JP2020054270A - 鳥害対策装置、及び、それに用いられる配線装置 - Google Patents

鳥害対策装置、及び、それに用いられる配線装置 Download PDF

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【課題】 テグスのような線材部材へも鳥が止まり難くすることを目的とした配線装置を提案し、合わせて配線装置を有することで区画内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置を提案する。【解決手段】 領域5内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置1は、領域5内の所定の位置に配置され、鳥の視覚を混乱させる刺激を与えて前記鳥が侵入して滞在することを阻止する視覚混乱刺激付与手段である鳥忌避部材7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h,7i,7j,7k,9a,9b,9c,9dと、領域5内の外部との境目に配置され、複数の線状部材15a,15bを地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とする傾斜配線手段である配線固定部13a,13bとを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、鳥害対策装置、及び、それに用いられる配線装置に関し、特に、区画内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置等に関する。
近年、鳥による被害がクローズアップされている。特に、大きく報道等されてきたものとして、鳥インフルエンザによるウィルスの被害がある。ウィルスの被害としては、他にも、例えば、中国での感染による被害で612人の死亡者が出たとされるH7N9型のウィルス、ピジョンオーニソージス、アレルギー、オウム病(クラミジア肺炎)、クリプトコックス症、サルモネラ食中毒、ニューカッスル病、トキソプラズマ症、ヒストプラズマ病、脳炎がある。また、他の被害としては、糞などの衛生被害、騒音被害もある。
これまでの主な対策としては、例えば、ネット、剣山、ジェル、マグネット、薬、目玉がある。
しかしながら、ネットについては効果の持続性はあるが施工性に難があり、剣山については効果の持続性と施工性に難があり、ジェルについても効果の持続性と施工性に難があり、マグネットについても効果の持続性と施工性に難があり、薬については施工性はよいが効果の持続性に難があり、目玉についても施工性はよいが持続性に難があるという問題があった。
そこで、本願発明者は、ドットマン(商品名)関連の技術を開発し(特許文献1、特許文献2参照)、上記の鳥を忌避するためのものに比べて、持続性及び施工性の高いもの提案し、数々の成果実績を残してきた。
特許文献1に記載の技術は、鳥を傷めることなく鳥害を抑止し、しかも効果の持続性に優れる低コストの鳥忌避部材を提供することを目的としている。その解決手段は、平板状・長尺の板材状・シート状又はテープ状の部材表面に鳥が見て嫌がる忌避模様を形成した鳥忌避部材であり、表面色を黄色系統色にし、縦長の所定幅の領域内にその所定幅とほぼ同じ振幅の仮想波線を位相が異なるように複数設け、各仮想波線上に黒色又は明度の低い色の暗点をその点径が連続的に変化するように且つ隣接する同径の暗点が縦方向の同じ列線上に配置されないようにずらして形成し、その複数の仮想波線に沿って形成した模様を幅方向に繰り返すように複列に形成するようにしているものである。そして、これが例えば駅の屋根や住宅のベランダに取り付けられ、田畑に張架されることで実際の使用が行われる。
なお、特許文献2に記載の技術は、ハトやサル等の鳥獣を傷つけることなく接近を抑止して被害を低減することを目的にしている。その解決手段は、以下のものである。鳥獣忌避装置では、鳥獣が忌避する絵又は模様が描かれた表示部に焦点が合わないようにする透明のレンチキュラーレンズが重ねて取り付けられる。表示部では、ハトの天敵であるオオタカをイメージした絵と波状に変化するように配列した斑点模様が合成される。この鳥獣忌避装置が例えば住宅のベランダに設置されると、ハトがベランダに向かって飛来し、距離3〜4m以下に接近して表示部を見た場合、焦点が合わずに遠近感がつかみにくくなり、ベランダや鳥獣忌避装置に立ち止まることができなくなる。このような手段により、ハトはベランダに近寄りにくくなり、ベランダに設置している空調機の室外機や洗濯物等に対する糞害が低減されることになる。
出願人は、このような工夫をしてきたものを使い、それぞれの技術を単独で使うだけでなく、組み合わせて使うことで、大きな成果を得てきた。
