JPH08332995A - 水中曳航器及びそれを用いた磁気探査装置 - Google Patents

水中曳航器及びそれを用いた磁気探査装置

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JPH08332995A
JPH08332995A JP16827095A JP16827095A JPH08332995A JP H08332995 A JPH08332995 A JP H08332995A JP 16827095 A JP16827095 A JP 16827095A JP 16827095 A JP16827095 A JP 16827095A JP H08332995 A JPH08332995 A JP H08332995A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、曳航時に沈降力が働き上昇するこ
となく一定の深度及び速度で移動できると同時に安定し
て曳航され磁気測定精度が高く磁気測定時間を短縮し、
測定作業性を著しく向上できる磁気探査装置の提供。 【構成】 a.長尺状の支持桿と、前面部が上端が後方
に傾斜して支持桿2と平行に配設された断面が方形状等
の板材からなる抵抗板と、支持桿と抵抗板を回動自在に
又は固定して支持する抵抗板支持部と、前記抵抗板支持
部の曳航側の周縁部に1乃至複数穿孔された曳航索係止
部及びその上縁部に1乃至複数穿孔された吊り索係止部
とを備えた水中曳航器と、b.水中曳航器の前記支持桿
に固定された探査器接続部を介して所定の間隔で接続さ
れた磁気探査器と、を備えた磁気探査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海底、川底、湖底等に埋
設された各種配管やこれらの遺留物や機雷、不発弾等の
危険物の探査に用いるバー式磁気探査器や海底等の地形
を計測するサイドスキャンソナーやその他の水中ソナー
もしくは音響測深機の送受波器部分或いは海底テーブル
探査装置のセンサー部分等を所定深度で曳航する水中曳
航器及びそれを用いた磁気探査装置に関し、特に特殊な
磁探船(磁気探査用の専用船)を必要とせず通常の探査
船や曳航船で探査が可能な水中曳航器及びそれを用いた
磁気探査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、海底等に敷設或いは埋設されたガ
ス管や水道管、電力ケーブル、通信ケーブル、パイプラ
イン等や海底等に残存する機雷や不発弾の探査を行うの
に磁気センサーを用いた磁気探査が行われている。ま
た、海底等の底面形状を計測するのにサイドスキャンソ
ナー等を用いた音波探査が行われている。これらの探査
に当っては、探査器を所定深度でかつ定速度で安定して
曳航するように細心の注意を払っておこなわれている。
また、磁気探査では筏等の木製架台に磁気探査器を3〜
5本搭載しているが、この木製架台は横幅4〜8m、縦
幅1.5〜3mと大型であるので、測定時には500k
g以上の揚力を有する大型のウインチを搭載し強磁性体
物質を含まない上記磁探船と呼ばれる特殊な船舶を用意
せねばならなかった。そこで、本発明者は鋭意研究を進
めた結果特殊な磁探船を必要としない磁気探査装置を開
発し特願平6−131349号として出願した。以下に
特願平6−131349号に記載の磁気探査装置につい
て図面を用いて説明する。図10は従来の磁気探査装置
の要部斜視図である。図10において、Bは従来の磁気
探査装置、2は後述する磁気探査器を所定の間隔で配設
するオーステナイト系ステンレス鋼等からなる棒状の支
持桿、7は支持桿2に固定された磁気探査装置Bを曳航
船と緊結し曳航船により曳航される曳航索、8は支持桿
2に固定され探査船と緊結した磁気探査装置Bを所定の
深度に保持する吊り索、9は支持桿2に磁気探査機を固
定する探査器接続部、10は探査器接続部9にコネクト
され磁界の変化を検知し強磁性体の存在を探査する磁気
探査器、11は長尺の中空筒状に形成され内部に磁気セ
ンサーを収納するセンサー収納容器、11aはセンサー
収納容器11の後部に配設された衝撃緩衝材、12はセ
ンサー収納容器11の上面に配設され磁気探査器10に
