JPH08330955A - 信号処理用位相同期方式 - Google Patents

信号処理用位相同期方式

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JPH08330955A
JPH08330955A JP7131399A JP13139995A JPH08330955A JP H08330955 A JPH08330955 A JP H08330955A JP 7131399 A JP7131399 A JP 7131399A JP 13139995 A JP13139995 A JP 13139995A JP H08330955 A JPH08330955 A JP H08330955A
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JP
Japan
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signal
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digital
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JP7131399A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hase
健一 長谷
Ryutaro Hotta
龍太郎 堀田
Kunio Watanabe
国夫 渡邉
Takashi Nara
孝 奈良
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ディジタル信号処理回路の位相同期を行うタイ
ミング抽出部を、アナログ信号6から初期位相検出手段
1と、サンプリングされたディジタル信号から位相検出
手段3と、初期位相検出手段1およびその出力に応じて
同期クロック8を生成する手段2で構成し、初期位相検
出手段1で、タイミング抽出開始時の初期位相差を検出
する。 【効果】ディジタル初期位相検出回路の同期クロック生
成回路を初期化するまでのクロック遅延を短縮し、ディ
ジタル位相検出の動作開始時期が早まり、精度も十分確
保されるため、位相同期に要する引込み時間を全体とし
て短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理用位相同期方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の信号処理用位相同期方式を、以
下、図13を用いて説明する。
【0003】図13は従来の信号処理用位相同期回路の
ブロック図を示したもので、タイミング抽出開始時の初
期位相差検出を行うディジタル初期位相検出300、タ
イミング抽出時の位相差検出を行うディジタル位相検出
3、ディジタル初期位相検出300、およびディジタル
位相検出3の出力信号から同期クロック8を生成する同
期クロック生成2、さらに、同期クロック生成2で生成
した同期クロック8で動作し、波形等化を行なうトラン
スバーサルフィルタ4、およびアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するADC5で構成し、全体として位相同
期ループを構成する。
【0004】次に、同図を用いて従来の信号処理用位相
同期回路のタイミング抽出開始時の動作を説明する。磁
気ディスク等から読みだされた再生データのアナログ信
号6はトランスバーサルフィルタ4に入力し、サンプリ
ングデータとして波形等化を行い、さらに、ADC5で
ディジタル信号7に変換して出力する。この時、トラン
スバーサルフィルタ4、およびADC5は、位相同期さ
れていない同期クロック8で動作している。ディジタル
信号7は、ディジタル初期位相検出300に入力し、初
期位相差を検出し、同期クロック生成2で生成する同期
クロック8のタイミングの初期化を行う。その後、ディ
ジタル位相検出3の出力で同期クロック生成2が位相同
期を行い、同期クロック8をディジタル信号7に同期さ
せる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、精
度良く同期クロック8の初期位相を検出するために、デ
ィジタル信号7を用いたディジタル初期位相検出を行っ
ていたが、トランスバーサルフィルタ4、およびADC
5は、共に同期クロック8で動作するためクロック遅延
が存在する。従ってアナログ信号6のタイミング抽出、
すなわち位相同期動作を開始してから、ディジタル位相
検出300が動作するまでの遅延時間、および同期クロ
ック生成2で初期化された同期クロック8でサンプリン
グされたアナログ信号のデータが、ディジタル位相検出
3に入力されるまでの遅延時間は、実際の位相同期動作
が行えず、位相同期に要する引込み時間が全体として長
くなってしまうという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ディジタル初期位相検出
