JPH0835148A - 光反射性帯状物を交編織したシート状物 - Google Patents
光反射性帯状物を交編織したシート状物Info
- Publication number
- JPH0835148A JPH0835148A JP6194539A JP19453994A JPH0835148A JP H0835148 A JPH0835148 A JP H0835148A JP 6194539 A JP6194539 A JP 6194539A JP 19453994 A JP19453994 A JP 19453994A JP H0835148 A JPH0835148 A JP H0835148A
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- JP
- Japan
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- sheet
- light
- belt
- reflecting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 光反射性シート状物を加工して識別性，装
飾性及び物理的強度を高めることを目的とする。 【構 成】 光反射性帯状物と異種または異質の帯状物
を交編織するに当って，使用素材の選定組み合せとパタ
ーンの多様化を計り得るようにして複合シート状物とす
る。
飾性及び物理的強度を高めることを目的とする。 【構 成】 光反射性帯状物と異種または異質の帯状物
を交編織するに当って，使用素材の選定組み合せとパタ
ーンの多様化を計り得るようにして複合シート状物とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明のシート状物は，ブルゾン
やコート，スカート等の衣料や帽子，袋物，手袋，ベル
ト等の身廻品，履物類，クツシヨンや椅子張り，文房具
類等の本体またはその一部分品として利用される素材の
分野に関する。
やコート，スカート等の衣料や帽子，袋物，手袋，ベル
ト等の身廻品，履物類，クツシヨンや椅子張り，文房具
類等の本体またはその一部分品として利用される素材の
分野に関する。
【０００２】
【従来の技術】光反射性シート状物で作られたものは，
そのもの自体を裁断したり，成型したりしてラベル，ワ
ツペン，標織その他身廻品に利用されていた。
そのもの自体を裁断したり，成型したりしてラベル，ワ
ツペン，標織その他身廻品に利用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】シート状物としたもの
が単調な光反射性を利用した単一物あるいは単一相表面
というだけでなく，識別性，装飾性さらに多様性，物理
的強度等を高めるようにすることが課題である。
が単調な光反射性を利用した単一物あるいは単一相表面
というだけでなく，識別性，装飾性さらに多様性，物理
的強度等を高めるようにすることが課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】光反射性シート状物以外
のもの（以下，異種異質のシート状物と略す）を併用
し，これを編込んだり，織込んで（以下，交編織と略
す）複合シート状物とする。
のもの（以下，異種異質のシート状物と略す）を併用
し，これを編込んだり，織込んで（以下，交編織と略
す）複合シート状物とする。
【０００５】
【作 用】素材の異ったものを交編織することによ
り，多様な組織のものが可能となり，そのデザインやパ
ターンにより光反射部の位置は異り，全面均一反射体と
異った印象を視覚に訴え，注意を喚起することになる。
すなわち，識別性や装飾性を高めたものとなる。交編織
したシート状物の構成帯の一部に易染色性体を用いる
と，その交編織のパターンや構成素材の色調を，後染め
によって，調和を計ることができて，いっそう適切なカ
ラーデザインをすることができる。なお，交編織して複
合化することは，その組織により，僅かな空間を生じ，
自由な動きが可能になり，伸びを生じ，引裂き力を緩和
し，また使用素材により，引張り強さを向上さし，単品
では出しにくい物理的性質を満足しやすいものとするこ
とができる。
り，多様な組織のものが可能となり，そのデザインやパ
ターンにより光反射部の位置は異り，全面均一反射体と
異った印象を視覚に訴え，注意を喚起することになる。
すなわち，識別性や装飾性を高めたものとなる。交編織
したシート状物の構成帯の一部に易染色性体を用いる
と，その交編織のパターンや構成素材の色調を，後染め
によって，調和を計ることができて，いっそう適切なカ
ラーデザインをすることができる。なお，交編織して複