浮力を与えるとともに水流に応じて所定の深度に安定し
て水平にセンサー収納容器11を保持させる水平保持
部、14は可撓性のゴムやエラストマーからなるケーブ
ル保護部、15は電源や制御信号或いは測定データ等を
伝送するケーブル、100は磁気探査装置Bの蛇行を防
止するために支持桿2を4等分する位置に脱着自在に固
定され砲弾形状に形成された垂直補助板、101は支持
桿2の側部に所定間隔をあけて重心が中央にくるように
配設された鉛板等の垂錘部、102は支持桿2の両端部
に脱着自在にボルト103等で固着された多角形状の安
定板、104は探査器接続部9にセンサー収納容器11
を固定する接続部、105は水平保持部12をセンサー
収納容器11に固定する合成樹脂製バンド等からなる固
定部材である。
【0003】以上のように構成された水中曳航器やそれ
を用いた磁気探査装置について、以下その探査方法を説
明する。まず、250kg程度の引き上げ能力を有する
ウインチを搭載した通常の船舶を探査船(図示せず。)
として用いる。この探査船から吊り索8を介して磁気探
査装置Bを磁気探査に適する深度まで降下させる。曳航
索7を探査船の前方に位置する曳航船(図示せず。)に
緊結する。次に、曳航船及び探査船を1〜2ノットの所
定速度で前進させ磁気探査装置Bを曳航する。磁気探査
装置Bが曳航される間磁気センサーで海中の磁界を測定
しケーブル15を通して探査船の管制器(図示せず。)
でデータを収録する。また、実開昭61−30877号
公報(以下イ号公報と呼ぶ。)には垂直の中心板の両側
面に前端側が低く後端側が高く傾斜した半円形翼板を少
なくとも上下2枚づつ突設し曳航器に沈降習性を与え引
き遅れ浮上を防止する水中曳航器が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の水中曳航器やそれを用いた磁気探査装置では、曳航時
に上昇や蛇行あるいは振動等が生じ探査時に得られるデ
ータが不正確で信頼性が低いという問題点を有してい
た。また、曳航速度を速くすると水中曳航器が上下動を
起こし前記傾向が著しくなり作業速度を速くできず作業
性が低く作業効率も悪いという問題点を有していた。イ
号公報に記載の水中曳航器やそれを用いた探査器では翼
面が小さいため移動速度を上げると水中曳航器が上昇し
それにつれて探査器が上昇するので、正確な測定データ
が得られないという問題点を有していた。また、探査器
を広い範囲に分散して測定する場合、探査器を一基毎に
海中に沈めなければならないので、吊り索がからみ合
い、特に探査船の施回時に著しく絡みが生じ易く実質上
使用できないという問題点を有していた。さらに、吊り
索だけで曳航するので重量のある探査機でないと水の抵
抗による揚力により水中曳航器が浮上し所定の深度を保
てないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、曳航時に沈降力が働き上昇することなく一定の深度
及び速度で移動できると同時に移動速度を上げるとより
安定に所定の深度で移動できる水中曳航器を提供するこ
と、及び所定の深度及び速度で安定して曳航され磁気測
定精度が高く磁気測定時間を短縮し、測定作業性を著し
く向上できる水中曳航器を用いた磁気探査装置の提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有している。請求項1に記載の
水中曳航器は、長尺状の支持桿と、前面部の上端が後方
に傾斜して前記支持桿と平行に配設された断面方形状又
は断面三角形状或いは断面流線形状の板材からなる抵抗
板と、前記支持桿と前記抵抗板を回動自在に又は固定し
て支持する抵抗板支持部と、を備えた構成を有してい
る。請求項2に記載の水中曳航器は、請求項1におい
て、前記抵抗板支持部が、円形状や楕円形状、若しくは
四角形等の多角形状の板材、又は枠材で形成され曳航側
の周縁部に1乃至複数穿孔された曳航索を係止する曳航
索係止孔部と、及び/又は上縁部に1乃至複数穿孔され
た吊り索を係止する吊り索係止孔部とを備えている構成
を有している。請求項3に記載の水中曳航器は、前記支
持桿に固着された2以上の係止部を備えたことを特徴と
する請求項1又は2。請求項4に記載の水中曳航器は、
