JPH08340315A - カスケード等化器を備えた受信機及びディジタル伝送システム - Google Patents

カスケード等化器を備えた受信機及びディジタル伝送システム

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JPH08340315A
JPH08340315A JP8063031A JP6303196A JPH08340315A JP H08340315 A JPH08340315 A JP H08340315A JP 8063031 A JP8063031 A JP 8063031A JP 6303196 A JP6303196 A JP 6303196A JP H08340315 A JPH08340315 A JP H08340315A
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channel
receiver
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inverse
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JP8063031A
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Americo Brajal
ブラジャル アメリコ
Antoine Chouly
シュリ アントワーヌ
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インパルス応答が長い場合でも所
定の標的チャンネルに限定されることなく伝送搬送波信
号の補償が得られる半固定等化器を有する受信機からな
るディジタル伝送システムと、半固定等化器の特性の判
定方法の提供を目的とする。 【解決手段】 伝送システムは、多重搬送波変調手段
(14)と、適合等化器(642 )と縦続された半固定
等化器(641 )とからなる多重搬送波復調手段(24)と
により構成される。半固定等化器は、チャンネルに起因
する比較的安定又は遅い及び/又は僅かな変化のある欠
陥を等化し、適合等化器は伝送ノイズに起因する欠陥を
等化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンネルを介し
て相互に通信する送信機と少なくとも1台の受信機とに
より構成され、上記送信機は多重搬送波信号を送信し、
上記受信機は少なくとも一つの等化器を含む等化手段
と、上記等化器の重み係数を更新する計算手段とからな
るディジタル伝送システムに係る。
【0002】本発明は、更に、上記システムで使用され
る受信機と、重み係数を更新する更新方法に関する。
【0003】
【従来の技術】多重搬送波信号による伝送方式は、無線
チャンネル又は有線のポイント−ツウ−ポイント接続を
使用する放送用チャンネル上のデータの伝送に非常に効
果的であることが知られている。多重搬送波方式は、受
信信号の等化に関し単一搬送波方式よりも良くなるよ
う、より詳細には、長いインパルス応答を有するチャン
ネルのため確立された。実際上、時間域の非常に複雑な
等化器を使用する単一搬送波装置を、周波数域で各搬送
波に対し動作する単一の重み係数だけを有する等化器を
使用する多重搬送波装置で置き換えることが可能であ
る。それにも係わらず、チャンネルのインパルス応答が
実際に非常に長くなると、多重搬送波装置の等化方式
は、不十分であることが分かる。かくして、時間域の等
化を考慮する必要がある。
【0004】米国特許第5 285 474 号明細書には、多重
搬送波伝送システムの多重搬送波信号を等化する方法が
開示されていることが知られている。非常に歪みのある
チャンネルの場合、チャンネルのインパルス応答は非常
に長くなる可能性があり、非常に多数の係数を有する等
化器を使用する必要が生じる。上記明細書の目的は、等
化を行なうため必要なハードウェア手段を(量と費用の
点で)削減するべく等化器の寸法を制限するよう、チャ
ンネルと等化器とによって形成され、低減したインパル
ス応答を有する等価チャンネルを定義することである。
