JPH0835477A - バルブ型水車発電機の軸受冷却装置 - Google Patents

バルブ型水車発電機の軸受冷却装置

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Publication number
JPH0835477A
JPH0835477A JP6193583A JP19358394A JPH0835477A JP H0835477 A JPH0835477 A JP H0835477A JP 6193583 A JP6193583 A JP 6193583A JP 19358394 A JP19358394 A JP 19358394A JP H0835477 A JPH0835477 A JP H0835477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
oil
bearing
turbine generator
oil tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP6193583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Otani
和雄 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6193583A priority Critical patent/JPH0835477A/ja
Publication of JPH0835477A publication Critical patent/JPH0835477A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】専用の油冷却機と冷却水給配用設備を省略し、
保守点検を不要としたバルブ型水車発電機の軸受冷却装
置を提供する。 【構成】バルブを支持するバルブブラケット8の脚部に
油タンク26を設け、軸受で加熱された潤滑油27を油
タンク26へ導き、流水路の流水25により油タンク2
6内の潤滑油27を冷却させ、冷却された潤滑油27を
軸受油槽13へ循環させて軸受を冷却し、従来の油冷却
器と冷却水給配用設備を不要とし、保守点検を容易にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流水路中に設置され
る立軸のバルブ水車発電機の軸受冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の立軸バルブ水車発電機の潤
滑油冷却循環装置の系統図である。バルブ3に固定子1
と回転子2からなる発電機が内蔵され、図示しない回転
子センターは水車軸5と連結されている。水車軸5の先
端にランナ6が取り付けられ、バルブ水車発電機はコン
クリート基礎構造物9からなる流水路11内に配置され
ている。ランナ6の上流側にガイドベーン7が円周に沿
って配置され、ガイドベーン開度を変化させて流量を調
整する。バルブブラケット8は基礎ボルト10により締
め付け固定されている。水車軸5に備えたスラストカラ
ー15は軸受油槽13に取り付けられたスラスト軸受1
4により支持されている。スラストカラー15にはポン
プ穴22を備えている。軸受油槽13の油はスラストカ
ラー15の回転に伴うポンプ作用により油用配管16を
通して補機室12内に設置された油冷却器17へ導か
れ、ここで冷却水ポンプ18によりストレーナ19、冷
却水用配管20を通して導かれ、ここで冷却水と熱交換
される。冷却された油は再び軸受油槽13へ変換されス
ラスト軸受14を冷却する。11は流水路、21は水車
内側ケーシングである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の潤滑油冷却循環
装置では、専用の油冷却器と冷却水給配用設備が必要で
あり、これらの装置は付属する配管部品類を含めると装
置全体が複雑なため、日常の保守点検作業が不可欠であ
る。また、これらの装置を収納するためのスペースを確
保するために発電所建屋を広くする必要があり、建設コ
ストが高くなるという問題があった。
【0004】この発明は、専用の油冷却器と冷却水給配
用設備を省略し、保守点検を不要としたバルブ型水車発
電機の軸受冷却装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】流水路中に設置されるバ
ルブ型水車発電機において、バルブを支持するバルブブ
ラケットの脚部に油タンクを設け、軸受で加熱された潤
滑油を前記油タンクへ導き、前記流水路の流水により前
記油タンク内の潤滑油を冷却することによって、上記目
的を達成する。
【0006】また、バルブブラケットの脚部に設けられ
た油タンクの上下の外板を貫通して連通する複数の冷却
用パイプを設ければ、軸受を冷却する上に好適である。
【0007】また、バルブブラケットの脚部に設けられ
た油タンク内に平行に互い違いに配置され潤滑油を蛇行
させる複数の案内板を設ければ軸受を冷却する上に好適