請求項1乃至3の内いずれか1において、記抵抗板の前
面部が水中曳航時の垂直方向に対して後方に傾斜角度が
10〜80度で前記抵抗板支持部に回動自在に又は固定
して支持されている構成を有している。請求項5に記載
の水中曳航器は、請求項1乃至4の内いずれか1におい
て、前記曳航索係止孔部に係止された曳航索と、前記曳
航索係止孔部近傍の前記曳航索に固着された重錘部と、
を備えた構成を有している。請求項6に記載の磁気探査
装置は、請求項1乃至5の内いずれか1に記載の水中曳
航器と、前記水中曳航器の前記支持桿に固定された探査
器接続部を介して所定の間隔で接続された磁気探査器
と、を備えた構成を有している。請求項7に記載の磁気
探査装置は、請求項6において、前記磁気探査器が、内
部に磁気センサーを収容した長尺状のセンサー収納容器
と、前記センサー収納容器の長手方向の上面に固定され
た1乃至複数の水平保持部及び/又は前記センサー収納
容器の後尾に固定された後部水平保持部と、を備えた構
成を有している。請求項8に記載の磁気探査装置は、請
求項1乃至5の内いずれか1に記載の水中曳航器と、前
記支持桿に固定されたセンサー連結部を介して前記水中
曳航器と連結された枠状又は板状や筏状のセンサー配設
部と、前記センサー配設部の枠の内部又は上面に所定の
間隔で架設又は配設され内部に磁気センサーを収容した
センサー収納容器と、必要に応じて前記センサー収納容
器の上面又は後部に配設された水平保持部と、を備えた
構成を有している。
【0007】ここで、支持桿、抵抗板、及び、抵抗板支
持部の材質は強磁性でない金属、例えば、オーステナイ
ト系ステンレス鋼やアルミニウム、チタン、チタン合
金、銅が挙げられる。また、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ABS、ポリエーテル、ポリカーボネット、ポリエ
ステル等のエンジニアリング樹脂、ガラス繊維やカーボ
ン繊維、金属繊維、等の無機繊維あるいはナイロン繊維
等の有機繊維を不飽和ポリエステルやエポキシ樹脂等に
含浸分散させたFRPや、上記繊維をABSやポリアミ
ド、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリエステル、ポ
リカーボネート等の熱可塑性樹脂に含浸させたFRTP
等も用いられる。磁気探査の場合磁気センサーの回りの
磁界の乱れを防止できると共に機械的強度や耐蝕性に優
れ耐久性を向上させることができる。
【0008】支持桿の形状は中空又は中実で断面が円
形、三角形、四角形、多角形、楕円、流線形等の筒状体
や棒状体が好適に用いられる。支持桿が中空で形成され
る場合には浮力を小さくするため空気抜きの孔部を形成
するのが望ましい。支持桿は分解組み立て自在に形成し
複数の支持桿組み立て部材により形成しても良い。支持
桿組み立て部材の結合機構はボルトとナットやネジ構造
による螺合あるいは鉤溝と突起部の組み合わせ等が用い
られる。分解自在に形成することにより水中曳航器の運
搬や保管に場所を取らず、搬送性や保管性を向上させる
ことができる。
【0009】吊り索の係止部は金具や合成樹脂等で形成
されボルトとナットや溶接或いはリベット等により支持
桿と結合される。また、係止部の上端部には吊り索を係
止する孔部等が形成されている。吊り索はシャックル等
を介して係止部と強固に連結される。
【0010】抵抗板は前面部の上端が後方に傾斜して曳
航時の垂直方向からの傾斜角度は10〜80度に形成さ
れる。傾斜角度が10度未満になるにつれ只抵抗が大き
くなるだけで沈降力を増大させることができない傾向が
あり好ましくない。傾斜角度が80度を越えるにつれ沈
降力が少なくなり一定の深度に水中曳航器を維持でき難
くなり好ましくない。抵抗板は抵抗板支持部に回動自在
に装設しても良い。この場合抵抗板は抵抗板支持部に回
動自在に軸支される構造が好ましい。この際軸支部にス
トッパー機構を設けて抵抗板を固定できるように形成さ
れる。探査条件にあわせて抵抗板の傾斜角度を任意に決
定でき安定性が増すからである。ストッパー機構として
はネジによる固定や抵抗板支持部に形成された溝部と抵
抗板に固定され前記溝部に嵌合する嵌合部の組み合わせ
等が挙げられる。
【0011】重錘部の材質は鉛やステンレス鋼等の常磁
