JPH08332108A - 傘 - Google Patents
傘Info
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- JPH08332108A JPH08332108A JP14089195A JP14089195A JPH08332108A JP H08332108 A JPH08332108 A JP H08332108A JP 14089195 A JP14089195 A JP 14089195A JP 14089195 A JP14089195 A JP 14089195A JP H08332108 A JPH08332108 A JP H08332108A
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- JP
- Japan
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- umbrella
- cloth
- umbrella cloth
- bone
- piece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作が簡単容易で、材料費も安くつき、大幅
なコストダウンを図ることのできる傘を提供すること。 【構成】 1枚の生地が円形、多角形等の所要形状に裁
断されると共に、その一部に外縁が開放する略三角形の
切除部9が形成され、この切除部9の対向縁部が互いに
接合されることによって傘布8が形成され、この傘布8
が、傘骨5に取付けられてなる傘。
なコストダウンを図ることのできる傘を提供すること。 【構成】 1枚の生地が円形、多角形等の所要形状に裁
断されると共に、その一部に外縁が開放する略三角形の
切除部9が形成され、この切除部9の対向縁部が互いに
接合されることによって傘布8が形成され、この傘布8
が、傘骨5に取付けられてなる傘。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、製作が容易な傘に関
するもので、雨傘あるいは日傘として使用される。
するもので、雨傘あるいは日傘として使用される。
【0002】
【従来の技術】従来の傘、特に洋傘は、生地から所定の
三角形に裁断した傘布部片を複数枚縫合または接着接合
して略キノコ形の傘布を形成し、この傘布の頂部を、傘
骨の頂部から突出している石突に挿通させて、この傘布
を傘骨上に被せると共に、傘布の各縫合部または接合部
を傘骨の各親骨に沿わせ、この各縫合部または接着接合
部を各親骨の中間部数箇所及びその先端部にそれぞれ紐
等により固定してなるものである。
三角形に裁断した傘布部片を複数枚縫合または接着接合
して略キノコ形の傘布を形成し、この傘布の頂部を、傘
骨の頂部から突出している石突に挿通させて、この傘布
を傘骨上に被せると共に、傘布の各縫合部または接合部
を傘骨の各親骨に沿わせ、この各縫合部または接着接合
部を各親骨の中間部数箇所及びその先端部にそれぞれ紐
等により固定してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
傘にあっては、傘布を形成するのに、生地からそれぞれ
三角形に裁断した複数枚の傘布部片を互いに縫合または
接着接合しているために、その縫合や接着接合に相当な
技術を要する上、非常な手間と時間がかかり、また傘地
の模様が複雑である場合はその柄合わせが難しく、高度
の技術を必要とし、従って製作費が非常に高くついてい
る。
傘にあっては、傘布を形成するのに、生地からそれぞれ
三角形に裁断した複数枚の傘布部片を互いに縫合または
接着接合しているために、その縫合や接着接合に相当な
技術を要する上、非常な手間と時間がかかり、また傘地
の模様が複雑である場合はその柄合わせが難しく、高度
の技術を必要とし、従って製作費が非常に高くついてい
る。
【0004】また従来の傘では、傘を開く際に、傘骨の
受骨(ストレッチャー)を下部側のろくろ(ランナー)
で押し上げて、傘布が被着されている各親骨を弓状に弯
曲させることにより、傘布全体を緊張させるようにして
いることから、傘骨には十分な強度を有する頑丈な骨材
を使用する必要があると共に、傘布にも引っ張りに強い
材質の生地を使用する必要があり、そのため傘骨及び傘
布地の材料費も高くつくことになって、傘のコストが一
層高くなっている。
受骨(ストレッチャー)を下部側のろくろ(ランナー)
で押し上げて、傘布が被着されている各親骨を弓状に弯
曲させることにより、傘布全体を緊張させるようにして
いることから、傘骨には十分な強度を有する頑丈な骨材
を使用する必要があると共に、傘布にも引っ張りに強い
材質の生地を使用する必要があり、そのため傘骨及び傘
布地の材料費も高くつくことになって、傘のコストが一
層高くなっている。
【0005】また、上記のように傘骨の親骨を弓状に弯
曲させて使用する必要があることから、傘を使用状態に
広げたときの傘下の水平面積が、傘骨の親骨を湾曲させ
ることなく直線状のままで広げたときの傘下の水平面積
よりも小さくなって、降雨や日照の遮蔽範囲が狭められ
るといった不都合もある。
曲させて使用する必要があることから、傘を使用状態に
広げたときの傘下の水平面積が、傘骨の親骨を湾曲させ
ることなく直線状のままで広げたときの傘下の水平面積