上記明細書に記載された方法によれば、等化器のパラメ
ータは、受信シーケンスのサンプルを局部的に格納され
た学習シーケンスと比較することにより決められる。上
記方法は、連続的な近似によって、所望の標的チャンネ
ルの低減したインパルス応答と、等化器のインパルス応
答の両方を決め、実際のチャンネルと縦続させられた等
化器は、最良の態様で標的チャンネルに近づく組み合わ
せを形成する。上記方法は、従って、周波数域で標的チ
ャンネルの伝達関数を定め、フーリエ逆変換を適用する
ことにより上記関数を時間域のインパルス応答に変換
し、ウィンドウ化演算を実行し、等化器にロードされる
重み係数を得る。同じ形で、この方法は等化器の係数に
従って標的チャンネルのインパルス応答を適合させる。
かくして、標的チャンネルの特性及び等化器の特性は、
上記特性の収束の関数として相互に回帰的に適合させら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方式は、夫々のチ
ャンネルに係わらず、低減したインパルス応答を得るた
め使用される場合がある。上記等化処理は、非常に複雑
であり、かつ、長いインパルス応答を有する全てのチャ
ンネルによって生じる欠陥の適応的な補正を実現する係
数を得るため多数の計算ステップを必要とする。上記計
算処理は、等化器の特性と標的チャンネルの特性を同時
に決めるためループ状に動作する。上記処理の収束は長
い間続き、更に不安定性を帯びる可能性がある。
【0006】本発明の目的は、インパルス応答が長い場
合でも、チャンネルの特有の特性を考慮することにより
所定の標的チャンネルに限定されることなく、多重搬送
波信号上で作用する等化方式を簡単化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、計
算手段によってチャンネルを表わす伝達関数に対する逆
伝達関数が評価される半固定等化器を更に有し、一方、
上記計算手段が上記半固定等化器を間欠的に更新する上
記重み係数を上記逆伝達関数によって定めることによっ
て達成される。
【0008】半固定等化器は、比較的安定、或いは、緩
やか及び/又は僅かに推移するチャンネルの欠陥を補正
するため設けられている。かかるチャンネルは、例え
ば、回線、撚線対電話線のような電話線上に現れる。更
に、無線チャンネルが含まれている。一般的に、上記チ
ャンネルは固定点間のディジタル伝送用に存在する。半
固定等化器では考慮し得ないチャンネルの推移に追従
し、等化器自体をチャンネルのノイズに適合させるた
め、重畳されたノイズによって生成された伝送の欠陥を
等化する適応等化器が半固定等化器の下流で等化手段に
付け加えられる。かくして、チャンネルに起因した欠陥
を補償するため行なわれた等化は、重畳されたノイズに
起因した欠陥を補償するため行なわれた等化から分離さ
れる。2台の等化器の特性は互いに無関係に定められ
る。
【0009】半固定等化器のインパルス応答の長さは、
等化器の複雑さを抑えるため制限される場合がある。所
定の間隔の等化を保証するため、計算手段は、所定の低
減区間の間、等化の欠陥を一時的に格納すべく逆伝達関
数のウィンドウ化関数を実行することにより重み係数を
選択する。ウィンドウ化は、更に、インパルス応答の平
滑化演算を実行する。
【0010】受信機にチャンネルの逆伝達関数を判定さ
せるため、送信機は、初期化シーケンス又はテストシー
ケンスであるシーケンスを送信する。このようにして、
計算手段は、予め送信機によって送信された既知の構造
の初期化及び/又はテストシーケンスのレプリカを記憶
し、受信されたシーケンスを記憶されたシーケンスと比
較することによりチャンネルの伝達関数を評価する。
【0011】初期化シーケンスは、送信機の受信機への
接続の際に伝送の最初に送信されるシーケンスである。
これにより、受信機は送信機と同期させられ、チャンネ
ルの特性を判定することが可能になる。テストシーケン
スは、送信機によって間欠的に送信されるシーケンスで
ある。実際上、テストシーケンスは、例えば、種々の受
信機と動作する送信機に関係がある。如何なる時にでも
起こり得るが、未接続の受信機が送信機との通信を開始