性体や反磁性体の金属やコンクリート或いはセラミック
ス等が挙げられる。重錘部の形状は鰹状や回転楕円体状
或いは球状等が用いられる。特に鰹状が好適に用いられ
る。海水の抵抗が少ないからである。鰹状の重錘部には
曳航索を頭部から尾部への貫通する方向で固定するのが
好ましい。
【0012】水平保持部の材質としては、木材、前記熱
可塑性樹脂、又は、前記熱硬化性樹脂等もしくはこれら
と前記繊維の復合体等が挙げられる。また、これらの合
成樹脂を発泡させた多孔質体等も用いられる。水平保持
部の形状は水中曳航時の水の抵抗を減少させる目的で、
円形、流線形、砲弾形等の低抵抗形に形成される。尚、
水平保持部の上面を凹状に形成すると音波等の乱反射を
防止する効果があるので好ましい。
【0013】後部水平保持部はセンサー収納容器の後尾
に固定されたセンサー収納容器の後部に浮力を与え曳航
時に磁気探査器を略水平に維持する機能を有するもので
ある。後部水平保持部の形状は筒状体の側部に三角形状
や四角形状の翼体を2乃至複数配設したものが好適に用
いられる。翼体を3枚以上形成することにより磁気探査
器が測定時に水流により回転するのを防止することがで
きる。
【0014】
【作用】この構成によって、抵抗板は前面部の上端が後
方に傾斜され前端部が下方に後端部が上方に配設されて
いるので曳航時に海水等の抵抗を受け、この抵抗力は後
方と下方の力に分解されこの下方の力が水中曳航器全体
を下方に押さえ付ける沈降力となって働くことができ
る。水中曳航器は吊り索で曳航船と繋がれているので沈
降力により水中曳航器は一定の深度に保持される。ま
た、水中曳航器には沈降力が常時かかっているので海流
の微小な変化等に影響されることなく安定に所定の深度
及び速度で移動できる。支持桿は長尺に形成されており
抵抗板支持部を介して抵抗板を保持できる。また、支持
桿が長尺に形成され、又は分解組み立て自在に長さを調
整できるので探査条件に合わせて複数の探査器を所定の
間隔で接続できる。曳航索係止孔部や吊り索係止孔部が
複数穿孔されているので水中曳航器の深度や探査船と曳
航船との距離等により適切な位置に曳航索や吊り索が緊
結できる。水平保持部がセンサー収納容器に浮力を与え
磁気探査器を所定の深度に安定して保持できる。後部水
平部が翼板を備えているので、磁気探査器を水中で回転
させることなく水平に保持させることができる。重錘部
が曳航索を沈下せしめ水中曳航器との接続角である曳航
角度を小さくできるので曳航索の基点と吊り索の基点と
の距離を小さくでき、重錘部の後部の曳航索を水平に近
づけ一隻の探査船に曳航索と吊り索を取り付けることが
でき、従来のように曳航船と磁探船の2隻を必要とせ
ず、一隻の船で精度の高い測定ができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例における水中曳
航器の全体斜視図であり、図2は第1実施例における水
中曳航器の抵抗板支持部の要部側面図である。図1及び
図2において、1は第1実施例における水中曳航器、2
は中実の棒状或いは中空のパイプ状に形成されオーステ
ナイト系ステンレス鋼やチタン合金或いは不飽和ポリエ
ステル等のFRPやポリアミド,ビニロン,ポリカーボ
ネート等のFRTP等で形成された支持桿、2a、2b
は支持桿2を分割し結合部分が螺合機構により形成され
搬送や保管時に分解される支持桿組み立て部材、3は後
述する抵抗板支持部の内側に、曳航時に前面部の上端部
が後方に垂直方向からの傾斜角度が10〜80度で傾斜
して配設され曳航時に海流の抵抗を受け沈降力を生じさ
せる前記材料や木材等で断面方形状に形成された板状の
抵抗板、4は支持桿2に対向して固着され抵抗板3を固
着すると同時に曳航索や吊り索を係止する前記材料や木
材,ポリアミド,ビニロン,ポリカーボネート,ポリエ
ステル等で円板状に形成された抵抗板支持部、5は抵抗
板支持部4の上縁部に1乃至複数穿孔され吊り索を係止
する吊り索係止孔部、6は抵抗板支持部4の上縁部から
前縁部に所定の間隔で吊り索係止部と同径又は異なった
径で1乃至複数穿孔され水中曳航器1の曳航深度や曳航
船との距離により曳航索の係止する孔部が選択できるよ
うに形成された曳航索係止孔部である。次に、以上のよ
