JPH08340351A - 衛星同報通信装置 - Google Patents

衛星同報通信装置

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JPH08340351A
JPH08340351A JP14606395A JP14606395A JPH08340351A JP H08340351 A JPH08340351 A JP H08340351A JP 14606395 A JP14606395 A JP 14606395A JP 14606395 A JP14606395 A JP 14606395A JP H08340351 A JPH08340351 A JP H08340351A
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JP
Japan
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information
schedule
unit
broadcast schedule
retransmission
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Application number
JP14606395A
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English (en)
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Kazuhiro Okada
和浩 岡田
Hideki Hieta
秀樹 日永田
Koichiro Takeda
浩一郎 武田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04B7/18523Satellite systems for providing broadcast service to terrestrial stations, i.e. broadcast satellite service
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信衛星を介して親局から送信されたパケッ
ト方式の信号を複数の子局が受信する衛星同報通信装置
に関し、衛星回線の帯域を極力増加させず、効率よく再
送を行うことを目的とする。 【構成】 同報スケジュール送信手段1が、送信情報
名、送信時刻等から成る同報スケジュールを通信衛星を
介して各子局へ送信する。また、各種情報送信手段2
が、この同報スケジュールに基づき各種情報を、通信衛
星を介して各子局へ送信する。一方、同報スケジュール
受信手段3が同報スケジュールを受信し、所望情報受信
手段4が、受信した同報スケジュールに基づき、所望情
報を対応の所定時刻に受信する。さらに、空白期間検出
手段5が、同報スケジュールを調査して情報の送信が行
われない空白期間を検出し、同報スケジュール生成手段
6が、既に送信された情報を、検出された空白期間を利
用して再送情報として再び送信するように同報スケジュ
ールを作成し直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星同報通信装置に関
し、特に、通信衛星を介して親局から送信されたパケッ
ト方式の信号を複数の子局が受信する衛星同報通信装置
に関する。
【0002】衛星パケット通信では、各送信地球局から
の送信データが、パケットと呼ぶ一定長のブロックに分
割され、これに宛名等のヘッダ情報を付加して衛星に向
け送信される。衛星中継器では各局からのパケット信号
を中継し、ブロードキャストモードで各受信地球局へ送
信する。受信地球局ではこれらの信号を全てモニタし、
この中からパケットヘッダを基に自局宛の情報を抽出す
る。送信側で、1つのパケットに複数の宛先を指定すれ
ば、同一パケットをいくつかの宛先局に向けて通報する
同報通信も容易に実現できる。
【0003】なお、受信側で誤り検出したときに対応す
るために、送信側が同一情報を自動再送するようにして
いるが、衛星回線は1ホップで約0.3秒の伝搬遅延時
間をもっているために、衛星回線に適した高能率な再送
プロトコルを使用しないとスループットが低下すること
になる。
【0004】
【従来の技術】従来、高能率な再送プロトコルの1つと
して、HDLC手順のSREJ方式(=Selective Repe
at ARQ 方式)がある。この方式では、受信側で誤りを
検出した際、それ以降に受信した正しいブロックを保持
しておき、誤りブロックのみ再送された正しいブロック
と入れ替えるようにする。したがって、受信側には大き
なバッファメモリが用意され、順序番号の制御が行われ
る。
【0005】すなわち、図33に示すように、送信局か
ら通信衛星を介して受信局に、パケット方式のブロック
A,B,C,Dが順次送られたときに、所要の遅延時間
の後に同一の内容を持った再送ブロックa,b,c,d
がそれぞれ送出される。受信局においては、受信順序の
監視制御の下に、各ブロックを受信し、ブロックAを受
信した後にブロックBを受信できないままブロックCを
受信した場合、受信局のバッファ部は、ブロックA,C
を保持するとともに、受信部に対して再送ブロックbを
受信して送付するように指示する。この指示に従い、受
信部は再送ブロックbを受信してバッファ部へ送る。バ
ッファ部は、受信できなかったブロックBの位置に、再
送ブロックbを配置することにより、ブロックA,B,
Cを正しく確保できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの方
式では、送信すべきブロックA,B,C,Dの他に、各
同一の内容を持った再送ブロックa,b,c,dを送信
する必要があり、しかも、伝搬路の状態によっては、こ
の再送送信を複数回行わねばならない場合もあった。デ
ータ伝送量は再送送信1回でも2倍になり、再送送信回
数に比例してデータ伝送量は増大するため、衛星回線の
帯域有効利用の面から難点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、衛星回線の帯域を極力増加させず、効率よく
再送を行うことを図った衛星同報通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、親局に設けられ、少
なくとも送信情報名およびその送信情報の送信時刻から
成る同報スケジュールを送信する同報スケジュール送信
手段1と、親局に設けられ、同報スケジュールに基づき
各種情報を、それぞれに対応する時刻に送信する各種情
報送信手段2と、各子局に設けられ、同報スケジュール
を受信する同報スケジュール受信手段3と、各子局に設
けられ、受信した同報スケジュールに基づき、各種情報
送信手段2から送信された各種情報の中から、所望情報
を対応の所定時刻に受信する所望情報受信手段4とを有
することを特徴とする衛星同報通信装置が提供される。
【0009】また、この衛星同報通信装置はさらに、親
局に設けられ、同報スケジュールの中から、情報の送信
が行われない空白期間を検出する空白期間検出手段5
と、親局に設けられ、当該空白期間までに各種情報送信
手段2によって既に送信された情報を、検出された空白
期間を利用して再送情報として再び送信するように同報
スケジュールを作成し直す同報スケジュール生成手段6
とを有し、同報スケジュール送信手段1は、同報スケジ
ュール生成手段6により作成された同報スケジュールを
各同報スケジュール受信手段3へ送信し、各種情報送信
手段2は、同報スケジュール生成手段6により作成され
た同報スケジュールに基づき、各種情報の他に、再送情
報を各所望情報受信手段4へ送信する。
【0010】
【作用】以上のような構成において、親局において、同
報スケジュール送信手段1が、少なくとも送信情報名お
よびその送信情報の送信時刻から成る同報スケジュール
を通信衛星を介して各子局へ送信する。また、各種情報
送信手段2が、この同報スケジュールに基づき各種情報
を、それぞれに対応する時刻になると、通信衛星を介し
て各子局へ送信する。
【0011】一方、各子局では、同報スケジュール受信
手段3が同報スケジュールを受信して所望情報受信手段
4へ転送する。所望情報受信手段4は、転送された同報
スケジュールに基づき、各種情報送信手段2から送信さ
れた各種情報の中から、所望情報を対応の所定時刻に受
信する。
【0012】さらに詳しくは、親局において、空白期間
検出手段5が、同報スケジュールを調査してそのスケジ
ュールの中に、情報の送信が行われない空白期間を検出
する。そして、同報スケジュール生成手段6が、当該空
白期間までに各種情報送信手段2によって既に送信され
た情報を、検出された空白期間を利用して再送情報とし
て再び送信するように同報スケジュールを作成し直す。
この同報スケジュールの作成し直しを、伝送効率がよく
なるように行う。
【0013】この作成し直された同報スケジュールを、
同報スケジュール送信手段1が、各子局の同報スケジュ
ール受信手段3へ送信し、また、各種情報送信手段2
が、この作成し直された同報スケジュールに基づき、各
