JPH08335041A - 合成樹脂製の表示板付き封緘具 - Google Patents

合成樹脂製の表示板付き封緘具

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JPH08335041A
JPH08335041A JP13946295A JP13946295A JPH08335041A JP H08335041 A JPH08335041 A JP H08335041A JP 13946295 A JP13946295 A JP 13946295A JP 13946295 A JP13946295 A JP 13946295A JP H08335041 A JPH08335041 A JP H08335041A
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JP
Japan
Prior art keywords
display plate
synthetic resin
display
hole
sealing tool
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Pending
Application number
JP13946295A
Other languages
English (en)
Inventor
Daizo Yamazaki
大造 山崎
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NIPPON CHIKETSUTO KEESU KK
Morito Co Ltd
Original Assignee
NIPPON CHIKETSUTO KEESU KK
Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は一端装着した後は、取り外すと復元
できない郵便物収納包袋、保管用の箱、袋を封緘する封
緘具、または衣服、鞄などの展示用タグ、或はカメラ、
貴金属類の盗難防止のタグ等に使用される合成樹脂製の
表示板付き封緘具を提供することにある。 【構成】 熱可塑性合成樹脂材料を用いて成型されたも
のであって平板状表示板1の一方の先端根元部2に、抜
止部3を有する屈撓性の吊下部5を一体的に形成し、前
記表示板1の他方の先端根元部分に地獄止孔6を開設
し、地獄止孔6部分を破断薄膜7とした破断操作部8と
から構成されており、これを使用する場合には、接続片
9部分を破断した吊下部5を、例えばスキーウェアSの
ファスナーFの引き手Pに通し、その先端部の抜止部3
を破断操作部8の地獄止め孔6に差し込み、外す場合に
は、地獄止め孔6肩部分を支点として破断操作部8を引
き起し、地獄止孔6を破壊して吊下部5の抜止部3を解
除するようにした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一旦装着した後は、取り
外すと復元できない郵便物収納袋、保管用の箱や袋を封
緘する封緘具、または衣服、鞄などの展示用タグ、或は
カメラ、貴金属類の盗難防止のタグ等に使用される合成
樹脂製の表示板付き封緘具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に封緘具は鎖の先端部に鍵などを付
けたものや、地獄止めの止め孔に封緘帯を通して封緘す
るもの、或は封緘帯体に月日表示を刻印して封緘時を確
認できるようにして、特殊の工具を使用して封緘帯体を
切断しないと開封できないもの等が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記封緘具は
前記の衣類、鞄、貴金属の商品展示用の封緘具としては
使用できないし、商品を見る顧客の側からも前記の様な
封緘具付きの商品は不快感を抱くことになり、デパ−
ト、スーパーマ−ケット等の商品を展示する側からすれ
ば高価な商品には盗難防止の観点からあまり目立たない
ようにして盗難防止対策を講じる必要にせまられてい
た。
【0004】本発明は上記課題を解決するために為され
たものであって、目的とするところは、商品のタグの様
で封緘機能をはたし、封緘具でありながらその表示板に
商品広告、ブランド名、商品使用説明などが記載でき、
恰も吊下札状で封緘具としての機能を発揮する合成樹脂
製の表示板付き封緘具用を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製の
平板状の表示板の一方の先端根元部に、抜止部を有する
屈撓性の吊下部を一体的に形成し、前記表示板の他方の
先端根元部分に地獄止孔を開設し、地獄止孔部分を破断
薄膜とした破断操作部とから構成されたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された表示板付き封緘具は、
商品表示タグのような形状で商品の広告、ブランドマ−
クを表示することができ、しかも表示板の上部に形成し
た、屈撓性を有する吊下部を所要の貫通空間に通し、そ
の先端部の抜止部を破断操作部の根元部分に形成した地
獄止孔に差し込めば、その後は地獄止孔部分を破断また
はねじり切りしない限り、自由に外すことができず、破
断またはねじり切りした場合に限り、吊下部を上記の貫
通空間から外すことはできるが、復元は不可能となる。
【0007】
【実施例】次に本発明の合成樹脂製の表示板付き封緘具
の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は本発明の
好適な実施例1に係る合成樹脂製の表示板付き封緘具の