うに構成された水中曳航器を用いた磁気探査装置につい
て、以下図面を用いてその構成を説明する。図3は第1
実施例における水中曳航器を用いた磁気探査装置の全体
斜視図である。図3において、Aは第1実施例における
水中曳航器を用いた磁気探査装置、2は支持桿、2a,
2bは支持桿組み立て部材、3は抵抗板、4は抵抗板支
持部、5は吊り索係止孔部、6は曳航索係止孔部、9は
探査器接続部、10は磁気探査器、11はセンサー収納
容器、12は水平保持部、14はケーブル保護部、15
はケーブル、である。これらは第1実施例及び比較例に
記載されているので同一の符号を付しその説明は省略す
る。尚、水平保持部12は低速で測定する場合等では配
設しなくてもよい。
【0016】以上のように構成された水中曳航器を用い
た磁気探査装置について、以下その探査方法を図面を用
いて説明する。図4は第1実施例における水中曳航器を
用いた磁気探査装置の曳航状態を示す模式図である。図
4において、Aは第1実施例における水中曳航器を用い
た磁気探査装置、7は曳航索、8は吊り索、17は水中
曳航器1を吊り下げ支持する250kg程度の引き上げ
能力を有するウインチを搭載した探査船、18はデータ
等を収集記録する管制器、19は水中曳航器1を曳航す
る曳航船、20は曳航船19及び探査船17を連結する
牽引索、21は海底である。支持桿2は3本に分解され
保管、搬送される。使用時には支持桿組み立て部材2
a,2bを組み立て支持桿2とした後に測定条件に合わ
せて磁気探査器10を所定の間隔で取り付ける。次に、
探査船17に組み立てた水中曳航器を用いた磁気探査装
置Aを搭載させ曳航船19とともに探査現場に赴く。探
査現場に到着すると探査船17に搭載したウインチで水
中曳航器を用いた磁気探査装置Aを海中に吊り下げる。
この時吊り索8を吊り索係止孔部5へ曳航索7を曳航索
係止孔部6に強固に係止する。また、曳航索7は探査船
17の前方に配置した曳航船19と緊結する。次に、曳
航船19で探査船17を2〜5ノット程度の定速で前進
させる。その間、磁気探査装置Aを水中曳航器1が一定
の深度で安定して定速で曳航する。磁気探査器10に収
納された磁気センサーが海中の磁場の強度及び方向を検
知しケーブル15(図示せず。)を経て管制器18にそ
のデータを送り込む。管制器18は海中に存在する強磁
性体の存在を検知する。
【0017】以上のように本実施例の水中曳航器及びそ
れを用いた磁気探査装置によれば、対向して支持桿に固
着された円板状の抵抗板支持部と、抵抗板支持部の内側
に前面部の上端が後方に傾斜して配設された抵抗板と、
を備えたので、曳航時に水の抵抗を受けて抵抗板に沈降
力が働き一定の深度を保つことができるとともに曳航中
は常に沈降力が働くので海流の変化等に影響されず常に
所定の深度及び速度で安定に曳航される。従って、磁気
探査器の位置や速度による変動がなく正確で信頼性の高
いデータを得ることができ探査精度,探査作業性を向上
させることができる。また、この沈降力は曳航速度を上
げるとその効力を高めるので高速での曳航を可能とする
ことができ、その分曳航時間を短縮でき作業性を著しく
向上させることができる。曳航索係止孔部を選択するだ
けで最も適した曳航角度を得ることができ曳航がスムー
ズに行えるとともに曳航索の取付が容易で作業性に富
む。支持桿が組み立て式なので運搬や保管に場所を取ら
ず取扱が容易で作業性に優れる。
【0018】(実施例2)図5は本発明の第2実施例に
おける水中曳航器を用いた磁気探査装置の要部斜視図で
ある。図5において、2は支持桿、2a、2bは支持桿
組み立て部材、3は抵抗板、4は抵抗板支持部、5は吊
り索係止孔部、6は曳航索係止孔部、11はセンサー収
納容器、15はケーブルである。これらは第1実施例と
同様のものであり同一の符号を付けて説明を省略する。
30は第2実施例の水中曳航器を用いた磁気探査装置、
31はセンサー収納容器11を所定の間隔で平行に架設
する木製や前記材料等で枠状や筏状、薄板状に形成され
たセンサー配設部、32はセンサー配設部31と支持桿
2とを連結するマニラロープ、サイザルロープ、ビニロ
ンロープ、ナイロンロープ等のロープや可撓性のゴム板
32aと金具や合成樹脂等からなる連結具32bとから
