JPH08335924A - 直交周波数分割多重用伝送装置 - Google Patents

直交周波数分割多重用伝送装置

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JPH08335924A
JPH08335924A JP7143422A JP14342295A JPH08335924A JP H08335924 A JPH08335924 A JP H08335924A JP 7143422 A JP7143422 A JP 7143422A JP 14342295 A JP14342295 A JP 14342295A JP H08335924 A JPH08335924 A JP H08335924A
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JP
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signal
pseudo noise
division multiplexing
synchronization
frequency
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Takeshi Miyano
健 宮野
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送誤り発生低減、マルチパス存続時の同期
の確保、伝送容量の低下を行う。 【構成】 同期情報、時間周波数インタリーブ制御情
報、オーディオ情報を伝送する直交周波数分割多重用伝
送装置に、オーディオ情報を時間周波数インタリーブし
て直交変調分割多重変調を行う変調器3と、疑似雑音符
号を形成する疑似雑音発生器6、7とが設けられる。同
期信号形成手段8、9、10、11は、疑似雑音符号を
用いて、無変調信号をスペクトラム拡散した信号を同期
信号とする。符号化分割多重変調器4は疑似雑音符号を
用いて、時間周波数インタリーブ制御情報をスペクトラ
ム拡散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル変調として直
交周波数分割多重方式を採用する直交周波数分割多重用
伝送装置に関し、特に伝送誤り発生低減、マルチパス存
続時の同期の確保、伝送容量の低下を行うことができる
直交周波数分割多重用伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、上記直交周波数分割多重伝送装置
が注目を集めている。これは、広い周波数帯に多数のキ
ャリアを設け、これに情報を振り分けたもので、マルチ
パスフェージングに有利である。この利点から欧州のデ
ィジタル音声放送に用いられようとしている。
【0003】欧州のディジタル音声放送では、5〜6チ
ャンネルのディジタルオーディオ情報について直交周波
数分割多重変調が行われる。このとき、情報(シンボ
ル)は4相位相変調され、このシンボルは時間周波数軸
上でインタリーブされる。さらに移動受信に用いること
から、シンボルは、以下のように、差動変調され、受信
側で差動復調される。
【0004】図10は差動変調される伝送フレーム構成
を説明する図である。本図に示すように、フレームは差
動復調のための位相参照情報を運ぶ位相参照シンボル
と、インタリーブなどの情報を運ぶシンボル1、2〜L
1と、ディジタルオーディオ情報など有効データを運ぶ
シンボル1、2〜L2とからなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、上記フレー
ムでは、シンボル1、2〜L1の制御情報は、シンボル
1〜L2の有効情報をデ・インタリーブするのに必要な
ため、高速で取り出す必要がある。このため、時間周波
数インタリーブのうち時間軸インタリーブはほとんど施
されないので伝送誤りが発生する場合が多いとの問題が
ある。
【0006】また、直交周波数分割多重信号を復調する
場合、そのシンボル位相が完全に分かっている必要があ
る。このため、フレーム先頭にヌルシンボルが付加さ
れ、包絡線の変化からシンボル位置を推定する方法がと
られる。しかし、マルチパスが存続する場合、同期を取
るのは困難であると共に、これらヌルシンボルは位相参
照シンボルも合わせ余分なもので、伝送容量の低下を招
くとの問題がある。
【0007】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、伝送誤りの発生が防止でき、同期確保ができ、伝送
