JPH0833966A - ダイカスト鋳造機 - Google Patents
ダイカスト鋳造機Info
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- JPH0833966A JPH0833966A JP16955394A JP16955394A JPH0833966A JP H0833966 A JPH0833966 A JP H0833966A JP 16955394 A JP16955394 A JP 16955394A JP 16955394 A JP16955394 A JP 16955394A JP H0833966 A JPH0833966 A JP H0833966A
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- Japan
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- pressure
- valve
- booster
- pressure liquid
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加圧ピンを駆動するために小型化した加圧シ
リンダを使用することの可能なダイカスト鋳造機を提供
する。 【構成】 加圧ピンの挿入・排出を行う加圧シリンダ6
は増圧器71によって増圧された2次油圧によって駆動
される。油圧供給弁73および油圧排出弁74を共に第
1の切換位置に制御すると、油圧ポンプ3から吐出され
る1次油圧が増圧室711に供給され増圧ピストン71
4をX方向に駆動する。増圧された2次油圧は切換弁を
介して加圧シリンダを駆動し、加圧ピンの挿入・排出を
行う。このとき加圧シリンダから排出される油圧は油圧
排出弁74を介してドレンに回収される。油圧供給弁お
よび油圧排出弁を共に第2の切換位置に制御すると、加
圧ピンは停止する。油圧供給弁を第3の切換位置に制御
すると、油圧は逆止弁75を介して2次油圧口715か
ら増圧器に供給され増圧ピストンを初期位置に戻す。
リンダを使用することの可能なダイカスト鋳造機を提供
する。 【構成】 加圧ピンの挿入・排出を行う加圧シリンダ6
は増圧器71によって増圧された2次油圧によって駆動
される。油圧供給弁73および油圧排出弁74を共に第
1の切換位置に制御すると、油圧ポンプ3から吐出され
る1次油圧が増圧室711に供給され増圧ピストン71
4をX方向に駆動する。増圧された2次油圧は切換弁を
介して加圧シリンダを駆動し、加圧ピンの挿入・排出を
行う。このとき加圧シリンダから排出される油圧は油圧
排出弁74を介してドレンに回収される。油圧供給弁お
よび油圧排出弁を共に第2の切換位置に制御すると、加
圧ピンは停止する。油圧供給弁を第3の切換位置に制御
すると、油圧は逆止弁75を介して2次油圧口715か
ら増圧器に供給され増圧ピストンを初期位置に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイカスト鋳造機に係わ
り、特に金型キャビティ内の溶湯を局部加圧する加圧ピ
ンを具備したダイカスト鋳造機に関する。
り、特に金型キャビティ内の溶湯を局部加圧する加圧ピ
ンを具備したダイカスト鋳造機に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカストは薄肉物を大量生産すること
が可能であるため、自動車用部品の製造に広く使用され
ている。即ち、固定金型と移動金型との間のキャビティ
内に溶湯を圧入充填することにより部品を形成するが、
品質向上のために溶湯を局部的に加圧するいわゆる加圧
ピンを設置する場合がある。
が可能であるため、自動車用部品の製造に広く使用され
ている。即ち、固定金型と移動金型との間のキャビティ
内に溶湯を圧入充填することにより部品を形成するが、
品質向上のために溶湯を局部的に加圧するいわゆる加圧
ピンを設置する場合がある。
【0003】しかしながら加圧ピンは、溶湯がある程度
凝固した後に挿入・排出する必要があり、大きな駆動力
が必要となる。駆動力として圧液たとえば油圧を使用す
ることが一般的であるが、大きな駆動力を得るためには
油圧源を高圧にする必要がある。さらに必要に応じて加
圧ピンを追設することもあるため、加圧シリンダを小型
化することも必要である。
凝固した後に挿入・排出する必要があり、大きな駆動力
が必要となる。駆動力として圧液たとえば油圧を使用す
ることが一般的であるが、大きな駆動力を得るためには
油圧源を高圧にする必要がある。さらに必要に応じて加
圧ピンを追設することもあるため、加圧シリンダを小型
化することも必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクチ
ュエータを小型化するためには油圧源の一層の高圧化が
必要となるが、高圧化にも限度があり所望の小型化を達
成することは困難であった。本発明は上記課題に鑑みな
されたものであって、加圧ピンを駆動するために小型化
