JPH0833584A - 浴槽装置 - Google Patents
浴槽装置Info
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- JPH0833584A JPH0833584A JP6194791A JP19479194A JPH0833584A JP H0833584 A JPH0833584 A JP H0833584A JP 6194791 A JP6194791 A JP 6194791A JP 19479194 A JP19479194 A JP 19479194A JP H0833584 A JPH0833584 A JP H0833584A
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- bathtub
- hot water
- water storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】浴槽内に設けたステップを浴槽壁側を下に傾斜
して配し、安全性を確保する一方、溝部により排水性能
を維持する。 【構成】貯湯部2を囲む浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W
1に、浴槽壁4側を貯湯部2側以下の高さとした段差面
9を設けしかもこの段差面9が浴槽壁4に沿う縁部に、
前記貯湯部2に向かって排水する水勾配を有する溝部4
1を設けている。
して配し、安全性を確保する一方、溝部により排水性能
を維持する。 【構成】貯湯部2を囲む浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W
1に、浴槽壁4側を貯湯部2側以下の高さとした段差面
9を設けしかもこの段差面9が浴槽壁4に沿う縁部に、
前記貯湯部2に向かって排水する水勾配を有する溝部4
1を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入退浴の際の安全性を
向上しうる浴槽装置に関する。
向上しうる浴槽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を抑えた今日、病気、けが、
老衰等、身体の不自由な人々にとっての快適な生活環境
造りが強く望まれている。
老衰等、身体の不自由な人々にとっての快適な生活環境
造りが強く望まれている。
【0003】一方、入浴は皮膚の清潔を保つだけでな
く、血液の循環を促し新陳代謝を盛んにするところから
高齢者、身体障害者の健康維持、リハビリテーション等
には特に欠かせないものとなっている。
く、血液の循環を促し新陳代謝を盛んにするところから
高齢者、身体障害者の健康維持、リハビリテーション等
には特に欠かせないものとなっている。
【0004】しかし浴槽は、通常、洗い場の床面から上
縁までの高さが350mm程度あり、しかも浴槽の底面か
ら該上縁までの高さが600mm程度あるため、入退浴の
際に片足立ちの不安定な状態で大きく跨ぐ必要があり、
特に高齢者、身体障害者、身体の不自由な人々、および
子供にとっては、危険で大変な作業となっている。
縁までの高さが350mm程度あり、しかも浴槽の底面か
ら該上縁までの高さが600mm程度あるため、入退浴の
際に片足立ちの不安定な状態で大きく跨ぐ必要があり、
特に高齢者、身体障害者、身体の不自由な人々、および
子供にとっては、危険で大変な作業となっている。
【0005】従って、浴槽内に階段状のステップを設
け、これにより入退浴の作業に伴う危険及び労力を低減
することが提案されている。
け、これにより入退浴の作業に伴う危険及び労力を低減
することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、浴
槽内に設けられるステップは、水抜き時の排水性を確保
する必要上、浴槽の内側方向に下に傾斜する勾配を設け
ていたため、入退浴の際に脚がステップ上で滑って転倒
事故を起こしやすいという問題点がある。
槽内に設けられるステップは、水抜き時の排水性を確保
する必要上、浴槽の内側方向に下に傾斜する勾配を設け
ていたため、入退浴の際に脚がステップ上で滑って転倒
事故を起こしやすいという問題点がある。
【0007】本発明は、段差面をその浴槽壁側を貯湯部
側以下の高さとして形成し、かつこの段差面が浴槽壁に
沿う縁部に、前記貯湯部に向かって排水する水勾配を有
する溝部を設けることを基本として、水抜き時の排水性
能を低下させることなく入退浴の際の安全性を向上で
き、前記問題点を解決しうる浴槽装置の提供を目的とし
ている。
側以下の高さとして形成し、かつこの段差面が浴槽壁に
沿う縁部に、前記貯湯部に向かって排水する水勾配を有
する溝部を設けることを基本として、水抜き時の排水性
能を低下させることなく入退浴の際の安全性を向上で
