JPH08331544A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH08331544A
JPH08331544A JP7136791A JP13679195A JPH08331544A JP H08331544 A JPH08331544 A JP H08331544A JP 7136791 A JP7136791 A JP 7136791A JP 13679195 A JP13679195 A JP 13679195A JP H08331544 A JPH08331544 A JP H08331544A
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JP
Japan
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signal
encryption
circuit
data
decryption
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Pending
Application number
JP7136791A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayakawa
弘之 早川
Kenji Katsumata
賢治 勝又
Satoru Mio
識 三尾
Satoshi Iimuro
聡 飯室
Takanori Eda
隆則 江田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重化したチャンネル毎に異なる方式で暗号
されたデジタル信号を復号したり、新しい暗号化方式に
対応する拡張性を持つ信号処理装置を提供することにあ
る。 【構成】 受信端末100に、信号受信手段110と、
データ抽出手段130と、暗号識別手段140と、少な
くとも2つ以上の暗号復号手段150,151と、信号
選択手段160と、信号形式変換手段170及び180
を設けることで、伝送されてきた信号中から特定のチャ
ンネルのデータのみを選択し、暗号を復号してデータを
視聴することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したデジタル信号
を復号及び伝送する信号処理装置に関し、特に復号及び
伝送されるデジタル信号の著作権やプライバシー情報を
保護しつつ、複数のデジタル信号が多重化されたデジタ
ル信号の復号や伝送を可能とするのに適した信号処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のデジタル信号の多重化伝送、受信
及び復号に関する技術は、例えば、特公平6ー5497
3に記載されている。
【0003】上記従来技術では、デジタルオーディオ信
号と他のデジタル信号を多重化手段により多重化し、各
端末毎に受信の許可か不許可かを示すサービスデータを
付加したデジタル信号をCATVラインで伝送する技術
が述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、複
数のデジタル信号の多重化伝送、受信及び復号に関する
技術について述べられている。しかしながら、多重化し
たデジタル信号毎に異なる方式で暗号されたデジタル信
号を復号したり、新しい暗号化方式に対応する拡張性を
持たせる方法及び技術については何ら開示されていな
い。
【0005】本発明の目的は、復号及び/又は伝送され
るデジタル信号の著作権やプライバシー情報を保護する
信号処理装置を提供し、特に多重化したチャンネル毎に
異なる方式で暗号されたデジタル信号を復号したり、新
しい暗号化方式に対応する拡張性を持つ信号処理装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下に示すような、信号を受信する信号受
信手段と、信号受信手段から入力されたデジタル信号中
から特定の属性情報を含むデータ列のみを抽出するデー
タ抽出手段と、データ抽出手段から入力されるデータ列
中に含まれる暗号識別情報を抽出し、制御信号を出力す
る暗号識別手段と、上記データ抽出手段から入力された
データ列の暗号を復号する少なくとも2つ以上の暗号復
号手段と、少なくとも2つ以上の暗号復号手段で復号さ
れた各デジタル信号から1つを選択し出力する信号選択
手段と、信号選択手段の出力するデジタル信号の形式変
換する信号形式変換手段と、信号形式変換手段の出力す
る信号を装置外部へ出力する少なくとも1つ以上の信号
出力手段と、から構成される。
【0007】
【作用】信号受信手段により、伝送されてきた信号を受
信する。そして、データ抽出手段により、信号受信手段
から入力されるデジタル信号中から特定の属性情報を含
むデータ列のみを識別し抽出する。
【0008】暗号識別手段によりデータ抽出手段から入
力されるデータ列中に含まれる暗号識別情報を抽出し、
制御信号を出力する。少なくとも2つ以上の暗号復号手
段により、上記データ抽出手段から入力されたデータ列
の暗号を復号し、信号選択手段に対し出力する。