容量低下を防止できる直交周波数分割多重用伝送装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する直交周波数分割多重
用伝送装置を提供する。すなわち、同期情報、時間周波
数インタリーブ制御情報、オーディオ情報を伝送する直
交周波数分割多重用伝送装置に、前記オーディオ情報を
時間周波数インタリーブして直交変調分割多重変調を行
う変調器と、疑似雑音符号を形成する疑似雑音発生器と
が設けられる。同期信号形成手段は前記疑似雑音符号を
用いて、無変調信号をスペクトラム拡散した信号を同期
信号とする。符号化分割多重変調器は、前記疑似雑音符
号を用いて、前記時間周波数インタリーブ制御情報をス
ペクトラム拡散する。
【0009】さらに、本装置に前記オーディオ情報を時
間周波数デインタリーブして直交変調分割多重復調を行
う復調器が設けられる。同期検出部は直交同期検波され
た受信信号と疑似雑音信号との相関から無変調スペクト
ラムを逆拡散して同期信号を検出する。符号化分割多重
信号復調器は、前記符号化分割多重信号を逆拡散して求
めた時間周波数インタリーブ情報を、前記同期信号と共
に、前記復調器の復調のために、与える。
【0010】さらに、本装置に自動周波数制御部が設け
られ、前記同期検出部による同期信号を前記自動周波数
制御部のフィードバックとする。さらに、本装置に直交
同期検波された受信信号の位相オフセットを補償する位
相オフセット補償部が設けられ、伝送路推定部は前記同
期検出部の同相成分及び直交成分の同期信号を基に伝送
路を推定し、前記位相オフセット補償部で位相オフセッ
トを相殺するようにコヒレンス復調を行う。
【0011】
【作用】本発明の直交周波数分割多重用伝送装置によれ
ば、同期信号形成手段は前記疑似雑音符号を用いて、無
変調信号をスペクトラム拡散した信号を同期信号とし、
符号化分割多重変調器は、前記疑似雑音符号を用いて、
前記時間周波数インタリーブ制御情報をスペクトラム拡
散することにより、時間周波数インタリーブ制御情報を
インタリーブする必要がなくなり、従来のような伝送誤
りが発生を防止できるようになる。本装置では、自動周
波数制御部が設けられ、前記同期検出部による同期信号
を前記自動周波数制御部のフィードバックとすることに
より、容易に正確に周波数のずれを補正が可能になる。
さらに、本装置に直交同期検波された受信信号の位相オ
フセットを補償する位相オフセット補償部が設けられ、
伝送路推定部は前記同期検出部の同相成分及び直交成分
の同期信号を基に伝送路を推定し、前記位相オフセット
補償部で位相オフセットを相殺するようにコヒレンス復
調を行うことによりビットエラー特性が向上する。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る直交周波数分割
多重用伝送装置の送信機を示す図である。本図に示すよ
うに、本送信器は、全チャンネル(例えば、1〜pチャ
ンネル)の有効情報ソース1と、該情報ソース1を基に
時間周波数インタリーブを行うインタリーバ2と、時間
周波数インタリーブされた情報ソース1の逆高速フーリ
エ変換により直交周波数分割多重変調を行う直交周波数
分割多重変調器3と、インタリーバ2にインタリーブ制
御情報を与えるインタリーブ制御部4と、インタリーブ
制御部4のインタリーブ制御情報をスペクトラム拡散変
調する符号化分離多重変調器5と、符号化分離多重変調
器5のスペクトラム拡散変調を行うゴールド符号のよう
な疑似雑音信号を発生する疑似雑音発生器6、7と、同
期信号として直流信号つまり無変調信号を発生する同期
発振器8、9と、同期信号に疑似雑音発生器6、7の疑
似雑音信号を乗算する乗算器10、11と、有効情報ソ
ース1の時間周波数インタリーブされた情報と、時間周
波数インタリーブ制御情報と、同期情報とを多重して伝
送フレームを形成する多重制御部12と、多重制御部1
2による伝送フレームを中心周波数f0に直交変調する
直交変調部13と、直交変調信号の周波数帯域を制限す
る帯域フィルタ14と、直交変調信号を電波に変換する
アンテナ15とを具備する。
【0013】図2は図1の疑似雑音発生器6、7を示す
図である。本図に示すように、疑似雑音発生器6、7の
1つは、2つの同じ長さのm系列符号を合成して作るも
のであり、周期Lの第1の疑似雑音発生器61と、周期
Lの第2の疑似雑音発生器62と、第2の疑似雑音発生
器62に接続される遅延シフト63と、遅延シフト63
及び第1の疑似雑音発生器61の出力を合成する合成部
64とを具備する。このように、周期Lの2つの異なる
疑似雑音発生器61、62を用意し、一方の出力をシフ