合化することは，その組織により，僅かな空間を生じ，
自由な動きが可能になり，伸びを生じ，引裂き力を緩和
し，また使用素材により，引張り強さを向上さし，単品
では出しにくい物理的性質を満足しやすいものとするこ
とができる。
【０００６】
【実 施 例】実施の１例を図面で説明する。図１は，
交編織したシート状物の簡略平面図であり，図２は，図
１Ａ−Ａ線における簡略断面図である。図１において
（Ａ）は，交編織したシート状物で，ベルトの一部であ
る。（１）は光反射性シート帯状物で，（２）及び
（３）は非光反射性の紐状物である。図２において，
（１）は光反射性シートの帯状物で，その構成例を示し
ている。（１ａ）は，光の再帰反射機能を有するプラス
チツクシート層で，その中の小円はガラスビーズであ
る。（１ｂ）は（１ａ）の保護フイルム層で（１ｃ）は
接着剤層で（１ｄ）は不織布である。
交編織したシート状物の簡略平面図であり，図２は，図
１Ａ−Ａ線における簡略断面図である。図１において
（Ａ）は，交編織したシート状物で，ベルトの一部であ
る。（１）は光反射性シート帯状物で，（２）及び
（３）は非光反射性の紐状物である。図２において，
（１）は光反射性シートの帯状物で，その構成例を示し
ている。（１ａ）は，光の再帰反射機能を有するプラス
チツクシート層で，その中の小円はガラスビーズであ
る。（１ｂ）は（１ａ）の保護フイルム層で（１ｃ）は
接着剤層で（１ｄ）は不織布である。
【０００７】以上は実施の１例について述べたが，交編
織のシート状物素材について述べると，（１）の構成は
（１ａ）光の再帰反射機能を有するプラスチツクシート
層の単品若しくはそれを含む複合シートあるいはレザー
であれば利用ができ，（１ｃ）と（１ｄ）の間にプラス
チツクフイルム，プラスチツクメタリツクフイルム（反
射層），紙あるいは織布があってもよく，（１ｄ）不織
布はなくてもよい。なお，光の再帰反射機能を有するプ
ラスチツクシート層の再帰反射機能物質はその層内練込
みあるいは分散，若しくは表面に散布，あるいはその組
成液を印刷，塗工したものいずれでもよい。（２）及び
（３）は，紐状若しくは帯状でもよく，その素材は異っ
ていても，あるいは（２）または（３）のいずれかの１
つでもよい。また，その素材は編織布，不織布あるいは
ビニル系レザー，合成皮革，人工皮革等の人造レザーで
あってもよく，これらの人造レザーも易染色性のものと
することができるから十分利用し得る。加工法や構成に
ついては，例示したのに限らず，（１ａ）の光反射性シ
ート帯状物は同種あるいは異種のものを用いたり，併用
したりしてもよく，また，（２）や（３）の非光反射性
の紐状物も異種の染色性の異るものであってもよく，先
染めしたものは当然利用できる。なお，以上の素材を利
用した交編織のデザインあるいはパターンは自由になし
得る。また，使用する長尺物の断面形状は紐状，帯状，
円形，楕円，角形等任意の形状をとり得る。
織のシート状物素材について述べると，（１）の構成は
（１ａ）光の再帰反射機能を有するプラスチツクシート
層の単品若しくはそれを含む複合シートあるいはレザー
であれば利用ができ，（１ｃ）と（１ｄ）の間にプラス
チツクフイルム，プラスチツクメタリツクフイルム（反
射層），紙あるいは織布があってもよく，（１ｄ）不織
布はなくてもよい。なお，光の再帰反射機能を有するプ
ラスチツクシート層の再帰反射機能物質はその層内練込
みあるいは分散，若しくは表面に散布，あるいはその組
成液を印刷，塗工したものいずれでもよい。（２）及び
（３）は，紐状若しくは帯状でもよく，その素材は異っ
ていても，あるいは（２）または（３）のいずれかの１
つでもよい。また，その素材は編織布，不織布あるいは
ビニル系レザー，合成皮革，人工皮革等の人造レザーで
あってもよく，これらの人造レザーも易染色性のものと
することができるから十分利用し得る。加工法や構成に
ついては，例示したのに限らず，（１ａ）の光反射性シ
ート帯状物は同種あるいは異種のものを用いたり，併用
したりしてもよく，また，（２）や（３）の非光反射性
の紐状物も異種の染色性の異るものであってもよく，先
染めしたものは当然利用できる。なお，以上の素材を利
用した交編織のデザインあるいはパターンは自由になし
得る。また，使用する長尺物の断面形状は紐状，帯状，
円形，楕円，角形等任意の形状をとり得る。
【０００８】
【発明の効果】光反射性帯状物と異種または異質の帯状
物を交編織することにより，パターンの多様なものを作
製でき，識別性及び装飾性を高め光反射性シート状物単
品では得られない伸びや引裂強さ，あるいは引張強さ等
の物理的性質を改善でき，用途の範囲を拡大することが
できる。
物を交編織することにより，パターンの多様なものを作