した加圧シリンダを使用することの可能なダイカスト鋳
造機を提供することを目的とする。
ュエータを小型化するためには油圧源の一層の高圧化が
必要となるが、高圧化にも限度があり所望の小型化を達
成することは困難であった。本発明は上記課題に鑑みな
されたものであって、加圧ピンを駆動するために小型化
した加圧シリンダを使用することの可能なダイカスト鋳
造機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかるダイ
カスト鋳造機は、キャビティ内に充填された溶湯を局部
的に加圧する加圧ピンを具備するダイカスト鋳造機であ
って、加圧ピンを挿入および排出方向に駆動する加圧シ
リンダと、圧液源から駆動室に供給される1次圧液によ
り増圧ピストンを駆動して1次圧より高圧の2次圧液を
吐出する増圧器と、増圧器と前記加圧シリンダとの接続
路中に設置され増圧器から吐出される2次圧液を加圧ピ
ンの挿入方向に供給する第1の切換位置と加圧ピンの排
出方向に供給する第2の切換位置とに切換える切換弁
と、を有する。
カスト鋳造機は、キャビティ内に充填された溶湯を局部
的に加圧する加圧ピンを具備するダイカスト鋳造機であ
って、加圧ピンを挿入および排出方向に駆動する加圧シ
リンダと、圧液源から駆動室に供給される1次圧液によ
り増圧ピストンを駆動して1次圧より高圧の2次圧液を
吐出する増圧器と、増圧器と前記加圧シリンダとの接続
路中に設置され増圧器から吐出される2次圧液を加圧ピ
ンの挿入方向に供給する第1の切換位置と加圧ピンの排
出方向に供給する第2の切換位置とに切換える切換弁
と、を有する。
【0006】第2の発明にかかるダイカスト鋳造機は、
増圧器に1次圧液を供給する圧液源がキャビティ内に溶
湯を圧入充填するための射出シリンダを駆動する圧液源
と共用される。第3の発明にかかるダイカスト鋳造機
は、増圧器に1次圧液を供給する圧液源と前記増圧器と
の接続路中に増圧器に供給される1次圧液を減圧する減
圧弁を設置する。
増圧器に1次圧液を供給する圧液源がキャビティ内に溶
湯を圧入充填するための射出シリンダを駆動する圧液源
と共用される。第3の発明にかかるダイカスト鋳造機
は、増圧器に1次圧液を供給する圧液源と前記増圧器と
の接続路中に増圧器に供給される1次圧液を減圧する減
圧弁を設置する。
【0007】第4の発明にかかるダイカスト鋳造機は、
増圧器に1次圧液を供給する圧液源と前記増圧器との接
続路中に増圧器への1次圧液の供給時期を制御するシー
ケンス弁を設置する。第5の発明にかかるダイカスト鋳
造機は、圧液源と前記増圧器の2次圧液口との接続路中
に設置され圧液源から増圧器の2次圧液口への圧液の流
れを許容し逆方向への圧液の流れを阻止する逆止弁と、
圧液源と逆止弁との接続路中に設置され圧液源から供給
される1次圧液を逆止弁を介して増圧器の2次圧液口に
供給する圧液供給弁と、切換弁に接続され加圧シリンダ
から排出される圧液を切換弁を介してドレンに排出する
圧液排出弁と、をさらに具備する。
増圧器に1次圧液を供給する圧液源と前記増圧器との接
続路中に増圧器への1次圧液の供給時期を制御するシー
ケンス弁を設置する。第5の発明にかかるダイカスト鋳
造機は、圧液源と前記増圧器の2次圧液口との接続路中
に設置され圧液源から増圧器の2次圧液口への圧液の流
れを許容し逆方向への圧液の流れを阻止する逆止弁と、
圧液源と逆止弁との接続路中に設置され圧液源から供給
される1次圧液を逆止弁を介して増圧器の2次圧液口に
供給する圧液供給弁と、切換弁に接続され加圧シリンダ
から排出される圧液を切換弁を介してドレンに排出する
圧液排出弁と、をさらに具備する。
【0008】第6の発明にかかるダイカスト鋳造機は、
圧液供給弁が圧液源と増圧器の1次圧液口とを連通させ
逆止弁とドレンとを連通させる第1の切換位置と、逆止
弁および増圧器の1次圧液口をドレンに連通させる第2
の切換位置と、圧液源と逆止弁とを連通させ増圧器の1
次圧液口をドレンに連通させる第3の切換位置と、を有
する切換弁であり、圧液排出弁が、圧液源と増圧器の1
次圧液口とを連通させ加圧シリンダから排出される圧液
をドレンに導く第1の切換位置と、圧液源と増圧器の1
次圧液口から排出される圧液と加圧シリンダから排出さ
れる圧液とをドレンに導く第2の切換位置と、を有する
切換弁である。
圧液供給弁が圧液源と増圧器の1次圧液口とを連通させ
逆止弁とドレンとを連通させる第1の切換位置と、逆止
弁および増圧器の1次圧液口をドレンに連通させる第2
の切換位置と、圧液源と逆止弁とを連通させ増圧器の1
次圧液口をドレンに連通させる第3の切換位置と、を有
する切換弁であり、圧液排出弁が、圧液源と増圧器の1
次圧液口とを連通させ加圧シリンダから排出される圧液
をドレンに導く第1の切換位置と、圧液源と増圧器の1
次圧液口から排出される圧液と加圧シリンダから排出さ
れる圧液とをドレンに導く第2の切換位置と、を有する
切換弁である。
【0009】第7の発明にかかるダイカスト鋳造機は、