種情報の他に、再送情報を各子局の所望情報受信手段4
へ送信する。
【0014】したがって、受信側の各子局では、同報ス
ケジュールに基づき、再送情報を含めた所望の情報を効
率よく入手することが可能となる。これにより、衛星回
線の帯域を極力増加させず、効率よい再送が実現する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、第1の実施例の構成を、図1を参照して説
明する。第1の実施例は、親局に設けられ、少なくとも
送信情報名およびその送信情報の送信時刻から成る同報
スケジュールを送信する同報スケジュール送信手段1
と、親局に設けられ、同報スケジュールに基づき各種情
報を、それぞれに対応する時刻に送信する各種情報送信
手段2と、各子局に設けられ、同報スケジュールを受信
する同報スケジュール受信手段3と、各子局に設けら
れ、受信した同報スケジュールに基づき、各種情報送信
手段2から送信された各種情報の中から、所望情報を対
応の所定時刻に受信する所望情報受信手段4とから構成
される。
【0016】図2は、第1の実施例の詳しい構成を示す
ブロック図である。図1の同報スケジュール送信手段1
は、図2のスケジュール蓄積部13、パケット生成部1
5、変調器16、および送信機17に相当し、同様に、
各種情報送信手段2は、情報蓄積部11、スケジュール
管理部12、パケット生成部15、変調器16、および
送信機17に相当し、同報スケジュール受信手段3は、
受信機19、復調器20、パケット抽出部21、および
スケジュール再生部22に相当し、所望情報受信手段4
は、受信機19、復調器20、パケット抽出部21、情
報再生部25、およびスケジュール管理部23に相当す
る。図1の親局は図2ではセンタ局と表される。
【0017】すなわち、まず、送信されるべき各種情報
が情報蓄積部11へ入力され、保存される。また、同報
スケジュールが外部からスケジュール生成部14へ入力
され、この入力された同報スケジュールがそのままスケ
ジュール蓄積部13およびスケジュール管理部12へ送
られる。スケジュール蓄積部13は、送られた同報スケ
ジュールを保存する。
【0018】図3はこの同報スケジュールの例を示す。
図では例えば、情報1が0時00分から0時05分まで
の間に送信され、続いて、情報2が0時05分から0時
10分までの間に送信されるという内容になっている。
【0019】図2に戻って、スケジュール管理部12は
時計を内蔵し、送られた同報スケジュールに従って、所
定の時刻になると対応の所定情報を情報蓄積部11から
パケット生成部15へ出力させる。情報蓄積部11は、
対応の所定情報をパケット方式のブロック単位に分割し
て出力する。スケジュール管理部12は同時に、スケジ
ュール蓄積部13に指令を出して同報スケジュールをパ
ケット生成部15へ出力させる。この場合も、スケジュ
ール蓄積部13は、同報スケジュールをブロック単位に
分割して出力する。
【0020】パケット生成部15は、送られたブロック
単位のデータを基にパケットを生成する。すなわち、図
4(B)に示すように、制御部、スケジュール部、情報
部、および誤り訂正部からなるパケットを生成する。ス
ケジュール部に、ブロック単位に分割された同報スケジ
ュールを搭載し、情報部に、ブロック単位に分割された
所定情報を搭載する。なお、図4(A)に示すように、
スケジュール部を特に設けず、特定のパケットの情報部
を利用して同報スケジュールを送り、制御部に、自パケ
ットの情報部が同報スケジュールを搭載している旨を示
す表示情報を搭載するようにしてもよい。
【0021】パケット生成部15で生成されたパケット
は、変調器16および送信機17を経て通信衛星18へ
送られ、通信衛星18が子局へ中継する。子局の受信機
19で受信された信号は、復調器20を経てパケット抽
出部21へ送られる。パケット抽出部21は、パケット
の中から同報スケジュールおよび所定情報を抽出してス
ケジュール再生部22および情報再生部25へそれぞれ
送る。スケジュール再生部22および情報再生部25
は、同報スケジュールおよび所定情報を送信前の状態に
それぞれ復元する。
【0022】予約情報生成部24は、受信したい情報の
予約を外部から受け、それに従って、スケジュール管理
部23に対して、その予約された情報を受信するように
指令する。スケジュール管理部23は時計を内蔵し、復
元された同報スケジュールに基づき、予約された情報
(これには再送情報も含まれる)が送られる時刻に、情
報再生部25へ指令を出し、予約された情報が送られて
いる期間に受信された情報を出力/記憶装置26へ出力
する。出力/記憶装置26は、出力表示装置やデータ処
理装置の記憶部等である。
【0023】このようにして、受信側の各子局では、同
報スケジュールに基づき、再送情報を含めた所望の情報
を効率よく入手することが可能となる。これにより、衛
星回線の帯域を極力増加させず、効率よい再送が実現す
る。また、従来であれば各子局はセンタ局から自局宛の
信号が何時に送信されるか分からないので、各子局の出
力/記憶装置26は常時待機状態にいる必要があった
が、本発明の実施例では、予め分かっている時刻だけ待
機すればよく、それ以外の時刻には他の処理を行うこと
が可能となり、出力/記憶装置26の有効利用が図れ
る。
【0024】つぎに、第2の実施例を説明する。第2の
実施例は再送情報の送信を具体化したものである。図5
は第2の実施例の構成を示すブロック図である。第2の
実施例の構成は、第1の実施例の構成と基本的には同じ
であるので、同一構成部分には同一の符号を付して説明
を省略し、第1の実施例と相違する部分だけを説明す
る。なお、図1に示す空白期間検出手段5が、図5の空
き日時検出部31に相当し、同様に、同報スケジュール
生成手段6が、スケジュール生成部28、再送日時組み
込み部29、および再送スケジュール生成部30に相当
する。
【0025】第2の実施例では、スケジュール生成部2
8から空き日時検出部31に同報スケジュールが送られ
る。空き日時検出部31は、同報スケジュールを調査し
て送信が行われない期間を探し出す。見つかった空き期
間の日時を再送日時組み込み部29へ送る。一方、再送
スケジュール生成部30には、外部から再送スケジュー
ルが入力される。この再送スケジュールは、再送すべき
情報の名称や再送優先順位が記載されたものである。再
送スケジュール生成部30は、この中から優先順位が一
番高い再送情報を選び、再送日時組み込み部29へ送
る。再送日時組み込み部29は、複数の空き期間の日時
のなかで一番早い日時に、選択された再送情報を送るよ
うに同報スケジュールを作成し直すようにスケジュール
生成部28へ指令する。スケジュール生成部28は指令
に従って同報スケジュールを作成し直してスケジュール
管理部12およびスケジュール蓄積部13へ送る。
【0026】図6は、作成し直された同報スケジュール
の例を示す。図は、0時25分から0時30分までの期
間に空き期間(VA)があり、そこを利用して情報1の
再送が行われることを示す。
【0027】図5に戻って、スケジュール管理部12
は、送られた新たな同報スケジュールに従って、所定の
時刻になると対応の所定情報(これには再送情報も含ま
れる)を情報蓄積部11からパケット生成部15へ出力
させる。スケジュール管理部12は同時に、スケジュー
ル蓄積部13に指令を出して新たな同報スケジュールを
パケット生成部15へ出力させる。
【0028】子局においては、所定情報が情報再生部2
5から誤り判断部33へ送られる。誤り判断部33は、
所定情報に誤りが無いか否かを判断し、誤りが無ければ
所定情報を出力/記憶装置26へ送り、誤りがあればス
ケジュール管理部32へ所定情報の受信誤りを知らせ
る。スケジュール管理部32は、誤りがあった所定情報
の再送時刻を同報スケジュールから探し出し、情報再生
部25へ受信を指令する。
【0029】かくして、所定情報の受信に誤りが生じて
も、容易に正しい情報を受信することが可能となる。つ
ぎに、第3の実施例を説明する。第3の実施例は、第2
の実施例とは別の、再送情報を同報スケジュールへ組み
込む方法を提案するものである。
【0030】図7は第3の実施例の構成を示すブロック
図である。第3の実施例の構成は、第2の実施例の構成
と基本的には同じであるので、同一構成部分には同一の
符号を付して説明を省略し、第2の実施例と相違する部
分だけを説明する。
【0031】第3の実施例では、ファイルサイズ検出部
35が、送信すべき情報毎にファイルサイズを検出し、
再送間隔演算部36へ送る。再送間隔演算部36は、フ
ァイルサイズに応じた再送情報の再送間隔を示すテーブ
ルを内蔵し、そのテーブルを参照して再送間隔を求め、
又はファイルサイズを変数として演算によって再送間隔
を求め、再送日時組み込み部37へ送る。再送日時組み
込み部37は、複数の空き期間の日時の中で、再送間隔
に近い日時を選択し、その日時に再送情報を送るように
同報スケジュールを作成し直す指令をスケジュール生成
部28へ送る。子局側の構成は第2の実施例と同一であ
る。
【0032】なお、再送間隔演算部36は、ファイルサ
イズに応じて再送情報を選択して、空き期間に再送情報