300が同期クロック生成2を初期化するまでのクロッ
ク遅延を短縮し、精度を落すことなく、位相同期に要す
る引込み時間を全体として短縮することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は連続するアナログ信号を、サンプリングさ
れたディジタル信号に変換して処理を行うディジタル信
号処理回路の位相同期を行うタイミング抽出部を、アナ
ログ信号から初期位相差を検出する手段と、サンプリン
グされたディジタル信号から位相差を検出する手段と、
初期位相差を検出する手段および位相差を検出する手段
の出力に応じて同期クロックを生成する手段で構成し、
アナログ信号から初期位相差を検出する手段で、タイミ
ング抽出開始時の初期位相差を検出することにより実現
される。
【0008】
【作用】タイミング抽出開始時において、アナログ信号
から初期位相差を検出する手段は、タイミング抽出開始
時の初期位相差を検出し、同期クロックを生成する手段
は、初期位相差を検出する手段の出力に応じて、同期ク
ロックの出力タイミングの初期化を行う。その後、サン
プリングされたディジタル信号から位相差を検出する手
段は、初期化された同期クロックでサンプリングされた
信号から位相差検出を行い、さらに同期クロックを生成
する手段は、位相差を検出する手段の出力に応じて出力
する同期クロックのタイミング調整を行い、位相同期動
作を行う。
【0009】これにより、ディジタル初期位相検出30
0が同期クロック生成2を初期化するまでのクロック遅
延を短縮し、かつ、ディジタル位相検出の動作開始時期
が早まり、精度も十分確保されるため、位相同期に要す
る引込み時間を全体として短縮することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1、図2、図
3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図
11および図12を用いて説明する。
【0011】図1は本発明による初期位相差検出方式の
第1の構成例のブロック図で、タイミング抽出開始時の
初期位相差検出を行うアナログ初期位相検出1、タイミ
ング抽出時の位相差検出を行うディジタル位相検出3、
アナログ初期位相検出1、およびディジタル位相検出3
の出力信号から同期クロック8を生成する同期クロック
生成2、さらに、同期クロック生成2で生成した同期ク
ロック8で動作し、波形等化を行なうトランスバーサル
フィルタ4、およびアナログ信号をディジタル信号に変
換するADC5で構成し、全体として位相同期ループを
構成する。
【0012】次に、同図を用いて、本発明の信号処理用
位相同期回路の第1の構成例の動作を説明する。磁気デ
ィスク等から読みだされた再生データのアナログ信号6
は、アナログ初期位相検出1に入力し、初期位相差を検
出し、同期クロック生成2で生成する同期クロック8の
タイミングの初期化を行う。初期化された同期クロック
8は、トランスバーサルフィルタ4を動作し、アナログ
信号6を、サンプリングデータとして波形等化し、さら
に、ADC5でディジタル信号7に変換して出力する。
ディジタル信号7は、ディジタル位相検出3に入力し、
位相差検出を行い、その出力で同期クロック生成2が位
相同期を行う。これにより、同期クロック8をディジタ
ル信号に同期させる。
【0013】したがって、従来のディジタル初期位相検
出300が同期クロック生成2を初期化するまでのクロ
ック遅延を短縮し、かつ、ディジタル位相検出の動作開
始時期が早まり、精度も十分確保されるため、位相同期
に要する引込み時間を全体として短縮することができ
る。
【0014】図2は本発明による初期位相差検出方式の
第2の構成例を示した図で、タイミング抽出開始時の初
期位相差検出を行うアナログ初期位相検出1、タイミン
グ抽出時の位相差検出を行うディジタル位相検出3、ア
ナログ初期位相検出1、およびディジタル位相検出3の
出力信号から同期クロック8を生成する同期クロック生
成2、さらに、同期クロック生成2で生成した同期クロ
ック8で動作し、アナログ信号をディジタル信号に変換
するADC5、およびディジタル信号の波形等化を行う
ディジタルFIRフィルタ9で構成し、全体として位相
同期ループを構成する。
【0015】次に、同図を用いて、本発明の信号処理用
位相同期回路第2の構成例の動作を説明する。磁気ディ
スク等から読みだされた再生データのアナログ信号6
は、アナログ初期位相検出1に入力し、初期位相差を検
出し、同期クロック生成2で生成する同期クロック8の
タイミングの初期化を行う。初期化された同期クロック
8は、ADC5を動作し、サンプリングされたディジタ
ル信号に変換し、さらに、ディジタルFIRフィルタ9
を動作し、波形等化を行い、ディジタル信号7として出
力する。ディジタル信号7は、ディジタル位相検出3に
入力し、位相差検出を行い、その出力で同期クロック生
成2が位相同期を行う。これにより、同期クロック8を
ディジタル信号に同期させる。
【0016】したがって、第1の構成例同様、従来のデ
