JPH08327U - 鳥獣害防除用発音板 - Google Patents

鳥獣害防除用発音板

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JPH08327U
JPH08327U JP3191492U JP3191492U JPH08327U JP H08327 U JPH08327 U JP H08327U JP 3191492 U JP3191492 U JP 3191492U JP 3191492 U JP3191492 U JP 3191492U JP H08327 U JPH08327 U JP H08327U
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sounding
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JP3191492U
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隆司 尾田
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タイガー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚による効果に加えて、音を発して鳥獣を
驚かせ、追い払うようにした鳥獣害用防除用器具を提供
することを目的としている。 【構成】 表面の一部にくぼみを付けた板ばねを折り曲
げてなる発音板の袖部に紐を掛けて複数個連結し、この
紐に張力をかけると該発音板がばねの付勢力によって該
くぼみが反対側に変形する際に金属音を発するように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は,農作物などを鳥獣の被害から守るためになされた鳥獣害防除用器具 に関するものである. [従来の技術] 従来は光を受けて反射するアルミ板やテープ片等を多数,紐にぶら下げてその 反射光によって鳥獣を驚かせ追い払うようにしていた. [考案が解決しようとする問題点] しかしながら,視覚だけに頼る従来の方法ではすぐに鳥獣が慣れてしまい,効 果が上がらなかった. 本考案は,視覚による効果に加えて,音を発して鳥獣を驚かせ,追い払うよう にした鳥獣害用防除用器具を提供することを目的としたものである. [問題点を解決するための手段] 本考案の実施例を例示図にもとづいて説明すると,第1図に示すように,矩形 の薄い板ばねをコの字に折り曲げて腹の表面の一部分を内側に球面状のくぼみ2 をつけた発音板1を設け,袖部3の両端部分には第2図に示すように,穴4をそ れぞれ2個所開けてそれぞれに分岐して紐5を通して両側で結び,この結び目1 1を両側に引くと,袖部3が互いに引き付けられて該くぼみ2がばねの付勢力で もってそのくぼんでいる方向とは反対側に変形する際に金属音が発射されるよう に構成する.発音板1の発射音の大きさは,その変形させる際に要する張力を強 くすればするほど大きな音が発射される.また,袖部3の穴4と紐5の結び目1 1の距離Lを調節することによって分岐した紐5の張力の分力が変化し,すなわ ち,袖部3を引き付ける力が変化して,発音板1の発射音を変化させることがで きる. 上記発音板1は第3図に示すように,多数個一列に紐5で連結してその両端を 支柱で固定し,中央部に紐5の張力を調整するための重し6を取り付けることに よってわずかな力でも,あるいは大きな力でも変形させることができるようにす る. また,第4図に示すように,風受板7を取り付けて風の作用によって紐5に張 力を与えたり,あるいはまた第5図に示すように,紐5の端部にモーター8を取 り付けて強制的に紐5に張力を与えたりすることによって発音板1を変形させて 音を発射させるようにする. 第6図に示すように,上記発音板1を取り付けるに際して,その袖部3の穴4 に直接紐5を通すことなく別途,上記穴4にはまる突起部9を設けた取付ベース 10を紐5に取り付けて,この突起部9に発音板1の穴4をはめ込んで取り付け る構造にしてもよい. また,第7図に示すように,発音板1を”く”の字に折り曲げてその袖部にく ぼみを付けても効果は同じである. 以上要するに,音を発射させるためには,くぼみを付けた方向に袖部を引くよ うに構成させればよい. また,発音板はその表面を鏡面に仕上げて光がよく反射するようにする. [作用] 上述のように発音板1を取り付けた紐5に鳥獣などが触れると,発音板1の袖 部3が引き付けられて板ばねの付勢力によって発音板1のくぼみがそのくぼみ方 向とは反対側に変形する際に,金属音が発射される.また張力が弱まると,元に 形状復帰する際にも音を発射する.この発射音によって鳥獣を威嚇して追い払う ことができる. また,この発音板1に光が反射して,キラキラと光るので鳥獣が警戒して近ず かせないようにもできる. [考案の効果] 以上要するに,本考案の鳥獣害防除用発音板は表面の一部にくぼみ2を付けた 板ばねを折り曲げてなる発音板1の袖部3に紐5を掛けて複数個連結し,この紐 5に張力をかけると該発音板1がばねの付勢力によって該くぼみ2が反対側に変 形する際に金属音を発するように構成したことを特徴とするが故に,鳥獣をその 発射音で驚かせて追い払うことができるので効果的である.この発音板1を多数 個ぶら下げておけばその効果も向上する. また,発音板1の形状,肉厚や袖部3の穴4と紐5の結び目11との距離を変 化させることによって音の発射する個所を変化させて威嚇効果を向上させたり, 鳥獣がそのパターンに慣れてくれば,上記の条件を変えて音の発射パターンを変 化させることができるので,いつまでも効果が期待できる. この発音板は構造も簡単で,設備費も安く,また容易に設置することができる など産業上有用な鳥獣害防除用器具といえる.
【図面の簡単な説明】 図はこ本案の実施例を示し、第1図は全体斜視図,第2
図はその1個の実施状態を示す斜視図,第3図ないし第
5図は設置場所での実施例を示す全体図,第7図は発音
板の別の実施例を示す斜視図である. 1・・・発音板,2・・・くぼみ,3・・・袖部,5・
・・紐.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面の一部にくぼみ2を付けた板ばねを折り曲げてなる
    発音板1の袖部3に紐5を掛けて複数個連結し,この紐
    5に張力をかけると該発音板1がばねの付勢力によって
    該くぼみ2が反対側に変形する際に金属音を発するよう
    に構成したことを特徴とする鳥獣害防除用発音板.
JP1992031914U 1992-03-30 1992-03-30 鳥獣害防除用発音板 Expired - Lifetime JP2580361Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH08327U true JPH08327U (ja) 1996-02-20
JP2580361Y2 JP2580361Y2 (ja) 1998-09-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155158U (ja) * 1974-06-08 1975-12-23

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JPS50155158U (ja) * 1974-06-08 1975-12-23

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JP2580361Y2 (ja) 1998-09-10

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