特開2011−155856号公報 特開2009−89645号公報
ところで、特許文献1の平板状・長尺の板材状・シート状又はテープ状の部材表面に鳥が見て嫌がる忌避模様を形成した鳥忌避部材は、取り付ける方向が表面を上に向けて設置することも多い。その場合、その表面を敢えて見せるために、金属製のテグスを1本又は2本張って鳥が立ち止まるようにすることがある。このテグスとしては、規格のような均一な長さのものが使われるか、場所によって長さを調整しながら取り付けが行われる。そして、テグスを両側で張るための支持部材は、手摺等にビスで調整されて固定されることが一般的となっている。
しかしながら、長年の使用により、塵・埃・火山灰などが上記鳥忌避部材その表面に溜まってしまうことがある。その場合には、鳥が見て嫌がる忌避模様が鳥には見えない状態になり、テグスの位置に立ち止まることも問題なく、様子を見た鳥がベランダ等の中に侵入して滞在してしまうという問題にとって意味がなさなくなる可能性が出てくるという問題があった。
ゆえに、本発明は、テグスのような線材部材へも鳥が止まり難くすることを目的とした配線装置を提案し、合わせて配線装置を有することで区画内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置を提案する。
本発明の第1の観点は、区画内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置であって、前記区画内の所定の位置に配置され、前記鳥の視覚を混乱させる刺激を与えて前記鳥が侵入して滞在することを阻止する視覚混乱刺激付与手段と、前記区画内の外部との境目に配置され、複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とする傾斜配線手段とを備えたものである。
このように、傾斜配線されることで複数の線状部材に立ち止まりにくいものとなる。その結果、鳥は、飛び越えて区画内に侵入しようとするか、無理にでも立ち止まろうとするか、立ち止まらずに近付かないを選択することになる。
本発明の第2の観点は、第1の観点において、前記傾斜配線手段は、前記複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とするための一対の線状部材固定手段を有し、前記線状固定手段のそれぞれには、前記複数の線状部材を取り付ける複数の穴が設けられ、前記複数の穴が地面からの垂直方向に対してずれて配設されることを特徴とするものである。
このように、傾斜させるための複数の穴を一対の線状部材固定手段に配設させることで、傾斜配線を容易に行える。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点において、前記線状部材の端部側は、伸縮可能な材料が用いられることを特徴とするものである。
このようにして、端部側が伸縮することで、長さの調節が簡単であり、線状部材の配線を容易に行える。また、伸縮することで、仮に鳥が配線に立ち止まるとしても、揺れて止まり難いものとなる。
本発明の第4の観点は、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置で用いられる配線装置であって、鳥がとまりやすい位置に設けられ、複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とするための一対の線状部材固定手段を有し、前記線状固定手段のそれぞれには、前記複数の線状部材を取り付ける複数の穴が設けられ、前記複数の穴が地面からの垂直方向に対してずれて配設されることを特徴とするものである。
このようにして、傾斜配線されることで複数の線状部材に立ち止まりにくいものとなり、周りの状況を把握するための様子見が困難なものとなる。
本発明の第5の観点は、第4の観点において、前記線状部材固定手段は、平板状の底部と、前記底部の1辺から平板状の立ち上がった立ち上がり部とを有し、前記底部と前記立ち上がり部とは鋭角で繋がっており、前記複数の穴が前記立ち上がり部に形成されているものである。
このようにして、底部側をビス固定、接着剤固定、ベルト固定などで簡単に固定できる。なお、底部と立ち上がり部とを樹脂成型など成型すれば、一体成型で済むものとなり、簡単に作ることができる。
本発明の第6の観点は、第4の観点において、前記線状部材固定手段は、パイラックベースのクリップ部と、前記クリップ部と繋がって平面部分を有する潰し羽子板部とを有し、前記羽子板部の平面部は垂直方向に対して傾斜しており、前記複数の穴が前記平面部に形成されているものである。
このようにして、パイラックベースのクリップ部により、H鋼等にも取り付けることができる。