【0009】信号選択手段により、少なくとも2つ以上
の暗号復号手段から入力された各デジタル信号中から、
上記暗号識別手段から入力される制御信号に応じて1つ
の入力信号を選択し出力する。信号形式変換手段により
信号選択手段の出力するデジタル信号の形式変換する。
そして、少なくとも1つ以上の信号出力手段により、信
号形式変換手段の出力する信号を装置外部へ出力する。
【0010】このように、信号処理装置に信号受信手段
と、データ抽出手段と、暗号識別手段と、少なくとも2
つ以上の暗号復号手段と、信号選択手段と、信号形式変
換手段を設けることで、伝送されてきた信号中から特定
のチャンネルのデータのみを選択し、暗号を復号してデ
ータを視聴することができるようになる。
【0011】また、暗号識別手段と、信号選択手段に複
数の入力を持つことで、新たな暗号復号手段を増設する
ことが可能となり、新たな暗号方式で暗号化された信号
が伝送されて来ても、信号処理装置自身を改造すること
なく、新たな暗号復号手段を増設することで、新たな暗
号方式に対応できるようになる。
【0012】その結果、伝送する信号の用途、使用条
件、契約条件などに適した暗号化方式を採用することが
でき、復号及び伝送されるデジタル信号の著作権やプラ
イバシー情報を保護することができる。したがって、複
数の情報提供者が個々の暗号化方式を採用することが可
能となり、複数の情報提供者が1つの回線を共有可能と
なる。また、送信設備や同一回線を共有することで、安
価に情報を提供することが可能となる。
【0013】本発明によれば、伝送されてくる信号を受
信し、暗号を復号し再生する信号処理装置に対して、暗
号識別手段と、複数の暗号復号手段と信号選択手段を持
つ構成とすることで、複数の暗号化方式に対応可能な信
号処理装置を提供することができる。また、伝送及び復
号される情報の著作権やプライバシー情報を保護し、安
価な情報を受信することのできる信号処理装置を提供す
ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1に従い説明する。図
1に示す実施例では、本発明を光ケーブルや同軸ケーブ
ルを利用したデジタルCATV(Cable Tele
vision ケーブルテレビジョン)システムや、通
信衛星を利用したデジタル衛星放送システムによる多チ
ャンネル有料デジタル放送の受信端末に適用した場合に
ついて説明する。
【0015】図1は、多チャンネル有料デジタル放送の
受信端末の内部構成を示すブロック図である。図1にお
いて、100は多チャンネル有料デジタル放送の受信端
末、200はTV受像機、300は受信端末と接続され
るゲーム機やPDA(Personal Digita
l Assistant 携帯情報端末)、パソコンな
どのコンピュータである。
【0016】まず、本発明を適用した受信端末100の
内部構成について説明する。受信端末100において、
101は受信信号入力端子、110はチューナ、120
は受信端末全体を制御するマイコン、130は第1のデ
ータ抽出回路、140は暗号識別回路、150は第1の
暗号復号回路、151は第2の暗号復号回路、160は
信号選択回路、170は例えばMPEG2(Movin
g PictureExperts Group ph
ase 2、メディア統合系動画像圧縮の国際標準)な
どのデコーダ、180はフォーマット変換回路、190
はTV受像機用信号出力端子、191はゲーム機やPD
A、パソコンなどのコンピュータ用データ出力端子であ
る。
【0017】発明の一実施例に挙げた受信端末100
は、複数の暗号復号回路を持つことが可能であるが、例
えば、暗号復号回路を2つ内蔵している場合について説
明する。デジタルCATVの場合、光ケーブルや同軸ケ
ーブルから伝送されてくる信号、また、デジタル衛星放
送システムの場合、受信アンテナで受信した信号は、受
信信号入力端子101を介し、受信端末100に入力さ
れる。
【0018】受信信号入力端子101を介し入力された
信号はチューナ110で復調される。図1では図示して
いないが、チューナ110の後段において、デジタル復
調、例えば同期検出、デインターリーブ、エラー訂正符
号によるエラー訂正などの処理が行われる。チューナ1
10から出力された多重化データは、データ抽出回路1
30に入力される。
【0019】図2にチューナ110が出力する多重化デ
ータの構成の一例を示す。多重化データは188バイト
単位のパケット構造になってり、複数のチャンネルのデ
ータが188バイトのパケット単位で時分割多重化され
ている。
【0020】図2において、500はヘッダ、510は
付加情報及び情報、520は同期ビット、530はパケ
ットID、540は暗号制御、550及び551はその
他の制御情報である。
【0021】1つのパケットは、4バイトのヘッダ50
0と184バイトの付加情報及び情報510から構成さ
れている。実際の番組内容のデータは付加情報及び情報
510に含まれている。
【0022】付加情報及び情報510を複数パケット
分、連結することで、一連のデータブロックが構成され
る。この一連のデータブロックには、映像、音声、文字
情報、コンピュータデータなどの情報に加え、付加情報