き、前記問題点を解決しうる浴槽装置の提供を目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の浴槽装置は、貯湯部を囲む浴槽壁の貯湯部側
の壁面に、浴槽壁側を貯湯部側以下の高さとした段差面
を設けしかもこの段差面が浴槽壁に沿う縁部に、前記貯
湯部に向かって排水する水勾配を有する溝部を設けてい
る。
に本発明の浴槽装置は、貯湯部を囲む浴槽壁の貯湯部側
の壁面に、浴槽壁側を貯湯部側以下の高さとした段差面
を設けしかもこの段差面が浴槽壁に沿う縁部に、前記貯
湯部に向かって排水する水勾配を有する溝部を設けてい
る。
【0009】
【作用】貯湯部を囲む浴槽壁の貯湯部側の壁面に、浴槽
壁側を貯湯部側以下の高さとした段差面を設けるととも
に、この段差面が浴槽壁に沿う縁部に、貯湯部に向かっ
て排水する水勾配を有する溝部を設けている。従って、
段差面は、浴槽壁側に向かって下に傾斜するか、又は水
平となるため、入退浴の際に段差面に脚を載せたときに
生じがちな貯湯部側への滑りによる転倒事故を防止で
き、安全性を向上しうるとともに、前記溝部によって、
水抜き時に段差面上の水を排出でき、該段差面上での水
の滞留を防ぎ、排水性能を確保できる。
壁側を貯湯部側以下の高さとした段差面を設けるととも
に、この段差面が浴槽壁に沿う縁部に、貯湯部に向かっ
て排水する水勾配を有する溝部を設けている。従って、
段差面は、浴槽壁側に向かって下に傾斜するか、又は水
平となるため、入退浴の際に段差面に脚を載せたときに
生じがちな貯湯部側への滑りによる転倒事故を防止で
き、安全性を向上しうるとともに、前記溝部によって、
水抜き時に段差面上の水を排出でき、該段差面上での水
の滞留を防ぎ、排水性能を確保できる。
【0010】なお前記段差面は、小さな子供との入浴
時、あるいはみぞおちから下をゆっくり温めるいわゆる
半身入浴法の際の腰掛けとしても、貯湯部側への滑りを
防止して便宜かつ安全に利用できる。
時、あるいはみぞおちから下をゆっくり温めるいわゆる
半身入浴法の際の腰掛けとしても、貯湯部側への滑りを
防止して便宜かつ安全に利用できる。
【0011】又請求項2の発明において、前記段差面が
滑り止め用の複数の突起を有するときには、入退浴の際
の滑り止め効果をより高めることができ、安全性を一層
確実に確保しうるとともに、この突起は、段差面から上
に突出するものであるため、水アカ、カビなどの付着を
防止しうる。
滑り止め用の複数の突起を有するときには、入退浴の際
の滑り止め効果をより高めることができ、安全性を一層
確実に確保しうるとともに、この突起は、段差面から上
に突出するものであるため、水アカ、カビなどの付着を
防止しうる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜9において本発明の浴槽装置1は、貯湯部2
を囲む浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W1に、浴槽壁4側
を貯湯部2側以下の高さとした段差面9を設け、しかも
この段差面9が浴槽壁4に沿う縁部に、前記貯湯部2に
向かって排水する水勾配を有する溝部41を設けてい
る。又前記段差面9は、滑り止め用の複数の突起50…
を有する。
る。図1〜9において本発明の浴槽装置1は、貯湯部2
を囲む浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W1に、浴槽壁4側
を貯湯部2側以下の高さとした段差面9を設け、しかも
この段差面9が浴槽壁4に沿う縁部に、前記貯湯部2に
向かって排水する水勾配を有する溝部41を設けてい
る。又前記段差面9は、滑り止め用の複数の突起50…
を有する。
【0013】又浴槽装置1は、図1に示すように、平面
略矩形かつ洗い場3の床面Fをなす上面に滑り止め用の
エンボスを設けた水平な底板部20と、この底板部20
の側縁で洗い場3の出入口Aを残して立上がる浴室壁2
1と、この浴室壁21の前記洗い場3からはみ出す平面
コ字状のはみ出し部22の三つの各内面に沿って立上が
る浴槽立壁部23とを具える浴室ユニット部24を有す
るとともに、この浴室ユニット部24の一方の前記浴室
壁21には、上面を水平としたカウンタ状の台部25が
設けられる。
略矩形かつ洗い場3の床面Fをなす上面に滑り止め用の
エンボスを設けた水平な底板部20と、この底板部20
の側縁で洗い場3の出入口Aを残して立上がる浴室壁2
1と、この浴室壁21の前記洗い場3からはみ出す平面
コ字状のはみ出し部22の三つの各内面に沿って立上が
る浴槽立壁部23とを具える浴室ユニット部24を有す
るとともに、この浴室ユニット部24の一方の前記浴室
壁21には、上面を水平としたカウンタ状の台部25が
設けられる。
【0014】なお平面コ字状に配される前記浴槽立壁部
23の両端間には、前記洗い場3から立上がりかつ洗い
場3に向かって緩やかに湾曲する洗い場立壁部26が架
け渡されている。
23の両端間には、前記洗い場3から立上がりかつ洗い
場3に向かって緩やかに湾曲する洗い場立壁部26が架