がうまく収まるようにしてもよい。すなわち、図9に示
すように、0時20分直前の空き期間(VA)では、両
方ともファイルサイズの小さい2つの情報1,2の再送
を行い、0時40分前後の空き期間(VA)では、ファ
イルサイズが大きい情報3とファイルサイズが小さい情
報4とを組み合わせて再送を行うようにする。これによ
り、空き期間の有効利用が可能となる。
【0033】つぎに、第4の実施例を説明する。第4の
実施例は、第2,3の実施例とは別の、再送情報を同報
スケジュールへ組み込む方法を提案するものである。図
10は第4の実施例の構成を示すブロック図である。第
4の実施例の構成は、第2の実施例の構成と基本的には
同じであるので、同一構成部分には同一の符号を付して
説明を省略し、第2の実施例と相違する部分だけを説明
する。
【0034】第4の実施例では、再送間隔演算部39
が、図11に示すような降雨継続時間テーブルを内蔵す
る。このテーブルは、過去の気象データに基づき、降雨
強度が所定値以上である降雨が継続する時間間隔を地域
毎および月毎に示すものである。再送間隔演算部39
は、所定強度以上の降雨状態を検出した旨の情報を外部
から受けると、降雨継続時間テーブルからセンタ局の設
置地域および降雨日時に応じて降雨継続間隔を求め、再
送日時組み込み部40へ送る。再送日時組み込み部40
は、複数の空き期間の日時の中で、降雨継続間隔以上の
再送間隔となる日時を選択し、その日時に再送情報を送
るように同報スケジュールを作成し直す指令をスケジュ
ール生成部28へ送る。なお、図10では、図5に示す
再送スケジュール生成部30の図示を省略している。子
局側の構成は第2の実施例と同一である。
【0035】すなわち、図12に示すように、情報4,
5を送信中に強い降雨(RT)があった場合に、降雨継
続時間テーブルから得られた降雨継続間隔が例えば7分
であれば、0時30分から始まる空き期間(VA)は選
択対象となり得る期間であるので、この期間を利用して
情報4,5の再送を行うようにする。もし、降雨継続時
間テーブルから得られた降雨継続間隔が例えば20分で
あれば、0時30分から始まる空き期間(VA)は選択
対象とはならず、もっと後に存在するであろう空き期間
(VA)を利用して情報4,5の再送を行うことにな
る。つまり、センタ局から通信衛星18に対して送信を
行う時に強い降雨があると、伝送品質が低下する。一
方、一般に強い降雨はそれ程長くは続かないので、強い
降雨が終了した頃に再送を行えば、伝送品質の回復が期
待できる。第4の実施例は、そうした点に着目したもの
である。
【0036】つぎに、第5の実施例を説明する。第5の
実施例は、第4の実施例において同報スケジュールに、
再送情報を送信するために専用に使用する予備日時を予
め設定するようにしたものである。
【0037】図13は第5の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。第5の実施例の構成は、第4の実施例の構
成と基本的には同じであるので、同一構成部分には同一
の符号を付して説明を省略し、第4の実施例と相違する
部分だけを説明する。
【0038】第5の実施例では、再送情報を送信するた
めの専用の予備空白期間を同報スケジュールの中に複数
予め設定しておき、予備日時組み込み部42は、複数の
予備空白期間の中で、降雨継続間隔以上の再送間隔とな
る期間を選択し、その期間に再送情報を送るように同報
スケジュールを作成し直す指令をスケジュール生成部2
8へ送る。なお、図13でも、図5に示す再送スケジュ
ール生成部30の図示を省略している。子局側の構成は
第2の実施例と同一である。
【0039】すなわち、図14に示すように、情報3,
4を送信中に強い降雨(RT)があった場合に、降雨継
続時間テーブルから得られた降雨継続間隔よりも充分後
に存在する予備空白期間(RE)を利用して情報3,4
の再送を行うようにする。
【0040】このように予備空白期間(RE)を設けれ
ば、第4の実施例のように空き期間(VA)を探す必要
がなく、しかも空き期間(VA)は、その存在が不確か
なものであるので、場合によっては空き期間(VA)が
無いこともあり得、その場合には再送送信が行えないこ
ともあり得るが、予備空白期間(RE)を設ければそう
した懸念も解消される。
【0041】つぎに、第6の実施例を説明する。第6の
実施例は、送信すべき情報の変化分(前回送信情報と今
回送信情報との差分)だけを送信して伝送量の縮小を図
ったものである。
【0042】図15は第6の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。第6の実施例の構成は、第2の実施例の構
成と基本的には同じであるので、同一構成部分には同一
の符号を付して説明を省略し、第2の実施例と相違する
部分だけを説明する。
【0043】第6の実施例のセンタ局では、送信される
べき各種情報が情報蓄積部46へ入力され、保存される
とともに、情報差分抽出部44へ入力される。情報差分
抽出部44は、今回入力の全情報である新情報を、情報
蓄積部45から送られる前回入力の全情報である旧情報
と比較して差分を算出して情報蓄積部45へ送る。情報
蓄積部45は、送られた差分を保存するとともに、前回
保存した旧情報にその送られた差分を加えて新情報を
得、これを保存する。また、同報スケジュールが外部か
らスケジュール生成部47へ入力される。予備日時検出
部50は、この同報スケジュールを調べ、その中に予め
設定されている予備日時を検出し、予備日時組み込み部
49へ送る。一方、予備日時組み込み部49へは、全情
報送信要求信号が入力される。この全情報送信要求信号
は、差分情報の送信だけでは、受信側で元の情報を復元
することができないことがあるので、最初および時々、
全情報を送信する必要があり、この送信を行わせるため
の信号である。予備日時組み込み部49は、全情報送信
要求信号および検出された予備日時に基づき、スケジュ
ール生成部47に対して指令を出し、予備日時に全情報
を送るように同報スケジュールを作成し直させる。スケ
ジュール生成部47は指令に従って同報スケジュールを
作成し直してスケジュール管理部48へ送る。
【0044】スケジュール管理部48は、送られた同報
スケジュールに従って、情報蓄積部45から差分情報を
パケット生成部15へ出力させるとともに、情報蓄積部
46から全情報をパケット生成部15へ出力させる。
【0045】なお、図15では、図5に示すスケジュー
ル蓄積部13、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第6の実施例においても備えられ
ている。
【0046】つぎに、第6の実施例の子局を説明する。
図15に示す集合回路51は、図5に示すパケット抽出
部21、スケジュール再生部22、予約情報生成部2
4、情報再生部25、スケジュール管理部32、および
誤り判断部33からなる回路に相当し、図15の記憶装
置53の出力側が図5の出力/記憶装置26の入力側に
接続される。
【0047】集合回路51から出力される信号(図5の
誤り判断部33から出力/記憶装置26へ向けて出力さ
れる信号と同一)は、第6の実施例では、全情報と差分
情報とを含む。全情報は記憶装置53へ送り、差分情報
は新情報生成部52へ送る。新情報生成部52は、記憶
装置53から旧情報を受けて差分情報によって新情報を
作成して記憶装置53へ送る。したがって、記憶装置5
3は、常時最新の全情報が格納されていることになる。
【0048】このように、センタ局が常時全情報を送信
するのではなく、差分情報を大半のタイミングで送るよ
うにすることで、伝送効率の向上が期待できる。また、
全情報を送信する場合に、予備日時を使用することで、
ファイルが比較的大きい全情報を容易に送信することが
可能となる。
【0049】つぎに、第7の実施例を説明する。第7の
実施例は、第6の実施例における再送情報の送信方法と
は別の方法を備えたものである。図16は第7の実施例
の構成を示すブロック図である。第7の実施例の構成
は、第6の実施例の構成と基本的には同じであるので、
同一構成部分には同一の符号を付して説明を省略し、第
6の実施例と相違する部分だけを説明する。
【0050】なお、図16では、図5に示すスケジュー
ル蓄積部13、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第7の実施例においても備えられ
ている。
【0051】まず、図16の更新情報生成部55は、図
15の情報差分抽出部44および情報蓄積部45に相当
し、また、図16では、図15に示すスケジュール生成
部47、スケジュール管理部48、予備日時組み込み部
49、および予備日時検出部50の図示を省略するが、
これらは第7の実施例においても備えられている。
【0052】第7の実施例では、再送情報が再送情報蓄
積部57に送られ、保持される一方、同報スケジュール
が再送スケジュール生成部58へ送られる。再送スケジ
ュール生成部58は、同報スケジュールを調べて、パケ
ット内の情報送信用部分に未使用部分が発生するパケッ
トを探し、再送情報蓄積部57へ知らせる。再送情報蓄
