JPH08328824A - 回路システム - Google Patents

回路システム

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JPH08328824A
JPH08328824A JP8077729A JP7772996A JPH08328824A JP H08328824 A JPH08328824 A JP H08328824A JP 8077729 A JP8077729 A JP 8077729A JP 7772996 A JP7772996 A JP 7772996A JP H08328824 A JPH08328824 A JP H08328824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPGAとCPUとを1つのチップに搭載す
るとともにコンフィギュレーションデータの配置アドレ
スに自由度を与える。 【解決手段】 FPGAとCPUとが内蔵されたチップ
に、さらに、コンフィギュレーションデータが書き込ま
れる内部I/Oポートを有しその内部I/Oポートに書
き込まれたコンフィギュレーションデータをFPGAに
格納するデータ格納回路を内蔵し、CPUの開始アドレ
スにジャンプ命令やそのジャンプ命令に代わる命令を格
納するとともに、ジャンプ先にコンフィギュレーション
データを上記内部I/Oポートに書き込む命令を格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンフィギュレーショ
ンデータを取り込んでその取り込んだコンフィギュレー
ションデータに応じた回路機能を実現する、いわゆるF
PGA(Field Programmable Ga
te Array)、PLD(Programmabl
e Logic Device)等と呼ばれるプログラ
マブル論理回路と、CPUとが1つに搭載されてなる半
導体回路を備え、その他必要に応じてRAM、ROM、
ペリフェラル等を備えた回路システムに関する。
【0002】
【従来の技術】FPGA、PLD等と称されるプログラ
マブル論理回路において、電源投入直後にROMからコ
ンフィギュレーションデータを取り込んでその回路機能
を確定させるものがある。この、コンフィギュレーショ
ンデータを取り込んで回路機能を確定させることをコン
フィギュレーションと呼ぶ。このようなプログラマブル
論理回路はCPUとともに使用することが多く、CPU
を搭載したプログラマブル論理回路の出現が望まれてい
る。従来から、プログラマブル論理回路をCPUととも
に使用する場合、コンフィギュレーションデータは、コ
ンフィギュレーション用回路の制約上、ROM上の、例
えば最下位アドレス側に配置する必要がある(例えば特
開昭61−280120号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ROMの最
下位側は、多くのCPUにとって、リセット直後の開始
アドレスや割り込みテーブルなど、プログラムや情報の
重要な格納場所になっているためそこにコンフィギュレ
ーションデータを置こうとしてもできないことがあり、
プログラマブル論理回路をCPUとともに使用する場合
の大きな障害となっている。このような場合に対処する
にあたり、外付回路を工夫してコンフィギュレーション
データをROM上の他の場所に配置することも考えられ
るが、外付回路が必要で、コトスアップの要因ともな
る。プログラマブル論理回路とCPUを1つの半導体集
積回路内に搭載するにあたり、ROM上のコンフィギュ
レーションデータの配置位置の自由度をどのようにして
確保するかが問題となる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、プログラマブ
ル論理回路とCPUとを1つの半導体回路に搭載すると
ともに、コンフィギュレーションデータの格納場所の自
由度を向上させた回路システムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の回路システムは、データ記憶部を有し該デー
タ記憶部に格納されるコンフィギュレーションデータに
応じた回路機能を実現するプログラマブル論理回路と、
CPUとが内蔵されてなる半導体回路を備えた回路シス
テムにおいて、上記半導体回路が、コンフィギュレーシ
ョンデータが書き込まれる内部I/Oポートを有しその
内部I/Oポートに書き込まれたコンフィギュレーショ
ンデータを上記データ記憶部に格納するデータ格納回路
を内蔵し、上記CPUの開始アドレスにジャンプ命令が
格納されるとともに、そのジャンプ命令によるジャンプ
先に、コンフィギュレーションデータを上記内部I/O
ポートに書き込むデータ書込命令が格納されてなること
を特徴とする。
【0006】また、上記目的を達成する本発明の第2の
回路システムは、データ記憶部を有しそのデータ記憶部
に格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回
路機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUと
が内蔵されてなる半導体回路を有する回路システムにお
いて、上記半導体回路が、コンフィギュレーションデー
タが書き込まれる内部I/Oポートを有しその内部I/
Oポートに書き込まれたコンフィギュレーションデータ
を上記データ記憶部に格納するデータ格納回路と、リセ
ット直後の最初の命令の命令コードをジャンプ命令の命
令コードに変換する命令コード変換回路とを内蔵し、上
記CPUの開始アドレスに、即値を有する命令が格納さ
れるとともに、その即値により指定されるアドレスに、
コンフィギュレーションデータを上記内部I/Oポート
に書き込むデータ書込命令が格納されてなることを特徴
とする。
【0007】また、上記目的を達成する本発明の第3の
回路システムは、データ記憶部を有しそのデータ記憶部
に格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回
路機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUと
が内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにお
いて、上記半導体回路が、コンフィギュレーションデー
タが書き込まれる内部I/Oポートを有しその内部I/
Oポートに書き込まれたコンフィギュレーションデータ
を上記データ記憶部に格納するデータ格納回路と、リセ
ット時に、外部回路との間の信号の授受を中継する信号
ピンの信号を格納する信号格納部を有しその信号格納部
に格納された信号に基づいてリセット後のCPUの開始
アドレスを変換する開始アドレス変換回路とを内蔵し、
上記開始アドレス変換回路により変換された後のCPU
の開始アドレスに、コンフィギュレーションデータを上
記内部I/Oポートに書き込むデータ書込命令が格納さ
れてなることを特徴とする。
【0008】ここで、上記本発明の第3の回路システム
において、上記信号ピンが、上記データ書込命令の実行
が終了した後は、外部回路に向けて信号を出力する信号
出力ピンとして使用されるものであることが好ましい。
また、上記本発明の第3の回路システムにおいて、上記
信号ピンが、アドレス信号を出力するアドレス信号ピン
のうちの1つもしくは複数であることも好ましい態様で
ある。
【0009】また、上記本発明の第1〜第3の回路シス
テムにおいて、第1のメモリと、その第1のメモリに割
り当てられたアドレス領域の少なくとも一部からなる重