として、例えば、暗号方式の種別を示す暗号識別情報や
暗号解読のための鍵情報、各端末ごとに許可/不許可を
制御する情報、暗号解読用のソフトウェア、受信端末1
00のアプリケーションソフトウェアなどが含まれてい
る。
【0023】ヘッダ500は、8ビットの同期ビット5
20、13ビットのパケットID530、2ビットの暗
号制御情報540、その他の制御情報550及び551
の11ビットから構成されている。
【0024】同期ビット520は、すべてのパケットに
共通のデータ列が規定されており、これを連続検出する
ことにより、パケットの先頭を検出することができる。
13ビットのパケットID530は、188バイトのパ
ケットが属するチャンネル、映像データ、音声データ、
その他のデータ等のデータの種類が規定されている。暗
号制御情報540は、付加情報及び情報510が、暗号
化されているか否かが規定されている。その他の制御情
報550及び551が11ビット含まれているが、本実
施例では直接関係しないので省略する。
【0025】図1において、データ抽出回路130で
は、図2に示した同期ビット520を連続検出し、パケ
ットの先頭を検出して、パケットID530の位置を検
出しパケットID530を抽出する。そして、抽出した
パケットIDを検査して、目的のパケットIDがあるか
否かを検査する。データ抽出回路130はマイコン12
0からのコマンドに従って動作する。
【0026】図1では図示していないが、マイコン12
0は、視聴者が選択したチャンネルを、例えば、マウス
などのポインタ、リモコンやキーボードから取り込む。
これをマイコン120内で、目的のパケットIDに変換
し、これに対応したコマンドを発行して、データ抽出回
路130に対し目的のパケットIDを検出するよう指示
する。
【0027】データ抽出回路130は、検出したパケッ
トID530が目的のパケットIDであった場合、その
パケットの付加情報及び情報510を抽出し出力する。
また、暗号制御情報540の2ビットも合わせて出力す
る。
【0028】データ抽出回路130から出力された付加
情報及び情報510及び暗号制御情報540は、暗号識
別回路140、第1の暗号復号回路150及び第2の暗
号復号回路151に入力される。
【0029】暗号識別回路140は、暗号制御情報54
0を検査し、データ抽出回路130から出力された付加
情報及び情報510が暗号化されているか否か検査す
る。暗号化されていない場合は、無料情報フラグを発行
し、マイコン120に対し出力する。これを受けてマイ
コン120は、第1の暗号復号回路150及び第2の暗
号復号回路151に対しコマンドを発行し、第1の暗号
復号回路150及び第2の暗号復号回路151の動作を
抑制させるよう指示する。
【0030】一方、暗号制御情報540を検査した結
果、暗号化されていると判定された場合、付加情報及び
情報510中に含まれている暗号識別情報を検索する。
そして、抽出した暗号識別情報を検査し、暗号化方式を
判定する。第1の暗号復号回路150又は第2の暗号復
号回路151で復号できる暗号化方式か、それら以外の
方式であるか判定する。
【0031】識別された暗号化方式が受信端末100内
に内蔵されている暗号復号回路で復号できない暗号化方
式である場合、暗号識別回路140は、未対応フラグを
発行しマイコン120に対して復号できないことを伝え
る。これを受けてマイコン120は復号できないこと
を、例えば、TV受像機200に表示して視聴者に伝え
る。
【0032】一方、受信端末100内に内蔵されている
暗号復号回路で復号できる信号である場合、所定の暗号
復号回路を動作させるようコマンドを発行し、それ以外
の暗号復号回路の動作を抑制させるよう指示する。ま
た、信号選択回路に対し、所定の暗号復号回路からの入
力を選択するようコマンドを発行する。
【0033】暗号識別回路140がデータ抽出回路13
0から出力された付加情報及び情報510が、例えば、
第1の暗号復号回路150で復号できると判定した場
合、暗号識別回路140からのコマンドを受けて第1の
暗号復号回路150が動作開始する。
【0034】図3は、第1の暗号復号回路150の内部
構成の一例を示すブロック図である。図3において、4
10は初期値分離回路、420はICカード、430は
マイコン、440は第1の乱数発生回路、450は第2
の乱数発生回路、460は復号回路である。
【0035】まず、第1の暗号復号回路150内のマイ
コン430により、暗号制御情報540の状態を示すマ
イコン120からのコマンドに応じて第1の暗号復号回
路150を動作させるか否かを決定する。入力された付
加情報及び情報510が暗号化されていない場合、第1
の暗号復号回路150に入力された信号をそのまま出力
する。
【0036】一方、暗号化されている場合、付加情報及
び情報510中から、例えば、暗号解読のための鍵情報
や各端末ごとに許可/不許可を制御する情報、暗号解読
用のソフトウェア、受信端末100のアプリケーション
ソフトウェアを検出する。検出した暗号解読用のソフト
ウェアにより、第1の暗号復号回路150のマイコン4
30を初期化する。また、各端末ごとに許可/不許可を