なるセンサー連結部、33はセンサー連結部32をセン
サー配設部31に固定する金属板や合成樹脂板等で固定
手段を備えて形成されたセンサー配設部固定部、34は
センサー配設部31の枠材31aの上面にセンサー収納
容器11を固定する前述の材料からなるバンド状或いは
紐状のセンサー収納容器固定部である。センサー配設部
31として肉厚の薄い方形の板状を使用すると、高速測
定時に水流により磁気探査装置を水平に保つことができ
る。以上のように本実施例によれば、センサー収納容器
が架設された筏状のセンサー配設部を設けたので、海底
等と接触してもセンサーの破損がなく耐久性を向上させ
ることができる。また、磁気探査器の絡まりを防止し作
業性を向上できる。
【0019】(実施例3)図6は本発明の第3実施例に
おける水中曳航器を用いた磁気探査装置の全体斜視図で
あり、図7は第1実施例の磁気探査装置のセンサー収納
容器の後尾に取り付けられた後部水平保持部の斜視図で
あり、図8は第3実施例における水中曳航器を用いた磁
気探査装置の曳航状態を示す模式図である。図中、2は
支持桿、3は抵抗板、5は吊り索係止孔部、6は曳航索
係止孔部、7は曳航索、8は吊り索、9は探査器接続
部、10は磁気探査器、11はセンサー収納容器、12
は水平保持部、14はケーブル保護部、15はケーブ
ル、17は探査船、18は管制器、19は曳航船、20
は牽引索、21は海底である。これらは第1実施例と同
様のものであり同一の符号を付けて説明を省略する。図
6において、40は抵抗板3を支持桿の前方に配設した
第3実施例における水中曳航器を用いた磁気探査装置、
41は支持桿2の所定の位置から前方に配設され抵抗板
3が内部に装設され前端部に曳航索係止孔部6が穿孔さ
れたオーステナイト系ステンレス鋼やチタン合金からな
る短冊状の抵抗板支持部、42は抵抗板3を支持する支
持腕である。図7において、13はポリオレフィンやポ
リアミド,ポリエステル等の合成樹脂製で形成された平
面形状が略多角形に形成された後部水平保持部、13a
は前部にセンサー収納容器11の後尾に挿着される挿着
孔13bを備えた後部水平保持部本体、13cは後部水
平保持部本体13aの側壁に後部水平保持部本体13a
の長手方向と平行に一体に成形又は別個に形成され固定
され台形状等に形成された水平や垂直に配設された翼
板、13dは後部水平保持部本体13aをセンサー収納
容器11の後尾にビス等で固定する係止孔である。第3
実施例における水中曳航器を用いた磁気探査装置では抵
抗板3が支持桿2から前方に配設される点と、センサー
収納容器11の後尾に後部水平保持部が配設されている
点と、が第1実施例とは異なる。
【0020】以上のように本実施例によれば、支持桿か
ら前方に配設された抵抗板支持部と、抵抗板支持部の内
面に前面が上方に傾斜された抵抗板と、を設けたので、
第1実施例で挙げた効果の他に水中曳航器を用いた磁気
探査装置全体の重心が吊り索に近づき水中曳航器を用い
た磁気探査装置の安定性が向上し探査精度や信頼性を高
めることができる。また、後部水平保持部を備えている
ので、磁気探査中に曳航による水流で後部水平保持部の
翼板が抵抗を受け磁気探査器を水中で回転させることな
く海底に対し水平に移動させることができる。
【0021】(実施例4)図9は本発明の第4実施例に
おける水中曳航器を用いた磁気探査装置の曳航状態を示
す模式図である。図9において、2は支持桿、3は抵抗
板、5は吊り索係止孔部、6は曳航索係止孔部、7は曳
航索、8は吊り索、9は探査器接続部、10は磁気探査
器、17は探査船、18は管制器、21は海底である。
これらは第1実施例と同様のものであり同一の符号を付
けて説明を省略する。50は曳航索7に後述する重錘部
を固定された第4実施例における水中曳航器を用いた磁
気探査装置、51は曳航索7の所定の位置に固着され曳
航索7を沈降させ曳航角度αを小さくする鉛等で鰹状に
形成された重錘部である。本実施例が第1実施例におけ
る水中曳航器を用いた磁気探査装置と異なる点は曳航索
に重錘部を設けたことと、曳航船及び探査船を2隻用い
ず探査船17に曳航索7と吊り索8を緊結し探査船だけ
で探査を行うことである。このように構成したので、本
実施例では曳航索7は重錘部51の作用により曳航角度