本発明の第7の観点は、第6の観点において、前記羽子板部は上方に向けて広がった形状をしており、上方側に形成された穴が下方側に形成された穴よりも外側に形成されているものである。
このようにして、羽子板部が金属であっても、傾斜の角度に対して穴の位置を外側に形成することで傾斜の効果を最大化する配線を実現しつつ、配線自体も行いやすいものとできる。
本発明によれば、傾斜配線されることで複数の線状部材に立ち止まりにくいものとなる。それにより、区画内に入る前の様子見が困難なものとなる。仮に、様子見を敢えてするとしても、その下には従来の鳥が見て嫌がる忌避模様を形成した鳥忌避部材があれば、それを見れば忌避されることになる。加えて、立ち止まらずに区画内に入れば視覚混乱刺激付与手段による刺激を受けて区画内にも侵入し滞在することが困難なものとなる。特に、従来の鳥が見て嫌がる忌避模様を形成した鳥忌避部材の表面を上に向けても、塵や埃等でその効果が減っていく長い期間の間に、鳥は傾斜配線されることで複数の線状部材に立ち止まりにくいこともあってそこに立ち止まることも辞める傾向になり、結果的に区画内への侵入と滞在を抑止することになる。すなわち、周りの状況を把握するための様子見が困難なものとなるため、近付かない選択をさせることになり、区画内への侵入そのものを極めて早い段階で予防することができる。この配線装置を有する鳥害対策装置としても、鳥による被害への対策という点からも長期的な効果を維持させるものとできる。
本発明の実施の形態にかかる鳥害対策装置を説明するための図である。 図1の配線装置を説明する図である。 図2の配線装置の配線固定部を説明する図である。 図3の配線固定部の正面図である。 図3の配線固定部の平面図である。 図3の配線固定部の底面図である。 図3の配線固定部の右側面図である。 図3の配線固定部の左側面図である。 図3の配線固定部の背面図である。 他の配線固定部の正面図である。 他の配線装置を説明する図である。 図11の配線固定部の正面図である。 図11の配線固定部を取り付ける方法を説明するための図である。 図11の配線装置の配線固定部における羽子板部とは異なる他の羽子板部を有する配線固定部を用いた配線装置を説明する図である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
鳥害対策装置1は、壁面3から張り出した張り出し領域5に設けられている。鳥害対策装置1は、特許文献1に記載のような鳥忌避部材7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h,7i,7j,7kと、特許文献2に記載のような鳥忌避部材9a,9b,9c,9dと、配線装置11とを備える。鳥忌避部材7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h,7i,7j,7kは、平板状・長尺の板材状・シート状又はテープ状の部材表面に鳥が見て嫌がる忌避模様を形成したものである。鳥忌避部材7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hは、張り出し領域5の壁面3側に、その壁面に沿って一列に配設されている。鳥忌避部材7i,7j,7kは、外側で一列に配設されている。鳥忌避部材9a,9b,9c,9dは、鳥が忌避する絵又は模様が描かれた表示部に焦点が合わないようにする透明のレンチキュラーレンズが重ねて取り付けられ、表示部では、天敵であるオオタカをイメージした絵と波状に変化するように配列した斑点模様が合成されている。鳥忌避部材9aは右側の縁に右に向いて配置され、鳥忌避部材9bは右寄りの位置で正面側である外側に向いて配置され、鳥忌避部材9cは左よりの位置で正面側である外側に向いて配置され、鳥忌避部材9dは左側の縁に左を向いて配置されている。
配線装置11は、一対の配線固定部13a,13bを備え、配線固定部13a,13bとの間で配線される2本の線状部材15a,15bを備える。配線装置11の線状部材15a,15bは、後述するが、上下に垂直方向で配線されておらず、ずれて配線されている。この配線されたほぼ下の位置に、鳥忌避部材7i,7j,7kが配置される位置関係になっている。
図2は図1の配線装置を説明する図である。図3は図2の配線装置の配線固定部を説明する図であり、図4は図3の配線固定部の正面図であり、図5は図3の配線固定部の平面図であり、図6は図3の配線固定部の底面図であり、図7は図3の配線固定部の右側面図であり、図8は図3の配線固定部の左側面図である。図9は図3の配線固定部の背面図である。