した場合に、送信機は、受信機が送信機と同期し、チャ
ネンルの特性を判定し得るようになる一つ又は種々のテ
ストシーケンスを間欠的に、好ましくは、周期的に送信
することが必要である。
【0012】好ましくは、上記シーケンスは、所定の低
減区間を有する保護間隔からなる所謂直交周波数分割多
重フォーマットと呼ばれるフォーマットで伝送される。
本発明は、更に、多重搬送波信号を送信する送信機と、
少なくとも一つの等化器を含む等化手段と上記等化器の
重み係数を更新する計算手段とからなる少なくとも1台
の受信機とにより構成され、上記送信機と上記少なくと
も1台の受信機はチャンネルを介して相互に通信するデ
ィジタル伝送システムで使用される処理方法であって、 − 上記等化器がシーケンスよりなる受信信号を修正す
ることなく伝達するよう上記等化器を初期化する段階
と、 − 受信されたシーケンスを上記シーケンスの局部的に
既知のレプリカと比較することにより上記チャンネルの
伝達関数を評価する段階と、 − 逆伝達関数を計算する段階と、 − 逆インパルス応答を得るため、上記逆伝達関数のフ
ーリエ逆変換を計算する段階と、 − 上記逆インパルス応答のサンプルを選択し、重み係
数として上記等化器に伝達する段階とからなることを特
徴とする処理方法に関連する。
【0013】本発明の上記及び他の面は、以下の実施例
の説明によって表わされ、かつ、解明される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、伝送チャンネルの欠
陥、時には選択性の欠陥と関係したエラーの危険性を低
減するため伝送メッセージが多数の搬送波上に分散され
た多重搬送波伝送システムに関する。一例として、以下
の説明は、直交周波数多重分割(OFDM)と呼ばれる
変調の場合に関係している。以下の説明では、この変調
をOFDMのように簡単に表記する。他の多重搬送波伝
送のタイプを使用しても構わない。
【0015】図1には通常のディジタル伝送システムが
示されている。同図の(A)に示した送信機は: − 伝送メッセージMeを符号化し、符号化された伝送
メッセージを信号点配置のシンボルSceに変換する符
号化手段10と、 − 上記シンボルを表わすディジタルベースバンドデー
タで搬送波を変調する変調手段14の直列結合によって
構成されている。シンボルは、次いで、周知の方式に従
ってチャンネル16によって伝送される。
【0016】メッセージMeを符号化する符号化手段1
0は: − ソース符号化器13が後置される場合があるアナロ
グ/ディジタル(A/D)変換手段11と、 − チャンネル符号化器15と、 − 各搬送波に依存して一つ又は種々の信号点配置内の
2進データのマッピング装置17の直列結合によって構
成されている。
【0017】上記マッピング装置は、QAM、QPS
K、BPSK又は他の信号点配置に関係する。ソース符
号化器13と、チャンネル符号化器15は、通信チャン
ネルの特性に依存して省くことが可能である。同様に、
もしメッセージMeがディジタル化された形式で得られ
るならば(接続9)、A/D変換器11とソース符号化
器13を無しで済ますことができる。逆に、例えば、電
話通信用の音声メッセージの場合、変換器が存在する。
【0018】図1の(B)の受信機は: − 受信された符号化シンボルScrを表わすディジタ
ルベースバンドデータを得る復調手段24と、 − 符号化手段10による送信の際に行なわれた演算の
逆演算を行なうことにより、受信された符号化シンボル
Scrに基づいて受信メッセージMrを復号化する復号
化手段20とからなる。
【0019】復号化手段20は、チャンネル復号化手段
27と、ソース復号化手段23と、ディジタル/アナロ
グ変換手段(D/A)21の直列結合によって構成され
ている。上記手段は、逆の符号化が送信時に先に行なわ
れている限り存在する。本発明は、送信機によって送信
されたシンボルを低い誤りレートで再現する復調手段2
4に関係する。
【0020】一般的に言うと、伝送システムは、一つ又
は種々のトランシーバー局と通信するトランシーバー局
によって形成される。従って、トランシーバー局は、上
