JPH08329123A - パラメータ抽出システム - Google Patents

パラメータ抽出システム

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JPH08329123A
JPH08329123A JP7132059A JP13205995A JPH08329123A JP H08329123 A JPH08329123 A JP H08329123A JP 7132059 A JP7132059 A JP 7132059A JP 13205995 A JP13205995 A JP 13205995A JP H08329123 A JPH08329123 A JP H08329123A
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JP
Japan
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parameter
parameters
extraction system
combination
parameter extraction
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Application number
JP7132059A
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English (en)
Inventor
Motoaki Tanizawa
元昭 谷沢
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路シミュレータで使用するパラメータの抽
出の自動化を行い、作業負担の低減を図る。 【構成】 プロセッサはROMに格納されたプログラム
に基づき次の処理を実行する。先ず、パラメータの初期
値を元にした固有値解析により誤差関数の変化に敏感な
パラメータの組み合わせを求め、当該パラメータの組み
合わせと測定データとに基づく誤差関数Sの最小値を求
めて、その値が十分に小さいかを判断する。NOのとき
には、誤差関数Sの最小値を与えたパラメータに対する
新たなヤコビアンを用いて更に固有値解析を行い、誤差
関数の変化に敏感な新たなパラメータの組み合わせを求
め、このパラメータの組み合わせに対して同様の処理を
実施し、誤差関数Sの最小値又はパラメータの変化が十
分に小さいと判断されたときに処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LSI回路設計にお
いて使用する回路シミュレーションのためのモデルパラ
メータ抽出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のパラメータ抽出システム
における手順を示すフローチャートである。このシステ
ムでは、先ず、ユーザは、非線形最小二乗法をベースに
したオプティマイザの入力として、測定値に対して合わ
せ込もうとするフィッティング関数のパラメータの組み
合わせ(Pj)を指定する必要がある。即ち、ユーザは
どのパラメータを変化させるかを判断して、変化すべき
パラメータを指定する必要がある。
【0003】次に、動作について説明する。トランジス
タの電気特性の測定データをZi、それに対するフィッ
ティング関数(モデル式)での計算値をYiとして表わ
すものとして、誤差関数Sを数1のように定義する。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、mは測定点数である。又、計算値
Yiは数2で表わされるn個のパラメータPの関数であ
り、数3として表わされる。
【0006】
【数2】
【0007】
【数3】
【0008】オプティマイザは、誤差関数Sを最小にす
るようなパラメータPの値を数学的に求めるものであ
り、通常は以下に示す非線形最小二乗法を用いて反復計
算を行い、その収束解を最適パラメータP(*)に決定
する。
【0009】非線形最小二乗法では、数3のフィッティ
ング関数fiの各パラメータPj(j=1〜n)でのヤ
コビアン行列を次の数4として表わすと、数5を解くこ
とにより、各反復計算毎のパラメータPの変化分△Pが
求められる。
【0010】
【数4】
【0011】
【数5】
【0012】ここで、kを任意の整数とすると、(k+
1)回目の反復時でのパラメータP(k+1)は、k回
目でのパラメータP(k)より、数6として求められ
る。
【0013】
【数6】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のパラメータ抽出
システムは以上のように構成されているので、次のよう