αを小さくでき探査船だけで水中曳航器50の浮上を防
げ磁気探査装置を所定の深度で水平に曳航できる。以上
のように本実施例によれば、曳航索の所定の位置に固着
された重錘部を設けたので、第1実施例で挙げた効果の
他に曳航索と吊り索の間隔を小さくしても曳航索と水中
曳航器の曳航角度を小さくでき水中曳航器を水平に安定
して曳航できる。従って、探査船一隻で探査が可能とな
り作業効率が高く作業性に優れる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、 1)長尺状の支持桿と、前面部の上端が後方に傾斜して
支持桿と平行に配設された断面方形状又は断面三角形状
或いは断面流線形状の板材からなる抵抗板と、支持桿と
抵抗板を回動自在に又は固定して支持する抵抗板支持部
と、を設けたので、以下のような優れた効果を有する水
中曳航器を実現できる。 (a)測定時に水の抵抗により水中曳航器に沈降力が働
き常に下方への力が作用するので曳航中に磁気探査器等
が昇降や回転等を起こすことがなく所定の深度で安定し
て移動できる。また、海流や旋回時における曳航力の微
小な変動に影響されず一定の速度で安定して曳航され
る。従って、探査器の深度が予定された所定の深度に保
持されデータ処理時に深度の変動による誤差を含まず正
確で信頼性の高い測定結果を得ることができる。 (b)沈降力は曳航速度が速くなると大きく働くので高
速曳航時は安定化作用が向上する。従って、探査時の曳
航速度を速くでき探査時間を短縮し作業効率を向上させ
ることができる。 (c)軽量化できるので揚力の小さなウインチで昇降が
可能で大型の特殊な磁探船を使用する必要がない。従っ
て、どこにでも準備できる通常の小型船舶で探査が可能
で探査可能海域が広がり作業性が向上する。 (d)深度や曳航船との距離等の条件に合った曳航角度
で曳航索を曳航索係止孔部に係止できるので種々の作業
条件に対応でき作業範囲を広げることができる。また、
曳航索係止孔部を選択するだけなので作業が簡便で作業
性が高い。 (e)支持桿が分解できるので運搬や保管時に場所を取
らず取扱が容易である。また、支持桿組み立て部材を結
合するだけで支持桿が組上がり組み立てが容易であり作
業性に優れる。 (f)重錘部が曳航索を沈下させ水中曳航器との曳航角
度を小さく水中曳航器を安定に曳航できる。また、曳航
船と探査船との間隔を短くでき操作が容易となるととも
に探査船のみでの曳航も可能で作業性が向上する。 2)本発明の水中曳航器の支持桿に固定された探査器接
続部が介して所定の間隔で磁気探査器が接続されている
ので、以下のような優れた効果を有する磁気探査装置を
実現できる。 a.所定の深度でかつ、高速で測定でき、更に精度が高
く信頼性に優れる磁気探査データを短い探査時間で得る
ことができる。 b.複数の磁気探査器を使用した場合、磁気探査器や吊
り索等の索が絡みついたり、磁気探査器が水中で回転し
たりせず、常に海底と水平に保たれるので、作業効率が
高く作業性に優れ、また一回の測定で広範囲に測定でき
るので、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における水中曳航器の全体
斜視図
【図2】第1実施例における水中曳航器の抵抗板支持部
の要部側面図
【図3】第1実施例における水中曳航器を用いた磁気探
査装置の全体斜視図
【図4】第1実施例における水中曳航器を用いた磁気探
査装置の曳航状態を示す模式図
【図5】本発明の第2実施例における水中曳航器を用い
た磁気探査装置の要部斜視図
【図6】本発明の第3実施例における水中曳航器を用い
た磁気探査装置の全体斜視図
【図7】第1実施例の磁気探査装置のセンサー収納容器
の後部に取り付けられた後部水平保持部の斜視図
【図8】第3実施例における水中曳航器を用いた磁気探
査装置の曳航状態を示す模式図
【図9】本発明の第4実施例における水中曳航器を用い
た磁気探査装置の曳航状態を示す模式図
【図10】従来の磁気探査装置の要部斜視図
【符号の説明】
1 第1実施例における水中曳航器 2 支持桿 2a、2b 支持桿組み立て部材 3 抵抗板 4 抵抗板支持部 5 吊り索係止孔部 6 曳航索係止孔部 A 第1実施例における水中曳航器を用いた磁気探査装