け渡されている。
【0015】このような浴室ユニット部24は、例えば
不飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹脂にガラ
ス繊維、カーボン繊維等の強化材を混在させた強化プラ
スチックを用いたいわゆるFRP一体成形品などの各種
成形品として一体に形成される。
不飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹脂にガラ
ス繊維、カーボン繊維等の強化材を混在させた強化プラ
スチックを用いたいわゆるFRP一体成形品などの各種
成形品として一体に形成される。
【0016】又洗い場3の前記浴室壁21に設けたカウ
ンタ状の前記台部25には、図9に示すように、該台部
25の上面を凹ませ該浴室壁21と略平行、本例では下
端が上端よりも洗い場3側に位置する如くやや傾斜する
矩形状の背面15と、その両端から洗い場3側にのびる
一対の側面16、16と、背面15、側面16、16下
端を継ぎかつ排水のために洗い場3側に下にやや傾斜し
てのびる底面17とからなる周壁18を有する凹部19
が形成されている。
ンタ状の前記台部25には、図9に示すように、該台部
25の上面を凹ませ該浴室壁21と略平行、本例では下
端が上端よりも洗い場3側に位置する如くやや傾斜する
矩形状の背面15と、その両端から洗い場3側にのびる
一対の側面16、16と、背面15、側面16、16下
端を継ぎかつ排水のために洗い場3側に下にやや傾斜し
てのびる底面17とからなる周壁18を有する凹部19
が形成されている。
【0017】さらに台部25の上面と側面16との交わ
り部には、この交わり部に沿って水平にのびる切欠段状
をなしかつ一部、本例では前記背面15に連なる奥端の
部分が陥没してなる上開放の直方体状の係止部13Aを
有する支持面13が形設されている。
り部には、この交わり部に沿って水平にのびる切欠段状
をなしかつ一部、本例では前記背面15に連なる奥端の
部分が陥没してなる上開放の直方体状の係止部13Aを
有する支持面13が形設されている。
【0018】又凹部19の前記周壁18の背面15に、
スチーム浴をするためのスチームが吐出される吹出し口
Oを設けている。
スチーム浴をするためのスチームが吐出される吹出し口
Oを設けている。
【0019】又前記浴槽立壁部23と洗い場立壁部26
とによって囲まれる平面略矩形の空間には浴槽6が配置
される。この浴槽6は、図2〜7に示すように、平面略
矩形枠状に配される略水平の鍔板29の内縁から浴槽6
の四方を囲む壁板30を立下げ、かつこの壁板30下縁
間に底板31を架け渡すことにより縦長の前記貯湯部2
を形成した基体32を具える。
とによって囲まれる平面略矩形の空間には浴槽6が配置
される。この浴槽6は、図2〜7に示すように、平面略
矩形枠状に配される略水平の鍔板29の内縁から浴槽6
の四方を囲む壁板30を立下げ、かつこの壁板30下縁
間に底板31を架け渡すことにより縦長の前記貯湯部2
を形成した基体32を具える。
【0020】なお浴槽6の一つの隅部には、手元で排水
操作が行えるプッシュ式のボタン75が設けられ、これ
によって従来のゴム栓のような前かがみの排水作業によ
る負担を排除できる。
操作が行えるプッシュ式のボタン75が設けられ、これ
によって従来のゴム栓のような前かがみの排水作業によ
る負担を排除できる。
【0021】前記洗い場立壁部26とこの洗い場立壁部
26に向き合う前記壁板30とは、本実施例では、洗い
場3の端部で立上がる前記浴槽壁4を形成するととも
に、該壁板30の貯湯部2に面する壁面は、浴槽壁4の
貯湯部2側の壁面W1をなす。
26に向き合う前記壁板30とは、本実施例では、洗い
場3の端部で立上がる前記浴槽壁4を形成するととも
に、該壁板30の貯湯部2に面する壁面は、浴槽壁4の
貯湯部2側の壁面W1をなす。
【0022】又前記浴槽立壁部23とこの浴槽立壁部2
3に向き合う三方の前記壁板30とは、前記浴槽壁4と
共に貯湯部2を囲みかつ浴室の壁に接してのびる三方の
他の浴槽壁5A、5B、5Cを形成するとともに、該壁
板30の貯湯部2に面する壁面は、他の浴槽壁5A、5
B、5Cの貯湯部2側の壁面W2、W3、W4をなす。
3に向き合う三方の前記壁板30とは、前記浴槽壁4と
共に貯湯部2を囲みかつ浴室の壁に接してのびる三方の
他の浴槽壁5A、5B、5Cを形成するとともに、該壁
板30の貯湯部2に面する壁面は、他の浴槽壁5A、5
B、5Cの貯湯部2側の壁面W2、W3、W4をなす。
【0023】前記浴槽壁4と前記他の浴槽壁5Aとが交
わる浴槽6のコーナ部Cに連なりかつ洗い場3にのびる
前記台部25には、浴槽6とは別体かつ該コーナ部Cか
ら浴室の壁に接してのびる台状部8が一体に形成される
とともに、この台状部8の上面かつコーナ部Cの近傍
に、前記浴室壁21に沿う辺34Aと前記鍔板29外縁
に沿う辺34Bと浴室壁21に対して斜めにのびる辺3