正面図、図2は図1のA−A線における断面図、図3は
図1のB−B線における断面図、図4は合成樹脂製の表
示板付き封緘具の装着状態の正面図、図5は実施例2に
係る合成樹脂製の表示板付き封緘具の正面図である。
【0008】実施例1 図1及び図2に示した合成樹脂製の表示板付き封緘具
は、熱可塑性合成樹脂材料を用いて成型されたものであ
って平板状の表示板1の一方の先端根元部2に抜止部3
を有する屈撓性の吊下部5を一体的に形成し、前記表示
板1の他方の先端根元部分に地獄止孔6を開設し、地獄
止孔6部分を破断薄膜7とした破断操作部8とから構成
されている。
【0009】実施例2 図5に示したものは破断操作部8の地獄止孔6の口部分
を窪み12を形成して地獄止孔6に差し込み易くし、破
断薄膜7部分を表示板1に対して斜めに形成した構成
で、破断操作部8と表示板1とをつなぐ接続片9をねじ
り切り切断することにより開封の有無を確認できるよう
にしたもので、他の構成は実施例1と同じであるからそ
の説明は省略する。
【0010】尚、図5では地獄止孔6も斜めに開設した
が、地獄止孔6は図1の方向にしておいて破断操作部8
を外方向から内方向斜めに設けることも可能であり、ま
た、実施例では吊下部5に抜止部3と係止部4が形成さ
れているが、必ずしも係止部4は必要ではなく、係止部
4を設ける場合は図1の様に2箇所ではなく、3箇所以
上形成してもよい。
【0011】前記吊下部5は、その上端部を表示板1の
右肩部分で連続させるとともに、吊下部5の先端部の一
部を、簡単に破断できる厚さの接続片9で連続させた状
態で前記表示板1と一体に形成されている。
【0012】また、前記破断操作部8は、表示板1の左
側面に空間10を介して配設されており、根元部分が左
上部分で連続するとともに、自由端側となる先端部分の
一箇所又は二箇所において、簡単に破断できる厚さの接
続片9で連続する状態で表示板1と一体に形成され、破
断可能薄壁7の空間10側には、破断し易いように破断
用切込11を形成した構成である。
【0013】上記のように構成された合成樹脂製の表示
板付き封緘具は、衣服を展示する場合には表示板1と接
続する吊下部5を接続片9部分から破断して、吊下部5
を衣服の吊り環部分とハンガ−の吊部に通して外すこと
のできないように、吊下部5の先端部の係止部4を指先
で挟んで抜止部3を破断操作部8の根元部分に形成した
地獄止め孔6に差し込み使用すれば、一旦装着した後
は、これを取り外すと確実に無効にすることができる。
【0014】またスキーウェアSに取り付ける場合(図
4参照)には、ファスナーFの引き手Pに形成される貫
通空間Oに通し、その先端部の係止部4を指先で挟んで
抜止部3を破断操作部8の根元部分に形成した地獄止め
孔6に差し込み使用し、また引き手Pから外す場合に
は、図4の二点鎖線で示すように、地獄止め孔6のある
肩部分を支点とするように破断操作部8を引き起こせ
ば、接続片9が破断された後、破断用切り込み11部か
ら地獄止め孔6の破断可能薄壁7部分が破断されて表示
板1から破断操作部8が分離し、吊下部5の抜止部3が
地獄止め孔6から解除され、吊下部5を引き手Pの貫通
空間Oから外すことができる。
【0015】表示板1の表面或は裏面は凹面或は凸面で
あってもよく、その面に広告、ブランド名、価格、仕入
先、販売年月日、符丁などを記載し、顧客に対して封緘
具でではなく、商品のタグのごとき印象を与えるもので
ある。
【0016】なお、吊下部3の抜止部端3を差し込む地
獄止め孔6は、表示板1の厚み方向と直交する方向に設
けたが、厚み方向に開設する場合もあり、また、表示板
1の左右の接続片9は、成形時の溶融樹脂の流れを良好
にすることを兼ねたものであるから、溶融樹脂が十分に
流れる場合には、必ずしも必要なものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る合成樹脂製の
表示板付き封緘具によれば、表示板の一方に抜止部を有
する屈撓性の吊下部を一体的に形成し、他方には先端根
元部分に地獄止孔を開設し、地獄止孔部分を破断薄膜と
した破断操作部を形成したので、希望する衣服を展示
し、外すことのできない特定位置、例えばスキーウェア
のファスナーの引き手に形成される貫通空間に、屈撓性
を有する吊下部を通し、その先端部の抜止部を破断操作
部の根元部分に形成した地獄止孔に差し込むことによっ
て、地獄止孔部分を破断しない限り、自由に外すことが
できず、破断、ねじり切りした場合に限り、吊下部を前
記引き手の貫通空間から外すことはできるが、復元は不
可能とすることができるから、盗難防止の役目を果た
し、しかも顧客においてはこの表示板付き封緘具は商品
タグの様に見えるので不愉快な感じ与えないで、封緘具
として使用することができる。
【0018】また本願の表示板付き封緘具は合成樹脂製
であって一体形成品であるから、簡単な金型で量産が可
能であり、安価に提供することができる。
【0019】なお請求項2記載のように破断操作部を本
体の一隅に斜めに設けたので、全体が矩形のカ−ド状に
なり取扱が簡単であり、請求項3に記載のように、表示
板を平板状の凹面とした場合には、接着又は融着された
表示板から表示が剥れるのを防止し、また表示の位置決
めが確実となる。
【0020】さらに請求項4に記載のように、吊下部の
抜止部に続いて係止部を形成した場合は、これが滑り止
めとなり、抜止部の地獄止め孔への差し込みが容易とな
り、請求項5に記載したように、破断操作部の地獄止め
孔の周壁の一部に破断用切り込みを形成した場合には、
破断を容易にする。
