JPH083482Y2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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Publication number
JPH083482Y2
JPH083482Y2 JP6467090U JP6467090U JPH083482Y2 JP H083482 Y2 JPH083482 Y2 JP H083482Y2 JP 6467090 U JP6467090 U JP 6467090U JP 6467090 U JP6467090 U JP 6467090U JP H083482 Y2 JPH083482 Y2 JP H083482Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
hose
signal line
base end
water supply
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6467090U
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English (en)
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JPH0426268U (ja
Inventor
正範 安達
昇 武田
Original Assignee
株式会社ケーブイケー
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Publication date
Application filed by 株式会社ケーブイケー filed Critical 株式会社ケーブイケー
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、洗面台,流し台,浴槽等に取付られる給水
装置に関するもので、さらに詳しくは、ホルダーの先端
部に吐水ヘッドが係脱自在に設けられていてそのホース
をホルダーから引出し出来るように構成されていると共
に、吐水状態を電気的信号によりコントロールできるよ
うにした給水装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図に従来からのこの種の給水装置を示し、図中a
は流し台等の水平な取付面、bはホルダーで、取付面a
に開設された取付孔に下端の基端部cを貫通して該取付
面aの裏側からナットdを螺合することによりホルダー
本体eを固定し、該ホルダー本体eの外周には回転自在
に回転筒部fが装着されている。gは回転筒部fの背部
に固着されたビスで、該ビスをホルダー本体eの背面半
周に形成した溝中に遊嵌することにより回転筒部fの回
転範囲を制限している。ホルダー本体eの上端部には操
作部hが設けられている。iはホルダー本体e中から回
転筒部f中にわたり挿通された可撓性のホースで、該ホ
ースiの先端に吐水ヘッドjが設けられ該吐水ヘッドj
は回転筒部fの先端部に係脱自在で、該吐水ヘッドjを
手で持って引くとホースiは該ホルダーb中から引き出
されるようになっている。該ホースiの基端は電動式の
ミキシングバルブよりなるバルブ本体に接続され、第5
図に示したように給水と給湯の混合水を該ホースiに供
給する。該バルブ本体における湯水の混合比率や吐止水
或いは吐出流量等は前記操作部hからの信号線kを通し
て電子制御部に送られる電気信号によりコントロールさ
れるようにしている。
[従来技術の欠点] 上記の給水装置では操作部hからの信号線kがホルダ
ーb内に貫挿され該信号線kは取付面a裏側の電子制御
部に接続されている。このためホースiを引き出す度に
ホルダーb内の信号線kはホースiと摺接し、特にホー
スiが表面蛇腹状の金属カバーを被ったものである場合
にはその摩擦により信号線kの被膜が削り取られ短期間
で断線させるおそれがあると共に、ホースiに付着した
水が該信号線kを伝って電子制御部を漏電させるおそれ
もあった。
[考案の目的] 本考案は、上記給水装置において、ホルダー内におけ
る信号線とホースとの干渉を防いで故障の原因を排除し
ようとするものである。
[目的を達成するための手段] 本考案は上記目的を達成するため、基端部を洗面器,
流し台,浴槽等の取付面に貫通させて固定する中空筒状
のホルダーと、該ホルダー中に引出自在に貫挿され基端
を前記取付面の裏側に配置したバルブ本体に接続した可
撓性のホースと、該ホースの先端に接続され前記ホルダ
ーの先端部に係脱自在なる吐水ヘッドと、前記取付面の
表側に配置した操作部とよりなり、前記バルブ本体を作
動させるための前記操作部からの操作信号を伝達する信
号線を前記ホルダー中に配設した給水装置において、環
状部とその一部から軸線方向に延びる鞘部を形成してな
る保護部材を前記ホルダーの基端部の開口縁より該ホル
ダー内に挿入し該環状部を該ホルダー内面に嵌着すると
共に該鞘部を前記信号線に被せて前記ホースが前記信号
線に直接摺接しないようにしたことを特徴とする給水装
置である。
[作用] 保護部材の環状部はホルダー内面への嵌着により鞘部
が信号線に被るように保持する。このためホルダー内で
ホースが動いても該ホースは鞘部に摺接するのみで信号
線に触れることなく信号線を確実に保護できる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を第1図〜第4図に従い説明す
る。
図において、1は取付面、2は基端部3を該取付面1
の取付孔に貫通させて固定した中空筒状のホルダーであ
る。ホルダー2は円筒状のホルダー本体8と該ホルダー
本体8の外周に基部10を回転自在に装着した回転筒部9
とよりなる。基端部3の外周には螺子溝が形成され、パ
ッキン4,5および座金6を介在させて取付面1の裏側か
ら該基端部3にナット7を螺締することにより取付面1
に固定させる。11はホルダー本体8の内周に固着した環
状の樹脂製ホースガイドである。ホルダー本体8の外周
には突起12が形成され、また、回転筒部9の基部10内周
面の相対する位置に一対のストッパ13が突設され、回転
筒部9を第2図に示したように回転させたとき該ストッ
パ13が突起12に当接し回転筒部9の回転可能範囲が制限
されるようにしている。ホルダー本体8の上部には操作
部14が設けられている。該操作部14は、第4図にも示し
たように、表面に、吐止水を切換るためのスイッチと、
吐出流量を調節するためのスイッチと、混合水温度を調
節するためのスイッチと、吐出流量を表示するLEDと、
