JPH08336510A - バーコード目盛りの身長計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 身長計のスケールの目盛りをバーコード表示
にし、測った長さをセンサーで読み取り、その数値を数
字にデジタル表示する事で身長を簡単、正確に計測する
ための身長計である。 【構成】 スケール（１）の目盛りを線に変えてミリメ
ートルの単位、一、十、百センチメートル単位を示した
バーコード（２）で表示し、頭に当てる尺（３）に１ミ
リメートル幅でそれを読み取るセンサー（４）を内蔵し
てその数値を読み取り、マイクロコンピュータ（５）で
その数値を数字に変換し、それを表示する液晶画面
（５）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、身長を測る身長計の
スケール（１）の目盛りの表示をバーコード（２）表示
にすることにより、測った長さをセンサー（４）で読み
取り、数値をデジタル表示して簡単に読みとることので
きる身長計に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、身長計で測るとき、頭に尺をあ
て１ミリメートルごとの目盛りを目で確認して読み取る
方式であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）普通の尺であれば、長さを測った際にその都度、
目盛りを読みとらなければならない。 （ロ）背の低い者が背の高い者を測るときに尺の目盛り
が読みとり難く、正確に測り難いことがある。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】身長計のスケール（１）
の目盛表示の線をミリメートル、一、十、百センチメー
トルの単位を縦に１ミリメートル毎に増えるよう表示し
たバーコード（２）で表示する。身長計の尺（３）にバ
ーコード（２）の表示を読み取るため、１ミリメートル
の幅でバーコード表示を読み取るセンサー（４）を内蔵
してその数値を読み取り、それをマイクロコンピュータ
（５）で数字に変換し液晶画面（６）に数字で表示させ
る。本発明は、以上のような構成よりなる身長計であ
る。

【０００５】

【作用】本発明を使用するときは、身長計に立って背を
合わせ、尺（３）を頭に当てて測れば、尺（３）の内部
のセンサー（４）がバーコード（２）に表示された数値
を読み取り、それをマイクロコンピュータ（５）が数字
に変換し、その数字を液晶画面（６）に表示される。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）スケール（１）の目盛表示の線を、ミリの単位、
一、十、百センチの単位を縦に１ミリメートル毎に数値
が増えるよう表示したバーコード（２）表示にする。 （ロ）頭に当てる尺（３）の側にバーコード（２）の表
示を読み取るため、１ミリメートル幅でバーコード表示
を読み取ることのできるセンサー（４）を内蔵する。 （ハ）センサー（４）で読み取ったバーコード（２）の
数値をマイクロコンピュータ（５）で数字に変換し、そ
の数字を液晶画面（６）に表す。 （ニ）液晶画面（６）は、測る人が読み取り易いよう、
尺（３）の下で上下できるように設ける。 本発明は以上の構成よりなっている。本発明を使用する
ときは、液晶画面（６）を見やすい位置に上下してセッ
トしてから、身長計に立って尺（３）を頭に当てて測れ
ば数字で表示され簡単に正確に身長が測れる。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することにより、背の低い
人が背の高い人の身長を測るのも楽に測れ、学校などで
多人数の身体測定する際に目盛りを確認する時間が短縮
でき、目盛りの読み間違いがなくなり正確に測れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の平面図

【図２】本発明の斜形図

【図３】バーコード表示を示す一例図

【図４】センサーの窓部分を示す一例図

【符号の説明】

１ スケール ２ バーコード ３ 尺 ４ センサー ５ マイクロコンピュータ ６ 液晶画面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 身長計のスケール（１）の目盛表示をバ
   ーコード（２）表示に変え、それを尺（３）に内蔵した
   センサー（４）で読み取り、マイクロコンピュータ
   （５）で数字に変換し、その数字を液晶画面（６）に表
   示する身長計。