4Cとによって囲まれた平面略三角形状の着座部7が形
成される。この着座部7は、着座可能しかも着座者が洗
い場浴槽壁4をこえて脚を洗い場3と浴槽6との間で移
動させる着座広さを有ししかも浴槽6の上端と略同高を
なす。従って、図14に示すように、一旦、着座部7に
着座してから該移動を行うことができ、片足立ちの不安
定な姿勢による事故を防止し、安全性を高めうるととも
に、スチーム浴の際の腰掛けとしても利用できる。
わる浴槽6のコーナ部Cに連なりかつ洗い場3にのびる
前記台部25には、浴槽6とは別体かつ該コーナ部Cか
ら浴室の壁に接してのびる台状部8が一体に形成される
とともに、この台状部8の上面かつコーナ部Cの近傍
に、前記浴室壁21に沿う辺34Aと前記鍔板29外縁
に沿う辺34Bと浴室壁21に対して斜めにのびる辺3
4Cとによって囲まれた平面略三角形状の着座部7が形
成される。この着座部7は、着座可能しかも着座者が洗
い場浴槽壁4をこえて脚を洗い場3と浴槽6との間で移
動させる着座広さを有ししかも浴槽6の上端と略同高を
なす。従って、図14に示すように、一旦、着座部7に
着座してから該移動を行うことができ、片足立ちの不安
定な姿勢による事故を防止し、安全性を高めうるととも
に、スチーム浴の際の腰掛けとしても利用できる。
【0024】又前記着座部7を囲む1つの前記辺34C
から洗い場3の床面Fに、前記洗い場立壁部26と台部
25とを継ぐ連結部35を垂下させているため、洗い場
3の床面F上に両足を載せて着座部7に便宜に着座しう
る。
から洗い場3の床面Fに、前記洗い場立壁部26と台部
25とを継ぐ連結部35を垂下させているため、洗い場
3の床面F上に両足を載せて着座部7に便宜に着座しう
る。
【0025】さらに前記着座部7の辺34A近傍には、
着座者が把持しうる手すり14が設けられ、着座者の入
退浴時の脚の移動の際の負担を減じ、勝手を高めうると
ともに、上体を便宜に支持でき、安全性を向上しうる。
なお手すり14は、その表面にクッション性のある素材
を採用し、滑り止め効果を持たせるとともに、φ30mm
程度の握りやすい径としている。
着座者が把持しうる手すり14が設けられ、着座者の入
退浴時の脚の移動の際の負担を減じ、勝手を高めうると
ともに、上体を便宜に支持でき、安全性を向上しうる。
なお手すり14は、その表面にクッション性のある素材
を採用し、滑り止め効果を持たせるとともに、φ30mm
程度の握りやすい径としている。
【0026】このように前記着座部7は、洗い場3側に
のびる前記台状部8の上面に形成されるため、着座のた
めの面積を広く採れ、着座時の安定性を高めうるととも
に、着座部7を前記浴室ユニット部24と一体に設けて
いるため、浴槽6の形状を変更せずに着座部7の位置を
前記洗い場立壁部26の両側いずれにも選択して形成で
きる。
のびる前記台状部8の上面に形成されるため、着座のた
めの面積を広く採れ、着座時の安定性を高めうるととも
に、着座部7を前記浴室ユニット部24と一体に設けて
いるため、浴槽6の形状を変更せずに着座部7の位置を
前記洗い場立壁部26の両側いずれにも選択して形成で
きる。
【0027】前記浴槽6の前記壁面W1、すなわち前記
浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W1をなす壁板30には、
図2、図3、図5に示すように、前記洗い場立壁部26
に向かって膨出する膨出部37が設けられるとともに、
この膨出部37においてかつ前記底板31上方しかも前
記床面Fと略同高の高さ位置で、浴槽壁4側を貯湯部2
側以下の高さ、すなわち浴槽壁4に向かって下にやや傾
斜するか、あるいは水平な椅子状の段差面9を形成する
突板39が設けられる。
浴槽壁4の貯湯部2側の壁面W1をなす壁板30には、
図2、図3、図5に示すように、前記洗い場立壁部26
に向かって膨出する膨出部37が設けられるとともに、
この膨出部37においてかつ前記底板31上方しかも前
記床面Fと略同高の高さ位置で、浴槽壁4側を貯湯部2
側以下の高さ、すなわち浴槽壁4に向かって下にやや傾
斜するか、あるいは水平な椅子状の段差面9を形成する
突板39が設けられる。
【0028】従って、前記着座部7に着座した際に脚が
浴槽6の前記底板31に届かない場合であっても、該脚
を洗い場3の床面Fと略同高の前記段差面9に載せるこ
とができ、入浴動作を円滑化しうるとともに、段差面9
の傾斜方向を前記の如くしたため、段差面9上で貯湯部
2側に脚を滑らせて転倒する事故を減じ、安全性をより
一層高めうる。又段差面9に着座することにより、みぞ
おちから下をゆっくり温めるいわゆる半身入浴法を行う
ことが出来る他、小さな子供との入浴を便宜とする。
浴槽6の前記底板31に届かない場合であっても、該脚
を洗い場3の床面Fと略同高の前記段差面9に載せるこ
とができ、入浴動作を円滑化しうるとともに、段差面9
の傾斜方向を前記の如くしたため、段差面9上で貯湯部
2側に脚を滑らせて転倒する事故を減じ、安全性をより