記の如く、送信機と受信機とによって構成されている。
図2には、OFDM変調器を構成する変調手段14の一
部の基本回路図が示されている。レート1/Tc(NT
c秒継続するブロック)で発生させられた符号化伝送シ
ンボルSceを表わすディジタルデータは、ブロック
(S/P)50で並列化される。並列データは、N個の
並列出力信号を生成するN次のオーダーのフーリエ逆変
換FFT-1の計算用の計算装置52に与えられる。
【0021】所定の時点にN個の並列出力信号は、OF
DMデータブロックの一部を形成する。装置54は保護
間隔に対応するデータを上記データブロックの一部に付
加する。かかる付加は、ある種のデータをもう一度複写
することにより行なわれる。上記保護間隔は、ある種の
応用の場合に存在しない。図4には、OFDMデータブ
ロックの構成に使用されるメカニズムが詳細に示されて
いる。シンボルSceは一般に複素数の値である。ブロ
ック50(図2)は、並列化を行い、N次のオーダーの
フーリエ逆変換を行なうブロック52に与えられるN個
のシンボル(Xで示されている)を並列に作成する。こ
こで、N=2j であり、jは整数を表わしている。レー
ト1/T’cでブロック52から出るN個のシンボル
(Yで示されている)は、次いで、保護を形成する保護
間隔Δ=KG .T’cに対応するKG 個のシンボルが加
えられるので、ブロックの総間隔(N+KG )T’c
は、NTC に一致したままである。KG 個のシンボル
は、先行するN個のシンボルの最後のシンボルの複写に
対応する。KG 個のシンボルは、(KG +N)個の伝送
シンボルのデータブロック(Zで示されている)を形成
するためN個のシンボルの前に置かれる。直列変換器
(P/S)56は、レート1/T’cで生成された(K
G +N)個のシンボルの直列化を行なう。(KG+N)
個のOFDMシンボルの連続的なブロックは、フレーム
装置58でOFDMのフレームに構造化される。フレー
ム装置58は、例えば、同期送信及び受信、又は、チャ
ンネルの評価に使用される特殊なシンボル53(同期、
ウォブレーション等)を付け加える。ローパスフィルタ
(LPF)59は、信号が変調手段14の多重搬送波変
調器を介して送信される前に信号をフィルタリングす
る。
【0022】受信時に、受信された変調シンボルSmr
は、送信時に行なわれた処理の逆の処理を行なう復調手
段24(図1)で復調される。図3に示す復調手段は、 − ローパスフィルタ(LPF)69と、 − レート1/T’cを有する標本化器63と、 − 時間域で動作する等化器(TEQ)64と、 − フレームからデータを取り出す逆フレーム装置(F
RAME-1)65と、 − N個の有効シンボルを生成し、保護間隔中に受信さ
れたKG 個のシンボルを放棄する並列変換器(S/P)
66と、 − N個のシンボルのブロックシーケンスを生成するフ
ーリエ変換を計算する計算装置(FFT)62と、 − 各副搬送波の複雑な利得制御を行なう周波数域の等
化器(AGC)67と、 − N個のシンボルに対し作用し、受信された符号化シ
ンボルScrを生成する直列変換器(P/S)60の直
列結合によって構成されている。上記シンボルScrは
復号化手段20(図1の(B))に与えられる。
【0023】本発明によれば、受信機の等化手段64
は、チャンネルによって生じる欠陥を補正する半固定等
化器641 と、ノイズによって生じる欠陥を補正する適
応等化器642 とにより構成される(図9を参照のこ
と)。半固定等化器の特性を定めるため、受信機は、特
に、半固定等化器の重み係数を計算し更新する計算手段
(COMPUT)30からなるので、その伝達関数は実
質的にチャンネルの伝達関数の逆になる。
【0024】ある種の伝送システムの場合、かかる更新
は、受信機が送信機に接続される時の初期化の際に行な
われる。別の伝送システムの場合、送信機は種々の受信
機と通信することができる。その場合、受信機は、接続
されたとき直ちに初期化シーケンスを受けるのではな
く、送信機によって間欠的に送信されるテストシーケン
スを待つことが必要である。
【0025】時間域で動作する半固定等化器641 の特
性は、チャンネルの特性を反転することにより定められ
