求項6の場合よりも
更に確実に面と上面の陽極酸化膜の膜厚を制御する事が
できる。
【0043】この他にも次に述べる効果がある。
【0044】8)タンタルを成分に持つ金属を低抵抗化
のために厚く堆積する必要がないため、ターゲット寿命
が伸び、低コスト化が出来る。
【0045】即ち、歩留りが高く安価で、クロストーク
の視認出来ない、表示品質が高い大型液晶表示装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術によるMIM非線形抵抗素子アレイ
の一画素の外観図及び断面図。
【図2】従来の技術によるMIM比線形抵抗素子に流れ
る電流の素子面積依存性を示す図。
【図3】本発明によるMIM非線形抵抗素子アレイの一
画素の外観図及び断面図。
【図4】本発明によるMIM非線形抵抗素子の電圧−電
流特性図。
【図5】本発明によるMIM非線形抵抗素子に流れる電
流の素子面積依存性を示す図。
【図6】本発明によるMIM非線形抵抗素子を用いた液
晶表示装置に於ける素子及び画素の一例を示す図。
【図7】本発明によるMIM非線形抵抗素子の製造工程
を示す断面図。
【図8】本発明によるMIM非線形抵抗素子の製造工程
を示す断面図。
【図9】本発明によるMIM非線形抵抗素子の製造工程
を示す断面図。
【図10】本発明によるMIM非線形抵抗素子の製造工
程に於いてタンタルを成分に持つ金属のテーパー角と第
1回目の陽極酸化電圧の関係を示す図。
【符号の説明】
101、301、701、801、901・・・基板 102、302、702、802、902・・・タンタ
ル、或いはタンタルを成分に持つ金属 103、303、703、803、903・・・アルミ
ニウム、或いはアルミニウムを成分に持つ金属 104、905・・・タンタル、或いはタンタルを成分
に持つ金属の陽極酸化膜 304、707、808、908・・・タンタル、或い
はタンタルを成分に持つ金属の上面の陽極酸化膜 305、705、806、907・・・タンタル、或い
はタンタルを成分に持つ金属の側面の陽極酸化膜 105、306、706、807、906・・・アルミ
ニウム、或いはアルミニウムを成分に持つ金属層の陽極
酸化膜 704、805、904・・・フォトレジスト 804・・・マスク材 106、307、708、809、909・・・第2導
電層 107、308、709、810、910・・・画素電

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物質上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行或いは列毎に配線
    電極によって接続した素子基板上の、該第1導電層がア
    ルミニウムを成分に持つ金属及びタンタルを成分に持つ
    金属を順次積層した構造を有し、且つ該配線電極は該第
    1導電層と同じ構造を有する非線形抵抗素子に於いて、
    該積層金属の内タンタルを成分に持つ金属を覆う絶縁体
    の膜厚は、上面部分よりも側面部分が厚いことを事を特
    徴とする非線形抵抗素子。
  2. 【請求項2】 絶縁物質上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行或いは列毎に配線
    電極によって接続した素子基板上の、該第1導電層がア
    ルミニウムを成分に持つ金属及びタンタルを成分に持つ
    金属を順次積層した構造を有し、且つ該配線電極は該第
    1導電層と同じ構造を有する非線形抵抗素子に於いて、
    タンタルを成分に持つ金属のテーパー角が60゜以内で
    ある事を特徴とする非線形抵抗素子。
  3. 【請求項3】 絶縁物質上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子を行或いは列毎に配線
    電極によって接続した素子基板上の、該第1導電層がア
    ルミニウムを成分に持つ金属及びタンタルを成分に持つ
    金属を順次積層した構造を有し、且つ該配線電極は該第
    1導電層と同じ構造を有する非線形抵抗素子に於いて、
    該積層金属の内タンタルを成分に持つ金属を覆う絶縁体
    の膜厚は、上面部分よりも側面部分が厚く、且つタンタ
    ルを成分に持つ金属のテーパー角が60゜以内である事
    を特徴とする非線形抵抗素子。
  4. 【請求項4】 絶縁基板上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に於いて、
    少なくとも、 (1)アルミニウムを成分に持つ金属、及びタンタルを
    成分に持つ金属を順次積層した構造を有する第1導電層
    の側面を陽極酸化する工程と、 (2)該第1金属のタンタルを成分に持つ金属の上面
    を、側面を陽極酸化した電圧よりも低い電圧で陽極酸化
    膜する工程とを含むことを特徴とする非線形抵抗素子の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 絶縁基板上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に於いて、
    少なくとも、 (1)アルミニウムを成分に持つ金属、及びタンタルを
    成分に持つ金属を順次積層する工程と、 (2)陽極酸化電圧よりも高い絶縁破壊電圧を有するマ
    スク材を、タンタルを成分に持つ金属の上層に堆積させ
    る工程と、 (3)該マスク材をパターニングする工程と、 (4)該マスク材により下層のアルミニウムを成分に持
    つ金属とタンタルを成分に持つ金属をパターニングする
    工程と、 (5)該マスク材によって被覆されていない該第1金属
    層の側面部分を陽極酸化する工程と、 (6)該マスク材を剥離した後、側面を陽極酸化した電
    圧よりも低い電圧で、タンタルを成分に持つ金属の上面
    を再度陽極酸化する工程とを含む事を特徴とする非線形
    抵抗素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の非線形抵抗素子の製造
    方法に於いて、マスク材はポリイミドであることを特徴
    とする非線形抵抗素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 絶縁基板上に形成される第1導電層−絶
    縁体−第2導電層、或いは第1導電層−絶縁体−透明導
    電体の構造を持つ非線形抵抗素子の製造方法に於いて、
    少なくとも、 (1)アルミニウムを成分に持つ金属、及びタンタルを
    成分に持つ金属を順次積層する工程と、 (2)タンタルを成分に持つ金属をテーパー角0〜60
    ゜の範囲でエッチングする工程と、 (3)アルミニウムを成分に持つ金属をエッチングする
    工程と、 (4)アルミニウムを成分に持つ金属とタンタルを成分
    に持つ金属から成る第1導電層の上面及び側面を陽極酸
    化する工程と、 (5)第1導電層の上面の部分の陽極酸化膜をエッチン
    グする工程と、 (6)再度第1導電層を陽極酸化する工程とを含む事を
    特徴とする非線形抵抗素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768722A1 (de) * 1995-10-13 1997-04-16 Ernst Prof. Dr.-Ing. habil. Lüder Verfahren zur Herstellung eines elektronischen Schaltelementes

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