一層高めうる。又段差面9に着座することにより、みぞ
おちから下をゆっくり温めるいわゆる半身入浴法を行う
ことが出来る他、小さな子供との入浴を便宜とする。
【0029】なお前記突板39の内縁と前記底板31と
は、平面において緩く壁面W1に向き合う前記壁面W3
側に膨出して湾曲する下壁板40によって継がれる。又
段差面9をなす突板39が洗い場浴槽壁4の前記壁板3
0に沿う縁部には、前記貯湯部2に向かって排水する水
勾配を有する溝部41が凹設され、段差面9上での水の
滞留を防止し、排水性能を確保している。
は、平面において緩く壁面W1に向き合う前記壁面W3
側に膨出して湾曲する下壁板40によって継がれる。又
段差面9をなす突板39が洗い場浴槽壁4の前記壁板3
0に沿う縁部には、前記貯湯部2に向かって排水する水
勾配を有する溝部41が凹設され、段差面9上での水の
滞留を防止し、排水性能を確保している。
【0030】又前記段差面9には、滑り止め用の複数の
突起50…が設けられる。この突起50は、図4にその
断面を示すように、滑らかに湾曲して段差面9から隆起
するため、水アカ、カビなどが付着してたまることを防
ぎうる。
突起50…が設けられる。この突起50は、図4にその
断面を示すように、滑らかに湾曲して段差面9から隆起
するため、水アカ、カビなどが付着してたまることを防
ぎうる。
【0031】なお浴槽6の前記底板31上面にも、前記
突起50と同様の滑り止め用の複数の突起51…が形成
され、段差面9及び底板31上面での転倒を防ぎ、安全
性を高めている。
突起50と同様の滑り止め用の複数の突起51…が形成
され、段差面9及び底板31上面での転倒を防ぎ、安全
性を高めている。
【0032】又縦長の貯湯部2の縦方向の壁をなす前記
洗い場浴槽壁4、浴槽壁5Bの前記貯湯部2に面する前
記壁面W1、W3には、横方向にのびる前記浴槽壁5
A、5Cの前記壁面W2、W4に向いて立上がる押面部
10…を設けている。
洗い場浴槽壁4、浴槽壁5Bの前記貯湯部2に面する前
記壁面W1、W3には、横方向にのびる前記浴槽壁5
A、5Cの前記壁面W2、W4に向いて立上がる押面部
10…を設けている。
【0033】前記壁面W1に設けられる2つの押面部1
0、10は、図2、図5に示すように、前記下壁板40
の両側縁から突出するとともに、下端を上端よりも貯湯
部2の縦方向中央部側に寄せることによって、傾斜面5
2、52を形成している。さらに該押面部10には、前
記溝部41を介して前記段差面9に連なる傾斜した翼面
部53が設けられている。なおこの翼面部53の上縁か
らは、壁面W1に沿って下にやや傾く受板55がのび
る。
0、10は、図2、図5に示すように、前記下壁板40
の両側縁から突出するとともに、下端を上端よりも貯湯
部2の縦方向中央部側に寄せることによって、傾斜面5
2、52を形成している。さらに該押面部10には、前
記溝部41を介して前記段差面9に連なる傾斜した翼面
部53が設けられている。なおこの翼面部53の上縁か
らは、壁面W1に沿って下にやや傾く受板55がのび
る。
【0034】又前記壁面W3に設けられる2つの押面部
10、10は、図2、図6、図7に示すように、前記底
板31から壁面W2、W4側に夫々傾いて立上がるとと
もに、その上端は、壁面W2、W4に向かって下に傾く
傾斜板54、54によって該壁面W2、W4に結合され
る。
10、10は、図2、図6、図7に示すように、前記底
板31から壁面W2、W4側に夫々傾いて立上がるとと
もに、その上端は、壁面W2、W4に向かって下に傾く
傾斜板54、54によって該壁面W2、W4に結合され
る。
【0035】なお4つの前記押面部10…は、図2に示
すように、貯湯部2を縦方向の中間で区分する垂直中心
面Pに対して鏡面対称に設けられる。
すように、貯湯部2を縦方向の中間で区分する垂直中心
面Pに対して鏡面対称に設けられる。
【0036】又前記浴槽壁5A、5Cの上面には、入浴
者が頭部Hを載せる頭置き用の凹所56、56が設けら
れ、入浴時の快適性を高めている。
者が頭部Hを載せる頭置き用の凹所56、56が設けら
れ、入浴時の快適性を高めている。
【0037】このように傾斜した前記押面部10…を設
けたため、子供、小柄な人でも入浴動作時、特に浴槽6
から出るときに、脚をこの押面部10に突張らせて起立
することができ、入浴動作を円滑化しうるとともに、脚
の滑りを防止でき、浴槽6内における事故を防ぎうる。
けたため、子供、小柄な人でも入浴動作時、特に浴槽6
から出るときに、脚をこの押面部10に突張らせて起立
することができ、入浴動作を円滑化しうるとともに、脚
の滑りを防止でき、浴槽6内における事故を防ぎうる。
【0038】又前記傾斜板54、54、受板55、55
は、入浴者が腕を置く面としても利用でき、前記凹所5
6と共に入浴時の姿勢をリラックスした状態に保ちう
る。
は、入浴者が腕を置く面としても利用でき、前記凹所5
6と共に入浴時の姿勢をリラックスした状態に保ちう
る。