増圧器に圧液を供給する前記圧液供給弁と、加圧シリン
ダから排出される圧液をドレンに排出する圧液排出弁
と、外部信号を受けて圧液供給弁および圧液排出弁に作
動指令を与える制御部と、を一体ブロックとして形成し
た加圧ピン駆動部を具備し、この加圧ピン駆動部を加圧
ピンに近接して配置する。
増圧器に圧液を供給する前記圧液供給弁と、加圧シリン
ダから排出される圧液をドレンに排出する圧液排出弁
と、外部信号を受けて圧液供給弁および圧液排出弁に作
動指令を与える制御部と、を一体ブロックとして形成し
た加圧ピン駆動部を具備し、この加圧ピン駆動部を加圧
ピンに近接して配置する。
【0010】第8の発明にかかるダイカスト鋳造機は、
1つの圧液源に加圧ピン駆動部を複数個並列に接続配置
する。
1つの圧液源に加圧ピン駆動部を複数個並列に接続配置
する。
【0011】
【作用】第1の発明にかかるダイカスト鋳造機にあって
は、増圧器を増圧方向に駆動したときに切換弁の切換位
置を制御することにより、加圧ピンが溶湯に挿入されあ
るいは溶湯から抜き出される。第2の発明にかかるダイ
カスト鋳造機にあっては、増圧器の圧液源と射出シレン
ダとの圧液源とが共用される。
は、増圧器を増圧方向に駆動したときに切換弁の切換位
置を制御することにより、加圧ピンが溶湯に挿入されあ
るいは溶湯から抜き出される。第2の発明にかかるダイ
カスト鋳造機にあっては、増圧器の圧液源と射出シレン
ダとの圧液源とが共用される。
【0012】第3の発明にかかるダイカスト鋳造機にあ
っては、圧液源と増圧器との接続路中に増圧器の2次圧
液を決定する減圧弁が設置される。第4の発明にかかる
ダイカスト鋳造機にあっては、圧液源と増圧器との接続
路中に増圧器の動作時期を決定するシーケンス弁が設置
される。第5の発明にかかるダイカスト鋳造機にあって
は、圧液源と増圧器の2次圧液口とが逆止弁を介して接
続され、加圧シリンダからの排出液は圧液排出弁を介し
てドレンに接続される。
っては、圧液源と増圧器との接続路中に増圧器の2次圧
液を決定する減圧弁が設置される。第4の発明にかかる
ダイカスト鋳造機にあっては、圧液源と増圧器との接続
路中に増圧器の動作時期を決定するシーケンス弁が設置
される。第5の発明にかかるダイカスト鋳造機にあって
は、圧液源と増圧器の2次圧液口とが逆止弁を介して接
続され、加圧シリンダからの排出液は圧液排出弁を介し
てドレンに接続される。
【0013】第6の発明にかかるダイカスト鋳造機にあ
っては、圧液供給弁および圧液排出弁の切換位置を制御
することにより増圧器は増圧方向に駆動され、あるいは
初期位置に戻される。第7の発明にかかるダイカスト鋳
造機にあっては、増圧器、切換弁、圧液供給弁、圧液排
出弁およびこれらの弁を作動する電磁パイロット弁が加
圧ピン制御部として一体に構成され、ダイカスト鋳造機
に取り付けられる。
っては、圧液供給弁および圧液排出弁の切換位置を制御
することにより増圧器は増圧方向に駆動され、あるいは
初期位置に戻される。第7の発明にかかるダイカスト鋳
造機にあっては、増圧器、切換弁、圧液供給弁、圧液排
出弁およびこれらの弁を作動する電磁パイロット弁が加
圧ピン制御部として一体に構成され、ダイカスト鋳造機
に取り付けられる。
【0014】第8の発明にかかるダイカスト鋳造機にあ
っては、1台のダイカスト鋳造機に複数台の加圧ピン制
御部が設置される。
っては、1台のダイカスト鋳造機に複数台の加圧ピン制
御部が設置される。
【0015】
【実施例】図1はダイカスト鋳造機の構成図であって、
固定金型11と移動金型12との対向面にキャビティ1
3が形成される。このキャビティ13には射出シリンダ
2によって溶湯がキャビティ13内に圧入充填される。
固定金型11と移動金型12との対向面にキャビティ1
3が形成される。このキャビティ13には射出シリンダ
2によって溶湯がキャビティ13内に圧入充填される。
【0016】なお、射出シリンダ2は油圧によって駆動
されるが、射出シリンダ2の挿入・排出の切換えは圧液
源としての油圧ポンプ3から吐出される油圧を制御弁4
によって供給方向を切換えることによって行われる。こ
のダイカスト鋳造機には溶湯を局部的に加圧するための
加圧ピン5が装備されており、この加圧ピン5は油圧駆
動される加圧シリンダ6によって挿入・排出される。
されるが、射出シリンダ2の挿入・排出の切換えは圧液
源としての油圧ポンプ3から吐出される油圧を制御弁4
によって供給方向を切換えることによって行われる。こ
のダイカスト鋳造機には溶湯を局部的に加圧するための
加圧ピン5が装備されており、この加圧ピン5は油圧駆
動される加圧シリンダ6によって挿入・排出される。
【0017】加圧シリンダ6の作動方向は加圧ピン制御
部7によって制御される。図2は加圧ピン制御部7の詳
細な油圧回路図であって、増圧器71、切換弁72、油
圧供給弁73および油圧排出弁74を主な構成素子とす
る。増圧器71は大口径の駆動室711と小口径の増圧
室712とを有するシリンダ713、およびシリンダ7
13内を移動可能に配置された増圧ピストン714から