制御する情報の中から、契約者固有のIDと一致するI
Dを検出して、復号が許可/不許可を判定する。
【0037】復号許可と判定された場合、データ抽出回
路130から入力された付加情報及び情報510は、ま
ず、第1の暗号復号回路150内の初期値分離回路41
0に入力される。
【0038】初期値分離回路410では、入力された付
加情報及び情報510中から暗号解読のための鍵情報と
なる暗号の初期値を分離する。分離した暗号の初期値は
第1の乱数発生回路440に入力される。第1の乱数発
生回路440は、例えば、PN符号発生回路で構成され
ており、入力された暗号の初期値をPN符号発生の初期
値とし、例えば、数分に1回PN符号を発生する乱数発
生回路である。出力されたPN符号は、第2の乱数発生
回路450に入力される。
【0039】第2の乱数発生回路450も、例えば、P
N符号発生回路で構成されており、第1の乱数発生回路
440より入力されたPN符号を、PN符号発生の初期
値として新たなPN符号を発生させる。したがって、第
2の乱数発生回路450から出力されるPN符号は、そ
の発生の初期値が例えば、数分に1回更新されるため匿
秘性の高い乱数となっている。
【0040】第2の乱数発生回路450から出力された
PN符号は、復号回路460に入力される。復号回路4
60は、例えば、初期値分離回路410から入力される
暗号化情報と、第2の乱数発生回路450から入力され
るPN符号の排他的論理和をとる回路から構成されてい
る。そして、初期値分離回路410から入力される暗号
化データと第2の乱数発生回路450から入力されるP
N符号の排他的論理和をとることで、初期値分離回路4
10から入力される暗号化データを復号し出力する。
【0041】そして、復号したデータ中の受信端末10
0のアプリケーションソフトウェアをマイコン120に
取り込む。これにより、例えば、番組選択画面を表示し
たするなど受信端末100の基本ソフトウェアを起動し
たり、選択した番組情報を復号して番組を視聴したりす
ることができる。
【0042】一方、暗号復号を拒否と判定された場合、
マイコン430は、第1の乱数発生回路440のPN符
号発生を抑制し、復号を行わないモードに遷移させ、マ
イコン120を介し、例えば、契約外のチャンネルであ
ることを表示させる。
【0043】図3において、マイコン430と第1の乱
数発生回路440を、例えば、受信端末100から着脱
可能なICカード420内に内蔵し、契約者固有のID
を記憶することで、暗号のアルゴリズムを定期的に更新
したり、課金することができるようになる。
【0044】視聴を希望する視聴者は、番組提供者と視
聴契約を交わした後、ICカード420を入手すること
で暗号化された情報を復号することができる。また、I
Cカード420に契約者固有のIDを記憶することで、
受信端末100を無個性化し生産コストを下げることが
できる。
【0045】そして、第1の暗号復号回路150によ
り、復号された信号は信号選択回路160に入力され
る。信号選択回路160は、第1の暗号復号回路150
及び151から入力される信号の内から1つを選択し出
力する。信号選択回路160において、どの入力信号を
選択して出力するかは、受信端末100を制御するマイ
コン120が発生するコマンドに従って動作する。
【0046】信号選択回路160から出力された復号信
号は、例えば、MPEG2デコーダ170に入力され
る。入力された復号信号は、MPEG2デコーダ170
で伸張処理され、映像データ、音声データ、文字データ
などに復元され出力される。
【0047】そして、例えば、映像データの場合、映像
データはフォーマット変換回路180に入力される。T
V受像機200が例えば、NTSC方式の場合、同期信
号を付加したり、コンポジット信号に変換され、D/A
され、TV受像機用信号出力端子170を介して、TV
受像機200に入力される。また、TV受像機200が
コンピュータ用のCRTの場合、RGB信号に変換さ
れ、同様にTV受像機用信号出力端子190を介して、
TV受像機200に入力される。
【0048】また、MPEG2デコーダ170で伸張処
理された信号が文字データやコンピュータデータであっ
た場合、フォーマット変換回路180で、例えば、RS
ー232CやRS−422Aの形式に変換され、コンピ
ュータ用データ出力端子191を介して、受信端末10
0と接続されたコンピュータ300に入力される。
【0049】MPEGなどの高能率符号化を行うことに
より、1つの回線に複数のチャンネルを設定し、複数の
情報を同時に伝送することが可能となる。また、情報が
デジタル化されて伝送されるため、情報の違法な複製や
盗聴を防止し、伝送される情報の著作権やプライバシー
情報を保護することが必要不可欠となる。したがって、
チャンネル毎に、違う情報提供者が独自の暗号化方式を
用いて放送を行う要求も出てくる。そこで、チャンネル
毎に異なる暗号化方式で放送が行われた場合、同一の受
信端末100で対応できるように、暗号復号回路を増設
できるよう増設用のスロットを設ける。また、信号選択
回路160の入力を増設用のスロットの数に合わせて用