な問題点がある。即ち、従来技術では、ユーザは最適化
するパラメータを指定しなければならず、しかもトラン
ジスタモデル式に精通していることが必要であり、その
ためユーザの知的負担が多大となる問題点があり、更に
最適化の対象となったパラメータの組み合わせによって
は抽出結果が異なる等の問題点がある。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、最適化するパラメータを自
動的にフィッティング可能としてユーザが上記パラメー
タを指定する必要性をなくし、ユーザの知的負担を低減
した抽出システムを提供することを目的とする。又、こ
の発明は、システムの拡張性の保持による作業の効率化
を図ること、プロセスのばらつきを考慮したパラメータ
の抽出を可能とすることをも目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
LSI回路設計に於いて使用する回路シミュレーション
用のパラメータの抽出を行うパラメータ抽出システムで
あって、トランジスタの電気特性の測定データを格納す
るメモリと、前記トランジスタの形状及び電気特性毎に
感度解析を行い最適化すべき前記パラメータの組み合わ
せを動的に決定し、決定された前記パラメータの組み合
わせと前記測定データとを用いた非線形最小二乗法によ
り前記パラメータのフィッティングを行うプロセッサと
を備えている。
【0017】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
パラメータ抽出システムにおいて、前記プロセッサは、
(a)前記パラメータの初期値を元にした固有値解析を
行って、前記パラメータの中から前記非線形最小二乗法
に於ける誤差関数の変化に敏感な前記パラメータの組み
合わせを求める手段と、(b)前記パラメータの組み合
わせと前記測定データとを用いた非線形最小二乗法によ
り、前記誤差関数を最小にする前記パラメータの値を求
める手段と、(c)前記手段(b)により求められた前
記パラメータの値と前記誤差関数の値とに基づき収束判
定を行い、収束するときにはその収束解を最適な前記パ
ラメータとする手段と、(d)前記手段(c)により非
収束と判断されたときには、前記手段(b)により求め
られた前記パラメータの値を元にした新たな固有値解析
を行って、前記非線形最小二乗法に於ける誤差関数の変
化に敏感な新たなパラメータの組み合わせを求め、その
新たなパラメータの組み合わせを前記パラメータの組み
合わせとして前記手段(b)に出力する手段とを備え
る。
【0018】請求項3に係る発明では、請求項2記載の
パラメータ抽出システムにおいて、前記手段(a)及び
手段(d)のそれぞれは、最大固有値に対応する固有ベ
クトルの成分の絶対値の大きなものに対応する前記パラ
メータを、前記パラメータの組み合わせ及び前記新たな
パラメータの組み合わせとして決定するとしている。
【0019】請求項4に係る発明では、請求項1記載の
パラメータ抽出システムにおいて、前記プロセッサは、
入出力回路を介して電気特性測定手段を制御してトラン
ジスタ特性の自動測定を行い、その測定結果を外部デー
タ貯蔵手段に格納することとしている。
【0020】請求項5に係る発明では、請求項4記載の
パラメータ抽出システムにおいて、前記外部データ貯蔵
手段は、前記測定結果の他に、前記測定結果のそれぞれ
に対して統計的処理を施して得られる値をも格納してお
り、前記入出力回路は前記プロセッサによって制御され
るデータ検索機能を有しており、当該データ検索機能に
より前記外部データ貯蔵手段が格納する前記測定結果及
び前記統計的処理を施して得られる値を前記測定データ
として前記メモリ上にロードすることとしている。
【0021】請求項6に係る発明では、請求項4記載の
パラメータ抽出システムにおいて、前記プロセッサは、
フィッティングされた前記パラメータを外部データ貯蔵
手段に格納するとともに、前記外部データ貯蔵手段より
前記パラメータのセットを読み出して前記メモリ上に再
ロードして前記パラメータ間の多変量解析を行うことと
している。
【0022】
【作用】請求項1の発明では、プロセッサは、トランジ
スタの形状及び電気特性毎に感度解析を行い最適化すべ
き前記パラメータの組み合わせを動的に決定し、決定さ
れたパラメータの組み合わせとメモリより読み出した測
定データとを用いた非線形最小二乗法を行って、パラメ
ータのフィッティングを動的に行う。
【0023】請求項2の発明では、手段(c)は先ず手
段(a)の出力に応じて手段(b)が求めた値に対して
収束判断を行い、非収束のときには、手段(d)は手段
(b)が求めたパラメータの値に基づいて固有値解析を
行い、手段(c)は再び手段(b)が手段(d)の出力