ィジタル初期位相検出300が同期クロック生成2を初
期化するまでのクロック遅延を短縮し、かつ、ディジタ
ル位相検出の動作開始時期が早まり、精度も十分確保さ
れるため、位相同期に要する引込み時間を全体として短
縮することができる。
【0017】図3は図1および図2に示すアナログ初期
位相差検出回路1の構成例を示した図で、微分回路1
0、ゼロクロス検出を行うCMP11、信号のピークの
位置を検出するピーク位置検出12、ピーク位置検出の
出力、ピーク位置信号13から、初期位相差検出信号1
5を生成する初期位相差検出信号生成回路14、および
ピークの存在の有無を示すゲート信号を生成するゲート
信号生成16で構成する。
【0018】次に、同図を用いて図1および図2に示す
アナログ初期位相差検出回路1の構成例の動作を説明す
る。磁気ディスク等から読みだされた再生データのアナ
ログ信号6は、微分回路10に入力し、微分処理された
後、CMP11で電圧V0と比較され、ゼロクロス検出
した後、ピーク位置検出回路12に入力する。さらにア
ナログ信号6は、ゲート信号生成回路16にも入力し、
レベル検出したゲート信号を生成し、ピーク検出回路1
2に入力する。ピーク検出回路12では、ゼロクロス信
号と、ゲート信号からピーク位置を検出し、ピーク位置
信号13を出力する。ピーク位置信号13は、初期位相
差検出信号生成回路14に入力し、必要に応じて処理を
行い、初期位相差検出信号15を出力する。
【0019】図4は図3に示すアナログ初期位相差検出
回路1の検出方式について、アナログ信号6、ピーク位
置信号13、および同期クロック生成2の出力信号であ
る同期クロック8の二つの初期位相差ゼロタイミング1
7、および18で示したものである。初期位相差17
は、同期用の周期パターンであるアナログ信号6のピー
クの位置に、同期クロック8のタイミングを合わせてい
る例で、位相同期用のアナログ信号6を[0,−1,
0,1]の三値に等化する信号処理に適用する場合の例
である。初期位相差18は、初期位相差17に対して、
位相が180度ずれた信号で、デューティ比が50%の
場合は、初期位相差17の反転信号と同じタイミングと
なる。初期位相差18は、位相同期用のアナログ信号6
を[−1,−1,1,1]の二2値に等化する信号処理
に適用する場合の例である。初期位相差17、および1
8は、共にピーク位置信号13のタイミングから生成で
き、さらにこれらの信号を用いて、初期位相差検出信号
15のタイミングを生成することができることとを示
す。
【0020】図5は図1および図2に示す同期クロック
生成回路2の第1の構成例を示した図で、ディジタル信
号を電流に変換する電流出力DAC20、電流を電圧に
変換するループフィルタ21、入力電圧に応じた周波数
のm相のクロックを出力するVCOa22、およびVC
Oa22のm相のクロックから必要なクロックを選択す
るタイミング選択23で構成する。
【0021】次に、同図を用いて図1および図2に示す
同期クロック生成回路2の第1の構成例の動作を説明す
る。タイミング選択回路23は、タイミング抽出開始
時、アナログ初期位相差検出回路1の生成した初期位相
差検出信号15により、初期状態で発振しているVCO
a22のm相のクロックの中から初期位相の最も近い位
相差のクロックを同期クロック8として出力する。タイ
ミング抽出時は、ディジタル位相検出3の生成する位相
差検出信号19を、電流出力DAC20に入力し、ルー
プフィルタ21で電圧に変換し、VCOa22の出力ク
ロック周波数を制御する。これにより、全体として位相
同期ループを構成し、ディジタル信号7に同期クロック
8を同期させる。
【0022】図6は図1および図2に示す同期クロック
生成回路2の第2の構成例を示した図で、ディジタル信
号を電流に変換する電流出力DAC20、電流を電圧に
変換するループフィルタ21、入力電圧に応じた周波数
のクロックを出力するVCOb24、およびVCOb2
4の発振開始タイミングの制御を行うVCO初期化回路
25で構成する。
【0023】次に、同図を用いて図1および図2に示す
同期クロック生成回路2の第2の構成例の動作を説明す
る。VCO初期化回路25はタイミング抽出開始時、ア
ナログ初期位相差検出回路1の生成した初期位相差検出
信号15により、VCOb24の発振開始タイミングの
制御を行い、初期位相を合わせた状態でVCOb24を
初期化し、同期クロック8を出力する。タイミング抽出
時は、ディジタル位相検出3の生成する位相差検出信号
19を、電流出力DAC20に入力し、ループフィルタ
21で電圧に変換し、VCOb24の出力クロック周波
数を制御する。これにより、全体として位相同期ループ
を構成し、ディジタル信号7に同期クロック8を同期さ
せる。
【0024】図7は図1および図2に示すディジタル位
相検出回路3の第1の構成例を示した図で、二つのコン
パレータCMP100,101、二つの遅延回路D10
2,103、二つの掛け算機MUL104,105およ
び加算機SUM106で構成する。
【0025】タイミング抽出時は、ディジタル信号7か