【0039】又前記凹所56、56は、脚を押面部10
に突張る際に頭部Hに痛みを与えないことにも役立つ。
に突張る際に頭部Hに痛みを与えないことにも役立つ。
【0040】さらに押面部10…を前記垂直中心面Pに
対して鏡面対称に設けたため、入浴者は前記浴槽壁5
A、5Cの内、何れの浴槽壁にも頭部Hを向けて安全に
かつスムーズに浴槽6から出ることができる。
対して鏡面対称に設けたため、入浴者は前記浴槽壁5
A、5Cの内、何れの浴槽壁にも頭部Hを向けて安全に
かつスムーズに浴槽6から出ることができる。
【0041】又前記凹部19には、本例ではスチームの
前記吹出し口Oをカバーする棚状体11が配される。
前記吹出し口Oをカバーする棚状体11が配される。
【0042】棚状体11は、図8、図9に示すように、
前記支持面13、13に夫々載置される平行な一対の側
枠材61、61を、例えば3本の横枠材62…で継ぐこ
とにより凹部19を跨がる矩形に形成される上枠63、
この上枠63の奥端の前記横枠材62下面に固着される
ことにより側枠材61、61が支持面13、13に載置
されたときに前記係止部13A、13Aに嵌入する下向
きの突部47を形成する下桟材64、前記上枠63の洗
い場3側の縁部をなす1つの前記横枠材62下面かつ両
端近傍から下端を洗い場3側にしてやや傾斜して垂下す
る縦枠材65、65間を複数の水平な継ぎ枠材66…で
連結した垂下枠48、およびこの垂下枠48の前記縦枠
材65、65から夫々前記上枠63下方でのび該上枠6
3の両端を前記支持面13、13に載置したときに凹部
19の前記背面15に奥端が当接する一対の棒状の脚片
49、49を具える。
前記支持面13、13に夫々載置される平行な一対の側
枠材61、61を、例えば3本の横枠材62…で継ぐこ
とにより凹部19を跨がる矩形に形成される上枠63、
この上枠63の奥端の前記横枠材62下面に固着される
ことにより側枠材61、61が支持面13、13に載置
されたときに前記係止部13A、13Aに嵌入する下向
きの突部47を形成する下桟材64、前記上枠63の洗
い場3側の縁部をなす1つの前記横枠材62下面かつ両
端近傍から下端を洗い場3側にしてやや傾斜して垂下す
る縦枠材65、65間を複数の水平な継ぎ枠材66…で
連結した垂下枠48、およびこの垂下枠48の前記縦枠
材65、65から夫々前記上枠63下方でのび該上枠6
3の両端を前記支持面13、13に載置したときに凹部
19の前記背面15に奥端が当接する一対の棒状の脚片
49、49を具える。
【0043】このように棚状体11は、前記係止部13
A、13Aに嵌入する突部47、47と、前記背面15
に当接する脚片49、49とを具えるため、前記凹部1
9の周壁18に設けたスチームの前記吹出し口Oと洗い
場3とを前記垂下枠48によって遮りつつ容易にかつ確
実に凹部19に着脱自在に配設でき、ずれ、落下などを
防ぎ、スチームによる火傷等の事故を妨げ、安全性を向
上しうるとともに、洗い場3のカウンタ状の前記台部2
5との一体感が得られ、外観を高めうる他、棚状体11
の保管場所も不要となる。
A、13Aに嵌入する突部47、47と、前記背面15
に当接する脚片49、49とを具えるため、前記凹部1
9の周壁18に設けたスチームの前記吹出し口Oと洗い
場3とを前記垂下枠48によって遮りつつ容易にかつ確
実に凹部19に着脱自在に配設でき、ずれ、落下などを
防ぎ、スチームによる火傷等の事故を妨げ、安全性を向
上しうるとともに、洗い場3のカウンタ状の前記台部2
5との一体感が得られ、外観を高めうる他、棚状体11
の保管場所も不要となる。
【0044】なお棚状体11の前記上枠63の上面は、
その支持面13、13への載置により台部25上面と略
揃う。
その支持面13、13への載置により台部25上面と略
揃う。
【0045】図10、図11に棚状体の他の例を示す。
本例において棚状体11は、凹部19の前記側面16、
16上端に形成された前記支持面13、13上に両端が
載置されかつ前記係止部13A、13Aに夫々嵌入する
下向きの突部47、47を有する基体67を具える。
本例において棚状体11は、凹部19の前記側面16、
16上端に形成された前記支持面13、13上に両端が
載置されかつ前記係止部13A、13Aに夫々嵌入する
下向きの突部47、47を有する基体67を具える。
【0046】又前記基体67の上面かつ周縁部には、上
に膨出する隆起条部69が、洗い場3側の凸に湾曲する
前縁に開放部70を残して連続して形設されるととも
に、前記開放部70を前端として基体67に、洗い場3
側に向かって下に傾斜する傾斜底部57を有する平面略
矩形の凹所71を形成している。
に膨出する隆起条部69が、洗い場3側の凸に湾曲する
前縁に開放部70を残して連続して形設されるととも
に、前記開放部70を前端として基体67に、洗い場3
側に向かって下に傾斜する傾斜底部57を有する平面略
矩形の凹所71を形成している。
【0047】さらに前記傾斜底部57の上面には、複数