よりも小さくなって、降雨や日照の遮蔽範囲が狭められ
るといった不都合もある。
【0006】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたもので、製作が容易で、材料費も安くついて、大幅
なコストダウンを図ることができると共に、傘布の柄合
わせ、模様付け等が容易で、デザインの自由度を高める
ことができる傘を提供することを目的としている。
れたもので、製作が容易で、材料費も安くついて、大幅
なコストダウンを図ることができると共に、傘布の柄合
わせ、模様付け等が容易で、デザインの自由度を高める
ことができる傘を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し得る
手段を、実施例に対応する図面の符号を付して説明する
と、本発明の請求項1に係る傘は、1枚の生地が円形、
多角形等の所要形状に裁断されると共に、その一部に外
縁が開放する略三角形の切除部9が形成され、この切除
部9の対向縁部が互いに接合されることによって傘布8
が形成され、この傘布8が傘骨5に取付けられてなるも
のである。
手段を、実施例に対応する図面の符号を付して説明する
と、本発明の請求項1に係る傘は、1枚の生地が円形、
多角形等の所要形状に裁断されると共に、その一部に外
縁が開放する略三角形の切除部9が形成され、この切除
部9の対向縁部が互いに接合されることによって傘布8
が形成され、この傘布8が傘骨5に取付けられてなるも
のである。
【0008】本発明の請求項2に係る傘は、1枚の生地
が円形、多角形等の所要形状に裁断され、その一部に略
三角形の固定襞25,27が形成されることによって傘
布28が形成され、この傘布が傘骨5に取付けられてな
るものである。
が円形、多角形等の所要形状に裁断され、その一部に略
三角形の固定襞25,27が形成されることによって傘
布28が形成され、この傘布が傘骨5に取付けられてな
るものである。
【0009】本発明の請求項3は、請求項1または2に
記載の傘において、傘布8,28の頂部を受けるための
略円錐形の受け片14,20,21が傘骨5の頂部に設
けられている。
記載の傘において、傘布8,28の頂部を受けるための
略円錐形の受け片14,20,21が傘骨5の頂部に設
けられている。
【0010】請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記
載の傘において、傘布8,28の頂部には傘の石突16
を挿通するための円形の孔17が形成されている。
載の傘において、傘布8,28の頂部には傘の石突16
を挿通するための円形の孔17が形成されている。
【0011】請求項5は、請求項1〜4のいずれかに記
載の傘において、傘布8,28には、傘骨5の各親骨6
の先端部に対応する傘布8,28の外周部位からそれぞ
れ外方へ一体に突出する傘布取付用の舌片10が形成さ
れている。
載の傘において、傘布8,28には、傘骨5の各親骨6
の先端部に対応する傘布8,28の外周部位からそれぞ
れ外方へ一体に突出する傘布取付用の舌片10が形成さ
れている。
【0012】
【発明の作用及び効果】請求項1に係る傘によれば、1
枚の生地を円形、多角形等の所要形状に裁断し、その一
部に外縁が開放する略三角形の切除部9を形成して、こ
の切除部9の対向縁部を互いに接合するだけで、傘布8
を形成でき、そしてこの傘布8をそのまま傘骨5に被せ
て取付ければよいから、従来構造の傘に比べ、製作が著
しく簡単且つ容易となり、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。特に、傘布8全体が1枚の傘地からなるた
め、生地を有効に使用することができて、きわめて経済
的であると共に、生地の模様が複雑である場合でもその
柄合わせ及び模様付けが容易となり、デザインの自由度
を大いに高めることができる。
枚の生地を円形、多角形等の所要形状に裁断し、その一
部に外縁が開放する略三角形の切除部9を形成して、こ
の切除部9の対向縁部を互いに接合するだけで、傘布8
を形成でき、そしてこの傘布8をそのまま傘骨5に被せ
て取付ければよいから、従来構造の傘に比べ、製作が著
しく簡単且つ容易となり、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。特に、傘布8全体が1枚の傘地からなるた
め、生地を有効に使用することができて、きわめて経済
的であると共に、生地の模様が複雑である場合でもその
柄合わせ及び模様付けが容易となり、デザインの自由度
を大いに高めることができる。
【0013】また、請求項1に係る傘は、使用状態に広
げた時に傘骨5の親骨6を弓状に弯曲させる必要がな
く、直線状のままで使用すればよいから、傘を広げたと
きの傘下の水平面積を十分に大きくとることができて、
降雨や日照の遮蔽範囲を拡大することができる。また、
上記のように親骨6を弓状に弯曲させる必要がなく、従
ってまた傘布8を緊張させる必要がないから、傘骨5及
び傘布8には其ほど強度を要求されることがなく、この
ためそれらには比較的安価な材料の使用が可能となっ
て、一層のコストダウンを図ることができ、更には親骨
6の湾曲及び傘布8の緊張によるそれらの折損や破損が
ないため耐用性の点でも有利となる。
げた時に傘骨5の親骨6を弓状に弯曲させる必要がな