構成される。
部7によって制御される。図2は加圧ピン制御部7の詳
細な油圧回路図であって、増圧器71、切換弁72、油
圧供給弁73および油圧排出弁74を主な構成素子とす
る。増圧器71は大口径の駆動室711と小口径の増圧
室712とを有するシリンダ713、およびシリンダ7
13内を移動可能に配置された増圧ピストン714から
構成される。
【0018】駆動室711に油圧ポンプ3から1次油圧
が供給されると、増圧ピストン714は矢印X方向に移
動して増圧室712内に存在する作動油を1次油圧より
高圧である2次油圧に増圧する。2次油圧は2次油圧口
715を介して増圧室712から排出され、切換弁72
を介して加圧シリンダ6に供給される。
が供給されると、増圧ピストン714は矢印X方向に移
動して増圧室712内に存在する作動油を1次油圧より
高圧である2次油圧に増圧する。2次油圧は2次油圧口
715を介して増圧室712から排出され、切換弁72
を介して加圧シリンダ6に供給される。
【0019】加圧シリンダ6は、移動可能に配置される
加圧ピストン60を内蔵するとともに、両端に第1の加
圧シリンダ接続口61および第2の加圧シリンダ接続口
62を有する。なお、加圧ピン5は加圧ピストン60に
直結される。切換弁72は第1の切換位置と第2の切換
位置とを有し、切換弁用電磁パイロット弁721によっ
て切換位置の切換えが制御される。
加圧ピストン60を内蔵するとともに、両端に第1の加
圧シリンダ接続口61および第2の加圧シリンダ接続口
62を有する。なお、加圧ピン5は加圧ピストン60に
直結される。切換弁72は第1の切換位置と第2の切換
位置とを有し、切換弁用電磁パイロット弁721によっ
て切換位置の切換えが制御される。
【0020】即ち切換弁用電磁パイロット弁721を励
磁すると1次油圧が切換弁72に供給されて第1の切換
位置となり、切換弁用電磁パイロット弁721を無励磁
とすると切換弁72に内蔵されるバネによって第2の切
換位置に復帰する。切換弁72が第1の切換位置に制御
されると、増圧器71の2次油圧口715と加圧シリン
ダ6の第1の接続口61とが連通し、加圧ピストン60
は矢印Y方向、即ち加圧ピン5をキャビティ13に挿入
する方向に駆動される。
磁すると1次油圧が切換弁72に供給されて第1の切換
位置となり、切換弁用電磁パイロット弁721を無励磁
とすると切換弁72に内蔵されるバネによって第2の切
換位置に復帰する。切換弁72が第1の切換位置に制御
されると、増圧器71の2次油圧口715と加圧シリン
ダ6の第1の接続口61とが連通し、加圧ピストン60
は矢印Y方向、即ち加圧ピン5をキャビティ13に挿入
する方向に駆動される。
【0021】切換弁72が第2の切換位置に制御される
と、増圧器71の2次油圧口715と加圧シリンダ6の
第2の接続口62とが連通し、加圧ピストン60は矢印
Yと反対方向、即ち加圧ピン5をキャビティ13から引
き抜く方向に駆動される。即ち1つの増圧器71によっ
て加圧ピン5の挿入および排出の両方向の操作を可能と
している。
と、増圧器71の2次油圧口715と加圧シリンダ6の
第2の接続口62とが連通し、加圧ピストン60は矢印
Yと反対方向、即ち加圧ピン5をキャビティ13から引
き抜く方向に駆動される。即ち1つの増圧器71によっ
て加圧ピン5の挿入および排出の両方向の操作を可能と
している。
【0022】また、増圧器71の増圧率を適当に選定す
ることにより1次油圧の圧液源として射出シリンダ2を
駆動するための油圧ポンプ3を共用することができる。
なお図2の実施例においては、1台の加圧ピン制御部7
に対して1台の加圧シリンダ6を接続しているが、1台
の加圧ピン制御部7に対して複数の加圧シリンダ6を接
続することも可能である。
ることにより1次油圧の圧液源として射出シリンダ2を
駆動するための油圧ポンプ3を共用することができる。
なお図2の実施例においては、1台の加圧ピン制御部7
に対して1台の加圧シリンダ6を接続しているが、1台
の加圧ピン制御部7に対して複数の加圧シリンダ6を接
続することも可能である。
【0023】油圧供給弁73は、第1、第2および第3
の切換位置を有し、第1の油圧供給弁用電磁パイロット
弁731および第2の油圧供給弁用電磁パイロット弁7
32によって切換位置の切換えが制御される。第1およ
び第2の油圧供給弁用電磁パイロット弁731および7
32が共に非励磁であれば、油圧供給弁73は第2の切
換位置に制御され、増圧器71の駆動室711に設けら
れる1次油圧口716および増圧室712に設けられる
2次油圧口715とドレン75とが連通される。
の切換位置を有し、第1の油圧供給弁用電磁パイロット
弁731および第2の油圧供給弁用電磁パイロット弁7
32によって切換位置の切換えが制御される。第1およ
び第2の油圧供給弁用電磁パイロット弁731および7
32が共に非励磁であれば、油圧供給弁73は第2の切
換位置に制御され、増圧器71の駆動室711に設けら
れる1次油圧口716および増圧室712に設けられる