積部57は、こうしたパケットの未使用部分に再送情報
をPADとして挿入するように、PAD生成部56へ指
示する。PAD生成部56は、この指示に従ってPAD
を埋めて、そのパケットをパケット生成部15へ出力す
る。
【0053】子局側のPAD処理部59は、集合回路5
1内のパケット抽出部21および情報再生部25に接続
され、パケット抽出部21で抽出されたパケット内にP
ADとして挿入された再送情報を取り出し、情報再生部
25へ送る。
【0054】このように、再送情報をPADとして送信
することにより、伝送効率の向上が見込まれる。つぎ
に、第8の実施例を説明する。第8の実施例は、第6の
実施例における再送情報の送信方法とは別の方法を備え
たものである。
【0055】図17は第8の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。第8の実施例の構成は、第6の実施例の構
成と基本的には同じであるので、同一構成部分には同一
の符号を付して説明を省略し、第6の実施例と相違する
部分だけを説明する。
【0056】なお、図17では、図5に示すスケジュー
ル蓄積部13、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第8の実施例においても備えられ
ている。
【0057】まず、図17の更新情報生成部55は、図
15の情報差分抽出部44および情報蓄積部45に相当
し、また、図17では、図15に示すスケジュール生成
部47、スケジュール管理部48、予備日時組み込み部
49、および予備日時検出部50の図示を省略するが、
これらは第8の実施例においても備えられている。
【0058】第8の実施例では、まず、送信フレーム内
に再送送信に主に使用する特定のパケットエリアが設定
される。そして、再送情報が再送情報蓄積部61に送ら
れ、保持される。情報選択部62は、再送情報蓄積部6
1に保持されている再送情報を優先的に取り出して再送
パケット生成部63へ送る。再送情報が再送情報蓄積部
61に保持されていないときには、更新情報生成部55
から差分情報を受け、この差分情報もないときには情報
蓄積部46から全情報を受けて再送パケット生成部63
へ送る。再送パケット生成部63は、特定のパケットエ
リアに再送情報、差分情報、全情報のいずれかを搭載し
て、そのパケットをパケット生成部15へ送る。
【0059】このように、再送情報を特定のパケットエ
リアを利用して送信するので、再送時期を明確にするこ
とができる。また、パケットエリアが再送に使用されな
いときには、他の情報を送信するようにしているので、
伝送効率の低下を防止できる。
【0060】つぎに、第9の実施例を説明する。第9の
実施例は、第8の実施例における再送情報の送信装置と
は別の装置を備えたものである。図18は第9の実施例
の構成を示すブロック図である。第9の実施例の構成
は、第8の実施例の構成と基本的には同じであるので、
同一構成部分には同一の符号を付して説明を省略し、第
8の実施例と相違する部分だけを説明する。
【0061】なお、図18では、図5に示すスケジュー
ル蓄積部13、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第9の実施例においても備えられ
ている。
【0062】第9の実施例では、同報スケジュールが再
送スケジュール生成部65に入力され、再送スケジュー
ル生成部65が、その同報スケジュールに組み込まれて
いる特定パケット送信スケジュールを検出する。再送周
波数割当部66は、特定パケット送信スケジュールがあ
れば、特定パケット専用に周波数を割り当てる。周波数
設定部67は、再送パケット生成部63からパケット生
成部15を介して特定のパケットが送られた時に、この
割り当てられた周波数を用いてこの特定のパケットを変
調するように変調器68に指令を出す。この時、特定パ
ケット以外のパケットは第8の実施例と同様に変調器1
6にて変調される。
【0063】一方、子局においては、スケジュール管理
部71が記憶装置53から同報スケジュールを受け取
り、その同報スケジュールに含まれる特定パケット送信
スケジュールに基づき、周波数設定部70に指令を出
す。周波数設定部70は、特定パケット送信があるとき
に受信機69に対して、特定パケット用に割り当てられ
た周波数を用いて変調された信号を受信するようにさせ
る。
【0064】このように、再送情報送信に対して他の周
波数を使用することにより、本来の情報の高速な伝送が
可能となる。つぎに、第10の実施例を説明する。第1
0の実施例は、第6の実施例において全情報を圧縮する
ようにしたものである。
【0065】図19は第10の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第10の実施例の構成は、第6の実施例
の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分には
同一の符号を付して説明を省略し、第6の実施例と相違
する部分だけを説明する。
【0066】なお、図19では、図5に示すスケジュー
ル蓄積部13、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第10の実施例においても備えら
れている。
【0067】まず、図19の更新情報生成部55は、図
15の情報差分抽出部44および情報蓄積部45に相当
する。また、図19では、図15に示すスケジュール生
成部47、スケジュール管理部48、予備日時組み込み
部49、および予備日時検出部50の図示を省略する
が、これらは第10の実施例においても備えられてい
る。
【0068】第10の実施例では、送信すべき全情報
が、更新情報生成部55の他、情報圧縮部73および圧
縮/非圧縮選択部74へ送られる。情報圧縮部73は、
全情報を所定の圧縮方法により圧縮し、圧縮/非圧縮選
択部74へ送る。圧縮/非圧縮選択部74は、圧縮され
た情報と未圧縮の情報とを比べ、所定の圧縮率に達して
いるならば圧縮された情報を選択し、達していなければ
未圧縮の情報を情報蓄積部46へ送る。
【0069】子局側では、集合回路51からの全情報が
情報伸長部75へ送られ、情報伸長部75は、全情報が
圧縮されているときには伸長処理を施し、記憶装置53
へ送る。
【0070】このように、送信前に圧縮処理をすること
により、伝送効率の向上が期待できる。つぎに、第11
の実施例を説明する。第11の実施例は、子局がセンタ
局に対して再送送信を依頼できるものである。
【0071】図20は第11の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第11の実施例の構成は、第2の実施例
の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分には
同一の符号を付して説明を省略し、第2の実施例と相違
する部分だけを説明する。なお、図20では、図5に示
されるスケジュール蓄積部13および再送スケジュール
生成部30、並びにスケジュール再生部22、予約情報
生成部24、およびスケジュール管理部32の図示を省
略するが、これらは、第11の実施例にも備えられてい
る。誤り判断部33は第11の実施例には無い。
【0072】第11の実施例では、再送情報蓄積部77
が、情報蓄積部11から再送情報だけを受けて保存して
いる。地上回線受信部78は、電話回線等の地上回線を
経由して子局から再送依頼を受信し、空き日時検出部3
1へ送る。空き日時検出部31は、同報スケジュールを
調査して送信が行われない期間を探し、見つかった空き
期間の日時を再送依頼とともに再送日時組み込み部29
へ送る。再送日時組み込み部29は、複数の空き期間の
日時のなかで一番早い日時に、再送依頼された情報を送
るように同報スケジュールを作成し直すようにスケジュ
ール生成部28へ指令する。スケジュール生成部28は
指令に従って同報スケジュールを作成し直してスケジュ
ール管理部12へ送る。スケジュール管理部12は、送
られた同報スケジュールに従い、情報蓄積部11および
再送情報蓄積部77に指令を送る。
【0073】子局側では、再送判断部79が、受信情報
を調べ、正しく送られた否かを判断する。正しく送られ
ていれば受信情報を出力/記憶装置26へ送り、誤りが
あれば、再送依頼を再送依頼生成部80へ出力する。再
送判断部79は、受信情報が音声や画像等である場合に
は、その判断基準をより低レベルに落とすようにしても
よい。再送依頼生成部80は、地上回線送信部81を介
してセンタ局へ、誤りがあった情報の再送依頼を送る。
【0074】このように、送信誤りが検出された情報だ
けを送信するようにすれば、伝送効率は大きく向上す
る。つぎに、第12の実施例を説明する。第12の実施
例は、子局がセンタ局に対して再送送信を依頼する第1
1の実施例とは別の方式のものである。
【0075】図21は第12の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第12の実施例の構成は、第11の実施
例の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分に