く、直線状のままで使用すればよいから、傘を広げたと
きの傘下の水平面積を十分に大きくとることができて、
降雨や日照の遮蔽範囲を拡大することができる。また、
上記のように親骨6を弓状に弯曲させる必要がなく、従
ってまた傘布8を緊張させる必要がないから、傘骨5及
び傘布8には其ほど強度を要求されることがなく、この
ためそれらには比較的安価な材料の使用が可能となっ
て、一層のコストダウンを図ることができ、更には親骨
6の湾曲及び傘布8の緊張によるそれらの折損や破損が
ないため耐用性の点でも有利となる。
【0014】請求項2に係る傘によれば、上記した請求
項1による作用効果に加え、次のような作用効果を有す
る。即ち、請求項2によれば、1枚の生地を円形、多角
形等の所要形状に裁断して、その一部に略三角形の固定
襞25,27を形成するだけで、傘布28を形成できる
から、生地の裁断が非常に簡単となり、製作の容易迅速
性を促進することができて、一層のコストダウンを期す
ることができる。
項1による作用効果に加え、次のような作用効果を有す
る。即ち、請求項2によれば、1枚の生地を円形、多角
形等の所要形状に裁断して、その一部に略三角形の固定
襞25,27を形成するだけで、傘布28を形成できる
から、生地の裁断が非常に簡単となり、製作の容易迅速
性を促進することができて、一層のコストダウンを期す
ることができる。
【0015】請求項3によれば、受け片14,20,2
1に傘布8の頂部を嵌合させることによって、傘骨5に
対する傘布8の位置決めが容易になると共に、傘骨5へ
の取付が安定し、外観上の体裁も良くなる。
1に傘布8の頂部を嵌合させることによって、傘骨5に
対する傘布8の位置決めが容易になると共に、傘骨5へ
の取付が安定し、外観上の体裁も良くなる。
【0016】請求項4によれば、傘布8,28の頂部に
円形の孔17を形成したことによって、頂部に石突16
を突設した傘骨5にも傘布8,28を簡単に取付けるこ
とができる。
円形の孔17を形成したことによって、頂部に石突16
を突設した傘骨5にも傘布8,28を簡単に取付けるこ
とができる。
【0017】請求項5によれば、傘布8,28に、傘骨
5の各親骨6の先端部6aに対応する外周部位からそれ
ぞれ外方へ一体に突出する傘布取付用の舌片10を形成
したことにより、この舌片10を利用して傘布8,28
の外周部を各親骨6の先端部6aに容易且つ確実に固定
させることができる。
5の各親骨6の先端部6aに対応する外周部位からそれ
ぞれ外方へ一体に突出する傘布取付用の舌片10を形成
したことにより、この舌片10を利用して傘布8,28
の外周部を各親骨6の先端部6aに容易且つ確実に固定
させることができる。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
本発明に係る傘の一実施例を示す図1において、1は下
端部に把手2が取付けられた中棒で、この中棒1の上端
に上部ろくろ3が固定され、中間部には下部ろくろ(ラ
ンナー)4が一定ストローク範囲内スライド可能に嵌装
され、そして上下両ろくろ3,4を介して傘骨5が装備
されている。傘骨5は、上部ろくろ3から放射状に突出
する複数本の親骨6…と、下部ろくろ4から放射状に突
出する複数本の受骨7…とからなり、各親骨6の内端部
は上部ろくろ3に枢着されており、各受骨7の内端部は
下部ろくろ4に枢着され、その外端部は各親骨6の中間
所要部に枢着されている。そして、この傘骨5の親骨6
…上に傘布8が取付けられている。
本発明に係る傘の一実施例を示す図1において、1は下
端部に把手2が取付けられた中棒で、この中棒1の上端
に上部ろくろ3が固定され、中間部には下部ろくろ(ラ
ンナー)4が一定ストローク範囲内スライド可能に嵌装
され、そして上下両ろくろ3,4を介して傘骨5が装備
されている。傘骨5は、上部ろくろ3から放射状に突出
する複数本の親骨6…と、下部ろくろ4から放射状に突
出する複数本の受骨7…とからなり、各親骨6の内端部
は上部ろくろ3に枢着されており、各受骨7の内端部は
下部ろくろ4に枢着され、その外端部は各親骨6の中間
所要部に枢着されている。そして、この傘骨5の親骨6
…上に傘布8が取付けられている。
【0019】上記傘布8を製作するには、先ず図2の
(A)に例示するように、1枚の生地を所要半径の円形
に裁断すると共に、その一部に外縁が開放する略三角形
の切除部9を形成し、更にこの裁断時に傘骨5の各親骨
6の先端部に対応する外周部位からそれぞれ外方へ一体
に突出する傘布取付用の舌片10を突設して、同図に示
すような1枚の傘地11を一体形成する。またこの時、
三角形切除部9の対向側縁部の一方側には接合代12を
形成しておく。しかして、この接合代12に接着剤を塗
布し、これを反対側の側縁部に重合させて接着接合する
ことによって、図2の(B)に示すような略キノコ形の
傘布8を形成することができる。尚、上記接着接合に代
えて、ミシン等による縫合、あるいは加熱溶着等によっ
て接合してもよい。
(A)に例示するように、1枚の生地を所要半径の円形
に裁断すると共に、その一部に外縁が開放する略三角形
の切除部9を形成し、更にこの裁断時に傘骨5の各親骨
6の先端部に対応する外周部位からそれぞれ外方へ一体
に突出する傘布取付用の舌片10を突設して、同図に示
すような1枚の傘地11を一体形成する。またこの時、
三角形切除部9の対向側縁部の一方側には接合代12を
形成しておく。しかして、この接合代12に接着剤を塗
布し、これを反対側の側縁部に重合させて接着接合する
ことによって、図2の(B)に示すような略キノコ形の
傘布8を形成することができる。尚、上記接着接合に代
えて、ミシン等による縫合、あるいは加熱溶着等によっ
て接合してもよい。
【0020】傘布8を形成する生地の材質は、ポリエス
テル、ナイロン、ビニール、綿等を使用することがで
き、また日傘の場合には通気性のある生地を使用するこ
とができる。そして、図2(A)に示すような傘地11
の寸法取りにあたっては、この傘地11を図2(B)に
示すような略キノコ形の傘布8に形成してこれを同図
(D)に示すように広げられた傘骨5に被せた時に各親
骨6が弓状に湾曲することなく直線状態を維持できるよ
うな大きさに寸法設定する。また、図2(A)に仮想線
で示すように、裁断した傘地11の中心部に円形状の補
強布13を裏側から例えば接着により装着して、傘布8
の頂部裏面側を補強するとよい。尚、上記補強布13を
図2の(C)に平面図で示す。
テル、ナイロン、ビニール、綿等を使用することがで
き、また日傘の場合には通気性のある生地を使用するこ
とができる。そして、図2(A)に示すような傘地11
の寸法取りにあたっては、この傘地11を図2(B)に
示すような略キノコ形の傘布8に形成してこれを同図
(D)に示すように広げられた傘骨5に被せた時に各親
骨6が弓状に湾曲することなく直線状態を維持できるよ
うな大きさに寸法設定する。また、図2(A)に仮想線
で示すように、裁断した傘地11の中心部に円形状の補
強布13を裏側から例えば接着により装着して、傘布8
の頂部裏面側を補強するとよい。尚、上記補強布13を
図2の(C)に平面図で示す。
【0021】図2の(D)は、同図(B)に示すような
キノコ形に形成した傘布8を傘骨5の上に被せて取付け
た状態を示したもので、この図(D)から明らかなよう
に、傘を開いて傘骨5を広げた状態でも、各親骨6は弓
状に湾曲することなく元の直線状態に維持され、傘布8
には緊張力は作用していない。
キノコ形に形成した傘布8を傘骨5の上に被せて取付け
た状態を示したもので、この図(D)から明らかなよう
に、傘を開いて傘骨5を広げた状態でも、各親骨6は弓
状に湾曲することなく元の直線状態に維持され、傘布8
には緊張力は作用していない。
【0022】次に、傘骨5への傘布8の取付方法を具体
的に説明すると、先ず傘骨5を広げた状態にしておき
(閉じた状態でもよい)、この状態で傘布8を上方から
傘骨5に被せ、傘布8の円錐状頂部8aを傘骨5の頂部
に合致させる。この場合、図3に示すように、中棒1の
上端に固着された上部ろくろ3の上端部に傘布8の頂部
8aを受ける略円錐形の受け片14を設けておき、この
受け片14に傘布8の頂部8aを嵌合させることによっ
て、傘骨5に対する傘布8の位置決めが容易になると共
に、傘骨5への取付が安定し、また外観上の体裁も良く
なる。尚、受け片14は、傘布8の頂部8aの円錐角度
に対応する円錐形に形成することが望ましい。また、こ
の受け片14は、上部ろくろ3と共に例えば合成樹脂で
一体形成してもよいし、あるいは別体に形成して上部ろ
くろ3の上端に固着するようにしてもよい。
的に説明すると、先ず傘骨5を広げた状態にしておき
(閉じた状態でもよい)、この状態で傘布8を上方から
傘骨5に被せ、傘布8の円錐状頂部8aを傘骨5の頂部
に合致させる。この場合、図3に示すように、中棒1の
上端に固着された上部ろくろ3の上端部に傘布8の頂部
8aを受ける略円錐形の受け片14を設けておき、この
受け片14に傘布8の頂部8aを嵌合させることによっ
て、傘骨5に対する傘布8の位置決めが容易になると共
に、傘骨5への取付が安定し、また外観上の体裁も良く
なる。尚、受け片14は、傘布8の頂部8aの円錐角度
に対応する円錐形に形成することが望ましい。また、こ
の受け片14は、上部ろくろ3と共に例えば合成樹脂で
一体形成してもよいし、あるいは別体に形成して上部ろ
くろ3の上端に固着するようにしてもよい。
【0023】上記のようにして傘骨5に被せた傘布8
は、その外周縁から親骨6の数だけ突出している各傘布
取付用舌片10を図4(A)及び(B)に示すように、
各親骨6の先端部6aに取付ける。即ち、同図(A)に
示すように、各舌片10を各親骨6の先端部6a上面に
当て付けると共に、その突出端部を仮想線図示のように
下側に折り返し、斯かる状態から円筒状の親骨先端キャ
ップ15を同図の(B)のように嵌着してその内部に舌
片10を挟み込んだ状態とすることによって、各舌片1
0を各親骨6の先端部6aに固定させ、それにより傘布
8を傘骨5に対し簡単且つ確実に固定させることができ
る。また、図4の(C)に示すような割り溝15a付き
の親骨先端キャップ15を使用してもよい。
は、その外周縁から親骨6の数だけ突出している各傘布
取付用舌片10を図4(A)及び(B)に示すように、
各親骨6の先端部6aに取付ける。即ち、同図(A)に
示すように、各舌片10を各親骨6の先端部6a上面に
当て付けると共に、その突出端部を仮想線図示のように
下側に折り返し、斯かる状態から円筒状の親骨先端キャ
ップ15を同図の(B)のように嵌着してその内部に舌
片10を挟み込んだ状態とすることによって、各舌片1
0を各親骨6の先端部6aに固定させ、それにより傘布
8を傘骨5に対し簡単且つ確実に固定させることができ
る。また、図4の(C)に示すような割り溝15a付き
の親骨先端キャップ15を使用してもよい。
【0024】各傘布取付用舌片10は、図5に示すよう
に一対の分割片10a,10aからなる二股状に形成す
ることもできる。この場合は、同図の(A)及び(B)
に示すように両分割片10a,10aを親骨6の先端部
6aに結び付けて固定し、その状態で親骨先端キャップ
15を同図の(C)のように親骨6の先端部6aに嵌着
すればよい。
に一対の分割片10a,10aからなる二股状に形成す
ることもできる。この場合は、同図の(A)及び(B)
に示すように両分割片10a,10aを親骨6の先端部
6aに結び付けて固定し、その状態で親骨先端キャップ
15を同図の(C)のように親骨6の先端部6aに嵌着
すればよい。
【0025】上記のようにして傘布8外周部の各傘布取
付用舌片10を各親骨6の先端部6aに固定させるだけ
で傘布8を傘骨5に取付けるようにしてもよいが、風の
強い日のように風圧で傘布8が浮き上がるおそれもある
ことから、傘布8裏面側の中間所要部に固定用の紐等を
取付けておいて、その紐等を各親骨6に縛りつけるよう
にするとよい。
付用舌片10を各親骨6の先端部6aに固定させるだけ
で傘布8を傘骨5に取付けるようにしてもよいが、風の
強い日のように風圧で傘布8が浮き上がるおそれもある
ことから、傘布8裏面側の中間所要部に固定用の紐等を
取付けておいて、その紐等を各親骨6に縛りつけるよう
にするとよい。
【0026】上述したような傘によれば、各親骨先端キ
ャップ15を抜き取って各傘布取付用舌片10を解くこ
とによって、傘布8を傘骨5から簡単容易に取り外すこ
とができ、例えば傘布8が破損したような場合に適宜新
しいものと取り替えることができるし、またデザインの
種々異なった複数種類の傘布8を用意しておけば、必要
に応じて適宜に取り替えて使用することができる。
ャップ15を抜き取って各傘布取付用舌片10を解くこ
とによって、傘布8を傘骨5から簡単容易に取り外すこ
とができ、例えば傘布8が破損したような場合に適宜新
しいものと取り替えることができるし、またデザインの
種々異なった複数種類の傘布8を用意しておけば、必要
に応じて適宜に取り替えて使用することができる。
【0027】本発明に係る傘は、傘布8を傘骨5に対し
て固定的に取付けることもできるもので、その場合に
は、各親骨6に対して傘布8を接着剤で固着したり、複
数箇所を糸で縛り付けるようにすればよく、またこの場
合に前記傘布取付用舌片10を併用してもよい。
て固定的に取付けることもできるもので、その場合に
は、各親骨6に対して傘布8を接着剤で固着したり、複
数箇所を糸で縛り付けるようにすればよく、またこの場
合に前記傘布取付用舌片10を併用してもよい。
【0028】図6〜図8は、傘骨5の頂部から石突16
が突設されている傘に使用される傘布8を示すもので、
この場合には図6の(A)に示すように裁断される傘地
11の中心部に円形の穴17を開けておくことにより、
同図(B)のようにキノコ形に形成される傘布8の頂部
に円形の穴17を形成することができる。傘布8の製作
方法については、図2で示したものと同様である。ま
た、この場合、同図(C)に示すように、裁断した傘地
11の中心部にリング状の補強布18を裏側から例えば
接着により装着しておくことによって、傘布8の頂部裏
面側を補強することができる。
が突設されている傘に使用される傘布8を示すもので、
この場合には図6の(A)に示すように裁断される傘地
11の中心部に円形の穴17を開けておくことにより、
同図(B)のようにキノコ形に形成される傘布8の頂部
に円形の穴17を形成することができる。傘布8の製作
方法については、図2で示したものと同様である。ま
た、この場合、同図(C)に示すように、裁断した傘地
11の中心部にリング状の補強布18を裏側から例えば
接着により装着しておくことによって、傘布8の頂部裏
面側を補強することができる。
【0029】図7は、上記のように頂部に円形の穴17
を形成した傘布8を、頂部に石突16を有する傘骨5に
取付けた状態を示したもので、その取付けにあたって
は、傘布8の円形穴17を石突16に挿通して傘布8を
傘骨5に被せ、更に例えば合成樹脂で形成されてシール
機能を有する傘布固定用のキャップ19を石突16に嵌
装して、このキャップ19により傘布8の頂部を円錐形
の受け片20上に押し付けるようにすればよい。この受
け片20は、上部ろくろ3の上端に連設されたものであ
り、また石突16は中棒1と一体に形成されたものとす
る。また、この傘布8の外周部は、図3〜図5に示した
ように傘布取付用の舌片10を利用して親骨6の先端部
に取付けるとよい。
を形成した傘布8を、頂部に石突16を有する傘骨5に
取付けた状態を示したもので、その取付けにあたって
は、傘布8の円形穴17を石突16に挿通して傘布8を
傘骨5に被せ、更に例えば合成樹脂で形成されてシール
機能を有する傘布固定用のキャップ19を石突16に嵌
装して、このキャップ19により傘布8の頂部を円錐形
の受け片20上に押し付けるようにすればよい。この受
け片20は、上部ろくろ3の上端に連設されたものであ
り、また石突16は中棒1と一体に形成されたものとす
る。また、この傘布8の外周部は、図3〜図5に示した
ように傘布取付用の舌片10を利用して親骨6の先端部
に取付けるとよい。
【0030】図8は、石突16が中棒1とは別体に設け
られた例を示すもので、上部ろくろ3の上端部に連設さ
れる受け片21の頂部に石突取付用穴22を凹設し、こ
の穴22に石突16の下端部を接着剤を介して嵌挿して
一体的に固着するか、あるいは石突16の下端部を着脱
可能に嵌挿するだけでもよい。
られた例を示すもので、上部ろくろ3の上端部に連設さ
れる受け片21の頂部に石突取付用穴22を凹設し、こ
の穴22に石突16の下端部を接着剤を介して嵌挿して
一体的に固着するか、あるいは石突16の下端部を着脱
可能に嵌挿するだけでもよい。
【0031】前記傘布8を形成するにあたり、生地の裁
断形状は円形に限るものではなく、例えば図9に示すよ
うな種々の形状が可能である。図9の(A)は、六角形
の傘布を形成するように裁断された傘地11aを示し、
また同図の(B)は、外周縁に沿って例えば円弧形の装
飾用突片23を連続的に形成した傘地11bを示し、ま
た同図の(C)は、楕円形の傘布を形成するように裁断
された傘地11cを示す。図中の9は、切除部9を示
す。
断形状は円形に限るものではなく、例えば図9に示すよ
うな種々の形状が可能である。図9の(A)は、六角形
の傘布を形成するように裁断された傘地11aを示し、
また同図の(B)は、外周縁に沿って例えば円弧形の装
飾用突片23を連続的に形成した傘地11bを示し、ま
た同図の(C)は、楕円形の傘布を形成するように裁断
された傘地11cを示す。図中の9は、切除部9を示
す。
【0032】以上説明したような傘によると、1枚の生
地を円形、多角形その他の所要形状に裁断し、その一部
に外縁が開放する略三角形の切除部9を形成して、この
切除部9の対向縁部を互いに接合することによって簡単
容易に傘布8を形成することができ、そしてこの傘布8
をそのまま傘骨5に被せて取付ければよいから、傘の製
作が著しく簡単となり、製作コストの大幅な低減化を図
ることができる。特に、傘布8全体が1枚の傘地からな
るため、生地を有効に使用することができ、また生地の
模様が複雑である場合でも、その柄合わせ及び模様付け
が容易となり、デザインの自由度を高めることができ
て、装飾効果を十分に発揮させることができる。
地を円形、多角形その他の所要形状に裁断し、その一部
に外縁が開放する略三角形の切除部9を形成して、この
切除部9の対向縁部を互いに接合することによって簡単
容易に傘布8を形成することができ、そしてこの傘布8
をそのまま傘骨5に被せて取付ければよいから、傘の製
作が著しく簡単となり、製作コストの大幅な低減化を図
ることができる。特に、傘布8全体が1枚の傘地からな
るため、生地を有効に使用することができ、また生地の
模様が複雑である場合でも、その柄合わせ及び模様付け
が容易となり、デザインの自由度を高めることができ
て、装飾効果を十分に発揮させることができる。
【0033】また、図2に(D)に示すように、使用状
態に広げた時に傘骨5の親骨6を弓状に弯曲させる必要
がなく、直線状のままで使用すればよいから、傘を広げ
たときの傘下の水平面積を十分に大きくとることができ
て、降雨や日照の遮蔽範囲を拡大することができる。ま
た、親骨6を弓状に弯曲させる必要がなく、従って傘布
8を緊張させる必要がないことから、傘骨5及び傘布8
にあまり強度が要求されず、このため比較的安価な材料
の使用が可能となって、一層のコストダウンを図ること
ができる。また、親骨6が湾曲せず、傘布8が緊張しな
いから、それらの折損や破損が少なく、使用寿命が長く
なる利点もある。
態に広げた時に傘骨5の親骨6を弓状に弯曲させる必要
がなく、直線状のままで使用すればよいから、傘を広げ
たときの傘下の水平面積を十分に大きくとることができ
て、降雨や日照の遮蔽範囲を拡大することができる。ま
た、親骨6を弓状に弯曲させる必要がなく、従って傘布
8を緊張させる必要がないことから、傘骨5及び傘布8
にあまり強度が要求されず、このため比較的安価な材料
の使用が可能となって、一層のコストダウンを図ること
ができる。また、親骨6が湾曲せず、傘布8が緊張しな
いから、それらの折損や破損が少なく、使用寿命が長く
なる利点もある。
【0034】図10及び図11は、本発明の他の実施例
による傘布を示している。図10に示す傘布8は、1枚
の生地を同図10の(A)のように例えば円形状に裁断
して傘地23を形成し、この傘地23の一部にその中心
部から外周縁にかけて例えばV字状の折り目24,24
を設け、このV字状の折り目24,24を互いに表裏逆
向きに折り目を付けて、略三角形の襞25を形成するこ
とにより、同図10の(B)に示すような略キノコ形の
傘布28を形成することができる。この場合、単に襞2
5を形成しただけでは、襞25が開いてしまうため、そ
の襞25を接着剤による接着または縫合によってその隣
接部に固定している。
による傘布を示している。図10に示す傘布8は、1枚
の生地を同図10の(A)のように例えば円形状に裁断
して傘地23を形成し、この傘地23の一部にその中心
部から外周縁にかけて例えばV字状の折り目24,24
を設け、このV字状の折り目24,24を互いに表裏逆
向きに折り目を付けて、略三角形の襞25を形成するこ
とにより、同図10の(B)に示すような略キノコ形の
傘布28を形成することができる。この場合、単に襞2
5を形成しただけでは、襞25が開いてしまうため、そ
の襞25を接着剤による接着または縫合によってその隣
接部に固定している。
【0035】また、図11は襞の他の実施例を示すもの
で、同図の(A)に示すように、傘地28の一部にその
の中心部から外周縁にかけて4本の折り目26…を設
け、これら4本の折り目26…を同図の(B)に示すよ
うに裏側に袋折りして襞27を形成することによって、
傘布28を形成するものである。この場合も、襞27は
接着または縫合によって固定している。このような固定
襞23,27によって傘布28を形成する場合は、生地
の裁断が容易となるなど傘布28の製作が容易となる。
で、同図の(A)に示すように、傘地28の一部にその
の中心部から外周縁にかけて4本の折り目26…を設
け、これら4本の折り目26…を同図の(B)に示すよ
うに裏側に袋折りして襞27を形成することによって、
傘布28を形成するものである。この場合も、襞27は
接着または縫合によって固定している。このような固定
襞23,27によって傘布28を形成する場合は、生地
の裁断が容易となるなど傘布28の製作が容易となる。
【0036】尚、図10及び図11で示される傘布28
を傘骨5に取付ける方法については説明を省略したが、
図2〜図5で示される傘布8の場合と取付方法と同様で
ある。また、この傘布28の頂部に円形の孔を形成し、
傘骨5への取付け時にその孔を石突16に挿通させるよ
うにすることも、図2〜図5で示される傘布8の場合と
同様である。
を傘骨5に取付ける方法については説明を省略したが、
図2〜図5で示される傘布8の場合と取付方法と同様で
ある。また、この傘布28の頂部に円形の孔を形成し、
傘骨5への取付け時にその孔を石突16に挿通させるよ
うにすることも、図2〜図5で示される傘布8の場合と
同様である。
【0037】特に、図10及び図11で示されるような
傘によれば、1枚の生地を円形、多角形等の所要形状に
裁断して、その一部に略三角形の固定襞25,27を形
成するだけで、傘布28を形成できるから、生地の裁断
が非常に簡単となり、製作の容易迅速性を促進できて、
より一層のコストダウンを期することができる。
傘によれば、1枚の生地を円形、多角形等の所要形状に
裁断して、その一部に略三角形の固定襞25,27を形
成するだけで、傘布28を形成できるから、生地の裁断
が非常に簡単となり、製作の容易迅速性を促進できて、
より一層のコストダウンを期することができる。
【0038】図12は、傘布8,28の外周部に形成さ
れる傘布取付用の舌片10に予め挿通用孔29を設けた
例を示すもので、傘布8,28を傘骨5に取付ける際に
各舌片10の上記挿通孔29を同図に示すように各親骨
6の先端部6aに挿通させた後、その親骨6先端部6a
に親骨先端キャップ15を嵌着するようにしている。こ
れによれば、各舌片10を各親骨6の先端部6aに確実
且つ容易に固定させることができる。
れる傘布取付用の舌片10に予め挿通用孔29を設けた
例を示すもので、傘布8,28を傘骨5に取付ける際に
各舌片10の上記挿通孔29を同図に示すように各親骨
6の先端部6aに挿通させた後、その親骨6先端部6a
に親骨先端キャップ15を嵌着するようにしている。こ
れによれば、各舌片10を各親骨6の先端部6aに確実
且つ容易に固定させることができる。
【0039】また、本発明に係る傘布8,28は、例え
ば襞のとり方によっては、図13に示すように従来の傘
と同様に傘骨5の親骨6を弯曲させた状態に取付けるこ
ともできる。
ば襞のとり方によっては、図13に示すように従来の傘
と同様に傘骨5の親骨6を弯曲させた状態に取付けるこ
ともできる。
【0040】また、以上説明した傘において、傘布8,
28の頂部は、例えば図2(A)、図10(A)に示す
ように円形に裁断される円形傘地11,23の中心に設
定されるものとしたが、そのような円形傘地11,23
の中心から偏心した位置に傘布8,28の頂部を設ける
ようにすることもできる。
28の頂部は、例えば図2(A)、図10(A)に示す
ように円形に裁断される円形傘地11,23の中心に設
定されるものとしたが、そのような円形傘地11,23
の中心から偏心した位置に傘布8,28の頂部を設ける
ようにすることもできる。
【図1】 本発明に係る傘の一実施例を示す外観図であ
る。
る。
【図2】 (A)は円形状に裁断された傘地の平面図、
(B)は同傘地により形成された傘布を示す斜視図、
(C)は補強布を示す平面図、(D)同上の傘を開いた
状態での縦断面図である。
(B)は同傘地により形成された傘布を示す斜視図、
(C)は補強布を示す平面図、(D)同上の傘を開いた
状態での縦断面図である。
【図3】 傘の頂部を示す拡大縦断面図である。
【図4】 (A)は傘布の舌片を親骨先端部に取付けて
いる状態を示す斜視図、(B)は同舌片を親骨先端部に
取付けた後キャップを取付けた状態を示す斜視図、
(C)は割り溝付きキャップを取付ける場合の例を示す
斜視図である。
いる状態を示す斜視図、(B)は同舌片を親骨先端部に
取付けた後キャップを取付けた状態を示す斜視図、
(C)は割り溝付きキャップを取付ける場合の例を示す
斜視図である。
【図5】 (A)〜(C)は二股状の舌片を親骨先端部
に取付ける場合の取付例を示す斜視図である。
に取付ける場合の取付例を示す斜視図である。
【図6】 (A)は本発明に係る他の実施例の傘地を示
す平面図、(B)は同傘地により形成された傘布を示す
斜視図、(C)はリング状補強布を示す平面図である。
す平面図、(B)は同傘地により形成された傘布を示す
斜視図、(C)はリング状補強布を示す平面図である。
【図7】 頂部に石突が突設された傘骨への傘布の取付
け状態を示す縦断面図である。
け状態を示す縦断面図である。
【図8】 受け片上に石突を突設した例を示す縦断面図
である。
である。
【図9】 (A)〜(C)は種々の形態の傘地の例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図10】(A)は本発明に係る更に他の実施例の襞付
き傘地を示す平面図、(B)は同傘地により形成された
傘布を示す斜視図である。
き傘地を示す平面図、(B)は同傘地により形成された
傘布を示す斜視図である。
【図11】 (A)は襞付き傘地の他の例を示す平面
図、(B)は襞形成部分の拡大斜視図である。
図、(B)は襞形成部分の拡大斜視図である。
【図12】 孔付き舌片による取付例を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】 本発明に係る傘布の他の使用態様を示す縦
断面図である。
断面図である。
1 中棒 3 上部ろくろ 4 下部ろくろ 5 傘骨 6 親骨 7 受骨 8 傘布 9 切除部 10 傘布取付用の舌片 11 傘地 16 石突 17 石突挿通用の円形孔 20 受け片 21 受け片 23 傘地 25 襞 27 襞 28 傘布
Claims (5)
- 【請求項1】 1枚の生地が円形、多角形等の所要形状
に裁断されると共に、その一部に外縁が開放する略三角
形の切除部が形成され、この切除部の対向縁部が互いに
接合されることによって傘布が形成され、この傘布が傘
骨に取付けられてなる傘。 - 【請求項2】 1枚の生地が円形、多角形等の所要形状
に裁断され、その一部に略三角形の固定襞部が形成され
ることによって傘布が形成され、この傘布が傘骨に取付
けられてなる傘。 - 【請求項3】 前記傘布の頂部を受けるための略円錐形
の受け片が傘骨の頂部に設けられている請求項1または
2に記載の傘。 - 【請求項4】 前記傘布の頂部には傘の石突を挿通する
ための円形の孔が形成されている請求項1〜3のいずれ
かに記載の傘。 - 【請求項5】 前記傘布には、傘骨の各親骨の先端部に
対応する傘布の外周部位からそれぞれ外方へ一体に突出
する傘布取付用の舌片が形成されている請求項1〜4の
いずれかに記載の傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089195A JPH08332108A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089195A JPH08332108A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 傘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332108A true JPH08332108A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15279195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14089195A Pending JPH08332108A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08332108A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040009421A (ko) * | 2002-07-23 | 2004-01-31 | 이무락 | 단일시트로 제조되는 우산지붕 및 그 제조방법 |
JP2018183557A (ja) * | 2017-04-23 | 2018-11-22 | 厦▲門▼天玲雨具有限公司 | 傘 |
KR101973323B1 (ko) * | 2018-06-29 | 2019-04-26 | 김문성 | 가로등용 보조시설물 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP14089195A patent/JPH08332108A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040009421A (ko) * | 2002-07-23 | 2004-01-31 | 이무락 | 단일시트로 제조되는 우산지붕 및 그 제조방법 |
JP2018183557A (ja) * | 2017-04-23 | 2018-11-22 | 厦▲門▼天玲雨具有限公司 | 傘 |
KR101973323B1 (ko) * | 2018-06-29 | 2019-04-26 | 김문성 | 가로등용 보조시설물 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050610 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051102 |