2次油圧口715とドレン75とが連通される。
【0024】なお、2次油圧口715と油圧供給弁73
との接続路中には逆止弁75が設置されており、2次油
圧が油圧供給弁73を介して直接ドレン75に排出され
ることを防いでいる。第1の油圧供給弁用電磁パイロッ
ト弁731が励磁されると、油圧供給弁73は第1の切
換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が1次油圧
口716に供給される。
との接続路中には逆止弁75が設置されており、2次油
圧が油圧供給弁73を介して直接ドレン75に排出され
ることを防いでいる。第1の油圧供給弁用電磁パイロッ
ト弁731が励磁されると、油圧供給弁73は第1の切
換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が1次油圧
口716に供給される。
【0025】なお、この状態では2次油圧口715とド
レン75とが連通されるが、逆止弁75により2次油圧
の排出は防止される。第2の油圧供給弁用電磁パイロッ
ト弁732が励磁されると、油圧供給弁73は第3の切
換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が逆止弁7
5を介して2次油圧口715に供給されるとともに、駆
動室711内の油圧が1次油圧口716を介してドレン
75に排出される。
レン75とが連通されるが、逆止弁75により2次油圧
の排出は防止される。第2の油圧供給弁用電磁パイロッ
ト弁732が励磁されると、油圧供給弁73は第3の切
換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が逆止弁7
5を介して2次油圧口715に供給されるとともに、駆
動室711内の油圧が1次油圧口716を介してドレン
75に排出される。
【0026】油圧排出弁74は、第1および第2の切換
位置を有し、油圧排出弁用電磁パイロット弁741によ
って切換位置の切換えが制御される。油圧排出弁用電磁
パイロット弁741が励磁されると、油圧排出弁74は
第1の切換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が
1次油圧口716に供給される。
位置を有し、油圧排出弁用電磁パイロット弁741によ
って切換位置の切換えが制御される。油圧排出弁用電磁
パイロット弁741が励磁されると、油圧排出弁74は
第1の切換位置に制御され、油圧ポンプ3の1次油圧が
1次油圧口716に供給される。
【0027】油圧排出弁用電磁パイロット弁741が非
励磁であれば、油圧排出弁74は第2の切換位置に制御
され、切換弁72と1次油圧口716とがともにドレン
75に連通される。上記の油圧回路において、油圧供給
弁73と油圧排出弁74とをともに第1の切換位置に制
御すると、油圧ポンプ7の1次油圧が増圧器71の1次
油圧口716に供給され、増圧ピストン714は矢印X
方向に移動して増圧室712内に存在する作動油を1次
油圧より高圧である2次油圧に増圧する。
励磁であれば、油圧排出弁74は第2の切換位置に制御
され、切換弁72と1次油圧口716とがともにドレン
75に連通される。上記の油圧回路において、油圧供給
弁73と油圧排出弁74とをともに第1の切換位置に制
御すると、油圧ポンプ7の1次油圧が増圧器71の1次
油圧口716に供給され、増圧ピストン714は矢印X
方向に移動して増圧室712内に存在する作動油を1次
油圧より高圧である2次油圧に増圧する。
【0028】この状態で、切換弁72を第1の切換位置
に制御すると加圧ピン5は溶湯に挿入され、第2の切換
位置に制御すると加圧ピン5は溶湯から引き抜かれる。
なお加圧シリンダ6の駆動回路は、いわゆる閉ループで
構成することも可能であるが、この場合は作動油の粘度
が劣化により低下しやすい。従って本実施例においては
加圧シリンダ6から排出される作動油を、油圧排出弁7
4を介してドレン75に還流することとし、劣化を抑制
している。
に制御すると加圧ピン5は溶湯に挿入され、第2の切換
位置に制御すると加圧ピン5は溶湯から引き抜かれる。
なお加圧シリンダ6の駆動回路は、いわゆる閉ループで
構成することも可能であるが、この場合は作動油の粘度
が劣化により低下しやすい。従って本実施例においては
加圧シリンダ6から排出される作動油を、油圧排出弁7
4を介してドレン75に還流することとし、劣化を抑制
している。
【0029】油圧供給弁73を第2の切換位置に、油圧
排出弁74を第2の切換位置に、それぞれ制御すること
により増圧ピストン714および加圧ピン5の駆動を停
止する。油圧供給弁73を第3の切換位置に制御する
と、油圧ポンプ3の1次油圧が逆止弁75を介して増圧
器71の2次油圧口715に供給され、増圧ピストン7
14を矢印Xと逆方向に駆動し、次回の増圧作用に備え
る。
排出弁74を第2の切換位置に、それぞれ制御すること
により増圧ピストン714および加圧ピン5の駆動を停
止する。油圧供給弁73を第3の切換位置に制御する