トしたものと加算することで、多くの異なる符号化系列
が得られるものである。なお、疑似雑音発生器1061
(後述)を同期信号拡散符号発生器として、受信側では
同じ周期の疑似雑音発生器1062を用意し、遅延シフ
ト量を各チャンネルで異なるようにしておけば、スペク
トラム拡散の原理により、必要なチャンネルの情報のみ
逆拡散できる。送信側で疑似雑音発生器61と62との
同期をとっておけば、受信側では、疑似雑音発生器10
61との周期がとれれば、疑似雑音発生器1062の周
期もとれることになる。
【0014】図3は図1の符号化分離多重変調器5を示
す図である。本図に示すように、符号化分離多重変調器
5は1チャンネル〜pチャンネルまでの拡散器を有し、
各拡散器の同相成分信号を加算し、その直交成分信号を
加算して出力する。pチャンネルの拡散器50−pは、
直交周波数分割多重信号の各キャリアと同じ方式で変調
され、ここでは4相位相変調が行われ、このようにして
得られた直交成分信号、同相成分信号に対してスペクト
ラム拡散変調が行われる。
【0015】ところで、直交周波数分割多重変調と同様
に情報を広い帯域に分散させるのにスペクトラム拡散を
使用し、このうち疑似雑音符号を情報に乗算する直接拡
散方式は、同期取得が容易、マルチパス補償が可能、伝
送特性の評価が可能という大きな特性をもつ。そこで、
直交周波数分割多重信号の同期信号にスペクトラム拡散
信号を作り、直接拡散によるスペクトラム拡散は疑似雑
音符号を変えることで、多数の情報を多重することがで
き、また情報は時間、周波数に拡散されるため、インタ
リーブが不必要となる。
【0016】図4は図1の多重制御部13で形成される
伝送フレームを説明する図である。本図に示すように、
伝送フレームは無変調スペクトラム拡散信号と直交周波
数分割多重信号からなり、無変調スペクトラム拡散信号
は、ある疑似雑音符号で無変調信号をスペクトラム拡散
した同期用信号に、それ以外の疑似雑音符号で時間周波
数インタリーブ制御情報を拡散した符号化分割多重信号
が付加される。互いにPN符号が無相関なら、同期信号
まで符号化分割多重信号をのせてもよいが、高速かつ安
定に同期を取るため、この部分には有効情報をのせな
い。
【0017】直交周波数分割多重信号は、その有効シン
ボル時間をTUとすると、1/TU周波数間隔でキャリア
がたつ。この変復調は逆高速フーリエ変換、高速フーリ
エ変換で行えることが知られている。この時フーリエ変
換点数をNとすれば、N本のキャリアをたてることがで
きる。Nは2の階乗数として N=2m と選ばれる。実際には、Nよりもわずかだけ少ないNa
本のキャリアをたてるように変調されることが多い。N
aは欧州のディジタル音声では Na=3N/4 となるように選ばれる。
【0018】図5は各キャリアが4相位相変調される場
合のスペクトラムを示す図である。よって、スペクトラ
ムは本図に示すような各キャリアで形成される。図6は
同期用信号のスペクトラム拡散を説明する図である。本
図(a)に示すように、無変調の直流信号を周期L、チ
ップ間隔Trの疑似雑音信号で乗算すれば、本図(b)
に示すようになり、中心から±1/Trの周波数内に1
/LTrの間隔で直流信号が再生され、スペクトラムが
拡散される。疑似雑音信号がm系列符号であるから、 L=2l−1 の関係を満たす。ここで、 l=m−1 Tr=2TU/N とすれば、図6(c)に示すようになり、スペクトラム
間隔はNが大きい場合、 N/(2L・TU ) =2m/{(2l+1−2)・TU } =2m/{(2m−2)・TU } ≒1/Tu となる。これを帯域幅が図5と同じフィルタに通せば、
図4(d)に示すようになり、同期用信号は図3と同じ
にできる。
【0019】符号化分割多重変調では、異なる疑似雑音
符号を乗算することにより他チャンネルを多重できるこ
とが、以下のように、知られている。図7は時間、周波
数インタリーブ制御情報のスペクトラム拡散を説明する
図である。本図に示すように、pチャンネルの変調信号
(本図(a)参照)を周波数分割多重信号の1キャリア
の変調信号と同じとし、これらを、 周期L=2l−1 =2m-1−1 チップ間隔Tr=2Tu /N の異なる疑似雑音符号で拡散し(本図(b)参照)、そ
れらを加算したもの(本図(c)参照)をフィルタリン
グしてもよい(本図(d)参照)。
【0020】図8は本発明の実施例に係る直交周波数分
割多重伝送装置の受信機を示す図である。本図に示すよ
うに、本受信機は、アンテナ201と、これに接続され
る高周波部202と、高周波信号を、同相成分と直交成
分とに同期検波するための乗算器203、204と、乗