かつ上面に、石けん等を滑らせることなく載置するため
凹状部58Aを設けた突条58…が、その長手方向を洗
い場3側に向く方向に向けて隆起する石けん置き部59
が形成される。
かつ上面に、石けん等を滑らせることなく載置するため
凹状部58Aを設けた突条58…が、その長手方向を洗
い場3側に向く方向に向けて隆起する石けん置き部59
が形成される。
【0048】又前記基体67は、前記支持面13、13
上に両端が載置されたとき前記背面15に沿って垂下す
る背片60を具える。
上に両端が載置されたとき前記背面15に沿って垂下す
る背片60を具える。
【0049】従って、棚状体11は前記突部47、47
によって凹部19上部に着脱自在にかつ確実に安定性よ
く配しうるとともに、前記石けん置き部59をなす突条
58…上に石けん、その他、洗顔フォーム等の種々の小
物を安定して載置でき、しかも排水可能な前記傾斜底部
57によって水切りを確実に出来る他、容易に取外しで
き、汚れ等の清掃を便宜とする。
によって凹部19上部に着脱自在にかつ確実に安定性よ
く配しうるとともに、前記石けん置き部59をなす突条
58…上に石けん、その他、洗顔フォーム等の種々の小
物を安定して載置でき、しかも排水可能な前記傾斜底部
57によって水切りを確実に出来る他、容易に取外しで
き、汚れ等の清掃を便宜とする。
【0050】又前記台部25に設けた凹部19に棚状体
11を一体感を持たせて外観の見映えよく配設しうると
ともに、前記背片60により棚状体11の安定性をより
一層向上しうる。
11を一体感を持たせて外観の見映えよく配設しうると
ともに、前記背片60により棚状体11の安定性をより
一層向上しうる。
【0051】なお棚状体11下方の凹部19の空間は、
前記底面17上にシャンプー容器等を載置するための収
納場所として有効に利用できる。
前記底面17上にシャンプー容器等を載置するための収
納場所として有効に利用できる。
【0052】図12、図13に着座部の他の例を示す。
本例において着座部7は、旋回可能な回動板12の上面
12Aによって形成される。回動板12は、前記台状部
8の上面に凹設した平面円形の嵌入部42に回動自在か
つ上面12Aを台状部8の上面よりも高位置しかも前記
浴槽6の上端と同高にして嵌入される円形状をなし、本
実施例では、合成樹脂の成型品からなる表面材44の内
部に例えば適宜の発泡剤45を充填している。
本例において着座部7は、旋回可能な回動板12の上面
12Aによって形成される。回動板12は、前記台状部
8の上面に凹設した平面円形の嵌入部42に回動自在か
つ上面12Aを台状部8の上面よりも高位置しかも前記
浴槽6の上端と同高にして嵌入される円形状をなし、本
実施例では、合成樹脂の成型品からなる表面材44の内
部に例えば適宜の発泡剤45を充填している。
【0053】又回動板12の下面周縁には、前記嵌入部
42の、フッ素樹脂加工された上面を有する下片42A
の該上面との間の摩擦力を減じるために、小面積で該下
片42Aに接する脚部46が前記表面材44と一体に設
けられている。
42の、フッ素樹脂加工された上面を有する下片42A
の該上面との間の摩擦力を減じるために、小面積で該下
片42Aに接する脚部46が前記表面材44と一体に設
けられている。
【0054】入浴者はこの回動板12の上面12Aに着
座することにより、身体をひねる負担を減じて洗い場3
と浴槽6との間を移動でき、入浴動作を円滑とし、かつ
無理な姿勢をとることなく安全に入浴しうる。
座することにより、身体をひねる負担を減じて洗い場3
と浴槽6との間を移動でき、入浴動作を円滑とし、かつ
無理な姿勢をとることなく安全に入浴しうる。
【0055】又着座部7の近傍に、着座者が把持しうる
手すり14を設けることによって、入浴動作をより一層
安全かつ容易とする。
手すり14を設けることによって、入浴動作をより一層
安全かつ容易とする。
【0056】
【発明の効果】叙上の如く本発明の浴槽装置は、貯湯部
を囲む浴槽壁の貯湯部側の壁面に、浴槽壁側を貯湯部側
以下の高さとした段差面を設けるとともに、この段差面
が浴槽壁に沿う縁部に、貯湯部に向かって排水する水勾
配を有する溝部を設けている。従って、段差面は、浴槽
壁側に向かって下に傾斜するか、又は水平となるため、
入退浴の際に段差面に脚を載せたときに生じがちな貯湯
部側への滑りによる転倒事故を防止でき、安全性を向上
しうるとともに、前記溝部によって、水抜き時に段差面
上の水を排出でき、該段差面上での水の滞留を防ぎ、排
水性能を確保できる。
を囲む浴槽壁の貯湯部側の壁面に、浴槽壁側を貯湯部側
以下の高さとした段差面を設けるとともに、この段差面
が浴槽壁に沿う縁部に、貯湯部に向かって排水する水勾
配を有する溝部を設けている。従って、段差面は、浴槽
壁側に向かって下に傾斜するか、又は水平となるため、
入退浴の際に段差面に脚を載せたときに生じがちな貯湯
部側への滑りによる転倒事故を防止でき、安全性を向上
しうるとともに、前記溝部によって、水抜き時に段差面