混合水温度を表示するセグメント表示素子とが設けられ
ており、該操作部14からバルブ本体15にはその操作信号
を伝達するための信号線16がホルダー本体8内を通して
配線されている。17はバルブ本体15に配管させた給水
栓、18は同じく給湯栓である。19はバルブ本体15に基端
を接続した可撓性のホースで、該ホース19はホルダー2
の基端部3の下端開口からホルダー本体8内に通り該ホ
ルダー本体8の側壁開口を経て回転筒部9内を通り該回
転筒部9の先端開口より外部に導出し該ホース19の先端
には吐水ヘッド20が接続される。回転筒部9の先端には
小径部材21が嵌着され、該小径部材21に吐水ヘッド20の
ホース19との接続部外周の筒状部を遊嵌することで該吐
水ヘッド20が回転筒部9に係脱自在となる。22は吐水ヘ
ッド20に設けられていて吐水状態をシャワー散水と集中
吐水とに切換るためのノブを示す。
しかして、第3図に示した保護部材23は環状部24とそ
の一部から軸線方向に延びる鞘部25を合成樹脂により一
体に形成してなるもので、該保護部材23を前記ホルダー
2の基端部3の開口縁より内部に挿入し該環状部24をそ
の弾性により該基端部3の内面に嵌着する。そしてホル
ダー本体8内の信号線16を該ホルダー本体8内面に密接
させ鞘部25を該信号線16に被せる。
このように構成された給水装置では、吐水ヘッド20を
手に持ってホース19をホルダー2中から引き出したり或
いはホルダー2中に収納するときに該ホース19が該ホル
ダー2内で揺れ動いて鞘部25を強くこするようなことも
あるが、信号線16は該鞘部25によって被われているので
これにより損傷を受けることなく長期にわたり故障なく
使用できる。また、鞘部25によってホルダー2内の信号
線16が被われているのでホース19の水滴が該信号線16に
付着するのも防がれこのために信号線16を伝って水がバ
ルブ本体15中の電子制御部に流れ込むことも防がれる。
なお上記実施例では、鞘部25が環状部24から一方にの
み延設してるが、両方に鞘部25を延設し環状部24を基端
部3のさらに中程に嵌着させてもよい。また環状部24の
弾性を保持するために環状部24の一部に切欠を入れても
よい。
また、この実施例では回転筒部9の基部10内周面に一
対のストッパ13を突設すると共にホルダー本体8の外周
に突起12を形成し回転筒部9を回転させたとき該突起12
がストッパ13に当接して回転筒部9の回転範囲が制限さ
れるようにし、回転筒部9がこの範囲を超えて回転する
ことでホース19がつぶされることのないようにしてい
る。こうしてストッパ13は第6図の給水装置におけるビ
スgの代替をなすようにしたので、ビスgのように弛ん
だり或いは無用に外されたりしてストッパーとしての役
割を果せなくなるおそれがない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の給水装置は、ホルダー内
における信号線が保護部材の鞘部によって被われるの
で、ホルダー内で動くホースが信号線を損傷させること
なく長期にわたり信号線破断等の故障が生じることなく
耐久性が向上する利点があるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の給水装置の一実施例を示したもので、第
1図は縦断面図、第2図はそのA−A線断面図、第3図
は保護部材の斜視図、第4図は使用状態を示した斜視
図、第5図は使用状態の系統図、第6図は従来の給水装
置の縦断面図である。 1……取付面、2……ホルダー、3……基端部、14……
操作部、15……バルブ本体、16……信号線、19……ホー
ス、20……吐水ヘッド、23……保護部材、24……環状
部、25……鞘部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部を洗面器,流し台,浴槽等の取付面
    に貫通させて固定する中空筒状のホルダーと、該ホルダ
    ー中に引出自在に貫挿され基端を前記取付面の裏側に配
    置したバルブ本体に接続した可撓性のホースと、該ホー
    スの先端に接続され前記ホルダーの先端部に係脱自在な
    る吐水ヘッドと、前記取付面の表側に配置した操作部と
    よりなり、前記バルブ本体を作動させるための前記操作
    部からの操作信号を伝達する信号線を前記ホルダー中に
    配設した給水装置において、環状部とその一部から軸線
    方向に延びる鞘部を形成してなる保護部材を前記ホルダ
    ーの基端部の開口縁より該ホルダー内に挿入し該環状部
    を該ホルダー内面に嵌着すると共に該鞘部を前記信号線
    に被せて前記ホースが前記信号線に直接摺接しないよう
    にしたことを特徴とする給水装置。
JP6467090U 1990-06-19 1990-06-19 給水装置 Expired - Lifetime JPH083482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6467090U JPH083482Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6467090U JPH083482Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0426268U JPH0426268U (ja) 1992-03-02
JPH083482Y2 true JPH083482Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31595822

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6467090U Expired - Lifetime JPH083482Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 給水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4584684B2 (ja) * 2004-11-18 2010-11-24 株式会社Inax 自動水栓装置

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Publication number Publication date
JPH0426268U (ja) 1992-03-02

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