複アドレス領域、もしくはその重複アドレス領域を含む
アドレス領域に配置された第2のメモリとを備え、上記
データ書込命令が、前記第1のメモリの、上記重複アド
レス領域内に格納されたものであって、上記半導体回路
が、上記重複アドレス領域に関し、リセット後データ書
込命令の実行が終了する迄の間は上記第1のメモリをア
クセスの対象として選択し、データ書込命令の実行終了
後は上記第2のメモリをアクセスの対象として選択する
チップセレクト回路を内蔵するものであることが好まし
い。
【0010】また、上記本発明の第1〜第3の回路シス
テムにおいて、上記半導体回路が、上記データ書込命令
の実行が終了する迄の間、上記内部I/Oポートを除く
I/Oポートのアクセスを禁止するI/Oポートアクセ
ス許否回路を内蔵するものであることが好ましい。ま
た、上記目的を達成する本発明の第4の回路システム
は、データ記憶部を有しそのデータ記憶部に格納される
コンフィギュレーションデータに応じた回路機能を実現
するプログラマブル論理回路と、CPUとが内蔵されて
なる半導体回路を備えた回路システムにおいて、上記半
導体回路が、コンフィギュレーションデータが書き込ま
れるレジスタを有し該レジスタに書き込まれたコンフィ
ギュレーションデータを上記データ記憶部に格納するデ
ータ格納回路を内蔵し、コンフィギュレーションデータ
を上記レジスタに書き込むコンフィギュレーションデー
タ書込専用命令を有することを特徴とする。
【0011】ここで、上記本発明の第4の回路システム
は、上記CPUの開始アドレスにジャンプ命令が格納さ
れるとともに、そのジャンプ命令によるジャンプ先にコ
ンフィギュレーションデータ書込専用命令が格納されて
なるものであってもよく、あるいは、上記本発明の第4
の回路システムは、上記半導体回路が、リセット直後の
最初の命令の命令コードをジャンプ命令の命令コードに
変換する命令コード変換回路を内蔵し、CPUの開始ア
ドレスに即値を有する命令が格納されるとともに、その
即値により指定されるアドレスにコンフィギュレーショ
ンデータ書込専用命令が格納されてなるものであっても
よい。
【0012】あるいは、上記本発明の第4の回路システ
ムは、上記半導体回路が、リセット時に、外部回路との
間の信号の授受を中継する信号ピンの信号を格納する信
号格納部を有しその信号格納部に格納された信号に基づ
いてリセット後のCPUの開始アドレスを変換する開始
アドレス変換回路を内蔵し、上記開始アドレス変換回路
により変換された後のCPUの開始アドレスに、コンフ
ィギュレーションデータ書込専用命令が格納されてなる
ものであってもよい。ここで、上記信号ピンは、コンフ
ィギュレーションデータ書込専用命令の実行が終了した
後は、外部回路に向けて信号を出力する信号出力ピンと
して使用されるものであることが好ましく、あるいは、
上記信号ピンが、アドレス信号を出力するアドレス信号
ピンのうちの1つもしくは複数であることも好ましい態
様である。
【0013】また、上記本発明の第4の回路システムに
おいては、第1のメモリと、その第1のメモリに割り当
てられたアドレス領域の少なくとも一部の重複アドレス
領域、もしくはその重複アドレス領域を含むアドレス領
域に配置された第2のメモリとを備え、上記コンフィギ
ュレーションデータ書込専用命令が、上記第1のメモリ
の、上記重複アドレス領域内に格納されたものであっ
て、上記半導体回路が、上記重複アドレス領域に関し、
リセット後コンフィギュレーションデータ書込専用命令
の実行が終了する迄の間は上記第1のメモリをアクセス
の対象として選択し、コンフィギュレーションデータ書
込専用命令の実行終了後は上記第2のメモリをアクセス
の対象として選択するチップセレクト回路を内蔵するも
のであることも好ましい態様である。
【0014】また、上記目的を達成する本発明の第5の
回路システムは、データ記憶部を有しそのデータ記憶部
に格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回
路機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUと
が内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにお
いて、上記半導体回路が、コンフィギュレーションデー
タが書き込まれるレジスタを有しそのレジスタに書き込
まれたコンフィギュレーションデータをデータ記憶部に
格納するデータ格納回路と、所定の命令を、所定の条件
下で、コンフィギュレーションデータを上記レジスタに
書き込むコンフィギュレーションデータ書込専用命令に
変換する命令変換回路とを内蔵するものであることを特
徴とする。
【0015】ここで、上記本発明の第5の回路システム
は、CPUの開始アドレスにジャンプ命令が格納される
とともに、そのジャンプ命令によるジャンプ先に上記所
定の命令が格納されてなるものであってもよく、あるい
は本発明の第5の回路システムは、上記半導体回路が、
リセット直後の最初の命令の命令コードをジャンプ命令
の命令コードに変換する命令コード変換回路を内蔵し、
CPUの開始アドレスに即値を有する命令が格納される
とともに、その即値により指定されるアドレスに上記所
定の命令が格納されてなるものであってもよい。
【0016】あるいは、上記本発明の第5の回路システ
ムは、上記半導体回路が、リセット時に、外部回路との
間の信号の授受を中継する信号ピンの信号を格納する信
号格納部を有しその信号格納部に格納された信号に基づ
いてリセット後のCPUの開始アドレスを変換する開始
アドレス変換回路を内蔵し、上記開始アドレス変換回路
により変換された後のCPUの開始アドレスに、上記所
定の命令が格納されてなるものであってもよい。ここ
で、上記信号ピンは、上記命令変換回路により変換され
てなるコンフィギュレーションデータ書込専用命令の実
行が終了した後は、外部回路に向けて信号を出力する信
号出力ピンとして使用されるものであることが好まし
く、あるいは、上記信号ピンが、アドレス信号を出力す
るアドレス信号ピンのうちの1つもしくは複数であるこ
とも好ましい態様である。
【0017】また、上記本発明の第5の回路システムに
おいて、第1のメモリと、その第1のメモリに割り当て
られたアドレス領域の少なくとも一部の重複アドレス領
域、もしくはその重複アドレス領域を含むアドレス領域
に配置された第2のメモリとを備え、上記所定の命令
が、上記第1のメモリの、上記重複アドレス領域内に格
納されたものであって、上記半導体回路が、上記重複ア
ドレス領域に関し、リセット後、上記命令変換回路によ
り変換されてなるコンフィギュレーションデータ書込専
用命令の実行が終了する迄の間は上記第1のメモリをア
クセスの対象として選択し、上記命令変換回路により変
換されてなるコンフィギュレーションデータ書込専用命
令の実行終了後は上記第2のメモリをアクセスの対象と
して選択するチップセレクト回路を内蔵するものである
ことも好ましい態様である。
【0018】また、上記本発明の第4の回路システムな
いし第5の回路システムにおいては、上記データ格納回
路が、上記レジスタとしてシフトレジスタを備え、その
データ格納回路が、シフトレジスタへのコンフィギュレ
ーションデータの書き込みを受けてそのシフトレジスタ
に書き込まれたコンフィギュレーションデータをシリア
ルに上記データ記憶部に送り込むとともに、そのシフト
レジスタが空になるまでの間、CPUに向けてウェイト
信号を送るものであることも好ましい態様である。この
場合に、上記レジスタは、コンフィギュレーション終了