る。かくして、実際のチャンネルと半固定等化器の直列
化によって単位応答を有する等価チャンネルに限定され
る。実際のチャンネルは時間の経過と共に推移する。例
えば、同一の電話線に接続された周辺機器の台数、又
は、無線受信の場合の気象条件は、時間の経過と共に推
移する。従って、チャンネルの伝達関数は影響を受け
る。かくして、チャンネルの特性は、半固定等化器の特
性を得るため、時折、好ましくは周期的に再計算される
必要がある。
【0026】更新は図5に示したフローチャートに従っ
て行なわれる。簡単のため、以下では、時間域を小文字
で表わし、周波数域を大文字で表わすことにする。受信
機の接続中、半固定等化器の重み係数はアプリオリに正
しい訳ではない。従って、処理の最初に、システムは、
半固定等化器が入力データをそのまま通過させる、即
ち、半固定等化器が受信信号を変化させないで伝達する
ようにしたまま半固定等化器を中立化することから始ま
る。係数を計算する処理は、既知のシーケンス、即ち、
初期化シーケンス又はテストシーケンスで実行される。
受信機の入力に、受信されたシーケンスxi が得られ
る。上記シーケンス(ステップ100)は、等化器によ
って変更されることなく、フーリエ変換装置に達する
(ステップ110)。時間域のシーケンスxi は、周波
数域のデータXi に変換される。初期化シーケンス又は
テストシーケンスの何れかのシーケンスのレプリカX’
i は、受信機に格納される(ステップ115)。受信さ
れたシーケンスXi と受信機に格納された対応するレプ
リカX’i を比較することにより、テスト手段はチャン
ネルの伝達関数H(f)を定める。この伝達関数は、離
散的な周波数の値、好ましくは、使用される搬送波の周
波数に対し定められる。伝達関数H(f)は、逆伝達関
数H’(f)を得るため反転されるので、 H’(f) = 1/H(f) が得られる(ステップ130)。
【0027】逆伝達関数H’(f)は、逆インパルス応
答h’(t)を得るためフーリエ逆変換を実行すること
により、時間域に変換される(ステップ140)。逆イ
ンパルス応答h’(t)は長さを短縮するため切り捨て
られる。従って、計算手段はウィンドウWを記憶し、こ
のウィンドウWによってインパルス応答h’(t)に期
待される長さが定まる(ステップ145)。切り捨て
は、ウィンドウWにあるインパルス応答の一部に関係す
るエネルギーの最大化と組み合わされた乗算によって行
なわれる(ステップ150)。例えば、インパルス応答
を128個のサンプルに制限することが期待される場合
がある。このとき、128個のサンプルのウィンドウが
選択され、ウィンドウ内にある応答の一部のエネルギー
が計算され、全インパルス応答h’(t)を走査するた
めのウィンドウWが前後に動かされる。最大のエネルギ
ーを含むインパルス応答の一部はこのようにして決めら
れる。インパルス応答を形成するサンプルh”k (離散
領域)はこのようにして決められ、半固定等化器にロー
ドされる。
【0028】上記処理は受信機を送信機に接続する際に
行われる。更に、上記処理は、伝送チャンネルの推移を
考慮するため接続中に行ってもよい。ウィンドウWのエ
ッジは急峻でも滑らかでもよい。従って、ウィンドウは
重み係数の個数だけではなく、大きさにも影響を与え
る。このため、インパルス応答の中の選択された部分
(最大エネルギー)に平滑化演算を行うため滑らかなエ
ッジを有するウィンドウの作用を受けさせることによ
り、等化器の伝達関数を改善することが可能である。
【0029】例えば、図6の(A)乃至(C)及び図7
の(A)乃至(C)には、上記処理中の別々のステップ
で得られた曲線が示されている。図6の(A)は、長い
時間間隔に亘って続くチャンネルのインパルス応答h
(t)の一例である。図6の(B)はフーリエ逆変換の
出力で得られた逆のチャンネルのインパルス応答h’
(t)である。図6の(C)は、時間的なシフトと組み
合わされたウィンドウ化演算後の同図の(B)に対応す
る。図7の(A)は、図6の(A)のインパルス応答h
(t)の図6の(C)の逆インパルス応答h’(t)に
よる畳み込み積h’(t)*h(t)に対応する。かく