算器205に接続されるπ/2移相器205と、乗算器
203とπ/2移相器205に接続される局部発振器2
06と、乗算器203、204に接続され不要高周波成
分を除去する低域通過フィルタ207、208と、低域
通過フィルタ207、208に接続されアナログからデ
ィジタルに変換するA/D変換器209、210(Anal
og to Digital Converter)と、伝送路情報を基に位相オ
フセットを相殺する位相オフセット補償部211と、同
期信号情報から受信信号を符号化分割多重信号と直交周
波数分割多重信号とに分け、ここに復調されるようにす
る多重分離部212と、受信信号の高速フーリエ変換に
より直交周波数分割多重信号を復調する直交周波数分割
多重信号復調器213と、符号化分割多重信号を復調
し、時間周波数インタリーブ情報を直交周波数分割多重
信号復調器213に与える符号化分割多重信号復調器2
14とを具備する。
【0021】多重分離部212では、同期位置から符号
化分割多重信号、直交周波数分割多重符号を分離する
が、希望するチャンネルの時間周波数制御情報、有効情
報を復調し、時間周波数制御情報から有効情報のインタ
リーブをほどくことで復調が行われる。さらに、本受信
機は、疑似雑音発生器106、107と、A/D変換器
209、210に接続され直交同期検波された受信信号
と疑似雑音信号との相関から無変調スペクトラム拡散信
号を取出す相関器103、104と、相関器103、1
04で得られた無変調スペクトラム拡散信号か同期信号
を検出し、これを多重分離部212、符号化分割多重信
号復調器214に与える同期検出器105と、同期検出
器105の同期用信号を基に位相オフセットを求めて伝
送路を推定し位相オフセット補償部211に位相オフセ
ット情報を与える伝送路推定部108と、同期検出部1
05の同期用信号を基に、A/D変換器209、210
からの直交復調された信号が疑似雑音発生器106、1
07の疑似雑音信号により逆拡散され元の無変調信号が
取り出されこれからビート成分を検出して自動周波数制
御信号として局部発振器206にフィードバックする自
動周波数制御部(AFC)109とを具備する。
【0022】自動周波数制御部109では、無変調スペ
クトラム拡散信号の逆拡散により直流成分が出てくるの
で、これを用いて容易にビート成分を形成でき、より精
度よく直流周波数分割多重信号を復調できるようにな
る。相関器103、104では、整合フィルタが用いら
れ、出力されたピークを検出することで、同期用信号が
とれるようにする。すなわち、同期位置では、 aTrexp(jθ) なるパルスを出力する。aは振幅、θは位相オフセット
である。よって、この複素共役を乗算すれば位相オフセ
ットが相殺でき、直交周波数分割多重信号の各キャリア
はコヒレント復調できることになる。よって位相参照シ
ンボルは不要となる。
【0023】図9は図8の符号化分割多重信号復調器2
14を示す図である。本図に示すように、図3と逆の手
順で、同期検出部105の同期信号から2つの疑似雑音
発生器1061、1062(1071、1072)の同
期が取られ、希望する復調チャンネルの遅延シフト量を
設定し、ゴールド符号で逆拡散される。その信号は4相
位相復調され、希望するチャンネルの時間周波数インタ
リーブ制御情報に復号される。
【0024】直交周波数分割多重信号復調器213では
前述したように、高速フーリエ変換によって復調され、
符号化分割多重信号復調器で復調された時間周波数イン
タリーブ制御情報でデインタリーブされ、このようにし
て復調された有効情報から希望するチャンネルの情報が
取出される。したがって、直交周波数分割多重信号の同
期は簡単に取れ、また高速に必要な時間周波数インタリ
ーブ情報は、スペクトラム拡散多重されており、それ自
体時間周波数インタリーブが必要なくなる。直交周波数
分割多重信号はわずかな周波数のずれで大きな伝送誤り
が生じるが、その各キャリアのスペクトラムがオーバラ
ップしているため、その周波数ずれ情報を推定するのも
困難であった。しかし本発明は同期信号を逆拡散すれ
ば、無変調の信号が取り出せるので、AFCが容易で正
確に周波数ずれを補正できる。又、スペクトラム拡散を
用いれば、疑似雑音符号から容易に位相オフセットの補
正ができるのでコヒレント復調が容易に行え、ビットエ
ラー(BER)が向上する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期信号形成手段は疑似雑音符号を用いて、無変調信号を
スペクトラム拡散した信号を同期信号とし、符号化分割