に応じて求めた値に対して収束判断を行う。以上の動作
は、収束と判断されるまで続行される。
【0024】請求項3の発明では、プロセッサの手段
(a)は、最大固有値に対応する固有ベクトルの成分の
絶対値の大きなものに対応するパラメータをパラメータ
の組み合わせとして決定し、手段(b)、(c)はこの
パラメータの組み合わせに対して動作する。又、手段
(c)の収束判断に応じて、手段(d)は、最大固有値
に対応する固有ベクトルの成分の絶対値の大きなものに
対応する手段(b)が求めたパラメータを新たなパラメ
ータの組み合わせとして決定し、手段(b)、(c)は
この新たなパラメータの組み合わせに対して動作する。
【0025】請求項4の発明では、プロセッサは、入出
力回路を介して電気特性測定手段を制御し、得られたト
ランジスタ特性の測定結果を外部データ貯蔵手段に格納
する。
【0026】請求項5の発明では、入出力回路は、全測
定結果と各測定結果に対して施された統計的処理値の全
てをメモリ上にロードし、これを受けて、プロセッサ
は、メモリ上にロードされた値をプロセスのばらつきを
考慮して適宜に測定データとして選択してパラメータの
抽出を行う。
【0027】請求項6の発明では、プロセッサは、外部
データ貯蔵手段からメモリ上へ抽出したパラメータのセ
ットを再ロードしてパラメータ間の多変量解析を行い、
独立なパラメータの規定を行う。
【0028】
【実施例】
(実施例1)この発明に係るパラメータ抽出システム
は、メモリ(ROM,RAM)とプロセッサ、入出力回
路およびそれぞれを接続するバスと表示手段(EW
S)、外部データ貯蔵手段(ハードディスク等)、プリ
ント手段(プリンタ等)、電気特性測定手段(測定器
等)を有し、プロセッサは、ROMに内蔵されているプ
ログラムを用いて、RAM上にロードされた測定データ
に対して最小二乗法によるパラメータフィッティングを
行う。その際に用いられる数式は、前述した数1〜数6
である。
【0029】そして、本パラメータ抽出システムでは、
上記プロセッサは、最小二乗法によるフィッティングを
行う前処理として、トランジスタの形状(L/W)およ
び電気特性(ドレイン特性、ゲート特性)毎に感度解析
を行い、最適化すべきパラメータの組み合わせを動的に
決定する機能を有する。
【0030】この発明におけるパラメータの動的選択で
は、既述の数4に示した、フィッティング関数fiの各
パラメータでのヤコビアンJを用いる。そして、対称行
列(JtJ)の固有値をλi(i=1,2,…n)、固
有ベクトルを次の数7で表わすものとする。
【0031】
【数7】
【0032】このとき、最大固有値λmaxに対応する
固有ベクトルemaxは、既述の数1で与えられる誤差
関数Sの変化に最も敏感なパラメータの存在する方向を
示す。即ち、この固有ベクトルemaxの成分(絶対
値)の大きなもの(1/n以上)に対応するパラメータ
Pを、感度の高いパラメータの組み合わせに決定して、
最小二乗法を行う。例えば、固有ベクトルemaxのz
成分が他のx,y成分よりも絶対値的にみて大きいなら
ば、n個のパラメータP1〜Pnのz成分を変化させる
ことにする。そして、この最小二乗法の操作で得られる
新たなパラメータ値に対して新たなヤコビアンJ’が求
められ、このヤコビアンJ’の固有値解析より、新たに
最適化すベきパラメータの組み合わせ(新たなパラメー
タの組み合わせ)が求まる。
【0033】図1は、この発明の一実施例を示すパラメ
ータ抽出システムの概念図である。
【0034】同図において、点線内に示されるプロセッ
サ1、検索機能付き入出力回路(以後、単に入出力回路
と称す)2、ROM3及びRAM4は2本のバス(アド
レスバス5,データバス6)で接続されており、これら
は、さらに表示手段(EWS)7,ハードディスク等の
外部データ貯蔵手段8、プリンタ9、電気特性測定器
(以後、単に測定器と称す)10と共に全体システムを
構成している。
【0035】また、図2は、プロセッサ1が実行する、
ROM3に内蔵されたパラメータ動的選択プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。同図におい
て、ステップ(1−1)はパラメータ(Pj)の初期値
を生成し、最適化を行うべき最初のパラメータ(Pj)
の組み合わせを決定するモジュールを示しており、ステ
ップ(2)は非線形最小二乗法をベースにしたオプティ
マイザを示しており、ステップ(3)は反復計算の収束
判定部にあたり、最後のステップ(1−2)は最適化の
対象となるパラメータ(Pj)の組み合わせを求めるモ
ジュールである。
【0036】次に、図1,図2に基づき、実施例1の作
用、動作について説明する。
【0037】図2に示したような機能構成とすることに