は同一の符号を付して説明を省略し、第11の実施例と
相違する部分だけを説明する。なお、図21では、図5
に示されるスケジュール蓄積部13および再送スケジュ
ール生成部30、並びにスケジュール再生部22、予約
情報生成部24、およびスケジュール管理部32の図示
を省略するが、これらは、第12の実施例にも備えられ
ている。誤り判断部33は第12の実施例には無い。
【0076】第12の実施例では、誤り検出結果生成部
83が、受信情報に対して誤り検出を行い、その結果を
地上回線送信部81を介してセンタ局へ送る。センタ局
の再送判断部84では、各子局から送られる誤り検出結
果を監視し、同一の情報が所定数以上の子局において送
信誤り状態にあれば、再送依頼を出力する。
【0077】なお、子局の情報管理部85は再送情報を
誤り情報と入れ換える処理を行うものである。つぎに、
第13の実施例を説明する。第13の実施例は、子局が
受信状態でないときには電源を遮断してしまうものであ
る。
【0078】図22は第13の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第13の実施例の構成は、第1の実施例
の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分には
同一の符号を付して説明を省略し、第1の実施例と相違
する部分だけを説明する。
【0079】第13の実施例では、スケジュール管理部
87が、受信した同報スケジュールに基づき、受信すべ
き情報の送信期間の間だけ電源ON/OFF制御部88
へ指令を出す。電源ON/OFF制御部88は、その指
令に従い、出力/記憶装置89へ電源ON/OFF制御
信号を送り、受信すべき情報の送信開始時に出力/記憶
装置89に電源を投入し、送信終了時に出力/記憶装置
89への電源を遮断する。
【0080】なお、電源ON/OFF制御部88は、子
局装置のうちの同報スケジュールを常時受信する部分以
外の部分の電源制御を、同様に行うようにしてもよい。
かくして、同報スケジュールを利用することにより、不
要に子局側装置を動作状態にしておく無駄を省くことが
可能となる。
【0081】つぎに、第14の実施例を説明する。第1
4の実施例は、子局に対して受信許可制御をできるよう
にしたものである。図23は第14の実施例の構成を示
すブロック図である。第14の実施例の構成は、第2の
実施例の構成と基本的には同じであるので、同一構成部
分には同一の符号を付して説明を省略し、第2の実施例
と相違する部分だけを説明する。なお、図23では、図
5に示されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄
積部13、スケジュール生成部28、再送日時組み込み
部29、再送スケジュール生成部30、および空き日時
検出部31の図示を省略するが、これらは、第14の実
施例にも備えられている。また、図23の集合回路93
は、図5に示されるスケジュール再生部22、予約情報
生成部24、情報再生部25、スケジュール管理部3
2、および誤り判断部33から成る回路である。
【0082】第14の実施例では、センタ局から複数の
情報を送信する構成を示し、各送信情報に対して送信情
報生成部91a〜91nが、利用者IDおよび子局ID
をそれぞれ付加する。利用者IDは、利用者を特定する
利用者特定情報であり、これを送信情報に付加すること
により、この送信情報を獲得できる利用者を特定する。
また子局IDは、子局を特定する子局特定情報であり、
これを送信情報に付加することにより、この送信情報を
獲得できる子局を特定する。情報蓄積部92a〜92n
は、図5の情報蓄積部11と同じ機能のものである。
【0083】子局側では、子局ID保持部94に自局の
IDが保持され、子局ID判定部95が、受信した情報
に付加された子局IDを自局のIDと比較し、同一の場
合にはGATE制御部96へ許可信号を送る。GATE
制御部96は許可信号の入力に呼応して子局ID用GA
TE処理部97へ開信号を送る。子局ID用GATE処
理部97は、開信号に従い、集合回路93(図5の誤り
判断部33)から送られた受信情報を利用者ID用GA
TE処理部102へ転送する。
【0084】一方、利用者IDが外部から利用者ID入
力部98を介して利用者ID保持部99へ入力される。
利用者ID判定部100は、受信した情報に付加された
利用者IDを、利用者ID保持部99に保持された利用
者IDと比較し、同一の場合にはGATE制御部101
へ許可信号を送る。GATE制御部101は許可信号の
入力に呼応して利用者ID用GATE処理部102へ開
信号を送る。利用者ID用GATE処理部102は、開
信号に従い、子局ID用GATE処理部97から送られ
た受信情報を出力/記憶装置26へ転送する。
【0085】このように、各送信情報に対して利用者I
Dおよび子局IDをそれぞれ付加することにより、この
送信情報を獲得できる利用者および子局を特定すること
が可能となる。
【0086】つぎに、第15の実施例を説明する。第1
5の実施例は、子局に対して受信許可制御をできるよう
にしたものである。図24は第15の実施例の構成を示
すブロック図である。第15の実施例の構成は、第14
の実施例の構成と基本的には同じであるので、同一構成
部分には同一の符号を付して説明を省略し、第14の実
施例と相違する部分だけを説明する。なお、図24で
は、図5に示されるスケジュール管理部12、スケジュ
ール蓄積部13、スケジュール生成部28、再送日時組
み込み部29、再送スケジュール生成部30、および空
き日時検出部31の図示を省略するが、これらは、第1
5の実施例にも備えられている。
【0087】第15の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部91a〜91nの後にスクランブル部104a
〜104nをそれぞれ設け、各送信情報に対してスクラ
ンブル処理を施す。
【0088】一方、子局側では、デスクランブル制御部
105が、子局ID判定部95から許可信号を受ける
と、子局ID用デスクランブル処理部106へ処理信号
を送る。子局ID用デスクランブル処理部106は、処
理信号に従い、集合回路93から送られた受信情報に対
してデスクランブル処理を施し、利用者ID用デスクラ
ンブル処理部108へ送る。
【0089】デスクランブル制御部107は、利用者I
D判定部100から許可信号を受けると、利用者ID用
デスクランブル処理部108へ処理信号を送る。利用者
ID用デスクランブル処理部108は、処理信号に従
い、子局ID用デスクランブル処理部106から送られ
た受信情報に対してデスクランブル処理を施し、出力/
記憶装置26へ送る。
【0090】このように、デスクランブル処理を利用し
て子局に対する受信許可制御を行うことができる。つぎ
に、第16の実施例を説明する。第16の実施例は、子
局に対して受信許可制御をできるようにしたものであ
る。
【0091】図25は第16の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第16の実施例の構成は、第14の実施
例の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分に
は同一の符号を付して説明を省略し、第14の実施例と
相違する部分だけを説明する。なお、図25では、図5
に示されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄積
部13、スケジュール生成部28、再送日時組み込み部
29、再送スケジュール生成部30、および空き日時検
出部31の図示を省略するが、これらは、第16の実施
例にも備えられている。
【0092】第16の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部91a〜91nの後に暗号化部110a〜11
0nをそれぞれ設け、各送信情報に対して暗号化処理を
施す。
【0093】一方、子局側では、暗号復号制御部111
が、子局ID判定部95から許可信号を受けると、子局
ID用暗号復号処理部112へ処理信号を送る。子局I
D用暗号復号処理部112は、処理信号に従い、集合回
路93から送られた受信情報に対して暗号復号処理を施
し、利用者ID用暗号復号処理部114へ送る。
【0094】暗号復号制御部113は、利用者ID判定
部100から許可信号を受けると、利用者ID用暗号復
号処理部114へ処理信号を送る。利用者ID用暗号復
号処理部114は、処理信号に従い、子局ID用暗号復
号処理部112から送られた受信情報に対して暗号復号
処理を施し、出力/記憶装置26へ送る。
【0095】このように、暗号復号処理を利用して子局
に対する受信許可制御を行うことができる。つぎに、第
17の実施例を説明する。第17の実施例は、センタ局
が子局の出力ポートを指定できるものである。
【0096】図26は第17の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第17の実施例の構成は、第2の実施例