である。
【0008】さらに、流水路中に設置されるバルブ型水
車発電機において、バルブを支持するバルブブラケット
の脚部にバルブ本体から仕切られた冷却室を形成し、こ
の冷却室に螺旋形状配管を配置し、軸受で加熱された潤
滑油を前記螺旋形状配管へ導き、前記冷却室の上下の外
板を貫通する複数の通水穴から流水を前記冷却室に流通
させて前記螺旋形状配管内の潤滑油を冷却することによ
って、上記目的を達成する。
【0009】
【作用】この発明においては、バルブを支持するバルブ
ブラケットの脚部に油タンクを設け、軸受で加熱された
潤滑油を油タンクへ導き、油タンクでは外側を流通する
流水により冷却させ、冷却された潤滑油をスラスト軸受
のポンプ作用により循環させ軸受を冷却することができ
る。
【0010】また、油タンクの上下の外板を貫通して連
通する複数の冷却用パイプを設け、冷却用パイプを通過
する流水により冷却面積を増やし油タンクにおける油の
冷却効果を高める。
【0011】また、油タンク内に平行に互い違いに配置
され潤滑油を蛇行させる複数の案内板を設け、油の流通
経路を長くして潤滑油を冷却させ、油タンクにおける油
の冷却効果を高める。
【0012】さらに、バルブを支持するバルブブラケッ
トの脚部にバルブ本体から仕切られた冷却室を形成し、
この冷却室に螺旋形状配管を配置し、軸受で加熱された
潤滑油を前記螺旋形状配管へ導き、冷却室の上下の外板
を貫通する複数の通水穴から流水を冷却室に通流させて
螺旋形状配管を流れる油を冷却する。冷却された油をス
ラスト軸受のポンプ作用により循環させ軸受を冷却する
ことができる。
【0013】
【実施例】実施例1 図1はこの発明の油タンクを備えた軸受冷却装置の実施
例を示す立軸バルブ型水車発電機のバルブブラケットの
縦断面図、図2は図1のII−II断面図である。図1にお
いて、バルブを支持するバルブブラケット8は4〜6本
からなり放射状に配置され、コンクリート基礎部9に図
示しない基礎ボルトを介して固定されている。図1の例
はバルブブラケット8の脚部に外板23で囲まれた油タ
ンク26を設けた。油タンク26の上下で軸受油槽との
間に油用配管16を接続する。軸受油槽13の油は、ス
ラスト軸受14のポンプ穴22からポンプ作用で油用配
管16を通して油タンク26ヘ押し出され、油タンク2
6内で流水25によって冷却され循環される。油タンク
26の断面は図2に示すごとく台形を逆にした形状であ
る。
【0014】実施例2 図3はこの発明の油タンクに冷却用パイプを備えた軸受
冷却装置の実施例を示すバルブ型水車発電機のバルブブ
ラケットの縦断面図、図4は図3のIV−IV断面図であ
る。図3の例は油タンク26の上下の外板23を貫通し
て連通する冷却用パイプ28を複数本設けた。油タンク
26は図4に示すごとく外側を流れる流水25及びパイ
プ28を流れる流水25の両方より冷却される。冷却用
パイプ28により冷却面積が増加し、油タンク26にお
ける油の冷却効果を高める。
【0015】実施例3 図5はこの発明の油タンクに案内板を備えた軸受冷却装
置の実施例を示す立軸バルブ型水車発電機のバルブブラ
ケットの縦断面図である。油タンク26内を流れる潤滑
油の速度は、冷却性能に重要な影響を与えるため、潤滑
油を適当な速度でかつ油タンク26内部を全体的に均一
に流れるようにする必要がある。そのため油タンク内に
平行に互い違いに配置され潤滑油を蛇行させる複数の案
内板24を設けた。潤滑油は案内板24に案内されて油
タンク26の上部から下部へ蛇行して流れる間に冷却さ
れる。冷却された潤滑油を軸受油槽へ循環させる。
【0016】実施例4 図6はこの発明の冷却室と螺旋形状配管を備えた軸受冷
却装置の実施例を示す立軸バルブ型水車発電機バルブブ
ラケットの縦断面図である。図6の例は、バルブブラケ
ットの脚部にバルブ本体と仕切られた冷却室30を形成
し、この冷却室30に螺旋形状配管29を配置し、螺旋
形状配管29の上下に軸受油槽から導かれた油用配管1
6を接続する。さらに、冷却室30を形成する上下の外
板23を貫通する複数の通水穴31を設け、通水穴31
から冷却室30内に通水させる。潤滑油はスラスト軸受
14のポンプ穴22からポンプ作用で油用配管16を通
して螺旋形状配管29を巡りながら冷却されて、油用配
管16を通して軸受油槽へ戻る。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、バルブブラケットの
脚部に油タンクを設け、潤滑油を油タンクへ導いて冷却
し、軸受のスラストカラーのポンプ作用で油を循環させ
るので従来のごとく油冷却器と冷却水給配用設備が不要
となり、保守点検を容易にする。また、補機室を小さく
することができて建設コストを低減することができる。
また、油タンクの上下の外板を貫通する冷却用パイプを
設ければ、油タンクにおける油の冷却面積を増やし冷却
効果を高める。また、油タンク内に平行に互い違いに配
置された複数の案内板を設ければ、油の流通経路を増や
し油タンクにおける油の冷却効果を高める。さらに、バ