より、先ず、ステップ(1−1)において、プロセッサ
1は初期値のパラメータを元に固有値解析を行い、前述
したようにその解析結果から、n個のパラメータPの中
で感度の高いパラメータの組み合わせP(k)=P
(0)を求める。そして、プロセッサ1は、ステップ
(2)において数1に基づきk=0の時の誤差関数Sの
最小値を求め、求めた誤差関数Sの最小値が0値に対し
て、実際にはある所定値に対して十分小さいか否かを次
のステップ(3)で判定する。このとき、誤差関数Sが
十分小さければ、反復計算は終了する。これに対して、
誤差関数Sが小さくなければ、プロセッサ1は次のステ
ップ(1−2)へと進み、ステップ(1−1)と同様
に、但しここではステップ(2)で得られたパラメータ
(Pj)の値を元にした新たな固有値解析を行い、感度
の高い新たなパラメータの組み合わせP(k)=P
(1)を求める。
【0038】以下、プロセッサ1は、ステップ(2)、
ステップ(3)、ステップ(1−2)から成る反復計算
を繰り返し、ステップ(3)において、誤差関数Sの値
が十分小さいとき、あるいは‖P(k)‖の変化がΔP
十分小さくなったと判定されるとき(k>1)、一連の
計算を終了する。
【0039】以上のようにして、本システムでは、所望
のパラメータ(Pj)を自動的に求めることができ、ユ
ーザの作業負担や知的負担の低減を図ることが可能とな
る。
【0040】(実施例2)図1に示すように、プロセッ
サ1は、入出力回路2を介して測定器10を制御し、ト
ランジスタの電気特性を自動測定する機能を有する。測
定結果は、実施例1でのパラメータ抽出結果と同様に、
ハードディスク等の外部データ貯蔵手段8に格納され
る。このように得られた結果を外部データ貯蔵手段8に
全て格納する理由は、データ量の増大に対して、システ
ムの拡張を図ることが容易となるからである。
【0041】以上のように、実施例2では、システムの
拡張性を保ち、作業の効率化を図ることができる。
【0042】(実施例3)実施例3では、プロセスのば
らつきを考慮したパラメータ抽出を行う。そのために、
図1に示すように、上記入出力回路2は、プロセッサ1
によって制御されるデータ検索機能を有しており、外部
データ貯蔵手段8内にある全測定結果、および、プロセ
ッサ1によって当該全測定結果に統計処理を施して得ら
れる値(最大値、最小値、平均値、中央値)に対応する
測定データを、RAM4上にロードする。これにより、
プロセッサ1は、実施例1で述べたパラメータの抽出を
行う。例えば、1ウェハ内に数十個のチップがある場合
に、その内の任意のチップの測定結果を利用するとき
は、実施例1で前述したように、その測定結果を数1の
測定データZiとして、プロセッサ1は一連の処理を行
う。又、1ウェハ内の全チップの平均値を用いるときに
は、その平均値を数1の測定データZiとして一連の処
理を行う。
【0043】データ検索時のキーワードは、測定日時、
測定温度、測定者名、グループ名、プロセス名、ロット
名、しきい値電圧Vth、最大ドレイン電流Idmax
等であり、項目の追加、変更が可能である。
【0044】対象となる測定データを予め(ある定めら
れた項目単位に)グルーピングしておくことにより、チ
ップ内、ウェハ内およびロット間のばらつきを考慮した
パラメータ抽出が行える。
【0045】(実施例4)実施例4では、プロセスのば
らつきを考慮した回路シミュレーションを行うために、
パラメータ間の多変量解析を行っている。
【0046】即ち、図1に示すように、プロセッサ1
は、外部データ貯蔵手段8に格納されているところの既
に抽出されたパラメータセットをRAM4上に再ロード
し、パラメータ間の多変量解析を行い、独立なパラメー
タの規定ないし選定を行える機能を有する。
【0047】これにより、より少ない数のパラメータセ
ットでのプロセスばらつきを考慮した回路シミュレーシ
ョンの実行が可能になる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回路シミュレ
ータで使用するパラメータの抽出の自動化を行い、作業
負担及び知的負担の低減を図ることができる。
【0049】請求項2の発明によれば、パラメータ抽出
の自動化を実現することができ、作業負担の低減を図る
ことができる。
【0050】請求項3の発明によれば、固有値解析を用
いてパラメータ抽出の自動化を実現することができ、作
業負担の低減を図ることができる。
【0051】請求項4の発明によれば、システムの拡張
性を保ち、作業の効率化を図ることができる。
【0052】請求項5の発明によれば、プロセスのばら
つきを考慮したパラメータ抽出を行うことができる。
【0053】請求項6の発明によれば、プロセスのばら