の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分には
同一の符号を付して説明を省略し、第2の実施例と相違
する部分だけを説明する。なお、図26では、図5に示
されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄積部1
3、スケジュール生成部28、再送日時組み込み部2
9、再送スケジュール生成部30、および空き日時検出
部31の図示を省略するが、これらは、第18の実施例
にも備えられている。また、図26の集合回路118
は、図5に示されるスケジュール再生部22、予約情報
生成部24、情報再生部25、スケジュール管理部3
2、および誤り判断部33から成る回路である。出力/
記憶装置26は備えられていない。
【0097】第17の実施例では、センタ局から複数の
情報を送信する構成を示し、各送信情報に対して送信情
報生成部116a〜116nが、出力ポート情報をそれ
ぞれ付加する。出力ポート情報は、送信情報を子局のど
の出力ポートに出力すべきかを示す情報であり、これを
送信情報に付加することにより、この送信情報を獲得で
きる出力ポートを特定する。情報蓄積部117a〜11
7nは、図5の情報蓄積部11と同じ機能のものであ
る。
【0098】子局側では、出力port判定部119
が、受信した情報に付加された出力ポート情報を取り出
し、出力port制御部120へ送る。出力port制
御部120は、出力ポート情報で指定される出力ポート
を選択するように出力port選択部121へ指令す
る。出力port選択部121は、指令された出力ポー
トへ集合回路118(図5の誤り判断部33)から送ら
れた受信信号を出力する。例えば、出力ポートaには音
声出力装置が、出力ポートbには映像表示装置が、出力
ポートnにはデータ処理装置が接続される。
【0099】このように、各送信情報に対して出力ポー
ト情報をそれぞれ付加することにより、この送信情報の
特性に合致した出力ポートを送信側が選定できることに
なる。
【0100】つぎに、第18の実施例を説明する。第1
8の実施例は、子局が特定センタ局(情報提供源)から
の送信信号だけを受信できるようにしたものである。図
27は第18の実施例の構成を示すブロック図である。
第18の実施例の構成は、第2の実施例の構成と基本的
には同じであるので、同一構成部分には同一の符号を付
して説明を省略し、第2の実施例と相違する部分だけを
説明する。なお、図27では、図5に示されるスケジュ
ール管理部12、スケジュール蓄積部13、スケジュー
ル生成部28、再送日時組み込み部29、再送スケジュ
ール生成部30、および空き日時検出部31の図示を省
略するが、これらは、第18の実施例にも備えられてい
る。また、図27の集合回路125は、図5に示される
スケジュール再生部22、予約情報生成部24、情報再
生部25、スケジュール管理部32、および誤り判断部
33から成る回路である。
【0101】第18の実施例では、センタ局から複数の
情報を送信する構成を示し、各送信情報に対して送信情
報生成部123a〜123nが、センタIDをそれぞれ
付加する。センタIDは、同一送信方式のセンタ局が複
数あった場合や、単一のセンタ局内に複数の情報提供源
があった場合に、そのセンタ局または情報提供源を特定
する特定情報である。情報蓄積部124a〜124n
は、図5の情報蓄積部11と同じ機能のものである。
【0102】子局側では、センタID保持部126に、
子局が受信したいセンタ局または情報提供源局のIDが
保持され、センタID判定部127が、受信した情報に
付加されたセンタIDを、センタID保持部126に保
持されたセンタIDと比較し、同一の場合にはGATE
制御部128へ許可信号を送る。GATE制御部128
は許可信号の入力に呼応してGATE処理部129へ開
信号を送る。GATE処理部129は、開信号に従い、
集合回路125(図5の誤り判断部33)から送られた
受信情報を出力/記憶装置26へ転送する。
【0103】このように、各送信情報に対してセンタI
Dをそれぞれ付加することにより、子局では所望のセン
タ局(情報提供源)からの送信情報だけを自動的に受信
することができる。
【0104】つぎに、第19の実施例を説明する。第1
9の実施例は、子局が特定センタ局(情報提供源)から
の送信信号だけを受信できるようにしたものである。図
28は第19の実施例の構成を示すブロック図である。
第19の実施例の構成は、第18の実施例の構成と基本
的には同じであるので、同一構成部分には同一の符号を
付して説明を省略し、第18の実施例と相違する部分だ
けを説明する。なお、図28では、図5に示されるスケ
ジュール管理部12、スケジュール蓄積部13、スケジ
ュール生成部28、再送日時組み込み部29、再送スケ
ジュール生成部30、および空き日時検出部31の図示
を省略するが、これらは、第19の実施例にも備えられ
ている。
【0105】第19の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部123a〜123nの後にスクランブル部13
1a〜131nをそれぞれ設け、各送信情報に対してス
クランブル処理を施す。
【0106】一方、子局側では、デスクランブル制御部
132が、センタID判定部127から許可信号を受け
ると、デスクランブル処理部133へ処理信号を送る。
デスクランブル処理部133は、処理信号に従い、集合
回路125から送られた受信情報に対してデスクランブ
ル処理を施し、出力/記憶装置26へ送る。
【0107】このように、デスクランブル処理を利用し
て子局での所望のセンタ局(情報提供源)選択的受信を
可能とする。つぎに、第20の実施例を説明する。第2
0の実施例は、子局が特定センタ局(情報提供源)から
の送信信号だけを受信できるようにしたものである。
【0108】図29は第20の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第20の実施例の構成は、第18の実施
例の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分に
は同一の符号を付して説明を省略し、第18の実施例と
相違する部分だけを説明する。なお、図29では、図5
に示されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄積
部13、スケジュール生成部28、再送日時組み込み部
29、再送スケジュール生成部30、および空き日時検
出部31の図示を省略するが、これらは、第20の実施
例にも備えられている。
【0109】第20の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部123a〜123nの後に暗号化部135a〜
135nをそれぞれ設け、各送信情報に対して暗号化処
理を施す。
【0110】一方、子局側では、暗号復号制御部136
が、センタID判定部127から許可信号を受けると、
暗号復号処理部137へ処理信号を送る。暗号復号処理
部137は、処理信号に従い、集合回路125から送ら
れた受信情報に対して暗号復号処理を施し、出力/記憶
装置26へ送る。
【0111】このように、暗号復号処理を利用して子局
での所望のセンタ局(情報提供源)選択的受信を可能と
する。つぎに、第21の実施例を説明する。第21の実
施例は、子局に対して受信許可制御をできるようにした
ものである。
【0112】図30は第21の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第21の実施例の構成は、第2の実施例
の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分には
同一の符号を付して説明を省略し、第2の実施例と相違
する部分だけを説明する。なお、図30では、図5に示
されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄積部1
3、スケジュール生成部28、再送日時組み込み部2
9、再送スケジュール生成部30、および空き日時検出
部31の図示を省略するが、これらは、第21の実施例
にも備えられている。また、図30の集合回路141
は、図5に示されるスケジュール再生部22、予約情報
生成部24、情報再生部25、スケジュール管理部3
2、および誤り判断部33から成る回路である。
【0113】第21の実施例では、センタ局から複数の
情報を送信する構成を示し、各送信情報に対して送信情
報生成部139a〜139nが、利用者ランクおよび子
局ランクをそれぞれ付加する。受信許可される度合い
が、利用者および子局に対してそれぞれ段階的に設定さ
れており、利用者ランクは、利用者のランクを特定する
情報であり、子局ランクは、子局のランクを特定する情
報である。例えば、機密度合いに応じて最高機密の送信
情報はランクAの利用者まで、それより少し機密性の低
い送信情報はランクAの利用者を含めたランクBの利用
者までというようにランク設定がなされる。情報蓄積部
140a〜140nは、図5の情報蓄積部11と同じ機
能のものである。
【0114】子局側では、子局ID保持部142に自局