と、油圧ポンプ3の1次油圧が逆止弁75を介して増圧
器71の2次油圧口715に供給され、増圧ピストン7
14を矢印Xと逆方向に駆動し、次回の増圧作用に備え
る。
【0030】上記実施例においては、油圧供給弁73あ
るいは油圧排出弁74の切換えが行われると直ちに加圧
ピン5の動作が一定速度で開始され、駆動力および動作
時期を調整することができない。このために、油圧供給
弁73と油圧ポンプ3との接続路中に油圧供給弁減圧弁
733および油圧供給弁シーケンス弁734が、油圧排
出弁74と油圧ポンプ3との接続路中に油圧排出弁減圧
弁742および油圧排出弁シーケンス弁743がそれぞ
れ設置される。
るいは油圧排出弁74の切換えが行われると直ちに加圧
ピン5の動作が一定速度で開始され、駆動力および動作
時期を調整することができない。このために、油圧供給
弁73と油圧ポンプ3との接続路中に油圧供給弁減圧弁
733および油圧供給弁シーケンス弁734が、油圧排
出弁74と油圧ポンプ3との接続路中に油圧排出弁減圧
弁742および油圧排出弁シーケンス弁743がそれぞ
れ設置される。
【0031】油圧供給弁減圧弁733および油圧排出弁
減圧弁742は、1次油圧を予め設定された油圧に減圧
するものであって、増圧器71の吐出する2次油圧を決
定する。油圧供給弁シーケンス弁734および油圧排出
弁シーケンス弁743は、予め設定された時期に油圧の
供給を開始するものであって、増圧ピストン714の動
作時期を決定する。
減圧弁742は、1次油圧を予め設定された油圧に減圧
するものであって、増圧器71の吐出する2次油圧を決
定する。油圧供給弁シーケンス弁734および油圧排出
弁シーケンス弁743は、予め設定された時期に油圧の
供給を開始するものであって、増圧ピストン714の動
作時期を決定する。
【0032】また加圧ピン5の配置場所は、金型作成時
に決定される設計事項ではなく、実際の生産段階で決定
される生産技術的事項であるため、加圧ピン制御部7を
一体ブロック構造とし、ダイカスト鋳造機に適宜取り付
けることを可能とすることが便利である。図3はブロッ
ク構造化した加圧ピン制御部7の側面図(イ)および正
面図(ロ)であって、3本並列接続して配置された増圧
器71上に切換弁72、油圧供給弁73および油圧排出
弁74を一纏めとしてマニホールドに積層配置するとと
もに、外部信号を受けて電磁パイロット弁を駆動するリ
レイやタイマ等の制御部を収納した制御箱76も配置し
た構造とする。
に決定される設計事項ではなく、実際の生産段階で決定
される生産技術的事項であるため、加圧ピン制御部7を
一体ブロック構造とし、ダイカスト鋳造機に適宜取り付
けることを可能とすることが便利である。図3はブロッ
ク構造化した加圧ピン制御部7の側面図(イ)および正
面図(ロ)であって、3本並列接続して配置された増圧
器71上に切換弁72、油圧供給弁73および油圧排出
弁74を一纏めとしてマニホールドに積層配置するとと
もに、外部信号を受けて電磁パイロット弁を駆動するリ
レイやタイマ等の制御部を収納した制御箱76も配置し
た構造とする。
【0033】図4はダイカスト鋳造機の一部断面側面図
であって、必要に応じて例えばaからdで示される位置
に加圧ピン制御部7を配置することが可能である。な
お、上記実施例においては加圧ピン制御部7を一台設置
した場合を示したが、同時に複数台設置することもでき
る。また、圧液として示した油圧は一般作動油のほか水
グリコール系の不燃性作動油でも良い。
であって、必要に応じて例えばaからdで示される位置
に加圧ピン制御部7を配置することが可能である。な
お、上記実施例においては加圧ピン制御部7を一台設置
した場合を示したが、同時に複数台設置することもでき
る。また、圧液として示した油圧は一般作動油のほか水
グリコール系の不燃性作動油でも良い。
【0034】
【発明の効果】第1の発明にかかるダイカスト鋳造機に
よれば、1台の増圧器によって増圧された圧液の小型化
した加圧シリンダへの供給方向を切換弁の切換位置を切
換えることにより、加圧ピンを溶湯に挿入しあるいは溶
湯から抜き出すことが良好に可能となる。
よれば、1台の増圧器によって増圧された圧液の小型化
した加圧シリンダへの供給方向を切換弁の切換位置を切
換えることにより、加圧ピンを溶湯に挿入しあるいは溶
湯から抜き出すことが良好に可能となる。
【0035】第2の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、増圧器の圧液源と射出シリンダとの圧液源とを共
用することにより構成を簡略化することが可能となる。
第3の発明にかかるダイカスト鋳造機によれば、圧液源
と増圧器との接続路中に減圧弁を設置することにより、
増圧器の吐出する2次圧液を調整することが可能とな
る。
れば、増圧器の圧液源と射出シリンダとの圧液源とを共
用することにより構成を簡略化することが可能となる。
第3の発明にかかるダイカスト鋳造機によれば、圧液源
と増圧器との接続路中に減圧弁を設置することにより、