ら、コンパレータCMP101で[+1,−1]の2値
の期待値を生成し、遅延データと積和演算回路で位相引
込み用の演算を行い、位相差検出信号19を出力する。
データ読みだし時は、コンパレータCMP100で[+
1,0,−1]の3値の期待値を生成し、追従用の演算
を行い、位相差検出信号19を出力する。これらの演算
処理の切り換えは、同期/追従信号107で行なう。
【0026】また、この時コンパレータCMP101の
期待値生成で、同期パターンの周期性を用いてヒステリ
シスを持たせてもよい。
【0027】図8は図1および図2に示すディジタル位
相検出回路3の第2の構成例を示した図で、コンパレー
タCMP100、二つの遅延回路D102,103、二
つの掛け算機MUL104,105、加算機SUM10
6、同期パターンを認識するパターン認識108、およ
び演算シーケンスを制御するシーケンス制御109で構
成する。
【0028】タイミング抽出時は、まずディジタル信号
7から、パターン認識108が同期パターンの認識を行
い、シーケンス制御109で周期的な期待値の生成し、
遅延データと積和演算回路で位相引込み用の演算を行
い、位相差検出信号19を出力する。データ読みだし時
は、コンパレータCMP100で3値の期待値を生成
し、追従用の演算を行い、位相差検出信号19を出力す
る。これらの演算処理の切り換えは、同期/追従信号1
07で行なう。
【0029】図9は図1に示すトランスバーサルフィル
タ4の構成例を示した図で、二つのトラック&ホールド
回路で構成するn個のアナログ遅延素子110,11
1,112、n個の係数掛け算機K1−113,K2−
114,Kn−115、n個のラッチ用のトラック&ホ
ールド回路116,117,118、加算回路SUM1
19、およびラッチ用のトラック&ホールド回路120
で構成する。
【0030】トランスバーサルフィルタ4は、二つのサ
ンプリングクロック1−123,2−122で動作し、
アナログ信号6を波形等化し、サンプリングアナログ信
号121を出力する。またこの時、n個の係数掛け算機
K1−113,K2−114,Kn−115の係数値は
適応制御するのが好ましい。
【0031】図10は図2に示すディジタルFIRフィ
ルタ9の構成例を示した図で、n個のディジタル遅延素
子D125,126,127、n個の係数掛け算機K1
−128,K2−129,Kn−130、加算回路SU
M131、およびラッチ回路132で構成する。
【0032】ディジタルFIRフィルタ9は、サンプリ
ングクロック134で動作し、ディジタル信号入力12
4を波形等化し、ディジタル信号出力133を出力す
る。またこの時、n個の係数掛け算機K1−128,K
2−129,Kn−130、の係数値は、適応制御する
のが好ましい。
【0033】図11は図1および図2に示すADC回路
5の構成例を示した図で、n個の分割抵抗R135,1
36,137,138、n個のコンパレータCMP13
9,140,141,142,143,144、n個の
コンパレータの出力を符号化するエンコーダ145、デ
ータをラッチするラッチ146、および信号の入力範囲
を決める三つの電圧源V1−148,V2−149,V
3−150で構成する。
【0034】ADC回路5は、入力するサンプリングア
ナログ信号121、または、アナログ信号6の電圧レベ
ルを、n個の分割抵抗R135,136,137,13
8で決まる電圧とn個のコンパレータCMP139,1
40,141,142,143,144で比較し、その
結果をエンコーダ145で符号化し、ディジタル信号1
51として、サンプリングクロック147のタイミング
で出力する。
【0035】図12は本発明の信号処理用位相方式を用
いたシステムの一実施例の構成図を示したもので、磁気
ディスクに適応したシステムである。本発明の信号処理
用位相同期回路を含むディジタルデータ再生204を含
み、磁気ディスク等のメディアへの信号の読み書きを行
なうヘッド201、信号の増幅を行なうR/Wアンプ2
02、ノイズの除去および波形整形を行うプリイコライ
ザ203、データの復号を行う最尤復号213、記録符
号への符号化及び復号を行なうエンコーダ、デコーダ2
05、書き込みデータのプリコードを行うプリコーダ2
12、書き込みデータの書き込み補償を行う書き込み補
償211、データのコントロールを行なうHDC20
6、データのやり取りを行なうI/F209,HDC2
06、およびI/F209等の制御を行なうCPU20
7、データ、および処理内容を蓄えるメモリ208、お
よびデータの処理を行なうホスト210で構成される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、連続するアナログ信号
をサンプリングされたディジタル信号に変換して処理を
行うディジタル信号処理回路の位相同期を行うタイミン
グ抽出部を、アナログ信号から初期位相差を検出する手
段と、サンプリングされたディジタル信号から位相差を
検出する手段と、初期位相差を検出する手段および位相
差を検出する手段の出力に応じて同期クロックを生成す