後は、シリアルポートとして使用されることが好まし
い。
【0019】さらに、上記目的を達成する本発明の第6
の回路システムは、データ記憶部を有しそのデータ記憶
部に格納されるコンフィギュレーションデータに応じた
回路機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPU
とが内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムに
おいて、上記半導体回路が、コンフィギュレーションデ
ータの上記データ記憶部への格納が完了する迄の間アド
レスデータの各ビットの論理を反転させるアドレス反転
回路を内蔵するものであることを特徴とする。
【0020】さらに、上記目的を達成する本発明の第7
の回路システムは、データ記憶部を有しそのデータ記憶
部に格納されるコンフィギュレーションデータに応じた
回路機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPU
とが内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムに
おいて、上記半導体回路が、CPUから出力されたアド
レスを拡張するMMUと、コンフィギュレーションデー
タの上記データ記憶部への格納が完了する迄の間上記M
MUにより拡張されたアドレスの拡張部分を所定値に固
定するアドレス変換回路とを内蔵するものであることを
特徴とする。
【0021】また、上記本発明の第1〜第7の回路シス
テムにおいて、上記半導体回路が、コンフィギュレーシ
ョンデータの、上記データ記憶部への格納が完了する迄
の間、上記プログラマブル論理回路からの、もしくは、
外部回路からの、CPUを制御する制御信号によりコン
フィギュレーション動作が妨げられないように、その制
御信号を制御する回路を備えたものであることが好まし
い。
【0022】
【作用】本発明の第1の回路システムは、その回路シス
テムを構成する半導体回路が、上記の、内部I/Oポー
トを有するデータ格納回路を内蔵し、CPUの開始アド
レスにジャンプ命令、そのジャンプ命令によるジャンプ
先にデータ書込命令が格納されたものであるため、CP
Uの開始アドレスにジャンプ命令を置くことは強制され
るが、その他、データ書込命令およびコンフィギュレー
ションデータ自体は、どのアドレスに配置されていても
よく、コンフィギュレーションデータの格納位置の自由
度の高い回路システムが実現する。
【0023】また、本発明の第2の回路システムは、半
導体回路が、データ格納回路のほか、上記命令コード変
換回路を内蔵し、CPUの開始アドレスに、上記第1の
回路システムにおけるジャンプ命令に代わり、即値を有
する命令を格納するものである。その即値を有する命令
が上記命令コード変換回路によりジャンプ命令に変換さ
れ、その即値により指定されるアドレスにデータ書込命
令を格納しておくことにより、CPUが動作を開始する
とそのデータ書込命令が実行され、コンフィギュレーシ
ョンが行なわれる。このように、本発明の第2の回路シ
ステムにおいても、CPUの開始アドレスに即値を有す
る命令を格納することは強制されるが、その他、データ
書込命令およびコンフィギュレーション自体は、どのア
ドレスに配置されていてもよく、コンフィギュレーショ
ンデータの格納位置の自由度の高い回路システムが実現
する。
【0024】また、本発明の第3の回路システムは、そ
の回路システムを構成する半導体回路が、リセット時に
信号ピンの信号を格納してCPUの開始アドレスを変換
する開始アドレス変換回路を内蔵し、その開始アドレス
変換回路により変換された後のCPUの開始アドレスに
データ書込命令を格納しておくものであり、CPUの本
来の開始アドレス(例えば0000h番地)にはコンフ
ィギュレーションのために何らの命令も配置する必要が
なく、コンフィギュレーションデータの格納位置の自由
度の高い回路システムが実現する。
【0025】また上記第1〜第3回路システムにおい
て、重複アドレス領域を持った第1のメモリ(例えばR
OM)と第2メモリ(例えばRAM)とを備え、また半
導体回路に上記のチップセレクト回路を内蔵しておき、
第1のメモリの重複アドレス領域内にデータ書込命令を
格納しておいてコンフィギュレーション中は第1のメモ
リをチップセレクトし、コンフィギュレーション完了
後、すなわち、通常の動作時には第2のメモリをチップ
セレクトすることにより、通常の動作時のメモリ領域が
コンフィギュレーションデータにより占有されてしまう
ことが防止され、使い勝手の良い回路システムが実現す
る。
【0026】尚、上記第1のメモリ、及び/又は、上記
第2のメモリは、上記半導体回路に内蔵されていてもよ
く、上記半導体回路とは別体に備えられ、全体として本
発明の回路システムを構成していてもよい。さらに、上
記本発明の第1〜第3の回路システムにおいて、上記の
I/Oポートアクセス許否回路を内蔵すると、コンフィ
ギュレーション用のI/Oポートが1つのI/Oアドレ
スを占有する必要がなく、その分、自由度の高い回路シ
ステムが構成される。
【0027】また、本発明の第4の回路システムは、そ
の半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書込
まれるレジスタを有しそのレジスタに書き込まれたコン
フィギュレーションデータをプログラマブル論理回路の
データ格納部に格納するデータ格納回路を内蔵し、ま
た、コンフィギュレーションデータをそのレジスタに書
き込むコンフィギュレーションデータ書込専用命令を有
するものであるため、例えば、上述の第1の回路システ
ム〜第3の回路システムにおける特徴的な工夫のいずれ
かを採用し、上述の第1の回路システム〜第3の回路シ
ステムにおけるデータ書込命令に代えて上記コンフィギ
ュレーションデータ書込専用命令を配置することによ
り、やはり、コンフィギュレーションデータの配置位置
の自由度の高い回路システムが実現する。
【0028】また、本発明の第5の回路システムは、上
記第4の回路システムのようにコンフィギュレーション
データ書込専用命令を備える代わりに、半導体回路に、
所定の条件下、例えば、リセット後、所定の命令を最初
に実行するという条件、あるいは、特定のI/Oアドレ
スをアクセスしたという条件の下で、その命令を、コン
フィギュレーションデータ書込専用命令に変換する命令
変換回路を内蔵するものであるため、コンフィギュレー
ションデータ書込専用命令が命令コードを1つ占有して
しまうことが防止され、その分、命令の数を増やすこと
ができ、自由度の高い回路システムが実現する。また、
コンフィギュレーションデータの配置位置の自由度に関
しても、上述の第4の回路システムと同様、例えば、上
述の第1の回路システム〜第3の回路システムにおける
特徴的な工夫のいずれかを採用し、上述の第1の回路シ
ステム〜第3の回路システムにおけるデータ書込命令、
ないし上述の第4の回路システムにおけるコンフィギュ
レーションデータ書込専用命令に代えて、上記の命令変
換回路によりコンフィギュレーションデータ書込専用命
令に変換される上記所定の命令を配置することにより、
やはり、コンフィギュレーションデータの配置位置の自
由度の高い回路システムが実現する。
【0029】ここで、プログラマブル論理回路はコンフ
ィギュレーションデータをシリアルに受け取る構成のも
のが多く、したがって本発明の第4の回路システムない
し第5の回路システムにおいて、上記データ格納回路
が、上記レジスタとしてシフトレジスタを備え、データ
格納回路が、そのシフトレジスタに書き込まれたコンフ
ィギュレーションデータをシリアルに、上記プログラマ
ブル論理回路のデータ記憶部に送り込むとともに、その
シフトレジスタが空にまるまでの間、CPUに向けてウ
ェイト信号を送り込む構成を備えると、従来から知られ
ている構成のプログラマブル論理回路をそのまま半導体
回路に搭載することができる。
【0030】さらに、本発明の第6の回路システムは、
その半導体回路が、コンフィギュレーションを行なって
いる間、アドレスデータの各ビットの論理を反転させる
アドレス反転回路を内蔵するものであるため、CPUの
本来の開始アドレスの各ビットの論理が反転したアドレ
スが開始アドレスとなり、そのように論理が反転したア
ドレスに、例えばデータ書込命令を格納しておくことに
より、コンフィギュレーションが行われる。したがっ
て、CPUの本来の開始アドレスにはコンフィギュレー
ションのために何らの命令も配置する必要がなく、コン
フィギュレーションデータの配置位置の自由度が大き
い。
【0031】さらに、本発明の第7の回路システムは、
その半導体回路がMMUと、コンフィギュレーション中
はそのMMUにより拡張されたアドレスの拡張部分を所
定値に固定するアドレス変換回路とを内蔵するものであ
るため、そのアドレス変換回路により変換されたアドレ
スにコンフィギュレーションデータを格納しておくこと
ができ、コンフィギュレーションデータの格納位置の自
由度が増す。
【0032】尚、コンフィギュレーション完了前は、プ
ログラマブル論理回路の動作は保証されず、したがって
コンフィギュレーション中に割込み入力やウェイト要求
入力などCPU制御入力が外部回路から与えられるとC
PUの正常動作が保証されない。そこで、上記第1〜第
7の回路システムにおいて、その半導体回路が上記制御
信号についてCPUをコンフィギュレーション中はコン
フィギュレーションに都合のよいように制御する回路を
備えると、正常動作が保証される。例えば、割り込み信
号は無効にし、ウェイト信号は所定のウェイトサイクル
を強制的に挿入するという方式が一例としてあげられ
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
尚、以下では、CPUは、Z80もしくはZ80と互換
性のあるCPUであるとして説明する。また、以下の各
実施例では、各実施例に特徴的な構成についてのみ、図
示および説明を行なう。したがって各図は、その実施例
の全体を示していない場合がある。
【0034】図1は、本発明の第1の回路システムの一
実施例の模式図である。この回路システムは、CPU1
1、FPGA12、およびデータ格納回路13を内蔵し
た半導体回路10と、ROM20とから構成されてい
る。FPGA12には、コンフィギュレーションデータ
を記憶する揮発性のデータ記憶部12aを有し、FPG
A12はそのデータ記憶部12aに記憶されたコンフィ
ギュレーションデータに応じた回路動作を行なう。ま
た、データ格納回路13は、内部I/Oポート13aを
有し、CPU11によりその内部I/Oポート13aに
書き込まれたコンフィギュレーションデータをFPGA
12のデータ記憶部12aに格納する。
【0035】Z80ではINIRのようなブロック入力
命令を持っている。CPUの開始アドレス(0000
h)の先頭にnバイトのJP(ジャンプ)命令を置き、
ジャンプ先には本発明にいうデータ書込命令としてこの
ブロック入力命令を置き、そのブロック入力命令を使っ
たCPUのプログラムでコンフィギュレーションデータ
を内部I/Oとして定義されたポートに書き込むことに
より、コンフィギュレーションを行なう。このプログラ
ム例としては下記表1に示すようなものが考えられ、図
1に示すROM20にはこの表1に示すプログラムおよ
びデータが格納されている。
【0036】
【表1】 アドレス 命令 0000h: JPnn 0003h: (コンフィギュレーション完了後の 最初の命令) ・・・ ・・・ nn: LD C,00h nn+2: LD B,ffh nn+4: LD HL,mm nn+7: INIR nn+9: JP 0003h ・・・・ ・・・・ mm: (これ以降にコンフィギュレーション データが格納されている。) このプログラムではメモリアドレスmmを先頭に配置さ
れた255バイトのデータをI/Oアドレス00h番地
に転送する。00h番地は、図1に示すコンフィギュレ
ーション用の内部I/Oポート13aのI/Oアドレス
である。コンフィギュレーションを行なうプログラムの
最後には0003番地にジャンプするジャンプ命令(J
P 0003h)が格納されており、その0003hに
ジャンプしてCPUの通常動作を開始する。
【0037】図2は、図1に示す半導体回路10の内部
回路図である。このコンフィギュレーション用の内部I
/Oポート13aに専用のI/Oアドレスを与えてもよ
いが、コンフィギュレーション中はこのコンフィギュレ
ーションデータ取り込み用ポート以外のI/Oポートの
アクセスを禁止することにより、コンフィギュレーショ
ン用の内部I/Oポート13aに、専用のI/Oアドレ
スを割り当てる必要がなくなる。これは図2のように、
コンフィギュレーション中を示す信号DONE_(コン
フィギュレーション中は、“H”レベルとする)で、I
/Oポートのアクセスを要求するI/Oリクエスト信号
IOREQ 、データの読出しを指示するリード信号R
、データの書込みを指示するライト信号WR 等の
うちの、IOREO 信号を、コンフィギュレーション
用の内部I/Oポート13a以外のI/Oポートに対し
ては無効にすることにより実現できる。また図2に示す
ように、コンフィギュレーションが完了した後は、この
コンフィギュレーションデータ取り込み用内部I/Oポ
ートにアクセスできなくすることにより、プログラムの
ミスでコンフィギュレーションデータが誤って書き込ま
れることが防止される。図3は、本発明の第2の回路シ
ステムの一実施例における、半導体回路の内部回路図で
ある。ここには、表1に示す開始アドレス0000hの
ジャンプ命令をハードウェアにより生成する方法が示さ
れている。Z80では分岐命令にJPnnのような16
ビット絶対アドレスを取り込んでジャンプを行なう命令
を持っているが、開始アドレスの先頭に、例えばLD
HL,nnのような16ビット即値をもつ命令を置き、
この命令のオペコードをハードウェア(本発明にいう命
令コード変換回路)によりすり替えることにより、この
命令をJPnnに自動的にすりかえる。この回路の例と
しては、図3に示すようにCPUの外側に簡単な回路を
付け加えることで実現できる。Z80ではオペコードフ
ェッチ時にM1 信号を“L”とするが、この立ち上が
りエッジで“H”レベルとなるフリップフロップ14で
制御されるマルチプレクサ15でオペコードをC3にす
りかえれば実現できる。尚、C3はJP命令のオペコー
ドである。CPUは、LD HL,nnの命令における
即値nnで表わされるアドレスにジャンプし、上述した
第1の回路システムの一実施例(図1,図2,表1参
照)と同様にコンフィギュレーションを開始する。図3
に示す例では、CPUの外側に簡単な回路を付け加える
ことで実現したが、同様の回路をCPU内部に取り込ん
でもよい。コンフィギュレーション後、CPUは000
0h番地から再び命令を実行しはじめるが、今度はnn
番地にジャンプすることなく順次命令を実行していく。
【0038】図4,図5は、本発明の第3の回路システ
ムの一実施例の、それぞれ半導体回路の信号ピンの一部
を示す図、および半導体回路に内蔵された開始アドレス
変換回路の回路図である。図4に示すように、信号ピン
(この例でば最上位アドレスピン)がプルアップされて