増圧器の吐出する2次圧液を調整することが可能とな
る。
【0036】第4の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、圧液源と増圧器との接続路中にシーケンス弁を設
置することにより、増圧器の動作時期を調整することが
可能となる。第5の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、加圧シリンダからの排出液を圧液排出弁を介して
ドレンに導くことにより、加圧シリンダを駆動する圧液
の劣化を防止することが可能となる。
れば、圧液源と増圧器との接続路中にシーケンス弁を設
置することにより、増圧器の動作時期を調整することが
可能となる。第5の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、加圧シリンダからの排出液を圧液排出弁を介して
ドレンに導くことにより、加圧シリンダを駆動する圧液
の劣化を防止することが可能となる。
【0037】第6の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、圧液供給弁および圧液排出弁の切換位置を制御す
ることにより増圧器を増圧方向に駆動し、あるいは初期
位置に戻すことが可能となる。第7の発明にかかるダイ
カスト鋳造機によれば、増圧器、切換弁、圧液供給弁、
圧液排出弁およびこれらの弁を作動する電磁パイロット
弁を加圧ピン制御部として一体に構成し、ダイカスト鋳
造機に取り付けることが可能となる。
れば、圧液供給弁および圧液排出弁の切換位置を制御す
ることにより増圧器を増圧方向に駆動し、あるいは初期
位置に戻すことが可能となる。第7の発明にかかるダイ
カスト鋳造機によれば、増圧器、切換弁、圧液供給弁、
圧液排出弁およびこれらの弁を作動する電磁パイロット
弁を加圧ピン制御部として一体に構成し、ダイカスト鋳
造機に取り付けることが可能となる。
【0038】第8の発明にかかるダイカスト鋳造機によ
れば、1台のダイカスト鋳造機に複数台の加圧ピン制御
部を設置することが可能となる。
れば、1台のダイカスト鋳造機に複数台の加圧ピン制御
部を設置することが可能となる。
【図1】図1は、ダイカスト鋳造機の構成図である。
【図2】図2は、加圧ピン制御部の油圧回路図である。
【図3】図3は、加圧ピン制御部の側面図(イ)および
正面図(ロ)である。
正面図(ロ)である。
【図4】図4は、ダイカスト鋳造機の一部断面側面図で
ある。
ある。
3…油圧ポンプ 6…加圧シリンダ 60…加圧ピストン 61…第1の圧液口 62…第2の圧液口 7…加圧ピン制御部 71…増圧器 711…駆動室 712…増圧室 713…増圧シリンダ 714…増圧ピストン 715…2次圧液口 716…1次圧液口 72…切換弁 73…圧液供給弁 731、732…電磁パイロット弁 733…圧液供給弁減圧弁 734…圧液供給弁シーケンス弁 74…圧液排出弁 741…電磁パイロット弁 742…圧液排出弁減圧弁 743…圧液排出弁シーケンス弁 75…ドレン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 美紀也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中村 寿一 愛知県岡崎市鉢地町字開山45番地 豊興工 業株式会社内 (72)発明者 古賀 尚 愛知県岡崎市鉢地町字開山45番地 豊興工 業株式会社内 (72)発明者 安藤 隆史 愛知県岡崎市鉢地町字開山45番地 豊興工 業株式会社内 (72)発明者 天野 賢一 愛知県岡崎市鉢地町字開山45番地 豊興工 業株式会社内 (72)発明者 藤坂 昌廣 愛知県岡崎市鉢地町字開山45番地 豊興工 業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 キャビティ内に充填された溶湯を局部的
に加圧する加圧ピンを具備するダイカスト鋳造機であっ
て、 前記加圧ピンを挿入および排出方向に駆動する加圧シリ
ンダと、 圧液源から駆動室に供給される1次圧液により増圧ピス
トンを駆動して1次圧より高圧の2次圧液を吐出する増
圧器と、 前記増圧器と前記加圧シリンダとの接続路中に設置さ
れ、前記増圧器から吐出される2次圧液を前記加圧ピン
の挿入方向に供給する第1の切換位置と前記加圧ピンの
排出方向に供給する第2の切換位置とに切換える切換弁
と、を有したことを特徴とするダイカスト鋳造機。 - 【請求項2】 前記増圧器に1次圧液を供給する圧液源
が、キャビティ内に溶湯を圧入充填するための射出シリ
ンダを駆動する圧液源と共用される請求項1に記載のダ
イカスト鋳造機。 - 【請求項3】 前記増圧器に1次圧液を供給する圧液源
と前記増圧器との接続路中に、前記増圧器に供給される
1次圧液を減圧する減圧弁を設置する請求項1に記載の
ダイカスト鋳造機。 - 【請求項4】 前記増圧器に1次圧液を供給する圧液源
と前記増圧器との間に、前記増圧器への1次圧液の供給