意しておくことで、新たな暗号化方式に対応することが
できる。
【0050】上記の一実施例では、情報の伝送媒体とし
て、光ケーブルや同軸ケーブルを利用したデジタルCA
TVシステムや、通信衛星を利用したデジタル衛星放送
システムを例にあげたが、その他の伝送システム、例え
ば、電話回線を用いた通信システムや、地上波を用いた
デジタル地上放送などでも実施可能である。
【0051】上記の実施例では、データの再生媒体とし
て、TV受像機300やコンピュータ400を例にあげ
たが、例えば、VTRや光磁気ディスク、磁気ディス
ク、半導体メモリ装置などの記録媒体に置き換えること
も可能である。
【0052】また、上記の一実施例では、暗号識別部分
を暗号識別回路140として実現したが、マイコン12
0においてソフトウェアで処理することも可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、伝送されてくる信号を
受信し、暗号を復号し再生する信号処理装置に対して、
第2の信号処理装置を増設できる構成とすることで、複
数の暗号化方式に対応可能な信号処理装置を提供するこ
とができる。また、伝送及び/又は復号される情報の著
作権やプライバシー情報を保護し、安価な情報を受信す
ることのできる信号処理装置を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した受信端末の内部構
成を示すブロック図である。
【図2】チューナ110が出力する多重化データのフォ
ーマットを示す構成図である。
【図3】図1に示した第1の暗号復号回路150の内部
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 受信端末 110 チューナ 120 マイコン 130 データ抽出回路 140 暗号識別回路 150 第1の暗号復号回路 151 第2の暗号復号回路 160 信号選択回路 170 MPEG2デコーダ 180 フォーマット変換回路 200 TV受像機 300 コンピュータ 410 初期値分離回路 420 ICカード 440 第1の乱数発生回路 450 第2の乱数発生回路 460 復号回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三尾 識 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 飯室 聡 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 江田 隆則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を受信する信号受信手段と、 前記信号受信手段から入力されたデジタル信号中から特
    定の属性情報を含むデータ列のみを抽出するデータ抽出
    手段と、 前記データ抽出手段から入力される各データ列中に含ま
    れる暗号識別情報を抽出し、制御信号を出力する暗号識
    別手段と、 前記データ抽出手段から入力されたデータ列の暗号を復
    号する少なくとも2つ以上の暗号復号手段と、 前記少なくとも2つ以上の暗号復号手段で復号された各
    デジタル信号から、前記暗号識別手段の出力する制御信
    号に応じて1つを選択し出力する信号選択手段と、 前記信号選択手段の出力するデジタル信号の形式変換す
    る信号形式変換手段と、 前記信号形式変換手段の出力する信号を装置外部へ出力
    する少なくとも1つ以上の信号出力手段とを有すること
    を特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 少なくとも2つ以上の暗号複号手段は、多重化したデジ
    タル信号毎に異なる方式で暗号されたデジタル信号を復
    号することを特徴とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 暗号識別手段は、受信されたデジタル信号が内蔵された
    少なくとも2つ以上の暗号復号手段で復号できない暗号
    化方式であることを識別し表示指示することを特徴とす
    る信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、 暗号復号手段は、着脱可能で乱数発生回路を含むICカ
    ードを内蔵するものであることを特徴とする信号処理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002281018A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Toshiba Corp 受信端末装置及び暗号方式更新方法
WO2013168469A1 (ja) * 2012-05-10 2013-11-14 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、ストリーム送受信システムおよび電子機器

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