配線固定部13aは、立ち上がり部130と、底部133とを備える。立ち上がり部130と底部133とは、α度のような角度で繋がっている。立ち上がり部130には、穴131a,131b,131c,131d,131e,131fが形成されている。底部133には、穴135a,135b,135c,135dが形成されている。立ち上がり部130と底部133との繋がりには、切欠134a,134bが形成されている。
図1に示す線状部材15aの一端部が、配線固定部13aにおける立ち上がり部130の穴131bに取り付けられ、他端部が、配線固定部13bにおける立ち上がり部の穴131bに相当する穴に取り付けられて、線状部材15aが配線される。図1に示す線状部材15bの一端部が、配線固定部13aにおける立ち上がり部130の穴131d(又は穴131f)に取り付けられ、他端部が、配線固定部13bにおける立ち上がり部の穴131d(又は穴131f)に相当する穴に取り付けられて、線状部材15bが配線される。このような線状部材15aと線状部材15bの配線は、立ち上がり部130が底部133に対してα度の角度で傾斜しており、垂直方向ではなくずれて配線されている。
ここで、線状部材15a,15bは、その両端には穴131b等に引っ掛けるためのS環151a,151b,151c,151dを有し、固定スリーブ153a,153bの他、フリー固定スリーブ155a,155bも有し、フリー固定スリーブ155aとS環151aとの間にはスプリング157aが設けられ、フリー固定スリーブ155bとS環151bとの間にはスプリング157bが設けられている。
このような構成とすることで、線状部材15a,15bの長さの調整が簡単に行われるようになっており、工事時間の短縮化が可能になる。さらにスプリング157a,157bによって、鳥が止まったときに揺れるものとしている。
このような配線固定部13a,13bでは、底部を取り付けることが容易であり、以下のような取り付けが行われることが可能になっている。
C鋼、角鋼、手摺に対しては、インシュロック・バンド等で縛ることが可能性あり、2液ボンド等で接着固定することが可能である。コンクリートに対しては、コンクリートビス等で固定することが可能であり、2液ボンド等で接着固定することが可能である。シャッターボックスに対しては、ビス等で固定することが可能であり、2液ボンド等で接着固定することが可能である。なお、接着強度を上げるためにベース材に固定し、ベース材を接着してもよい。
このような配線装置11によって、鳥が領域5の中に侵入して滞在する前に線状部材15a,15bが傾斜している関係で止まりにくいものとなっている。止まりにくいことから領域5の中に侵入すれば、鳥忌避部材7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h等によって侵入し難いことになっており、領域5内に侵入して滞在することを抑止できる。なお、線状部材15a,15bに止まりにくいとしても、止まらないことが起こらないというわけではないが、仮に止まったとしても、鳥忌避部材7i,7j,7kを見て外に逃げることになる。この二つの効果が持続されることで、大きな効果が得られることになる。そして、仮に鳥忌避部材7i,7j,7kに埃、塵等が溜まったとしても、線状部材15a,15bが傾斜している関係で止まりにくい点は変わらず、鳥は止まらないことを学習し、領域5に侵入することは予防されることになる。
なお、上記の配線装置11の線状部材15a,15bが配線されたほぼ下の位置に、鳥忌避部材7i,7j,7kが配置される位置関係になっているが、鳥忌避部材7i,7j,7kが必ずしも配置される必要はなく、配線装置11の線状部材15a,15bが傾斜していること自体に大きな意味がある。すなわち、線状部材を傾斜させて配線した配線装置は、領域5のようなエリアと外部との境目に配置されるだけでなく、侵入したいエリアの前に鳥が立ち止まるような位置に設けてもよい。これでも、そこに止まりにくい効果はあり、エリアに入ることに対しても予防できる面がある。
図10は他の配線固定部の正面図である。
この配線固定部21は図4に示す配線固定部13aと比べて大きなサイズとしている。そのため、穴をさらに多く形成しており、被害状況や鳥の種類によって位置を変更できるようにしている。このように、線状部材の数及び位置の選択肢を増やしてもよい。
図11は他の配線装置を説明する図であり、図12は図11の配線固定部の正面図である。
図2の配線装置11とは異なる点を説明する。配線装置31は、一対の配線固定部33a,33bを備えている。配線固定部33aは、羽子板部34aと、クリップ部35aを備える。羽子板部34aには、傾斜配線するための平面部36に複数の穴37a,37b,37cが形成されている。クリップ部35aは、パイラックベースのクリップ部としている。なお、配線固定部33bは、配線固定部33aと同様であり、羽子板部34bと、クリップ部35bを備えている。