時期を制御するシーケンス弁を設置する請求項1に記載
のダイカスト鋳造機。 - 【請求項5】 前記圧液源と前記増圧器の2次圧液口と
の接続路中に設置され、前記圧液源から前記増圧器の2
次圧液口への圧液の流れを許容し、逆方向への圧液の流
れを阻止する逆止弁と、 前記圧液源と前記逆止弁との接続路中に設置され、前記
圧液源から供給される1次圧液を前記逆止弁を介して前
記増圧器の2次圧液口に供給する圧液供給弁と、 前記切換弁に接続され、前記加圧シリンダから排出され
る圧液を前記切換弁を介してドレンに排出する圧液排出
弁と、をさらに具備する請求項1に記載のダイカスト鋳
造機。 - 【請求項6】 前記圧液供給弁が、 前記圧液源と前記増圧器の1次圧液口とを連通させ、前
記逆止弁とドレンとを連通させる第1の切換位置と、 前記逆止弁および前記増圧器の1次圧液口をドレンに連
通させる第2の切換位置と、 前記圧液源と前記逆止弁とを連通させ、前記増圧器の1
次圧液口をドレンに連通させる第3の切換位置と、を有
する切換弁であり、 前記圧液排出弁が、 前記圧液源と前記増圧器の1次圧液口とを連通させ、前
記加圧シリンダから排出される圧液をドレンに導く第1
の切換位置と、 前記圧液源と前記増圧器の1次圧液口から排出される圧
液と前記加圧シリンダから排出される圧液とをドレンに
導く第2の切換位置と、を有する切換弁である請求項1
に記載のダイカスト鋳造機。 - 【請求項7】 前記増圧器に圧液を供給する前記圧液供
給弁と、前記加圧シリンダから排出される圧液をドレン
に排出する圧液排出弁と、外部信号を受けて前記圧液供
給弁および圧液排出弁に作動指令を与える制御部と、を
一体ブロックとして形成した加圧ピン駆動部を具備し、
この加圧ピン駆動部を前記加圧ピンに近接して配置する
請求項1に記載のダイカスト鋳造機。 - 【請求項8】 1つの圧液源に、 前記加圧ピン駆動部を複数個並列に接続配置する請求項
1に記載のダイカスト鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169553A JP3041199B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ダイカスト鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169553A JP3041199B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ダイカスト鋳造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0833966A true JPH0833966A (ja) | 1996-02-06 |
JP3041199B2 JP3041199B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=15888608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169553A Expired - Fee Related JP3041199B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ダイカスト鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041199B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297061A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-10-27 | Toshihara Kanagata Kogyo Co Ltd | 成型装置 |
CN106903284A (zh) * | 2017-03-17 | 2017-06-30 | 重庆江东机械有限责任公司 | 大型快速液压机的高响应充液装置及其控制方法 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169553A patent/JP3041199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297061A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-10-27 | Toshihara Kanagata Kogyo Co Ltd | 成型装置 |
CN106903284A (zh) * | 2017-03-17 | 2017-06-30 | 重庆江东机械有限责任公司 | 大型快速液压机的高响应充液装置及其控制方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3041199B2 (ja) | 2000-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |