JPH08331761A - パッシブフィルタ - Google Patents

パッシブフィルタ

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JPH08331761A
JPH08331761A JP7159875A JP15987595A JPH08331761A JP H08331761 A JPH08331761 A JP H08331761A JP 7159875 A JP7159875 A JP 7159875A JP 15987595 A JP15987595 A JP 15987595A JP H08331761 A JPH08331761 A JP H08331761A
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JP
Japan
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resonance
capacitor
damping
parallel
series
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Pending
Application number
JP7159875A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shioda
剛 塩田
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】直列共振による高調波吸収作用を損なうことな
く並列共振による高調波拡大を抑制したパッシブフィル
タを提供するものである。 【構成】直列共振回路を形成する共振コンデンサに並列
ダンピング回路として、抵抗もしくは抵抗およびコンデ
ンサの直列接続回路を具備し、この直列接続回路に直列
に共振コンデンサを具備して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアクトルとコンデン
サの直列共振回路により、交流系統に存在する高調波電
流を吸収するパッシブフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術を説明するため示したも
ので、11はパッシブフィルタ、2は電源リアクトル、3
は電流源、4は電源抵抗である。ここに、パッシブフィ
ルタ11は、共振コンデンサ 111,共振リアクトル 112お
よびダンピング抵抗 113からなる。かように、従来、高
調波電流吸収のためのコンデンサとリアクトルの直列共
振を利用したパッシブフィルタ11は、共振コンデンサ 1
11と共振リアクトル 112により吸収対象高調波周波数の
直列共振回路を形成して低インピーダンスとなし、ダン
ピング抵抗 113によりダンピング効果をもたせているも
のであった。
【0003】そこで、電流源3を可変周波数一定振幅
(ここでは1A)にてスイープさせると、電源リアクト
ル2に流入する電源電流Isは、あるパッシブフィルタ
定数および電源定数すなわち、電源抵抗4を5mΩ,電
源リアクトル2を145μH,共振コンデンサ 111を
1.5μF,共振リアクトル 112を42μHおよびダン
ピング抵抗 113を25Ωとした場合、例えば、図5の如
き周波数特性を示すものとなる。図5おいて、横軸は周
波数F.縦軸は電源電流Isを表している。すなわち、
直列共振周波数Fnが(Fn=20kHz)では、電源
電流Isは(Is=N=0.06A)となり、したがっ
て、残りの0.94Aはパッシブフィルタに吸収される
ことが示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示される如く反共振周波数Fx(=9.5kHz)で
は、電源リアクトル2,共振コンデンサ 111および共振
リアクトル 112による並列共振により、電源電流Isは
増幅されて(Is=X=33.8A)となり、パッシブ
フィルタ11の共振コンデンサ 111にはかような大きな電
流が流れる。この並列共振を抑制するために、ダンピン
グ抵抗 113を小さくして反共振周波数Fxでの電源電流
Isを抑制すると、直列共振周波数Fnでのパッシブフ
ィルタ11の吸収効果が減少し、電源電流(Is=N)が
上昇するという欠点を有していた。例えば、上記定数に
おけるダンピング抵抗 113のみ変更して25Ωから10
Ωとすると、直列共振周波数(Fn=20kHz),そ
のときの電源電流(Is=N=0.14A)、反共振周
波数(Fx=9.5kHz),そのときの電源電流(I
s=X=14.6A)およびそのときの共振コンデンサ
111の電流は14.4Aとなってしまう。
【0005】本発明は上述の欠点を解消するためになさ
れたものであつて、その目的とするところは、直列共振
による高調波吸収作用を損なうことなく並列共振による
高調波拡大を抑制し得る格別な装置を提供する、ことに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、直列
共振でのインピーダンスは小さく並列共振でのインピー
ダンスは大きく効用させるため、その解決手段は、つぎ
の如く構成したものである。すなわち、直列共振回路を
形成する共振コンデンサに並列ダンピング回路として抵
抗を設け、あるいは抵抗とコンデンサの直列回路を共振
コンデンサに並列に設け、かかる並列接続回路に直列に
共振リアクトルを設けて成る。さらには、そのダンピン
グコンデンサの定数を共振コンデンサの定数よりも大き
な値に選定してなるものである。
【0007】
【作用】かかる解決手段により、従来、共振リアクトル
に並列接続される抵抗によれば、並列共振におけるダン
ピング効果が共振リアクトルに対するものだけであった
ため、並列共振を形成するリアクトルの内の電源リアク
トルに対するダンピング効果を有しなかったのに対し、
共振コンデンサに並列ダンピング回路の抵抗を有するも
のとすることにより、並列共振を形成するコンデンサ部
全体にダンピング効果をもたせることができる。さら
に、本発明を図面に基づいて、詳細説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成を図4に
類して示したもので、12はパッシブフィルタである。す
なわち、図1においては、ダンピング回路としてのダン
ピング抵抗 123が共振コンデンサ 121に並列に接続さ
れ、この並列接続回路に共振リアクトル 122が直列接続
されてパッシブフィルタ12が構成されている。
【0009】このように構成されるパッシブフィルタ12
は、直列共振周波数Fnでの電源電流Isを図5と同様
の(Is=N)となるようにパッシブフィルタ定数を決
めた場合、反共振周波数Fxでの電源電流Isを、[I
s=X’<(X/3)]の如く減少させることができ
る。これを図2に示す。すなわち、ここで図4で示され
る電流源,電源抵抗および電源リアクトルと図1の構成
において、その電源リアクトルや共振コンデンサ,共振
リアクトル等を図5説明の定数と同じ値をもち、ダンピ
ング抵抗 123を75Ωとした場合、直列共振周波数Fn
(=20kHz),そのときの電源電流(Is=N=
0.02A)、反共振周波数Fx(=9.4kHz),
そのときの電源電流(Is=X’=5.3A)およびそ
のときの共振コンデンサ 121の電流(=5.2A)とな
る。
【0010】図3は本発明の他の実施例の要部構成を示
し、13はパッシブフィルタである。すなわち、図3にお
いては、ダンピング回路としてのダンピング抵抗 133お
よびダンピングコンデンサ 134が直列に接続され、この
ダンピング回路が共振コンデンサ 131に並列に接続さ
れ、この並列接続回路に共振リアクトル 132が直列接続
されてパッシブフィルタ13が構成されている。
【0011】かようにして、図1例では共振コンデンサ
121に並列に接続されたダンピング抵抗 123に流れる基
本波電流による抵抗損失が発生するが、図2例は、ダン
ピングコンデンサ 134がダンピング抵抗 133に流れる基
本波電流を微小となるようにして抵抗損失を抑え、しか
も図2と同様の周波数特性を有するパッシブフィルタを
実現できる。
【0012】ここで、図1および図3に示したダンピン
グ回路としてのダンピング抵抗およびダンピングコンデ
ンサは定格の小さいもので、十分な反共振周波数でのダ
ンピング効果を得ることができる。例えば、電流源等お
よび図3における共振コンデンサ 131,共振リアクトル
132が前述した定数と同じ値をもち、ダンピングコンデ
ンサ 134を0.5μFおよびダンピング抵抗 133を75
Ωとした場合、直列共振周波数Fn(=20kHz),
そのときの電源電流(Is=N=0.02A)、反共振
周波数Fx(=9.2kHz),そのときの電源電流
(Is=X’=6.5A)および共振コンデンサ 131の
電流(=6.1A)となる。
【0013】さらに、例えばダンピングコンデンサ 134
のみを0.5μFから2μFに変更したとき、直列共振
周波数Fn(=20kHz),そのときの電源電流(I
s=N=0.02A)、反共振周波数Fx(=9.3k
Hz),そのときの電源電流(Is=X’=54A)お
よび共振コンデンサ 131の電流(=53A)となる。こ
のようにして、共振コンデンサ 131(例えば1.5μ
F)の定数よりも、大きな値をもつダンピングコンデン
サ 134(例えば2μF)でダンピング回路を構成するこ
とにより、反共振周波数Fxでのダンピング電流を大き
くでき、共振周波数での吸収効果を損うことなく、より
大きなダンピング効果をもたせることができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、共振コンデンサに格別なダンピング回路を併設する
ことにより、直列共振による高調波吸収作用を損なわず
並列共振による高調波拡大を抑制した簡便な装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2は本発明を実施した場合の電源電流の周波
数特性を示す図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す構成図であ
る。
【図4】図4は従来技術を説明するため示した構成図で
ある。
【図5】図5は従来技術による電源電流の周波数特性を
示す図である。
【符号の説明】
11 パッシブフィルタ 111 共振コンデンサ 112 共振リアクトル 113 ダンピング抵抗 2 電源リアクトル 3 電流源 4 電源抵抗 12 パッシブフィルタ 121 共振コンデンサ 122 共振リアクトル 123 ダンピング抵抗 13 パッシブフィルタ 131 共振コンデンサ 132 共振リアクトル 133 ダンピング抵抗 134 ダンピングコンデンサ Is 電源電流 Fn 直列共振周波数 Fx 反共振周波数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振リアクトルと共振コンデンサの直列
    共振回路により交流系統に存在する高調波電流を吸収す
    るパッシブフィルタにおいて、前記共振コンデンサにダ
    ンピング抵抗を並列接続するとともに、該並列接続回路
    に前記共振リアクトルを直列接続して成ることを特徴と
    するパッシブフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記ダンピング抵抗にダンピングコンデ
    ンサを直列接続した請求項1記載のパッシブフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記ダンピングコンデンサの定数を共振
    コンデンサの定数よりも大きな値に選定してダンピング
    電流を大きくした請求項2記載のパッシブフィルタ。
JP7159875A 1995-06-02 1995-06-02 パッシブフィルタ Pending JPH08331761A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102364800A (zh) * 2011-09-16 2012-02-29 中冶南方工程技术有限公司 基于多目标优化算法的无源滤波器参数设计方法
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