る手段で構成し、アナログ信号から初期位相差を検出す
る手段で、タイミング抽出開始時の初期位相差を検出す
ることにより、ディジタル初期位相検出300が同期ク
ロック生成2を初期化するまでのクロック遅延を短縮
し、かつ、ディジタル位相検出の動作開始時期が早ま
り、精度も十分確保されるため、位相同期に要する引込
み時間を全体として短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の第1構成のブロック図。
【図2】本発明の一実施例の第2構成のブロック図。
【図3】図1及び図2のアナログ初期位相差検出回路の
構成のブロック図。
【図4】図1及び図2のアナログ初期位相差検出回路の
検出方式の説明図。
【図5】図1及び図2の同期クロック生成回路の第1構
成のブロック図。
【図6】図1及び図2の同期クロック生成回路の第2の
構成のブロック図。
【図7】図1及び図2のディジタル位相検出回路の第1
の構成のブロック図。
【図8】図1及び図2のディジタル位相検出回路の第2
の構成のブロック図。
【図9】図1のトランスバーサルフィルタのブロック
図。
【図10】図2のディジタルFIRフィルタのブロック
図。
【図11】図1及び図2のADC回路のブロック図。
【図12】本発明の一実施例のシステムのブロック図。
【図13】従来の初期位相差検出回路のブロック図。
【符号の説明】
1…アナログ初期位相検出、 2…同期クロック生成、 3…ディジタル位相検出、 4…トランスバーサルフィルタ、 5…ADC、 6…アナログ信号、 7…ディジタル信号、 8…同期クロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 孝 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続するアナログ信号を、サンプリングさ
    れたディジタル信号に変換して処理を行うディジタル信
    号処理回路のタイミング抽出部において、前記アナログ
    信号からタイミング抽出開始時の初期位相差を検出する
    ことを特徴とする信号処理用位相同期方式。
  2. 【請求項2】前記アナログ信号から初期位相差を検出す
    る手段と、前記初期位相差を検出する手段の出力に応じ
    て同期クロックを生成する手段とを具備し、前記アナロ
    グ信号から前記初期位相差を検出する手段で、タイミン
    グ抽出開始時の初期位相差を検出する請求項1に記載の
    信号処理用位相同期方式。
  3. 【請求項3】前記アナログ信号から初期位相差を検出す
    る手段と、前記ディジタル信号から位相差を検出する手
    段と、前記初期位相差を検出する手段および前記位相差
    を検出する手段の出力に応じて同期クロックを生成する
    手段とを具備し、前記アナログ信号から初期位相差を検
    出する手段で、タイミング抽出開始時の初期位相差を検
    出する請求項1に記載の信号処理用位相同期方式。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載の前記信号処
    理用位相同期方式を用いたタイミング抽出回路を有し、
    連続するアナログ信号を、サンプリングされたディジタ
    ル信号に変換して処理を行う信号処理用半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】記録媒体と、前記記録媒体への記録、およ
    び再生を行なうセンサと、前記センサの記録、および再
    生信号を処理する信号処理回路と、処理された記録再生
    信号をデータとして受渡しするインターフェース回路
    と、全体を制御するプロセッサを有する記録再生システ
    ムであって、請求項1,2,3または4に記載の信号処
    理用半導体集積回路を有する記録再生システム。
JP7131399A 1995-05-30 1995-05-30 信号処理用位相同期方式 Pending JPH08330955A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100776736B1 (ko) * 2005-12-28 2007-11-19 주식회사 하이닉스반도체 클럭 동기 장치
CN114002523A (zh) * 2021-10-18 2022-02-01 许继电气股份有限公司 一种分布式系统模块间数据实时同步采集方法及装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100776736B1 (ko) * 2005-12-28 2007-11-19 주식회사 하이닉스반도체 클럭 동기 장치
US7489168B2 (en) 2005-12-28 2009-02-10 Hynix Semiconductor Inc. Clock synchronization apparatus
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