のIDが保持され、また、子局ランク保持部146に子
局IDのランク表が保管される。子局ランク判定部14
3は、受信した情報に付加された子局ランクを、自局I
Dおよびランク表と参照して、送信情報が、自局に対し
て受信許可されている情報であるか否かを判定する。受
信許可されている場合にはGATE制御部144へ許可
信号を送る。GATE制御部144は許可信号の入力に
呼応して子局ID用GATE処理部145へ開信号を送
る。子局ID用GATE処理部145は、開信号に従
い、集合回路141(図5の誤り判断部33)から送ら
れた受信情報を利用者ID用GATE処理部151へ転
送する。
【0115】一方、利用者IDが外部から利用者ID入
力部147を介して利用者ID保持部148へ入力され
る。また、利用者ランク保持部152に利用者IDのラ
ンク表が保管される。利用者ランク判定部149は、受
信した情報に付加された利用者ランクを、利用者IDお
よび利用者IDランク表を参照して、送信情報が、自利
用者に対して受信許可されている情報であるか否かを判
定する。受信許可されている場合にはGATE制御部1
50へ許可信号を送る。GATE制御部150は許可信
号の入力に呼応して利用者ID用GATE処理部151
へ開信号を送る。利用者ID用GATE処理部151
は、開信号に従い、子局ID用GATE処理部145か
ら送られた受信情報を出力/記憶装置26へ転送する。
【0116】このように、各送信情報に対して利用者ラ
ンクおよび子局ランクをそれぞれ付加することにより、
この送信情報を獲得できる利用者グループおよび子局グ
ループを特定することが可能となる。
【0117】つぎに、第22の実施例を説明する。第2
2の実施例は、子局に対して受信許可制御をできるよう
にしたものである。図31は第22の実施例の構成を示
すブロック図である。第22の実施例の構成は、第21
の実施例の構成と基本的には同じであるので、同一構成
部分には同一の符号を付して説明を省略し、第21の実
施例と相違する部分だけを説明する。なお、図31で
は、図5に示されるスケジュール管理部12、スケジュ
ール蓄積部13、スケジュール生成部28、再送日時組
み込み部29、再送スケジュール生成部30、および空
き日時検出部31の図示を省略するが、これらは、第2
2の実施例にも備えられている。
【0118】第22の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部139a〜139nの後にスクランブル部15
3a〜153nをそれぞれ設け、各送信情報に対してス
クランブル処理を施す。
【0119】一方、子局側では、デスクランブル制御部
154が、子局ランク判定部143から許可信号を受け
ると、子局ID用デスクランブル処理部155へ処理信
号を送る。子局ID用デスクランブル処理部155は、
処理信号に従い、集合回路141から送られた受信情報
に対してデスクランブル処理を施し、利用者ID用デス
クランブル処理部157へ送る。
【0120】デスクランブル制御部156は、利用者ラ
ンク判定部149から許可信号を受けると、利用者ID
用デスクランブル処理部157へ処理信号を送る。利用
者ID用デスクランブル処理部157は、処理信号に従
い、子局ID用デスクランブル処理部155から送られ
た受信情報に対してデスクランブル処理を施し、出力/
記憶装置26へ送る。
【0121】このように、デスクランブル処理を利用し
て、送信情報を特定な利用者グループおよび子局グルー
プへ出力制御することが可能となる。つぎに、第23の
実施例を説明する。第23の実施例は、子局に対して受
信許可制御をできるようにしたものである。
【0122】図32は第23の実施例の構成を示すブロ
ック図である。第23の実施例の構成は、第21の実施
例の構成と基本的には同じであるので、同一構成部分に
は同一の符号を付して説明を省略し、第21の実施例と
相違する部分だけを説明する。なお、図32では、図5
に示されるスケジュール管理部12、スケジュール蓄積
部13、スケジュール生成部28、再送日時組み込み部
29、再送スケジュール生成部30、および空き日時検
出部31の図示を省略するが、これらは、第23の実施
例にも備えられている。
【0123】第23の実施例では、センタ局側の送信情
報生成部139a〜139nの後に暗号化部159a〜
159nをそれぞれ設け、各送信情報に対して暗号化処
理を施す。
【0124】一方、子局側では、暗号復号制御部160
が、子局ランク判定部143から許可信号を受けると、
子局ID用暗号復号処理部161へ処理信号を送る。子
局ID用暗号復号処理部161は、処理信号に従い、集
合回路141から送られた受信情報に対して暗号復号処
理を施し、利用者ID用暗号復号処理部163へ送る。
【0125】暗号復号制御部162は、利用者ランク判
定部149から許可信号を受けると、利用者ID用暗号
復号処理部163へ処理信号を送る。利用者ID用暗号
復号処理部163は、処理信号に従い、子局ID用暗号
復号処理部161から送られた受信情報に対して暗号復
号処理を施し、出力/記憶装置26へ送る。
【0126】このように、暗号復号処理を利用して、送
信情報を特定な利用者グループおよび子局グループへ出
力制御することが可能となる。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、親局
が、少なくとも送信情報名およびその送信情報の送信時
刻から成る同報スケジュールを通信衛星を介して各子局
へ送信する一方、各子局では、同報スケジュールに基づ
き、送信された各種情報の中から、所望情報を対応の所
定時刻に受信する。さらに、親局において、同報スケジ
ュールを調査してそのスケジュールの中に、情報の送信
が行われない空白期間を検出し、検出された空白期間を
利用して再送情報を再送するように同報スケジュールを
作成し直す。
【0128】したがって、受信側の各子局では、同報ス
ケジュールに基づき、再送情報を含めた所望の情報を効
率よく入手することが可能となる。これにより、衛星回
線の帯域を極力増加させず、効率よい再送が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施例の構成図である。
【図3】同報スケジュール図である。
【図4】(A)はスケジュール部が設けられていない方
式のパケット構成図であり、(B)はスケジュール部が
設けられている方式のパケット構成図である。
【図5】第2の実施例の構成図である。
【図6】同報スケジュール図である。
【図7】第3の実施例の構成図である。
【図8】ファイルサイズ対再送間隔テーブルである。
【図9】同報スケジュール図である。
【図10】第4の実施例の構成図である。
【図11】降雨継続時間テーブルである。
【図12】同報スケジュール図である。
【図13】第5の実施例の構成図である。
【図14】同報スケジュール図である。
【図15】第6の実施例の構成図である。
【図16】第7の実施例の構成図である。
【図17】第8の実施例の構成図である。
【図18】第9の実施例の構成図である。
【図19】第10の実施例の構成図である。
【図20】第11の実施例の構成図である。
【図21】第12の実施例の構成図である。
【図22】第13の実施例の構成図である。
【図23】第14の実施例の構成図である。
【図24】第15の実施例の構成図である。
【図25】第16の実施例の構成図である。
【図26】第17の実施例の構成図である。
【図27】第18の実施例の構成図である。
【図28】第19の実施例の構成図である。
【図29】第20の実施例の構成図である。
【図30】第21の実施例の構成図である。
【図31】第22の実施例の構成図である。
【図32】第23の実施例の構成図である。
【図33】従来の伝送シーケンス図である。
【符号の説明】
1 同報スケジュール送信手段 2 各種情報送信手段 3 同報スケジュール受信手段 4 所望情報受信手段 5 空白期間検出手段 6 同報スケジュール生成手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星を介して親局から送信されたパ
    ケット方式の信号を複数の子局が受信する衛星同報通信
    装置において、 前記親局に設けられ、少なくとも送信情報名およびその
    送信情報の送信時刻から成る同報スケジュールを送信す
    る同報スケジュール送信手段と、 前記親局に設けられ、前記同報スケジュールに基づき各
    種情報を、それぞれに対応する時刻に送信する各種情報
    送信手段と、 前記各子局に設けられ、前記同報スケジュールを受信す
    る同報スケジュール受信手段と、 前記各子局に設けられ、前記受信した同報スケジュール
    に基づき、前記各種情報送信手段から送信された各種情
    報の中から、所望情報を対応の所定時刻に受信する所望
    情報受信手段と、 を有することを特徴とする衛星同報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記親局に設けられ、前記同報スケジュ
    ールの中から、情報の送信が行われない空白期間を検出