多重変調器は、疑似雑音符号を用いて、時間周波数イン
タリーブ制御情報をスペクトラム拡散するので、時間周
波数インタリーブ制御情報をインタリーブする必要がな
くなり、従来のような伝送誤りが発生を防止できるよう
になる。本装置では、自動周波数制御部が設けられ、同
期検出部による同期信号を自動周波数制御部のフィード
バックとするので、容易に正確に周波数のずれを補正が
可能になる。さらに、本装置に直交同期検波された受信
信号の位相オフセットを補償する位相オフセット補償部
が設けられ、伝送路推定部は同期検出部の同相成分及び
直交成分の同期信号を基に伝送路を推定し、位相オフセ
ット補償部で位相オフセットを相殺するようにコヒレン
ス復調を行うので、ビットエラー特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る直交周波数分割多重用伝
送装置の送信機を示す図である。
【図2】図1の疑似雑音発生器6、7を示す図である。
【図3】図1の符号化分離多重変調器5を示す図であ
る。
【図4】図1の多重制御部13で形成される伝送フレー
ムを説明する図である。
【図5】各キャリアが4相位相変調される場合のスペク
トラムを示す図である。
【図6】同期用信号のスペクトラム拡散を説明する図で
ある。
【図7】時間、周波数インタリーブ制御情報のスペクト
ラム拡散を説明する図である。
【図8】本発明の実施例に係る直交周波数分割多重伝送
装置の受信機を示す図である。
【図9】図8の符号化分割多重信号復調器214を示す
図である。
【図10】差動変調される伝送フレーム構成を説明する
図である。
【符号の説明】
3…変調器 4…符号化分割多重変調器 6、7…疑似雑音発生器 8、9、10、11…同期信号形成手段 105…同期検出部 108…伝送路推定部 109…自動周波数制御部 211…位相オフセット補償部 213…復調器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期情報、時間周波数インタリーブ制御
    情報、オーディオ情報を伝送する直交周波数分割多重用
    伝送装置において、 前記オーディオ情報を時間周波数インタリーブして直交
    変調分割多重変調を行う変調器(3)と、 疑似雑音符号を形成する疑似雑音発生器(6、7)と、 前記疑似雑音符号を用いて、無変調信号をスペクトラム
    拡散した信号を同期信号とする同期信号形成手段(8、
    9、10、11)と、 前記疑似雑音符号を用いて、前記時間周波数インタリー
    ブ制御情報をスペクトラム拡散する符号化分割多重変調
    器(4)とを備えることを特徴とする直交周波数分割多
    重用伝送装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記オーディオ情報を時間周波
    数デインタリーブして直交変調分割多重復調を行う復調
    器(213)と、 直交同期検波された受信信号と疑似雑音信号との相関か
    ら無変調スペクトラムを逆拡散して同期信号を検出する
    同期検出部(105)と、 前記符号化分割多重信号を逆拡散して求めた時間周波数
    インタリーブ情報を、前記同期信号と共に、前記復調器
    (213)の復調のために、与える符号化分割多重信号
    復調器(214)とを備えることを特徴とする、請求項
    1に記載の直交周波数分割多重用伝送装置。
  3. 【請求項3】 さらに、自動周波数制御部(109)を
    備え、前記同期検出部(105)による同期信号を前記
    自動周波数制御部(109)のフィードバックとするこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の直交周波数分割多重
    用伝送装置。
  4. 【請求項4】 さらに、直交同期検波された受信信号の
    位相オフセットを補償する位相オフセット補償部(21
    1)と、 前記同期検出部(105)の同相成分及び直交成分の同
    期信号を基に伝送路を推定し、前記位相オフセット補償
    部(211)で位相オフセットを相殺するようにコヒレ
    ンス復調を行うための伝送路推定部(108)とを備え
    ることを特徴とする、請求項2に記載の直交周波数分割
    多重用伝送装置。
JP7143422A 1995-06-09 1995-06-09 直交周波数分割多重用伝送装置 Withdrawn JPH08335924A (ja)

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