【0021】さらにまた請求項6に記載したように、吊
下部及び破断操作部は表示板の左右にあって、その自由
端部で破断可能な薄い連接片で表示板に連結した場合に
は、成形時における溶融樹脂の隅々までの流れを良好に
して、流れ込み不足或は破断操作部の不用意な引き起こ
しにより生じる不良品の発生を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る合成樹脂製の表示板付
き封緘具の正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】合成樹脂製の表示板付き封緘具の装着状態正面
図である。
【図5】本発明の実施例2に係る合成樹脂製の表示板付
き封緘具の正面図である。
【符号の説明】
1 表示板 2 先端根元部 3 抜止部 4 係止部 5 吊下部 6 地獄止孔 7 破断可能薄壁 8 破断操作部 9 接続片 10 空間 11 破断用切込 12 窪み S スキーウエアー F ファスナー
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】実施例2 図5に示したものは破断操作部8の地獄止孔6の口部分
に漏斗状の窪み12を形成して地獄孔6に差し込み易く
し、破断薄膜7部分を表示板1に対して斜めに形成した
構成で、破断操作部8と表示板1とをつなぐ接続片9を
ねじり切り切断することにより開封の有無を確認出来る
ようにしたもので、他の構成は実施例1と同じであるか
らその説明は省略する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】なお請求項2記載のように破断操作部を本
体の一隅に斜めに設けたものは、全体が矩形のカ−ド状
になり取扱が簡単であると共に、破断操作部を指でつま
んで蝶ねじをねじるようにねじ切ることができるという
利点がある。また請求項3に記載のように、表示板を平
板状の凹面とした場合には、接着または融着された表示
板から表示が剥れるのを防止し、また表示の位置決めが
確実となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示板(1) の一方の先端根元部(2) に、
    抜止部(3) を有する屈撓性の吊下部(5) を一体的に形成
    し、前記表示板(1) の他方の先端根元部分に地獄止孔
    (6) を開設し、地獄止孔(6) 部分を破断薄膜(7) とした
    破断操作部(8)とからなる合成樹脂製の表示板付き封緘
    具。
  2. 【請求項2】 破断操作部(8) の地獄止孔(6) の破断薄
    膜(7) 部分を表示板(1) に対して斜めに形成した請求項
    1記載の合成樹脂製の表示板付き封緘具。
  3. 【請求項3】 表示板(1) が平板状の凹面となっている
    請求項1又は2記載の合成樹脂製の表示板付き封緘具。
  4. 【請求項4】 吊下部(5) に抜止部(3) と係止部(4) が
    形成されている請求項1、2又は3記載の合成樹脂製の
    表示板付き封緘具。
  5. 【請求項5】 破断操作部(8) に地獄止孔(6) の周壁の
    一部に破断用切込(11)を形成した請求項1、2、3又は
    4記載の合成樹脂製の表示板付き封緘具。
  6. 【請求項6】 吊下部(5) 及び破断操作部(8) は表示板
    (1) の左右にあって、その自由端部で破断可能な薄い連
    接片(9) によって連結されている請求項1、2、3、4
    又は5記載の合成樹脂製の表示板付き封緘具。
JP13946295A 1995-06-06 1995-06-06 合成樹脂製の表示板付き封緘具 Pending JPH08335041A (ja)

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JP13946295A JPH08335041A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 合成樹脂製の表示板付き封緘具

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JPH08335041A true JPH08335041A (ja) 1996-12-17

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ID=15245797

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JP13946295A Pending JPH08335041A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 合成樹脂製の表示板付き封緘具

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JP (1) JPH08335041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980596B1 (ko) * 2008-11-11 2010-09-10 오휘진 케이블정보표찰

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980596B1 (ko) * 2008-11-11 2010-09-10 오휘진 케이블정보표찰

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