ルブブラケットの脚部に冷却室を形成し、ここに螺旋形
状配管を配置して潤滑油を連通させ、冷却室の上下の外
板を貫通する通水穴から冷却室に通水させれば、冷却室
における油の冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すバルブ型水車発電機
のバルブブラケットの縦断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示すバルブ型水車発電機
のバルブブラケットの縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】この発明の実施例3を示すバルブ型水車発電機
のバルブブラケットの縦断面図である。
【図6】この発明の実施例4を示すバルブ型水車発電機
のバルブブラケットの縦断面図である。
【図7】従来のバルブ型水車発電機の潤滑油冷却循環装
置の系統図である。
【符号の説明】
3 バルブ 5 水車軸 6 ランナ 7 ガイドベーン 8 バルブブラケット 9 コンクリート基礎構造物 10 基礎ボルト 11 流水路 12 補機室 13 軸受油槽 14 スラスト軸受 15 スラストカラー 16 油用配管 22 ポンプ穴 23 外板 24 仕切り板 25 流水 26 油タンク 27 潤滑油 28 冷却用パイプ 29 螺旋形状パイプ 30 冷却室 31 通水穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流水路中に設置されるバルブ型水車発電機
    において、バルブを支持するバルブブラケットの脚部に
    油タンクを設け、軸受で加熱された潤滑油を前記油タン
    クへ導き、前記流水路の流水により前記油タンク内の潤
    滑油を冷却することを特徴とするバルブ型水車発電機の
    軸受冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバルブ型水車発電機の軸受
    冷却装置において、バルブブラケットの脚部に設けられ
    た油タンクの上下の外板を貫通して連通する複数の冷却
    用パイプを設けたことを特徴とするバルブ型水車発電機
    の軸受冷却装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のバルブ型水車発電機の軸受
    冷却装置において、バルブブラケットの脚部に設けられ
    た油タンク内に平行に互い違いに配置され潤滑油を蛇行
    させる複数の案内板を設けたことを特徴とするバルブ型
    水車発電機の軸受冷却装置。
  4. 【請求項4】流水路中に設置されるバルブ型水車発電機
    において、バルブを支持するバルブブラケットの脚部に
    バルブ本体から仕切られた冷却室を形成し、この冷却室
    に螺旋形状配管を配置し、軸受で加熱された潤滑油を前
    記螺旋形状配管へ導き、前記冷却室の上下の外板を貫通
    する複数の通水穴から流水を前記冷却室に流通させて前
    記螺旋形状配管内の潤滑油を冷却することを特徴とする
    バルブ型水車発電機の軸受冷却装置。
JP6193583A 1994-07-26 1994-07-26 バルブ型水車発電機の軸受冷却装置 Pending JPH0835477A (ja)

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JP6193583A JPH0835477A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 バルブ型水車発電機の軸受冷却装置

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JPH0835477A true JPH0835477A (ja) 1996-02-06

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ID=16310409

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JP6193583A Pending JPH0835477A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 バルブ型水車発電機の軸受冷却装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103115077A (zh) * 2013-02-04 2013-05-22 哈尔滨电机厂有限责任公司 一种下插入式水轮发电机用扇形油冷却器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103115077A (zh) * 2013-02-04 2013-05-22 哈尔滨电机厂有限责任公司 一种下插入式水轮发电机用扇形油冷却器

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