    する空白期間検出手段と、 前記親局に設けられ、当該空白期間までに前記各種情報
    送信手段によって既に送信された情報を、前記検出され
    た空白期間を利用して再送情報として再び送信するよう
    に前記同報スケジュールを作成し直す同報スケジュール
    生成手段と、 をさらに有し、 前記同報スケジュール送信手段は、前記同報スケジュー
    ル生成手段により作成された同報スケジュールを前記各
    同報スケジュール受信手段へ送信し、 前記各種情報送信手段は、前記同報スケジュール生成手
    段により作成された同報スケジュールに基づき、前記各
    種情報の他に、前記再送情報を前記各所望情報受信手段
    へ送信する、 ことを特徴とする請求項1記載の衛星同報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記同報スケジュール生成手段は、前記
    再送情報の大きさに応じて、前記検出された複数の空白
    期間のうちの1つを選択し、当該選択された空白期間を
    利用して前記再送情報を送信するように前記同報スケジ
    ュールを作成し直す同報スケジュール変更手段を含むこ
    とを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  4. 【請求項4】 前記同報スケジュール生成手段は、降雨
    継続時間データに応じて、前記検出された複数の空白期
    間のうちの1つを選択し、当該選択された空白期間を利
    用して前記再送情報を送信するように前記同報スケジュ
    ールを作成し直す同報スケジュール変更手段を含むこと
    を特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  5. 【請求項5】 前記同報スケジュールに前記再送情報を
    送信するための専用の予備空白期間を予め設定してお
    き、 前記空白期間検出手段は、情報の送信が行われない空白
    期間として前記予備空白期間を検出することを特徴とす
    る請求項2記載の衛星同報通信装置。
  6. 【請求項6】 前記各種情報送信手段は、前回送信情報
    と今回送信情報との差分を算出し、当該差分を今回パケ
    ットにて送信する差分送信手段を含み、 前記所望情報受信手段は、所望情報の差分を受信し、こ
    の差分を基に今回情報を復元する復元手段を含む、 ことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  7. 【請求項7】 前記同報スケジュールに予備空白期間を
    予め設定し、 前記同報スケジュール生成手段は、前記差分の算出前の
    今回全情報を、前記予備空白期間を利用して送信するよ
    うに前記同報スケジュールを作成し直す同報スケジュー
    ル変更手段を含み、 前記各種情報送信手段は、前記今回全情報を前記同報ス
    ケジュール変更手段により作成された同報スケジュール
    に従い送信する全情報送信手段を含む、 ことを特徴とする請求項6記載の衛星同報通信装置。
  8. 【請求項8】 送信フレーム内に特定のパケットエリア
    が設定され、 前記親局に設けられ、前記各種情報送信手段によって既
    に送信された情報を再送情報として前記特定のパケット
    エリアを利用して送信するとともに、前記特定のパケッ
    トエリアを利用して送信すべき再送情報がないときに
    は、前記特定のパケットエリアを利用して、少なくとも
    前記差分を送信する特定パケットエリア送信手段、 を更に有することを特徴とする請求項6記載の衛星同報
    通信装置。
  9. 【請求項9】 前記特定パケットエリア送信手段は、前
    記差分を送信する周波数とは別の周波数を使用して、前
    記特定のパケットエリアを送信する別周波数送信手段を
    含み、 前記各子局に設けられ、前記別の周波数を使用して送信
    された前記特定のパケットエリアを受信する別周波数受
    信手段、 を更に有することを特徴とする請求項8記載の衛星同報
    通信装置。
  10. 【請求項10】 前記親局に設けられ、前記差分の算出
    前の今回全情報を圧縮して送信する圧縮送信手段と、 前記各子局に設けられ、前記圧縮送信手段によって送信
    された信号を受信して伸長する伸長手段と、 を更に有することを特徴とする請求項6記載の衛星同報
    通信装置。
  11. 【請求項11】 前記各種情報送信手段は、 パケット内の情報送信用部分内に含まれる未使用部分を
    探す探索手段と、 前記探索手段により検出された未使用部分に前記再送情
    報を搭載して前記各所望情報受信手段へ送信する再送情
    報送信手段と、 を含むことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記各子局に設けられ、受信情報の誤
    り検出を行い、データ誤りを検出すると、前記親局に対
    して再送依頼を行う再送依頼手段と、 前記親局に設けられ、前記再送依頼を受けると、前記同
    報スケジュール生成手段に対して、再送依頼に対応する
    情報を再び送信するように前記同報スケジュールを作成
    し直させる再送依頼処理手段と、 を更に有することを特徴とする請求項2記載の衛星同報
    通信装置。
  13. 【請求項13】 前記各子局に設けられ、受信情報の誤
    り検出を行い、その誤り検出結果を前記親局に送信する
    誤り検出結果送信手段と、 前記親局に設けられ、前記誤り検出結果を受信すると、
    他の子局からも同一の情報に関する前記誤り検出結果が
    来ているか否かを調べ、所定数以上の子局から同一情報
    に関しての誤り検出結果が来ているならば、前記同報ス
    ケジュール生成手段に対して、前記誤り検出に対応する
    情報を再び送信するように前記同報スケジュールを作成
    し直させる再送依頼処理手段と、 を更に有することを特徴とする請求項2記載の衛星同報
    通信装置。
  14. 【請求項14】 前記各子局に設けられ、前記受信した
    同報スケジュールに基づき、所望情報の送信開始時刻に
    なると自局の電源をオンし、送信終了時刻になると自局
    の電源をオフする電源制御手段、 を更に有することを特徴とする請求項2記載の衛星同報
    通信装置。
  15. 【請求項15】 前記各種情報送信手段は、送信すべき
    各種情報に、子局を特定するための子局特定情報または
    利用者を特定するための利用者特定情報を付加する特定
    情報付加手段を含み、 前記所望情報受信手段は、前記受信した所望情報に付加
    された子局特定情報または利用者特定情報を抽出し、抽
    出された子局特定情報または利用者特定情報が、予め設
    定された子局特定情報または利用者特定情報と一致した
    ときに、前記受信した所望情報を出力する出力制御手段
    を含む、 ことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  16. 【請求項16】 前記各種情報送信手段は、送信すべき
    各種情報に、子局側の出力ポートを特定するための出力
    ポート情報を付加する特定情報付加手段を含み、 前記所望情報受信手段は、前記受信した所望情報に付加
    された出力ポート情報を抽出し、抽出された出力ポート
    情報で特定された出力ポートから前記受信した所望情報
    を出力する出力制御手段を含む、 ことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  17. 【請求項17】 前記各種情報送信手段は、送信すべき
    各種情報に、親局を特定するための親局特定情報を付加
    する特定情報付加手段を含み、 前記所望情報受信手段は、前記受信した所望情報に付加
    された親局特定情報を抽出し、抽出された親局特定情報
    が、予め設定された親局特定情報と一致したときに、前
    記受信した所望情報を出力する出力制御手段を含む、 ことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
  18. 【請求項18】 前記各種情報送信手段は、送信すべき
    各種情報に、子局のランクを特定するための子局ランク
    特定情報または利用者のランクを特定するための利用者
    ランク特定情報を付加する特定情報付加手段を含み、 前記所望情報受信手段は、前記受信した所望情報に付加
    された子局ランク特定情報または利用者ランク特定情報
    を抽出し、抽出された子局ランク特定情報または利用者
    ランク特定情報に示されるランクが、予め設定された自
    らの子局ランクまたは利用者ランクを包含するときに、
    前記受信した所望情報を出力する出力制御手段を含む、 ことを特徴とする請求項2記載の衛星同報通信装置。
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