図13は図11の配線固定部を取り付ける方法を説明するための図である。図13(A)はH鋼への取り付けを示しており、図13(B)はL鋼への取り付けを示しており、図13(C)はターンバックルプレスへの取り付けを示している。このように、H鋼、L鋼、ターンバックルプレスへの取り付けが可能になっている。
図14は図11の配線装置の配線固定部における羽子板部とは異なる他の羽子板部を有する配線固定部を用いた配線装置を説明する図である。
図11の配線装置31とは異なる点を説明する。配線装置41は、一対の配線固定部43a,43bを備えている。配線固定部43aは、羽子板部44aと、クリップ部35aを備える。羽子板部44aは、図11の羽子板部34aとは異なり、上方に向けて大きく広がった形になっている。傾斜配線するための平面部45に複数の穴46a,46b,46c,46d,46eが形成されている。なお、配線固定部43bは、配線固定部43aと同様であり、羽子板部44bと、クリップ部35bを備えている。
このように、この配線装置では、取り付ける場所は問われないものとできている。
1・・・鳥害対策装置、3・・・壁面、5・・・領域、7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h,7i,7j,7k,9a,9b,9c,9d・・・鳥忌避部材、11,31,41・・・配線装置、13a,13b,21,33a,33b,43a,43b・・・配線固定部、15a,15b・・・線状部材、34a,34b,44a,44b・・・羽子板部、35a,35b・・・クリップ部、36,45・・・平面部、130・・・立ち上がり部、133・・・底部、37a,37b,37c,46a,46b,46c,46d,46e,131a,131b,131c,131d,131e,131f,135a,135b,135c,135d・・・穴、134a,134b・・・切欠、151a,151b,151c,151d・・・S環、153a,153b・・・固定スリーブ、155a,155b・・・フリー固定スリーブ、157a,157b・・・スプリング

Claims (7)

  1. 区画領域内へ鳥が侵入して滞在し、鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置であって、
    前記区画領域内の所定の位置に配置され、前記鳥の視覚を混乱させる刺激を与えて前記鳥が侵入して滞在することを阻止する視覚混乱刺激付与手段と、
    前記区画領域内の外部との境目に配置され、複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とする傾斜配線手段とを備えた、鳥害対策装置。
  2. 前記傾斜配線手段は、前記複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とするための一対の線状部材固定手段を有し、
    前記線状固定手段のそれぞれには、前記複数の線状部材を取り付ける複数の穴が設けられ、前記複数の穴が地面からの垂直方向に対してずれて配設されることを特徴とする、請求項1記載の鳥害対策装置。
  3. 前記線状部材の端部側は、伸縮可能な材料が用いられることを特徴とする、請求項1又は2記載の鳥害対策装置。
  4. 鳥による被害が発生することを抑える鳥害対策装置で用いられる配線装置であって、
    鳥がとまりやすい位置に設けられ、
    複数の線状部材を地面からの垂直方向に対してずらして傾斜した配線とするための一対の線状部材固定手段を有し、
    前記線状固定手段のそれぞれには、前記複数の線状部材を取り付ける複数の穴が設けられ、前記複数の穴が地面からの垂直方向に対してずれて配設されることを特徴とする、配線装置。
  5. 前記線状部材固定手段は、
    平板状の底部と、
    前記底部の1辺から平板状の立ち上がった立ち上がり部とを有し、
    前記底部と前記立ち上がり部とは鋭角で繋がっており、
    前記複数の穴が前記立ち上がり部に形成されている、請求項4記載の配線装置。
  6. 前記線状部材固定手段は、
    パイラックベースのクリップ部と、
    前記クリップ部と繋がって平面部分を有する潰し羽子板部とを有し、
    前記羽子板部の平面部は垂直方向に対して傾斜しており、
    前記複数の穴が前記平面部に形成されている、請求項4記載の配線装置。
  7. 前記羽子板部は上方に向けて広がった形状をしており、上方側に形成された穴が下方側に形成された穴よりも外側に形成されている、請求項6記載の配線装置。
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