置 7 曳航索 8 吊り索 9 探査器接続部 10 磁気探査器 11 センサー収納容器 11a 衝撃緩衝材 12 水平保持部 13 後部水平保持部 14 ケーブル保護部 15 ケーブル 17 探査船 18 管制器 19 曳航船 20 牽引索 21 海底 30 第2実施例における水中曳航器を用いた磁気探査
装置 31 センサー配設部 32 センサー連結部 32a ゴム板 32b 連結具 33 センサー配設部固定部 34 センサー収納容器固定部 40 第3実施例における水中曳航器を用いた磁気探査
装置 41 抵抗板支持部 42 支持碗 50 第4実施例における水中曳航器を用いた磁気探査
装置 51 重錘部 B 従来の水中曳航器を用いた磁気探査装置 100 垂直補助板 101 重錘部 102 安定板 103 ボルト 104 接続部 105 固定部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の支持桿と、前面部の上端が後方
    に傾斜して前記支持桿と平行に配設された断面方形状又
    は断面三角形状或いは断面流線形状の板材からなる抵抗
    板と、前記支持桿と前記抵抗板を回動自在に又は固定し
    て支持する抵抗板支持部と、を備えたことを特徴とする
    水中曳航器。
  2. 【請求項2】 前記抵抗板支持部が、円形状や楕円形
    状、若しくは四角形等の多角形状の板材、又は枠材で形
    成され曳航側の周縁部に1乃至複数穿孔された曳航索を
    係止する曳航索係止孔部と、及び/又は上縁部に1乃至
    複数穿孔された吊り索を係止する吊り索係止孔部と、を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の水中曳航
    器。
  3. 【請求項3】 前記支持桿に固着された2以上の係止部
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水中
    曳航器。
  4. 【請求項4】 前記抵抗板の前面部が水中曳航時の垂直
    方向に対して後方に傾斜角度が10〜80度で前記抵抗
    板支持部に回動自在に又は固定して支持されていること
    を特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載の水
    中曳航器。
  5. 【請求項5】 前記曳航索係止孔部に係止された曳航索
    と、前記曳航索係止孔部近傍の前記曳航索に固着された
    重錘部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の
    内いずれか1に記載の水中曳航器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    水中曳航器と、前記水中曳航器の前記支持桿に固定され
    た探査器接続部を介して所定の間隔で接続された磁気探
    査器と、を備えたことを特徴とする磁気探査装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気探査器が、内部に磁気センサー
    を収容した長尺状のセンサー収納容器と、前記センサー
    収納容器の長手方向の上面に固定された1乃至複数の水
    平保持部及び/又は前記センサー収納容器の後尾に固定
    された後部水平保持部と、を備えたことを特徴とする請
    求項6に記載の磁気探査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    水中曳航器と、前記水中曳航器の前記支持桿に固定され
    たセンサー連結部を介して前記水中曳航器と連結された
    枠状又は板状や筏状のセンサー配設部と、前記センサー
    配設部の枠の内部又は上面に所定の間隔で架設又は配設
    され内部に磁気センサーを収容したセンサー収納容器
    と、必要に応じて前記センサー収納容器の上面又は後部
    に配設された水平保持部と、を備えたことを特徴とする
    磁気探査装置。
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