上の水を排出でき、該段差面上での水の滞留を防ぎ、排
水性能を確保できる。
【0057】なお前記段差面は、小さな子供との入浴
時、あるいはみぞおちから下をゆっくり温めるいわゆる
半身入浴法の際の腰掛けとしても、貯湯部側への滑りを
防止して便宜かつ安全に利用できる。
時、あるいはみぞおちから下をゆっくり温めるいわゆる
半身入浴法の際の腰掛けとしても、貯湯部側への滑りを
防止して便宜かつ安全に利用できる。
【0058】又請求項2の発明において、前記段差面が
滑り止め用の複数の突起を有するときには、入退浴の際
の滑り止め効果をより高めることができ、安全性を一層
確実に確保しうるとともに、この突起は、段差面から上
に突出するものであるため、水アカ、カビなどの付着を
防止しうる。
滑り止め用の複数の突起を有するときには、入退浴の際
の滑り止め効果をより高めることができ、安全性を一層
確実に確保しうるとともに、この突起は、段差面から上
に突出するものであるため、水アカ、カビなどの付着を
防止しうる。
【図1】本発明の一実施例を略示する斜視図である。
【図2】浴槽を例示する平面図である。
【図3】そのX−X線方向断面図である。
【図4】突起を示す断面図である。
【図5】段差面と押面部とを示す部分斜視図である。
【図6】図2のY−Y線断面図である。
【図7】押面部を示す部分斜視図である。
【図8】棚状体の取付状態を示す部分斜視図である。
【図9】その分解斜視図である。
【図10】棚状体の他の例を示す斜視図である。
【図11】その部分分解斜視図である。
【図12】着座部の他の例を示す斜視図である。
【図13】回動板を例示する断面図である。
【図14】着座部の作用を示す斜視図である。
2 貯湯部 4 浴槽壁 9 段差面 41 溝部 50 突起 W1 壁面
Claims (2)
- 【請求項1】貯湯部を囲む浴槽壁の貯湯部側の壁面に、
浴槽壁側を貯湯部側以下の高さとした段差面を設けしか
もこの段差面が浴槽壁に沿う縁部に、前記貯湯部に向か
って排水する水勾配を有する溝部を設けてなる浴槽装
置。 - 【請求項2】前記段差面は、滑り止め用の複数の突起を
有することを特徴とする請求項1記載の浴槽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6194791A JPH0833584A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 浴槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6194791A JPH0833584A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 浴槽装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0833584A true JPH0833584A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16330326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6194791A Pending JPH0833584A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 浴槽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833584A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615195U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | カネボウ株式会社 | 固型石鹸用受皿 |
JPS643436U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 | ||
JPH0219099U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-02-08 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6194791A patent/JPH0833584A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615195U (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-13 | カネボウ株式会社 | 固型石鹸用受皿 |
JPS643436U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 | ||
JPH0219099U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990323 |