製でき，識別性及び装飾性を高め光反射性シート状物単
品では得られない伸びや引裂強さ，あるいは引張強さ等
の物理的性質を改善でき，用途の範囲を拡大することが
できる。
図１は，交編織したシート状物の簡略平面図である。図
２は，図１Ａ−Ａ線における簡略断面図である。
２は，図１Ａ−Ａ線における簡略断面図である。
Ａ………交編織したシート状物 １………光反射性シートの帯状物 １ａ……光の再帰反射機能を有するプラスチツクシート
層 １ｂ……保護フイルム層 １ｃ……接着剤層 １ｄ……不織布 ２，３……非光反射性の紐状物
層 １ｂ……保護フイルム層 １ｃ……接着剤層 １ｄ……不織布 ２，３……非光反射性の紐状物
Claims (4)
- 【請求項１】 光反射性帯状物とこのものとは異質の着
色，若しくはあらかじめ染着色した帯状物を編込み，若
しくは織込んで複合シート状物として，外観上の識別性
及び装飾性，物理的強度等を高めたことを特徴とする光
反射性帯状物を交編織したシート状物。 - 【請求項２】 光反射性帯状物は各種形状のガラスの顆
粒，マイカ粉末，貝殼粉，金属粉状体，プラスチツクフ
イルムの切断片等の一ないし二種以上を含む光の再帰反
射性機能を有するプラスチツクフイルム若しくはシート
状物を基材として，プラスチツクフイルム，接着剤層，
紙，編織布あるいは不織布等の繊維シート状物のいずれ
か，若しくはそれら異種の各成分を集成材的に構成して
複合シート状物とし，これを裁断して用いたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の光反射性帯状物を交
編織したシート状物。 - 【請求項３】 非光反射性帯状物は，単層あるいは複層
のシート状物あるいは帯状物，またはプラスチツクシー
ト状物や人造レザー類等から選定し，これを裁断して用
いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光反
射性帯状物を交編織したシート状物。 - 【請求項４】 非光反射性帯状物の構成層の一ないし二
以上に易染色性シート状物を用いて，光反射性帯状物の
交織シート状物としたのち，染色加工を施したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の光反射性帯状物を
交編織したシート状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194539A JPH0835148A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 光反射性帯状物を交編織したシート状物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194539A JPH0835148A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 光反射性帯状物を交編織したシート状物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835148A true JPH0835148A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16326222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6194539A Pending JPH0835148A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 光反射性帯状物を交編織したシート状物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835148A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101015024B1 (ko) * | 2010-02-03 | 2011-02-16 | 주식회사 비 에스 지 | 열 광 음 차폐성이 우수한 기능성 포지의 제조 방법 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6194539A patent/JPH0835148A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101015024B1 (ko) * | 2010-02-03 | 2011-02-16 | 주식회사 비 에스 지 | 열 광 음 차폐성이 우수한 기능성 포지의 제조 방법 |
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