つきを考慮したパラメータ抽出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるパラメータ抽出シ
ステムの概念図である。
【図2】 この発明の一実施例によるパラメータの動的
選択の処理フローを示す図である。
【図3】 従来のパラメータ抽出システムの概念図であ
る。
【符号の説明】
1 プロセッサ、2 入出力回路、3 ROM、4 R
AM、5 アドレスバス、6 データバス、7 表示手
段、8 外部データ貯蔵手段、9 プリンタ、10 測
定器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSI回路設計に於いて使用する回路シ
    ミュレーション用のパラメータの抽出を行うパラメータ
    抽出システムであって、 トランジスタの電気特性の測定データを格納するメモリ
    と、 前記トランジスタの形状及び電気特性毎に感度解析を行
    い最適化すべき前記パラメータの組み合わせを動的に決
    定し、決定された前記パラメータの組み合わせと前記測
    定データとを用いた非線形最小二乗法により前記パラメ
    ータのフィッティングを行うプロセッサとを、備えたパ
    ラメータ抽出システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパラメータ抽出システム
    において、 前記プロセッサは、 (a)前記パラメータの初期値を元にした固有値解析を
    行って、前記パラメータの中から前記非線形最小二乗法
    に於ける誤差関数の変化に敏感な前記パラメータの組み
    合わせを求める手段と、 (b)前記パラメータの組み合わせと前記測定データと
    を用いた非線形最小二乗法により、前記誤差関数を最小
    にする前記パラメータの値を求める手段と、 (c)前記手段(b)により求められた前記パラメータ
    の値と前記誤差関数の値とに基づき収束判定を行い、収
    束するときにはその収束解を最適な前記パラメータとす
    る手段と、 (d)前記手段(c)により非収束と判断されたときに
    は、前記手段(b)により求められた前記パラメータの
    値を元にした新たな固有値解析を行って、前記非線形最
    小二乗法に於ける誤差関数の変化に敏感な新たなパラメ
    ータの組み合わせを求め、その新たなパラメータの組み
    合わせを前記パラメータの組み合わせとして前記手段
    (b)に出力する手段とを、備えるパラメータ抽出シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のパラメータ抽出システム
    において、 前記手段(a)及び手段(d)のそれぞれは、最大固有
    値に対応する固有ベクトルの成分の絶対値の大きなもの
    に対応する前記パラメータを、前記パラメータの組み合
    わせ及び前記新たなパラメータの組み合わせとして決定
    する、パラメータ抽出システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のパラメータ抽出システム
    において、 前記プロセッサは、入出力回路を介して電気特性測定手
    段を制御してトランジスタ特性の自動測定を行い、その
    測定結果を外部データ貯蔵手段に格納することを特徴と
    する、パラメータ抽出システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパラメータ抽出システム
    において、 前記外部データ貯蔵手段は、前記測定結果の他に、前記
    測定結果のそれぞれに対して統計的処理を施して得られ
    る値をも格納しており、 前記入出力回路は前記プロセッサによって制御されるデ
    ータ検索機能を有しており、当該データ検索機能により
    前記外部データ貯蔵手段が格納する前記測定結果及び前
    記統計的処理を施して得られる値を前記測定データとし
    て前記メモリ上にロードすることを特徴とする、パラメ
    ータ抽出システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のパラメータ抽出システム
    において、 前記プロセッサは、フィッティングされた前記パラメー
    タを外部データ貯蔵手段に格納するとともに、前記外部
    データ貯蔵手段より前記パラメータのセットを読み出し
    て前記メモリ上に再ロードして前記パラメータ間の多変
    量解析を行うことを特徴とする、パラメータ抽出システ
    ム。
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