して、図7の(A)は、半固定等化器によって直列化さ
れたチャンネルのディラックパルス(Dirac pulse) に対
する応答を表わしている。僅かな等化の不規則性を表わ
す小さい起伏が両側にある高いピークが認められる。か
かる欠陥はノイズであると見なされるので、適応等化器
によって捕捉される。図7の(B)に示すインパルス応
答を有する適応等化器を使用することにより、図7の
(A)に示した信号の同図の(B)のインパルス応答と
の畳み込みによって、同図の(C)に示した信号が得ら
れる。中央のピークから遠くにある不規則性は低減さ
れ、この領域における等化の改善が示されていることが
分かる。一方、ピークのベースに別の欠陥が現れている
が、OFDM方式の場合、このような欠陥は、保護間隔
に含まれる信号の一部分に一時的に存在するだけであ
り、妨害にはならない。
【0030】上記処理を利用するため、最初にフーリエ
順変換を実行し、次に、フーリエ逆変換を実行すること
が必要である。図3の多重搬送波伝送システムにおい
て、フーリエ順変換を行うFFT手段は受信信号を処理
するため必要とされる。従って、フーリエ変換を行う上
記手段を2重にしないで、受信機が有するFFT手段を
利用することが好ましい。計算手段30の入力は、かく
して、既存のFFT手段に接続される。
【0031】図8には図5を参照して説明したステップ
を実行することが可能な計算手段の構成図が示されてい
る。計算手段30は: − 初期化シーケンス又はテストシーケンスのレプリカ
X’i (或いは、種々のシーケンスの種々のレプリカ)
を格納する手段34と、 − ウィンドウWのパラメータを格納する手段36と、 − フーリエ逆変換FFT-1を行う手段38と、 − 受信機により受信されたシーケンスXi を受け、更
新された重み係数h”kを生成し、Xi とX’i の比較
を実行し、H(f)の1/H(f)への逆演算を実行
し、ウィンドウWによる乗算演算h’(t)を実行する
計算サブ手段32とからなる。
【0032】計算サブ手段32は、例えば、計算器又は
ディジタル信号プロセッサ(DSP)によって形成され
る。更新された重み係数が半固定等化器に伝達されたと
き、半固定等化器はチャンネルの伝達関数に対し逆伝達
関数を有する。かくして、等化器はチャンネル自体に起
因する欠陥を補正し、一方、チャンネルは、接続タップ
の出現又は消滅の結果として、ネットワークの変更のレ
ートで緩やかに推移するに過ぎない。チャンネルによっ
て生じる伝送の欠陥はかくして補償される。それにも係
わらず、実際の使用条件では、別の動的な性質の欠陥
が、重畳されたノイズによって生成される。推移が早過
ぎて半固定等化器では取り扱えない上記欠陥を補正する
ため、周知の等化アルゴリズムに従って動作する通常の
タイプの適応等化器が半固定等化器と直列に接続されて
いる。
【0033】図10には半固定等化器の一実施例が示さ
れている。半固定等化器は複数のシフトセル801 乃至
80K よりなり、サンプリングされた信号Smrは一様に
待たされる。各セルの出力は乗算器811 乃至81k
一方の入力に接続され、乗算器811 乃至81k のもう
一方の入力は選択された重み係数h”1 乃至h”k に接
続されている。乗算器の出力は、等化された信号Seg1
を生成する加算器85に接続されている。重み係数は上
記処理に従って時々更新される。次いで、等化された信
号Seg1 は、図11に一例が示された通常のタイプの適
応等化器に送られる。適応等化器は、信号Seg1 が一様
に待たされる種々のシフトセル901 乃至90p からな
る。各セルの出力は乗算器911 乃至91p の一方の入
力に接続され、乗算器911 乃至91p のもう一方の入
力は選択された重み係数Ck に接続されている。乗算器
の出力は、等化された信号Seg2 を生成する加算器95
に接続されている。適合等化器の重み係数を計算するた
め、計算手段30は、比較手段96と、計算サブ手段9
7とからなる。比較手段96は、基準シーケンスx’i
を対応する信号Seg2 のシーケンス(接続線70)と比
較する。上記比較の結果は誤差信号Eであり、誤差信号
Eは、信号Seg1 を共に考慮することにより適応等化器