おり、リセット時(リセット信号RESET 入力時)
に、そのプルアップされた信号が、本発明にいう信号格
納部の一例であるラッチ16に格納される。そしてDO
NE 信号がコンフィギュレーション中を表わす“H”
レベルにあるときは、CPUから出力されたアドレスデ
ータのうちの最上位ビットがマルチプレクサ17により
ラッチ16に格納されたデータにすりかえられて出力さ
れる。
【0039】上述した第1,第2の回路システムの実施
例(図1〜図3、表1)ではCPUの開始アドレスの先
頭の3バイトにはユーザプログラムは配置できないが、
この図4,図5に示す第3の回路システムの実施例では
コンフィギュレーション時に外部に接続されたプルアッ
プ抵抗(あるいはプルダウン抵抗)により与えられた信
号をラッチしこれを動作の開始アドレスの上位ビットと
して使用して、コンフィギュレーションデータを取り込
む。例えば、アドレスの上位6ビットにこの方式を採用
すれば、1Kバイト単位の自由な位置にコンフィギュレ
ーションデータを配置でき、CPUの開始アドレスの先
頭にはユーザプログラムが配置できる。
【0040】図4,図5に示す実施例では、プルアップ
ないしプルダウンされる信号ピンとしてアドレスピンを
使用しているが、このプルアップないしプルダウンされ
る信号ピンは必ずしもアドレスピンである必要はない。
コンフィギュレーション用にプルアップないしプルダウ
ンされる専用ピンを備えてもよいが、コンフィギュレー
ション完了後に信号出力ピンとして使用される信号ピン
をコンフィギュレーション用に兼用すると、信号ピンの
数を減らすことができる。
【0041】図6,図7は、上述した第1の回路システ
ム〜第3の回路システムの各実施例のいずれにも適用す
ることのできる変形例の、それぞれメモリ空間を示す
図、および半導体回路の内部回路図である。ここには、
コンフィギュレーションデータをユーザプログラムとは
別の空間に配置する方法を示している。8ビットCPU
は一般にアドレス空間が狭い。例えば、Z80では64
Kバイトしかなく、コンフィギュレーションデータに数
Kバイト占有されることは許容しがたい場合もある。こ
の場合、コンフィギュレーションデータをユーザのプロ
グラム空間以外に配置できると問題は解決される。Z8
0ではアドレス空間が64Kバイトであり、メモリとし
て256KビットのSRAMとEPROMを接続するこ
とが多いが、現在では512KビットのEPROMと2
56KビットのEPROMはほとんど価格がかわらない
ため、512KビットのEPROMを接続する。また、
図7に示すように、このZ80のアドレスをデコードし
てメモリのチップセレクトを選択するチップセレクト回
路を用意する。このチップセレクト回路の出力は、例え
ば2本用意し、チップセレクト端子の一つにROMを接
続し、もう一つのチップセレクト端子にRAMを接続す
る。ここで、図6に示すように、Z80の上位側32K
バイトは、ROMの上位側32KバイトとRAMの32
Kバイトが重なるようにマップされている。ROMとR
AMが重なるようにマップされたメモリ領域に関し、コ
ンフィギュレーション時にはROMが選択され、通常は
RAMが選択されるように動作するチップセレクト端子
を備え、アドレス上位からコンフィギュレーションを行
う。このことにより、コンフィギュレーションデータを
ユーザのプログラム空間以外に配置できる。またこのR
OMとRAMが重なるようにマップされたメモリ領域を
コンフィギュレーション時以外にも使うことも可能であ
る。また、ここではZ80を例に使っているため、RO
MとRAMが重なるようにマップされたメモリ領域をR
OMの上位側32Kバイトとしたが、CPUによっては
他の組み合わせもありうることはもちろんである。
【0042】またこの例ではRAMを備えているが、R
AMに代わり、その他のメモリであってもかまわない。
具体的な回路として必要なのは特殊なチップセレクト回
路である。これは図7に示すようにコンフィギュレーシ
ョン中を示す信号(DONE_=‘H’レベル)でコン
フィギュレーション中は、ROM側(CS0_だけを有
効にし、RAM側(CS1_)は無効にすることにより
実現できる。
【0043】図8は、本発明の第4の回路システムの一
実施例の、半導体回路の回路模式図である。この実施例
には、専用命令でコンフィギュレーションを行う例が示
されている。図7はこの専用命令をZ80アーキテクチ
ャを持ったCPUをマイクロプログラムで実現した場合
である。
【0044】この専用命令では、CPUの第1レジスタ
ペア(たとえばHL)の内容をアドレスとしてメモリを
リードし、このデータをユーザに開放されていないコン
フィギュレーション用のレジスタ(図中のレジスタC
R)に書き込むことにより、コンフィギュレーションを
行なう。1回のメモリリードを完了するごとに、HLレ
ジスタペアの内容をインクリメントあるいはデクリメン
トし、かつ第2のレジスタペア(例えばBC)の内容を
デクリメントし、BCレジスタペアの内容が0になるま
でこの動作を繰り返す。この図7には、理解の容易のた
め、制御回路中のマイクロコードのビット列までは示さ
れていないが、制御回路中の記述に相当するマイクロコ
ード記述を書けば、この命令が実現できる。
【0045】この専用命令の実行中は割り込み入力やウ
ェイト要求入力などCPU制御用入力はコンフィギュレ
ーションを制御する回路から与えられ、FPGA初期化
中の誤動作を防止している。尚、専用命令のメモリ上の
配置位置は、上述した各実施例(図1〜図6、表1)の
いずれの手法を用いて定めても良い。ここでは、それら
の重複説明は省略する。また専用命令としてオペコード
を定義するだけでなく、特定のI/Oアドレスをアクセ
スした場合に起動されるようにしてもよい。特定のI/
Oアドレスをアクセスした場合に起動されるようにする
には、後述する図14中の、コンフィギュレーション中
を示す信号DONE_を、命令デコーダから出力され
る、この専用命令を実行中であることを示す信号におき
かえればよい。
【0046】図9は、図8に示す実施例における、コン
フィギュレーション用レジスタCRの構成例を示した回
路図、図10はそのタイミングチャートである。ここで
は図8に示す回路において、コンフィギュレーション用
のレジスタCRがシフトレジスタになっており、シフト
動作によりコンフィギュレーションデータをFPGAの
内部へ送り込む。書込み信号LOADにより、コンフィ
ギュレーション用レジスタCRへの書き込みが行なわれ
ると、このシフトレジスタはシフト動作を開始し、シフ
トレジスタ内部のデータが空になるまでコンフィギュレ
ーションデータをFPGAの内部へ送り込むとともに、
その間、CPUにウェイトを自動的に挿入することによ
り、シフトレジスタがシフト動作を完了する前にCPU
が次のデータを取り込むことを防止する。ここには、コ
ンフィギュレーションデータを書き込むレジスタにデー
タをロードする信号LOADによりセットされるRSラ
ッチ17の出力によりカウントスタートする4ビットア
ップカウンタ19でシフトクロックを数え、Q3の立ち
上がりにRSラッチ17をクリアする回路例を示してい
る。図中のウェイト信号WAITをCPUに与えれば、
CPUに自動的にウェイトを挿入することができる。
【0047】図11は本発明の第5の回路システムの一
実施例の、半導体回路の回路模式図である。ここには既
存の命令をコンフィギュレーション用の専用命令として
使うための方式が示されている。すなわちリセット開始
後1回目のブロックサーチ命令(例えばZ80ではCP
IR命令など)ではメモリから取り込んだデータがサー
チデータと一致しても止まらない命令として実行し、取
り込んだメモリデータをコンフィギュレーションデータ
として使用する。図11は、図8と同様にZ80アーキ
テクチャを持ったCPUをマイクロプログラムで実現す
る場合について示している。
【0048】命令デコーダからは、ブロックサーチ命令
であることを示す信号が出力され、リセット後1回目の
ブロックサーチ命令フェッチ時にノードbの信号が
‘H’レベルとなり、2回目のブロックサーチ命令フェ
ッチ時にノードaの信号が‘H’レベル(a=‘1’)
となる。したがって、ノードaが‘L’レベル(‘a’
=0)にあるときは1回目のブロックサーチ命令、ノー
ドaが‘H’レベル(‘a’=1)にあるときは2回目
以降のブロックサーチであることを示している。尚ここ
に示すレジスタないしレジスタペアを示す符号は、図8
を参照されたい。ここでは、リセット後1回目のこの命
令に対してのみ特殊な動作を行うようにマイクロコード
を構成する。この図では制御回路中のマイクロコードの
ビット列までは定義していないが、制御回路中の記述に
相当するマイクロコード記述を書けば、この命令が実現
できる。この既存の命令は、ブロックサーチ命令に限ら
ず、例えばブロック転送命令等であってもよい。またリ
セット後1回目だけ専用命令として扱うだけでなく、特
定のI/Oアドレスアクセスした場合に専用命令として
扱うようにしてもよい。
【0049】尚、専用命令に変換される上記の既存の命
令の、メモリ上の配置位置は、上述した各実施例(図1
〜図6、表1)のいずれの手法を用いて定めてもよい。
また図11に示す実施例においても、図9,図10に示
すように、シフトレジスタを用いて構成してもよい。
尚、専用命令に変換された上記の既存の命令の、メモリ
上の配置位置は、上述した各実施例(図1〜図6、表
1)のいずれの手法を用いて定めてもよい。また図11
に示す実施例においても、図9、図10に示すように、
シフトレジスタを用いて構成してもよい。シフトレジス
タはコンフィギュレーション終了後は、シリアルポート
として使用してもよい。
【0050】図12は、本発明の第6の回路システムの
一実施例の、半導体回路の回路図である。CPUの開始
アドレスを0000HまたはFFFFHのどちらかを選
べるようにするだけでもコンフィギュレーションデータ
の記憶に柔軟性を与える。図12にあるように、リセッ
トRESET_により、プルアップ(もしくはプルダウ
ン)された信号ピンの信号をRSラッチ18にラッチ
し、プルアップされている場合にはコンフィギュレーシ
ョン中(DONE_=‘H’レベル)はアドレスを反転
させて出力することで、開始アドレスを0000Hまた
はFFFFHのどちらかに選べるようにしている。
【0051】図13は、本発明の第7の回路システムの
一実施例の模式図である。Z180のような8ビットC
PUにMMUをつけることでアドレス拡張を行うCPU
において、このMMUを使ってコンフィギュレーション
データをROMの自由な位置に配置する方法を述べる。
CPUのアドレス生成部からは、LA15〜LA12,LA
11〜LA0 の16ビットの論理アドレスが出力される。
そのアドレスのうち、上位ビット側の4ビットLA15
LA12は、MMUにおいて、MMU中のベースレジスタ
(8ビット)の内容と加算され、PA19〜PA16,PA
15〜PA12,PA11〜PA0 の20ビットの物理アドレ
スに変換される。コンフィギュレーション中(DONE
_=‘H’レベル)は、アドレス変換回路により、その
MMUで生成された20ビットの物理アドレスの、上位
8ビットが全て‘H’レベルに変換される。ここに示す
例では、例えば図6に示すように、重複したメモリ領域
を有しそこにコンフィギュレーションデータが格納され
ているものとし、コンフィギュレーション中は、そのコ
ンフィギュレーションデータが格納されたメモリに向け
てチップセレクト信号CSO_が出力される。
【0052】ここでは、アドレス変換回路により、MM
Uで生成された物理アドレスのうち上位アドレスを全て
‘H’レベルに変換したが、その変換の仕方を変えるこ
とにより、かなり任意のアドレスにコンフィギュレーシ
ョンデータを配置することができる。図14は、上述し
た第1〜第7の回路システムに共通的に採用することの
できる態様を示した回路図である。
【0053】図14には、コンフィギュレーション中
(DONE_=‘H’レベル)は、外部回路からのCP
U制御信号、即ちここではウェイト信号WAIT_、割
り込み信号INT_、ノンマスカブル割込信号NMI_
の入力を阻止する回路が示されている。このようなCP
Uの制御信号は、FPGAで生成され直接CPUに供給
される場合、あるいは図14に破線で示すように、FP
GAからの出力に基づいて外部回路で生成される場合が
多い。ところがFPGAは、コンフィギュレーションが
完了する迄はその動作は保証されず、したがってコンフ
ィギュレーション中にFPGAで生成された、あるいは
FPGAからの出力に基づいて生成されたCPU制御信
号がCPUに入力されると、CPUの動作が保証され
ず、コンフィギュレーションが正しく実行されない恐れ
がある。そこで図14に示すような回路を設けることに
より、そのような不安定な動作を回避することができ
る。コンフィギュレーション完了後(DONE_=
‘L’レベル)は、外部あるいはFPGA回路からの入
力に解放される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回路シス
テムによれば、FPGA等のプログラマブル論理回路と
CPUと周辺回路とを1つのチップに搭載し、しかもコ
ンフィギュレーションデータの配置の自由度の大きい回
路システムが構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の回路システムの一実施例の模式
図である。
【図2】図1に示す半導体回路の内部回路図である。
【図3】本発明の第2の回路システムの一実施例におけ
る、半導体回路の内部回路図である。
【図4】本発明の第3の回路システムの一実施例の半導
体回路の信号ピンの一部を示す図である。
【図5】本発明の第3の回路システムの一実施例の半導
体回路に内蔵された開始アドレス変換回路の回路図であ
る。
【図6】第1の回路システム〜第3の回路システムの各
実施例のいずれにも適用することのできる変形例のメモ
リ空間を示す図である。
【図7】第1の回路システム〜第3の回路システムの各
実施例のいずれにも適用することのできる変形例の半導
体回路の内部回路図である。
【図8】本発明の第4の回路システムの一実施例の、半
導体回路の回路模式図である。
【図9】図8に示す実施例における、コンフィギュレー
ション用レジスタCRの構成例を示した回路図である。
【図10】図9に示すコンフィギュレーション用レジス
タCRのタイミングチャートである。
【図11】本発明の第5の回路システムの一実施例の、
半導体回路の回路模式図である。
【図12】本発明の第6の回路システムの一実施例の、
半導体回路の回路図である。
【図13】本発明の第7の回路システムの一実施例の模
式図である。
【図14】上述した第1〜第7の回路システムに共通的
に採用することのできる態様を示した回路図である。
【符号の説明】
10 半導体回路 11 CPU 12 FPGA(プログラマブル論理回路) 13 データ格納回路 16,17,18 ラッチ 19 4ビットアップカウンタ 20 ROM

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶部を有し該データ記憶部に格
    納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路機
    能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが内
    蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書
    き込まれる内部I/Oポートを有し該内部I/Oポート
    に書き込まれたコンフィギュレーションデータを前記デ
    ータ記憶部に格納するデータ格納回路を内蔵し、 前記CPUの開始アドレスにジャンプ命令が格納される
    とともに、該ジャンプ命令によるジャンプ先に、コンフ
    ィギュレーションデータを前記内部I/Oポートに書き
    込むデータ書込命令が格納されてなることを特徴とする
    回路システム。
  2. 【請求項2】 データ記憶部を有し該データ記憶部に格
    納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路機
    能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが内
    蔵されてなる半導体回路を有する回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書
    き込まれる内部I/Oポートを有し該内部I/Oポート
    に書き込まれたコンフィギュレーションデータを前記デ
    ータ記憶部に格納するデータ格納回路と、リセット直後
    の最初の命令の命令コードをジャンプ命令の命令コード
    に変換する命令コード変換回路とを内蔵し、 前記CPUの開始アドレスに、即値を有する命令が格納
    されるとともに、該即値により指定されるアドレスに、
    コンフィギュレーションデータを前記内部I/Oポート
    に書き込むデータ書込命令が格納されてなることを特徴
    とする回路システム。
  3. 【請求項3】 データ記憶部を有し該データ記憶部に格
    納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路機
    能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが内
    蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書
    き込まれる内部I/Oポートを有し該内部I/Oポート
    に書き込まれたコンフィギュレーションデータを前記デ
    ータ記憶部に格納するデータ格納回路と、リセット時
    に、外部回路との間の信号の授受を中継する信号ピンの
    信号を格納する信号格納部を有し該信号格納部に格納さ
    れた信号に基づいてリセット後の前記CPUの開始アド
    レスを変換する開始アドレス変換回路とを内蔵し、 前記開始アドレス変換回路により変換された後の前記C
    PUの開始アドレスに、コンフィギュレーションデータ
    を前記内部I/Oポートに書き込むデータ書込命令が格
    納されてなることを特徴とする回路システム。
  4. 【請求項4】 前記信号ピンが、前記データ書込命令の
    実行が終了した後は、外部回路に向けて信号を出力する
    信号出力ピンとして使用されるものであることを特徴と
    する請求項3記載の回路システム。
  5. 【請求項5】 前記信号ピンが、アドレス信号を出力す
    るアドレス信号ピンのうちの1つもしくは複数であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の回路システム。
  6. 【請求項6】 第1のメモリと、 該第1のメモリに割り当てられたアドレス領域の少なく
    とも一部からなる重複アドレス領域、もしくは該重複ア
    ドレス領域を含むアドレス領域に配置された第2のメモ
    リとを備え、 前記データ書込命令が、前記第1のメモリの、前記重複
    アドレス領域内に格納されたものであって、 前記半導体回路が、前記重複アドレス領域に関し、リセ
    ット後前記データ書込命令の実行が終了する迄の間は前
    記第1のメモリをアクセスの対象として選択し、前記デ
    ータ書込命令の実行終了後は前記第2のメモリをアクセ
    スの対象として選択するチップセレクト回路を内蔵する
    ものであることを特徴とする請求項1から5のうちいず
    れか1項記載の回路システム。
  7. 【請求項7】 前記半導体回路が、前記データ書込命令
    の実行が終了する迄の間、前記内部I/Oポートを除く
    I/Oポートのアクセスを禁止するI/Oポートアクセ
    ス許否回路を内蔵するものであることを特徴とする請求
    項1から6のうちいずれか1項記載の回路システム。
  8. 【請求項8】 データ記憶部を有し該データ記憶部に格
    納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路機
    能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが内
    蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書
    き込まれるレジスタを有し該レジスタに書き込まれたコ
    ンフィギュレーションデータを前記データ記憶部に格納
    するデータ格納回路を内蔵し、 コンフィギュレーションデータを前記レジスタに書き込
    むコンフィギュレーションデータ書込専用命令を有する
    ことを特徴とする回路システム。
  9. 【請求項9】 前記CPUの開始アドレスにジャンプ命
    令が格納されるとともに、該ジャンプ命令によるジャン
    プ先に前記コンフィギュレーションデータ書込専用命令
    が格納されてなることを特徴とする請求項8記載の回路
    システム。
  10. 【請求項10】 前記半導体回路が、リセット直後の最
    初の命令の命令コードをジャンプ命令の命令コードに変
    換する命令コード変換回路を内蔵し、 前記CPUの開始アドレスに即値を有する命令が格納さ
    れるとともに、該即値により指定されるアドレスに前記
    コンフィギュレーションデータ書込専用命令が格納され
    てなることを特徴とする請求項8記載の回路システム。
  11. 【請求項11】 前記半導体回路が、リセット時に、外
    部回路との間の信号の授受を中継する信号ピンの信号を
    格納する信号格納部を有し該信号格納部に格納された信
    号に基づいてリセット後の前記CPUの開始アドレスを
    変換する開始アドレス変換回路を内蔵し、 前記開始アドレス変換回路により変換された後の前記C
    PUの開始アドレスに、前記コンフィギュレーションデ
    ータ書込専用命令が格納されてなることを特徴とする請
    求項8記載の回路システム。
  12. 【請求項12】 前記信号ピンが、前記コンフィギュレ
    ーションデータ書込専用命令の実行が終了した後は、外
    部回路に向けて信号を出力する信号出力ピンとして使用
    されるものであることを特徴とする請求項11記載の回
    路システム。
  13. 【請求項13】 前記信号ピンが、アドレス信号を出力
    するアドレス信号ピンのうちの1つもしくは複数である
    ことを特徴とする請求項11記載の回路システム。
  14. 【請求項14】 第1のメモリと、 該第1のメモリに割り当てられたアドレス領域の少なく
    とも一部の重複アドレス領域、もしくは該重複アドレス
    領域を含むアドレス領域に配置された第2のメモリとを
    備え、 前記コンフィギュレーションデータ書込専用命令が、前
    記第1のメモリの、前記重複アドレス領域内に格納され
    たものであって、 前記半導体回路が、前記重複アドレス領域に関し、リセ
    ット後前記コンフィギュレーションデータ書込専用命令
    の実行が終了する迄の間は前記第1のメモリをアクセス
    の対象として選択し、前記コンフィギュレーションデー
    タ書込専用命令の実行終了後は前記第2のメモリをアク
    セスの対象として選択するチップセレクト回路を内蔵す
    るものであることを特徴とする請求項8から13のうち
    いずれか1項記載の回路システム。
  15. 【請求項15】 データ記憶部を有し該データ記憶部に
    格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路
    機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが
    内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータが書
    き込まれるレジスタを有し該レジスタに書き込まれたコ
    ンフィギュレーションデータを前記データ記憶部に格納
    するデータ格納回路と、所定の命令を、所定の条件下
    で、コンフィギュレーションデータを前記レジスタに書
    き込むコンフィギュレーションデータ書込専用命令に変
    換する命令変換回路とを内蔵するものであることを特徴
    とする回路システム。
  16. 【請求項16】 前記CPUの開始アドレスにジャンプ
    命令が格納されるとともに、該ジャンプ命令によるジャ
    ンプ先に前記所定の命令が格納されてなることを特徴と
    する請求項15記載の回路システム。
  17. 【請求項17】 前記半導体回路が、リセット直後の最
    初の命令の命令コードをジャンプ命令の命令コードに変
    換する命令コード変換回路を内蔵し、 前記CPUの開始アドレスに即値を有する命令が格納さ
    れるとともに、該即値により指定されるアドレスに前記
    所定の命令が格納されてなることを特徴とする請求項1
    5記載の回路システム。
  18. 【請求項18】 前記半導体回路が、リセット時に、外
    部回路との間の信号の授受を中継する信号ピンの信号を
    格納する信号格納部を有し該信号格納部に格納された信
    号に基づいてリセット後の前記CPUの開始アドレスを
    変換する開始アドレス変換回路を内蔵し、 前記開始アドレス変換回路により変換された後の前記C
    PUの開始アドレスに、前記所定の命令が格納されてな
    ることを特徴とする請求項15記載の回路システム。
  19. 【請求項19】 前記信号ピンが、前記命令変換回路に
    より変換されてなるコンフィギュレーションデータ書込
    専用命令の実行が終了した後は、外部回路に向けて信号
    を出力する信号出力ピンとして使用されるものであるこ
    とを特徴とする請求項18記載の回路システム。
  20. 【請求項20】 前記信号ピンが、アドレス信号を出力
    するアドレス信号ピンのうちの1つもしくは複数である
    ことを特徴とする請求項18記載の回路システム。
  21. 【請求項21】 第1のメモリと、 該第1のメモリに割り当てられたアドレス領域の少なく
    とも一部の重複アドレス領域、もしくは該重複アドレス
    領域を含むアドレス領域に配置された第2のメモリとを
    備え、 前記所定の命令が、前記第1のメモリの、前記重複アド
    レス領域内に格納されたものであって、 前記半導体回路が、前記重複アドレス領域に関し、リセ
    ット後、前記命令変換回路により変換されてなるコンフ
    ィギュレーションデータ書込専用命令の実行が終了する
    迄の間は前記第1のメモリをアクセスの対象として選択
    し、前記命令変換回路により変換されてなるコンフィギ
    ュレーションデータ書込専用命令の実行終了後は前記第
    2のメモリをアクセスの対象として選択するチップセレ
    クト回路を内蔵するものであることを特徴とする請求項
    15から20のうちいずれか1項記載の回路システム。
  22. 【請求項22】 前記データ格納回路が、前記レジスタ
    としてシフトレジスタを備え、該データ格納回路が、前
    記シフトレジスタへのコンフィギュレーションデータの
    書き込みを受けて該シフトレジスタに書き込まれたコン
    フィギュレーションデータをシリアルに前記データ記憶
    部に送り込むとともに、該シフトレジスタが空になるま
    での間、前記CPUに向けてウェイト信号を送るもので
    あることを特徴とする請求項8から21のうちいずれか
    1項記載の回路システム。
  23. 【請求項23】 前記レジスタが、コンフィギュレーシ
    ョン終了後は、シリアルポートして使用されることを特
    徴とする請求項22の回路システム。
  24. 【請求項24】 データ記憶部を有し該データ記憶部に
    格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路
    機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが
    内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、コンフィギュレーションデータの前
    記データ記憶部への格納が完了する迄の間アドレスデー
    タの各ビットの論理を反転させるアドレス反転回路を内
    蔵するものであることを特徴とする回路システム。
  25. 【請求項25】 データ記憶部を有し該データ記憶部に
    格納されるコンフィギュレーションデータに応じた回路
    機能を実現するプログラマブル論理回路と、CPUとが
    内蔵されてなる半導体回路を備えた回路システムにおい
    て、 前記半導体回路が、前記CPUから出力されたアドレス
    を拡張するMMUと、コンフィギュレーションデータ
    の、前記データ記憶部への格納が完了する迄の間、前記
    MMUにより拡張されたアドレスの拡張部分を所定値に
    固定するアドレス変換回路とを内蔵するものであること
    を特徴とする回路システム。
  26. 【請求項26】 前記半導体回路が、コンフィギュレー
    ションデータの、前記データ記憶部への格納が完了する
    迄の間、前記プログラマブル論理回路からの、もしく
    は、外部回路からの、前記CPUを制御する制御信号に
    よりコンフィギュレーション動作が妨げられないように
    該制御信号を制御する回路を備えたものであることを特
    徴とする請求項1から25のうちいずれか1項記載の回
    路システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008293535A (ja) * 2008-08-11 2008-12-04 Sony Corp 演算装置および並列演算装置

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