の重み係数Ck の計算アルゴリズムを適用する計算サブ
手段97に与えられる。上記アルゴリズムは、平均2乗
誤差を最小化する傾斜アルゴリズムでもよい。このよう
にして定められた係数は、適応的に更新される。動作の
最初に適応等化器を初期化するため、好ましくは、ある
値、例えば、“1”が中心の係数に与えられ、値“0”
がそれ以外の係数に与えられる。このように適応等化器
は、より早い収束が得られる対称性構造を有する。更
に、他のあらゆる係数の分布が適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル伝送システムの構成図であ
る。
【図2】多重搬送波伝送を行なうため用いられるOFD
M変調器の構成図である。
【図3】OFDM復調器の構成図である。
【図4】時間周期NTC に対しプロットされたシンボル
のタイミングチャートである。
【図5】重み係数の計算処理のステップのフローチャー
トである。
【図6】(A)乃至(C)は処理の実行中の種々のステ
ップのインパルス応答の変化を表わす曲線である。
【図7】(A)乃至(C)は処理の実行中の種々のステ
ップのインパルス応答の変化を表わす曲線である。
【図8】等化器の重み係数を更新する計算手段の一実施
例の構成図である。
【図9】チャンネルに適合した半固定等化器と、ノイズ
に適合する適応等化器のカスケード結合の構成図であ
る。
【図10】半固定等化器の構成図である。
【図11】適応等化器の部分構成図である。
【符号の説明】
9 接続 10 符号化器 11 アナログ/ディジタル変換器 13 ソース符号化器 14 変調器 15 チャンネル符号化器 16 チャンネル 17 マッピング装置 20 復号化器 21 ディジタル/アナログ変換器 23 ソース復号化器 24 復調器 27 チャンネル復号化器 30 計算手段 32 ディジタル信号プロセッサ 34 レプリカ格納手段 36 パラメータ格納手段 38,52 フーリエ逆変換器 50,66 直列/並列変換器 53 特殊シンボル 54 保護装置 56,60 並列/直列変換器 58 フレーム装置 59,69 ローパスフィルタ 62 フーリエ変換器 63 標本化器 64 時間域等化器 641 半固定等化器 642 適応等化器 65 逆フレーム装置 67 周波数域等化器 70 接続線 801 ,..,80k ,901 ,..,90p シフト
セル 811 ,..,81k ,911 ,..,91p 乗算器 85,95 加算器 96 比較手段 97 計算サブ手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの等化器を含む等化手段
    と、上記等化器の重み係数を更新する計算手段とからな
    る少なくとも1台の受信機と、多重搬送波信号を送信す
    る送信機とにより構成され、上記送信機と上記少なくと
    も1台の受信機は一つのチャンネルを介して相互に通信
    するディジタル伝送システムであって、 上記等化器はこれの為に上記計算手段が上記チャンネル
    を表わす伝達関数に対する逆伝達関数を評価する半固定
    等化器であり、一方、上記計算手段は上記半固定等化器
    を間欠的に更新する上記重み係数を上記逆伝達関数によ
    って定めることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 上記補償手段は、重畳されたノイズによ
    って生成された伝送の欠陥を等化する適応等化器を上記
    半固定等化器の下流に更に有することを特徴とする請求
    項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 上記計算手段は、所定の低減区間の間で
    等化の欠陥を一時的に抑える上記逆伝達関数のウィンド
    ウ化演算を行なうことにより上記重み係数を選択するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 上記計算手段は、予め上記送信機によっ
    て送信された既知の構造の初期化及び/又はテストシー
    ケンスのレプリカを記憶し、受信された上記シーケンス
    を上記記憶されたレプリカと比較することにより上記チ
    ャンネルの伝達関数を評価することを特徴とする請求項
    3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 上記シーケンスは、保護間隔を有する直
    交周波数分割多重フォーマットと呼ばれるフォーマット
    で送信され、上記低減区間は上記保護間隔の低減区間で
    あることを特徴とする請求項4記載のシステム。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの等化器を含む等化器手
    段と、上記等化器の重み係数を更新する計算手段とから
    なり、チャンネルを介して伝送された多重搬送波ディジ
    タル信号を受ける受信機であって、 上記等化器は、上記計算手段が上記チャンネルを表わす
    伝達関数に対する逆伝達関数を評価する半固定等化器で
    あり、一方、上記計算手段は上記半固定等化器を間欠的
    に更新する上記重み係数を上記逆伝達関数によって定め
    ることを特徴とする受信機。
  7. 【請求項7】 上記等化手段は、重畳されたノイズによ
    って生成された伝送の欠陥を等化する適応等化器を上記
    半固定等化器の下流に更に有することを特徴とする請求
    項6記載の受信機。
  8. 【請求項8】 上記計算手段は、所定の低減区間に亘っ
    て等化の欠陥を一時的に抑える上記逆伝達関数のウィン
    ドウ化演算を行なうことにより上記重み係数を選択する
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の受信機。
  9. 【請求項9】 上記計算手段は、予め上記送信機によっ
    て送信された既知の構造の初期化及び/又はテストシー
    ケンスのレプリカを記憶し、受信された上記シーケンス
    を上記記憶されたレプリカと比較することにより上記チ
    ャンネルの伝達関数を評価することを特徴とする請求項
    8記載の受信機。
  10. 【請求項10】 上記シーケンスは、保護間隔を有する
    直交周波数分割多重フォーマットと呼ばれるフォーマッ
    トで送信され、上記低減区間は上記保護間隔の低減区間
    であることを特徴とする請求項9記載の受信機。
  11. 【請求項11】 多重搬送波信号を送信する送信機と、
    少なくとも一つの等化器を含む等化器手段と上記等化器
    の重み係数を更新する計算手段とからなる少なくとも1
    台の受信機とにより構成され、上記送信機と上記少なく
    とも1台の受信機はチャンネルを介して相互に通信する
    ディジタル伝送システムで使用される処理方法であっ
    て、 − 上記等化器がシーケンスよりなる受信信号を修正す
    ることなく伝達するよう上記等化器を初期化する段階
    と、 − 受信されたシーケンスを該シーケンスの局部的に既
    知のレプリカと比較することにより上記チャンネルの伝
    達関数を評価する段階と、 − 逆伝達関数を計算する段階と、 − 逆インパルス応答を得るため、上記逆伝達関数のフ
    ーリエ逆変換を計算する段階と、 − 上記逆インパルス応答のサンプルを選択し、重み係
    数として上記等化器に伝達する段階とからなることを特
    徴とする処理方法。
  12. 【請求項12】 上記サンプル選択段階は、ウィンドウ
    を前後に動かすことにより上記ウィンドウに含まれる上
    記サンプルのエネルギーを測定する費用関数の最大の値
    を計算することによってウィンドウ化演算を介して行な
    われ、上記ウィンドウは上記重み係数の個数及び/又は
    大きさに影響を与えることを特徴とする請求項11記載
    の処理方法。
JP8063031A 1995-03-22 1996-03-19 カスケード等化器を備えた受信機及びディジタル伝送システム Withdrawn JPH08340315A (ja)

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